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JP4795464B2 - アップリンク同期パラメータの有効性の決定 - Google Patents

アップリンク同期パラメータの有効性の決定 Download PDF

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Description

本発明は、パケット交換無線システムのためのネットワーク要素、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける構成体、パケット交換無線システムのためのユーザ装置、パケット交換無線システムのためのノードB、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける方法、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付けるコンピュータプロセスを実行するためのインストラクションのコンピュータプログラムをエンコードするコンピュータプログラム製品、及びパケット交換無線システムのネットワーク要素のための集積回路に係る。
ほとんどの無線システムでは、個々のユーザ装置からの無線送信は、ノードBによって受信されるときに同期されねばならない。ユーザ装置は、ノードBから種々の距離に位置されるので、異なるユーザ装置からの無線送信の伝播遅延が変化し得る。伝播遅延を補償するために、ユーザ装置は、その送信時間をその基礎的な送信スケジュールに対して進める。この補償は、タイミング進み(TA)パラメータのような同期パラメータによって得ることができる。ノードBは、タイミング進みの値を、ユーザ装置から受け取った送信に基づいて計算する。
パケット交換無線システムでは、回路交換無線システムとは異なり、ユーザ装置からノードBへの一定のトラフィックフローが必ずしもないので、タイミング進みの計算がより困難である。時々、タイミング進みを回復するためにノードBとユーザ装置との間にシグナリングが必要になることがある。一般的に、近代的なパケット交換無線システムでは、アップリンク同期パラメータの融通性の高い取り扱いが必要である。
本発明は、パケット交換無線システムのための改良されたネットワーク要素、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける改良された構成体、パケット交換無線システムのための改良されたユーザ装置、パケット交換無線システムのための改良されたノードB、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける改良された方法、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付けるコンピュータプロセスを実行するためのインストラクションのコンピュータプログラムをエンコードする改良されたコンピュータプログラム製品、及びパケット交換無線システムのネットワーク要素のための改良された集積回路を提供するものである。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムのためのネットワーク要素において、アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、この検出器によるアップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定するための時間測定ユニットと、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置と、を備えたネットワーク要素が提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける構成体において、アップリンク同期パラメータを検出する手段と、この検出手段によるアップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する手段と、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合は、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける手段と、を備えた構成体が提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムのためのユーザ装置において、アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、この検出器によるアップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定するための時間測定ユニットと、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置と、を備えたユーザ装置が提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムのためのノードBにおいて、アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、この検出器によるアップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定するための時間測定ユニットと、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置と、を備えたノードBが提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける方法において、アップリンク同期パラメータを検出するステップと、アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定するステップと、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付けるステップと、を備えた方法が提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付けるコンピュータプロセスを実行するためのインストラクションのコンピュータプログラムをエンコードするコンピュータプログラム製品において、前記プロセスは、アップリンク同期パラメータを検出し、アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定し、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付けることを含む、コンピュータプログラム製品が提供される。
