JP4864200B2 - インクジェット記録装置用のインク及び該インクを用いたインクジェット記録装置による印刷方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置に用いるメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷するためのインク、及び該インクによりインクジェット記録装置を用いてメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷する印刷方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、記録媒体の地色に対しての隠蔽力の高いメタリックカラー又は白色等の光隠蔽性の高い粒状の金属顔料が用いられたインクにより、インクジェット記録装置を用いて、シート等の記録媒体表面にメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷する方法が試みられている。
【0003】
【発明が解決しようとしする課題】
しかしながら、上記のような、メタリックカラー又は白色等の光隠蔽性の高い粒状の金属顔料が用いられたインクでは、該インクにより、インクジェット記録装置を用いて、高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を記録媒体表面に安定して印刷することができなかった。
その原因は、その光隠蔽性の高い粒状をした金属顔料が、比重が大きいために、その使用中に、インクの溶剤中から分離して、インク下部に沈降してしまうからである。
このような課題を解決する手段として、光隠蔽性の高い金属顔料の粒径を小さくして、その金属顔料の自重を軽くし、その金属顔料が、インク下方に沈降せずに、インクの溶剤中に長期間に亙って安定して浮いた状態のままでいるようにする方法が、考えられる。
しかしながら、光隠蔽性の高い金属顔料がインクの溶剤中に長期間に亙って安定して浮いた状態のままでいるように、その金属顔料の粒径を、インクジェット記録装置用の汎用のインクの顔料とほぼ同じ、0.5μm以下とすると、そのメタリックカラー等の高光隠蔽色印刷用の金属顔料の持つ色が、金属光沢が失せた灰色に変化してしまったり、その白色等の高光隠蔽色印刷用の金属顔料の持つ白色等が、色失せて透明となってしまったりした。
そのために、それらの0.5μm以下の微小粒径の光隠蔽性の高い金属顔料が用いられたインクにより、インクジェット記録装置を用いて、記録媒体表面にメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した場合には、その記録媒体表面に印刷される線、図、文字又は面が光沢のない色褪せた灰色又は透明に近い状態となってしまった。そして、その記録媒体表面に高品質の鮮明なメタリック光沢又は鮮やかな白色光沢等を持つ高光隠蔽色の線、図、文字又は面を美麗かつ的確に印刷できなかった。
他方、上記のように、メタリックカラー印刷用の光隠蔽性の高い金属顔料の持つメタリックカラーが、金属光沢が失せた灰色に変化してしまったり、白色印刷用の光隠蔽性の高い金属顔料の白色が、色失せて透明となってしまったりするのを防ぐためには、その金属顔料の粒径を、約2μm以上とすれば良いことが、実験により確認されている。
しかしながら、そのメタリックカラー印刷用の金属顔料や、その白色印刷用の金属顔料の粒径を、約2μm以上とした場合には、それらの金属顔料の自重が増して、それらの金属顔料が、インクの溶剤中に長期間に亙って安定して浮いた状態でいられずに、インク下部に早期に沈降してしまった。そして、それらの金属顔料が用いられたインクにより、インクジェット記録装置を用いて、記録媒体表面に高品質の鮮明なメタリック光沢又は鮮やかな白色光沢等を持つ高光隠蔽色の線、図、文字又は面を美麗かつ的確に印刷できなくなってしまった。
【0004】
本発明は、このような課題を解消可能な、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は高品質の鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷できる、インクジェット記録装置用のインク、及び該インクを用いて、インクジェット記録装置により、光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷できる、インクジェット記録装置による印刷方法を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクは、プラスチックからなる球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜により覆われるとともに鏡面に形成されてなる高光隠蔽色の顔料が用いられたことを特徴としている。
【0006】
また、本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクは、プラスチックからなる中空球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜により覆われるとともに鏡面に形成されてなる高光隠蔽色の顔料が用いられたことを特徴としている。
【0007】
この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、その高光隠蔽色の顔料中の大きな体積部分を占める芯材に、比重の小さいプラスチックからなる自重の軽い球体又は中空球体が用いられている。特に、中空球体は、その内部空間が比重の極めて小さい空気等の気体で占められているため、その自重が極めて軽い。
そのために、その自重の軽い球体又は中空球体の外側周囲面を覆う比重の大きい光隠蔽性の高い金属被膜を薄く形成することにより、その球体又は中空球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜で覆われてなる高光隠蔽色の顔料の自重を、同じ大きさのメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の金属材料からなる金属顔料の自重に比べて、大幅に軽くできる。
そして、その自重の軽い球体又は中空球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜で覆われてなる高光隠蔽色の顔料を、インクの溶剤に長期に亙って安定して浮かせた状態のままに保持し続けることができる。
