JP4702185B2 - 遠隔制御システム - Google Patents
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Description
本発明は機器を制御する技術に関し、特に、ネットワークを介した遠隔制御システムに関する。
機器の動作を制御するいわゆるリモコン装置に関し、手元操作に加えてネットワークを介した外部の操作が可能なリモコン装置が知られている。このリモコン装置は、リモコン装置を把持している使用者による操作、すなわち手元操作と、インターネット回線を介して送信された信号を受信して当該信号から取得された制御データに基づく操作(以下「外部操作」という。)とを可能にする。この場合、手元操作と外部操作とが同時に行なわれた場合に、いずれの操作に応じた制御を行なうかが問題となる。
ここで、外部から機器を制御する技術に関し、たとえば、特開2003−198745号公報(特許文献1)は、携帯通信端末を使用してシステムにアクセスして住宅内の電気機器を制御しようとする場合に、住宅内で使用されている機器の動作状態が変更されることを防止する技術を開示している。
また、特開2002−291057号公報(特許文献2)は、コストを抑制しつつセキュリティが向上する遠隔操作装置を開示している。
さらに、特開2000−32153号公報(特許文献3)は、家庭用電気機器と制御を行う操作卓との設置位置に制限がなくなるリモートコントロールシステムを開示している。
特開2003−198745号公報
特開2002−291057号公報
特開2000−32153号公報
しかしながら、たとえば、特開2003−198745号公報に開示された技術によると、人感センサによる在宅あるいは不在が検知されない場合には、外部からのアクセスに応じた制御が可能になる。そのため、何らかのきっかけによってセンサに感知されなかった使用者がリモコンを操作している間に、外部からの信号の入力が受け付けられる場合がある。この場合、使用者が意図している操作(たとえばテレビにおいて100チャンネルを選局)とは別の操作(200チャンネルを選局)が行なわれる可能性がある。
本発明は、上述の問題点を解決するためになされたものであって、手元操作に基づく制御と外部操作に基づく制御とを的確に選択して機器を制御できる遠隔制御システムを提供することである。
上記の課題を解決するために、この発明のある局面に従う遠隔制御システムは、機器を制御するリモコン端末を備える。リモコン端末は、通信回線を介して、機器を制御するための制御信号を受信する受信手段と、機器を制御するための指示の入力を受け付ける入力手段と、機器を制御するための赤外線信号を生成する生成手段と、充電池と、充電池への充電が行われていることを検知する検知手段とを含む。遠隔制御システムは、リモコン端末を充電するためのクレードル装置を備える。クレードル装置は、リモコン端末がクレードル装置に載置されているか否かを検出する検出手段と、リモコン端末を充電する充電手段と、リモコン端末がクレードル装置に載置されていることが検出されると、リモコン端末は通信回線を介して機器を制御可能な状態であることを表示する表示手段とを含む。リモコン端末は、充電が行われていることが検知されると、受信手段により受信される制御信号に基づいて、赤外線信号を生成手段に生成させる制御手段と、生成手段によって生成された赤外線信号を発する発光手段と、受信手段によって受信された制御信号に基づいて機器の制御の状態を表示する表示手段とを含む。
この発明の他の局面に従う遠隔制御システムは、機器を制御するリモコン端末と、リモコン端末の載置を受け付けるクレードル装置とを備える。リモコン端末は、通信回線を介して、機器の制御を指示する信号を受信する受信手段と、機器を制御するための指示の入力を受け付ける入力手段と、リモコン端末がクレードル装置に載置されているか否かを検出する検出手段と、検出手段による検出の結果に応じて、機器を制御する制御信号を生成するために使用する信号の入力源を、受信手段と入力手段との間で選択する選択手段と、選択手段によって選択された入力源からの信号に基づいて、制御信号を生成する生成手段と、制御信号を発信する発信手段とを含む。
好ましくは、リモコン端末は、充電池をさらに含む。クレードル装置は、外部から電力の供給を受け付ける電源手段と、電力に基づいて充電池を充電する充電手段とを含む。検出手段は、充電池への充電が行われていることを検知することにより、リモコン端末がクレードル装置に載置されていることを検出する。
好ましくは、クレードル装置は、凹部が形成された筐体を含む。リモコン端末には、凹部に対応する凸部が形成されている。検出手段は、凹部と凸部とが合致していることを検知することにより、リモコン端末がクレードル装置に載置されていることを検出する。
好ましくは、選択手段は、リモコン端末がクレードル装置に載置されていることを検出すると、入力源として受信手段を選択し、リモコン端末がクレードル装置に載置されていないことを検出すると、入力源として入力手段を選択する。
好ましくは、リモコン端末は、リモコン端末の状態を表示する表示手段をさらに含む。
好ましくは、リモコン端末は、入力源の選択を規定する制御データを格納する記憶手段と、リモコン端末がクレードル装置に載置されていない場合に、制御データが外部から入力されたことに基づいて、選択手段による選択を禁止する禁止手段と、入力源として受信手段を選択する切換手段とをさらに含む。
好ましくは、リモコン端末は、入力源の選択を規定する制御データを格納する記憶手段と、リモコン端末がクレードル装置に載置されていない場合に、制御データが外部から入力されたことに基づいて、選択手段による選択を禁止する禁止手段と、入力源として受信手段を選択する切換手段とをさらに含む。
好ましくは、記憶手段は、入力手段を介して予め入力されたパスワードを格納している。切換手段は、入力手段を介して新たに入力されたデータとパスワードとが一致するか否かを確認する認証手段と、データとパスワードとが一致する場合に、入力源として受信手段を選択する手段とを含む。
好ましくは、リモコン端末は、入力源の選択を規定する制御データを格納する記憶手段と、リモコン端末がクレードル装置に載置されている場合に、制御データが外部から入力されたことに基づいて、選択手段による選択を禁止する禁止手段と、入力源として入力手段を選択する切換手段とをさらに含む。
好ましくは、記憶手段は、入力手段を介して予め入力されたパスワードを格納している。切換手段は、入力手段を介して新たに入力されたデータとパスワードとが一致するか否かを確認する認証手段と、データとパスワードとが一致する場合に、入力源として入力手段を選択する手段とを含む。
好ましくは、リモコン端末は、リモコン端末の状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、クレードル装置に状態データを送信する送信手段とをさらに含む。クレードル装置は、状態データを受信する受信手段と、状態データに基づいてリモコン端末の状態を表示する表示手段とをさらに含む。
