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JP4859010B2 - 版胴及び孔版印刷装置 - Google Patents

版胴及び孔版印刷装置 Download PDF

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JP4859010B2
JP4859010B2 JP2003103555A JP2003103555A JP4859010B2 JP 4859010 B2 JP4859010 B2 JP 4859010B2 JP 2003103555 A JP2003103555 A JP 2003103555A JP 2003103555 A JP2003103555 A JP 2003103555A JP 4859010 B2 JP4859010 B2 JP 4859010B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、製版済み孔版原紙が巻き付けられて孔版印刷に供される版胴及びこの版胴を備える孔版印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
原稿画像を光学的に読み取ってデジタル画像信号に変換するスキャナ装置と、そのデジタル画像信号に基づいて感熱孔版原紙にデジタル穿孔製版することが可能な製版装置と、製版済み孔版原紙をその外周面に巻き付けて内部にはインキ供給装置を有する印刷ドラム(版胴)と、印刷用紙を1枚ずつに分離して印刷部へ向けて順次搬送する用紙給紙装置と、搬送された印刷用紙を印刷ドラムに押し当てて印刷画像を形成する印圧装置と、印刷された用紙を印刷ドラムから剥離して排紙トレイに排出積載する排紙装置とを有する孔版印刷装置は既によく知られている。
【0003】
このような印刷ドラム(版胴)においては、その外周面に製版済み孔版原紙を巻き付け装着されて回転駆動されるが、孔版原紙の先端部を正確かつ確実かつ強固に印刷ドラム外周面の一部に係止するための手段として「原紙先端クランプ装置」が広く採用されている。
【0004】
従来から採用されている原紙先端クランプ装置は、その殆どの場合が、ドラム軸線方向に平行な軸線回りに開閉回動自在な金属薄板からなるクランプ板と、その金属薄板と磁力で密着しあうように設けられた磁性材料によるクランプベースとの組合せとして構成されている。そして、これらのクランプ板とクランプベースとの間に孔版原紙の先端部を導いて挟み付け、磁力による吸引力と摩擦力とを利用してクランプするようにしている(例えば、特許文献1,2参照)。
【0005】
その概要について図11を参照して説明する。従来の印刷ドラム構造は、図11に示すように、円筒ドラム形状の版胴100の内周面にインキを供給するインキ供給ローラ101が固定的に設けられているため、原紙先端クランプ装置102は必然的に版胴100の外周面側に設けざるを得ないものとなっている。ところが、クランプ板103とクランプベース104とからなる従来の原紙先端クランプ装置102は、その構造上、必要な厚さ寸法が8〜10mmも要するものとなっている。これは、強力なクランプのためにマグネット板の厚さが必要だったりして、マグネット及びマグネット装着基板の厚さやクランプ板103の厚さが加算されて、結果的に、これ程の厚さとなっているものである。
【0006】
そして、印刷用紙105を版胴100の外周面(製版済み孔版原紙106)に押し付けるために設けられている印圧手段としての加圧ローラ107は、版胴100の回転に同期して印圧オン・オフ動作をするように接離制御される。即ち、前述の如く8〜10mm厚さの原紙先端クランプ装置102を乗り越えるような揺動接離動作を、版胴100の1回転毎に行うようにしているものである。
【0007】
ここに、高速回転する版胴100に対して加圧ローラ107が強力な印圧を付与すべく揺動接離動作をするので、加圧ローラ107が版胴100の外周面に衝突する時の“ドンドン”といった大きな騒音が発生してしまうことが以前より問題となっている。
【0008】
このような問題に対する対応策として、
(1) 加圧ローラを軽量化して版胴に対する衝突エネルギーを小さくする方法
(2) 加圧ローラの接離揺動動作を滑らかにして(カム曲線をなだらかにする)、版胴に対する衝突エネルギーを小さくする方法
