JP2005277593A - 無線端末装置、サービス検索方法 - Google Patents

Abstract

【課題】複数のサービスについてのサービス検索を効率的に実行することを可能にする。
【解決手段】無線通信端末１０は、サービスを提供するサーバ端末との間で近距離無線通信部１０２により無線通信を行なう。サービス検索処理部１０３は、サービスに関する問い合わせのためのサービス要求を複数のサービスのそれぞれについて順次送信する。サービス検索処理部１０３は、サービス要求に対する応答の受信を失敗した場合には、失敗の理由を解析し、リンク確立の失敗に関わると判断された場合には処理を終了し、リンク確立の失敗に関わらないと判断された場合に次のサービス要求を送信する。
【選択図】 図２

Description

この発明は、無線通信を通じてサーバからサービスの提供を受ける無線端末装置、及び同無線端末装置によるサービス検索方法に関する。

従来、無線通信を通じてサーバからサービスの提供を受ける無線端末装置（クライアント端末）は、サービス検索によって、サービスの応答を返すサーバから目的とするサービスのサービス情報を取得する。無線端末装置は、サーバから取得したサービス情報を用いてサービスの機能を実行する。

例えば無線通信としてＢｌｕｅｔｏｏｔｈ（登録商標）の技術を使用した無線端末装置では、例えばサーバに対するサービス要求として次の３種類が用意されている（例えば、非特許文献１）。すなわち、指定したサービスをサポートするかどうかを問い合わせるServiceSearchRequest、指定したサービスの属性情報を問い合わせるServiceAttributeRequest、指定したサービスをサポートするかどうか及びサポートする場合にはその属性情報を問い合わせるServiceSearchAttributeRequestがある。サービス検索では、これらを使用して目的とするサービス情報を取得する。
「Specification of the Bluetooth System - Core(Bluetooth ver1.1)」，p.333-394

しかしながら、例えばサービスをサポートするかどうか及び属性情報を問い合わせるためのServiceSearchAttributeRequestのみを用いて、複数のサービスについてサービス要求をする場合、サービスの数だけ無線端末装置（クライアント）とサーバとの間でサービス要求と応答の送受信を繰り返す必要がある。

無線端末装置は、あるサービスについての要求に対して応答が得られなかった場合、そこでサービス検索を失敗として処理を終了してしまうと、サービス要求を出していない残りのサービスについてのサービス情報を取得することができなくなってしまう。

また、サービス情報の取得に失敗した場合であっても、単純に全てのサービスについてサービス要求を送信するようにすると、例えば通信リンクの確立に失敗したことによりサーバから応答が得られなかった場合には、繰り返しサービス要求をしても同様に通信リンク確立失敗を繰り返す可能性がある。この場合、無駄なタイムアウトが発生してしまい、サービス検索の効率が悪くなってしまう。

この発明は上記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、複数のサービスについてのサービス検索を効率的に実行することが可能な無線端末装置、サービス検索方法を提供することにある。

上記目的を達成するためにこの発明は、サービスを提供するサーバ端末との間で通信を行う無線端末装置において、サービスに関する問い合わせのためのサービス要求を複数のサービスのそれぞれについて順次送信するサービス要求送信手段と、前記サービス要求送信手段によって送信されたサービス要求に対する応答を受信する応答受信手段と、前記応答受信手段により応答の受信を失敗した場合に失敗の理由を解析する解析手段と、前記解析手段により解析された失敗の理由に基づいて、前記サービス要求送信手段により次のサービスについてサービス要求を送信させるか判断する判断手段と、前記判断手段による判断結果に応じて、前記サービス要求手段によるサービス要求の送信を制御する送信制御手段とを具備したことを特徴とする。

この発明によれば、複数のサービスについてのサービス要求をサーバ端末に対してする際に、あるサービスについてのサービス要求に対する応答が得られなかった場合に、失敗した理由により次のサービスに関する要求をするか否かの判断を行なうので、通信リンク確立失敗などの場合に、無駄なタイムアウト時間などが発生しなくなるため、効率的にサービス検索を行うことができる。

