JP4791740B2 - デジタルスイッチングアンプ - Google Patents
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Description
この第1の従来例は、図14に示すように、差分積分器102および量子化器103からなるデルタシグマ変調部と、遅延器104と、クロック発振器105と、パルス増幅器106と、ローパスフィルタ107と、減衰器109とを備えている。
一方、デジタルスイッチングアンプの第2の従来例として、特許文献2に記載のものが知られている。このアンプは、ノイズシェーピングされたPWM信号(パルス幅変調信号)で2値のレベルをスイッチング出力するものがあり、この回路例を図15に示す。
すなわち、本発明は、従来技術に比べて小信号出力時にSN比が大きくできる上に消費電流が少なくでき、かつEMIの少なくできるデジタルスイッチングアンプを提供することを目的とするものである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、入力信号を積分する積分器と、前記積分器の出力信号を予め設定してある信号領域により異なる分解能で量子化する量子化器と、前記量子化器で異なる分解能で量子化された信号ごとに異なる比例係数でパルス幅変調するパルス幅変調器と、前記パルス幅変調器で異なる比例係数でパルス幅変調された信号ごとに異なる値の電気的信号を、パルス幅変調された信号に従って負荷に与えるスイッチング回路と、前記量子化器の出力を前記積分器の入力側に負帰還する帰還回路と、を備え、前記パルス幅変調器は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記比例係数の値が最も大きい値となるように構成されており、前記スイッチング回路は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記パルス幅変調信号のときに、負荷に与える電気的信号の値が最も小さい値となるように構成されており、前記スイッチング回路が前記負荷に印加させる前記電気的信号の時間平均値は、前記パルス幅変調された信号のパルス幅の割合と前記電気的信号の値の積であり、この積の値は前記量子化器の出力の値と一次比例するようになっている。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のうちの何れかの1の請求項に記載のデジタルスイッチングアンプにおいて、前記スイッチング回路は、負荷の片端子または両端子に直列に接続されたフィルタを介して負荷に電気的信号を与えるようになっている。
ここで、請求項4および請求項5における「パルス幅変調信号のアクティブな期間」とは、例えばHレベルとLレベルの2値からなるパルス変調信号において、Hレベルの時間幅で信号量を表現する場合のHレベルの期間のことである。
例えば、負荷に与える電気的パルスの高さが4分の1、パルス幅をPWM変換の周期の4分の1とすると、その積が負荷Rに与える電気的信号の量(あるいは消費電流)となるため、PDM信号を用いた1ビットアンプの場合に比べて16分の1になる。
さらに、本発明では、PWM変調を利用しているため、スイッチング回数が少なく、特にスイッチングされる電気的信号(例えば電位)を小さくすることができるので、上記の特許文献2に記載の従来技術よりもさらにEMIを低減することができる、という効果がある。
(第1実施形態)
本発明のデジタルスイッチングアンプの第1実施形態の構成について、図1を参照して説明する。
この第1実施形態は、図1に示すように、積分器11と、量子化器12と、パルス幅変調器13と、スイッチング回路14と、量子化器12の出力を積分器11の入力側に負帰還する帰還回路17とを備え、スイッチング回路14の出力によりスピーカなどの負荷15を駆動するようになっている。
量子化器12は、積分器11の出力21を予め設定されている信号領域(信号レベル領域)ごとに異なる分解能で量子化する回路である(図2参照)。量子化器12の出力22は、パルス幅変調器13に供給されるとともに、帰還回路17により積分器11の入力側に負帰還されるようになっている。
一方、入力信号20がデジタル信号の場合は、量子化器12の出力22はデジタル信号化のまま適切なゲイン調整された上で、デジタル信号を積分する積分器11に入力されるようになっている。
スイッチング回路14は、異なる比例係数でパルス幅変調された信号ごとに異なる値の電気的信号(例えば正電圧V1、正電圧V2、負電圧―V1、負電圧−V2)をパルス幅変調された信号23に従って負荷15に与える回路である。このため、スイッチング回路14は、例えば4つの電子スイッチからなり、これらの電子スイッチは少なくともパルス幅変調器13の出力23に従ってオンオフ制御されるようになっている。
ここで、量子化器12の出力コードとそれがどの分解能で量子化される信号領域であるかという関係があらかじめ定められていれば、領域指示信号26はスイッチング回路14のみに入力されるか、またはパルス幅変調器13が同様の指示信号を発生しスイッチング回路14に領域指示信号26を与えてやることも可能である。
図2の上半分は、積分器11の出力21を時間とともに上げていった場合の積分器11出力21と量子化器13の出力22を示す。図2の下半分は、そのときの領域の指示信号26とパルス幅変調器13の出力信号23(パルス幅変調信号23a、23bからなる)と、負荷15に印加される電気的信号(すなわち、スイッチング回路14の出力24)の様子を示す。
量子化器12は、積分器11の出力21を量子化し、その量子化器出力22は図2に示すようになる。図2に示すように、量子化器13の量子化分解能は、その第1の領域の量子化分解能がその第2の領域の量子化分解能よりも細かく設定してある。
従って、図2での最も下段に負荷15に印加される電気的信号の様子が示すが、この第1領域では、従来技術よりさらに量子化ノイズが小さくSN比が大きくなり、またスイッチングする電気的値と時間の積が小さいので消費電流が少なく、スイッチングする電気的信号間の値の差が小さいので、EMIの発生が少なくすることができる。
図3は、図1の積分器11および帰還回路17の回路例を示し、破線で囲まれた部分が帰還回路17であり、それ以外の部分が積分器11である。
積分器11は、図3に示すように、MOSトランジスタによるオペアンプ51と、入力用のポリ抵抗素子53と、2層のポリシリコン間に形成する容量素子である積分容量素子54と、から構成される。積分器11は、1次または2次以上の高次であっても良い。
帰還回路17は、図3に示すように、量子化器12からの出力22を反転させるための反転バッファ(この例では、オペアンプ52、および抵抗素子55、56からなる)と、この反転バッファの出力を積分器11の入力側に供給する帰還信号入力用抵抗素子57と、から構成される。
この量子化器12は、図4に示すように、フラッシュ型A/D変換器からなる。
このフラッシュ型A/D変換器は、図示のように、電源VDDとグランドVSSとの間に接続される抵抗ラダーと、複数のコンパレータ121〜126と、デコーダ回路127と、を備えている。
コンパレータ121〜126は、上記の抵抗ラダーの各タップ点から取り出された各電圧と積分器出力21とをそれぞれ比較し、その比較結果に応じた信号をデコーダ回路127に出力するようになっている。
このデコーダ回路127から出力される量子化器出力22と、その量子化器出力22に対応して出力される領域指示信号26との一例を、図7に示す。
また、量子化器12のゼロレベル信号入力(すなわち、正負のあるAC信号(交流信号)の中点であり信号の直流(DC)的グランドを意図する入力信号)に対応する部分の抵抗タップのきざみ(抵抗ラダーのタップ点のきざみ)は、細かくなっていることが好ましい。
このパルス幅変調器13、図5に示すように、PWM信号発生部131と信号選択・出力部132とからなる。
PWM信号発生部131は、例えば図6に示すようなパルス幅信号PW1〜PW4を常に出力するようになっている。信号選択・出力部132は、量子化器12からの出力信号22と領域指示信号26に従い、PWM信号発生部131で発生するパルス幅信号PW1〜PW4の何れかを選択的に出力するようになっている。
図7に示すように、積分器11の出力21のレベルにより、量子化器12の出力22がZ1〜Z9のように量子化され、その量子化レベルZ1〜Z9に従って量子化器12から出力される領域指示信号26はLレベルまたはHレベルとなる。
ここで、信号選択・出力部132で選択・出力される形態は、量子化器12からの領域指示信号26により大きく影響され、この例では選択指示信号がHレベルの場合にPWM幅変換の係数が大きく、Lレベルの場合に係数が小さくなるような形となっている。
このスイッチング回路14は、図8に示すように、P型のMOSトランジスタ141、N型のMOSトランジスタ142、P型のMOSトランジスタ143、N型のMOSトランジスタ144、4つのナンド(NAND)回路145〜148、および3つのイバータ回路149〜151から構成される。
また、MOSトランジスタ142のゲートには、図5の信号選択・出力部132の出力信号23bと上記の領域指示信号26とをナンド回路148で処理し、その処理した信号をインバータ回路151で反転させた信号が供給され、これによりMOSトランジスタ142がオンオフ制御されるようになっている。
また、MOSトランジスタ144のゲートには、上記の出力信号23bと上記の領域指示信号26をインバータ回路149で反転させた信号とを、ナンド回路147で処理し、その処理した信号をインバータ回路150で反転させた信号が供給され、これによりMOSトランジスタ144がオンオフ制御されるようになっている。
一方、量子化分解能の細かな第1の領域でスイッチング出力する場合は、MOSトランジスタ141のオンにより正電圧V1として正電圧VRが出力され、MOSトランジスタ142のオンにより負電圧―V1として正電源電圧VDDと負電源電圧VSSの中点に対してVRに対称な電位である負電圧−VRが出力される。
ここでのV1と(VDDとVSS)の中点は、(VDD―VSS)/2より、小さく取ってあり、V1またはーV1は小さな電気的信号のスイッチング出力を行うということのために利用される。
本発明のデジタルスイッチングアンプの第2実施形態の構成について、図9を参照して説明する。
この第2実施形態は、図9に示すように、積分器11と、量子化器12と、パルス幅変調器13と、スイッチング回路14a、14bと、量子化器12の出力を積分器11の入力側に負帰還する帰還回路17とを備え、2つで1対をなすスイッチング回路14a、14bの差動出力によりスピーカなどの負荷15の両端子を駆動するようになっている。
この第2実施形態は、その基本的な構成は図1に示す第1実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその構成の説明は省略し、以下ではその構成が異なる点について説明する。
スイッチング回路14a、14bは、異なる比例係数でパルス幅変調された信号ごとに異なる値の電気的信号、例えば正電圧V1、正電圧V2、負電圧―V1、負電圧−V2に対応した電気的信号を、パルス幅変調信号23a、23bに従って負荷15に与えるようになっている。
これにより、第2実施形態では、図1に示す第1実施形態の場合に比べて2倍の大きな出力振幅が得られ、より大きな音を発生することができる。
スイッチング回路14aは、図10(A)に示すように、P型のMOSトランジスタ241、N型のMOSトランジスタ242、243、ナンド回路244、245、およびイバータ回路246〜248から構成される。
MOSトランジスタ241のゲートには、図5の信号選択・出力部132の出力信号23aと量子化器12からの領域指示信号26をインバータ回路246で反転させた信号とをナンド回路244で処理した信号が供給され、これによりMOSトランジスタ241がオンオフ制御されるようになっている。
MOSトランジスタ243は、ソースに電圧VRが供給され、ドレインがMOSトランジスタ241とMOSトランジスタ242の共通接続部に接続されている。また、MOSトランジスタ243のゲートには、上記の出力信号23aと上記の領域指示信号26とをナンド回路245で処理し、この処理した信号をインバータ回路247で反転させた信号が供給され、これによりMOSトランジスタ243がオンオフ制御されるようになっている。
MOSトランジスタ341、342は直列接続され、MOSトランジスタ341のソースに電源VDDが接続され、MOSトランジスタ342のソースに電源VSSが接続されている。
また、MOSトランジスタ342のゲートには、上記の出力信号23bをインバータ回路348で反転させた信号が供給され、これによりMOSトランジスタ342がオンオフ制御されるようになっている。
同様に負電圧−V2として、スイッチング回路14aはMOSトランジスタ242がオンして負電源VSSを出力し、スイッチング回路14bはMOSトランジスタ341がオンして正電源VDDを出力する。
この第2実施形態では、正電圧VRは負電源VSSに近い電圧とすることができるので、図10(A)(B)に示すように、スイッチはN型のMOSトランジスタ243、343で構成した場合を図示してある。
本発明のデジタルスイッチングアンプの第3実施形態の構成について、図11を参照して説明する。
この第3実施形態は、図11に示すように、積分器11と、量子化器12と、パルス幅変調器13と、スイッチング回路14と、スイッチング回路14の出力を積分器11の入力側に負帰還する帰還回路17aとを備え、スイッチング回路14の出力によりスピーカなどの負荷15を駆動するようになっている。
この第3実施形態は、その基本的な構成は図1に示す第1実施形態と同様であるので、同一の構成要素には同一符号を付してその構成の説明は省略し、以下ではその構成が異なる点について説明する。
図1に示す帰還回路17では、入力信号20がアナログ信号である場合には、デジタル信号である量子化器12の出力22をD/A変換してアナログ信号にして積分器11に帰還する必要があった。
しかし、図7に示す帰還回路17aでは、そのD/A変換動作をパルス幅変調器13とスイッチング回路14を用いて実現しているので、帰還信号をスイッチング回路14の出力をそのまま使用することができる。
本発明のデジタルスイッチングアンプの第4実施形態の構成について、図12を参照して説明する。
この第4実施形態は、図12に示すように、積分器11と、量子化器12と、パルス幅変調器13と、スイッチング回路14a、14bと、スイッチング回路14a、14bの出力を積分器11の入力側に負帰還する帰還回路17bとを備え、2つで1対をなすスイッチング回路14a、14bの差動出力によりスピーカなどの負荷15の両端子を駆動するようになっている。
すなわち、第4実施形態では、図9に示す帰還回路17を図12に示すように帰還回路17bに置き換えたものであり、帰還回路17bは、スイッチング回路14a、14bの出力を積分器11の入力側に負帰還する構成となっている。
しかし、図12に示す帰還回路17bでは、そのD/A変換動作をパルス幅変調器13とスイッチング回路14a、14bを用いて実現しているので、帰還信号をスイッチング回路14a、14bの出力をそのまま使用することができる。
積分器11は、図13に示すように、MOSトランジスタによるオペアンプ51と、入力用のポリ抵抗素子53と、2層のポリシリコン間に形成する容量素子である積分容量素子54と、から構成される。
この第4実施形態では、帰還回路17bが上記のように構成されるので、スイッチング回路14a、14bが差動出力24a、24bを行っている場合に、その差動出力24a、24bの差分信号を積分器11の入力側に負帰還させることができる。
