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JP4883341B2 - シートリクライニング装置 - Google Patents

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JP4883341B2
JP4883341B2 JP2005242525A JP2005242525A JP4883341B2 JP 4883341 B2 JP4883341 B2 JP 4883341B2 JP 2005242525 A JP2005242525 A JP 2005242525A JP 2005242525 A JP2005242525 A JP 2005242525A JP 4883341 B2 JP4883341 B2 JP 4883341B2
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Description

本発明は、シートクッションに対してシートバックを所定の回動方向に付勢するための渦巻ばねを備えたシートリクライニング装置に関する。
シートリクライニング装置の渦巻ばねの取付構造に関して、例えば下記の特許文献1には、以下のようなリクライニング装置の構造が開示されている。すなわち、図8に示すように、このリクライニング装置は、シートバックフレーム101に固着される第一フックプレート102と、シートクッションフレーム103に固着される第二フックプレート104と、内端部105aが第一フックプレート102に掛止され、外端部105bが第二フックプレート104に掛止され、シートバックフレーム101を前倒方向に付勢する渦巻ばね105とを備えている。
第一フックプレート102には、シートバックフレーム101の回転軸と平行な方向に突出形成された第一スプリングフック102aが設けられている。そして、この第一スプリングフック102aに、径方向内側に折り曲げられた渦巻ばね105の内端部105aが掛止される。ここで、渦巻ばね105の内端部105aと第一スプリングフック102aとの掛止は、折り曲げられた内端部105aが第一スプリングフック102aの端部に引っ掛けられることにより行われている。
また、第二フックプレート104には、シートバックフレーム101の回転軸と平行な方向に突出形成された第二スプリングフック104aが設けられている。そして、この第二スプリングフック104aに、径方向外側に折り曲げられた渦巻ばね105の外端部105bが掛止される。ここで、渦巻ばね105の外端部105bと第二スプリングフック104aとの掛止は、渦巻ばね105の内端部105aの場合と同様に、折り曲げられた外端部105bが第二スプリングフック104aの端部に引っ掛けられることにより行われている。
特開2001−292850号公報(第1頁、第1図)
上記特許文献1に記載のリクライニング装置では、渦巻ばね105の内端部105a及び外端部105bは、その折り曲げられた部分が第一スプリングフック102a又は第二スプリングフック104aに引っ掛けられて掛止されているだけである。したがって、内端部105a及び外端部105bは、第一スプリングフック102a又は第二スプリングフック104aを中心とする揺動方向の動きが許容される状態となっている。そのため、渦巻ばね105を構成する線材106の外端部105b近傍の部分は、真っ直ぐに伸びようとするばね力により法線方向内側に移動し、その反対側の部分は逆に法線方向外側に膨らむように移動する。これにより、渦巻ばね105を構成する線材106の配置に、巻き付け中心に対する偏りが生じる。
このように、線材106の配置に偏りが生じると、線材106の各部分に作用する内部応力にも偏りが生じる。すなわち、線材106の曲率の大きいところでは内部応力が高くなり、曲率の小さいところでは内部応力が低くなる。このため、渦巻ばね105の設計の際には、内部応力の最も高いところを基準として許容応力を設定する必要があり、許容応力が高い渦巻ばね105を使用することが必要となっていた。これは、部材コストの上昇や渦巻ばね105の外径寸法の増大等の原因となるものであった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、渦巻ばねを構成する線材の配置の偏りを防止することができ、それにより渦巻ばねを構成する線材の各部分に作用する内部応力を均一化することができるシートリクライニング装置を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係るシートリクライニング装置の特徴構成は、外端側及び内端側のいずれか一方の被係止部がシートクッションフレームに係止され、外端側及び内端側のいずれか他方の被係止部が前記シートクッションフレームに対して回動可能に連結されたシートバックフレームに係止された渦巻ばねを備え、前記渦巻ばねの前記外端側の被係止部を係止する外端側係止部材及び前記内端側の被係止部を係止する内端側係止部材の一方又は双方が、前記渦巻ばねを形成する線材の延伸方向他端側から前記被係止部を支持する延伸方向支持手段と、前記線材の法線方向外側から前記被係止部を支持する外側支持手段と、前記外側支持手段による支持位置から前記線材の延伸方向他端側に所定距離離間した位置で前記線材の法線方向内側から前記被係止部を支持する内側支持手段とを備え、前記外側支持手段及び前記内側支持手段が、前記被係止部と合致する弧状断面を有し、前記外側支持手段と前記内側支持手段との線材の法線方向における間隔が、線材の法線方向の厚さと一致している点にある。
この特徴構成によれば、渦巻ばねの外端側及び内端側の一方又は双方の被係止部は、渦巻ばねを形成する線材の延伸方向先端側(外端側被係止部では外端側、内端側被係止部では内端側)において、外端側係止部材又は内端側係止部材の外側支持手段により前記線材の法線方向外側から支持されるとともに、外側支持手段による支持位置から前記線材の延伸方向他端側(外端側被係止部では内端側、内端側被係止部では外端側)に所定距離離間した位置において、内側支持手段により前記線材の法線方向内側から支持される。これによって、外端側及び内端側の一方又は双方の被係止部は、外端側係止部材又は内端側係止部材に対する揺動方向の動きが規制されるとともに、その線材の延伸方向に沿った形状が外端側係止部材又は内端側係止部材の外側支持手段及び内側支持手段のそれぞれの支持位置により定まる一定の形状となるように規制される。したがって、前記線材の全体が所定の渦巻形状を維持するように渦巻ばねを保持することができ、前記線材の配置に偏りが生じることを防止して、前記線材の各部分に作用する内部応力を均一化することができる。