好ましくは、受信手段によって受信される信号は、信号の送信源を特定するための識別データを含む。リモコン端末は、識別データと、複数の識別データの優先順位を規定するために識別データに対して予め関連付けられた順位データとを格納する記憶手段と、受信手段によって受信された信号から、識別データを取得する取得手段とをさらに含む。生成手段は、入力源として選択された受信手段が、複数の送信源からの信号を受信した場合に、取得手段によって取得された識別データと、識別データに関連付けられる順位データとに基づいて、複数の送信源のいずれかから送信された信号を選択し、選択された信号に基づいて制御信号を生成する。
本発明に係る遠隔制御システムによると、手元操作に基づく制御と外部操作に基づく制御とを的確に選択して機器を制御できる。たとえば、リモコン端末を使用中の使用者が意図しない操作を防止することができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰り返さない。
<第1の実施の形態>
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るリモコンシステム100の使用態様について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリモコンシステム100と、リモコンシステム100によって制御される各被制御機器との配置を表わす図である。リモコンシステム100は、部屋10において使用される。
図1を参照して、本発明の実施の形態に係るリモコンシステム100の使用態様について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るリモコンシステム100と、リモコンシステム100によって制御される各被制御機器との配置を表わす図である。リモコンシステム100は、部屋10において使用される。
部屋10には、エアコン20と、テレビ30と、テレビ30に接続されているハードディスクレコーダ40と、照明60とが設置されている。テレビ30とハードディスクレコーダ40とは、ケーブル50を介して接続されている。エアコン20は、エアコン20の動作を制御するための赤外線信号を受信する受光部21を含む。テレビ30は、テレビ30の動作を制御するための赤外線信号を受信する受光部31を含む。ハードディスクレコーダ40は、ハードディスクレコーダ40の動作を制御するための赤外線信号を受信する受光部41を含む。照明60は、照明60の動作を制御するための赤外線信号を受信する受光部61を含む。照明60の動作は、点灯、消灯、あるいは明るさの変更などを含む。
リモコンシステム100は、リモコン200とリモコン200の装着を受け付けるクレードル250とを含む。クレードル250は、電源ケーブル252によって部屋10に設けられている商用電源のコンセント(図示しない)に接続されている。
図2を参照して、リモコンシステム100の構成について説明する。図2は、リモコンシステム100の概観を表わす図である。
リモコンシステム100において、リモコン200は、アンテナ230と、ディスプレイ210と、操作ボタン220とを含む。アンテナ230は、通信回線を介して機器を制御するための信号を受信する。
ディスプレイ210は、リモコン200による動作の状態を表わす画面を表示する。ディスプレイ210は、たとえば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイとして実現される。
操作ボタン220は、機器を制御するために行なわれる使用者の操作の入力を受け付ける。操作ボタン220は、たとえば数字ボタン、ディスプレイ210に表示されるカーソルを上下あるいは左右方向に移動させるための移動キーなどを含む。
リモコンシステム100において、クレードル250は、ディスプレイ260を含む。ディスプレイ260は、クレードル250の動作の状態を表わす画面を表示する。クレードル250の動作の状態は、たとえばクレードル250が充電中であるか否か、あるいはクレードル250にリモコン200が載置されているか否かを表わす画面を含む。ディスプレイ260は、たとえば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイとして実現される。
図3を参照して、リモコン200の構成についてさらに説明する。図3は、リモコン200によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。リモコン200は、主たる構成として、指示入力部302と、供給受付部304と、充電部306と、蓄電部308と、制御部310と、記憶部350と、赤外線発光部360と、表示部370とを含む。制御部310は、選択部312と、載置検出部314と、制御信号生成部316とを含む。
指示入力部302は、機器を制御するための指示の入力を受け付ける。指示入力302は、たとえば図2に示される操作ボタン220あるいはアンテナ230を介して受信された信号に含まれる指示を検出するための回路として実現される。
供給受付部304は、クレードル250からの電力の供給を受け付ける。供給受付部304は、たとえばクレードル250との接触部において導通可能に構成された金属片として実現される。
充電部306は、供給受付部304によって受け付けられた電力を蓄電部308に蓄積する。充電部306は、また蓄電部308に対する電流値を検出して、当該電流値が0になる場合、あるいは蓄電部308における充電の状態が満充電になっていることを検出する。充電部306は、電圧計、電流計、および商用電源と充電値との間の回路の組み合わせとして実現される。
蓄電部308は、充電部306から供給される電荷を蓄積し、リモコン200の各構成要素に電力を供給する。蓄電部308は、たとえばニッケル水素電池あるいはリチウムイオン電池として実現される。
制御部310は、指示入力部302からの指示と、充電部306からの出力と、記憶部350に格納されているデータとに基づいて、リモコン200の動作を制御する。具体的には、載置検出部314は、リモコン200がクレードル250において予め規定された場所に設置されているか否かを検出する。載置検出部314は、たとえば充電部306による充電状態を表わす信号値に基づいて、リモコン200がクレードル250に載置されていることを検出する。あるいは、充電部306による充電が行なわれていない場合、載置検出部314は、リモコン200がクレードル250に載置されていないことを検知する。
選択部312は、載置検出部314による検出の結果に基づいて指示入力部302による指示の入力源を切り換える。具体的には、選択部312は、リモコン端末200がクレードル250に載置されている場合には、入力源として外部入力、すなわちアンテナ230を介して受信される信号を選択する。この場合、その信号に機器の動作を制御するための制御コードが含まれている場合には、その信号による被制御機器の制御を実現することができる。
一方、載置検出部314が、リモコン200はクレードル250に載置されていないことを検出すると、選択部312は、指示の入力源として操作ボタン220を介した入力を選択する。たとえば、リモコン200の使用者がリモコン200を把持している場合、リモコン200とクレードル250とは分離されている状態である。この場合、指示入力部302は、操作ボタン220によって実現され、アンテナ230によって受信される信号は、機器の動作を制御するための制御信号の生成に使用されない。