以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図１は、本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図である。図１では、無線通信端末１０がサービスを要求するクライアント（ＳＤＰ（Service Discovery Protocol）クライアント）として動作し、無線通信端末２０が無線通信端末１０からの要求に対してサービスの応答を返すサーバ端末（ＳＤＰサーバ）として動作するものとする。無線通信端末１０と無線通信端末２０とは、例えばＢｌｕｅｔｏｏｔｈの技術を使用した近距離無線通信によって通信（リクエスト、レスポンス）を行うものとする。以下の説明では、無線通信端末１０は、無線通信端末２０に対してサービスの要求をする場合、ServiceSearchAttributeRequestによって、指定したサービスをサポートするかどうか及びサポートする場合にはその属性情報を無線通信端末２０に問い合わせるものとする。

図２は、本実施形態における無線通信端末１０の構成を示すブロック図である。図２に示すように、無線通信端末１０には、近距離無線通信部１０２、サービス検索処理部１０３、サービス管理部１０４、ＤＵＮサービス制御部１０５、ＨＦＰサービス制御部１０６、ＯＰＰサービス制御部１０７、ＢＩＰサービス制御部１０８、制御部１０９、入力部１１２、及び表示部１１３が設けられている。

近距離無線通信部１０２は、例えばＢｌｕｅｔｏｏｔｈの技術に従い近距離無線通信を制御する。近距離無線通信部１０２は、例えば図３に示す通信プロトコルスタックの各層のプロトコルに従い、無線通信端末２０との間で通信リンクを確立して近距離無線通信を実現する。図３に示すプロトコルスタックは、下位層から物理層、ベースバンド層（ＢＢ）、リンク管理層（ＬＭＰ）、論理リンク管理層（Ｌ２ＣＡＰ）から構成されている。

サービス検索処理部１０３は、サービス検索処理を実行するもので、無線通信端末２０に対してサービス要求をしてサービス情報を取得する。本実施形態では、複数のサービスを対象としてサービス検索を行うことができる。サービス検索処理部１０３の詳細な動作については後述する（図４参照）。

サービス管理部１０４は、サービス検索処理部１０３によるサービス検索処理によって、無線通信端末２０から取得したサービス情報をもとに、各種サービスの実行を制御するもので、例えばＤＵＮサービス制御部１０５、ＨＦＰサービス制御部１０６、ＯＰＰサービス制御部１０７、ＢＩＰサービス制御部１０８を含む。ＤＵＮサービス制御部１０５は、「Dial-up Networking」のプロファイルに基づくダイヤルアップネットワーク機能を制御し、ＨＦＰサービス制御部１０６は、「Hands Free Profile」に基づく電話機のハンズフリー機能を制御し、ＯＰＰサービス制御部１０７は、「Object Push Profile」に基づく電話帳などのオブジェクトの送受信を制御し、ＢＩＰサービス制御部１０８は、「Basic Imaging Profile」に基づく画像を送受信をそれぞれ制御するための機能である。

制御部１０９は、ＣＰＵ、ＲＯＭ及びＲＡＭなどを有してなるもので、ＣＰＵがＲＯＭに記憶される制御プログラムや制御データに従って各部を統括して制御する。制御部１０９による制御により移動通信網を介した音声通話データ通信、無線通信端末２０との間の通信等を実現する。

入力部１１２は、ユーザ操作によるボタンやキーからの入力を制御する。
表示部１１３は、ディスプレイへの表示を制御する。

次に、本実施形態における無線通信端末１０の動作について説明する。
まず、無線通信端末１０（サービス検索処理部１０３）によるサービス検索処理について、図４に示すフローチャートを参照しながら説明する。

無線通信端末１０は、無線通信端末２０（サーバ端末）に対して複数のサービスについてサービス要求をする場合、各サービスについて、順次、サービス要求を送信する。無線通信端末１０は、最初のサービスを指定し、ServiceSearchAttributeRequestを送信して、指定したサービスをサポートするかどうか及びサポートする場合にはその属性情報（サービス情報）を問い合わせる（ステップＳ２）。

