JP4891883B2 - リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット - Google Patents
リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット Download PDFInfo
- Publication number
- JP4891883B2 JP4891883B2 JP2007284467A JP2007284467A JP4891883B2 JP 4891883 B2 JP4891883 B2 JP 4891883B2 JP 2007284467 A JP2007284467 A JP 2007284467A JP 2007284467 A JP2007284467 A JP 2007284467A JP 4891883 B2 JP4891883 B2 JP 4891883B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- measurement site
- sensor element
- insertion port
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Description
また、前記挿入口及び前記収納部の間口を、前記所定長の被覆部分の長さ方向と直交する方向における前記測定部位全体の寸法と略同一となるように形成したので、挿入口を通って収納部に一旦収納された測定部位は強固に保持される。
また、前記収納部の奥行きを、前記測定部位の前記所定長の被覆部分の長さ寸法と略同一となるように形成したので、収納部に一旦収納された測定部位は当接部に確実に当接して抜け止めされる。
また、前記リードを、弾性を有する材料により形成したので、収納部の間口が前記所定長の被覆部分の長さ方向と直交する方向における前記測定部位全体の寸法よりも大きい場合であっても、被覆部分が開いて当接部に確実に当接し、測定部位が抜け出てしまうことを防止できる。
このリアクトル10は、例えば、強制冷却手段を有する機器の電気回路に使用され、リアクトルコイル11、コイル仕切り板13a、13bが一体化されたボビン15a、15b、リアクトルコア17、サーミスタ20及び図示しない熱伝導性ケースや絶縁兼放熱シート等を含んでいる。リアクトルコイル11は、単独コイル要素を2個並列状に形成した構成となっている。ボビン15a、15bは、図4に示すように、フランジ部15aa、15baと、各フランジ部15aa、15baに一体化された2つのボス部15ab、15bbを備え、各ボス部15ab、15bbが対向配置される構成となっている。コイル仕切り板13a、13bは、ボビン15a、15bの2つのボス部15ab、15bb間に配置され、各フランジ部15aa、15baに一体化された構成となっている。リアクトルコア17は、上面視略オーバル状となるように形成されており、リアクトルコイル11内に挿入可能に構成されている。
サーミスタ20は、図3に示すように、サーミスタ素子21及び該素子21から延びるリード22を有する。更に、サーミスタ素子21から図示点線で示す所定長のリード22aを含む部分が、樹脂チューブ23により被覆されている。そして、この樹脂チューブ23で被覆されたサーミスタ素子21及びリード22aの部分が、該チューブ23から延びるリード22の側に180°の角度に折り返されて、即ちヘアピン形状の折り返し端部24aが形成されて、図示一点鎖線で囲まれた測定部位24を形成している。この測定部位24の折り返し端部24aは、エッジ部分が無いヘアピン形状に形成されているので、断線し難く、挿入口31に誘い込み易く、かつ収納部32に挿入し易い。この測定部位24が、固定構造の一構成部分である。
先ず、図6(A)に示すように、樹脂チューブ23で被覆されたサーミスタ素子21及びリード22aの部分を、該チューブ23から延びるリード22の側に180°の角度、即ちヘアピン形状に折り返して測定部位24を形成する。そして、この測定部位24の折り返し端部24aをコイル仕切り板13a、13bに形成されている挿入口31に向ける。
このコイル仕切り板14a、14bには、挿入口41、収納部42及び当接部43が設けられている。挿入口41には、上記測定部位24が折り返し端部24a側から挿入される。収納部42には、挿入口41から挿入された測定部位24が収納される。当接部43は、リード22が引っ張られたときに樹脂チューブ23の先端と当接することにより測定部位24を抜け止めする。挿入口41、収納部42及び当接部43が、固定構造の一構成部分である。
この固定構造は、コイル仕切り板13a、13bと同様の構造を有する固定プレート60にサーミスタ20を予め固定してパッケージ化した固定ユニット50である。
13、13a、13b、14a、14b コイル仕切り板、 15 ボビン、
17 リアクトルコア、 20 サーミスタ、 21 サーミスタ素子、
22、22a リード、 23 樹脂チューブ、 24 測定部位、
24a 折り返し端部、 31、41、61 挿入口、32、42、62 収納部、
33、43、63 当接部、 50 固定ユニット、 60 固定プレート、
64 樹脂フィルム
Claims (7)
- センサ素子及び該素子から延びるリードを有する測定体を被測定体に固定する固定構造であって、前記測定体は、前記センサ素子から前記リードを含む所定長の部分が、前記リードの硬さよりも硬い被覆材により被覆され、当該被覆部分が、該部分から延びる前記リードの残余部分の側に折り返され、当該被覆部分、及び前記リードの残余部分のうち当該被覆部分と略同じ長さの部分とにより構成される測定部位を有し、前記被測定体は、前記測定部位が前記折り返し端部側から挿入される挿入口と、該挿入口から挿入された前記測定部位を収納する収納部と、前記リードが引っ張られたときに前記被覆部分の先端と当接することにより抜け止めする当接部とを有することを特徴とするリードを有するセンサ素子の固定構造。
- 前記当接部が、前記挿入口に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のリードを有するセンサ素子の固定構造。
- 前記挿入口及び前記収納部の間口が、前記所定長の被覆部分の長さ方向と直交する方向における前記測定部位全体の寸法と略同一に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のリードを有するセンサ素子の固定構造。
- 前記収納部の奥行きが、前記測定部位の前記所定長の被覆部分の長さ寸法と略同一に形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載のリードを有するセンサ素子の固定構造。
- 前記測定部位の前記所定長の被覆部分の長さ寸法が、前記所定長の被覆部分の長さ方向と直交する方向における前記測定部位全体の寸法よりも大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のリードを有するセンサ素子の固定構造。
- 前記リードが、弾性を有する材料により形成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載のリードを有するセンサ素子の固定構造。
- センサ素子及び該素子から延びるリードを有する測定体を被測定体に固定する固定ユニットであって、前記固定ユニットは、前記センサ素子から前記リードを含む所定長の部分が、前記リードの硬さよりも硬い被覆材により被覆され、当該被覆部分が、該部分から延びる前記リードの残余部分の側に折り返され、当該被覆部分、及び前記リードの残余部分のうち当該被覆部分と略同じ長さの部分とにより構成される測定部位と、該測定部位が前記折り返し端部側から挿入される挿入口と、該挿入口から挿入された前記測定部位を収納する収納部と、前記リードが引っ張られたときに前記被覆部分の先端と当接することにより抜け止めする当接部とを有し、前記測定部位が予め前記挿入口から挿入されて前記収納部に収納されていることを特徴とする固定ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284467A JP4891883B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007284467A JP4891883B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009109437A JP2009109437A (ja) | 2009-05-21 |