また、金属被膜は、上記のように薄く形成しても光を反射したり吸収したりする効果が落ちないため、その球体又は中空球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜で覆われてなる顔料の外観を、光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色に形成できる。
その結果、その球体又は中空球体の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜で覆われてなる自重の軽い顔料が用いられたインクにより、インクジェット記録装置を用いて、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を安定して印刷することが可能となる。
【0008】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、前記メタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜で覆われた球体又は中空球体の外側周囲面を、鏡面に形成すると良い。
そして、その鏡面に形成された球体又は中空球体の外側周囲面を覆うメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜の表面を、球体又は中空球体の平滑な外側周囲面に倣って、凹凸のない平滑面に形成すると良い。
その場合には、その平滑なメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜表面に当たる光の乱反射を抑えて、そのメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜を持つ顔料により、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷できる。
【0009】
他方、前記白色等の光隠蔽性の高い金属被膜で覆われた球体又は中空球体の外側周囲面は、粗面に形成すると良い。
そして、その粗面に形成された球体又は中空球体の外側周囲面を覆う白色等の光隠蔽性の高い金属被膜の表面に、球体又は中空球体の外側周囲面の凹凸形状に倣って、微細な凹凸を持たせると良い。
その場合には、その微細な凹凸を持つ白色等の光隠蔽性の高い金属被膜表面に当たる光を乱反射させて、その白色等の光隠蔽性の高い金属被膜を持つ顔料により、記録媒体表面に、高品質の鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷したり、地色の濃い記録媒体表面に鮮やかな高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷したりできる。
【0010】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、前記球体又は中空球体を、真球又はそれに近い形状をした球に形成すると良い。
その場合には、その真球又はそれに近い形状をした球体又は中空球体を、液体中で、化学的集合法により容易かつ的確に形成できる。
【0011】
また、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、前記球体又は中空球体を、偏平な球に形成しても良い。
その場合には、その偏平な球に形成した球体又は中空球体を芯材とする高光隠蔽色の顔料の外観を、偏平な球状に形成できる。そして、その偏平な球状をした顔料を、真球又はそれに近い形状をした球体又は中空球体が芯材に用いられた真球又はそれに近い形状をした外観を持つ顔料と比べて、記録媒体表面にブロックを積み重ねる要領で隙間なく緻密に複数層に積み重ねることができる。そして、その偏平な球状をした高光隠蔽色の顔料が緻密に複数層に積み重ねられてなる光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、記録媒体表面に印刷できる。
【0012】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、前記金属被膜の外側周囲面を、酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果の少なくとも1つ以上の効果を持つ透明な保護膜により覆うと良い。
その場合には、その酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果を持つ保護膜により、記録媒体表面に印刷される線、図、文字又は面を構成する高光隠蔽色の顔料に、酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果の少なくとも1つ以上の効果を持たせることができる。そして、酸化防止効果や腐食防止効果のある線、図、文字又は面であって、長期間に亙って光沢のある鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等を持ち続けることの可能な、耐久性のある高光隠蔽色の線、図、文字又は面を記録媒体表面に印刷したり、又は降雨、降雪等に耐え得る耐水性のある線、図、文字又は面であって、長期間に亙って光沢のあるメタリックカラー又は鮮やかな白色等を持ち続けることの可能な、耐久性のある高光隠蔽色の線、図、文字又は面を記録媒体表面に印刷したりできる。
また、保護膜が透明なため、その保護膜に妨害されて、その内側の金属被膜のメタリックカラーや白色等の高光隠蔽色が、保護膜の外側から見て、光沢が失われたり、色褪せて見えたりするのを、防ぐことができる。
【0013】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、前記保護膜又はそれ以外のインクの構成材料の少なくとも1つ以上を、所定色に着色しても良い。
その場合には、その外側周囲面が所定色に着色された保護膜で覆われたメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の顔料を用いて記録媒体表面に印刷するメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、所定色に着色できる。