このサービス要求に対して、無線通信端末２０から応答が得られた場合（ステップＳ３、Ｙｅｓ）、すなわちサポートの有無が通知され、サポートしている場合にはサービス情報を取得した場合には、次のサービスについて、同様にしてサービスを指定し、ServiceSearchAttributeRequestを送信してサービス要求を行う（ステップＳ１，Ｓ２）。

一方、サービス要求に対して無線通信端末２０からの応答が得られなかった場合、すなわちサービス検索を失敗した場合には（ステップＳ３、Ｎｏ）、失敗理由を解析する（ステップＳ４）。

この解析の結果、サービス検索の失敗理由が通信リンク確立失敗に関するものである場合には（ステップＳ５、Ｙｅｓ）、サービス検索を失敗として、次のサービスに対するサービス要求を停止させ、サービス検索処理を終了する。これにより、無駄なタイムアウト時間の発生をおさえる。

一方、失敗理由が通信リンク確立失敗に係わらないものである場合には（ステップＳ５、Ｎｏ）、次のサービスについて、同様にしてサービスを指定し、ServiceSearchAttributeRequestを送信してサービス要求を行う（ステップＳ１，Ｓ２）。

こうして、サービス要求失敗の理由が通信リンク確立に関わる場合には、処理を終了させて無駄なタイムアウト時間の発生をおさえ、それ以外の理由であれば、再度、サービス要求することで正常に応答が得られる可能性があるので、次のサービスを指定してサービス要求をすることで、このサービスについてのサービス情報を取得することができる。

次に、無線通信端末１０が無線通信端末２０に対して、サービス要求をする場合の具体例について、図５及び図６に示すシーケンス図を参照しながら説明する。

図５及び図６において、無線通信端末１０は、通信アプリケーション（サービス検索処理部１０３及びサービス管理部１０４を含む）が、通信スタック（近距離無線通信部１０２）を通じて無線通信端末２０に対してサービス検索を行うものとして説明する。

なお、通信リンクの確立失敗に関わる失敗理由としては、例えば次のような（１）〜（３）のような状況があるものとする。

（１）最大接続数オーバー：接続可能な最大接続数をオーバーしており、これ以上新しい通信リンクを確立できない。

（２）Ｌ２ＣＡＰ接続失敗：論理リンク管理層（Ｌ２ＣＡＰ）（サービス検索を行うために必要なプロトコルレイヤ（図３参照））での接続に失敗した場合（Ｌ２ＣＡＰ以下の全てのレイヤの接続失敗を含む）。

（３）Ｌ２ＣＡＰ切断発生：サービス検索中（接続中）に論理リンク管理層（Ｌ２ＣＡＰ）での切断が発生した場合（Ｌ２ＣＡＰ以下の全てのレイヤの切断発生を含む）。

本実施形態では、前述した失敗理由（１）〜（３）により通信リンクの確立が失敗した場合には、複数のサービスの全てについてサーバ端末に要求が終了していなくても、次のサービスを要求せずにサービス検索失敗として処理を終了する。すなわち、通信リンクの確立を失敗している場合には、繰り返しサービスを要求したとしても同様にして通信リンクの確立に失敗する可能性が高いためである。

なお、通信リンク確立失敗以外の失敗理由としては、例えば、既に同じデバイスに対して別のサービスを要求中であり、サービス検索が実行できない場合がある。この理由によりサービス要求に対して応答が得られなかった場合には、サービス検索処理を継続する。

ここでは、例えば４つのサービス（ＤＵＮ、ＨＦＰ、ＯＰＰ、ＢＩＰ）についてのサービス情報を無線通信端末２０（サーバ端末）に問い合わせる場合を例にして説明する。なお、無線通信端末２０に問い合わせするサービスとしては、例えば、（ａ）ＤＵＮ（Dial-up Networking）：ダイヤルアップネットワーク機能、（ｂ）ＨＦＰ（Hands Free Profile）：電話機のハンズフリー機能、（ｃ）ＯＰＰ（Object Push Profile）：電話帳などのオブジェクトを送受信する機能、（ｄ）ＢＩＰ（Basic Imaging Profile）：画像を送受信する機能である。

