JP4840310B2 - 車両の状態情報伝達装置およびプログラム - Google Patents
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Description
[ホームサーバ1とその周辺機器の構成]
ホームサーバ1は、CPU、メモリ、2次記憶装置、I/Oポート等から構成され、使用者宅内に設置される。このホームサーバ1は、使用者やその家族などのユーザが登録するユーザ情報(例えばユーザIDやパスワードなど)、およびユーザが利用する通信機器のアドレス(例えば使用者が所有する車両のナビゲーション装置のアドレスなど。以下、「連絡先」と称す。)をその2次記憶装置に記憶する。
車載ECU3は、車両に搭載されて車両の状態情報伝達装置として機能する。この車載ECU3は、図1に示すように、ホームサーバ1や携帯電話4などとの間で通信を行う通信I/F31、インターフォンI/Fコントローラ32、フラッシュメモリやHDDなどのメモリ33、各種センサからの検出信号に基づいて車両への侵入者の存在および車両の走行状態を監視する侵入・異常監視装置34、および経路設定や案内などの各種処理を行うナビゲーション装置35を備えている。これらのうち、インターフォンI/Fコントローラ32、メモリ33およびナビゲーション装置35は、バスラインなどによって接続されており、各種データのやり取りが可能である。また、インターフォンI/Fコントローラ32は、通信I/F31および侵入・異常監視装置34それぞれとバスラインなどによって接続されており、各種データのやり取りが可能である。なお、通信I/F31は、送信手段に該当する。
インターフォンI/Fコントローラ32は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、車載ECU3の各部構成を制御して後述する緊急情報伝達処理などの各種処理を実行する。なお、インターフォンI/Fコントローラ32は、制御手段および訪問先特定手段に該当する。
メモリ33は、不揮発性メモリで構成されたフラッシュメモリやHDDなどであり、ホームサーバ1から送信された「緊急情報」を記憶している。このメモリ33は、図4(a)に示す「報知モード参照テーブル」を記憶している。この「報知モード管理テーブル」は、例えば「>80km/h」など車体速度の範囲と、例えば「A1」など報知モードを示す記号と、例えば「B1」など車両状態を示す記号とを関連付けたものである。そして、上述の記号「A1」などの報知モードは、図4(b)に示す「報知モード管理テーブル」としてメモリ33に記憶されている。一例を挙げると、記号「A1」では、「アイコン表示」という指示がなされるという具合である。なお、各報知モードは、記号「A1」から記号[A6]に行くに従い、より危険な走行状態に対応するものに設定されている。また、上述の記号「B1」などの車両状態は、図4(c)に示す「車両状態管理テーブル」としてメモリ33に記憶されている。一例を挙げると、記号「B1」では、「この先700m以上カーブ無し」であることを示している。なお、各「車両状態」は、記号「B1」から記号[B4]に行くに従い、ドライバーに対してより負荷がかかる状態に対応するものに設定されている。
侵入・異常監視装置34は、CPU,ROM,RAM,I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどからなる周知のマイクロコンピュータを中心に構成されており、ROM及びRAMに記憶されたプログラムおよび各種センサからの検出信号に基づいて、後述する侵入監視処理や危険走行状態監視処理などの各種処理を実行する。なお、侵入・異常監視装置34は、車両状態判断手段に該当する。
