JP4887114B2 - 画像形成装置および寿命予測方法 - Google Patents
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また、請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、片面に画像が形成された後の記録部材を反転させて再度前記トナー像形成手段へ搬送することで記録部材の両面に画像を形成する両面画像形成手段と、前記記録部材が搬送されている際の所定期間における前記第1距離検知手段または第2距離検知手段による時系列の検知結果に基づいて、搬送路内の記録部材が、片面のみ画像が形成されたものか、両面画像が形成されたものかを判定する判定手段とを有し、前記判定手段の判定結果を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項3の発明は、請求項1または2の画像形成装置において、前記第1距離検知手段が、前記記録部材の先端を検知した時刻と、前記第2距離検知手段が、前記記録部材の先端を検知した時刻との差を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、前記表面無端移動体対のうち、一方の表面無端移動体を加圧してニップを形成する無端移動体の前記一方の無端移動体に対して接離する方向の位置が変化すると、出力値が変化する変位検知手段を備え、前記無端移動体一回転における前記変位検知手段の出力値の平均値を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項5の発明は、請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、前記記録部材が前記無端移動体対を通過したときの前記無端移動体一回転における前記変位検知手段の出力値の平均値を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、前記記録部材に熱エネルギーを与えてトナー像を記録部材に加熱定着させる定着装置と、前記定着装置近傍の湿度を検知する湿度検知手段と、前記湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記定着装置を通過した記録部材の含水率を推定する含水率推定手段とを備え、前記含水率推定手段の推定結果を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とするものである。
また、請求項7の発明は、請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、前記比較手段の比較結果に基づいて、前記表面無端移動体対の寿命が到来した旨をユーザーに報知する報知手段を備えたことを特徴とするものである。
また、請求項8の発明は、請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、各制御対象を制御して前記記録部材の巻き付きを抑制する制御手段を備え、該制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、巻き付きを抑制する制御対象の追加、および、制御対象の制御を異ならせることを特徴とするものである。
また、請求項9の発明は、請求項8の画像形成装置において、前記表面無端移動体の表面に離型剤を塗布する離型剤塗布手段を有し、前記制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、離型剤塗布手段の表面無端移動体の表面への離型剤塗布量を制御することを特徴とするものである。
また、請求項10の発明は、請求項8または9の画像形成装置において、前記表面無端移動体の表面から記録部材を剥離する分離爪と、該分離爪を該表面に接離させる接離手段とを有し、前記制制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、該接離手段を制御することを特徴とするものである。
また、請求項11の発明は、請求項8乃至10いずれかの画像形成装置において、前記表面移動体のうち一方は、トナー像を担持する像担持体であり、前記像担持体上のトナー像を前記ニップで前記記録部材に転写するものであって、前記制御手段は、前記像担持体上のトナー像を前記記録部材に転写するときの転写条件を前記前記比較手段の比較結果に基づいて、設定することを特徴とするものである。