まず、無線通信端末１０は、サービス検索処理部１０３（通信アプリケーション）によりサービス検索を開始すると（１）、最初のサービス、例えばダイヤルアップネットワーク機能（ＤＵＮ）を指定してサービス検索要求を行う（２）。近距離無線通信部１０２（通信スタック）は、無線通信端末２０との間で所定の手続きによって通信リンクを確立する（３）。

ここで、例えば通信リンクの確立に失敗したものとする（Ａ）。サービス検索処理部１０３は、近距離無線通信部１０２からサービス検索応答としてリンク確立失敗が通知される（ａ１）。サービス検索処理部１０３は、通信リンク確立に失敗した理由が前述した失敗理由（１）（２）であった場合、サービス検索を失敗したものとしてサービス検索処理を終了する（ａ２）。

一方、通信リンクの確立が成功した場合には、近距離無線通信部１０２から無線通信端末２０に対してServiceSearchAttributeRequest（ＤＵＮ）が送信される（４）。

ここで、例えば無線通信端末２０との通信リンクの切断が発生し、無線通信端末２０からの応答（サービス情報）の取得に失敗した場合（Ｂ）（ｂ１）、サービス検索処理部１０３は、サービス検索応答としてリンク切断が通知される（失敗理由（３））（ｂ３）。この場合、サービス検索処理部１０３は、サービス検索を失敗したものとしてサービス検索処理を終了する（ｂ３）。

一方、通信リンクが切断されることなく、ServiceSearchAttributeRequest（ＤＵＮ）に対して、無線通信端末２０からServiceSearchAttributeResponse（ＤＵＮ）の応答が受信されたものとする（５）。

ここで、通信リンク切断発生以外の要因によってサービスの取得に失敗した場合（Ｃ）、例えば近距離無線通信部１０２（通信スタック）において、取得したサービスの解析に失敗した場合（ｃ１）には、サービス検索処理部１０３は、失敗理由（１）〜（３）以外の理由で応答の受信に失敗したことがサービス検索応答として通知される（ｃ２）。

この場合、サービス検索処理部１０３は、通信リンク確立に関わる失敗でないため、次のサービスについてのサービス要求（７）を継続して行う（ｃ３）。

一方、サービス検索処理部１０３は、サービス要求に対して、無線通信端末２０から正常なサービス検索応答が得られると（６）、次のサービス、例えば電話機のハンズフリー機能（ＨＦＰ）を指定してサービス検索要求を行う（７）。近距離無線通信部１０２は、無線通信端末２０に対してServiceSearchAttributeRequest（ＨＦＰ）を送信する（８）。

ここで、例えば無線通信端末２０との通信リンクの切断が発生し、無線通信端末２０からの応答（サービス情報）の取得に失敗した場合（Ｄ）（ｄ１）、サービス検索処理部１０３は、サービス検索応答としてリンク切断が通知される（失敗理由（３））（ｄ２）。この場合、サービス検索処理部１０３は、サービス検索を失敗したものとしてサービス検索処理を終了する（ｄ３）。

なお、通信リンクが切断されることなく、ServiceSearchAttributeRequest（ＨＦＰ）に対して、無線通信端末２０からServiceSearchAttributeResponse（ＨＦＰ）の応答が受信されたものとする（９）。

ここで、通信リンク切断発生以外の要因によってサービスの取得に失敗した場合（Ｅ）、例えば近距離無線通信部１０２（通信スタック）において、取得したサービスの解析に失敗した場合（ｅ１）には、サービス検索処理部１０３は、失敗理由（１）〜（３）以外の理由で応答の受信に失敗したことがサービス検索応答として通知される（ｅ２）。