本発明の1つの態様によれば、パケット交換無線システムのネットワーク要素のための集積回路において、アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、この検出器によるアップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置と、を備えた集積回路が提供される。
本発明は、少なくとも、検出されたアップリンク同期パラメータの有効性を容易に評価できるという効果を与える。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態を一例として詳細に説明する。
図1を参照して、パケット交換無線システムの一実施例を説明する。この無線システムは、例えば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(UMTS)である。又、無線システムは、高速パケットデータサービスを提供することができる。高速パケットデータサービスは、3GPP(第三世代パートナーシッププロジェクト)によって標準化された高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)でよい。又、無線システムは、高速パケットデータサービスに対して、マルチキャリアデータ送信機構、例えば、直交周波数分割多重化(OFDM)を使用してもよい。又、無線システムは、EUTRAN(進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク)を含んでもよい。
図1は、2つのネットワーク要素、即ちノードB100及びユーザ装置102しか示していないが、パケット交換無線システムは、他の形式のネットワーク要素を含んでもよいことも理解されたい。又、ネットワーク要素の数は、地理的なカバレージ及びユーザの数の両方に基づいて変化する。
本出願全体にわたり、ノードB及びユーザ装置という語は、一貫して使用される。しかしながら、あるケースでは、これらのネットワーク要素は、他の名前でも知られていることに注意されたい。ノードBは、例えば、ベースステーション(BS)又はベーストランシーバステーション(BTS)とも称される。又、ユーザ装置は、例えば、移動ステーション(MS)又は加入者ターミナルとも称される。2つのネットワーク要素の基本的な相違は、ノードBがネットワークインフラストラクチャーに属し、一方、ユーザ装置がシステムのユーザに属することである。無線システムの一般的な構造並びにネットワーク要素の構造及び機能は、この技術でよく知られているので、ここでは更に説明しないが、読者には、ワイヤレステレコミュニケーションの多数のテキストブック及び規格を調べることを勧める。
図1は、アップリンク(UL)及びダウンリンク(DL)の概念を示す。ダウンリンク104は、ノードB100からユーザ装置102への無線接続を指し、一方、アップリンク106は、ユーザ装置102からノードB100への無線接続を指す。先に述べたように、ノードB100は、受信したアップリンク無線接続106に基づいて、アップリンク同期パラメータを計算する。ノードB100は、アップリンク同期パラメータの値を、ダウンリンク無線接続104においてユーザ装置102へ信号する。
一般的に述べると、図1の無線システムにおけるネットワーク要素は、次の3つの部分を含む。即ち、1)アップリンク106の同期パラメータを検出する検出器、2)検出器によるアップリンク106の同期パラメータの検出からのインターバルを測定する時間測定ユニット、及び3)測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク106の同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク106の同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置。この特殊なネットワーク要素は、ノードB100及び/又はユーザ装置102でよい。
検出器、時間測定ユニット及び評価装置は、1つ以上のプロセッサで実行されるソフトウェアとして実施されてもよいし、又は特定用途向け集積回路ASICのような1つ以上の集積回路として実施されてもよい。又、個別の論理コンポーネントで作られた回路のような他のハードウェア実施形態も考えられる。これら異なる具現化の混成も考えられる。具現化の仕方を判断するときには、当業者であれば、例えば、サイズ及び電力消費、必要な処理容量、生産コスト、及び生産量に対して設定された要求が考慮される。
図2を参照し、最初に、特殊なネットワーク要素がノードB100である場合について考える。
ノードB100は、アップリンク106を受信するアンテナ200をもつ受信器202を備えている。検出器204は、アップリンク106の同期パラメータを検出する。これは、例えば、ユーザ装置102から受信されたアップリンク106の無線送信に基づいてタイミング進みを計算することにより達成できる。タイミング進みの計算は、任意の従来の仕方で行うことができる。
