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JP4735838B2 - 小型基地局装置、基地局登録管理システム、登録方法、登録管理方法、および登録用プログラム - Google Patents

小型基地局装置、基地局登録管理システム、登録方法、登録管理方法、および登録用プログラム Download PDF

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Description

本発明は、家庭用、コンシューマー向けの基地局で持ち運びが可能な程度の小型基地局に関し、とくに、小型基地局装置、基地局登録管理システム、登録方法、登録管理方法、および登録用プログラムに関する。
現在使用されている携帯端末と交換局と通話を中継する基地局装置は、設置する際して工事をすることが必要であり、また、その位置情報を設定するには、マニュアルによって設定しなければならない。
ところで、基地局装置が野外のいたるところで設置されたとしても、基地局装置でカバーできるエリアには限界がある。例えば、家の特定の一室において携帯端末がつながり難いという場合がある。そこで、携帯端末がつながり難い箇所に、利用者によって設置可能で且つ使いやすい家庭用の小型の基地局装置の基地局装置設定システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−328152号公報
しかしながら、特許文献1に記載されている基地局装置設定システムでは、無線基地局情報登録装置が基地局装置から受信した設定要求メッセージに応じて、周囲の基地局に影響を与えない拡散符号列を決定し、この決定した拡散符号列を小型の基地局装置に供給するので、設置される小型の基地局装置が自律的に拡散符号を割り当てることができないという不都合があった。
本発明は、上述した不都合を改善し、自律的に拡散符号を割り当てるが可能な家庭用の小型基地局装置、基地局登録管理システム、登録方法、登録管理方法、および位置情報登録用プログラムを提供することを、その目的とする。
上記目的を達成するため、本発明にかかる小型基地局装置は、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能で且つネットワークと接続する小型の基地局本体部と、この基地局本体部の動作を制御する主制御部とを備えている。そして、前述した基地局本体部が、当該基地局本体部の位置情報をGPS衛星から取得し当該基地局本体部に予め装備された記憶部に記憶させる位置情報取得手段と、前記ネットワークに接続され周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記基地局本体部の識別情報および位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記基地局本体部の位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局が使用する拡散符号を受信する拡散符号受信手段と、この受信した拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の基地局本体部に割り当てると共にこれを登録するために識別情報と共に前記拡散符号管理装置へ送信する拡散符号割当て手段とを備えたことを特徴とする(請求項1)。
このようにすると、上述した小型基地局側の拡散符号割当て手段により、拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局の拡散符号に基づいて周辺基地局が使用していない拡散符号を、小型基地局自身で自律的に割り当てることができ、これがため、拡散符号の特定および登録処理が簡素化され、これにより、周囲基地局との交信を容易に且つ有効に成し得ることとなる。
ここで、前述した小型基地局本体部が接続されるネットワークを、IP(Internet Protocol )ネットワークとしてもよい(請求項2)。
又、本発明にかかる基地局登録管理システムは、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局とIP(Internet Protocol )ネットワークを介して接続され前記基地局の動作を管理する拡散符号管理装置を備えている。
そして、前述した拡散符号管理装置が、前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を登録データベースを検索して取り出すと共に前記基地局へ送信する拡散符号検索送信機能と、前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉引例するか否かを判定する拡散符号不干渉判定機能と、この小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理機能と、を備えていることを特徴とする(請求項3)。
これにより、拡散符号管理装置側では、小型基地局から送られてくる割り当てられた拡散符号を迅速に且つ確実に登録し管理することができ、周辺基地局との干渉を有効に且つ確実に回避することができる。