記憶部350は、リモコン200によって制御される機器の各々について、入力される指示と出力される制御信号との関係を表わすデータを格納する。記憶部350は、さらに、リモコン200について予め確定されているデータ(たとえば製造者番号、シリアル番号など)を格納している。
制御信号生成部316は、選択部312による選択の結果と、記憶部350に格納されているデータとに基づいて、機器を制御するための制御信号を生成する。具体的には、制御信号生成部316は、選択部312によって選択されたいずれかの入力源(すなわち操作ボタン220あるいは外部入力)に含まれる信号と、記憶部350に格納されているリモコン200の製造者番号とを用いて、制御信号を生成する。制御信号の構成は、後述する。
赤外線発光部360は、制御信号生成部316によって生成された制御信号を赤外線信号として発信する。表示部370は、制御信号生成部316によって生成された信号に基づいてリモコン200による制御の状態を表わす。この状態は、たとえば被制御機器に対して出力された信号の内容、あるいはリモコン200自体の状態を含む。
図4を参照して、リモコン200の構成についてさらに説明する。図4は、リモコン200のハードウェア構成を表わすブロック図である。リモコン200は、主たる構成として、アンテナ230に加えて、アンテナ230に電気的に接続されているRF(Radio Frequency)フロント回路404と、RFフロント回路404に電気的に接続されているA/D(Analog to Digital)変換回路406と、A/D変換回路406に電気的に接続されているCPU410と、メモリ450と、コネクタ422と、コネクタ422に電気的に接続されている充電池424と、CPU410に電気的に接続されている発光素子460とを含む。
アンテナ230は、通信回線(たとえばインターネット)を介して無線送信された信号を受信する。RFフロント回路404は、アンテナ230によって受信された信号に対して、予め規定されたノイズ除去処理、周波数変換処理などを行ない、処理後の信号を出力する。RFフロント回路404から出力されたアナログ信号は、A/D変換回路406に入力される。A/D変換回路406は、そのアナログ信号をデジタル変換してCPU410に送出する。
CPU410は、A/D変換回路406からの信号あるいは操作ボタン220からの指令と、メモリ450に格納されているデータとに基づいて、リモコン200の動作を制御する。具体的には、ある局面においては、CPU410は、図3に示される制御部310として機能する。
メモリ450は、リモコン200による制御信号の生成に用いられるデータを格納する。メモリ450は、たとえばフラッシュメモリとして実現される。
コネクタ422は、クレードル250に設けられている電力供給部(図示しない)に接続される。コネクタ422は、クレードル250から供給される電力を受け付けて、充電池424に電流を供給する。コネクタ422と充電値424との間には、充電制御回路(図示しない)が配置されている。充電制御回路は、充電値424における満充電を検出すると、コネクタ422と充電値424との間の回路を遮断する。
発光素子460は、CPU410によって生成された制御信号を赤外線信号として発光する。
次に、図5を参照して、本実施の形態に係るクレードル250の構成について説明する。図5は、クレードル250によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。
クレードル250は、外部電源取得部510と、変圧部520と、リモコン検知部530と、充電回路導通部540と、充電部550と、電流検出部560と、充電回路遮断部570とを含む。
外部電源取得部510は、一般の電源コンセントに接続可能なケーブルである。たとえば外部電源取得部510は、ケーブル252として実現される。変圧部520は、外部電源取得部510によって供給を受け付けられる電力を、クレードル250における内部の動作電圧値に変換する。
リモコン検知部530は、クレードル250にリモコン200が載置されているか否かを検知する。リモコン検知部530は、たとえばクレードル250に設けられた機械的スイッチによりリモコン200がクレードル250に設置されているか否かを判断する。あるいは、後述する充電部550によって外部に供給される電流値が検出されると、リモコン検知部530は、リモコン200が設置されていることを検知する。
充電回路導通部540は、リモコン検知部530によってリモコン200の設置が検知されている場合に、充電部550によるクレードル250からリモコン200への電力を供給するための回路を閉じる。
充電部550は、変圧部520によって変圧された後の電圧値に基づいてリモコン200に対する電力を供給する。電流検出部560は、充電部550によって供給されている電流値を検出する。充電回路遮断部570は、電流検出部560による電流値が0になった場合、導通状態にある充電回路のスイッチを閉状態から開状態に切り換えて回路を遮断し、電力の供給を遮断する。
図6を参照して、リモコン200のデータ構造について説明する。図6は、メモリ450におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。メモリ450は、テーブル610,620,630,640を含む。テーブル610は、データを格納するための領域611〜613を含む。メーカーコード(ABC)を表わすデータは、領域611に格納されている。リモコン200によって制御される機器を表わす番号(HDDRECORDER−001)は、領域612に格納されている。当該機器の製造番号は、領域613に格納されている。
テーブル620は、データを格納するための領域621〜623を含む。リモコン200によって制御される機器のメーカーコード(XYZ)を表わすデータは、領域621に格納されている。その機器(エアコン)を表わすデータは、領域622に格納されている。製造番号は、領域623に格納されている。
テーブル630は、データを格納するための領域632,634を含む。リモコン200が有するボタン(操作ボタン220に相当)を識別するためのデータは、領域632に格納されている。各ボタンの押下に応じて実現される動作を規定するためのデータは、領域634に格納されている。たとえば、テーブル630において、数字ボタン「1」が押下された場合には、「1」を送信するための指示信号が生成される。この信号を検知した機器(たとえばハードディスクレコーダ)は、チャンネル「1」を選局する。あるいは、当該機器は、他の動作モードにおいて(たとえば文字入力画面において)、数字「1」の入力指示としてその指示信号を受け付ける。また、他の例として、カーソルアップボタンが押下されると、現在表示されている項目の上に表示される項目を選択するための表示を実現するように制御信号が生成される。
テーブル630は、たとえばハードディスクレコーダ(テーブル610)の動作を制御するために予め準備されたデータである。テーブル640は、データを格納するための領域642,644を含む。テーブル640に格納されているデータは、たとえばテーブル620によって規定されるエアコンの動作を制御するためのデータに相当する。テーブル610とテーブル630、テーブル620とテーブル640とを関連付けることにより、1台のリモコン200を複数の機器(たとえばハードディスクレコーダとエアコン)を制御可能なリモコンとして機能させることができる。
図7を参照して、リモコン200が受信する信号700について説明する。図7は、信号700の構成を表わす図である。信号700は、ヘッダ710と、データ720とを含む。
ヘッダ710は、信号700の送信元を特定するためのデータ(送信元アドレス)と、信号700の宛先を特定するためのデータ(宛先アドレス)と、信号700が当該送信元によって送信された日時と、信号700のデータ特性を表わすデータとを含む。送信元アドレスは、たとえば、リモコンシステム100が設置されている宅外に存在する他の使用者の情報通信端末のネットワークにおけるアドレスに相当する。宛先アドレスは、リモコンシステム100がインターネットその他のネットワークを介して通信するために予め割り当てられたアドレスである。データ属性は、送信される信号700の内容を表わす。たとえば図7に示される例では、信号700は、機器を制御するための制御コードであることが示される。
制御コードの具体的内容は、以下のとおりである。すなわち、データ720は、制御対象(エアコン)を表わすデータと、その制御対象の動作モード(タイマー運転)を表わすデータと、当該動作モードに関連付けられてその動作が開始される日時を表わすデータと、制御対象が作動する運転モード(暖房)を表わすデータと、制御対象に個別に与えられる詳細な制御データ(たとえば設定温度)を具体的に特定するデータ(20℃)と、その運転モードに個別に与えられる詳細な制御内容(風量)を表わすデータ(弱)とを含む。
信号700を受信するリモコン200は、ヘッダ710を参照して、その信号が予め登録された使用者から発信されたものであるか否かを判断する。信号700が予め規定された使用者から発信されたものである場合には、リモコン200は、データ720を抽出し、そのデータ720に含まれる詳細はデータ項目を取得する。
図8を参照して、本実施の形態に係るリモコン200の制御構造について説明する。図8は、リモコン200のCPU410によって実現される処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS810にて、CPU410は、載置検出部314として、リモコン200がクレードル250に設置されているか否かを判断する。CPU410が、リモコン200がクレードル250に設置されていると判断すると(ステップS810にてYES)、制御はステップS820に移される。そうでない場合には(ステップS810にてNO)、制御はステップS830に移される。
ステップS820にて、CPU410は、リモコン200のモードを、アンテナ230によって受信される信号を待機するモードに移行する。その結果、CPU410は、A/D変換回路406から出力されるデジタルデータの入力を受け付け可能な状態になる。
ステップS822にて、CPU410は、操作ボタン220に対する操作を検出する。具体的には、CPU410は、操作ボタン220とCPU410との間のインターフェイスを閉じ、操作ボタン220からCPU410への信号の入力を遮断する。
ステップS824にて、CPU410は、A/D変換回路406からの信号に基づいて、制御信号(たとえば信号700)がアンテナ230によって受信されたことを検知する。ステップS826にて、CPU410は、受信された信号を復調する。ステップS828にて、CPU410は、復調後の信号から制御コード(たとえばデータ720)を抽出する。
ステップS830にて、CPU410は、リモコン200の動作モードを、アンテナ230による信号の受信を可能とするモードから禁止するモードに移行する。そのモードの移行に応じて、信号の入力源が切り換えられる。その結果、A/D変換回路406から出力される信号は、CPU410によって受け付けられなくなる。
ステップS832にて、CPU410は、操作ボタン220から出力される信号に基づいて操作ボタン220に対する操作を検知する。ステップS834にて、CPU410は、その信号に基づいてメモリ450に格納されているデータ(図6)を参照することにより、当該操作に応じた制御コードを生成する。
ステップS840にて、CPU410は、生成した制御コードに基づいて被制御機器(たとえばハードディスクレコーダ、エアコン)を制御するための制御信号を生成する。ステップS850にて、CPU410は、その制御信号を赤外線信号として発光素子460を介して発信する。
以上のようにして、本実施の形態に係るリモコンシステム100によると、リモコン200がクレードル250に置かれている場合に、具体的には、リモコン200がクレードル250によって充電されている場合に、リモコン200は、手元操作を禁止して外部操作を可能にする。その結果、操作ボタン220に対する操作が行なわれてもその操作に応じた信号がCPU410に入力されなくなり、発光素子460から制御信号が発せられなくなる。
一方、リモコン200とクレードル250とが離れている場合には、リモコン200は、手元操作に対する制御を可能にし、外部操作に基づく制御を禁止する。すなわち、操作ボタン220の押下に応じて出力される信号は、CPU410に入力可能になる。その結果、リモコン200を把持する使用者は、リモコン200を操作することにより、機器の動作を制御することができる。
このようにすると、手元操作と外部操作とが可能なリモコン200による動作を的確に実現することができる。また、リモコン200の手元操作中に外部からの信号に基づく操作が行なわれないため、当該手元操作を行なっている使用者の利便性が向上し得る。
<第2の実施の形態>
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。リモコンがクレードルに載置されていることの検出に関し、本実施の形態に係るリモコンシステムは、その検出を機械的に行なう点で、前述の第1の実施の形態と異なる。
以下、本発明の第2の実施の形態について説明する。リモコンがクレードルに載置されていることの検出に関し、本実施の形態に係るリモコンシステムは、その検出を機械的に行なう点で、前述の第1の実施の形態と異なる。
すなわち、本実施の形態に係るリモコン900は、クレードル950との接合面において、凹部902が形成されている。一方、クレードル950において、凹部902に対応するように、凸部952が形成されている。凹部902と凸部952との結合部位において、これらが結合した場合に閉じる回路を構成し、あるいは逆に開く回路であってもよい。いずれの構成でも、リモコン900とクレードル950との接続を検出することができる。
図10は、リモコン900に設けられる載置検出回路の構成を表わす図である。載置検出回路1000は、金属片1010と金属片1010に接続されるばね1012とを含む。金属片1010は、ばね1012によって、凹部902に凸部952が存在しない場合には、載置検出回路1000を開くように構成されている。一方、凹部902に凸部952がはめ合わされると、金属片1010は、ばね1012に対してばね1012を縮めるように移動し、開かれていた載置検出回路1000を閉じる。その結果、載置検出回路1000において微弱電流が流れ、リモコン900とクレードル950とが接続されたことが検出される。