又、ノードB100は、検出器204によるアップリンク106の同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニット206も備えている。この時間測定ユニット206は、アップリンク106の同期パラメータの検出からのインターバルを、アップリンク106の同期パラメータの有効性が結論付けられるまで測定することができる。時間測定ユニット206は、従来の仕方で実施できる。タイマーを使用してインターバルを測定してもよい。又、クロックを使用して、検出及び評価にタイムスタンプを押し、次いで、2つのタイムスタンプからインターバルを計算してもよい。無線システムにおいて時間を測定する別の通常の仕方は、無線インターフェイスのフレーム構造に関するフレーム番号又は別の量によって表わされたシステム特有の時間を使用することである。
又、ノードB100は、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク106の同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク106の同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置208も備えている。
評価装置208は、アップリンク106のユーザ装置102の推定される移動に基づいて所定のスレッシュホールドを調整することができる。無線システムのネットワークインフラストラクチャーは、ユーザ装置102の移動を推定するユニット212を含むことができる。ユーザ装置102が移動しない場合には、所定のスレッシュホールドを長くすることができる。一方、ユーザ装置102がノードB100から離れるか又はノードB100に接近する場合には、所定のスレッシュホールドを短くすることができる。ユーザ装置の速度を推定できる場合には、所定のスレッシュホールドをより正確に調整することができる。
又、ノードB100は、アップリンク106の同期パラメータの変化に関する履歴情報を記憶するメモリ210も含むことができる。評価装置208は、この履歴情報に基づいて所定のスレッシュホールドを調整することができる。アップリンク106の同期パラメータが、例えば、最後の10分間変化しない場合には、所定のスレッシュホールドを安全に延ばすことができる。
又、ノードB100は、アンテナ216を経て判断された有効性をダウンリンク104に送信する送信器214も含むことができる。ダウンリンク104の送信の目的は、アップリンク106の同期パラメータの有効性をユーザ装置102に通知することである。有効性に加えて、アップリンク106の同期パラメータの(おそらく更新された)値も、ダウンリンク104に送信することができる。図2には個別のアンテナ200、216が示されているが、デュープレクサを経て受信器202及び送信器214の両方に結合された単一のアンテナだけが存在してもよい。
図3を参照して、特殊なネットワーク要素がユーザ装置102である場合について考える。
ユーザ装置102は、ダウンリンク104を受信するアンテナ300をもつ受信器302を備えている。この受信器302は、アップリンク同期パラメータを含むダウンリンク104のシグナリングを受信することができる。
検出器306は、受信したダウンリンク104の送信からアップリンク106の同期パラメータを検出する。アップリンク106の同期パラメータのシグナリングは、少なくとも無線接続の始めに実行されねばならない。その後に、ユーザ装置102は、アップリンク106の同期パラメータを検出し、したがって、ノードB100は、(以前の)アップリンク106の同期パラメータが依然有効であることを指示することができる。
又、ユーザ装置102は、検出器306によるアップリンク106の同期パラメータの検出からのインターバルを測定する時間測定ユニット308も備えている。ユーザ装置102の時間測定ユニット308は、ノードB100の時間測定ユニット206と同様に実施されてもよい。又、時間測定ユニット308は、次のように機能する。アップリンク106の同期パラメータが受信されたときにインターバルの測定がスタートされ、又、アップリンク106の同期パラメータが有効であることを指示する新たな有効なアップリンク106の同期パラメータ又は情報がノードB100から受信されたときに、インターバルの測定が再スタートされ、測定されたインターバルは、アップリンク106の送信の前に有効性の評価に使用される。
又、ユーザ装置102は、測定されたインターバルを所定のスレッシュホールドと比較し、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク106の同期パラメータが依然有効であると結論付け、さもなければ、検出されたアップリンク106の同期パラメータがもはや有効でないと結論付ける評価装置310も備えている。
又、受信器302は、所定のスレッシュホールドを含むダウンリンク104のシグナリング104も受信することができる。評価装置310は、アップリンク106のユーザ装置102の推定される移動に基づいて所定のスレッシュホールドを調整することができる。推定される移動は、ネットワークインフラストラクチャーによって決定され、ノードB100からユーザ装置102へシグナリングすることができる。或いは又、ユーザ装置102は、例えば、GPS(グローバルポジショニングシステム)のようなポジショニングシステムで移動を推定するユニット314を備えてもよい。
又、ユーザ装置102は、アップリンク106の同期パラメータの変化に関する履歴情報を記憶するメモリ312も含むことができる。評価装置310は、この履歴情報に基づいて所定のスレッシュホールドを調整することができる。
ユーザ装置102の受信器302は、不連続受信モード(時々頭字語DRXにより知られている)で動作することができる。評価装置208は、受信器302の不連続動作モードが終了した後に動作するように構成できる。
先に述べたように、特殊なネットワーク要素は、ノードB100及び/又はユーザ装置102である。必要な機能がノードB100で実施される場合には、ユーザ装置102の構造は、図4に示すように簡単にすることができ、即ちユーザ装置102は、アンテナ300をもつ受信器302と、アップリンク106の同期パラメータを受信してそれを送信に使用するユニット400と、アンテナ318をもつ送信器316とを備えている。図3及び4のアンテナ300及び318は、デュープレクサを通して受信器302及び送信器316の両方に結合された単一のアンテナに置き換えてもよい。
同様に、必要な機能がユーザ装置102で実施される場合には、受信器202、送信器214、及びアンテナ200、216に加えて、アップリンク106の同期パラメータを計算してそれをユーザ装置102へシグナリングするユニットが必要とされるだけであるように、ノードB100の構造を簡単化することができる。
アップリンク106の同期パラメータの処理を更に明確にするために、先ず、図5を参照し、次いで、図7を参照して、ノードB100とユーザ装置102との間の2つの信号シーケンスを説明する。その後、図6を参照して、所定のスレッシュホールド及び不連続受信インターバルの概念を説明する。
図5において、特殊なネットワーク要素の機能は、ユーザ装置102で実施される。
ノードB100は、ユーザ装置102から受信したアップリンク送信500に基づいてタイミング進みを計算する(502)。次いで、ノードB100は、タイミング進みパラメータをダウンリンク送信においてユーザ装置102へ送信する(504)。
ユーザ装置102は、ダウンリンク送信504からタイミング進みパラメータを検出する(506)。次いで、ユーザ装置102は、インターバルの測定をスタートする(508)。アップリンク送信の必要性が生じると(511)、タイミング進みパラメータの有効性が上述したように評価され(510)、即ち、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドと比較され、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付けられ(512)、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付けられる(516)。インターバルの測定は、有効性がチェックされたとき又は測定が継続されるときに停止することができる。測定は、例えば、アップリンク106の同期パラメータの次の検出まで続けられる。
検出されたタイミング進みパラメータ依然有効であると結論された場合には(512)、ユーザ装置102は、その検出されたタイミング進みパラメータを使用してアップリンクにおいて通常に送信することができる(514)(もちろん、アップリンク106の送信に対して予約された無線チャンネルリソースが存在するという条件で)。次いで、オペレーション502から信号シーケンスを続けることができる。
検出されたタイミング進みパラメータもはや有効でないと結論された場合には(516)、ユーザ装置102は、例えば、RACH(ランダムアクセスチャンネル)手順518で新たな同期を得ることが必要になる。次いで、ノードB100は、RACH手順518に基づいてタイミング進みパラメータの新たな値を計算し(520)、新たなタイミング進みパラメータをダウンリンクにおいてユーザ装置102へ送信する(522)。ユーザ装置102は、タイミング進みパラメータを検出し(524)、その検出されたタイミング進みパラメータを使用してアップリンクにおいて送信を行う(526)。次いで、508及び/又は502から信号シーケンスを続けることができる。
次いで、図7について説明する。特殊なネットワーク要素の機能は、ノードB100で実施される。
ノードB100は、ユーザ装置102から受信したアップリンク送信700に基づいてタイミング進みを計算する(702)。ここで、タイミング進みは、ノードB100において検出される(704)。その後、ノードB100は、インターバルの測定をスタートする(706)。その後、タイミング進みパラメータの有効性が評価される(708)。即ち、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドと比較され、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付けされ(710)、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付けされる(716)。
検出されたタイミング進みパラメータが依然有効であると結論付けられた場合には(710)、ノードB100は、タイミング進みパラメータが依然有効であるという指示を含む送信をダウンリンクにおいて送信することができる(712)。ユーザ装置102は、ダウンリンク712からタイミング進みパラメータを検出し(713)、その検出されたタイミング進みパラメータを次のアップリンク送信714に使用する。次いで、オペレーション702から信号シーケンスを続けることができる。
検出されたタイミング進みパラメータがもはや有効でないと結論付けられた場合には(716)、ユーザ装置102は、ダウンリンク送信718においてその旨通知される。ユーザ装置は、例えば、RACH(ランダムアクセスチャンネル)手順720で新たな同期を得ることが必要になる。次いで、ノードB100は、RACH手順720に基づいてタイミング進みパラメータの新たな値を計算し(722)、新たなタイミング進みパラメータをダウンリンクにおいてユーザ装置102へ送信する(724)。ユーザ装置102は、タイミング進みパラメータを検出し(726)、その検出されたタイミング進みパラメータを使用してアップリンクにおいて送信を行う(728)。次いで、702から信号シーケンスを続けることができる。