ナビゲーション装置35は、経路設定や案内などの各種処理を行うものであり、車両の現在位置を検出する位置検出器、地図データなどを入力するための地図データ入力器、使用者による各種入力操作を受け付ける操作スイッチ群、不揮発性メモリで構成され、運転者が設定した経路など各種の情報などを記憶する外部メモリ、地図データ入力器より入力された地図データなどを表示する表示装置、使用者による各種入力操作をリモコンを介して受け付けるリモコンセンサ、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。また、ナビゲーション装置35は、各種の情報に基づいて、車両が走行予定の道路における推定ヨーレート値を算出する。なお、ナビゲーション装置35が備えるこれら位置検出器などの構成は公知技術に従っているので、詳細な説明は省略する。また、CPUは、ナビゲーション装置35の各部構成を制御して経路設定などの各種処理を実行するものである。具体的には、CPUは、ROM及びRAMに記憶されたプログラムに基づいて、位置検出器からの各検出信号に基づき座標及び進行方向の組として車両の現在位置を算出し、地図データ入力器を介して読み込んだ現在位置付近の地図等を表示装置に表示する地図表示処理や、地図データ入力器に格納された地点データに基づき、操作スイッチ群やリモコン等の操作に従って目的地となる施設を選択し、現在位置から目的地までの最適な経路(目的地経路)を自動的に求める経路計算処理を行う。このように自動的に最適な経路を設定する手法は、ダイクストラ法等の手法が知られている。
ところで、実施例の車載ECU3が搭載された車両は、図1に示すように、車載バッテリの出力電圧を検出するバッテリ電圧センサ21、ドアのキーシリンダに差し込まれたキーのキーIDを検出するドア用キー入力センサ22a、室内のイグニッションキーシリンダに差し込まれたキーのキーIDを検出するイグニッション用キー入力センサ22b、車内の様子を撮影する車内監視カメラ23、車両の前後方向や左右方向の傾斜を検出する傾斜センサ24a、ジャイロ等で構成され車両の旋回方向の角速度を検出するヨーレートセンサ24b、各車輪に配置されて各車輪速度を検出する車輪速度センサ24c、衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPSセンサ25、ユーザI/F26、音声を出力するスピーカ27、およびディスプレイ28を備えている。
次に、上述のインターフォンI/Fコントローラ32が実行する緊急情報伝達処理について、図2のフローチャートを参照して説明する。
(1)車両の走行状態を判断する。具体的には、GPSセンサ25からの車両の位置情報、および地図データ入力器からの地図データに基づいて、車両から次のカーブまでの距離を算出する。次に、ヨーレートセンサ24bからの検出信号に基づいて、ヨーレート値が指定値以上であるかを判断する。なお、「指定値」とは、車両が安定して走行するための速度値を云い、予め実験等によって規定されている。さらに、車両から次のカーブまでの距離およびヨーレート値に基づいて、車両状態管理テーブル図4(c)を参照して車両状態を判断する。ここでは、一例として、車両から次のカーブまでの距離が300m以内であり、且つヨーレート値が指定値以上であり、走行状態は記号「B4」に該当するとする。
(2)車輪速度センサ24cからの検出信号に基づいて、車両の速度(図4(a)における「車体速度」が相当する。)を算出する。ここでは、車両の速度が「<20km/h」に該当するとする。
(3)車両状態および車両の速度に基づいて、報知モード参照テーブル(図4(a))を参照して報知モードを決定する。ここでは、走行状態は記号「B4」に該当し、且つ車両の速度が「<20km/h」に該当することより、報知モードは記号「A1」に該当するとする。
(4)報知モード管理テーブル(図4(b))を参照して報知モードに基づいて、緊急情報を使用者に報知する。ここでは、図7(c)に示すように、報知モードが記号「A1」であることより、緊急情報が存在することを示す「アイコン」(図7(c)における「車に蓄えられた情報の一覧」が相当。)をディスプレイ28に表示する。なお、報知モードには、上述のディスプレイ28による「アイコン」の表示の他にも、図4(b)に示すように、ディスプレイ28によるホームサーバ1からの映像の表示、スピーカ27やブザーによる「ピンポーン」などのブザー音声や、ホームサーバ1から来訪者の音声、予め用意されたアナウンスなどの出力、などがある。
一方、先のS209において、室内のキーシリンダにキーが差し込まれていない場合には(S209:NO)、使用者が車両の内部および近辺に存在せず、車両から離れた場所に存在すると判断してS211に移行する。
(1)車両を最近使用したユーザを特定する。具体的には、その車両を最近使用した使用者を特定して記憶しておいた「キーID」および「ユーザ」をメモリ33から読み出し、その読み出した「ユーザ」を、車両を最近使用したユーザと特定する。一例として、ここでは「キーID」が番号「112233」であり、且つ「ユーザ」が「夫」であるとする。