更に、本発明にかかる基地局登録方法は、家庭用,コンシューマー向けの持ち運びが可能で且つネットワークと接続する超小型の基地局本体部と、この基地局本体部の動作を制御する主制御部とを備えた小型基地局における当該小型基地局の位置情報を予め別に設置された拡散符号管理装置へ登録するようにしたもので、前記基地局本体部の位置情報をGPS衛星から取得し当該基地局本体部に予め装備された記憶部に記憶させる位置情報取得工程と、前記ネットワークに接続され各基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記基地局本体部の識別情報および位置情報を送信する位置情報送信工程と、前記基地局本体部の位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局が使用する拡散符号を受信する拡散符号受信工程と、この受信した前記拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の基地局本体部用として割り当てると共に登録用として識別情報と共に前記拡散符号管理装置へ送信する拡散符号割り当て工程とを備えたことを特徴とする(請求項4)。
これにより、上述した小型基地局側の拡散符号割当て工程により、拡散符号管理装置から提供される周辺基地局の拡散符号に基づいて周辺基地局が使用していない拡散符号を、小型基地局自身で自律的に割り当てることができる。
又、本発明にかかる基地局登録管理方法は、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局とIP(Internet Protocol )ネットワークを介して接続され前記小型基地局を含め周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置を備え、前記小型基地局の位置情報を前記拡散符号管理装置へ送信し登録するようにしたもので、前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を予め装備した登録データベースを検索して取り出して前記小型基地局へ送信する拡散符号検索送信工程と、前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉引例するか否かを判定する拡散符号不干渉判定工程と、この小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理工程と、を備えていることを特徴とする(請求項5)。
このようにしても、小型基地局から送られてきた拡散符号は、符号管理装置では容易に且つ確実に登録し管理されることとなる。
又、本発明にかかる基地局登録管理方法は、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが
可能な小型基地局とIP(Internet Protocol )ネットワークを介して接続され前記小型基地局を含め周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置を備え、前記小型基地局の位置情報を前記拡散符号管理装置へ登録し管理する方法であって、前記小型基地局が当該小型基地局の位置情報をGPS衛星から取得し予め装備した記憶部に記憶させる位置情報取得工程と、前記小型基地局が前記拡散符号管理装置に対して前記小型基地局にかかる識別情報および位置情報を送信する位置情報送信工程と、前記拡散符号管理装置が、前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を予め装備した登録データベースを検索して取り出して前記小型基地局へ送信する拡散符号検索送信工程とを備えている。
更に、この基地局登録管理方法は、前記小型基地局にあって、前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局の拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の小型基地局用として割り当てると共に、前記拡散符号管理装置へ識別情報と共に送信する拡散符号割り当て工程と、前記拡散符号管理装置にあって、前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉するか否かを判定する拡散符号不干渉判定工程と、この拡散符号管理装置にあって、前記小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理工程と、を備えていることを特徴とする(請求項6)。
このようにすると、小型基地局からの拡散符号は容易に且つ確実に拡散符号管理装置に登録され管理される。
又、本発明発明にかかる位置情報登録用プログラムは、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局の位置情報を当該小型基地局からネットワークを介して接続された拡散符号管理装置へ登録用として送信処理するためのプログラムであって、
前記小型基地局側にあって、当該小型基地局の位置情報をGPS衛星から取得し前記小型基地局側の記憶部に記憶せしめる位置情報取得処理機能、前記ネットワークに接続され各基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記小型基地局の識別情報および位置情報を送信処理する位置情報送信処理機能、前記小型基地局からの位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局が使用している拡散符号を受信処理する拡散符号受信処理機能、およびこの受信した前記拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の小型基地局用として割り当てると共に、登録用として前記識別情報と共に前記拡散符号管理装置へ送信処理する拡散符号特定機能、をコンピュータに実行させることを特徴とする(請求項7)。
このしても、拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局の拡散符号に基づいて周辺基地局が使用していない拡散符号を、小型基地局自身で自律的に且つ迅速に割り当てることができる。