JP4891883B2 true JP4891883B2 (ja) | 2012-03-07 |
Family
ID=40778056
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007284467A Active JP4891883B2 (ja) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4891883B2 (ja) |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5162427B2 (ja) * | 2008-12-03 | 2013-03-13 | 三洋電機株式会社 | 温度センサの取付構造及び投射型映像表示装置 |
JP4834201B2 (ja) * | 2009-03-05 | 2011-12-14 | 株式会社タムラ製作所 | リードを有するセンサ素子の固定構造 |
JP5749950B2 (ja) * | 2011-03-14 | 2015-07-15 | 株式会社タムラ製作所 | センサ固定構造 |
JP5869227B2 (ja) * | 2011-03-30 | 2016-02-24 | 株式会社タムラ製作所 | コイル装置 |
JP5708509B2 (ja) * | 2012-01-25 | 2015-04-30 | トヨタ自動車株式会社 | リアクトル |
JP5892337B2 (ja) * | 2012-11-01 | 2016-03-23 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
JP5861940B2 (ja) * | 2012-11-01 | 2016-02-16 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | リアクトル、コンバータ、及び電力変換装置 |
JP6578187B2 (ja) * | 2015-11-04 | 2019-09-18 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
JP7161344B2 (ja) * | 2018-08-29 | 2022-10-26 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
CN110319857B (zh) * | 2019-08-05 | 2024-05-14 | 北京恒泰翔基科技有限公司 | 一种具有高阻连接结构的传感器 |
JP7394565B2 (ja) | 2019-09-13 | 2023-12-08 | 株式会社タムラ製作所 | リアクトル |
CN114094481B (zh) * | 2021-12-02 | 2024-04-19 | 海南电网有限责任公司三亚供电局 | 一种互感器穿线自动调节装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60163725A (ja) * | 1984-02-06 | 1985-08-26 | Honda Motor Co Ltd | 自動二輪車等のエアクリ−ナ装置 |
JP2808163B2 (ja) * | 1990-03-29 | 1998-10-08 | 日本電産株式会社 | 変圧器 |
JP2759739B2 (ja) * | 1993-06-03 | 1998-05-28 | 三井金属鉱業株式会社 | コンロ用温度検出具のサーミスターの引出コード |
JPH07289497A (ja) * | 1994-04-26 | 1995-11-07 | Matsushita Seiko Co Ltd | 食器乾燥機 |
JPH1012464A (ja) * | 1996-06-20 | 1998-01-16 | Tec Corp | 電磁機器 |
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007284467A patent/JP4891883B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009109437A (ja) | 2009-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4891883B2 (ja) | リードを有するセンサ素子の固定構造及び固定ユニット | |
JP4834201B2 (ja) | リードを有するセンサ素子の固定構造 | |
EP2518865A1 (en) | Stator structure for rotary electric machine and method for mounting stator | |
WO2017204065A1 (ja) | コンデンサ | |
JP2010186766A (ja) | リード線を有する測定体の固定構造 | |
JP6712302B2 (ja) | 温度検出装置 | |
JP2016163471A (ja) | 温度検出素子を固定する固定具、電動機、および、温度検出素子の固定方法 | |
JP2017026521A (ja) | 温度検出装置 | |
US11031176B2 (en) | Reactor | |
JP6261958B2 (ja) | リアクトル | |
JP6919984B2 (ja) | コイル装置 | |
JP5749950B2 (ja) | センサ固定構造 | |
JP6919983B2 (ja) | コイル装置 | |
JP6693750B2 (ja) | 抵抗器用のブラケット、ブラケット付き抵抗器、および、その製造方法 | |
JP5299317B2 (ja) | 内燃機関用点火コイル | |
JP7161344B2 (ja) | リアクトル | |
JP6084407B2 (ja) | リアクトル | |
JPH09205023A (ja) | チョークコイル | |
KR20210112101A (ko) | 모터 온도센서 장착시스템 | |
JP2011174756A (ja) | 電流検出装置 | |
JP7298036B1 (ja) | 温度センサ | |
JP6575380B2 (ja) | コイル部品及び電源装置 | |
JPH0611332U (ja) | 電磁機器 | |
JP2014035322A (ja) | コアホルダ及び電流センサ | |
JP6936194B2 (ja) | リアクトル |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090730 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110401 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110920 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111018 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111206 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111216 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4891883 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141222 Year of fee payment: 3 |