(2)車両が存在する「エリア」を特定する。具体的には、GPSセンサ25からの車両の位置情報、およびメモリ33が記憶する転送先情報管理テーブル(図5(a))から読み出した各「エリア」の緯度経度情報に基づいて、車両が存在する「エリア」を特定する。この場合、車両の現在の位置から半径10m以内に存在するエリアを検索し、その検索されたエリアを選択する。ここでは、「夫」は車両を「会社駐車場」に駐車しているとする。
(3)送信先および初期連絡モードを選択し、その選択された送信先に、選択された初期連絡モードにて緊急情報を送信する。具体的には、メモリ33が記憶する送信先情報管理テーブル(図5(a))に基づいて、特定された「ユーザ」、「キーID」および「エリア」に関連付けられている「携帯電話番号」および「初期連絡モード」を読み出し、その読み出した「携帯電話番号」および「初期連絡モード」を緊急情報の送信先および初期連絡モードに選択する。そして、その選択された送信先に、選択された初期連絡モードにて緊急情報を通信I/F31を介して送信する。この場合、送信する緊急情報が存在する旨をディスプレイ28にアイコン表示する(図7(c)における「会社または携帯に送る項目リスト」が相当。)ここでは、ユーザ「夫」、キーID番号「112233」およびエリア「会社駐車場」に関連付けられている携帯電話番号「090−XXX−1」および初期連絡モードの記号「D3」を緊急情報の送信先および初期連絡モードとする。そして、「夫」の携帯電話番号「090−XXX−1」に、「(緊急情報のうち)メール情報のみを送り、残りの情報はナビに記録」する。
このように、本実施例の車載ECU3によれば、使用者が車両から離れている場合でも、緊急情報を使用者に確実に伝えることができる。
次に、上述の侵入・異常監視装置34が実行する侵入監視処理について、図3のフローチャートを参照して説明する。
[危険走行状態監視処理の説明および効果]
次に、上述の侵入・異常監視装置34が実行する危険走行状態監視処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。
但し、関数f1(V)は、車輪速度から推定ヨーレート値を求める関数として一般的に知られているものであるため、詳細な説明は省略する。また、VWFR,VWFL,VWRRおよびVWRLは、各車輪速度であり、FRは前方の右側を示し、FLは前方の左側を示し、RRは後方の右側を示し、RLは後方の左側を示している。
(イ)4つの車輪速度より車両のヨーレート値φVWを、上述の式(1)を用いて算出する。
(ロ)推定ヨーレート値φROを算出する。具体的には、まず、車両の速度VBを、下式(2−1)を用いて算出する。
続いて車両の速度VBおよび地図より算出した曲率半径RMAPに基づいて、推定ヨーレート値φROを、下式(2−2)を用いて算出する。
なお、関数f2(V)は、車両の速度、および地図より算出した曲率半径から推定ヨーレート値を求める関数として一般的に知られているものであるため、詳細な説明は省略する。
(ハ)上述の式(1)において算出した車両のヨーレート値φVWと、(2)において算出した推定ヨーレート値φROとの乖離量φUSRを、下式(3)を用いて算出する。
(二)上述の式(3)にて算出した乖離量φUSRに基づいて、ヨーレート値の変化率Δφ
を、下式(4)を用いて算出することにより、ΔtごとのφUSRの絶対値の平均値を算出
する。
(ホ)上述の式(4)にて算出したヨーレート値の変化率Δφに基づいて、車両が蛇行走
行をしているか否かを判断する。なお、その判断基準は、予め実験等によって規定されている。
[別実施例]
(1)上記実施例の緊急情報伝達処理、侵入監視処理および危険走行状態監視処理は、ナビゲーション装置を備える車載ECUに適用しているが、これには限られず、例えばアマチュア無線機など車両に搭載されるものであって通信機能および報知機能を有するものに適用してもよい。また、例えば携帯電話やPDA、ノートパソコンなど車両に搭乗する際に使用者が携帯するものであって通信機能および報知機能を有するものに適用してもよい。