ここで、前記線材の全体が設計上の所定の渦巻形状を維持するように渦巻ばねを保持するため、前記外側支持手段及び前記内側支持手段は、前記外側支持手段による前記線材の支持位置と前記内側支持手段による前記線材の支持位置とが、共に前記渦巻ばねの設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられていると好適である。この渦巻ばねの設計上の所定の渦巻形状は、前記渦巻ばねの隣接する線材間の距離が概略一定となる渦巻形状とすると好適であり、前記渦巻ばねの径方向における前記外側支持手段及び前記内側支持手段の配置は、渦巻ばねをそのような形状に保持することができる配置とすると好適である。
また、前記渦巻ばねの前記外端側及び前記内端側の一方又は双方の被係止部は、前記線材の端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部を有し、前記延伸方向支持手段及び前記外側支持手段が、前記折曲部に対して前記線材の延伸方向他端側から当接する延伸方向当接部と、前記線材の法線方向外側から前記被係止部に当接する外側当接部とを有する外側支持体により構成され、前記内側支持手段が、前記線材の法線方向内側から前記被係止部に当接する内側当接部を有する内側支持体により構成されていると好適である。
このような構成とすれば、外端側及び内端側の一方又は双方の被係止部は、端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部を設けるという簡易な構成とすることができる。
また、外端側係止部材及び内端側係止部材の一方又は双方は、外側支持体により前記延伸方向支持手段と前記外側支持手段とを兼ねることができる。したがって、被係止部及び係止部の双方の構成を簡略化することができる。
〔第一の実施形態〕
以下に、本発明の第一の実施形態について図面に基づいて説明する。本実施形態においては、シートリクライニング装置1を、車両用シートに適用する場合を例として説明する。図1は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の分解斜視図である。図2は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の正面図である。図3は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の断面図である。
1.シートリクライニング装置1の全体構成
図1〜3に示すように、シートリクライニング装置1は、シートバックの骨格を構成するシートバックフレーム3と、シートクッションの骨格を構成するシートクッションフレーム4と、これらシートバックフレーム3とシートクッションフレーム4との接続部に設けられたロック装置2と、ロック装置2の操作部としての操作レバー5及びレバー軸6と、を有している。また、シートリクライニング装置1は、シートバックフレーム3をシート前方側(図1における左側)に付勢するための渦巻ばね9を有している。ここでは、シートバックフレーム3に外端側係止部材7が取り付けられ、シートクッションフレーム4に内端側係止部材8が取り付けられている。そして、渦巻ばね9の外端側被係止部91が外端側係止部材7に係止され、渦巻ばね9の内端側被係止部92が内端側係止部材8に係止されている。これにより、渦巻ばね9の外端側被係止部91がシートバックフレーム3に係止され、内端側被係止部92がシートクッションフレーム4に係止されている。
ここで、ロック装置2は、シートバックフレーム3に固定される第一部材21と、シートクッションフレーム4に固定される第二部材22と、これら第一部材21と第二部材22との相対回転を拘束又は許容する図示しないロック機構とを有している。第一部材21と第二部材22とは、相対回転可能であって、かつ互いに分離しないように係合している。このロック装置2を介して、シートバックフレーム3はシートクッションフレーム4に対して回動可能に連結されている。そして、ロック装置2のロック機構がロック状態にあるときには、シートクッションフレーム4に対するシートバックフレーム3の角度は固定される。一方、操作レバー5が操作されてロック装置2のロック機構がロック解除状態になったときには、シートクッションフレーム4に対するシートバックフレーム3の角度は変更可能となる。
なお、図示は省略するが、シートの幅方向反対側にも操作レバー5を除いて同様の構成が設けられている。そして、レバー軸6はシートの幅方向反対側に設けられた同様の構成の軸と連結されており、操作レバー5の操作により、シートの幅方向両側のロック装置2が連動する構成となっている。
2.渦巻ばね9の構成
図1〜3に示すように、渦巻ばね9は、ここでは略矩形の一定断面を有する線材9Aを所定の渦巻形状に曲成することにより形成されている。そして、この渦巻ばね9を形成する線材9Aの外端部(径方向外側の端部)近傍に外端側被係止部91を設け、線材9Aの内端部(径方向内側の端部)近傍に内端側被係止部92を設けている。具体的には、本例では、線材9Aの外端部近傍における後述する外端側係止部材7に当接して係止される領域を外端側被係止部91とし、線材9Aの内端部近傍における後述する内端側係止部材8に当接して係止される領域を内端側被係止部92としている。
また、外端側被係止部91は、これを構成する線材9Aの外端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部91aを有している。この折曲部91aの折り曲げ角度は略90°としている。同様に、内端側被係止部92は、これを構成する線材9Aの内端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部92aを有している。この折曲部92aの折り曲げ角度は略90°としている。そして、この渦巻ばね9は、折曲部91a、92a以外の部分では、線材9Aは、所定の渦巻形状となるように形成されている。ここでは、外端側被係止部91の折曲部91a以外の渦巻き形状に沿った円弧状部分は外端側被係止部91の本体部91bとし、内端側被係止部92の折曲部92a以外の渦巻き形状に沿った円弧状部分は内端側被係止部92の本体部92bとする。
3.外端側係止部材7の構成
外端側係止部材7は、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する部材であり、シートバックフレーム3に固定されている。ここでは、外端側係止部材7は、外端側被係止部91を法線方向外側から支持する外側支持板71と、外端側被係止部91を法線方向内側から支持する内側支持板72と、これら外側支持板71及び内側支持板72を一体的に支持する本体部73とを有して構成されている。
外側支持板71は、本体部73に対して略直角に立設され、図2に示す正面視で渦巻ばね9の外端側被係止部91の本体部91bと合致する円弧状の断面を有する板状に形成されている。そして、外側支持板71は、外端側被係止部91の折曲部91aに対して線材9Aの延伸方向内端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接面71aと、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向外側から当接する外側当接面71bとを有している。ここでは、外側支持板71における線材9Aの延伸方向外端側の端面、すなわち図2における右側の端面が延伸方向当接面71aとなっている。また、外側支持板71の図2における下面が外側当接面71bとなっている。この延伸方向当接面71aにより、外端側被係止部91は線材9Aの延伸方向内端側から支持される。また、この外側当接面71bにより外端側被係止部91は線材9Aの法線方向外側から支持される。
