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JP4882333B2 - 制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、コントローラに接続された複数のデバイスを制御する制御システムに関する。
従来、電子機器においては、例えば、IIC(internet integrated circuit)、SPI(serial peripheral interface)、UART(universal asynchronous receiver transmitter)などの専用バスを用いて各デバイス間の通信を行うことによりデバイスのコントロールを行っていた。しかし、これらのバスにはそれぞれ短所があり、その条件に応じて最適な通信方法を選択しながら機器内デバイスのコントロールを行うことが通例となっていた。
図7は、IICの標準的な接続例による制御システムの構成図であり、図8は、そのデータ読み出し又は書き込みのタイミングチャートを示し、図8Aはデータ、図8Bはクロック、図8Cはデータ内容である。
図7に示すIICによる制御システムにおいては、クロック63及びデータ64の2本の制御線を用いて、コントローラとなるデバイス61から、数多くの制御対象のデバイスとなるモジュール62−1、62−2、・・・62−nを制御することが可能である。
例えば、図8Aに示すデータが1ビット〜8ビットで2進表示の「01111000」のとき(16進表示の「78」)、モジュール62−2に割り当てられたアドレスに対する書き込みの制御を示し、2進表示の「01111001」のとき(16進表示の「79」)、モジュール62−2に割り当てられたアドレスに対する読み出しの制御を示す。
図8Bに示すクロック数に応じて図8Aに示すデータが設定されている。図8Aに示すデータが1ビット〜8ビットであるときは図8Cに示すデータ内容がアドレス74を示し、図8Aに示すデータが9ビットでハイインピーダンス73のときは図8Cに示すデータ内容がアクノレッジ75を示している。図8Aに示すデータが1ビット〜9ビットで1サイクルとなる。
同様に、図8Aに示すデータが次のサイクルの1ビット〜8ビットであるときは図8Cに示すデータ内容がサブアドレス76を示し、図8Aに示すデータが次のサイクルの9ビットでハイインピーダンスのときは図8Cに示すデータ内容がアクノレッジ77を示している。
また、図9は、SPIにおける標準的な接続例による制御システムの構成図であり、図10は、チップセレクトによるデータ出力又はデータ入力のタイミングチャートを示し、図10Aはクロック、図10Bはデータ出力、図10Cはデータ入力、図10Dはチップセレクトである。
図9に示すSPIによる制御システムにおいては、クロック83、データ出力84及びデータ入力85の3本の通信線とチップセレクト86の1本の制御線を用いて、1Mbps程度の速度でクロック同期式によりコントローラとなるデバイス81から1対1の通信でデバイスとなるモジュール82−1を制御することが可能である。
さらに、コントローラとなるデバイス81から1対多の通信で複数のデバイスとなるモジュール82−1、82−2、・・・82−nを制御する場合には、チップセレクト86、87、・・・88の制御線を制御されるデバイスとなるモジュール82−1、82−2、・・・82−nの数に対応させて配設することにより、1対多の通信が可能である。
例えば、コントローラとなるデバイス81は、図10Dに示すチップセレクト86、87、・・・88により制御されるデバイスとなるモジュール82−1、82−2、・・・82−nを選択する。次に、コントローラとなるデバイス81は、図10Aに示すクロックに同期して図10Dに示すチップセレクト86、87、・・・88により選択されたモジュール82−1、82−2、・・・82−nに対して図10Bに示すデータ出力84を送信する。これにより、コントローラとなるデバイス81は、図10Dに示すチップセレクト86、87、・・・88により選択されたモジュール82−1、82−2、・・・82−nから図10Cに示すデータ入力85を受信する。
また、従来のシリアル通信回路の例として、それぞれ異なる通信線でデータ信号としてフレーム同期信号が送受信される通信系からのデータを受けて受信データ信号を生成出力する回路と、1本の通信線によりデータ信号列中にフレーム同期信号が含まれて送受信される通信系からのデータから受信フレーム同期信号と受信データを生成出力する回路とを備えるものが開示されている(特許文献1参照)。