また、請求項12の発明は、無端移動する表面を互いに当接させて該搬送路内でニップを形成し、この形成したニップに表面にトナー像を担持した記録部材を挟み込んで該記録部材を搬送する表面無端移動体対の寿命を予測する寿命予測方法において、前記搬送路の全領域のうち、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向中央部付近と自らとの距離を検知する第1距離検知手段と、該記録部材先端の搬送幅方向端部付近と自らとの距離を検知する第2距離検知手段と、前記第1距離検知手段の検知結果と第2距離検知手段の検知結果との差分データを算出する算出手段とを備えた湾曲量検知手段で、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向における湾曲量を検知するステップと、湾曲量検知手段の検知結果、表面に担持したトナー画像の画像情報、画像形成条件、記録部材の状態情報に基づいて前記表面無端移動体対の何れか一方の表面無端移動体に対する記録部材の巻き付き易さを示す指標値を算出するステップと、該指標値と所定の閾値とを比較して、該比較結果に基づいて前記表面無端移動体対の寿命を予測するステップとを有することを特徴とするものである。
よって、本発明によれば、湾曲量検知手段で記録部材先端の搬送幅方向に湾曲量を検知することで、表面無端移動体に対する記録部材の搬送状態を検知することができる。その結果、記録部材が所定位置を通過する所定期間における距離検知手段の時系列の検知結果である時系列検知データに基づいて記録部材の搬送状態を検知するものに比べて、次のような効果を得ることができる。すなわち、通常、画像が形成されることのない記録部材先端部分の検知データのみを用いるので、裏面に画像がプリントされていても、良好に表面無端移動体に対する記録部材の搬送状態を検知することができるという効果である。
まず、実施形態に係る複写機の構成及び動作について説明する。
後処理装置30は、装置本体10から排出される記録体Pを受け入れ、そのまま、プルーフ排紙トレイ32へ排紙する。若しくは、穿孔装置34で穴あけ処理や、ステイプル部31へ搬送して合紙給紙部から給紙された用紙と合紙処理や、綴じ処理などの所定の後処理を行なった後に、第1排出トレイ32または第2排出トレイ33上に排出する。
11の回転とともに、まず図示しない帯電装置で表面を一様に帯電し、次いで上述した光学読取装置20で読み取った画像情報を記憶装置より読み出し、所定のタイミングでレーザ書き込み装置16で書き込みを行い、感光体11の表面に静電潜像を形成し、そののち現像装置13でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。そして、上述したごとく感光体11の下方へと送り込まれる記録体Pに対し、転写・搬送装置14でその画像を転写する。画像転写後の感光体11は図示しないクリーニング装置で残留トナーを除去して表面を清掃され、次の同様な画像形成に備える。そして、画像転写後の記録体Pは、転写・搬送装置14から定着装置60へ受け渡され、転写画像を定着する。その後、後処理装置30へと受け渡され、所定の後処理が施されて機外へ排出される。記録体の両面に画像を形成するときには、記録体反転装置29で反転し、レジストローラ36部へ再給送される。転写・搬送装置14で記録体Pの裏面にも別途形成した感光体11上の画像を転写した後、その転写画像を定着装置17で定着して、後処理装置30へと受け渡され、機外へ排出される。
図2に示すように、定着装置60は、加圧ローラ61bと図示しないケーシング内に、図示しないハロゲンランプ等の発熱源を内包する定着ローラ61aとからなる定着部61と、3つのカール除去ローラ62a〜62cで構成されたカール除去部62とを有している。また、定着装置60は、出口ローラ対63、分離爪64、爪ホルダー65、偏心カム66、レーザー変位センサ67等を有している。さらに定着装置60は、湿度センサ73、定着ローラ61の表面に離型剤を塗布するとともに付着した異物をクリーニングする離型剤塗布手段たる離型剤塗布機構68を有している。
表面無端移動体たる定着ローラ61aの劣化が徐々に進んで、平滑性が失われていくと巻き付きを起こし易くなる。そして、重度の巻き付きを引き起こすと、表面無端移動体を内包するユニット内に記録体を巻き込ませてしまい、サービスマンによるメンテナンスが必要になる場合がある。そこで、本実施形態においては、上述のレーザー変位センサ67で、記録体の搬送状態(記録体の定着ローラ61aに対する剥離状態)を検知して、その検知結果などから、定着ローラ61aの記録体巻き易さを示す指標値(巻き込み指標値)を算出する。そして、その指標値に基づいて、ウエブ69を用いて定着ローラ61aに離型剤を塗布したり、分離爪64による記録体の分離を行ったりする。また、指標値に基づいて、定着ローラ61aの寿命が近いことや定着ローラ61aの交換を報知するようにしている。
情報記憶手段201は、ハードディスクなどで構成されており、指標値と比較を行うための閾値や、レーザー変位センサ67の出力値などを格納している。