以上のようにして、本実施の形態に係るリモコン900によれば、リモコン900の充電値が満充電の状態であっても、機械的に信号の入力源の切り換えが実現されるため、外部からの動作指示と、リモコン900に対する直接の操作との切り換えを実現することができる。
<第3の実施の形態>
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンは、機器の制御状態あるいはリモコンの状態を表示できる機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。なお、本実施の形態に係るリモコンは、前述の各実施の形態に係るリモコンと同一のハードウェア構成を有する。新たに追加される機能は、たとえばCPU410による表示処理を実現するためのプログラムモジュールを追加することによって実現される。その他のハードウェア構成の機能も同一である。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンは、機器の制御状態あるいはリモコンの状態を表示できる機能を有する点で、前述の各実施の形態と異なる。なお、本実施の形態に係るリモコンは、前述の各実施の形態に係るリモコンと同一のハードウェア構成を有する。新たに追加される機能は、たとえばCPU410による表示処理を実現するためのプログラムモジュールを追加することによって実現される。その他のハードウェア構成の機能も同一である。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
図11を参照して、本実施の形態に係るリモコンの制御構造について説明する。図11は、CPU410によって実行される処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS1110にて、CPU410は、メモリ450からデータを読み出す。読み出されるデータは、直前に入力された指示を表わすデータ、あるいはリモコンの内部の状態を表わすデータなどを含む。ステップS1120にて、CPU410は、その読み出したデータを用いて制御状態を表わす表示データを生成する。表示データは、リモコン自身の制御状態および/またはリモコンによって制御される機器の状態を表わすデータの少なくともいずれかを含む。ステップS1130にて、CPU410は、ディスプレイ210にその表示データを送出する。その結果、ディスプレイ210は、リモコン自身の状態あるいは被制御機器の状態を表示する。
ここで、図12を参照して、本実施の形態に係るリモコンの表示態様について説明する。図12(A)および(B)は、それぞれディスプレイ470に表示される画面を表わす図である。本実施の形態に係るリモコンがクレードルに載置されていない場合(すなわちリモコンが使用者によって把持されている場合、ディスプレイ470の画面は図12(A)に示されるようになる。すなわち、ディスプレイ470は、制御コードの入力源として、入力が許可される入力源を「操作ボタン」とするメッセージ1210と、入力が禁止される入力源として「外部ネットワーク」を表わすメッセージ1212とを表示している。この状態で、リモコンがクレードルに置かれると(ステップS810にてYESの場合)、リモコンは、アンテナ230によって制御信号の入力を受け付け可能な状態となる。そうすると、図12(B)に示されるように、ディスプレイ470は、制御コードの入力源が切り換わったことを表わす画面を表示する。具体的には、ディスプレイ470は、入力が許可されている入力源として「外部ネットワーク」を表わすメッセージ1220と、入力が検出された入力源として「操作ボタン」を表わすメッセージ1222とを表示する。
以上のようにして、本発明の第3の実施の形態に係るリモコンによると、ディスプレイ470は、当該リモコンに対する信号の入力源を表示する。したがって、リモコンの利用者は、当該リモコンが現在どのような状態であるかを容易に把握することができる。結果として、リモコンに対する無効な操作が行なわれにくくなる。
<第4の実施の形態>
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、予め登録されたパスワードに基づいてリモコンシステムを利用できる使用者を制限できる点で、前述の各実施の形態と異なる。
以下、本発明の第4の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、予め登録されたパスワードに基づいてリモコンシステムを利用できる使用者を制限できる点で、前述の各実施の形態と異なる。
図13を参照して、本実施の形態に係るリモコン1300の構成について説明する。図13は、リモコン1300によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。リモコン1300は、図3に示される構成に加えて、選択部1320と、認証部1330と、選択禁止部1340とを含む。
認証部1330は、指示入力部302から出力されるデータと、記憶部350に格納されているデータとに基づいて、制御コードを送信した使用者が予め登録されている使用者であるか否かの認証を行なう。
具体的には、外部のネットワークから送信される制御信号(たとえば信号700)が制御コードに加えて予め規定されたパスワードを含んでいる場合、指示入力部302は、受信した信号からそのパスワードを取得し、認証部1330に送出する。一方、記憶部350には、パスワードが予め登録されている。そこで、認証部1330は、指示入力部302によって送出されたパスワードと記憶部350に格納されているパスワードとを比較して、これらのパスワードが一致するか否かを判断する。これらのパスワードが一致する場合には、外部ネットワークを介して送信された信号は、予め登録された使用者によって送信されたものとなる。一方、指示入力部302から送出されたパスワードと記憶部350に格納されているパスワードとが一致しない場合には、認証部1330は、その信号は予め登録されていない使用者によって送信されたと判断する。
選択禁止部1340は、認証部1330による認証の結果に基づいて、選択部1320による入力源の選択を禁止する。具体的には、外部から受信された信号に含まれるパスワードと記憶部350に格納されているパスワードとが一致しない場合には、選択禁止部1340は、その外部からの入力を禁止する。あるいは、操作ボタン220を介した操作を禁止するようにしてもよい。このようにすると、特定の使用者による操作のみを可能にできるため、意図しない他の使用者による操作を防ぐことができる。
図14を参照して、本実施の形態に係るリモコン1300のデータ構造について説明する。図14は、メモリ450におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。メモリ450は、データを格納するための領域1410〜1450を含む。リモコン1300に登録されるパスワードのデータベースの各レコードを識別するための番号は、領域1410に格納される。各使用者によって入力されるパスワードは、領域1420に格納される。当該パスワードによって規定される制御コードの入力源を表わすコードは、領域1430に格納される。制御コードの入力源を表わすデータは、領域1440に格納される。各入力源には、その入力源を識別するためのデータが領域1450に割り当てられている。領域1430と領域1450に格納されているデータとはそれぞれ同じである。したがって、領域1420に格納されているパスワードと領域1440に格納されている入力源とが1対1に対応付けられる。なお、図14に示される例では、複数のパスワードが登録されているが、1つのパスワードのみが用いられる場合であってもよい。あるいは登録されたパスワードを追加もしくは削除可能であってもよい。
図15を参照して、本実施の形態に係るリモコン1300の制御構造について説明する。図15は、リモコン1300が備えるCPU410によって実現される処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS1510にて、CPU410は、操作ボタン220を介して入力されるデータに基づいてパスワードの入力を受け付ける。ステップS1520にて、CPU410は、その入力されたパスワードと、メモリ450に格納されているパスワード、すなわち予め登録されたパスワードとを比較することにより、これらのパスワードが一致するか否かを判断する。CPU410が、これらのパスワードは一致すると判断すると(ステップS1520にてYES)、制御はステップS1530に移される。そうでない場合には(ステップS1520にてNO)、制御はステップS1550に移される。
ステップS1530にて、CPU410は、操作ボタン220を介して制御信号の入力源を表わすデータの入力を受け付ける。このデータは、たとえば制御信号の入力源に関連付けられている番号によって実現される。ステップS1540にて、CPU410は、その入力されたデータをメモリ450に確保されている領域に格納する。
ステップS1550にて、CPU410は、ディスプレイ210に対してパスワードの再入力を促す表示指令を出力する。ディスプレイ210は、その指令に基づいて入力されたパスワードが一致しない旨あるいは再度の入力を行なうかどうかを促すメッセージを表示する。
ステップS1560にて、CPU410は、操作ボタン220を介して入力されるデータに基づいてパスワードの入力を継続するか否かを判断する。リモコン1300の使用者がパスワードの入力を継続する旨の選択を行なうと(ステップS1560にてYES)、CPU410は、その操作に基づいてパスワードの入力を継続すると判断する。制御は、ステップS1510に戻され、パスワードの入力を受け付けるための処理、たとえば再度の入力を促す画面が表示される。そうでない場合には(ステップS1560にてNO)、処理は終了する。
以上のようにして、本実施の形態に係るリモコンによると、パスワードを予め設定しておくことにより、当該パスワードを入力した使用者による操作を受け付ける。具体的には、リモコンは、制御信号の入力源として手元操作(操作ボタン220)と外部操作(アンテナ230を介した入力)とを切り換える。このようにすると、特定の使用者が機器を優先的に使用した場合に、外部操作による機器の制御が防止される。その結果、特定の使用者に対する利便性をさらに向上させることができる。
<第5の実施の形態>
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、使用者ごとに予め規定された優先順位に従って操作の入力の可否を制限できる点で、前述の各実施の形態と異なる。本実施の形態に係るリモコンシステムは、たとえば第1の実施の形態に係るリモコンシステム100が備えるハードウェア構成を用いて実現される。本実施の形態に係るリモコンシステムに固有な処理は、CPU410に対して当該固有な処理に対応するプログラムモジュールを実行させることにより実現される。その他のハードウェア構成は同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
以下、本発明の第5の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、使用者ごとに予め規定された優先順位に従って操作の入力の可否を制限できる点で、前述の各実施の形態と異なる。本実施の形態に係るリモコンシステムは、たとえば第1の実施の形態に係るリモコンシステム100が備えるハードウェア構成を用いて実現される。本実施の形態に係るリモコンシステムに固有な処理は、CPU410に対して当該固有な処理に対応するプログラムモジュールを実行させることにより実現される。その他のハードウェア構成は同じである。したがって、ここではそれらについての説明は繰り返さない。
図16を参照して、本実施の形態に係るリモコンシステムにおけるデータ構造について説明する。図16は、本実施の形態に係るリモコンを実現するメモリ450におけるデータの格納の一態様を概念的に表わす図である。
メモリ450は、データを格納するための領域1610〜1650を含む。使用者ごとに割り当てられる優先順位のデータベースにおける各レコードを識別するデータは、領域1610に格納される。各使用者を登録者として識別するためのデータは、領域1620に格納される。各登録者に割り当てられる優先順位を表わすデータは、領域1630に格納される。さらに、ある時点で特定の使用者によって操作される場合、当該操作者を識別するためのデータは、領域1640に格納される。その使用者に予め割り当てられている優先順位は、領域1650に格納される。
図16に示される例では、使用者として、ネットワークにおける識別子として「user03@jp」が付与された操作者が登録されている(領域1640)。その使用者が有する優先順位は「2」である(領域1650)。この場合、優先順位「2」よりも小さな順位を有する操作者による制御信号が入力されても、その信号は受け付けられない。その結果、他の使用者による不意の操作を防ぐことができる。
逆に、領域1650に格納されている優先順位よりも大きな優先順位を持つ登録者から制御信号が与えられると、その信号の入力は、リモコンによって受け付けられる。その結果、予め登録されている使用者に代えてその制御信号の送信者による制御が実現される。このようにすると、たとえば緊急の場合に、機器の制御を当該使用者が優先して実行することができる。一例として、低い優先順位を有する使用者がハードディスクレコーダを使用して録画済み番組を再生している場合、その優先順位よりも大きな優先順位を有する他の使用者が録画の予約のための制御信号を外部から入力した場合、そのハードディスクレコーダは、再生を停止し、録画予約の状態に切り換わる。
図17を参照して、本実施の形態に係るリモコンの制御構造について説明する。図17は、本実施の形態に係るリモコンを実現するCPU410によって実行される処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS1710にて、CPU410は、アンテナ230による制御信号の受信を検知する。ステップS1712にて、CPU410は、A/D変換回路406から送出されるデジタルデータに基づいて受信した制御信号に含まれる登録者識別データを取得する。ステップS1714にて、CPU410は、その取得した登録者識別データをキーにしてメモリ450を検索することにより、その登録者識別データに与えられている優先順位(第1の優先順位)を読み出す。
ステップS1716にて、CPU410は、メモリ450の領域1650を参照して、リモコンの現在の操作者に割り当てられている優先順位(第2の優先順位)を読み出す。ステップS1718にて、CPU410は、第1の優先順位と第2の優先順位とを比較する。ステップS1720にて、CPU410は、第1の優先順位が第2の優先順位よりも大きいか否かを判断する。第1の優先順位が第2の優先順位よりも大きい場合には(ステップS1720にてYES)、制御はステップS1730に移される。そうでない場合には(ステップS1720にてNO)、制御はステップS1740に移される。
ステップS1730にて、CPU410は、アンテナ230によって受信された制御信号から制御コード(たとえばデータ720)を取得する。ステップS1732にて、CPU410は、その制御コードを用いて赤外線信号を生成する。ステップS1734にて、CPU410は、発光素子460を介してその赤外線信号を発信させる。ステップS1736にて、CPU410は、第1の優先順位を持つ登録者を現在のリモコンの操作者としてメモリ450の領域1650に格納する。
ステップS1740にて、CPU410は、第1の優先順位は第2の優先順位よりも小さいため機器を制御できないことを通知するメッセージを生成する。ステップS1742にて、CPU410は、制御信号の送信元(たとえば図7における送信元アドレス)を参照して、その生成したメッセージを返信する。
以上のようにして、本発明の第5の実施の形態に係るリモコンによると、複数の使用者が当該リモコンによって制御される機器を共有する場合に、各使用者による制御の優先順位付けが行なわれる。この優先順位は、使用者が外部から当該機器を制御する場合にも有効となる。したがって、使用者の位置(在宅/宅外)に関わりなく、当該優先順位に従った操作が当該機器に対して実現される。
<第6の実施の形態>
以下、本発明の第6の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、クレードルがリモコンの状態を表示する機能を有する点で前述の各実施の形態と異なる。
以下、本発明の第6の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るリモコンシステムは、クレードルがリモコンの状態を表示する機能を有する点で前述の各実施の形態と異なる。
図18を参照して、本実施の形態に係るリモコン1800について説明する。図18は、リモコン1800によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。リモコン1800は、図3に示される構成に加えて、無線通信部1810と、通信データ処理部1820とを含む。無線通信部1810は、クレードルと無線通信する。通信データ処理部1820は、クレードルに送信するためのデータを生成する。あるいは、通信データ処理部1820は、無線通信部1810によって受信された信号をデジタル変換し、メモリ1350に格納する。あるいは通信データ処理部1820は、その受信した信号に含まれるデータを表示部370に表示させる。
図19を参照して、本実施の形態に係るクレードル1900について説明する。図19は、クレードル1900によって実現される機能の構成を表わすブロック図である。クレードル1900は、図5に示される構成に加えて、通信部1910と、記憶部1920と、受信データ処理部1930と、表示部1940と、送信データ生成部1950とを含む。
通信部1910は、リモコン1800の無線通信部1810と無線通信する。記憶部1920は、通信部1910によって受信された信号に含まれるデータを一時的に格納する。受信データ処理部1930は、記憶部1920に格納されているデータを用いて表示部1940に表示させるテキストを生成する。受信データ処理部1930がそのデータを表示部1940に出力すると、表示部1940は、通信部1910によって受信された信号に含まれる情報を表示する。あるいは、受信データ処理部1930は、充電部550からの信号に基づいて、表示部1940に表示させるデータを生成する。この場合、データ処理部1930は、クレードル1900の状態を表示する。
表示部1940は、たとえば液晶ディスプレイあるいはLED(Light-Emitting Diode)によって実現される。
送信データ生成部1950は、充電部550からの信号に基づいてあるいは記憶部1920に格納されているデータに基づいてリモコン1800に送信するためのデータを生成する。当該データは、たとえばクレードル1900の状態を表わすデータを含む。送信データ生成部1950が、その生成したデータを通信部1910に送出すると、通信部1910は、そのデータを無線送信する。あるいは、リモコン1800とクレードル1900とが接続している場合すなわち、リモコン1800がクレードル1900に載置されている場合には、通信部1910は、直接リモコン1800の通信部1810に対してその信号を送信してもよい。
図20を参照して、本実施の形態に係るリモコン1800の制御構造について説明する。図20は、リモコン1800が備えるCPU410によって実現される処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2010にて、CPU410は、メモリ450から動作モード情報を読み出す。ここで動作モード情報とは、制御信号の入力が受け付け可能に設定されている送信源、あるいはリモコン1800に対する操作者を識別する情報などを含む。ステップS2020にて、CPU410は、その動作モード情報を用いてリモコン1800の状態を表わす状態データを生成する。ステップS2030にて、CPU410は、通信部1810を介してその状態データを発信する。
図21を参照して、本実施の形態に係るクレードル1900の制御構造について説明する。図21は、クレードル1900が実行する処理の手順を表わすフローチャートである。
ステップS2110にて、データ処理部1930は、RFフロント回路1912からの信号に基づいてリモコン1800から状態データを受信したことを検知する。ステップS2120にて、データ処理部1930は、その状態データから動作モード情報を取得する。データ処理部1930は、その取得した情報を記憶部1920に一時的に保持する。さらに、ステップS2130にて、データ処理部1930は、その記憶部1920に格納されているデータを読み出して表示部1940にそのデータを送出する。その結果、表示部1940は、リモコン1800における状態を表示する。
ここで、図22を参照して、クレードル1900の表示態様について説明する。図22は、表示部1940における表示を表わす図である。
クレードル1900がリモコン1800から信号を受信すると、クレードル1900は、その信号に含まれるデータ項目を読み出し、当該データ項目と予め規定されている定型のテキストデータとに基づいて、リモコン1800の状態を表わす文字情報を表示するための表示データを生成する。その表示データが表示部1940に送出されると、表示部1940は、リモコン1800の状態を文字情報として表示する。
図22に示される例では、リモコンの入力源に関し、現在入力が許可されている入力源は、「操作ボタン」であり、禁止されている入力源は、「外部ネットワーク」であることが示される。