あるいは、その所定色に着色されたバインダー、添加顔料、添加染料等のインクの構成材料を、記録媒体表面にメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の顔料を用いて印刷するメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面上に付着させることができる。そして、その記録媒体表面に印刷する高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、所定色に着色できる。
【0014】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いた本発明の第1のインクジェット記録装置による印刷方法は、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面にインクジェット記録装置によりメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した後、その線、図、文字又は面の少なくとも一部に、インクジェット記録装置を用いて汎用の各種のカラーインクにより、同じ線、図、文字又は面を重ねて印刷することを特徴としている。
【0015】
この第1のインクジェット記録装置による印刷方法においては、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面にインクジェット記録装置により印刷したメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面の少なくとも一部を、インクジェット記録装置を用いて汎用の各種のカラーインクにより覆うことができる。そして、その本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて印刷した高光隠蔽色の線、図、文字又は面の少なくとも一部を、その線、図、文字又は面を覆う汎用の各種のカラーインクの色に染めることができる。
【0016】
本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いた本発明の第2のインクジェット記録装置による印刷方法は、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用の真球又はそれに近い形状をした光隠蔽性の高い顔料が用いられたインクを用いてインクジェット記録装置により記録媒体表面に線、図、文字又は面を印刷した後、その印刷された線、図、文字又は面を加熱しながら記録媒体表面方向に押圧して、その線、図、文字又は面を構成している前記第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした光隠蔽性の高い顔料を偏平に押し潰すことを特徴としている。
【0017】
この第2の印刷方法においては、その記録媒体表面に印刷された線、図、文字又は面を構成している本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした高光隠蔽色の顔料の外観を、偏平な球状に形成し直すことができる。そして、その偏平な球状に形成し直した顔料を、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした顔料と比べて、記録媒体表面にブロックを積み重ねる要領で隙間なく緻密に複数層に積み重ねた状態とすることができる。そして、その偏平な球状に形成し直された高光隠蔽色の顔料が緻密に複数層に積み重ねられてなる線、図、文字又は面上における光の乱反射を少なく抑えて、その記録媒体表面に印刷された線、図、文字又は面をより高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高隠蔽色の線、図、文字又は面に形成できる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1又は図2は本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの好適な実施の形態を示し、図1は本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図、図2は本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。以下に、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを説明する。
【0019】
第1のインクジェット記録装置用のインクは、図1に示したような、プラスチックからならる球体10の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜20により覆われてなる高光隠蔽色の顔料60が用いられている。
【0020】
他方、第2のインクジェット記録装置用のインクは、図2に示したような、プラスチックからならる中空球体12の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜20により覆われてなる高光隠蔽色の顔料70が用いられている。
【0021】
これらの高光隠蔽色の顔料60、70は、インクジェット記録装置用の汎用のインクと同様にして、水性又油性の溶剤にバインダー、添加剤などと共に添加されて、インクの溶剤中にほぼ均一に分散させて溶解されている。
図1に示した高光隠蔽色の顔料60又は図2に示した高光隠蔽色の顔料70が用いられた第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクは、以上のように構成されている。
【0022】
この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、その高光隠蔽色の顔料60、70中の大きな体積部分を占める芯材に、比重の小さいプラスチックからなる自重の軽い球体10又は中空球体12が用いられている。特に、中空球体12は、その内部空間が比重の極めて小さい空気等の気体で占められていて、その自重が極めて軽い。
そのために、その自重の軽い球体10又は中空球体12の外側周囲面を覆う、比重の大きい光隠蔽性の高い金属被膜20を薄く形成することにより、その球体10又は中空球体12の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われてなる高光隠蔽色の顔料60、70の自重を、同じ大きさのメタリックカラー又は白色等の光隠蔽性の高い金属材料からならる高光隠蔽色の金属顔料の自重に比べて、大幅に軽くできる。
そして、その自重の軽い球体10又は中空球体12の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われてなる高光隠蔽色の顔料60、70を、インクの溶剤に長期に亙って安定して浮かせた状態のままに保持し続けることができる。