報知手段202は、スピーカやディスプレイなどで構成され、スピーカで音を鳴らしたり、ディスプレイに表示するなどして、定着ローラの寿命が近い旨をユーザーに報知する。
定着ローラ61aからの記録体Pの先端の剥離挙動は、先の図3に示すように、記録体中央部に比べて端部が遅れて剥離する傾向にある。このため、図に示すように、記録体Pの先端は、定着ローラ61aの軸線方向にδ湾曲する。そして、記録体Pの剥離する時間が遅れる(定着ローラ61aへの巻き付き量が多い)ほど、記録体先端の湾曲量δは大きくなる。すなわち、第1レーザー変位センサ67Bで定着ニップを通過した記録体先端の中央部の距離と、第2レーザ変位センサ67A、67Cで記録体先端端部の距離とを検知し、その検知結果の差分データに基づいて記録体先端の湾曲量δを算出することで、剥離の良否がわかる。具体的に説明すると、中央部の第1レーザー変位センサ67Bからの出力電圧をVb、端部の第2レーザー変位センサ67A、67Cからの出力電圧をVa、Vcとすると、Vb−VaあるいはVb−Vcを算出することで、湾曲量δを把握することが可能である。Vb−VaあるいはVb−Vcのいずれか一方を湾曲量δとしても良いし、Vb−VaあるいはVb−Vcの平均値を湾曲量δとしても良い。また、本実施形態においては、記録体先端の両端部を測定しているが、いずれか一方のみでもよい。
よって、第1レーザー変位センサ67Bと、第2レーザー変位センサ67A、67Cとの差分値データが、必ずしも定着ローラ61aの記録体巻き易さを示しているとは言えない。よって、差分値データ(湾曲量δ)から、定着ローラの劣化状態を把握すると、例えば、全面ベタ画像などの非常に巻き込みが起こりやすい条件のときに、定着ローラが劣化していないにもかかわらず、湾曲量が閾値を超えて、故障と予測してしまう虞がある。
そこで、本実施形態においては、巻き込みが起こりやすい要因である記録体の幅、カール状態、スキュー量、記録体の厚さ、記録体の含水率、定着ニップ幅、記録体先端の画像面積率、トナー付着量などの要因を除いて、定着ローラ61aの記録体巻き易さを示す指標値(巻き込み指標値)を算出する。そして、指標値に基づいて、定着ローラの劣化度合いを判定することで、精度の高い定着ローラ61aの寿命予測を行うことができる。
記録体の両面に画像を形成するときは、記録体の片面の画像を定着ニップで定着した後、記録体反転装置29で反転し、レジストローラ36部へ再給送される。その結果、再給送される記録体は、定着ニップにおける熱や圧力により、給紙カセット23からレジストローラ部へ給送されたものに比べてカールしている。よって、レーザー変位センサ67A、B、Cのいずれかで、裏面に画像が形成されているか否かをチェックする。記録体の裏面に画像が形成されている場合は、レーザーの反射率が低くなる部分があるためレーザー変位センサ67の出力値が、記録体の裏面に画像が形成されていない場合に比べてノイズが多くなる。よって、制御部200は、記録体がレーザー変位センサ67による検知位置を横切るときのレーザー変位センサの出力波形(時系列データ)からノイズの有無を調べる。次に、制御部200は、定着ニップを通過する記録体が、両面プリントのために再給送されたものか否かを判定する。この判定結果により、記録体のカール状態の情報を取得することができる。すなわち、制御部200は、両面画像形成が行われたか否かを判定する判定手段としての機能を有しているのである。
図6は、位置変位センサ76の出力値(加圧ローラの変位量)の変化を示す図である。図に示すように、位置変位センサ76の出力値には、加圧ローラ61b1回転を1周期とする偏心成分が出力される。このため、定着ニップに記録体が通過したときは、図に示すように、記録体の厚みによる変位と加圧ローラ61bの偏心による変位とが重畳されたものが検知される。従って、加圧ローラ1回転における変位量の平均値を算出することで、加圧ローラ16bの偏心成分が除去され、位置変位センサ76の出力値から記録体の厚みによる変位量成分を取り出すことができる。
湿度センサ73としては、一般的な高分子型は、反応が遅いので、応答が早いセラミック型が好ましい。また、定着装置から発生する熱や水蒸気を速やかに放出するため、定着装置には、排気流路が設けられている。湿度センサ73は、定着装置内で発生した水蒸気が集約された排気流路中に設置することが好ましい。
記録部材の状態、画像情報、画像形成条件などの記録体の定着ローラへの剥離挙動に影響を与える要因情報を除いて指標値の算出する方法としては、パターン認識アルゴリズムなどの公知の統計的手法を用いて算出することが可能である。ここでは、一例として、MTS(Maharanobis Taguchi System)法を用いて指標値を算出する方法について、説明する。
