JP4793252B2 - 車両 - Google Patents
車両 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4793252B2 JP4793252B2 JP2006344587A JP2006344587A JP4793252B2 JP 4793252 B2 JP4793252 B2 JP 4793252B2 JP 2006344587 A JP2006344587 A JP 2006344587A JP 2006344587 A JP2006344587 A JP 2006344587A JP 4793252 B2 JP4793252 B2 JP 4793252B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slider
- vehicle body
- balancer
- center
- gravity
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
- Y02T10/72—Electric energy management in electromobility
Landscapes
- Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
- Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
Description
請求項4記載の車両は、搭乗部を有する車体と、その車体に支持されると共に、その車体に対し相対移動するスライダと、前記スライダに支持されると共に、そのスライダに対し相対移動するバランサと、前記車体の基準姿勢を変形姿勢に変化させることを指示する指示手段と、その指示手段によって指示された変形姿勢に基づいて、前記基準姿勢における前記スライダに対する前記バランサの位置を保持したまま、前記スライダを移動させるスライダ移動手段と、前記車体の重心位置と、前記バランサの重心位置と、前記スライダの重心位置とを重心位置情報として記憶する記憶手段と、前記搭乗部に乗車している乗員の重心位置を推定する推定手段とを備え、前記スライダ移動手段は、前記記憶手段に記憶されている重心位置情報と、前記推定手段によって推定された乗員の重心位置とに基づいて、前記スライダを移動させる。
請求項4記載の車両によれば、基準姿勢を維持して走行させる場合と、変形姿勢を維持して走行させる場合とで、対応可能な加速度の範囲の差を小さくできるという効果がある。また、搭乗部に乗車する乗員に応じてスライダを移動させることができるという効果がある。
(1)T1=M1×g×sinθ1×R1
一方、バランサ81の重心P2に作用する車輪12の回転中心P0を中心とする回転モーメントT2は、次式(2)で表される。
(2)T2=M2×g×sinθ2×R2
また、スライダ82の重心P3に作用する車輪12の回転中心P0を中心とする回転モーメントT3は、次式(3)で表される。
(3)T3=M3×g×sinθ3×R3
よって、車体10を倒立した姿勢に保つようにバランスを取るためには、次式(4)が成り立たなければならない。
(4)T1=T2+T3
ここで、車輪12の回転中心P0からバランサ81の重心P2までの距離R2は、次式(5)で表される。
(5)R2=√(Rh22+λ22)
また、車輪12の回転中心P0からスライダ82の重心P3までの距離R3は、次式(6)で表される。
(6)R3=√(Rh32+λ32)
また、鉛直軸Avと、バランサ81の重心P2と車輪12の回転中心P0とのなす角度であるθ2は、次式(7)で表される。
(7)θ2=atan(λ2/Rh2)+θ1
また、鉛直軸Avと、スライダ82の重心P3と車輪12の回転中心P0とのなす角度であるθ3は、次式(8)で表される。
(8)θ3=atan(λ3/Rh3)+θ1
上述した(4)式に(1)〜(3)式を代入し、更に、その代入した式に(5)〜(8)式を代入して、右辺のθ2,R2,θ3,R3を消去する。また、車体10の傾斜角度を調節する場合には、バランサ81はスライダ82に固定したまま、スライダ82を移動させるので、λ2はλ3と同等とみなす。これにより、車体10が図4(a)に示す基準姿勢の状態にあり、乗員Pから車体10の傾斜角度をθ0に設定する指示があった場合に移動させるスライダ82の移動量λ3を算出することができる。
(1)T1=(I1+I2)θ1’’
スライダ82(バランサ81)がλ2移動することに伴いスライダ82(バランサ81)に発生する反力T2は次式(2)で与えられる。尚、λ2’’はバランサ機構位置検出装置57で検出される移動量λ2を2回微分することで与えられる。
(2)T2=−M2×L2×λ2’’
車両1が並進加速することに伴い車体10とスライダ82(バランサ81)と発生する慣性力T3は次式(3)で与えられる。尚、θw’’は車両速度検出装置55で検出される車両速度θw’を1回微分することで与えられる。
(3)T3=(M1×L1+M2×L2)×Rw×θw’’
車体10がθ1傾くことに伴い車体10とスライダ82(バランサ81)とに発生する重力に基づく回転モーメントT4は次式(4)で与えられる。尚、ジャイロセンサ装置57で検出される傾斜角度θ1から与えられる。
(4)T4=−(M1×L1+M2×L2)×g×θ1
スライダ82(バランサ81)がλ2移動することに伴いスライダ82(バランサ81)に発生する重力に基づく回転モーメントT5は次式(5)で与えられる。尚、λ2はバランサ機構位置検出装置57で検出される移動量λ2から与えられる。
(5)T5=(M2×g×λ2)
車体10の傾斜に伴い車輪12Lに発生する粘性抵抗力T6は次式(6)で表される。尚、θ1’はジャイロセンサ装置57で検出される傾斜角度θ1を1回微分することで与えられる。
(6)T6=D1×θ1’
車輪12Lに発生するトルク反力T7は次式(7)で表される。
(7)T7=τw
上述した(1)〜(7)式を加算することで、車輪12Lに発生する偏心トルクτeを求めることができ、この偏心トルクτeを打ち消すように、スライダ82の移動量を設定するのである。
10 車体
11 搭乗部
12L 車輪
12R 車輪
37 傾斜角度調節ダイヤル(指示手段)
54a バランサモータ
54b スライダモータ
56 ジャイロセンサ装置
58 乗員重量測定装置
59 マンマシンインタフェース
81 バランサ
82 スライダ
95 スライダ用移動機構(スライダ移動手段の一部)
P 乗員
S602 スライダ移動手段の一部
S603 スライダ移動手段の一部
S604 スライダ移動手段の一部
Claims (4)
- 搭乗部を有する車体と、
その車体に支持されると共に、その車体に対し相対移動するスライダと、
そのスライダに支持されると共に、そのスライダに対し相対移動するバランサと、
前記スライダを所定位置に保持したまま、そのスライダに対して基準位置にある前記バランサを加速度に応じて移動させながら前記車体を基準姿勢で走行させる場合から、前記基準姿勢とは姿勢が異なる変形姿勢で走行させることを指示する指示手段と、
その指示手段によって指示された変形姿勢にするために、前記バランサは前記スライダに対して前記基準位置に保持したまま、前記スライダを前記所定位置から移動させるスライダ移動手段と、
そのスライダ移動手段によって前記スライダを移動させて前記車体が前記変形姿勢になった後で、その変形姿勢における前記スライダの位置は保持したまま、前記スライダに対して前記基準位置にある前記バランサを加速度に応じて移動させるバランサ移動手段とを備えていることを特徴とする車両。 - 前記指示手段は、前記車体の傾斜角度を指示することを特徴とする請求項1に記載の車両。
- 前記車体の重心位置と、前記バランサの重心位置と、前記スライダの重心位置とを重心位置情報として記憶する記憶手段と、
