JP4882333B2 - 制御システム - Google Patents
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Description
図7に示すIICによる制御システムにおいては、クロック63及びデータ64の2本の制御線を用いて、コントローラとなるデバイス61から、数多くの制御対象のデバイスとなるモジュール62−1、62−2、・・・62−nを制御することが可能である。
また、図9は、SPIにおける標準的な接続例による制御システムの構成図であり、図10は、チップセレクトによるデータ出力又はデータ入力のタイミングチャートを示し、図10Aはクロック、図10Bはデータ出力、図10Cはデータ入力、図10Dはチップセレクトである。
図1は、本実施の形態に適用される制御システムの構成図である。
図1において、デバイス1は、例えば、CPUなどの制御システムを制御するホストコントローラを指している。モジュール2−1、2−2、・・・2−n(例えば、数百から数千個)は、内部に、制御対象のデバイスを備えている。
ここで、モジュール2−1、2−2、・・・2−nは、クロック11、出力信号12及び入力信号13の3本の信号線のみで順次連続してカスケード接続される。
図2において、1つのモジュール2−nに接続された3本の信号線を介して、クロック11−n−1、出力信号12−n−1及び入力信号13−n−1は、モジュール2−n内のデバイス21−nのクロック端子22−n、データ出力端子23−n及びデータ入力端子24−nと接続されている。
まず、この制御システムにおけるアドレスデータと制御データの送信タイミングについて説明する。
図3は、アドレスデータ及び制御データを示すタイミングチャートであり、図3Aはクロック、図3Bはデータ出力、図3Cはデータ入力である。
本実施の形態において、デバイス1がどのデバイス21へアクセスするかは、図3Bに示すデータ出力中のデータ信号内に、アドレスを指定するアドレスデータ31に続き、制御データ32をモジュール2−1、2−2、・・・2−nのデバイス21−1、21−2、・・・21−nに続けて送信することにより実行する。
また、制御するデバイスの個数及び制御状態に応じて、アドレスデータ31及び制御データ32のビット数を可変させて制御することも可能である。
さらに、複数の発光素子及び駆動部を同一の状態に制御する場合、制御データ32のビット数を比較的少ないビット数とする。これにより、デバイス1の駆動部への制御により複数の発光素子を同一の発光パターン(例えば、各種テストパターン)で発光させることができる。
図4は、データ出力の波形整形を示すタイミングチャートであり、図4Aはデータ出力12、図4Bはデータ出力12−n−1、図4Cはデータ出力12−nである。
デバイス1から出力される図4Aに示すデータ出力12は、T21時点で5Vに立ち上り、T22時点で0Vに立下り、T23時点で5Vに立ち上り、T24時点で0Vに立下り、T25時点で5Vに立ち上り、T26時点で0Vに立下り、・・・を繰り返す信号である。
ここで、図4Cに示すデータ出力12−nは、予め設定された5Vのレベル及び積分値(デバイスの正常な動作が可能な値)となるように整形される。
ここでは、データ出力についてのみ説明したが、他のクロック11−n−1及びデータ入力13−nも、同様に、バッファ回路25−n、27−nにより波形が整形される。
上述した実施の形態では、モジュール内の波形整形をバッファ回路により実施する例を示したが、これに限らず、以下の構成を採用してもよい。
図5に示す他のモジュール5−nの構成が図2に示すモジュールの構成2−nと異なる点は、クロック11−n−1の波形整形を図2に示すバッファ回路25−nから図5に示すPLL回路55−nに変更した点のみである。他の構成及び動作は図2と同様であるため、異なる点のみを説明する。
ここで、PLL回路55−nを用いて、図6Aに示すクロック11−n−1のT41時点、T42時点、T43時点、T44時点、T45時点、T46時点・・・の立下りで新たに図6Bに示すクロック11−n`(PLL回路時)の生成を行えば、バッファ回路25−nによる波形整形時における図6Cに示すクロック11−n(バッファ時)の遅延τが生じる場合とは異なり、遅延を生じさせることなくクロック信号を生成することが可能となる。
Claims (5)
- 制御を司るコントローラと、上記コントローラの制御対象となる複数のデバイスとが、一本のクロック伝送用の信号線と、一本の出力信号伝送用の信号線と、一本の入力信号伝送用の信号線の計3本の信号線によって接続された制御システムにおいて、
上記複数のデバイスを同一の状態に制御するための上記コントローラの制御に関する信号を予め設定された閾値に基づいて整形する波形整形ブロックを、上記複数のデバイスのうちのいずれかに設け、
上記波形整形ブロックにより整形された上記コントローラの制御に関する信号を、上記3本の信号線を介して順次次段に送出する
制御システム。 - 上記波形整形ブロックは、上記コントローラの制御に関する信号を予め設定されたレベル及び積分値となるように整形する
請求項1に記載の制御システム。 - 上記波形整形ブロックは、上記コントローラの制御データの波形整形に対して集積回路を用いる
請求項2に記載の制御システム。 - 上記波形整形ブロックは、上記コントローラのクロックの波形整形に対してフェイズロックドループ回路を用いる
請求項2に記載の制御システム。 - 上記複数のデバイスは表示装置に設けられる複数の発光部であり、上記コントローラの制御により上記複数の発光部を同一の発光パターンで発光させる
請求項1に記載の制御システム。
Priority Applications (1)
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JP2005296528A JP4882333B2 (ja) | 2005-10-11 | 2005-10-11 | 制御システム |
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JP2007110227A JP2007110227A (ja) | 2007-04-26 |
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Family Applications (1)
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