(3) 版胴の1回転に1回転してその凹部をクランプ部に対応させるようにした凹部を有する印圧胴を用いる方法
等が提案されている。
【0009】
【特許文献1】
特開昭59−96983号公報
【特許文献2】
実開昭61−31830号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、(1)の方法では、ゴムの弾性を確保するために必要な厚さがあり、また、強力な印圧で変形しにくい強度が求められること、等から、軽量化にも限度がある。また、少しぐらい軽くしても騒音低下の効果が小さいという本質的な問題もある。
【0011】
(2)の方法では、加圧ローラの接離揺動動作を滑らかにすれば、必然的に原紙先端クランプ位置から印圧オン位置までの距離が長くなってしまい、必要な印刷画像長さを確保するために版胴のドラム外径が大きくなったり、原紙先端部の余白長さが長くなったりしてしまい、原紙に無駄遣いが生じてしまう等の問題がある。図12は版胴100の外周面を水平に展開してこの様子を模式的に示す説明図であり、加圧ローラ107の通常の接離揺動動作を示す曲線(a)に対して曲線(b)は接離揺動動作を滑らかにした場合の様子を示しており、原紙先端余白長さが通常の寸法LaからLbに長くなっているのが判る(図12中、108は版胴100の外周面上に接着されたメッシュスクリーン、109は版胴100において実際に印刷に利用される開孔部分を示している)。
【0012】
(3)の方法によれば、原紙先端クランプ装置の厚さに関係なく、印圧胴の接離揺動距離をぎりぎりまで小さくすることが可能となり、結果として、印圧騒音低減の効果は大きいといえる。しかし、版胴と同径の印圧胴を用いる必要があり、孔版印刷装置自体が大型化してしまい、印圧胴のコストに加えて、その駆動系のコストも必要となり、全体としてかなり高価になってしまう不具合がある。
【0013】
結局、従来にあっては、原紙先端を係止するための機構そのものを薄くすることで印圧騒音を低減させるという根本的な提案例はないものである。
【0014】
本発明の目的は、原紙先端を係止するための機構そのものを極力薄くできる根本的な対応策により、印圧騒音の低減化、版胴ドラム外径寸法の小型化等を図れるようにすることである。
【0015】
本発明の目的は、加えて、簡単かつ低コストにて上記目的を実現することである。
【0016】
本発明の目的は、加えて、孔版原紙の先端部の係止処理を確実に行えるようにすることである。
【0017】
本発明の目的は、加えて、先端部が係止された孔版原紙の剥離時の破損や、剥離後の係止能力の低下を防止できるようにすることである。
【0018】
本発明の目的は、加えて、孔版原紙の係止性能の確保と剥離排版処理の容易化とを両立できるようにすることである。
【0019】
本発明の目的は、加えて、係止能力を長期に亘って維持できるようにすることである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明の版胴は、ドラム外周面上の一部にそのドラム軸線方向に沿って配設された金属薄板と、この金属薄板の表面上である前記ドラム外周面上の一部に設けられて製版済み孔版原紙の先端部を係脱自在に係止する粘着剤層と、を有する原紙先端係止機構を備え、前記金属薄板をドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在かつ当該ドラム円周方向に往復移動自在に支持する変位支持機構を備え、前記孔版原紙は、熱可塑性樹脂フィルムと合成樹脂繊維100%の多孔質支持体とを接着貼り合せた構造であり当該多孔質支持体側を前記粘着剤層に貼り付けることにより係止される。
【0021】
従って、製版済み孔版原紙の先端部を係脱自在に係止する粘着剤層を表面に有する原紙先端係止機構を備えることにより、クランプ板とクランプベースとの組合せのように対となる板材を設けることなく表面の粘着剤層に製版済み孔版原紙を係止させるだけでよいので、極めて薄型に構成することができ、強力な印圧を付与するために印胴等の押圧体の揺動接離動作を受けてもその揺動変化の距離が非常に小さくて済むため、衝突時の騒音を大幅に低減させることができる。同時に、原紙先端係止機構の前後に設ける印圧を付与できない無駄な寸法部分も小さくできるので、当該版胴のドラム外径寸法を小さくすることもでき、孔版印刷装置の小型化に効果的となる。