本発明のデジタルスイッチングアンプでは、パルス幅変調信号が非アクティブな期間に直流的にゼロである電気的信号を負荷に印加することができる。この場合、第1実施形態または第3実施形態のように負荷がシングルエンドである場合は、負荷の接地端と同じ電圧を負荷に印加することもできるし、また第2実施形態または第4実施形態のように負荷を差動信号で駆動する場合は、負荷の両端子を、例えばVSSなどの同じ電圧で駆動することができる。また、負荷に電気的信号を与えない、すなわちオープンにして負荷を駆動しないということで、直流的にゼロである電気的信号を負荷に印加することもできる。
また、本発明では、スイッチング回路が負荷を駆動するにあたり、直接負荷を駆動することも、例えばローパスフィルタ、ハイパスフィルタ、バンドパスフィルタ、イコライジング特性を有するフィルタ、ゲインを変更するフィルタ等のフィルタを介して負荷を駆動することも可能である。
すなわち、本発明は、積分器の出力のゼロレベル近傍では(図2の第1の領域)、パルス幅変調信号を一定にし、スイッチング回路のスイッチング出力するレベルを変えるということを行うことを含んでいる。
12 量子化器
13 パルス幅変調器
14、14a、14b スイッチング回路
15 負荷
17、17a、17b 帰還回路
Claims (6)
- 入力信号を積分する積分器と、
前記積分器の出力信号を予め設定してある信号領域により異なる分解能で量子化する量子化器と、
前記量子化器で異なる分解能で量子化された信号ごとに異なる比例係数でパルス幅変調するパルス幅変調器と、
前記パルス幅変調器で異なる比例係数でパルス幅変調された信号ごとに異なる値の電気的信号を、パルス幅変調された信号に従って負荷に与えるスイッチング回路と、
前記量子化器の出力を前記積分器の入力側に負帰還する帰還回路と、
を備え、
前記パルス幅変調器は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記比例係数の値が最も大きい値となるように構成されており、
前記スイッチング回路は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記パルス幅変調信号のときに、負荷に与える電気的信号の値が最も小さい値となるように構成されており、
前記スイッチング回路が前記負荷に印加させる前記電気的信号の時間平均値は、前記パルス幅変調された信号のパルス幅の割合と前記電気的信号の値の積であり、この積の値は前記量子化器の出力の値と一次比例するようになっていることを特徴とするデジタルスイッチングアンプ。 - 入力信号を積分する積分器と、
前記積分器の出力信号を予め設定してある信号領域により異なる分解能で量子化する量子化器と、
前記量子化器で異なる分解能で量子化された信号ごとに異なる比例係数でパルス幅変調するパルス幅変調器と、
前記パルス幅変調器で異なる比例係数でパルス幅変調された信号ごとに異なる値の電気的信号を、パルス幅変調された信号に従って負荷に与えるスイッチング回路と、
前記スイッチング回路の出力を前記積分器の入力側に負帰還する帰還回路と、
を備え、
前記パルス幅変調器は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記比例係数の値が最も大きい値となるように構成されており、
前記スイッチング回路は、前記量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域の量子化信号に対応する前記パルス幅変調信号のときに、負荷に与える電気的信号の値が最も小さい値となるように構成されており、
前記スイッチング回路が前記負荷に印加させる前記電気的信号の時間平均値は、前記パルス幅変調された信号のパルス幅の割合と前記電気的信号の値の積であり、この積の値は前記量子化器の出力の値と一次比例するようになっていることを特徴とするデジタルスイッチングアンプ。 - 前記量子化器は、ゼロレベル信号を意図する入力信号に対する出力が、その量子化器の最も細かな分解能で量子化する信号領域で得られるようになっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデジタルスイッチングアンプ。
- 前記スイッチング回路は、
前記パルス幅変調信号が非アクティブな期間に直流的にゼロである電気的信号を負荷に印加し、
前記量子化器の出力が正の極性であり前記パルス幅変調信号がアクティブな期間に用意された値の電気的信号を第1の極性で負荷に印加し、
前記量子化器の出力が負の極性であり前記パルス幅変調信号がアクティブな期間に用意された値の電気的信号を第1の極性の逆極性で負荷に印加することを特徴とする請求項1乃至請求項3のうちの何れか1の請求項に記載のデジタルスイッチングアンプ。 - 前記パルス幅変調信号のアクティブな期間は、あらかじめ設定された離散的な時間幅となっていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のうちの何れか1の請求項に記載のデジタルスイッチングアンプ。
- 前記スイッチング回路は、負荷の片端子または両端子に直列に接続されたフィルタを介して負荷に電気的信号を与えるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のうちの何れか1の請求項に記載のデジタルスイッチングアンプ。
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