前記搭乗部に乗車している乗員の重心位置を推定する推定手段とを備え、
前記スライダ移動手段は、前記記憶手段に記憶されている重心位置情報と、前記推定手段によって推定された乗員の重心位置とに基づいて、前記スライダを移動させることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両。 - 搭乗部を有する車体と、
その車体に支持されると共に、その車体に対し相対移動するスライダと、
前記スライダに支持されると共に、そのスライダに対し相対移動するバランサと、
前記車体の基準姿勢を変形姿勢に変化させることを指示する指示手段と、
その指示手段によって指示された変形姿勢に基づいて、前記基準姿勢における前記スライダに対する前記バランサの位置を保持したまま、前記スライダを移動させるスライダ移動手段と、
前記車体の重心位置と、前記バランサの重心位置と、前記スライダの重心位置とを重心位置情報として記憶する記憶手段と、
前記搭乗部に乗車している乗員の重心位置を推定する推定手段とを備え、
前記スライダ移動手段は、前記記憶手段に記憶されている重心位置情報と、前記推定手段によって推定された乗員の重心位置とに基づいて、前記スライダを移動させることを特徴とする車両。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344587A JP4793252B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 車両 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006344587A JP4793252B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 車両 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008160935A JP2008160935A (ja) | 2008-07-10 |
JP4793252B2 true JP4793252B2 (ja) | 2011-10-12 |
Family
ID=39661204
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006344587A Expired - Fee Related JP4793252B2 (ja) | 2006-12-21 | 2006-12-21 | 車両 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4793252B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010100137A (ja) * | 2008-10-22 | 2010-05-06 | Equos Research Co Ltd | 車両 |
CN102149597A (zh) * | 2008-10-22 | 2011-08-10 | 株式会社爱考斯研究 | 车辆 |
JP5316336B2 (ja) * | 2009-09-17 | 2013-10-16 | トヨタ自動車株式会社 | 倒立型移動体、その制御方法及び制御プログラム |
JP6084446B2 (ja) * | 2012-12-04 | 2017-02-22 | 大和製衡株式会社 | 車両運転支援装置 |
CN108791616A (zh) * | 2017-04-27 | 2018-11-13 | C·J·鲁宾 | 自平衡电动扭扭车及其控制方法 |
JP2020138700A (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-03 | 株式会社シマノ | 推定装置、制御システム、学習モデル、学習モデルの生成方法、コンピュータプログラム、および、記憶媒体 |
CN114987667B (zh) * | 2022-04-13 | 2024-08-30 | 谢高伟 | 一种运动平台和控制方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004129435A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Sony Corp | 搬送装置、制御方法、及び駆動機構 |
WO2006095823A1 (ja) * | 2005-03-11 | 2006-09-14 | Equos Research Co., Ltd. | 車両 |
-
2006
- 2006-12-21 JP JP2006344587A patent/JP4793252B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008160935A (ja) | 2008-07-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4793252B2 (ja) | 車両 | |
JP5019026B2 (ja) | 走行車両 | |
JP4577442B2 (ja) | 走行装置及びその制御方法 | |
JP4887865B2 (ja) | 車両 | |
WO2006095823A1 (ja) | 車両 | |
JP6081271B2 (ja) | 倒立振子型車両 | |
JP4794328B2 (ja) | 車両 | |
JP4794327B2 (ja) | 車両 | |
JP2011057026A (ja) | 走行装置及びその制御方法 | |
JP2007336785A (ja) | 走行装置及びその制御方法 | |
JP2006256401A (ja) | 3輪型乗用移動台車 | |
JP2006109547A (ja) | 電動車及び電動車駆動用制御プログラム | |
EP3666634A1 (en) | Leaning vehicle | |
JP2024038470A (ja) | 操舵される前輪を備える傾斜車両 | |
JP4894589B2 (ja) | 車両 | |
US9139224B2 (en) | Inverted pendulum type vehicle | |
JP6277404B2 (ja) | 自動車 | |
JP4825856B2 (ja) | 移動体、及びその制御方法 | |
JP4844369B2 (ja) | 車両 | |
JP5927032B2 (ja) | 倒立振子型車両 | |
JP5927031B2 (ja) | 倒立振子型車両 | |
JP4789061B2 (ja) | 車両 | |
JP5157728B2 (ja) | 車両 | |
JP6332663B2 (ja) | 2輪倒立振子型車両 | |
JP2007118807A (ja) | 車両 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090226 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110613 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110628 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110711 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140805 Year of fee payment: 3 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees | ||
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |