JP4798097B2 - 内燃機関の排気浄化装置 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明は、アルコールとガソリンとを混合したアルコール混合燃料を使用可能な内燃機関の排気浄化装置であって、前記混合燃料中のアルコール濃度を検知するアルコール濃度検知手段と、前記アルコール濃度検知手段により検知されたアルコール濃度および前記機関の運転状態に基づいて前記混合燃料の供給量を設定する燃料供給量設定手段と、前記機関の排気通路内に設けられた排気浄化触媒と、前記排気浄化触媒の上流に二次空気を供給する二次空気供給装置と、前記二次空気供給装置により二次空気が供給されるときに前記燃料供給量設定手段により設定された前記混合燃料の供給量を補正量により増量するとともに、前記アルコール濃度検知手段により検知されるアルコール濃度が高いほど前記供給量の積算量に対する前記補正量の積算量の比率を小さく設定する増量補正手段とを備えることを要旨とする。
以下、本発明にかかる内燃機関の排気浄化装置を具体化した第1の実施形態について図1〜4に基づいて説明する。
ΔQF0=QFn×X0×T0
ΔQF1=QFn×X1×T0
ここで、図3に示すように、燃料中アルコール濃度VAが高いほど補正係数Xが小さく設定される(X100<X50<X0)ため、ΔQF1<ΔQF0となる。
(1)二次空気供給装置30により二次空気が供給(QA)されるとともに、燃料噴射量が補正量(QFn×X1)だけ増量されるため、排気通路14において未燃燃料の酸化反応を促進し、この酸化反応によって排気温度を上昇させて排気浄化触媒20を早期活性化させることができるようになる。
(第2の実施形態)
以下、本発明にかかる内燃機関の排気浄化装置を具体化した第2の実施形態について図3および5〜7に基づいて説明する。本実施の形態にかかる排気浄化装置と第1の実施形態にかかる排気浄化装置とは、次の点において異なる。すなわち、第1の実施形態においては、二次空気供給の期間(燃料増量を行う行う期間)を供給期間T0の一律に設定したが、第2の実施形態においては、二次空気供給の期間も燃料中アルコール濃度VAに応じて変更する。なお、第1の実施形態と同様の処理については具体的な態様の説明を省略する。
同図5に示されるように、この一連の処理では、まず燃料中アルコール濃度VAおよび内燃機関10の運転状態に基づいて燃料噴射量QFnが設定される(ステップ200)。続いて、二次空気供給装置30の作動条件が成立したか否かが判定される(ステップ210)。そして、二次空気供給装置の作動条件が成立しない旨判定された場合には(ステップ210:NO)、二次空気供給制御を行わず、一連の処理を終了する。
ΔQF2=QFn×X2×T1
なお、前述のとおり第1の実施形態における燃料供給の補正量の積算量ΔQF1は、次式により算出される。
ここで、排気浄化触媒20を活性化させるために要する燃料供給の補正量の積算量は燃料中アルコール濃度VAに基づいて定まるため、燃料中アルコール濃度VAが同一であればΔQF2とΔQF1とは等しい値(ΔQF2=ΔQF1)である。本実施形態では、ステップ240において二次空気の供給期間を短く設定したため(T1<T0)、X1よりも大きい値(かつ補正係数X0よりも小さい値)を補正係数X2に設定(X1<X2<X0)することにより補正量の積算量ΔQF2をΔQF1と等しくなるようにする。すなわち、燃料噴射量QFは本実施形態(QFn+QFn×X2)の方が第1の実施形態(QFn+QFn×X1)よりも大きくなる。
(4)燃料噴射量QFを第1の実施形態よりも大きく設定するため、燃料供給の補正量の積算量を早期に目標値にすることができる。したがって、二次空気の供給期間を短く設定することができ、より短期間で排気浄化触媒を活性化させることができる。
なお、この発明にかかる排気浄化装置は、上記実施の形態にて例示した構成に限定されるものではなく、同実施の形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
Claims (4)
- アルコールとガソリンとを混合したアルコール混合燃料を使用可能な内燃機関の排気浄化装置であって、
前記混合燃料中のアルコール濃度を検知するアルコール濃度検知手段と、
前記アルコール濃度検知手段により検知されたアルコール濃度および前記機関の運転状態に基づいて前記混合燃料の供給量を設定する燃料供給量設定手段と、
前記機関の排気通路内に設けられた排気浄化触媒と、
前記排気浄化触媒の上流に二次空気を供給する二次空気供給装置と、
前記二次空気供給装置により二次空気が供給されるときに前記燃料供給量設定手段により設定された前記混合燃料の供給量を補正量により増量するとともに、前記アルコール濃度検知手段により検知されるアルコール濃度が高いほど前記供給量の積算量に対する前記補正量の積算量の比率を小さく設定する増量補正手段と、
を備える内燃機関の排気浄化装置。 - 前記増量補正手段は、前記アルコール濃度検知手段により検知されるアルコール濃度が高いほど、前記燃料供給量設定手段により設定された前記混合燃料の供給量に対する前記補正量の比率を小さく設定する
ことを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記増量補正手段は、前記アルコール濃度検知手段により検知されるアルコール濃度が高いほど、前記二次空気供給装置による二次空気の供給期間を短く設定する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化装置。 - 前記増量補正手段は、前記二次空気供給装置により二次空気が供給されるときに前記燃料供給量設定手段により設定された前記混合燃料の供給量を補正量により増量するとともに、前記アルコール濃度検知手段によりアルコール濃度が検知されないときには、前記燃料供給量設定手段により設定された前記混合燃料の供給量の積算量に対する前記補正量の積算量の比率を所定の比率に設定する
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の内燃機関の排気浄化装置。
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