ちなみに、上記のようなプラスチックからなる球体10又は中空球体12は、ペンキ材料として広く用いられていて、液体中で化学的集合法により、容易に形成可能である。この化学的集合法により形成する球体10又は中空球体12は、その直径を0.1〜1.5μmの範囲内で大小に調整形成可能である。
また、光隠蔽性の高い金属被膜20は、薄く形成しても光を反射したり吸収したりする効果が落ちないため、その球体10又は中空球体12の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等の光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われてなる顔料60、70の外観を、光沢のある高品質の鮮やかなメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色に形成できる。
ちなみに、図1に示した高光隠蔽色の顔料60又は図2に示した高光隠蔽色の顔料70の光隠蔽性の高い金属被膜20は、その厚さを、例えば数十オングロストローム程度に極く薄く形成している。そして、その顔料60、70の自重を大幅に軽くしている。
メタリックカラー等の高光隠蔽色の顔料60、70の場合は、メタリックカラーをした金、銀、銅等の金属からなる光隠蔽性の高い金属被膜20を、無電解めっき法、蒸着法、スパッタリング法等により、球体10又は中空球体12の外側周囲面に薄く形成している。
白色等の高光隠蔽色の顔料60、70の場合は、白色等をしたアルミニウム、タンタル、マンガン等の金属からなる光隠蔽性の高い金属被膜20を、同じく無電解めっき法、蒸着法、スパッタリング法等により、球体10又は中空球体12の外側周囲面に薄く形成している。
その結果、その球体10又は中空球体12の外側周囲面がメタリックカラー又は白色等をした光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われてなる顔料60、70が用いられたインクにより、インクジェット記録装置を用いて、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線図を印刷することが可能となる。
【0023】
この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクに用いる、メタリックカラー等の高光隠蔽色の顔料60、70を形成する場合には、そのメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われた球体10又は中空球体12の外側周囲面を、図1又は図2に示したように、平滑な鏡面16に形成すると良い。
そして、その鏡面16に形成された球体10又は中空球体12の外側周囲面を覆うメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜20の表面を、球体10又は中空球体12の平滑な外側周囲面に倣って、凹凸のない平滑面26に形成すると良い。そして、その平滑なメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜20表面に当たる光の乱反射を抑えて、そのメタリックカラー等の光隠蔽性の高い金属被膜20を持つ顔料60、70により、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷できるようにすると良い。
【0024】
他方、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクに用いる、白色等の高光隠蔽色の顔料60、70を形成する場合には、その白色等の光隠蔽性の高い金属被膜20で覆われた球体10又は中空球体12の外側周囲面を、図3と図4に示したように、微細な凹凸のある粗面14に形成すると良い。そして、その粗面14に形成された球体10又は中空球体12の外側周囲面を覆う白色等の光隠蔽性の高い金属被膜20の表面に、球体10又は中空球体12の外側周囲面の微細な凹凸に倣って、微細な凹凸24を持たせると良い。そして、その微細な凹凸24を持つ白色等の光隠蔽性の高い金属被膜20表面に当たる光を的確に乱反射させて、その白色等の光隠蔽性の高い金属被膜20を持つ顔料60、70により、記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷したり、地色の濃い記録媒体表面に鮮やかな高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷したりできるようにすると良い。
【0025】
また、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、球体10又は中空球体12を、図1、図2、図3又は図4に示したように、真球又はそれに近い形状をした球に形成すると良い。そして、その真球又はそれに近い形状をした球体10又は中空球体12を、前述のように、液体中で化学的集合法により容易かつ的確に形成できるようにすると良い。
【0026】
又は、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、図5又は図6に示したように、球体10又は中空球体12を、偏平な球状に形成しても良い。そして、その偏平な球状に形成した球体10又は中空球体12を芯材とする顔料60、70の外観を、図5又は図6に示したように、偏平な球状に形成しても良い。そして、その偏平な球状をした顔料60、70を、図1、図2、図3又は図4に示したような、真球又はそれに近い形状をした球体10又は中空球体12が用いられた真球又はそれに近い形状をした外観を持つ顔料60、70と比べて、図7に示したように、記録媒体100表面にブロックを積み重ねる要領で隙間なく緻密に複数層に積み重ねることができるようにしても良い。そして、その偏平な球状をした高光隠蔽色の顔料60、70が緻密に複数層に積み重ねられてなる線、図、文字又は面上における光の乱反射を少なく抑えて、その偏平な球状をした顔料60、70が緻密に複数層に積み重ねられてなる光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を記録媒体100表面に印刷できるようにしても良い。
【0027】