MTS法の詳細は、「MTシステムにおける技術開発 刊行委員会委員長 田口玄一著 日本規格協会刊」に詳しく説明されているので、詳しい説明を省略するが、次のような処理を行う。即ち、まず、正常な状態の被検対象、あるいはこれと同一仕様のものである同一仕様物から、複数種類の情報からなる組データを取得する。そして、この組データを数多く収集して標準データとなる逆行列を構築する。その後、被検対象の正常さ加減を調べたいときに、被検対象から組データを取得する。そして、この組データについて、予め構築しておいた標準データによる多次元空間内でどのような相対位置関係にあるのかを示すマハラノビス距離を求め、その結果に基づいて被検対象の正常さ加減を量る。
また、図9(a)、(b)に示すように、定着ローラ61aの軸線方向一端に発光部671を設け、他端に受光部672を設けた検知センサ670で湾曲量δを検知することもできる。具体的に説明すると、例えば発光部671に平行光を発する光源を配置し、受光部672に所望の間隔で記録体の搬送面に対して法線方向に配列されたCCDやフォトトランジスタなどの受光素子672aを配置する。記録体が、検出範囲を通過すると、記録体が光を遮り、いくつかの受光素子672aには、発光部671からの光が受光できなくなる。そして、図9(b)に示すように、湾曲がない場合は、記録体が発光部671の光を遮る量は、紙の厚み分であるが、図中点線に示すように、記録体先端部中央が、定着ローラ61aから離間して湾曲している場合は、記録体が発光部671の光を遮る量が多くなる。そして、湾曲量δが多くなれば、記録体が発光部671の光を遮る量が多くなる。その結果、湾曲量δに応じて、光が検知されない受光素子672aの数が異なってくる。よって、この光が検知されない受光素子672aの数に基づいて湾曲量δを検知することができる。
また、この図10においては、レイアウトの制約上反射ミラ−140を介して記録体先端の距離を検知している。
両面に画像を形成するべく再給送されたものは、裏面に画像が形成されているので、レーザー変位センサで記録体の裏面を検知したときの出力波形(時系列データ)は、裏面に画像が形成されていないものに比べて、乱れた波形となる。よって、レーザー変位センサで記録体の裏面を検知したときの出力波形から、両面に画像を形成するべく再給送されたものか否かがわかる。すなわち、レーザー変位センサで記録体の裏面を検知したときの出力波形から、記録体の表面移動体に対する剥離挙動に影響を与える要因情報のひとつである記録体のカール状態を取得することができる。よって、両面画像形成が実施されたか否かの結果を指標値算出に用いることで、巻き付き易さを示す指標値の精度が向上する。
60 定着装置
64 分離爪
68 離型剤塗布機構
69 ウェブ
73 湿度センサ
74 加圧アーム
75 加圧スプリング
76 位置変位センサ
80 加圧機構
100 画像形成部
200 制御部
201 情報記憶手段
202 報知手段
Claims (12)
- シート状の記録部材を搬送するための搬送路と、該搬送路内を搬送される記録部材にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
無端移動する表面を互いに当接させて該搬送路内でニップを形成する表面無端移動体対とを備え、表面に該トナー像を担持した記録部材を該ニップに挟み込んで搬送する画像形成装置において、
前記搬送路の全領域のうち、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向における湾曲量を検知する湾曲量検知手段と、
該湾曲量検知手段の検知結果、表面に担持したトナー画像の画像情報、画像形成条件、記録部材の状態情報に基づいて前記表面無端移動体対の何れか一方の表面無端移動体に対する記録部材の巻き付き易さを示す指標値を算出する指標値算出手段と、
該指標値と所定の閾値とを比較する比較手段とを設け、
前記湾曲量検知手段を、前記搬送路の全領域のうち、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向中央部付近と自らとの距離を検知する第1距離検知手段と、該記録部材先端の搬送幅方向端部付近と自らとの距離を検知する第2距離検知手段と、前記第1距離検知手段の検知結果と第2距離検知手段の検知結果との差分データを算出する算出手段とで構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1の画像形成装置において、
片面に画像が形成された後の記録部材を反転させて再度前記トナー像形成手段へ搬送することで記録部材の両面に画像を形成する両面画像形成手段と、
前記記録部材が搬送されている際の所定期間における前記第1距離検知手段または第2距離検知手段による時系列の検知結果に基づいて、搬送路内の記録部材が、片面のみ画像が形成されたものか、両面画像が形成されたものかを判定する判定手段とを有し、
前記判定手段の判定結果を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1または2の画像形成装置において、