また、多段接続による伝送遅延を除去するデータ転送の例として、違ったデータ速度を扱うシリアルデータを受信・送信するシリアル通信ドライバー処理2組と、シリアル通信ドライバーからの受信データをコマンド解析し、自局の場合そのコマンドにより装置制御を行い、レスポンデータを組立するコマンド解析・レスポンス組立処理と、1方のシリアル通信ドライバーからの受信データを他方のシリアル通信ドライバーへ送信データを送信要求し、その逆に1方のシリアル通信ドライバーからの受信データを他方のシリアル通信ドライバーに送信データを送信要求する1キャラクタ転送処理を備えるものが開示されている(特許文献2参照)。
実開平4−15334号公報 特開平5−284190号公報
しかし、上述したIICによる制御システムでは、システム内部において数多くのデバイスを接続したり、又はデバイス間の接続に線材を用いて非常に長い距離で制御を行う場合に、線間の容量及びデバイスの容量により信号のレベルが低下したり信号波形の立ち上がり及び立ち下がりに鈍りが出る。このため、信号波形のレベルの低下及び積分値が低下することにより、信号検出ができなって正しく通信を行うことができないという不都合があった。
また、上述したSPIによる制御システムでは、1対1の通信の場合には1本の制御線で可能であったが、コントローラから1対多の通信で複数のデバイスを制御する場合には、制御線を制御されるデバイスの数だけ用意する必要がある。このため、数多くのデバイスの制御を行う場合には、コントローラと複数のデバイスの間で多くの制御線の配線を必要とするため、コントローラを大きなピン数のものに置き換えねばならず、またシステム内配線が増えるという不都合があった。
そこで、本発明は、線間の容量及びデバイスの容量により信号波形のレベルの低下及び積分値が低下しても正しく通信を行うことができ、コントローラから1対多の通信で複数のデバイスを制御する場合にも制御線の数を増やす必要がない制御システムを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決し、本発明の目的を達成するため、制御を司るコントローラと、コントローラの制御対象となる複数のデバイスとが、一本のクロック伝送用の信号線と、一本の出力信号伝送用の信号線と、一本の入力信号伝送用の信号線とによって接続された制御システムにおいて、複数のデバイスを同一の状態に制御するためのコントローラの制御に関する信号を予め設定された閾値に基づいて整形する波形整形ブロックを、複数のデバイスのうちのいずれかに設け、波形整形ブロックにより整形されたコントローラの制御に関する信号を3本の信号線を介して順次次段に送出するものである。
これにより、例えば、電子機器一般におけるコントローラと複数個のデバイス間の接続において、波形整形ブロックを追加することにより通信データをそのまま次段に送り出すことができるため、コントローラと複数個のデバイス間を順次連続してカスケード接続することができる。
また、通信信号の品質に劣化が生じないことから、数百から数千個の非常に多くのデバイスを接続した状態で複数のデバイスを同一の状態に制御することが可能となる。また、数百から数千個の非常に多くのデバイスを接続する際においても、信号線の増設をする必要がなく、固定数の信号線の接続で済むため、機器の小型化に寄与することができる。また、コントローラの入出力ピンを増設をする必要がなく、1つのコントローラに多くのデバイスを接続できることから、コントローラの構成が簡単となり、コストを低く抑えることが可能となる。
本発明によれば、線間の容量及びデバイスの容量により信号波形のレベルの低下及び積分値が低下しても正しく通信を行うことができ、コントローラから1対多の通信で複数のデバイスを制御する場合にも制御線の数を増やす必要がない制御システムを得ることができる。
例えば、モジュール間でのデータ及びクロックの受け渡しの際に、波形整形により信号を生成し直すことにより信号の劣化が無く、モジュール間での通信に数m程度のケーブルなどが存在しても十分正しい通信をすることが可能となるため、機器のコストを低く抑えることが可能となる。
以下に、本発明の実施の形態について、適宜、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施の形態に適用される制御システムの構成図である。
図1において、デバイス1は、例えば、CPUなどの制御システムを制御するホストコントローラを指している。モジュール2−1、2−2、・・・2−n(例えば、数百から数千個)は、内部に、制御対象のデバイスを備えている。
さらに、本実施の形態のモジュール2−1、2−2、・・・2−nは、デバイス1から出力されるクロック11及びデータの出力信号12、デバイス1に入力される入力信号13をバッファして波形整形するバッファ回路とを含んで構成されている。このデバイスに上述したバッファ回路を含んだものを本実施の形態ではモジュールと呼ぶこととする。
ここで、モジュール2−1、2−2、・・・2−nは、クロック11、出力信号12及び入力信号13の3本の信号線のみで順次連続してカスケード接続される。