図7において、ノードB100は、受信したアップリンク送信700に基づいてタイミング進みを計算する(702)。図7の信号シーケンスをスタートする別の仕方は、ノードB100がダウンリンクにおいてデータを送信する必要性を悟る(707)ようにすることである。次いで、ノードB100は、タイミング進みパラメータ(ある以前のアップリンク送信に基づいて計算された)の有効性を評価し(708)、そこから図7に示すようにシーケンスが続けられる。
次いで、図6について説明する。
EUTRAN(進化型UMTS地上無線アクセスネットワーク)では、送信がパケットベースであり、専用(連続アップリンク/ダウンリンクリソース指定)接続の概念が存在しない。EUTRANリソース指定は、たいていは、割り当てテーブル(AT)を使用して一回割り当てを通して与えることができる。ユーザ装置102は、特定の時間インターバル(DRXインターバル)でアクティブな状態において割り当てテーブルを受け取ることができる。現在の見解では、DRX(不連続受信)インターバルの長さが変化し、即ちアクティブな状態における最適な電力節約能力に対する要求のためにそれが若干長くなることがある。アップリンク106の同期パラメータの有効性を結論付けるための手順は、アクティブな状態に関連して説明するが、その状態のみに制約される必要はない。
DRXが時間切れすると、ユーザ装置102は、ウェイクアップして、割り当てテーブルを受け取り、そこからユーザ装置102は、それに対して割り当てられたリソースがあるかどうかチェックすることができる。現在の推定では、アクティブな状態におけるDRXインターバルが0から5.12秒まで変化し得る。これに加えて、3GPPでの共通の理解として、3.9Gにおける電力節約能力が理想的な状態及びアクティブな状態の両方においてとにかく同様でなければならない。
パケットのみの接続に関連した1つの問題は、アクティブなアップリンク/ダウンリンク送信を行わないようにしつつ、アップリンク106の同期を最新に保つことである。一方、ユーザ装置102がアップリンク同期されず、DRX周期が(非常に)短い(例えば、50ミリ秒の)場合には、アップリンク106に対して割り当てテーブルのリソースがユーザ装置102に指定されるたびに、RACH手順のために、著しいアップリンクRACHシグナリングオーバーヘッド(アップリンク同期の欠落により必要とされる)及びアップリンクデータ送信遅延を導入することがある。
3.9Gのアクティブ状態にある間にアップリンク106の同期が常時最新に保たれるよう命令された場合には、これは、他方では、アクティブな状態における電力最適化に対して非常に限定された可能性を導入し、アクティブ/アイドル状態遷移を著しく増加することがある。
前記の理由は、ユーザ装置102のアップリンク106の同期が、限定された時間長さに対してのみ有効とみなされることに基づいている。アップリンク106の同期が長期間最新に保たれる必要がある場合には、ユーザ装置102とノードB100との間でアップリンク106及びダウンリンク104の両方の送信を行う必要がある。他の選択肢は、ユーザ装置102がアップリンク106の同期を最新に保つことのできるインターバルよりもDRX周期が長いときにユーザ装置102をアイドル状態へ指令することである。
アップリンク106の同期の前記問題は、アップリンク106の同期パラメータの有効性に関するものである。一般的に、連続的なアップリンク106及びダウンリンク104の送信の間の測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、アップリンク106の同期パラメータが有効とみなされる。換言すれば、アップリンク106の同期パラメータの考えられる最後の更新の可能性からの測定されたインターバルが、所定のスレッシュホールドより短い場合には、アップリンク106の同期パラメータが有効とみなされる。
DRX周期及びアップリンク106の同期は、ユーザ装置102のDRX周期が所定のスレッシュホールドより短い場合には、ユーザ装置102が、そのアップリンク106の同期を、アクティブ状態にある間に、最新とみなさねばならないように、リンクされる。
ネットワークは、ユーザ装置102が、適当なインターバルに指定されたアップリンク106及びダウンリンク104のリソースを得るように保証し、ネットワークがタイミング進みパラメータを推定できるように保証する。適当なインターバルは、ネットワークパラメータでもよいし、又は仕様書に明記されてもよい。
更新頻度に影響するパラメータは、一般に、ユーザ装置102とノードB100との間の信号経路を変化させるパラメータである。このようなパラメータは、ノードB100に対するユーザ装置102の速度、一般的なユーザ装置102の移動、及び周囲環境の変化を含む。
前記パラメータのほとんどは、ユーザ装置102のタイミング進みパラメータに直接関連付けることが困難であるので、1つの解決策は、タイミング進みパラメータがインターバル内に著しく変化しないことを保証するに足るほど短いインターバルに基づいてタイミング進みを更新することである。別の解決策として、ネットワークは、アップリンク106の同期パラメータを有効とみなすようにユーザ装置102に要求するための基礎として接続特性を使用することができる。
この特徴は、多数の仕方で実施することができる。3.9Gの仕様書は、ユーザ装置102がアクティブな状態にあり、DRX周期が所定のスレッシュホールドより短い場合には、ネットワークが必要なアップリンク106及びダウンリンク104のリソースをユーザ装置102に指定して、ネットワークがユーザ装置102のアップリンク106の同期を最新に保つことができるようにしなければならないことを記述する。この特徴は、セル対セルベースの、又はネットワーク規模のパラメータとしてのシステム情報により与えられるネットワーク設定によってサポートすることができる。シグナリングを使用して、ユーザ装置102に、その特徴が使用されることを通知できる。このようなシグナリングは、例えば、接続設定中に行うことができる。
アルゴリズムは、次の形態をとることができる。
DRX周期>所定のスレッシュホールドの場合には、アップリンク106の同期パラメータをアクティブな状態において有効とみなす必要はない。
DRX周期≦所定のスレッシュホールドの場合には、アップリンク106の同期パラメータをアクティブな状態において有効とみなさねばならない。
所定のスレッシュホールドは、サブフレーム又はミリ秒でDRX周期として与えることもできるし、或いは他の手段(ビットパターンのような)によって与えることもできる。
所定のスレッシュホールドには、次の特殊な予約値が与えられる。‘0’=アクティブな状態において特徴を決して使用しない。‘無限大’=アクティブな状態において常にこの特徴を使用する。
この特徴は、電力最適化のためのサポートがアクティブなモードにおいても与えられると共に、ユーザ装置102が定義された状態に間にアップリンク106の同期パラメータを有効とみなすことを保証することができる。ユーザ装置102のアップリンク106の同期は、ネットワークにより予想可能で且つ構成可能である。更に、RACH手順に必要なリソースの量は僅かでよく、アップリンク106のアクセス時間は短くてよい。
例示的なフレーム構造600が図6に示されている。このフレーム構造600は、サブフレーム601を含む。
第1のユーザ装置602は、第1のDRX周期626だけ分離された時間t0及びt6にダウンリンクを受信することができる。
第2のユーザ装置604は、第2のDRX周期624だけ分離された時間t0、t1、t2、t3、t4、t5及びt6にダウンリンクを受信することができる。
チャンネルリソース606、608、610、612、614、616、618、620及び622は、ダウンリンク104のチャンネルリソース及びアップリンク106のチャンネルリソースを含む。説明上、指定されたリソースは、ここに詳細に述べる必要がなかろう。
所定のスレッシュホールド628は、第2のDRX周期624より明らかに長く、又、第1のDRX周期626より明らかに短い。第2のユーザ装置604のタイミング進みパラメータは、時間t6において、もはや有効でないが、第1のユーザ装置602のタイミング進みパラメータは、時間t1、t2、t3、t4、t5及びt6において依然有効であることが結論される。
次いで、図8を参照し、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける方法について説明する。この方法は、800において始まる。802において、アップリンク同期パラメータが検出される。次いで、804において、アップリンク同期パラメータの検出からのインターバルが測定される。次いで、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドと比較され(806、808)、測定されたインターバルが所定のスレッシュホールドより短い場合には、検出されたアップリンク同期パラメータが依然有効であると結論付けられ(810)、さもなければ、検出されたアップリンク同期パラメータがもはや有効でないと結論付けられる(812)。この結論付けの後に、この方法は、814で終了となるか、又は802から続く。
この方法は、例えば、上述したように、ノードB100及び/又はユーザ装置102によって実施することができる。
この方法は、パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付けるコンピュータプロセスを実行するためのインストラクションのコンピュータプログラムをエンコードするコンピュータプログラム製品として実施されてもよい。コンピュータプログラム製品は、配布媒体において実施されてもよい。配布媒体は、顧客へソフトウェアを配布するための任意の手段、例えば、プログラム記憶媒体、メモリ、ソフトウェア配布パッケージ、信号、又はテレコミュニケーション信号でよい。コンピュータプログラム製品は、ノードB100及び/又はユーザ装置102において実行することができる。
添付図面に基づき一実施形態について本発明を説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲内で多数の方法で変更することができる。
ユーザ装置及びノードBを示す。 ノードBの実施形態を示す。 ユーザ装置の実施形態を示す。 ユーザ装置の別の実施形態を示す。 ノードBとユーザ装置との間の信号シーケンスを示す。 所定のスレッシュホールド及び不連続受信インターバルを示す。 ノードBとユーザ装置との間の別の信号シーケンスを示す。 パケット交換無線システムにおけるアップリンク同期パラメータの有効性を結論付ける方法の実施形態を示す。

Claims (51)

  1. アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、
    該検出器による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較し、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する、評価器と、
    を具備することを特徴とする装置。
  2. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進みパラメータを含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記評価器が前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項1に記載の装置。
  4. 前記アップリンク同期パラメータの変化に関する履歴情報を記憶するメモリをさらに具備し、
    前記評価器が、前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項1に記載の装置。