また、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、図8、図9、図10又は図11に示したように、金属被膜20の外側周囲面を、酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果の少なくとも1つ以上の効果を持つプラスチック等からなる透明な保護膜30により覆っても良い。そして、その酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果を持つ保護膜30により、記録媒体表面に印刷される線、図、文字又は面の高光隠蔽色の顔料60、70に、酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果の少なくとも1つ以上の効果を持たせても良い。そして、酸化防止効果や腐食防止効果のある線、図、文字又は面であって、長期間に亙って光沢のある鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色を持ち続けることの可能な、耐久性のある線、図、文字又は面を記録媒体表面に印刷したり、又は降雨、降雪等に耐え得る耐水性のある線、図、文字又は面であって、長期間に亙って光沢のあるメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色を持ち続けることの可能な、耐久性のある線、図、文字又は面を記録媒体表面に印刷したりできるようにしても良い。
その際には、保護膜30が透明なため、その保護膜30に妨害されて、その内側の金属被膜20のメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色が、保護膜30の外側から見て、その光沢が失われたり、色褪せて見えたりする恐はない。
【0028】
また、この第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクにおいては、上記の保護膜30又はそれ以外のインクの構成材料の少なくとも1つ以上を、着色顔料等を用いて所定色に着色しても良い。そして、その外側周囲面が所定色に着色された保護膜30で覆われたメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の顔料60、70により、記録媒体表面に印刷するメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、所定色に着色しても良い。
あるいは、その所定色に着色されたバインダー、添加顔料、添加染料等のインクの構成材料80を、図12に示したように、記録媒体100表面にメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の顔料60、70を用いて印刷するメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面110上に付着させても良い。そして、その記録媒体100表面に印刷する線、図、文字又は面を、所定色に着色しても良い。
【0029】
次に、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置のインクを用いた本発明の第1のインクジェット記録装置による印刷方法の好適な実施の形態を説明する。
【0030】
この第1の印刷方法では、図13に示したように、前述の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体100表面にメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の顔料60、70を複数層に積み重ねてなる線、図、文字又は面110を印刷した後、その線、図、文字又は面110の少なくとも一部に、インクジェット記録装置を用いて汎用の各種のカラーインクにより、同じ線、図、文字又は面120を重ねて印刷している。
【0031】
この第1のインクジェット記録装置による印刷方法は、以上の工程からなり、この第1の印刷方法においては、図13に示したように、第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体100表面にインクジェット記録装置により印刷したメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面110の少なくとも一部を、インクジェット記録装置を用いて汎用のカラーインクにより印刷された線、図、文字又は面120により覆うことができる。そして、その第1又は第2のインクを用いて描いたメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面110の少なくとも一部を、その表面に重ねて印刷された線、図、文字又は面120の汎用の各種のカラーインクの顔料の色に似た各種のメタリックカラー又は色の高光隠蔽色に染めることができる。
【0032】
次に、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置のインクを用いた本発明の第2のインクジェット記録装置による印刷方法の好適な実施の形態を説明する。
【0033】
この第2の印刷方法では、図14に示したように、真球又はそれに近い形状の球体10又は中空球体12を用いて形成された、真球又はそれに近い形状をした高光隠蔽色の顔料60、70が用いられた第1又は第2のインクを用いて、インクジェット記録装置により記録媒体100表面に線、図、文字又は面110を印刷した後、同じ図14に示したように、その線、図、文字又は面110を構成している高光隠蔽色の顔料60、70を、ヒータ等で加熱して軟化させながら、その線、図、文字又は面110が印刷された記録媒体100表面をローラ130等を転動させて、そのローラ130等により、線、図、文字又は面110を記録媒体100表面方向に押圧している。そして、その線、図、文字又は面110を構成している第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした高光隠蔽色の顔料60、70を、図15に示したように、偏平に押し潰している。
【0034】