図2は、モジュールの構成を示すブロック図である。
図2において、1つのモジュール2−nに接続された3本の信号線を介して、クロック11−n−1、出力信号12−n−1及び入力信号13−n−1は、モジュール2−n内のデバイス21−nのクロック端子22−n、データ出力端子23−n及びデータ入力端子24−nと接続されている。
さらに、クロック11−n−1、出力信号12−n−1及び入力信号13−n−1は、モジュール2−n内のバッファ回路25−n、26−n及び27−nと接続されている。バッファ回路25−n、26−n及び27−nは、例えば、型式「74HL08」などの標準的なICに複数個配置されるゲートなどで構成されるバッファ回路である。
このように構成される本実施の形態に適用される制御システムの動作を以下に説明する。
まず、この制御システムにおけるアドレスデータと制御データの送信タイミングについて説明する。
図3は、アドレスデータ及び制御データを示すタイミングチャートであり、図3Aはクロック、図3Bはデータ出力、図3Cはデータ入力である。
本実施の形態において、デバイス1がどのデバイス21へアクセスするかは、図3Bに示すデータ出力中のデータ信号内に、アドレスを指定するアドレスデータ31に続き、制御データ32をモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nに続けて送信することにより実行する。
デバイス1はこのアドレスデータ及び制御データ33をモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nに送信することで、アドレスデータ31により特定されたモジュール2−1、2−2、・・・2−nの特定のデバイス21−1、21−2、・・・21−nを制御することが可能である。
例えば、デバイス1は図3Aに示すクロックのT1時点、T2時点、T3時点の立下りで、図3Bに示すデータ出力中のデータA1、A2、A3による3ビットのアドレスデータ31をモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nに送信することにより、最大2(=8)個のモジュール2−1、2−2、・・・2−nのアドレスを指定することができる。
さらに、デバイス1はアドレスデータ31に続き、図3Aに示すクロックのT4時点、T5時点、T6時点、T7時点、T8時点、T9時点、T10時点、T11時点の立下りで、図3Bに示すデータ出力中のデータD1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8による8ビットの制御データ32をモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nに続けて送信することにより、アドレスを指定されたモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nを最大2(=256)個の状態に制御することができる。
例えば、デバイス1が制御を行うモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nが5つ(n=5)で制御データが8ビットであれば、デバイス1が送信するデータ量は、3ビット+8ビット=11ビットということになる。
また、制御するデバイスの個数及び制御状態に応じて、アドレスデータ31及び制御データ32のビット数を可変させて制御することも可能である。
例えば、複数のデバイスは表示装置に各ライン毎に走査線方向に設けられる複数の発光素子及び駆動部(例えば、数百から数千個)である場合、この複数の発光素子及び駆動部を指定可能な比較的多いアドレスデータ31のビット数とする。
さらに、複数の発光素子及び駆動部を同一の状態に制御する場合、制御データ32のビット数を比較的少ないビット数とする。これにより、デバイス1の駆動部への制御により複数の発光素子を同一の発光パターン(例えば、各種テストパターン)で発光させることができる。
次に、この制御システムにおけるデータ出力の波形整形のタイミングについて説明する。
図4は、データ出力の波形整形を示すタイミングチャートであり、図4Aはデータ出力12、図4Bはデータ出力12−n−1、図4Cはデータ出力12−nである。
デバイス1から出力される図4Aに示すデータ出力12は、T21時点で5Vに立ち上り、T22時点で0Vに立下り、T23時点で5Vに立ち上り、T24時点で0Vに立下り、T25時点で5Vに立ち上り、T26時点で0Vに立下り、・・・を繰り返す信号である。