(2)上記実施例の緊急情報伝達処理および侵入監視処理では、使用者が車両の内部または近辺に存在するか否かの判断を、イグニッション用キー入力センサ22bからの検出信号に基づいて行っているが、これには限られず、例えば、車両の内部や周辺に設けた赤外線センサからの検出信号に基づいて上述の使用者の有無の判断を行ってもよい。また、運転シートなどのシートに設けた圧力センサからの検出信号に基づいて上述の使用者の有無の判断を行ってもよい。さらに、車内監視カメラ23と画像処理装置とからなる構成を備え、車内監視カメラ23が撮影した車両内部の画像から画像処理装置が使用者を特定することにより上述の使用者の有無の判断を行ってもよい。このように構成しても上記実施例と同様の作用および効果を奏する。
(3)上記実施例の緊急情報伝達処理および侵入監視処理では、車両の使用者の特定を、使用者がキーシリンダに差し込んだキーのキーIDをキー入力センサ22a,22bが検出することにより行っているが、これには限られず、例えば、指紋認証などのバイオメトリックス認証を利用して車両の使用者の特定を行うよう構成してもよい。この場合、車両を最近使用した使用者を特定するため、その特定された「使用者」名をメモリ33に記憶すればよい。このように構成しても上記実施例と同様の作用および効果を奏する。
(4)上記実施例の緊急情報伝達処理において、車両が存在する「エリア」を特定する場合には、GPSセンサ25からの車両の位置情報、およびメモリ33が記憶する転送先情報管理テーブル(図5(a))から読み出した各「エリア」の緯度経度情報に基づいて、車両の現在の位置から半径10m以内に存在するエリアを検索し、その検索されたエリアを選択しているが、これには限られず、例えば車両の現在の位置から最も近くに存在するエリアを選択してもよい。また、車両の現在の位置から半径10m以内にエリアが複数存在する場合には、車両の現在の位置から最も近くに存在するエリアを選択してもよい。このように構成しても上記実施例と同様の作用および効果を奏する。
(5)上記実施例の緊急情報伝達処理において、緊急情報を報知または送信する際にその緊急情報をメモリ33に記憶しておき、使用者がユーザI/F26を介して行う指示に従って、緊急情報を再度報知したり再度送信したりするようにしてもよい。このようにすれば、使用者がその緊急情報を確認したいときに報知することができるとともに、使用者がその緊急情報を再び送信して欲しいときに送信することができる。また、緊急情報が使用者の自宅に侵入した犯人の画像であった場合に、その画像を自宅の外部にも保存することとなって有用である。
(6)上記実施例の侵入監視処理において、盗難情報や車両の位置情報、車両内映像、車両内音声などの送信した情報をメモリ33に記憶しておくようにしてもよい。このようにすれば、その車両を取り戻した際に盗難情報などをメモリ33から読み出して確認することができる。
(7)上記実施例では、ホームサーバ1が緊急情報の生成機能および緊急情報の送信機能を有しているが、これには限られず、例えばセキュリティ機器15や室外側インターフォン11、室内側インターフォン12、監視カメラ13が緊急情報の生成機能および緊急情報の送信機能を有するように構成してもよい。
(8)上記実施例では、ホームサーバ1とその周辺機器、および車載ECU3とその周辺機器を、緊急情報、盗難情報および車両が危険な走行状態にある旨を示す情報の送受信に利用しているが、互いの映像や音声を送受信することにより外出中の使用者と使用者宅の家族との会話に利用することもできる。
(9)上記実施例の緊急情報伝達処理において、緊急情報を送信先へ送信する場合にバッテリの出力電圧が低下しているときには、緊急情報のうちメール情報のみを送信先に送信するようにしてもよい。具体的には、図2のS211にて緊急情報を送信先へ送信する場合において、バッテリ電圧センサ1によって検出されたバッテリの出力電圧が所定電圧値未満であったならば、初期連絡モードの記号「D0」を初期連絡モードとし、緊急情報のうちメッセージ部分のみを送信先に送信する(図5(b)を参照)。なお、この場合、緊急情報のうちメール情報以外の部分をメモリ33に記憶するようにしてもよい。このようにすれば、バッテリの出力電圧が低下しても、車両から離れた場所に存在する使用者に緊急情報を確実に伝えることができる。