【0029】
また、孔版原紙としてその多孔質支持体に合成樹脂繊維100%のベースを用い、その多孔質支持体側を粘着剤層に貼り付けるようにしたので、熱可塑性樹脂フィルム部が当該孔版原紙の剥離時に簡単に破れて粘着剤層側に残ってしまう、という問題の発生を防止することができる。また、ベースを構成する主として天然繊維の微小繊維の一部が表面の粘着剤層側に残ってしまい、粘着剤層の粘着力が低下し原紙先端係止機構としての係止性能が低下してしまう不具合も回避することができる。
【0031】
更に、金属薄板と粘着剤層との組合せによる原紙先端係止機構に関して、金属薄板を変位支持機構によりドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在かつ当該ドラム円周方向に往復移動自在に支持することにより、金属薄板の開閉回動動作及びドラム円周方向の往復移動動作により、係止した孔版原紙の先端部を原紙先端係止機構の粘着剤層から剥離させることができ、よって、剥離排版工程に際して版胴を逆回転させることなく孔版原紙の先端部側から剥離させることができる。
【0036】
請求項記載の発明の孔版印刷装置は、請求項記載の版胴と、製版済み孔版原紙の供給を受けて当該製版済み孔版原紙の先端部を前記版胴上の原紙先端係止機構における粘着剤層上に押し当てる揺動自在な原紙先端押し当て部材と、この原紙先端押し当て部材を押し当て方向に駆動する駆動源と、前記版胴のドラム外周面に巻き付けられた製版済み孔版原紙を印刷用紙に押し付ける押圧体と、前記版胴内に設けられて当該版胴の内周面にインキを供給するインキ供給機構と、前記版胴のドラム外周面に巻き付けられた製版済み孔版原紙を排版時には前記変位支持機構により前記金属薄板をドラム外周面から開放回動させるとともに前記版胴の回転に伴いドラム円周方向に移動変位させて当該版胴の回転方向先端部側から順に剥離する剥離排版装置と、を備える。
【0037】
従って、版胴として請求項記載の版胴を用いているので、金属薄板の開閉回動動作及びドラム円周方向の往復移動動作により、係止した孔版原紙の先端部を原紙先端係止機構の粘着剤層から剥離させることができ、よって、剥離排版工程に際して版胴を逆回転させることなく孔版原紙の先端部側から剥離させることができる。
【0040】
【発明の実施の形態】
一の実施の形態を図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形態は、デジタル感熱式の孔版印刷装置への適用例を示す。
【0041】
図1は、当該孔版印刷装置の全体の内部構造を概略的に示す縦断正面図である。当該孔版印刷装置は、デジタル複写機機能を併有する構成とされており、原稿画像を読み取るスキャナ1を備えている。このスキャナ1は上面に開閉自在な圧板2を備えるとともに、複数枚の原稿を1枚ずつ順次自動的に給紙搬送するためのADF3を備えている。もっとも、パソコン等から送信される画像データに基づいて製版する場合には、スキャナ1は必須ではなく、当該孔版印刷装置を印刷機機能のみ有する構成としてもよい。
【0042】
当該孔版印刷装置の本体内においては、時計方向に回転駆動される版胴4が設けられている。必要な印刷画像長さが確保された版胴4の周囲には、製版装置5、給紙装置6、印圧装置7、剥離排版装置8が設けられている。また、版胴4の内部にはインキ供給機構9が設けられている。
【0043】
製版装置5は、スキャナ1で読み取った画像データ又は外部から入力される画像データに応じて孔版原紙10を加熱溶融穿孔することによりマスタを製版する装置であり、ロール状に巻回された孔版原紙10を保持する保持軸11、多数の発熱素子を備えて孔版原紙10を加熱溶融穿孔するサーマルヘッド12、ステッピングモータ等により回転駆動されて孔版原紙10をサーマルヘッド12に押し付けるプラテンローラ13、サーマルヘッド12により加熱溶融穿孔された孔版原紙10を所定長さに切断するカッタ14等により構成されている。サーマルヘッド12により加熱溶融穿孔された孔版原紙10をカッタ14により所定長さに切断することにより、製版済み孔版原紙10aが作成され(製版終了)、この製版済み孔版原紙10aは後述するように版胴4の外周面上に巻き付けられる。
【0044】
給紙装置6は、給紙台15上に積載された印刷用紙16をその最上位紙から1枚ずつ順に給紙する給紙コロ17、搬送ローラ18、印刷部への印刷タイミングを取るレジストローラ19等により構成されている。なお、20は用紙サイズ検知センサである。
【0045】
印圧装置7は、版胴4の外周面(より詳しくは、版胴4の外周面に巻き付けられた製版済み孔版原紙10a)に接離自在で、印刷用紙16を製版済み孔版原紙10aに押し付ける押圧体としてのプレスローラ21と、このプレスローラ21の接離動作を行うための変位機構22とにより構成されている。
【0046】
剥離排版装置8は、版胴4の近傍に配設された一対のローラ23,24と、排版ボックス25とよりなる。ここに、一方のローラ23は版胴4に接離自在であり、剥離排版時には当該版胴4の外周面に接してその接触面で逆方向となる向きに回転されることにより版胴4上の製版済み孔版原紙10aの剥離動作を行うように構成されている。
【0047】
また、印圧装置7よも搬送方向下流側には、印刷済みの印刷用紙16を排紙台26上に搬送排紙する搬送装置27が設けられている。28はサイドフェンス、29はエンドフェンスである。
【0048】
インキ供給機構9は、版胴4を回転自在に保持する保持軸を兼ねたインキパイプ30、版胴4の内周面との間に微小間隔をもって配置されるとともに版胴4と同じ方向に回転駆動されるインキローラ31、インキローラ31との間に微小間隔をもって配置されたドクターローラ32、これらのローラ31,32間に挟まれて形成された断面形状が略楔形状のインキ溜り部33等により構成されている。これにより、インキポンプ(図示せず)の駆動によりインキパイプ30内を通ってインキが供給され、そのインキがインキパイプ30に形成されている複数個のインキ孔30aから流出してインキ溜り部33内に溜り、インキ溜り部33内にたまったインキがインキローラ31の回転により版胴4の内周面に供給され、そのインキが製版済み孔版原紙10aの穿孔部分から滲み出して印刷用紙16に転移することにより印刷が行われる。
【0049】
次いで、版胴4の構造例について説明する。図2は版胴4の一部を拡大して示す縦断正面図、図3はその一部をさらに拡大して示す縦断正面図である。基本的に多数の開孔41を有して多孔質金属製の円筒ドラム状に形成された版胴4は、その外周面上に端部を接着部42で接着させたメッシュスクリーン43が設けられ、版胴開孔エリアを覆っている。このような版胴4において、当該多孔質円筒ドラムの非開孔部44表面上に位置させて、そのドラム軸心方向に沿って粘着剤層45が直接外部に露出する形で設けられて原紙先端係止機構46が構成されている。
【0050】
ここで、粘着剤層45には、図3に示すような両面粘着テープが利用されている。即ち、基材としてのPETフィルム47に対してその表面側粘着剤48と裏面側粘着剤49とを有するテープ構造であり、裏面側粘着剤49を非開孔部44上に貼り付けることにより固定されている。一方、このような粘着剤層45により先端部が係止される孔版原紙10は、図3に示すように、熱可塑性樹脂フィルム50と多孔質のベース51とを接着貼り合せた構造のものであり、ベース51側が表面側粘着剤48に貼り付けられるように設定されている。
【0051】
また、このような表面側粘着剤48を有する版胴4に対して、製版装置5との間には、図4に示すように、製版済み孔版原紙10aの供給を受けて当該製版済み孔版原紙10aの先端部を版胴4上の粘着剤層45上に押し当てる支軸52を中心に揺動自在な原紙先端押し当て部材としての押し付けアーム53と、この押し付けアーム53の一部に連結されて当該押し付けアーム53を押し当て方向に駆動する駆動源としてのソレノイド54と、この押し付けアーム53の一部に連結されて当該押し付けアーム53を押し当て方向から離反する方向に付勢するばね55と、が設けられている。押し付けアーム53の押し付け部分には密着性を確実にするための発泡ゴム等による弾性体56が設けられている。57,58は製版装置5の出口部に配置されたローラである。また、粘着剤層45(版胴4)と押し付けアーム53との間に向けて搬送される製版済み孔版原紙10aの先端側を押し付けアーム53に向けて案内するような気流を吹き込む送風ファン59が設けられている。
【0052】
このような構成において、製版装置5で製版された製版済み孔版原紙10aは版胴4上の粘着剤層45の位置と同期をとるようにして、図4に示す如く、版胴4・押し付けアーム53間に給紙搬送される。この時、送風ファン59による吹き付け気流が製版済み孔版原紙10aの先端部に対して吹き付けられているので、当該製版済み孔版原紙10aの先端部は粘着剤層45に貼り付くことなく所定量送り出されて停止する。そして、所定タイミングでソレノイド54をオンさせることにより、押し付けアーム53が支軸52を中心に揺動し、製版済み孔版原紙10aの先端部を粘着剤層45上に押し付け密着させる。これにより、製版済み孔版原紙10aの先端部は粘着剤層45に貼り付いて係止されることとなる。この際、押し付け部分には弾性体56が介在されているので、製版済み孔版原紙10aの先端部の粘着剤層45に対する密着性はより確実なものとなる。その後、版胴4が時計方向に若干回動した後、ソレノイド54をオフさせ、押し付けアーム53をばね55による付勢力で版胴4から離反解除させ、版胴4の回動を継続させることにより、先端部以降の製版済み孔版原紙10aは版胴4の外周面上に存在するインキによってメッシュスクリーン43上に巻き付け密着されることとなる。
【0053】
このようにして、製版済み孔版原紙10aの先端部は図2に示すように版胴4の外周面上に対して粘着剤層45によって係脱自在に係止されることとなる。この場合、原紙先端係止機構46は単に粘着剤層45により構成されているので、従来のクランプ板とクランプベースとの組合せのように対となる板材を設ける必要がなく、極めて薄型に構成することができる。よって、強力な印圧を付与するためにプレスローラ21の揺動接離動作を受けてもその揺動変化の距離が非常に小さくて済むため、衝突時の騒音を大幅に低減させることができる。同時に、原紙先端係止機構46の前後に設ける印圧を付与できない無駄な寸法部分も小さくできるので、当該版胴4のドラム外径寸法を小さくすることもでき、孔版印刷装置の小型化に効果的となる。
【0054】
ところで、粘着剤層45による製版済み孔版原紙10aの先端部の係止状態について考察する。本実施の形態では、前述したように、熱可塑性樹脂フィルム50と多孔質のベース51とを接着貼り合せた構造の製版済み孔版原紙10aを、ベース51側が粘着剤層45に貼り付けられるように設定されている。ここに、裏面側粘着剤49側は一度貼り付ければ剥がすことはまれであるが、表面側粘着剤48側は繰返し新しい製版済み孔版原紙10aが貼り付けられては剥がされるという処理が行われる。ここに、万一、熱可塑性樹脂フィルム50側を粘着剤層45に貼り付ける構造とした場合、当該熱可塑性樹脂フィルム50は厚さが1〜2μm程度と非常に薄いため、剥離時に簡単に破れてしまう問題がある。この点、本実施の形態では、上述のようにベース51側を粘着剤層45に貼り付けるようにしているので、このような不具合を解消できる。
【0055】
また、孔版原紙10の多孔質のベースとしては、通常、その材質として天然和紙に合成繊維を若干混抄したものが用いられる。しかし、このような材質の場合、剥離排版過程で表面側粘着剤48側から孔版原紙10aを剥離した場合、多孔質のベースを構成する主として天然繊維の微小繊維の一部が表面側粘着剤48側に残ってしまう、という不具合が発生する。このような現象が何度も繰り返され蓄積されていくと、表面側粘着剤48の粘着力が低下し原紙先端係止機構46としての係止性能が低下してしまう。
【0056】
この点、本実施の形態では、孔版原紙10の多孔質のベース51に関しても、合成繊維100%で天然繊維を含まないものを用いているので、微小繊維の一部が表面側粘着剤48側に残ってしまう、という不具合は発生しにくくなる。これは、合成繊維の場合、その太さが均一で局部的な分離が起こりにくいためである。
【0057】
ところで、本実施の形態のような粘着剤層45を利用した原紙先端係止機構46によれば、図5に示すように、粘着剤層45の表面に対して製版済み孔版原紙10をその層方向(平面方向)であれば非常に強い力P1で引いても強い粘着力によって強力な保持能力を発揮できる一方、粘着剤層45の表面に対してほぼ垂直方向に引いた場合には、比較的弱い力P2であっても簡単に剥離してしまう、という特徴を有する。
【0058】
具体例として、例えば、粘着剤層45(両面粘着テープ)として幅15mm、長さ300mmの住友3M社のスコッチ両面粘着テープST416を用い、孔版原紙10としてプリポートマスターm−80を用いた簡単な実験結果では、水平方向の引っ張り力P1は10kgf以上(孔版原紙10自身が破れてしまいそうな力)であるが、垂直方向の引っ張り力P2はせいぜい200gf程度であることが判明したものである。
【0059】
よって、本実施の形態の場合、このような特徴を利用することにより、剥離排版処理工程も簡単に実現できる。このような特徴を活かした剥離排版処理について図6を参照して説明する。版胴4の外周面上にインキによって粘着巻き付けされている孔版原紙10aは、その先端部係止側とは反対の後端部にはインキが付着していない余白部分10bを有するので、版胴4を逆方向(反時計方向)に回転させるとともに図6(a)に示すように版胴4に接してその接触部分で逆方向となる向きにローラ23を回転駆動させることにより、孔版原紙10aは後端部10b側から順に剥離され、かつ、版胴4の反時計方向の回転及びローラ23,24の回転によりその剥離・搬送が進む。そして、最終的に粘着剤層45部分まで至ると、図6(b)に示すように、粘着剤層45に対して垂直方向に孔版原紙10aを引き剥がそうとする剥離動作となり、弱い力で先端部の剥離を行うことができる。
【0060】
ところで、本実施の形態の孔版印刷装置の制御系の概略構成例を図7に示す。この制御系は、CPU、ROM及びRAMを備えるコンピュータ構成の制御部61を主要な構成要素として備え、この制御部61に製版装置5、給紙装置6、版胴4やプレスローラ21等による印刷部62、剥離排版装置8、操作パネル63等が接続されている。
【0061】
このような制御部61により実行される本実施の形態の剥離排版処理の制御例を図8に示す概略フローチャートを参照して説明する。まず、操作パネル63等を通じてスタートキーが押下されると(S1のY)、前回の印刷処理において版胴4の外周面上に巻き付けられている孔版原紙10aの剥離排版処理が実行される(S2)。次いで、画像データに基づき孔版原紙10に対する製版処理が実行され(S3)、製版された製版済み孔版原紙10aを版胴4の外周面上に巻き付ける給版巻き付け処理を実行する(S4)。即ち、先端部を粘着剤層45上に押し付けて係止させるとともに版胴4の回転に伴い先端部以降を外周面上に巻き付ける。そして、版胴4及びプレスローラ21を回転させながら印刷用紙16を給紙させるとともにインキを供給し、印刷用紙16上に印刷を行う(S5)。所定枚数の印刷が終了すると(S6のY)、今回の印刷動作は終了となるが、次の印刷のためのスタートキーが押下されるまで(S1のY)、待機する状態となる。つまり、今回版胴4の外周面上に巻き付けられた孔版原紙10aは次回の印刷のための給版処理が行われるまで、巻き付けられた状態のまま放置されることとなる。このようなステップS1〜S6の一連の処理が剥離排版処理制御手段の機能として実行される。
【0062】
このように、本実施の形態によれば、製版済み孔版原紙10aの剥離排版処理を、その直後に次の新規な製版済み孔版原紙の給版処理が行われることを条件に実行させることにより、表面に位置する粘着剤層45を常に孔版原紙10aの先端部によって覆うことができ、よって、粘着剤層45が露出することにより装置内の紙粉や空気中のほこり等が付着して粘着力が低下してしまう不具合を回避し、係止性能を長期に亘って維持させることができる。
【0063】
二の実施の形態を図9に基づいて説明する。第一の実施の形態で示した部分と同一部分は同一符号を用いて示し、説明も省略する(以降の実施の形態でも同様とする)。
【0064】
前述の実施の形態では、版胴4自身の非開孔部44上に直接両面粘着テープ等の粘着剤層45を設けることにより原紙先端係止機構46を構成するようにしたが、本実施の形態では、版胴4の非開孔部44領域に設けられる金属薄板71とこの金属薄板71の表面上に貼り付けられた粘着剤層45とにより原紙先端係止機構72を構成したものである。ここに、金属薄板71はドラム軸線と平行に細長く設けられたもので、その両端は、版胴4のフランジ73に対してねじ74により固定されている。粘着剤層45自身は第一の実施の形態の場合と同様である。
【0065】
本実施の形態によれば、予め表面に粘着剤層45が貼り付けられた金属薄板71を版胴4の非開孔部44に位置づけて固定すればよく、別部材を要するものの、粘着剤層45の貼り付け作業を金属薄板71上で行うことができ、簡単に実現できる。
【0066】
三の実施の形態を図10に基づいて説明する。本実施の形態では、前述の第二の実施の形態の場合と同様に、金属薄板71と粘着剤層45とよりなる原紙先端係止機構72を構成するが、金属薄板71をフランジ73に対して固定的に設けず、変位支持機構75によりドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在かつ当該ドラム円周方向に往復移動自在に支持して設けたものである。即ち、版胴4の両端のフランジ73外にはドラム中心軸76回りに矢印A方向に回動変位自在で版胴半径程度の長さを有する支持アーム77が設けられ、この支持アーム77の先端寄りに設けられた支軸78を中心として回動自在なクランパアーム79により金属薄板71の両端が支持されている。ここに、支軸78は孔版原紙10aの先端部側から見た場合、金属薄板71の後端側に位置しており、この支軸78により金属薄板71はドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在とされている。また、ドラム中心軸76回りに回動変位自在な支持アーム77により当該ドラム円周方向に往復移動自在とされている。ここに、支持アーム77上には図示しない駆動伝達機構により軸80を中心に回転駆動される歯車81が設けられ、クランパアーム79の支軸78周りにはこの歯車81に噛み合う部分的な歯車部82が形成されている。さらに、支持アーム77を時計方向に付勢するばね83が設けられているとともに、時計方向の支持アーム77の移動量を規制するストッパ片84がフランジ73上に設けられている。
【0067】
このような構成において、剥離動作時以外は、金属薄板71は図10(a)に示すように版胴4の非開孔部44の外周面上に倒れた閉状態にある。そして、前述したような巻き付け処理により、金属薄板71上の粘着剤層45に先端部が貼り付け係止される形で製版済み孔版原紙10aが版胴4の外周面に巻きつけられ、印刷動作に供される。
【0068】
その後、当該製版済み孔版原紙10aの剥離排版処理時になると、当該孔版印刷装置における駆動機構(図示せず)によって、軸80を固定的に保持しながら歯車81に矢印B方向(反時計方向)の回転駆動力が与えられる。これにより、クランパアーム79が図10(a)(b)に示す矢印C方向(時計方向)に回動変位し、このクランパアーム79に支持された金属薄板71も版胴4の外周面から離れて立つような状態に開放変位動作を行う。最終的には、図10(b)に示すように外周面に対してほぼ直交する状態まで起こされる。この時、孔版原紙10aの先端部は金属薄板71の粘着剤層45上に貼り付き係止されたままの状態である。
【0069】
このようにクランパアーム79が開状態のまま、版胴4が図10(b)(c)に示すように矢印D方向(時計方向)に回転駆動される。すると、支持アーム77に対してストッパ片83が離れていき、同時に、版胴4の外周面上にインキで密着している孔版原紙10aも徐々に離れていくので、最終的には、図10(c)に示すように、粘着剤層45部分においても孔版原紙10aの先端部が徐々に引き剥がされる形で剥離されていくこととなる。このようにして、金属薄板71が版胴4の外周面上において開き動作と移動動作とを行うことにより、孔版原紙10aの先端部側を容易かつ小さな力で粘着剤層45から剥離してフリー状態にすることができる。この結果、剥離排版装置8による孔版原紙10aの剥離・排版処理を孔版原紙10aの後端部側からでなく、先端部側から行うことができる。
【0070】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、製版済み孔版原紙の先端部を係脱自在に係止する粘着剤層を表面に有する原紙先端係止機構を備えるので、クランプ板とクランプベースとの組合せのように対となる板材を設けることなく表面の粘着剤層に製版済み孔版原紙を係止させるだけでよく、極めて薄型に構成することができ、強力な印圧を付与するために印胴等の押圧体の揺動接離動作を受けてもその揺動変化の距離が非常に小さくて済むため、衝突時の騒音を大幅に低減させることができ、同時に、原紙先端係止機構の前後に設ける印圧を付与できない無駄な寸法部分も小さくできるので、当該版胴のドラム外径寸法を小さくすることもでき、孔版印刷装置の小型化に効果的となる。
【0074】