このとき、図2に示すモジュール2−nに入力される図4Bに示すデータ出力12−n−1は、T21時点からT22時点で0Vから過渡特性により徐々に上昇して3Vに到達し、T22時点からT23時点で3Vから過渡特性により徐々に下降して0Vに到達し、T23時点からT24時点で0Vから過渡特性により徐々に上昇して3Vに到達し、T24時点からT25時点で3Vから過渡特性により徐々に下降して0Vに到達し、T25時点からT26時点で0Vから過渡特性により徐々に上昇して3Vに到達し、・・・を繰り返す信号である。
ここで、図2に示すモジュール2−nから出力される図4Cに示すデータ出力12−nは、バッファ回路26−nにより、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを上回るT31時点で5Vに立ち上り、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを下回るT32時点で0Vに立下り、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを上回るT33時点で5Vに立ち上り、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを下回るT34時点で0Vに立下り、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを上回るT35時点で5Vに立ち上り、図4Bに示すデータ出力12−n−1が閾値Thを下回るT36時点で0Vに立下り、・・・を繰り返す信号となる。
このとき、バッファ回路26−nは、論理レベルのハイレベルを規定するための最小限の値として例えば2Vから2.5V程度の閾値Thで入力される図4Bに示すデータ出力12−n−1をバッファリングして、予め定められた論理レベルのハイレベルを規定する5Vに立ち上るように波形を整形する。
また、逆に、バッファ回路26−nは、論理レベルのローレベルを規定するための最大限の値として例えば2.5Vから2V程度の閾値Thで入力される図4Bに示すデータ出力12−n−1をバッファリングして、予め定められた論理レベルのローレベルを規定する0Vに立ち下るように波形を整形する。
ここで、図4Cに示すデータ出力12−nは、予め設定された5Vのレベル及び積分値(デバイスの正常な動作が可能な値)となるように整形される。
ここでは、データ出力についてのみ説明したが、他のクロック11−n−1及びデータ入力13−nも、同様に、バッファ回路25−n、27−nにより波形が整形される。
これにより、クロック11−n、出力信号12−n及び入力信号13−n−1が出力される際には、バッファ回路25−n、26−n及び27−nにより波形整形を受けることになる。例えば、電子機器内部の長い配線などにより、波形に立ち上り及び立下り時に信号の鈍りがあっても、バッファ回路25−n、26−n及び27−nにより次のブロックに送り出す際には、波形の鈍りは解消されることとなる。
このとき、クロック11−n、出力信号12−n及び入力信号13−n−1は、元の信号に対して遅延が生じているが、同一モジュール2−n内で同量の遅延量であるため、デバイス21−nの動作には何ら支障が生じることはない。
上述した実施の形態では、モジュール内の波形整形をバッファ回路により実施する例を示したが、これに限らず、以下の構成を採用してもよい。
図5は、他のモジュールの構成を示すブロック図である。
図5に示す他のモジュール5−nの構成が図2に示すモジュールの構成2−nと異なる点は、クロック11−n−1の波形整形を図2に示すバッファ回路25−nから図5に示すPLL回路55−nに変更した点のみである。他の構成及び動作は図2と同様であるため、異なる点のみを説明する。
図6は、クロックの波形整形を示すタイミングチャートであり、図6Aはクロック11−n−1、図6Bはクロック11−n`(PLL回路時)、図6Cはクロック11−n(バッファ時)である。
ここで、PLL回路55−nを用いて、図6Aに示すクロック11−n−1のT41時点、T42時点、T43時点、T44時点、T45時点、T46時点・・・の立下りで新たに図6Bに示すクロック11−n`(PLL回路時)の生成を行えば、バッファ回路25−nによる波形整形時における図6Cに示すクロック11−n(バッファ時)の遅延τが生じる場合とは異なり、遅延を生じさせることなくクロック信号を生成することが可能となる。
この場合、PLL回路55−nは、図6Aに示すクロック11−n−1のT41時点、T42時点、T43時点、T44時点、T45時点、T46時点・・・の立下りで図6Aに示すクロック11−n−1と図6Bに示すクロック11−n`(PLL回路時)の位相比較を行いながら、フィードバックを行うため、図6Aに示すクロック11−n−1と図6Bに示すクロック11−n`(PLL回路時)の位相は常に同位相に保たれる。
また、図6Cに示すクロック11−n(バッファ時)がバッファ回路25−nに入力される場合においては、上述したPLL回路55−nによる制御がないため、常に図6Aに示すクロック11−n−1に対して図6Cに示すクロック11−n(バッファ時)はバッファリング動作分の遅延τが生じることとなる。