以上のように、本発明によれば、家庭用、コンシューマー向けの基地局で持ち運びが可能な程度の小型基地局の拡散符号を、自律的に割り当てて登録することができるという従来にない優れた効果を奏する小型基地局装置、基地局登録管理システム、登録方法、登録管理方法、および登録用プログラムを提供することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示すように、この実施形態は、家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局装置(以下「HomeBTS」という)10と、このHomeBTS10の設置を支援するとともに、周辺の基地局装置(以下「BTS」という)30の情報を管理する基地局制御装置(拡散符号管理装置)20とがIP(Internet Protocol )ネットワーク40を介して接続されて構築されている。
HomeBTS10は、IPネットワーク40と接続されていると共に交換網(図示せず)を介して交換局(図示せず)と接続されており、図2に示すように、着信処理部11と、発信処理部12と、送受信部13と、メッセージ生成部14と、記憶部15と、位置情報取得部16と、入力部17と、拡散符号割当て部18と、アンテナ19とを備えた基地局本体部10Aと、この基地局本体部10Aの各構成部分の動作を個別に制御する主制御部10Bとを備えて構成されている。ここで、送受信部13、メッセージ生成部14、位置情報取得部16、及び拡散符号割当て部18は、実際には記憶部15に記憶されている制御プログラム(図示せず)をCPU(図示せず)が実行することにより生成される。
着信処理部11は、携帯端末(図示せず)からスペクトラム拡散(DSSS:Direct:Sequence Specetrum)されて通信帯域が広帯域に広がった通話信号をベースバンド信号に変換するものであり、逆拡散器11aと、フィルタ11bと、復調器11cとを備えて構成されている。
逆拡散器11aは、無線通信により受信した広帯域に広がった通話信号に拡散符号発生器13から入力された拡散符号(PN符号:Psude Random Nois 符号)を重畳し、元の狭くてかつ高いピークを有する通信帯域を有する通話信号を出力する(逆拡散処理)。なお、この通話信号に入っているノイズは、携帯端末において拡散処理がなされていないので、広くてかつ低いピークの通信帯域を有する。
フィルタ11bは、逆拡散器11aから出力された着信信号からノイズ成分を除いた通話号を復調器11cに出力する。
復調器11cは、フィルタ11bから入力されたノイズ成分の有しない通話信号を位相偏移方式を用いて復調を行いベースバンド信号からなる通話信号を生成し、この信号を送受信部13の通話信号送受信手段13aに出力する。
発信処理部12は、交換局から送信されてきたベースバンド信号からなる通話信号を、着信側の携帯端末に発信するために必要となる、通信帯域が広帯域でかつピークが低い通話信号に変換するものであって、搬送波発生器12aと、変調器12bと、拡散器12cとを備える。
搬送波発生器12aは、送受信部13の通話信号送受信手段13bから入力されたベースバンド信号を搬送するための搬送波を出力する。変調器12bは、搬送波に重畳された通話信号を位相偏移方式により変調した通話信号を拡散器12dに出力する。又、拡散器12cは、入力された位相偏移変調された通話信号に拡散符号を重畳して、通信帯域が広帯域でかつピークが低い通話信号を生成し、この信号をアンテナ19に出力する。
送受信部13は、通話信号送受信手段13aおよびメッセージ送受信手段13bを備えている。この内、通話信号送受信手段13aは、着信処理部11から出力した通話信号を交換局に送信すると共に、交換局から送信されてきた通話信号を発信処理部12に出力する。
又、メッセージ送受信手段(位置情報送信手段、拡散符号受信手段)13bは、後述する拡散符号要求メッセージをIPネットワーク40を介して基地局制御装置20に送信する。更に、メッセージ送受信手段13bは、IPネットワーク40を介して基地局制御装置20から受信した後述する拡散符号通知メッセージを受信する。また、メッセージ送受信手段13bは、後述する拡散符号割当てメッセージを基地局制御装置20にIPネットワーク40を介して送信する。また、メッセージ送受信手段13bは、IPネットワーク40を介して基地局制御装置20から受信した後述する許可メッセージを受信する。
メッセージ生成部14は、記憶部15に有する製造番号記憶領域に記憶されているHomeBTS10を識別するための製造番号と、並びに、記憶部15に有するワーク領域に一時記憶されている位置情報及びセル半径を読み出し、これらの情報が記述された拡散符号要求メッセージを生成し、生成した拡散符号要求メッセージを送受信部13のメッセージ送受手段13bに出力する。また、このメッセージ生成部14は、拡散符号割当て部(拡散符号割当て手段)18により割り当てられた拡散符号が記述された拡散符号割当てメッセージを生成し、この生成したメッセージを送受信部13のメッセージ送受信手段13bに出力する。
ここで、拡散符号要求メッセージとは、HomeBTS10の周辺に設置されているBTS30が使用する拡散符号を要求するためのメッセージである。また、拡散符号割当てメッセージとは、HomeBTS10の周辺に設置されているBTS30が使用する拡散符号以外に割り当てられた拡散符号を示すメッセージである。ここで、HomeBTS10の周辺に設置されているBTS30とは、HomeBTS10のセル半径と重なるセル半径を有するBTS30のことをいう。