この場合、サービス検索処理部１０３は、通信リンク確立に関わる失敗でないため、次のサービスについてのサービス要求（１１）を継続して行う（ｅ３）。

一方、サービス検索処理部１０３は、サービス要求に対して、無線通信端末２０から正常なサービス検索応答が得られると（１０）、次のサービス、例えば電話帳などのオブジェクトを送受信する機能（ＯＰＰ）を指定してサービス検索要求を行う（１１）。近距離無線通信部１０２は、無線通信端末２０に対してServiceSearchAttributeRequest（ＨＦＰ）を送信する（１２）。

ここで、例えば無線通信端末２０との通信リンクの切断が発生し、無線通信端末２０からの応答（サービス情報）の取得に失敗した場合（Ｆ）（ｆ１）、サービス検索処理部１０３は、サービス検索応答としてリンク切断が通知される（失敗理由（３））（ｆ２）。この場合、サービス検索処理部１０３は、サービス検索を失敗したものとしてサービス検索処理を終了する（ｆ３）。

なお、通信リンクが切断されることなく、ServiceSearchAttributeRequest（ＯＰＰ）に対して、無線通信端末２０からServiceSearchAttributeResponse（ＯＰＰ）の応答が受信されたものとする（１３）。

ここで、通信リンク切断発生以外の要因によってサービスの取得に失敗した場合（Ｇ）、例えば近距離無線通信部１０２（通信スタック）において、取得したサービスの解析に失敗した場合（ｇ１）には、サービス検索処理部１０３は、失敗理由（１）〜（３）以外の理由で応答の受信に失敗したことがサービス検索応答として通知される（ｇ２）。

この場合、サービス検索処理部１０３は、通信リンク確立に関わる失敗でないため、次のサービスについてのサービス要求（１５）を継続して行う（ｇ３）。

一方、サービス検索処理部１０３は、サービス要求に対して、無線通信端末２０から正常なサービス検索応答が得られると（１４）、次のサービス、例えば画像を送受信する機能（ＢＩＰ）を指定してサービス検索要求を行う（１５）。近距離無線通信部１０２は、無線通信端末２０に対してServiceSearchAttributeRequest（ＢＩＰ）を送信する（１６）。

ここで、例えば無線通信端末２０との通信リンクの切断が発生し、無線通信端末２０からの応答（サービス情報）の取得に失敗した場合（Ｈ）（ｈ１）、サービス検索処理部１０３は、サービス検索応答としてリンク切断が通知される（失敗理由（３））（ｈ２）。この場合、サービス検索処理部１０３は、サービス検索を失敗したものとしてサービス検索処理を終了する（ｈ３）。

なお、通信リンクが切断されることなく、ServiceSearchAttributeRequest（ＢＩＰ）に対して、無線通信端末２０からServiceSearchAttributeResponse（ＢＩＰ）の応答が受信されたものとする（１７）。

ここで、通信リンク切断発生以外の要因によってサービスの取得に失敗した場合（Ｉ）、例えば近距離無線通信部１０２（通信スタック）において、取得したサービスの解析に失敗した場合（ｉ１）には、サービス検索処理部１０３は、失敗理由（１）〜（３）以外の理由で応答の受信に失敗したことがサービス検索応答として通知される（ｉ２）。

この場合、サービス検索処理部１０３は、通信リンク確立に関わる失敗でないため、サービス検索成功とする（ｉ３）。ここで、全てのサービスについてのサービス要求が完了したことになるので、近距離無線通信部１０２により無線通信端末２０との通信リンク切断させて処理を終了する。

一方、サービス検索処理部１０３は、サービス要求に対して、無線通信端末２０から正常なサービス検索応答が得られると（１８）、サービス検索成功とする（１９）。ここで、全てのサービスについてのサービス要求が完了したことになるので、近距離無線通信部１０２により無線通信端末２０との通信リンク切断させて処理を終了する。