なお、ここでは、クロック11−n`(PLL回路時)と、出力信号12−n及び入力信号13−n−1との間で、遅延τが生じているが、同一モジュール2−n内でバッファリング動作量の遅延量であるため、デバイス21−nの動作には何ら支障が生じることはない。
なお、上述した波形整形のためのバッファ回路やPLL回路は、システム内の各モジュール内にすべて設けるようにしてもよいが、これに限らず、システム内のいずれかのモジュール内に設けるようにしてもよい。
上述した本実施の形態により、各モジュールからの出力は整形されて常にきれいなエッジの波形であるためモジュールをカスケ―ドに多数接続することができ、システム内配線による信号及びデバイス1からの出力はモジュール接続数に関係なく1系統で済み、デバイスのピン配置を増設する必要がないためコストを低く抑えることが可能となる。
また、システム内部のバス配線による信号は常に立ち上がり及び立下りのエッジが整形されるためモジュール内のデバイスの動作状態を正常に保つことができ、同じバス上に多くのデバイスを接続することができるためシステムの構成が非常に簡単になる。
また、1つのデバイス上の1つのバスに多くのモジュールを接続してアドレスデータと制御データとを同一ラインで送信できることから、デバイスの構成が簡単となりコストを低く抑えることが可能となる。
また、システム内部のデバイスと各モジュールがカスケード接続されるため、1つのデバイスから数多く配線される場合に比較して、モジュール間での配線ですむためシステム内部の配線が簡単になる。
上述した本実施の形態に限らず、本発明の特許請求の範囲内であれば、適宜、その構成を変更しうることは言うまでもない。
本実施の形態に適用される制御システムの構成図である。 モジュールの構成を示すブロック図である。 アドレスデータ及び制御データを示すタイミングチャートであり、図3Aはクロック、図3Bはデータ出力、図3Cはデータ入力である。 データ出力の波形整形を示すタイミングチャートであり、図4Aはデータ出力12、図4Bはデータ出力12−n−1、図4Cはデータ出力12−nである。 他のモジュールの構成を示すブロック図である。 クロックの波形整形を示すタイミングチャートであり、図6Aはクロック11、図6Bはクロック11−n`(PLL回路時)、図6Cはクロック11−n(バッファ時)である。 従来の制御システムの構成図である。 データ読み出し又は書き込みのタイミングチャートを示し、図8Aはデータ、図8Bはクロック、図8Cはデータ内容である。 従来の他の制御システムの構成図である。 チップセレクトによるデータ出力又はデータ入力のタイミングチャートを示し、図10Aはクロック、図10Bはデータ出力、図19Cはデータ入力、図10Dはチップセレクトである。
符号の説明
1…デバイス、2−1、2−2、・・・2−n…モジュール、11…クロック、12…データ出力信号、13…データ入力信号、11−n−1…クロック、12−n−1…出力信号、13−n−1…入力信号、21−n…デバイス、22−n…クロック端子、23−n…データ出力端子、24−n…データ入力端子、25−n、26−n、27−nバッファ…回路、55−n…PLL回路、11−n`…クロック(PLL回路時)

Claims (5)

  1. 制御を司るコントローラと、上記コントローラの制御対象となる複数のデバイスとが、一本のクロック伝送用の信号線と、一本の出力信号伝送用の信号線と、一本の入力信号伝送用の信号線の計3本の信号線によって接続された制御システムにおいて、
    上記複数のデバイスを同一の状態に制御するための上記コントローラの制御に関する信号を予め設定された閾値に基づいて整形する波形整形ブロックを、上記複数のデバイスのうちのいずれかに設け、
    上記波形整形ブロックにより整形された上記コントローラの制御に関する信号を、上記3本の信号線を介して順次次段に送出す
    御システム。
  2. 上記波形整形ブロックは、上記コントローラの制御に関する信号を予め設定されたレベル及び積分値となるように整形す
    求項1に記載の制御システム。
  3. 上記波形整形ブロックは、上記コントローラの制御データの波形整形に対して集積回路を用い
    求項2に記載の制御システム。
  4. 上記波形整形ブロックは、上記コントローラのクロックの波形整形に対してフェイズロックドループ回路を用い
    求項2に記載の制御システム。
  5. 上記複数のデバイスは表示装置に設けられる複数の発光部であり、上記コントローラの制御により上記複数の発光部を同一の発光パターンで発光させ
    求項1に記載の制御システム。
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