  5. ユーザ装置である請求項1に記載の装置。
  6. 前記アップリンク同期パラメータを含むダウンリンクシグナリングを受信する受信器をさらに具備する、請求項5に記載の装置。
  7. 前記受信器が前記所定の閾値を含むダウンリンクシグナリングを受信する、請求項6に記載の装置。
  8. 前記受信器が不連続受信モードにより動作し、前記評価器が該不連続受信モードが終了した後に動作する、請求項6に記載の装置。
  9. ノードBである請求項1に記載の装置。
  10. 決定された有効性をダウンリンクを介して送信する送信器をさらに具備する、請求項9に記載の装置。
  11. アップリンク同期パラメータを検出する手段と、
    該検出する手段による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する手段と、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較する手段であって、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する手段と、
    を具備することを特徴とする装置
  12. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項11に記載の装置
  13. 前記比較する手段が、前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項11に記載の装置
  14. 前記アップリンク同期パラメータの変化に関する履歴情報を記憶する手段をさらに具備し、
    前記比較する手段が、前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項11に記載の装置
  15. 前記アップリンク同期パラメータを含むダウンリンクシグナリングを受信する手段をさらに具備する、請求項11に記載の装置
  16. 前記受信する手段が、前記所定の閾値を含むダウンリンクシグナリングを受信する、請求項15に記載の装置
  17. 前記受信する手段が不連続受信モードにより動作し、前記比較する手段は、該不連続受信モードが終了した後に動作する、請求項15に記載の装置
  18. 決定された有効性をダウンリンクを介して送信する手段をさらに具備する、請求項11に記載の装置
  19. アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、
    該検出器による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較し、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータが以前として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する、評価器と、
    を具備することを特徴とするユーザ装置。
  20. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項19に記載のユーザ装置。
  21. 前記評価器が前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項19に記載のユーザ装置。
  22. 前記アップリンク同期パラメータの変化に関する履歴情報を記憶するメモリをさらに具備し、前記評価器が該履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項19に記載のユーザ装置。
  23. 前記アップリンク同期パラメータを含むダウンリンクシグナリングを受信する受信器をさらに具備する、請求項19に記載のユーザ装置。
  24. 前記受信器が前記所定の閾値を含むダウンリンクシグナリングを受信する、請求項23に記載のユーザ装置。
  25. 前記受信器が不連続受信モードにより動作し、前記評価器は、該不連続受信モードが終了した後に動作する、請求項23に記載のユーザ装置。
  26. アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、
    該検出器による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較し、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する評価器と、
    を具備することを特徴とするノードB。
  27. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項26に記載のノードB。
  28. 前記評価器が前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項26に記載のノードB。
  29. 前記アップリンク同期パラメータにおける変化に関する履歴情報を記憶するメモリをさらに具備し、
    前記評価器が前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項26に記載のノードB。
  30. 決定された有効性をダウンリンクを介して送信する送信器をさらに具備する、請求項26に記載のノードB。
  31. アップリンク同期パラメータを検出する段階と、
    前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する段階と、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較する段階であって、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合に、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する段階と、