記憶部15は、制御プログラム記憶領域と、製造番号記憶領域と、ワーク領域と有する。制御プログラム格納領域には制御プログラムを記憶しており、製造番号記憶領域には製造番号を記憶しており、ワーク領域にはHomeBTS10の位置情報及びセル半径を一時記憶している。
位置情報取得部(位置情報取得手段)16は、HomeBTS10の緯度・経度からなる位置情報をGPS衛星50から受信し、この位置情報を記憶部15に有するワーク領域に一時記憶させる。
入力部17は、HomeBTS10が占めるセル半径を入力し、このセル半径を記憶部15に有するワーク領域に一時記憶させる。
拡散符号割当て部(拡散符号割当て手段)18は、送受信部13のメッセージ送受信部13bから入力された拡散符号通知メッセージに記述されている拡散符号以外の拡散符号を割り当て、この割り当てた拡散符号をメッセージ生成部14に出力する。
アンテナ19は、発信処理部12から出力された通話信号を無線通信により携帯端末に送信する。
基地局制御装置(拡散符号管理装置)20は、図3に示すように、拡散符号特定部21と、記憶部22と、干渉判定部23と、拡散符号登録部24と、メッセージ生成部25と、送受信部26と備えて構成されている。
ここで、拡散符号特定部21、干渉判定部23、拡散符号登録部24、メッセージ生成部25、及び送受信部26は、CPU(図示せず)が記憶部22に記憶されている制御プログラム(図示せず)を実行することにより生成される。
拡散符号特定部21は、図4に示すように、距離算出手段21aと、合算セル半径算出手段21bと、周辺基地局特定手段21cと、拡散符号特定手段21dとを備える。
距離算出手段21aは、記憶部22にワーク領域に記憶されている拡散符号要求メッセージを読み出し、このメッセージに記述されている位置情報と、位置情報記憶DB22a22aに記憶されている位置情報データに記述されている位置情報とから、HomeBTS10と位置情報データが示すBTS30との間の距離を算出し、この算出した距離を周辺基地局特定手段21cに出力する。次に、距離算出手段21aは、拡散符号要求メッセージに記述されているセル半径、及び、位置情報データに記述されているセル半径を合算セル半径算出手段21bに出力する。
合算セル半径算出手段21bは、入力された拡散符号要求メッセージに記述されているセル半径と、上記位置情報データに記述されているセル半径とを合算して合算セル半径値を算出し、算出した合算セル半径値を周辺基地局特定手段21cに出力する。
周辺基地局特定手段21cは、合算セル半径値が入力されると、入力された合算セル半径合算値が、先に距離算出手段21aから入力された距離以上であるか否かを判定し、この合算セル半径値が距離以上であると判定した場合には、入力された製造番号のBTS30がHomeBTS10の周辺に設置されているものであると特定し、この製造番号を拡散符号特定手段21dに出力する。
拡散符号特定手段(拡散符号割当手段)21dは、周辺基地局特定手段21から製造番号が入力されると、位置情報記憶DB22aに記憶されている上記製造番号が記述されている位置情報データを検索して読み出し、このデータに記述されている拡散符号をHomeBTS10の周辺に設置されているBTS30に使用されている拡散符号と特定し、この拡散符号を記憶部22のワーク領域に出力する(拡散符号検索送信機能)。
記憶部22は、制御プログラム記憶領域(図示せず)と、上記位置情報記憶DB(拡散符号データ記憶手段)22aと、ワーク領域(図示せず)とを有する。制御プログラム記憶領域には制御プログラムが記憶されており、上記位置情報記憶DB22aには上記位置情報データが記憶されており、ワーク領域には拡散符号要求メッセージ及び拡散符号特定部21の拡散符号特定手段21cにより特定された拡散符号が記憶されている。位置情報記憶DB22aは、図5に示すように、HomeBTS10及びBTS30を識別する製造番号、緯度・経度からなる位置情報、使用する拡散符号、及びセル半径を有する位置情報データが記憶されている。
干渉判定手段23は、HomeBTS10が実際に稼働を開始した際に、このHomeBTS10と干渉するBTS30があるか否かを再度確認する。すなわち、干渉判定手段23は、IPネットワーク40を介してHomeBTS10が割り当てた拡散符号と同じ拡散符号を有する(HomeBTS10の周辺の)BTS30の位置情報データが、位置情報記憶DB22aに記憶されているか否かを検索し、その有無を判定する(拡散符号干渉判定機能)。
そして、この干渉判定部23は、上記位置情報データが位置情報記憶DB22aに記憶されていると判定した場合には、HomeBTS10から受信した拡散符号が周辺に設置されているBTS30と干渉するものと判定し、そうでない場合には、干渉していないと判定する。また、干渉判定手段23は、干渉していると判定した場合には、干渉している旨を拡散符号特定部21に出力し、干渉していないと判定した場合には、拡散割当てメッセージに記述されている製造番号を拡散符号登録部24に出力する。
拡散符号登録部24は、製造番号が入力されると、記憶部22のワーク領域に記憶されているこの製造番号が記述された拡散符号要求メッセージを読み出し、このメッセージに記述されているHomeBTS10の製造番号内、位置情報、拡散符号、及びセル半径をもとにして、HomeBTS10の位置情報データを生成し、この生成した位置情報データを位置情報記憶DB22aに登録する(拡散符号登録管理機能)。また、拡散符号登録部24は、先に送信されてきた拡散符号割当てメッセージに記述されている拡散符号を許可するメッセージを生成させる指示をメッセージ生成部25に出力するとともに、記憶部22に有するワーク領域に記憶されている拡散符号要求メッセージ及び拡散符号割当てメッセージを消去する。