以上のようにして、本発明の第6の実施の形態に係るリモコンシステムによると、クレードル1900は、リモコン1800によって発信された信号に基づいて、リモコン1800の状態を表示する。その結果、使用者は、リモコン1800がどの状態であるかを容易に把握することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 部屋、20 エアコン、21,31,41,61 受光部、30 テレビ、40 ハードディスクレコーダ、50 ケーブル、60 照明、100 リモコンシステム、200 リモコン、250 クレードル、252 電源ケーブル。
Claims (12)
- 機器を制御するリモコン端末を備え、前記リモコン端末は、
通信回線を介して、前記機器を制御するための制御信号を受信する受信手段と、
前記機器を制御するための指示の入力を受け付ける入力手段と、
前記機器を制御するための赤外線信号を生成する生成手段と、
充電池と、
前記充電池への充電が行われていることを検知する検知手段とを含み、
前記リモコン端末を充電するためのクレードル装置を備え、前記クレードル装置は、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されているか否かを検出する検出手段と、
前記リモコン端末を充電する充電手段と、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていることが検出されると、前記リモコン端末は前記通信回線を介して前記機器を制御可能な状態であることを表示する表示手段とを含み、
前記リモコン端末は、
前記充電が行われていることが検知されると、前記受信手段により受信される制御信号に基づいて、前記赤外線信号を前記生成手段に生成させる制御手段と、
前記生成手段によって生成された赤外線信号を発する発光手段と、
前記受信手段によって受信された制御信号に基づいて前記機器の制御の状態を表示する表示手段とを含む、遠隔制御システム。 - 機器を制御するリモコン端末と、前記リモコン端末の載置を受け付けるクレードル装置とを備え、前記リモコン端末は、
通信回線を介して、前記機器の制御を指示する信号を受信する受信手段と、
前記機器を制御するための指示の入力を受け付ける入力手段と、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されているか否かを検出する検出手段と、
前記検出手段による検出の結果に応じて、前記機器を制御する制御信号を生成するために使用する信号の入力源を、前記受信手段と前記入力手段との間で選択する選択手段と、
前記選択手段によって選択された前記入力源からの信号に基づいて、前記制御信号を生成する生成手段と、
前記制御信号を発信する発信手段とを含む、遠隔制御システム。 - 前記リモコン端末は、充電池をさらに含み、
前記クレードル装置は、
外部から電力の供給を受け付ける電源手段と、
前記電力に基づいて前記充電池を充電する充電手段とを含み、
前記検出手段は、前記充電池への充電が行われていることを検知することにより、前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていることを検出する、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記クレードル装置は、凹部が形成された筐体を含み、
前記リモコン端末には、前記凹部に対応する凸部が形成されており、
前記検出手段は、前記凹部と前記凸部とが合致していることを検知することにより、前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていることを検出する、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記選択手段は、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていることを検出すると、前記入力源として前記受信手段を選択し、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていないことを検出すると、前記入力源として前記入力手段を選択する、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記リモコン端末は、前記リモコン端末の状態を表示する表示手段をさらに含む、請求項2に記載の遠隔制御システム。
- 前記リモコン端末は、
前記入力源の選択を規定する制御データを格納する記憶手段と、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されていない場合に、前記制御データが外部から入力されたことに基づいて、前記選択手段による選択を禁止する禁止手段と、
前記入力源として前記受信手段を選択する切換手段とをさらに含む、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記記憶手段は、前記入力手段を介して予め入力されたパスワードを格納しており、
前記切換手段は、
前記入力手段を介して新たに入力されたデータと前記パスワードとが一致するか否かを確認する認証手段と、
前記データと前記パスワードとが一致する場合に、前記入力源として前記受信手段を選択する手段とを含む、請求項7に記載の遠隔制御システム。 - 前記リモコン端末は、
前記入力源の選択を規定する制御データを格納する記憶手段と、
前記リモコン端末が前記クレードル装置に載置されている場合に、前記制御データが外部から入力されたことに基づいて、前記選択手段による選択を禁止する禁止手段と、
前記入力源として前記入力手段を選択する切換手段とをさらに含む、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記記憶手段は、前記入力手段を介して予め入力されたパスワードを格納しており、
前記切換手段は、
前記入力手段を介して新たに入力されたデータと前記パスワードとが一致するか否かを確認する認証手段と、
前記データと前記パスワードとが一致する場合に、前記入力源として前記入力手段を選択する手段とを含む、請求項7に記載の遠隔制御システム。 - 前記リモコン端末は、
前記リモコン端末の状態を表わす状態データを格納する記憶手段と、
前記クレードル装置に状態データを送信する送信手段とをさらに含み、
前記クレードル装置は、
前記状態データを受信する受信手段と、
前記状態データに基づいて前記リモコン端末の状態を表示する表示手段とをさらに含む、請求項2に記載の遠隔制御システム。 - 前記受信手段によって受信される信号は、前記信号の送信源を特定するための識別データを含み、
前記リモコン端末は、
前記識別データと、複数の前記識別データの優先順位を規定するために前記識別データに対して予め関連付けられた順位データとを格納する記憶手段と、
前記受信手段によって受信された信号から、前記識別データを取得する取得手段とをさらに含み、
前記生成手段は、
前記入力源として選択された前記受信手段が、複数の送信源からの信号を受信した場合に、前記取得手段によって取得された識別データと、前記識別データに関連付けられる前記順位データとに基づいて、前記複数の送信源のいずれかから送信された信号を選択し、前記選択された信号に基づいて前記制御信号を生成する、請求項2に記載の遠隔制御システム。
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