このようにして、前述したシーケンス例では、（Ａ）（Ｂ）（Ｄ）（Ｆ）（Ｈ）の状況では通信リンク確立に関わる理由により応答が得られていないため、その時点でサービス検索処理を終了して、無駄なタイムアウトの発生を回避している。また、（Ｃ）（Ｅ）（Ｇ）（Ｉ）の状況では通信リンク確立に関わる理由による失敗でないため、サービス検索処理を継続して実行することで、それ以降の他のサービスについてサービス要求を送信して、無線通信端末２０から他のサービスについてのサービス情報を取得することができる。

なお、前述した説明では、無線通信端末１０がサービス要求をする際にServiceSearchAttributeRequestを送信する例を用いているが、その他のサービス要求、例えば指定したサービスをサポートするかどうかを問い合わせるServiceSearchRequest、指定したサービスの属性情報を問い合わせるServiceAttributeRequestを使用する場合にも適用することができる。

また、無線通信端末１０と無線通信端末２０との間で行う近距離無線通信は前述以外の方式を用いることも可能である。

本実施形態におけるシステムの構成を示すブロック図。 本実施形態における無線通信端末１０の構成を示すブロック図。 本実施形態における通信プロトコルスタックの一例を示す図。 本実施形態における無線通信端末１０（サービス検索処理部１０３）によるサービス検索処理について説明するためのフローチャート。 本実施形態において無線通信端末１０がサービス要求をする場合の具体例について説明するためのシーケンス図。 本実施形態において無線通信端末１０がサービス要求をする場合の具体例について説明するためのシーケンス図。

符号の説明

１０，２０…無線通信端末、１０２…近距離無線通信部、１０３…サービス検索処理部、１０４…サービス管理部、１０５…ＤＵＮサービス制御部、１０６…ＨＦＰサービス制御部、１０７…ＯＰＰサービス制御部、１０８…ＢＩＰサービス制御部、１０９…制御部、１１２…入力部、１１３…表示部。

Claims (4)

1. サービスを提供するサーバ端末との間で通信を行う無線端末装置において、
   サービスに関する問い合わせのためのサービス要求を複数のサービスのそれぞれについて順次送信するサービス要求送信手段と、
   前記サービス要求送信手段によって送信されたサービス要求に対する応答を受信する応答受信手段と、
   前記応答受信手段により応答の受信を失敗した場合に失敗の理由を解析する解析手段と、
   前記解析手段により解析された失敗の理由に基づいて、前記サービス要求送信手段により次のサービスについてサービス要求を送信させるか判断する判断手段と、
   前記判断手段による判断結果に応じて、前記サービス要求手段によるサービス要求の送信を制御する送信制御手段と
   を具備したことを特徴とする無線端末装置。
2. 前記解析手段は、前記理由が前記サーバ端末とのリンク確立の失敗として、前記サーバ端末とのリンク確立後のサービス要求中にリンク切断が発生した場合、またはリンク確立後のサービス要求に対するサービス応答が一定時間返らずにタイムアウトした場合であるか否かを判断し、
   前記送信制御手段は、前記判断手段によってリンク確立の失敗に関わると判断された場合に処理を終了させ、リンク確立の失敗に関わらないと判断された場合にサービス要求を送信させることを特徴とする請求項１記載の無線端末装置。
3. 前記サーバ端末との間の通信をＢｌｕｅｔｏｏｔｈの規格に従う無線通信で行ない、前記サーバ端末に対するサービス要求をServiceSearchAttributeRequest、ServiceSearchRequest、またはServiceAttributeRequestの何れかにより行うことを特徴とする請求項１記載の無線端末装置。
4. クライアント端末からサービスを提供するサーバ端末に対して、サービスに関する問い合わせのためのサービス要求をするサービス検索方法であって、
   前記クライアント端末が複数のサービスについてのサービス要求を前記サーバ端末に対して順次送信する際に、サービス要求に対する前記サーバ端末からの応答の取得に失敗した場合に、その失敗理由を解析し、その失敗理由により次のサービスについてのサービス要求を送信するか否かを判断し、次のサービスを要求しないと判断した場合には処理を終了することを特徴とするサービス検索方法。

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