メッセージ生成部25は、拡散符号特定部21が特定した拡散符号が入力されると、上述した拡散符号通知メッセージを生成し、このメッセージを送受信部21に出力する。又、このメッセージ生成部25は、拡散符号登録部24から先に送信されてきた拡散符号割当てメッセージに記述されている拡散符号許可のメッセージを生成させる指示が入力されると、上述した許可メッセージを生成し、このメッセージを送受信部26に出力する。
送受信部26は、IPネットワーク40を介してHomeBTS10から受信した拡散符号要求メッセージを記憶24のワーク領域に記憶する。また、送受信部22は、メッセージ生成部25から入力された拡散符号通知メッセージ、及び許可メッセージが入力されると、これらのメッセージをIPネットワーク40を介してHomeBTS10に送信する。
次に、この実施形態におけるシステム全体の動作を説明する。
図6及び図7は、システムの動作を示すフローチャートである。
今、HomeBTS10が設置され、IP(Internet Protocol )ネットワーク40に接続されたのち、HomeBTS10が起動を開始すると、HomeBTS10の位置情報取得部16は、GPS衛星50から自己の位置を示す緯度・経度からなる位置情報を受信し(ステップS11)、受信した位置情報を記憶部16のワーク領域に記憶するとともに、位置情報を受信した旨をメッセージ生成部15に入力する(位置情報取得工程)。
メッセージ生成部14は、位置情報を受信した旨が入力されると、記憶部15のワーク領域から位置情報及びセル半径と、製造番号記憶領域に記憶されている製造番号と読み出し、読み出した位置情報、セル半径、及び製造番号が記述された拡散符号要求メッセージを生成し(ステップS12)、このメッセージを送受信部13に出力する。
送受信部13のメッセージ送受信手段13bは、メッセージ生成部15から入力された拡散符号要求メッセージをIPネットワーク40を介して基地局制御装置20に送信する(ステップS13:位置情報送信工程)。
基地局制御装置20がHomeBTS10が送信した拡散符号要求メッセージを受信すると、送受信部26は、受信した拡散符号要求メッセージを記憶部22のワーク領域に一時記憶する(ステップS21)と共に、拡散符号要求メッセージを受信した旨を拡散符号特定部21に出力する。
次に、拡散符号特定部21の距離算出手段21aは、記憶部22に有するワーク領域に記憶されている拡散符号要求メッセージを読み出す(ステップS22)。その後、距離算出手段部21aは、記憶部22に有する位置情報記憶DB22aに記憶されている未だ読み出していない位置情報データがあるか否かを検索し判定する(ステップS23)。距離算出手段21aは、位置情報記憶DB22aに未だ読み出していない位置情報データがないと判定した場合には(ステップS23;ない)、ステップS27に処理を移行する。一方、距離算出手段21aは、位置情報記憶DB22aに未だ読み出していない位置情報データがあると判定した場合には(ステップS23;ある)、位置情報記憶DB22aから未だ読み出していない位置情報データを読み出す。
その後、距離算出手段21aは、読み出した位置情報データに記述されている位置情報としての緯度・経度と、拡散符号要求メッセージに記述されている位置情報としての緯度・経度とから、当該位置情報データのBTS30とHomeBTS10との距離を算出する(ステップS24)。次に、距離算出手段21aは、算出した距離を周辺基地局特定手段21cに出力すると共に、拡散符号要求メッセージに記述されているセル半径、及び位置情報データに記述されているセル半径を合算セル半径算出手段21bに出力する。
合算セル半径算出手段21bは、距離算出手段から拡散符号要求メッセージに記述されているセル半径と、位置情報データに記述されているセル半径とが入力されると、これらのセル半径を合算して合算セル半径値を算出し、この合算セル半径値を周辺基地局特定手段21cに出力する。
周辺基地局特定手段21cは、合算セル半径算出手段21bから合算セル半径値が入力されると、この合算セル半径合算値が、距離算出手段21aから入力された距離以上であるか否かを判定する(ステップS25)。周辺基地局特定手段21cは、この合算セル半径値が距離以上であると判定した場合には(ステップS25;YES)、入力された製造番号のBTS30がHomeBTS10の周辺に設置されているものであると特定し、この製造番号を拡散符号特定手段21dに出力する。
例えば、図1を参照すると、拡散符号特定部21は、HomeBTS10の周辺に設置されているBTS30として、♯1、♯2、及び♯3のBTS30があることを判定し、これらの拡散符号をワーク領域に記憶する。
拡散符号特定手段21dは、周辺基地局特定手段21から製造番号が入力されると、位置情報記憶DB22aに記憶されているこの製造番号が記述されている位置情報データ中の拡散符号を読み出し(ステップS26)、この拡散符号をHomeBTS10の周辺に設置されているBTS30に使用されている拡散符号と特定し、この拡散符号を記憶部22のワーク領域に記憶させる。その後、拡散符号特定手段21dは、ステップS23に処理を移行し、上述したと同様な処理を続行させる。
ステップS25において、周辺基地局特定手段21cは、セル半径合算値が上記距離未満であると判定した場合には(ステップS25;NO)、ステップS23に処理を移行し上述したと同様な処理を続行させる。
ステップS23において、距離算出手段21aは、位置情報記憶DB22aに未だ読み出していない位置情報データがないと判定した場合には(ステップS23;ない)、上述した拡散符号通知メッセージの生成を促す指示をメッセージ生成部25に出力する。