(10)上記実施例の通信I/F31、インターフォンI/Fコントローラ32、メモリ33および侵入・異常監視装置34を、低消費電力で動作する構成とし、車載バッテリ上がりを防ぐために車載ECU3の電源状態がOFFとなっている場合にも、車載バッテリから電源供給を受けるよう構成してもよい。このように構成すれば、車載ECU3の消費電力を低減するとともに、車載ECUの電源状態がOFFであっても緊急情報を受信することができる。
11…室外側インターフォン、12…室内側インターフォン、
13…監視カメラ、14…携帯電話(またはモデム)、
21…バッテリ電圧センサ、22a…ドア用キー入力センサ、
22b…イグニッション用キー入力センサ、23…車内監視カメラ、
24a…傾斜センサ、24b…ヨーレートセンサ、24c…車輪速度センサ、
25…GPSセンサ、26…ユーザI/F、27…スピーカ、
28…ディスプレイ、31…通信I/F、
32…インターフォンI/Fコントローラ、33…メモリ、
34…侵入・異常監視装置、35…ナビゲーション装置
Claims (5)
- 車両の状態を判断する車両状態判断手段と、
所定の情報を送信する対象(以下、「送信先」と称す。)に関する情報(以下、「送信先情報」と称す。)を記憶するとともに、使用者を示す情報(以下、「使用者情報」と称す。)を一つ以上記憶し、前記使用者情報ごとに前記送信先情報を関連付けて記憶する送信先情報記憶手段と、
前記車両を最近利用した使用者を識別する使用者特定手段と、
前記送信先情報に基づいて前記所定の情報を前記送信先へ送信する送信手段と、
前記車両状態判断手段によって判断された車両の状態に応じて前記所定の情報を送信する必要があるか否かを判断し、前記所定の情報を送信する必要があると判断した場合には、前記使用者特定手段によって特定された使用者を示す使用者情報に関連付けられている送信先情報を前記送信先情報記憶手段から読み出し、その送信先情報に基づいてその送信先へ前記所定の情報を前記送信手段に送信させる制御手段と、
を備えることを特徴とする車両の状態情報伝達装置。 - 請求項1に記載の車両の状態情報伝達装置において、
前記車両状態判断手段は、前記車両の状態として車両が盗難されたか否かを判断し、
前記制御手段は、前記車両状態判断手段によって車両が盗難されたと判断された場合には、車両が盗難にあった旨を示す盗難情報を前記所定の情報として前記送信先へ前記送信手段に送信させること
を特徴とする車両の状態情報伝達装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車両の状態情報伝達装置において、
前記車両状態判断手段は、前記車両の状態として車両が危険な走行状態にあるか否かを判断し、
前記制御手段は、前記車両状態判断手段によって車両が危険な走行状態にあると判断された場合には、車両が危険な走行状態にある旨を示す警告情報を前記所定の情報として前記送信先へ前記送信手段に送信させること
を特徴とする車両の状態情報伝達装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の車両の状態情報伝達装置において、
前記送信先情報記憶手段は、前記使用者情報に使用者が訪れる場所(以下、「訪問先」と称す。)を示す情報(以下、「訪問先情報」と称す。)を一つ以上関連付けて記憶し、且つそれぞれの前記訪問先情報に前記送信先情報を関連付けて記憶することにより前記使用者情報と前記送信先情報とを間接的に関連付けて記憶しており、
前記車両の現在の位置を特定する位置特定手段と、
前記送信先情報記憶手段が記憶する訪問先情報および前記位置特定手段によって特定された車両の現在位置に基づいて訪問先を特定する訪問先特定手段と、
を備え、
前記制御手段は、前記所定の情報の送信を行わせる場合には、前記訪問先特定手段によって特定された訪問先を示す訪問先情報に基づいて前記使用者情報に間接的に関連付けられている前記送信先情報を前記送信先情報記憶手段から読み出し、その読み出した送信先情報に基づいて前記所定の情報を前記送信先へ送信させること
を特徴とする車両の状態情報伝達装置。 - 請求項1〜請求項4の何れかに記載の車両の状態情報伝達装置における制御手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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