    を含むことを特徴とする方法。
  32. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項31に記載の方法。
  33. 前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する段階をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  34. 前記アップリンク同期パラメータにおける変化に関する履歴情報を記憶する段階と、
    前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する段階と、
    をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  35. 前記アップリンク同期パラメータを含むダウンリンクシグナリングを受信する段階をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  36. 前記所定の閾値を含むダウンリンクシグナリングを受信する段階をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  37. 前記有効性は、前記アップリンクのユーザ装置の不連続動作モードが終了した後に決定される、請求項31に記載の方法。
  38. 決定された有効性をダウンリンクを介して送信する段階をさらに含む、請求項31に記載の方法。
  39. コンピュータ処理を実行する命令のコンピュータプログラムをエンコードする、配布媒体に実装された、コンピュータプログラであって、
    前記コンピュータ処理が、
    アップリンク同期パラメータを検出する段階と、
    前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する段階と、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較する段階であって、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する段階と、
    を含む、ことを特徴とするコンピュータプログラ
  40. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  41. 前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する段階をさらに含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  42. 前記アップリンク同期パラメータにおける変化に関する履歴情報を記憶する段階と、
    前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する段階と、
    をさらに含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  43. 前記アップリンク同期パラメータを含むダウンリンクシグナリングを受信する段階をさらに含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  44. 前記所定の閾値を含むダウンリンクシグナリングを受信する段階をさらに含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  45. 前記有効性は、前記アップリンクのユーザ装置の不連続動作モードが終了した後に決定される、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  46. 決定された有効性をダウンリンクを介して送信する段階をさらに含む、請求項39に記載のコンピュータプログラ
  47. アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、
    該検出器による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、
    測定されたインターバルと所定の閾値とを比較し、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合に、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する評価器と、
    を具備することを特徴とする集積回路。
  48. 前記アップリンク同期パラメータがタイミング進行パラメータを含む、請求項47に記載の集積回路。
  49. 前記評価器が前記アップリンクのユーザ装置の推定された移動に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項47に記載の集積回路。
  50. 前記アップリンク同期パラメータにおける変化に関する履歴情報を記憶するメモリをさらに具備し、
    前記評価器が前記履歴情報に基づいて前記所定の閾値を調整する、請求項47に記載の集積回路。
  51. アップリンク同期パラメータを検出する検出器と、
    該検出器による前記アップリンク同期パラメータの検出からインターバルを測定する時間測定ユニットと、
    測定された前記インターバルと所定の閾値とを比較し、測定された前記インターバルが前記所定の閾値より短い場合に、検出された前記アップリンク同期パラメータが依然として有効であると決定し、それ以外の場合には、検出された前記アップリンク同期パラメータがもはや有効ではないと決定する評価器と、
    を具備することを特徴とするプロセッサ。
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