すると、メッセージ生成部25は、記憶部22のワーク領域に記憶されている拡散符号(複数有する場合あり)を読み出し、読み出した拡散符号が記述された拡散符号通知メッセージを生成し(ステップS27)、このメッセージを送受信部26に出力する、
送受信部26は、メッセージ生成部25から入力された拡散符号通知メッセージをIPネットワーク40を介してHomeBTS10に送信する(ステップS28:拡散符号検索送信工程)。
Home BTS10が拡散符号通知メッセージを受信すると、送受信部13のメッセージ送受信部13bは、記憶部15のワーク領域に拡散符号通知メッセージを一時記憶するとともに(ステップS14)、このメッセージを受信した旨を拡散符号割当て部18に出力する。
すると、拡散符号割立て部18は、記憶部15のワーク領域から拡散符号通知メッセージを読み出し、このメッセージに記述されている拡散符号でない拡散符号を割り当て(ステップS15)、この拡散符号が記述された拡散符号割当てメッセージを生成させる指示をメッセージ生成部14に出力する。例えば、図1を参照すると、拡散符号割当て部18は、送信されてきた♯1、♯2、及び♯3のBTS30が使用する拡散符号以外の拡散符号を、割り当てる(拡散符号割当工程)。
その後、メッセージ生成部14は、入力された指示に基づき、記憶部15のワーク領域に記憶されている製造番号、及び、拡散符号割当て部18により割り当てられた拡散符号が記述された拡散符号割当てメッセージを生成し(ステップS16)、このメッセージを送受信部13に出力する。
送受信部13のメッセージ送受信部13bは、入力された拡散符号割当てメッセージをIPネットワーク40を介して基地局制御装置20に送信する(ステップS17)。
基地局制御装置20が拡散符号割当てメッセージを受信すると、送受信部26は、このメッセージを記憶部22のワーク領域に一時記憶するとともに(ステップS29)、このメッセージを受信した旨を干渉判定部23に通知する。
次に、干渉判定部23は、記憶部22に有する位置情報記憶DB22aに記憶されている未だ読み出していない位置情報データがあるか否かを判定する(ステップS30)。干渉判定部23は、位置情報記憶DB22aに未だ読み出されていない位置情報データがないと判定した場合には(ステップS30;ない)、ステップS35に処理を移行する(拡散符号不干渉判定工程)。一方、干渉判定部23は、位置情報記憶DB22aに未だ読み出していない位置情報データがあると判定した場合には(ステップS30;ある)、位置情報記憶DB22aから未だ読み出していない位置情報データを読み出すとともに、記憶部22のワーク領域から、拡散符号割当てメッセージに記述されている製造番号を有する拡散符号要求メッセージを読み出す。
その後、干渉判定部23は、読み出した位置情報データに記述されている位置情報としての緯度・経度と、読み出した拡散符号要求メッセージに記述されている位置情報としての緯度・経度とから、この位置情報データのBTS30とHomeBTS10との距離を算出する(ステップS31)。
その後、干渉判定部23は、読み出した位置情報データに記述されているセル半径と、拡散符号要求メッセージに記述されているセル半径とを合算したセル半径合算値が、先に算出した距離以上であるか否かを判定する(ステップS32)。干渉判定部23は、セル半径合算値が距離以上であると判定した場合には(ステップS32;YES)、当該BTS30がHomeBTS10の周辺に設置されているものであると判定する。次に、干渉判定部23は、HomeBTS10の周辺に設置されているものであると判定したBTS30の拡散符号が、先に送信した拡散符号通知メッセージに記述したものであるか否かを判定する(ステップS33)。
干渉判定部23は、HomeBTS10の周辺に設置されているものであると判定したBTS30の拡散符号が、先に送信した拡散符号通知メッセージに記述したものでないと判定した場合には(ステップS33;NO)、上記位置情報データに記述されている拡散符号を記憶部22のワーク領域に記憶する(ステップS34)。一方、干渉判定部23は、HomeBTS10の周辺に設置されているものであると判定したBTS30の拡散符号が、先に送信した拡散符号通知メッセージに記述したものであると判定した場合には(ステップS33;YES)、ステップS30に処理を移行させ、上述したと同様な処理を続行させる。
ステップS30において、干渉判定部23は、位置情報記憶DB22aに未だ読み出していない位置情報データがないと判定した場合には(ステップS30;ない)、記憶部22のワーク領域に拡散符号が記憶されているか否かを判定する(ステップS35)。干渉判定部23は、ワーク領域に拡散符号が記憶されていると判定した場合には(ステップS35;YES)、ステップS27に処理を移行し、上述したと同様な処理を続行させる。一方、拡散符号特定部21は、ワーク領域に拡散符号が記憶されていないと判定した場合(ステップS35;NO)、すなわち、入力された拡散符号割当てメッセージに記述されている拡散符号が干渉していないと判定した場合には、当該拡散符号要求メッセージに記述されている製造番号を拡散符号登録部24に出力する。
拡散符号登録部24は、製造番号が入力されると、記憶部22のワーク領域に記憶されている当該製造番号が記述されている拡散符号要求メッセージを読み出し、このメッセージに記述されているHomeBTS10の製造番号内、位置情報、拡散符号、及びセル半径をもとにして、HomeBTS10の位置情報データを生成し、この位置情報データを位置情報記憶DB22aに登録する(ステップS36:拡散符号登録管理工程)。その後、拡散符号登録部24は、先に送信してきた割り当てられた拡散符号を許可するメッセージを生成させる指示をメッセージ生成部25に出力するとともに、記憶部22に有するワーク領域に記憶されている拡散符号要求メッセージ及び拡散符号割当てメッセージを消去する。