この第2のインクジェット記録装置による印刷方法は、以上の工程からなり、この第2の印刷方法においては、その記録媒体100表面に印刷された線、図、文字又は面110を構成している第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした高光隠蔽色の顔料60、70を、偏平な球状に形成し直すことができる。そして、その偏平な球状をした顔料60、70を、第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクの真球又はそれに近い形状をした顔料60、70と比べて、図15に示したように、記録媒体100表面にブロックを積み重ねる要領で隙間なく緻密に複数層に積み重ねた状態とすることができる。そして、その偏平な球状をした高光隠蔽色の顔料60、70が緻密に複数層に積み重ねられてなる線、図、文字又は面110上における光の乱反射を少なく抑えて、その記録媒体100表面に印刷された線、図、文字又は面110をより光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面に形成できる。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクによれば、該インクにより、インクジェット記録装置を用いて、シート等の記録媒体表面に光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を安定して容易かつ的確に印刷できる。
また、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いた本発明の第1のインクジェット記録装置による印刷方法によれば、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面に印刷するメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、各種のメタリックカラー又は色の高光隠蔽色に染めることができる。
また、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いた本発明の第2のインクジェット記録装置による印刷方法によれば、本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面に印刷したメタリックカラー又は白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面を、より光沢のある高品質の鮮明なメタリックカラー又は鮮やかな白色等の高光隠蔽色の線、図、文字又は面に形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図2】本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図3】本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図4】本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図5】本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図6】本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図7】本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面に高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した状態の説明図である。
【図8】本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図9】本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図10】本発明の第1のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図11】本発明の第2のインクジェット記録装置用のインクの顔料の断面図である。
【図12】本発明の第1又は第2のインクジェット記録装置用のインクを用いて記録媒体表面に高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した状態の説明図である。
【図13】本発明の第1のインクジェット記録装置による印刷方法の説明図である。
【図14】本発明の第2のインクジェット記録装置による印刷方法の説明図である。
【図15】本発明の第2のインクジェット記録装置による印刷方法の説明図である。
【符号の説明】
10 球体
12 中空球体
14 粗面
16 鏡面
20 光隠蔽性の高い金属被膜
24 微細な凹凸
26 平滑面
30 保護膜
60、70 高光隠蔽色の顔料
80 インクの構成材料
100 記録媒体
110、120 線、図、文字又は面
130 ローラ
Claims (7)
- プラスチックからなる球体の外側周囲面が光隠蔽性の高い金属被膜により覆われるとともに鏡面に形成されてなる高光隠蔽色の顔料が用いられたインクジェット記録装置用のインク。
- プラスチックからなる中空球体の外側周囲面が光隠蔽性の高い金属被膜により覆われるとともに鏡面に形成されてなる高光隠蔽色の顔料が用いられたインクジェット記録装置用のインク。
- 前記球体又は中空球体が、真球又はそれに近い形状に形成された請求項1、又は2記載のインクジェット記録装置用のインク。
- 前記球体又は中空球体が、偏平な球状に形成された請求項1、又は2記載のインクジェット記録装置用のインク。
- 前記金属被膜の外側周囲面が、酸化防止効果、腐食防止効果又は耐水性効果の少なくとも1つ以上の効果を持つ透明な保護膜により覆われた請求項1、2、3、又は4記載のインクジェット記録装置用のインク。
- 請求項1、2、3、4、又は5記載のインクを用いて記録媒体表面にインクジェット記録装置により高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した後、その線、図、文字又は面の少なくとも一部に、インクジェット記録装置を用いて汎用の各種のカラーインクにより、同じ線、図、文字又は面を重ねて印刷するインクジェット記録装置による印刷方法。
- 請求項3、又は5記載の真球又はそれに近い形状をした光隠蔽性の高い顔料が用いられたインクを用いてインクジェット記録装置により記録媒体表面に高光隠蔽色の線、図、文字又は面を印刷した後、その印刷された線、図、文字又は面を加熱しながら記録媒体表面方向に押圧して、その線、図、文字又は面を構成している前記真球又はそれに近い形状をした光隠蔽性の高い顔料を偏平に押し潰すインクジェット記録装置による印刷方法。
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