また、孔版原紙としてその多孔質支持体に合成樹脂繊維100%のベースを用い、その多孔質支持体側を粘着剤層に貼り付けるようにしたので、熱可塑性樹脂フィルム部が当該孔版原紙の剥離時に簡単に破れて粘着剤層側に残ってしまう、という問題の発生を防止することができ、また、ベースを構成する主として天然繊維の微小繊維の一部が表面の粘着剤層側に残ってしまい、粘着剤層の粘着力が低下し原紙先端係止機構としての係止性能が低下してしまう不具合も回避することができる。
【0075】
更に、金属薄板と粘着剤層との組合せによる原紙先端係止機構に関して、金属薄板を変位支持機構によりドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在かつ当該ドラム円周方向に往復移動自在に支持するようにしたので、金属薄板の開閉回動動作及びドラム円周方向の往復移動動作により、係止した孔版原紙の先端部を原紙先端係止機構の粘着剤層から剥離させることができ、よって、剥離排版工程に際して版胴を逆回転させることなく孔版原紙の先端部側から剥離させることができる。
【0078】
請求項記載の発明の孔版印刷装置によれば、版胴として請求項記載の版胴を用いているので、金属薄板の開閉回動動作及びドラム円周方向の往復移動動作により、係止した孔版原紙の先端部を原紙先端係止機構の粘着剤層から剥離させることができ、よって、剥離排版工程に際して版胴を逆回転させることなく孔版原紙の先端部側から剥離させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一の実施の形態の孔版印刷装置の全体の内部構造を概略的に示す縦断正面図である。
【図2】 版胴の一部を拡大して示す縦断正面図である。
【図3】 その一部をさらに拡大して示す縦断正面図である。
【図4】 原紙先端の巻き付け動作を説明するための縦断正面図である。
【図5】 粘着剤層の特徴を説明するための縦断正面図である。
【図6】 剥離動作を示す縦断正面図である。
【図7】 孔版印刷装置の制御系の概略構成例を示すブロック図である。
【図8】 剥離排版処理の制御例を示す概略フローチャートである。
【図9】 二の実施の形態の版胴を示す縦断正面図である。
【図10】 三の実施の形態の剥離動作を工程順に示す縦断正面図である。
【図11】 従来の孔版印刷装置の構成例を示す概略正面図である。
【図12】 従来の(2)の方法による欠点を説明するための縦断正面図である。
【符号の説明】
4 版胴
8 剥離排版装置
9 インキ供給機構
10 孔版原紙
10a 製版済み孔版原紙
16 印刷用紙
21 押圧体
44 非開孔部
45 粘着剤層
46 原紙先端係止機構
47 基材
50 多孔質支持体
51 ベース
53 押し当て部材
54 駆動源
71 金属薄板
72 原紙先端係止機構
75 変位支持機構

Claims (2)

  1. ドラム外周面上の一部にそのドラム軸線方向に沿って配設された金属薄板と、この金属薄板の表面上である前記ドラム外周面上の一部に設けられて製版済み孔版原紙の先端部を係脱自在に係止する粘着剤層と、を有する原紙先端係止機構を備え、
    前記金属薄板をドラム軸線に平行な軸線回りに開閉回動自在かつ当該ドラム円周方向に往復移動自在に支持する変位支持機構を備え、
    前記孔版原紙は、熱可塑性樹脂フィルムと合成樹脂繊維100%の多孔質支持体とを接着貼り合せた構造であり当該多孔質支持体側を前記粘着剤層に貼り付けることにより係止される、
    版胴。
  2. 請求項1記載の版胴と、
    製版済み孔版原紙の供給を受けて当該製版済み孔版原紙の先端部を前記版胴上の原紙先端係止機構における粘着剤層上に押し当てる揺動自在な原紙先端押し当て部材と、
    この原紙先端押し当て部材を押し当て方向に駆動する駆動源と、
    前記版胴のドラム外周面に巻き付けられた製版済み孔版原紙を印刷用紙に押し付ける押圧体と、
    前記版胴内に設けられて当該版胴の内周面にインキを供給するインキ供給機構と、
    前記版胴のドラム外周面に巻き付けられた製版済み孔版原紙を排版時には前記変位支持機構により前記金属薄板をドラム外周面から開放回動させるとともに前記版胴の回転に伴いドラム円周方向に移動変位させて当該版胴の回転方向先端部側から順に剥離する剥離排版装置と、
    を備える孔版印刷装置。
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