なお、本明細書において「線材9Aの延伸方向内端側」とは、線材9Aの伸びる方向
(延伸方向)に沿って内端部(ここでは内端側被係止部92の折曲部92a)へ向かう側であり、「線材9Aの延伸方向外端側」とは、線材9Aの伸びる方向(延伸方向)に沿って外端部(ここでは外端側被係止部91の折曲部91a)へ向かう側である。
内側支持板72は、外側支持板71と同様に、本体部73に対して略直角に立設され、図2に示す正面視で渦巻ばね9の外端側被係止部91の本体部91bと合致する円弧状の断面を有する形状に形成されている。この内側支持板72は、外側支持板71に対して、線材9Aの延伸方向内端側であって線材9Aの法線方向内側に配置されている。そして、内側支持板72は、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向内側から当接する内側当接面72bを有している。ここでは、内側支持板72の図2における上面が内側当接面72bとなっている。この内側当接面72bにより外端側被係止部91は線材9Aの法線方向内側から支持される。
そして、内側支持板72は、外側支持板71による支持位置から線材9Aの延伸方向内端側に所定距離離間した位置で外端側被係止部91を支持するように配置される。ここでは図2に示すように、内側支持板72と外側支持板71との間の線材9Aの延伸方向での位置関係は、内側当接面72bの延伸方向外端側の端部(図2における右側の端部)の位置が、外側当接面71bの延伸方向内端側の端部(図2における左側の端部)の位置にほぼ一致するように配置されている。しかし、外側当接面71b及び内側当接面72bは、外端側被係止部91に対して面接触して支持するように形成されており、少なくとも複数の点で接触して支持するように形成されている。したがって、外側当接面71bの延伸方向内端側の端部と内側当接面72bの延伸方向外端側の端部とのみにより外端側被係止部91が支持されることはない。よって、実質的に、内側支持板72による外端側被係止部91の支持位置は、外側支持板71による支持位置に対して線材9Aの延伸方向内端側に所定距離離間した位置に配置されている。なお、図示は省略するが、外側当接面71bと内側当接面72bとの一部又は全部が線材9Aの法線方向に対向する構成とすることも可能である。このように構成した場合でも、外端側被係止部91を構成する線材9Aの形状と外側当接面71b及び内側当接面72bの形状との関係から、実質的に外側支持板71による支持位置と内側支持板72による支持位置とが所定距離離間した位置関係となっていればよい。
なお、外側支持板71及び内側支持板72に当接して支持される外端側被係止部91では、線材9Aはばねとしての機能を果たさない。したがって、外端側被係止部91の長さが、後述するように渦巻ばね9の全体を設計上の所定の渦巻形状に支持するために必要な最短の長さとなるように、外側支持板71の外側当接面71b及び内側支持板72の内側当接面72bを設けると好適である。
また、外側支持板71及び内側支持板72は、外側当接面71bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置と、内側当接面72bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置とが、共に渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられている。ここでは、図2に示すように、内側支持板72と外側支持板71との間の線材9Aの法線方向での位置関係は、円弧形状の内側当接面72bが、同じく円弧形状の外側当接面71bに対して、線材9Aの法線方向の厚さと略同一の間隔を有する略平行な面上に配置されている。ここで、渦巻ばね9の径方向における外側支持板71及び内側支持板72の配置は、図2に示す正面視での外側当接面71b及び内側当接面72bが形成する円弧形状が、渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿った形状となるように構成されている。すなわち、外側当接面71b及び内側当接面72bは、外端側被係止部91を構成する線材9Aの形状が、渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に合致するように、外端側被係止部91の両側から当接して規制するように設けられている。上記のとおり、外側当接面71b及び内側当接面72bは、外端側被係止部91に対して面接触して支持するように形成されており、少なくとも複数の点で接触して支持するように形成されている。したがって、外側支持板71及び内側支持板72は、渦巻ばね9が設計上の所定の渦巻形状となるように、外端側被係止部91を構成する線材9Aを支持している。渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状としては、例えば、渦巻ばね9の隣接する線材9A間の距離が概略一定となる渦巻形状とすると好適である。このようにすれば、シートバックフレーム3とシートクッションフレーム4とが相対回転した際に、隣接する線材9A同士が接触する不都合を防止できる。
本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7に関して、「外側支持板71」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持板72」が本発明における「内側支持体」に相当する。そして、外側支持板71の「延伸方向当接面71a」が本発明における「延伸方向当接部」に相当し、「外側当接面71b」が本発明における「外側当接部」に相当する。また、内側支持板72の「内側当接面72b」が本発明における「内側当接部」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持板71」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持板72」が本発明における「内側支持手段i」を構成する。
4.内端側係止部材8の構成
内端側係止部材8は、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する部材であり、シートクッションフレーム4に固定されている。ここでは、内端側係止部材8は、内端側被係止部92を法線方向外側から支持する外側支持板81と、内端側被係止部92を法線方向内側から支持する内側支持板82と、これら外側支持板81及び内側支持板82を一体的に支持する本体部83とを有して構成されている。ここで、本体部83の中央付近には、レバー軸6が挿通される挿通孔83aが形成されている。