メッセージ生成部25は、拡散符号特定部21からの指示のもと、許可メッセージを生成して、このメッセージを送受信部26に出力する。送受信部26は、このメッセージをIPネットワークを介してHomeBTS10に送信し(ステップS37)、処理を終了する。
HomeBTS10が許可メッセージを受信すると、送受信部13は、受信した許可メッセージを拡散符号割当て部18に出力する。
その後、拡散符号割当て部18は、許可メッセージが入力されると、先に割当てら拡散符号を拡散発生器13に通知し、拡散符号発生器13は、この拡散符号を発生するように設定し(ステップS18)、処理を終了する。
ここで、上述した小型基地局若しくは小型基地局装置10側で実行される各工程、即ち、位置情報取得工程、位置情報送信工程、拡散符号受信工程、および拡散符号割当工程については、その実行手順の内容を処理機能若しくは特定機能としてプログラム化してコンピュータに実行させるように構成してもよい。
このようにしても、前述した小型基地局の登録方法で実行される内容とほぼ同等に機能する位置情報登録用プログラムを提供することができる。
このように、上述した実施形態によれば、基地局制御装置20が、記憶部22に記憶されている位置情報データを参照し、HomeBTS10から受信した位置情報を基にして、HomeBTS10の周辺に設置されている♯1、♯2、♯3のBTS10の拡散符号を特定することができる。また、HomeBTS10が、基地局制御装置20から受信した♯1、♯2、♯3のBTS10が使用する拡散符号を基にして、これらの拡散符号と異なる拡散符号を自律的に割り当てることができる。
以上のように、本発明によると、特別な手続きや設置工事などを必要とすることなく、設置したい場所にインターネット通信が可能な環境さえあれば、ユーザは上述した小型基地局(例えば家庭用の超小型基地局)を購入してくるだけで、その基地局を使用して携帯電話での通話が可能となる。即ち、HomeBTS10のユーザは既存のIPネットワーク網を利用するだけで、特別な設置工事や複雑な位置情報の登録手続きをすることなく、手軽に他の携帯端末との交信が可能となる。
本発明に係る一実施形態の構成を示すブロック図である。 図1中の小型基地局装置の構成を示すブロック図である。 図1中の基地局制御装置(拡散符号管理装置)の構成を示すブロック図である。 図3中の拡散符号特定部の構成を示すブロック図である。 図3中の位置情報記憶DBに記憶されている位置情報登録データの一例を示す図である。 図1乃至図3に開示したシステムの動作の一部を示すフローチャートである。 図1乃至図3に開示したシステムの動作の他の一部を示すフローチャートである。
符号の説明
10 小型基地局,小型基地局装置(HomeBTS)
10A 基地局本体部
10B 主制御部
11 着信処理部
12 発信処理部
13 送受信部
13a 通話信号送受信手段
13b メッセージ送受信手段(位置情報送信手段、拡散符号受信手段)
14 位置情報メッセージ生成部
15,22 記憶部
16 位置情報取得部(位置情報取得手段)
17 入力部
18 拡散符号割当て部(拡散符号割当て手段)
20 基地局制御装置(拡散符号管理装置)
21 拡散符号特定部
21c 周辺基地局特定手段(周辺基地局装置特定手段)
21d 拡散符号特定手段(拡散符号割当手段)
22a 位置情報記憶DB22a(拡散符号データ記憶手段)
23 干渉判定部
24 拡散符号登録部
25 メッセージ生成部
26 送受信部(拡散符号送信手段)
30 周辺基地局(BTS)
40 IPネットワーク
50 GPS衛星

Claims (7)

  1. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能で且つネットワークと接続する小型の基地局本体部と、この基地局本体部の各部の動作を制御する主制御部とを備えた小型基地局装置において、
    前記基地局本体部が、当該基地局本体部の位置情報をGPS衛星から取得し予め装備した記憶部に記憶させる位置情報取得手段と、前記ネットワークに接続され周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記基地局本体部の識別情報および位置情報を送信する位置情報送信手段と、前記基地局本体部の位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局の拡散符号を受信する拡散符号受信手段と、この受信した拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の基地局本体部に割り当てると共にこれを登録するために前記拡散符号管理装置へ送信する拡散符号割当手段とを備えたことを特徴とする小型基地局装置。
  2. 前記請求項1に記載の小型基地局装置において、
    前記基地局本体部が接続されるネットワークが、IPネットワークであることを特徴とした小型基地局装置。
  3. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局とIPネットワークを介して接続され前記小型基地局を管理する拡散符号管理装置を備えた基地局登録管理システムにおいて、
    前記拡散符号管理装置が、
    前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を登録データベースを検索して取り出すと共に前記基地局へ送信する拡散符号検索送信機能と、
    前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉引例するか否かを判定する拡散符号不干渉判定機能と、