前記第1距離検知手段が、前記記録部材の先端を検知した時刻と、前記第2距離検知手段
が、前記記録部材の先端を検知した時刻との差を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3いずれかの画像形成装置において、
前記表面無端移動体対のうち、一方の表面無端移動体を加圧してニップを形成する無端移動体の前記一方の無端移動体に対して接離する方向の位置が変化すると、出力値が変化する変位検知手段を備え、
前記無端移動体一回転における前記変位検知手段の出力値の平均値を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至4いずれかの画像形成装置において、
前記記録部材が前記無端移動体対を通過したときの前記無端移動体一回転における前記変位検知手段の出力値の平均値を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至5いずれかの画像形成装置において、
前記記録部材に熱エネルギーを与えてトナー像を記録部材に加熱定着させる定着装置と、
前記定着装置近傍の湿度を検知する湿度検知手段と、
前記湿度検知手段の検知結果に基づいて、前記定着装置を通過した記録部材の含水率を推定する含水率推定手段とを備え、
前記含水率推定手段の推定結果を、前記指標値算出に用いるように前記指標値算出手段を構成したことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至6いずれかの画像形成装置において、
前記比較手段の比較結果に基づいて、前記表面無端移動体対の寿命が到来した旨をユーザーに報知する報知手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至7いずれかの画像形成装置において、
各制御対象を制御して前記記録部材の巻き付きを抑制する制御手段を備え、該制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、巻き付きを抑制する制御対象の追加、および、制御対象の制御を異ならせることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8の画像形成装置において、
前記表面無端移動体の表面に離型剤を塗布する離型剤塗布手段を有し、
前記制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、離型剤塗布手段の表面無端移動体の表面への離型剤塗布量を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8または9の画像形成装置において、
前記表面無端移動体の表面から記録部材を剥離する分離爪と、
該分離爪を該表面に接離させる接離手段とを有し、
前記制制御手段は、前記比較手段の比較結果に基づいて、該接離手段を制御することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項8乃至10いずれかの画像形成装置において、
前記表面移動体のうち一方は、トナー像を担持する像担持体であり、前記像担持体上のトナー像を前記ニップで前記記録部材に転写するものであって、
前記制御手段は、前記像担持体上のトナー像を前記記録部材に転写するときの転写条件を前記前記比較手段の比較結果に基づいて、設定することを特徴とする画像形成装置。 - 無端移動する表面を互いに当接させて該搬送路内でニップを形成し、この形成したニップに表面にトナー像を担持した記録部材を挟み込んで該記録部材を搬送する表面無端移動体対の寿命を予測する寿命予測方法において、
前記搬送路の全領域のうち、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向中央部付近と自らとの距離を検知する第1距離検知手段と、該記録部材先端の搬送幅方向端部付近と自らとの距離を検知する第2距離検知手段と、前記第1距離検知手段の検知結果と第2距離検知手段の検知結果との差分データを算出する算出手段とを備えた湾曲量検知手段で、前記ニップよりも下流側の領域における所定位置を通過する記録部材先端の搬送幅方向における湾曲量を検知するステップと、湾曲量検知手段の検知結果、表面に担持したトナー画像の画像情報、画像形成条件、記録部材の状態情報に基づいて前記表面無端移動体対の何れか一方の表面無端移動体に対する記録部材の巻き付き易さを示す指標値を算出するステップと、該指標値と所定の閾値とを比較して、該比較結果に基づいて前記表面無端移動体対の寿命を予測するステップとを有することを特徴とする寿命予測方法。
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