外側支持板81は、本体部83に対して略直角に立設され、図2に示す正面視で渦巻ばね9の内端側被係止部92の本体部92bと合致する円弧状の断面を有する板状に形成されている。そして、外側支持板81は、内端側被係止部92の折曲部92aに対して線材9Aの延伸方向外端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接面81aと、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向外側から当接する外側当接面81bとを有している。ここでは、外側支持板81における線材9Aの延伸方向内端側の端面、すなわち図2における下側の端面が延伸方向当接面81aとなっている。また、外側支持板81の図2における右下面が外側当接面81bとなっている。この延伸方向当接面81aにより、内端側被係止部92は線材9Aの延伸方向外端側から支持される。また、この外側当接面81bにより内端側被係止部92は線材9Aの法線方向外側から支持される。
内側支持板82は、外側支持板81と同様に、本体部83に対して略直角に立設され、図2に示す正面視で渦巻ばね9の内端側被係止部92と合致する円弧状の断面を有する形状に形成されている。この内側支持板82は、外側支持板81に対して、線材9Aの延伸方向外端側であって線材9Aの法線方向内側に配置されている。そして、内側支持板82は、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向内側から当接する内側当接面82bを有している。ここでは、内側支持板82の図2における上面が内側当接面82bとなっている。この内側当接面82bにより内端側被係止部92は線材9Aの法線方向内側から支持される。
そして、内側支持板82は、外側支持板81による支持位置から線材9Aの延伸方向外端側に所定距離離間した位置で内端側被係止部92を支持するように配置される。ここでは図2に示すように、内側支持板82と外側支持板81との間の線材9Aの延伸方向での位置関係は、上述した外端側係止部材7とは異なり、内側当接面82bの延伸方向内端側の端部(図2における左側の端部)の位置が、外側当接面81bの延伸方向外端側の端部(図2における右上側の端部)の位置に対して所定距離離間して配置されている。このように構成すれば、内端側被係止部92を、外側当接面81bと内側当接面82bとの離間している隙間に斜めに挿入し、その後、内端側被係止部92を図2における時計方向に回転させて外側当接面81b及び内側当接面82bに当接させることができるので、内端側被係止部92を内端側係止部材8に容易に係止させることができる。なお、図示は省略するが、外端側係止部材7の場合と同様に、外側当接面81bと内側当接面82bとの一部又は全部が線材9Aの法線方向に対向する構成とすることも可能である。また、外端側被係止部91の場合と同様に、外側支持板81及び内側支持板82に当接して支持される内端側被係止部92では、線材9Aはばねとしての機能を果たさない。したがって、内端側被係止部92の長さが、後述するように渦巻ばね9の全体を設計上の所定の渦巻形状に支持するために必要な最短の長さとなるように、外側支持板81の外側当接面81b及び内側支持板82の内側当接面82bを設けると好適である。
また、外側支持板81及び内側支持板82は、外側当接面81bによる内端側被係止部92を構成する線材9Aの支持位置と、内側当接面82bによる内端側被係止部92を構成する線材9Aの支持位置とが、共に渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられている。ここでは、図2に示すように、内側支持板82と外側支持板81との間の線材9Aの法線方向での位置関係は、円弧形状の内側当接面82bが、同じく円弧形状の外側当接面81bに対して、線材9Aの法線方向の厚さと略同一の間隔を有する略平行な面上に配置されている。ここで、渦巻ばね9の径方向における外側支持板81及び内側支持板82の配置は、図2に示す正面視での外側当接面81b及び内側当接面82bが形成する円弧形状が、渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿った形状となるように構成されている。すなわち、外側当接面81b及び内側当接面82bは、内端側被係止部92を構成する線材9Aの形状が、渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に合致するように、内端側被係止部92の両側から当接して規制するように設けられている。上記のとおり、外側当接面81b及び内側当接面82bは、内端側被係止部92に対して面接触して支持するように形成されており、少なくとも複数の点で接触して支持するように形成されている。したがって、外側支持板81及び内側支持板82は、渦巻ばね9が設計上の所定の渦巻形状となるように、内端側被係止部92を構成する線材9Aを支持している。
本実施形態においては、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8に関して、「外側支持板81」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持板82」が本発明における「内側支持体」に相当する。そして、外側支持板81の「延伸方向当接面81a」が本発明における「延伸方向当接部」に相当し、「外側当接面81b」が本発明における「外側当接部」に相当する。また、内側支持板82の「内側当接面82b」が本発明における「内側当接部」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持板81」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持板82」が本発明における「内側支持手段i」を構成する。
〔第二の実施形態〕
次に、本発明の第二の実施形態について図面に基づいて説明する。図4は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の正面図である。この図に示すように、本実施形態に係るシートリクライニング装置1は、渦巻ばね9の外端側被係止部91及び内端側被係止部92の形状、並びに外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7及び内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8の構成が上記第一の実施形態とは異なる。その他の構成は、上記第一の実施形態と同様である。以下、本実施形態に係るシートリクライニング装置1について、上記第一の実施形態との相違点を中心として説明する。
本実施形態においては、渦巻ばね9は、外端側被係止部91の延伸方向中央付近に、線材9Aの延伸方向内端側が法線方向外側となる段差状に形成された段差部91cを有している。この段差部91cは、外端側被係止部91を構成する線材9Aを図4に示す正面視でクランク状となるように折り曲げて形成されている。そして、外端側被係止部91における段差部91cの延伸方向内端側の部分を第一本体部91bとし、段差部91cの延伸方向外端側の部分を第二本体部91dとする。ここでは、第一本体部91bは、それより延伸方向内端側の線材9Aと連続する正面視円弧状に形成されている。そして、第二本体部91dは、段差部91cを介して第一本体部91bに対して法線方向内側に配置された正面視円弧状に形成されている。更に、外端側被係止部91は、上記第一の実施形態と同様に、線材9Aの外端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部91aを有している。また、この渦巻ばね9は、内端側被係止部92についても同様の構成を有している。すなわち、内端側被係止部92の延伸方向中央付近に、線材9Aの延伸方向外端側が法線方向外側となる段差状に形成された段差部92cを有している。そして、内端側被係止部92における段差部92cの延伸方向外端側の部分を第一本体部92bとし、段差部92cの延伸方向内端側の部分を第二本体部92dとする。更に、内端側被係止部92は、上記第一の実施形態と同様に、線材9Aの内端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部92aを有している。
外端側係止部材7は、上記第一の実施形態と同様に、外側支持板71と、内側支持板72と、本体部73とを有して構成されている。ただし、外側支持板71と内側支持板72との間には、外端側被係止部91の段差部91cが挿入される隙間7dが設けられている。すなわち、この外端側係止部材7では、外側支持板71の延伸方向内端側の端面(図2における左側の端面)と内側支持板72の延伸方向外端側の端面(図2における右側の端面)との間は隙間7dだけ離間して配置されている。そして、外側支持板71は、外端側被係止部91の折曲部91aに対して線材9Aの延伸方向内端側(延伸方向他端側)から当接する第一延伸方向当接面71aと、外端側被係止部91の第二本体部91dに対して法線方向外側から当接する外側当接面71bとを有している。一方、内側支持板72は、外端側被係止部91の段差部91cに対して線材9Aの延伸方向内端側から当接する第二延伸方向当接面72aと、外端側被係止部91の第一本体部91bに対して法線方向内側から当接する内側当接面72bとを有している。外端側被係止部91は、外側当接面71b及び内側当接面72bにより法線方向外側及び内側から支持されるとともに、第一延伸方向当接面71a及び第二延伸方向当接面72aにより線材9Aの延伸方向内端側から支持される。
そして、内側支持板72は、外側支持板71による支持位置から線材9Aの延伸方向内端側に所定距離離間した位置で外端側被係止部91を支持するように配置される。ここでは、図4に示すように、内側支持板72と外側支持板71との間の線材9Aの延伸方向での位置関係は、内側支持板72の延伸方向外端側の端面が外側支持板71の延伸方向内端側の端面に対して隙間7dだけ離間して配置されている。したがって、内側支持板72は、外側支持板71による支持位置から線材9Aの延伸方向内端側に少なくとも隙間7d以上離間した位置で線材9Aの法線方向内側から外端側被係止部91を支持するように配置されている。
また、外側支持板71及び内側支持板72は、外側当接面71bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置と、内側当接面72bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置とが、共に渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられている。ここでは、図4に示すように、外端側被係止部91は、段差部91cよりも延伸方向外端側の第二本体部91dが、第一本体部91b及びそれに連続する延伸方向内端側の線材9Aに対して、段差部91cの段差の分だけ法線方向内側に配置されているので、その段差分も考慮した支持位置となるように外側当接面71b及び内側当接面72bを設けている。
本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7に関して、「外側支持板71」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持板72」が本発明における「内側支持体」に相当する。そして、外側支持板71の「第一延伸方向当接面71a」が本発明における「折曲部に当接する延伸方向当接部」に相当し、「外側当接面71b」が本発明における「外側当接部」に相当する。また、内側支持板72の「第二延伸方向当接面72a」が本発明における「段差部に当接する延伸方向当接部」に相当し、「内側当接面72b」が本発明における「内側当接部」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持板71」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持板72」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「内側支持手段i」を構成する。
内端側係止部材8は、上記第一の実施形態と同様に、外側支持板81と、内側支持板82と、本体部83とを有して構成されている。また、本体部83の中央付近には、レバー軸6が挿通される挿通孔83aが形成されている。ただし、外端側係止部材7と同様に、外側支持板81と内側支持板82との間には、内端側係止部材8の段差部92cが挿入される隙間8dが設けられている。そして、外側支持板81は、内端側被係止部92の折曲部92aに対して線材9Aの延伸方向外端側(延伸方向他端側)から当接する第一延伸方向当接面81aと、内端側被係止部92の第二本体部92dに対して法線方向外側から当接する外側当接面81bとを有している。一方、内側支持板82は、内端側被係止部92の段差部92cに対して線材9Aの延伸方向外端側から当接する第二延伸方向当接面82aと、内端側被係止部92の第一本体部92bに対して法線方向内側から当接する内側当接面82bとを有している。内端側被係止部92は、外側当接面81b及び内側当接面82bにより法線方向外側及び内側から支持されるとともに、第一延伸方向当接面81a及び第二延伸方向当接面82aにより線材9Aの延伸方向外端側から支持される。その他の実質的な構成については、上記外端側係止部材7と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8に関して、「外側支持板81」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持板82」が本発明における「内側支持体」に相当する。そして、外側支持板81の「第一延伸方向当接面81a」が本発明における「折曲部に当接する延伸方向当接部」に相当し、「外側当接面81b」が本発明における「外側当接部」に相当する。また、内側支持板82の「第二延伸方向当接面82a」が本発明における「段差部に当接する延伸方向当接部」に相当し、「内側当接面82b」が本発明における「内側当接部」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持板81」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持板82」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「内側支持手段i」を構成する。
なお、本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91及び内端側被係止部92は、いずれも段差部91c、92c及び折曲部91a、92aを有している場合について説明したが、折曲部91a、92aを有しない構成とすることも好適な実施形態の一つである。すなわち、外端側係止部材7及び内端側係止部材8は、隙間7d、8dに挿入されている段差部91c、92cを、内側支持板72、82の第二延伸方向当接面72a、82aにより線材9Aの延伸方向他端側から支持する。これが延伸方向支持手段sを構成している。よって、折曲部91a、92aを延伸方向他端側から支持しなくても、渦巻ばね9を形成する線材9Aを延伸方向他端側から支持することができる。
〔第三の実施形態〕
次に、本発明の第三の実施形態について図面に基づいて説明する。図5は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の正面図である。この図に示すように、本実施形態に係るシートリクライニング装置1は、基本的に上記第一の実施形態と同様の構成を有しているが、板状体であった外端側係止部材7及び内端側係止部材8の外側支持板71、81及び内側支持板72、82を、それぞれピン形状の外側支持ピン76、86及び内側支持ピン77、87とした点で上記第一の実施形態とは異なる。その他の構成は、上記第一の実施形態と同様である。
すなわち、外端側係止部材7は、渦巻ばね9の外端側被係止部91を法線方向外側から支持する外側支持ピン76と、外端側被係止部91を法線方向内側から支持する内側支持ピン77と、これら外側支持ピン76及び内側支持ピン77を一体的に支持する本体部73とを有して構成されている。そして、外側支持ピン76は、外端側被係止部91の折曲部91aに対して線材9Aの延伸方向内端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接部76aと、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向外側から当接する外側当接部76bとを有している。また、内側支持ピン77は、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向内側から当接する内側当接部77bを有している。
そして、内側支持ピン77は、外側支持ピン76による支持位置から線材9Aの延伸方向内端側に所定距離離間した位置で外端側被係止部91を支持するように配置される。また、外側支持ピン76及び内側支持ピン77は、外側当接部76bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置と、内側当接部77bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置とが、共に渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられている。ここで、外側支持ピン76と内側支持ピン77との延伸方向での離間距離は、渦巻ばね9の全体を設計上の所定の渦巻形状に支持するために必要な最短の長さとなるように設定すると好適である。
本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7に関して、「外側支持ピン76」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持ピン77」が本発明における「内側支持体」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持ピン76」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン77」が本発明における「内側支持手段i」を構成する。
内端側係止部材8は、外端側係止部材7と同様に、渦巻ばね9の内端側被係止部92を法線方向外側から支持する外側支持ピン86と、内端側被係止部92を法線方向内側から支持する内側支持ピン87と、これら外側支持ピン86及び内側支持ピン87を一体的に支持する本体部83とを有して構成されている。また、本体部83の中央付近には、レバー軸6が挿通される挿通孔83aが形成されている。そして、外側支持ピン86は、内端側被係止部92の折曲部92aに対して線材9Aの延伸方向外端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接部86aと、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向外側から当接する外側当接部86bとを有している。また、内側支持ピン87は、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向内側から当接する内側当接部87bを有している。その他の実質的な構成については、上記外端側係止部材7と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8に関して、「外側支持ピン86」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持ピン87」が本発明における「内側支持体」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持ピン86」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン87」が本発明における「内側支持手段i」を構成する。
〔第四の実施形態〕
次に、本発明の第四の実施形態について図面に基づいて説明する。図6は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の正面図である。この図に示すように、本実施形態に係るシートリクライニング装置1は、上記第二の実施形態に近い構成を有しているが、渦巻ばね9が、折曲部91a、92aを有していない点、並びに板状体であった外端側係止部材7及び内端側係止部材8の外側支持板71、81及び内側支持板72、82を、それぞれピン形状の外側支持ピン76、86及び内側支持ピン77、87とした点で上記第二の実施形態とは異なる。その他の構成は、上記第二の実施形態と同様である。
すなわち、本実施形態においては、渦巻ばね9は、外端側被係止部91の延伸方向中央付近に、線材9Aの延伸方向内端側が法線方向外側となる段差状に形成された段差部91cを有している。そして、外端側被係止部91における段差部91cの延伸方向内端側の部分を第一本体部91bとし、段差部91cの延伸方向外端側の部分を第二本体部91dとする。上記第二の実施形態とは異なり、折曲部91aは形成されていない。また、この渦巻ばね9は、内端側被係止部92の延伸方向中央付近に、線材9Aの延伸方向外端側が法線方向外側となる段差状に形成された段差部92cを有している。そして、内端側被係止部92における段差部92cの延伸方向外端側の部分を第一本体部92bとし、段差部92cの延伸方向内端側の部分を第二本体部92dとする。外端側被係止部91と同様に、内端側被係止部92にも折曲部92aは形成されていない。
また、外端側係止部材7は、渦巻ばね9の外端側被係止部91を法線方向外側から支持する外側支持ピン76と、外端側被係止部91を法線方向内側から支持する内側支持ピン77と、これら外側支持ピン76及び内側支持ピン77を一体的に支持する本体部73とを有して構成されている。そして、外側支持ピン76は、外端側被係止部91の第二本体部91dに対して法線方向外側から当接する外側当接部76bを有している。また、内側支持ピン77は、外端側被係止部91の段差部91cに対して線材9Aの延伸方向内端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接部77aと、外端側被係止部91の第一本体部91bに対して法線方向内側から当接する内側当接部77bとを有している。
そして、内側支持ピン77は、外側支持ピン76による支持位置から線材9Aの延伸方向内端側に所定距離離間した位置で外端側被係止部91を支持するように配置される。また、外側支持ピン76及び内側支持ピン77は、外側当接部76bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置と、内側当接部77bによる外端側被係止部91を構成する線材9Aの支持位置とが、共に渦巻ばね9の設計上の所定の渦巻形状に沿って配置されるように設けられている。ここで、外側支持ピン76と内側支持ピン77との延伸方向での離間距離は、渦巻ばね9の全体を設計上の所定の渦巻形状に支持するために必要な最短の長さとなるように設定すると好適である。
本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7に関して、「外側支持ピン76」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持ピン77」が本発明における「内側支持体」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持ピン76」が本発明における「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン77」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「内側支持手段i」を構成する。
内端側係止部材8は、外端側係止部材7と同様に、渦巻ばね9の内端側被係止部92を法線方向外側から支持する外側支持ピン86と、内端側被係止部92を法線方向内側から支持する内側支持ピン87と、これら外側支持ピン86及び内側支持ピン87を一体的に支持する本体部83とを有して構成されている。また、本体部83の中央付近には、レバー軸6が挿通される挿通孔83aが形成されている。そして、外側支持ピン86は、内端側被係止部92の第二本体部92dに対して法線方向外側から当接する外側当接部86bを有している。また、内側支持ピン87は、内端側被係止部92の段差部92cに対して線材9Aの延伸方向外端側(延伸方向他端側)から当接する延伸方向当接部87aと、内端側被係止部92の第一本体部92bに対して法線方向内側から当接する内側当接部87bとを有している。その他の実質的な構成については、上記外端側係止部材7と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8に関して、「外側支持ピン86」が本発明における「外側支持体」に相当し、「内側支持ピン87」が本発明における「内側支持体」に相当する。また、本実施形態においては、「外側支持ピン86」が本発明における「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン87」が本発明における「延伸方向支持手段s」及び「内側支持手段i」を構成する。
〔第五の実施形態〕
次に、本発明の第五の実施形態について図面に基づいて説明する。図7は、本実施形態に係るシートリクライニング装置1の正面図である。この図に示すように、本実施形態に係るシートリクライニング装置1は、上記第三の実施形態に近い構成を有しているが、渦巻ばね9の折曲部91a、92aが、線材9Aの端部を法線方向内側に折り曲げて形成されている点、並びに外側支持ピン76、86及び内側支持ピン77、87に加えて、法線方向内側に折り曲げられた折曲部91a、92aに対して線材9Aの延伸方向他端側から当接して支持する延伸方向支持ピン78、88を有する点で上記第三の実施形態とは異なる。その他の構成は、上記第三の実施形態と同様である。
すなわち、外端側係止部材7は、渦巻ばね9の外端側被係止部91を法線方向外側から支持する外側支持ピン76と、外端側被係止部91を法線方向内側から支持する内側支持ピン77と、外端側被係止部91を線材9Aの延伸方向内端側(延伸方向他端側)から支持する延伸方向支持ピン78と、これら外側支持ピン76、内側支持ピン77及び延伸方向支持ピン78を一体的に支持する本体部73とを有して構成されている。そして、外側支持ピン76は、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向外側から当接する外側当接部76bを有している。内側支持ピン77は、外端側被係止部91の本体部91bに対して法線方向内側から当接する内側当接部77bを有している。延伸方向支持ピン78は、外端側被係止部91の折曲部91aに対して線材9Aの延伸方向内端側から当接する延伸方向当接部78aを有している。本実施形態においては、延伸方向支持ピン78は、外端側被係止部91を挿んで外側支持ピン76と対向する位置に配置されている。
本実施形態においては、渦巻ばね9の外端側被係止部91を係止する外端側係止部材7に関して、「外側支持ピン76」が本発明における「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン77」が本発明における「内側支持手段i」を構成し、「延伸方向支持ピン78」が本発明における「延伸方向支持手段s」を構成する。
内端側係止部材8は、渦巻ばね9の内端側被係止部92を法線方向外側から支持する外側支持ピン86と、内端側被係止部92を法線方向内側から支持する内側支持ピン87と、内端側被係止部92を線材9Aの延伸方向外端側(延伸方向他端側)から支持する延伸方向支持ピン88と、これら外側支持ピン86、内側支持ピン87及び延伸方向支持ピン88を一体的に支持する本体部83とを有して構成されている。また、本体部83の中央付近には、レバー軸6が挿通される挿通孔83aが形成されている。そして、外側支持ピン86は、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向外側から当接する外側当接部86bを有している。内側支持ピン87は、内端側被係止部92の本体部92bに対して法線方向内側から当接する内側当接部87bを有している。延伸方向支持ピン88は、内端側被係止部92の折曲部92aに対して線材9Aの延伸方向外端側から当接する延伸方向当接部88aを有している。本実施形態においては、延伸方向支持ピン88は内端側被係止部92を挿んで外側支持ピン86と対向する位置に配置されている。その他の実質的な構成については、上記外端側係止部材7と同様であるので説明は省略する。
本実施形態においては、渦巻ばね9の内端側被係止部92を係止する内端側係止部材8に関して、「外側支持ピン86」が本発明における「外側支持手段o」を構成し、「内側支持ピン87」が本発明における「内側支持手段i」を構成し、「延伸方向支持ピン88」が本発明における「延伸方向支持手段s」を構成する。
〔その他の実施形態〕
(1)上記の各実施形態においては、いずれも、外端側被係止部91が外端側係止部材7によりシートバックフレーム3に係止され、内端側被係止部92が内端側係止部材8によりシートクッションフレーム4に係止される場合を例として説明した。しかし、これらの関係を逆にすることも当然に可能であり、外端側被係止部91がシートクッションフレーム4に係止され、内端側被係止部92がシートバックフレーム3に係止される構成とすることも好適な実施形態の一つである。
(2)上記の各実施形態においては、いずれも、渦巻ばね9は略矩形の一定断面を有する線材9Aを所定の渦巻形状に曲成することにより形成されている場合について説明した。しかし、渦巻ばね9の構成はこのようなものに限定されない。すなわち、例えば略円形の一定断面を有する線材を所定の渦巻形状に曲成することにより形成することも好適な実施形態である。また、その他の公知の渦巻ばね9の構成を適用することもできる。
(3)上記の各実施形態においては、いずれも、外端側係止部材7と内端側係止部材8とが同様の構成を有する場合について説明したが、外端側係止部材7及び内端側係止部材8のいずれか一方のみを、上記の各実施形態に示す構成とすることも好適な実施形態の一つである。
(4)上記の各実施形態においては、シートリクライニング装置1を、車両用シートに適用する場合について説明したが、本発明に係るシートリクライニング装置1の適用範囲はこれに限定されるものではない。すなわち、本発明に係るシートリクライニング装置1は、車両用以外の各種のシートに好適に利用することができる。
本発明の第一の実施形態に係るシートリクライニング装置の分解斜視図 本発明の第一の実施形態に係るシートリクライニング装置の正面図 本発明の第一の実施形態に係るシートリクライニング装置の断面図 本発明の第二の実施形態に係るシートリクライニング装置の正面図 本発明の第三の実施形態に係るシートリクライニング装置の正面図 本発明の第四の実施形態に係るシートリクライニング装置の正面図 本発明の第五の実施形態に係るシートリクライニング装置の正面図 背景技術に係るシートリクライニング装置の正面図
1:シートリクライニング装置
3:シートバックフレーム
4:シートクッションフレーム
7:外端側係止部材
71:外側支持板(外側支持体)
71a:延伸方向当接面、第一延伸方向当接面(延伸方向当接部)
71b:外側当接面(外側当接部)
72:内側支持板(内側支持体)
72a:第二延伸方向当接面(延伸方向当接部)
72b:内側当接面(内側当接部)
76:外側支持ピン(外側支持体)
76a:延伸方向当接部
76b:外側当接部
77:内側支持ピン(内側支持体)
77a:延伸方向当接部
77b:内側当接部
78:延伸方向支持ピン
78a:延伸方向当接部
8:内端側係止部材
81:外側支持板(外側支持体)
81a:延伸方向当接面、第一延伸方向当接面(延伸方向当接部)
81b:外側当接面(外側当接部)
82:内側支持板(内側支持体)
82a:第二延伸方向当接面(延伸方向当接部)
82b:内側当接面(内側当接部)
86:外側支持ピン(外側支持体)
86a:延伸方向当接部
86b:外側当接部
87:内側支持ピン(内側支持体)
87a:延伸方向当接部
87b:内側当接部
88:延伸方向支持ピン
88a:延伸方向当接部
9:渦巻ばね
9A:線材
91:外端側被係止部
91a:外端側被係止部の折曲部
91c:外端側被係止部の段差部
92:内端側被係止部
92a:内端側被係止部の折曲部
92c:内端側被係止部の段差部
s:延伸方向支持手段
o:外側支持手段
i:内側支持手段



Claims (3)

  1. 外端側及び内端側のいずれか一方の被係止部がシートクッションフレームに係止され、外端側及び内端側のいずれか他方の被係止部が前記シートクッションフレームに対して回動可能に連結されたシートバックフレームに係止された渦巻ばねを備えるシートリクライニング装置であって、
    前記渦巻ばねの前記外端側の被係止部を係止する外端側係止部材及び前記内端側の被係止部を係止する内端側係止部材の一方又は双方が、前記渦巻ばねを形成する線材の延伸方向他端側から前記被係止部を支持する延伸方向支持手段と、前記線材の法線方向外側から前記被係止部を支持する外側支持手段と、前記外側支持手段による支持位置から前記線材の延伸方向他端側に所定距離離間した位置で前記線材の法線方向内側から前記被係止部を支持する内側支持手段とを備え
    前記外側支持手段及び前記内側支持手段が、前記被係止部と合致する弧状断面を有し、
    前記外側支持手段と前記内側支持手段との線材の法線方向における間隔が、線材の法線方向の厚さと一致しているシートリクライニング装置。
  2. 前記渦巻ばねの径方向における前記外側支持手段及び前記内側支持手段の配置は、前記渦巻ばねの隣接する線材間の距離が概略一定となる配置である請求項1に記載のシートリクライニング装置。
  3. 前記渦巻ばねの前記外端側及び前記内端側の一方又は双方の被係止部は、前記線材の端部を法線方向外側に折り曲げて形成された折曲部を有し、
    前記延伸方向支持手段及び前記外側支持手段が、前記折曲部に対して前記線材の延伸方向他端側から当接する延伸方向当接部と、前記線材の法線方向外側から前記被係止部に当接する外側当接部とを有する外側支持体により構成され、
    前記内側支持手段が、前記線材の法線方向内側から前記被係止部に当接する内側当接部を有する内側支持体により構成されている請求項1又は2に記載のシートリクライニング装置。
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