    この小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理機能と、を備えていることを特徴とした基地局登録管理システム。
  4. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能で且つネットワークと接続する小型の基地局本体部と、この基地局本体部の各構成部分の動作を制御する主制御部とを備え、前記基地局本体部の位置情報を予め別に設置された拡散符号管理装置へ送信し登録する基地局登録方法であって、
    前記基地局本体部の位置情報をGPS衛星から取得し予め基地局本体部に装備した記憶部に記憶させる位置情報取得工程と、
    前記ネットワークに接続され各基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記基地局本体部の識別情報および位置情報を送信する位置情報送信工程と、
    前記基地局本体部の位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局が使用する拡散符号を受信する拡散符号受信工程と、
    この受信した前記拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の基地局本体部用として割り当てると共に登録用として識別情報と共に前記拡散符号管理装置へ送信する拡散符号割り当て工程とを備えたことを特徴とする基地局登録方法。
  5. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局とIPネットワークを介して接続され前記小型基地局を含め周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置を備え、前記小型基地局からの位置情報を前記拡散符号管理装置へ登録し管理する基地局登録管理方法であって、
    前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を予め装備した登録データベースを検索して取り出して前記超小型基地局へ送信する拡散符号検索送信工程と、
    前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉引例するか否かを判定する拡散符号不干渉判定工程と、
    この小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理工程と、を備えていることを特徴とした基地局登録管理方法。
  6. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局とIPネットワークを介して接続され前記小型基地局を含め周辺基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置を備え、前記小型基地局の位置情報を前記拡散符号管理装置へ登録し管理する基地局登録管理方法であって、
    前記小型基地局が当該小型基地局の位置情報をGPS衛星から取得し予め装備した記憶部に記憶させる位置情報取得工程と、
    前記小型基地局が前記拡散符号管理装置に対して前記小型基地局にかかる識別情報および位置情報を送信する位置情報送信工程と、
    前記拡散符号管理装置が、前記小型基地局から送られてくる当該基地局の識別番号と位置情報とを受信すると共にこの位置情報に対応した一又は二以上の周辺基地局の拡散符号を予め装備した登録データベースを検索して取り出して前記小型基地局へ送信する拡散符号検索送信工程と、
    前記小型基地局にあって、前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局の拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の小型基地局用として割り当てると共に、前記拡散符号管理装置へ識別情報と共に送信する拡散符号割り当て工程と、
    前記拡散符号管理装置にあって、前記周辺基地局が使用していない拡散符号が前記小型基地局から送られて来た場合に当該拡散符号が前記周辺基地局が使用している拡散符号と干渉するか否かを判定する拡散符号不干渉判定工程と、
    この拡散符号管理装置にあって、前記小型基地局からの拡散符号が前記周辺基地局の拡散符号と干渉しないと判定された場合にこれを登録し管理する拡散符号登録管理工程と、を備えていることを特徴とした基地局登録管理方法。
  7. 家庭用、コンシューマー向けの持ち運びが可能な小型基地局の位置情報を当該小型基地局からネットワークを介して接続された拡散符号管理装置へ登録用として送信処理するための位置情報登録用プログラムであって、
    前記小型基地局側で、当該小型基地局の位置情報をGPS衛星から取得し前記小型基地局の記憶部に記憶せしめる位置情報取得処理機能、
    前記ネットワークに接続され各基地局の拡散符号を管理する拡散符号管理装置に対して前記小型基地局の識別情報および位置情報を送信処理する位置情報送信処理機能、
    前記小型基地局からの位置情報に対応して前記拡散符号管理装置から送られてくる周辺基地局が使用している拡散符号を受信処理する拡散符号受信処理機能、
    この受信した前記拡散符号に基づいて前記周辺基地局が使用していない拡散符号を自己の小型基地局用として割り当てると共に、登録用として前記識別情報と共に前記拡散符号管理装置へ送信処理する拡散符号特定機能、
    をコンピュータに実行させることを特徴とした位置情報登録用プログラム。
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