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JP4786874B2 - コンテンツ付加情報配信方法および付加情報装置 - Google Patents

コンテンツ付加情報配信方法および付加情報装置 Download PDF

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Description

本発明は、コンテンツ付加情報配信方法および付加情報装置に関し、より詳細には、インターネット上のコンテンツに付加情報を付与し、コンテンツの閲覧を要求したユーザに、コンテンツとともに付加情報を配信することができるコンテンツ付加情報配信方法および付加情報装置に関する。
様々なコンテンツが格納された複数のサーバがインターネットに接続され、ユーザは、インターネットに接続されたユーザ端末から、任意のコンテンツを取得することが行われている。インターネットを介して取得できるコンテンツの情報量が増大するにつれて、コンテンツの取得を容易にする様々な方法が考えられている。また、各々のコンテンツに対するユーザの評価を基に、コンテンツの価値を付加情報として付与することが行われている。
従来、コンテンツの各々に付加情報を付与する場合、付加情報とオリジナルコンテンツの対応付けは、固定化されたものであった。一方、付加情報を複数のオリジナルコンテンツと対応付ける方法が、非特許文献1に開示されている。しかしながら、非特許文献1では、付加情報を流通させて、複数のオリジナルコンテンツに対応付ける具体的な方法については言及していない。
また、付加情報に対して対応付けられる複数の関連コンテンツの抽出方法として、ページのレイアウトに関するタグと特徴値とを用いる方法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−245068号公報 竹原幹人他、「自律的伝播機能を持つWeb付加情報システム」、DEWS2003 7-P-08、第14回データ工学ワークショップ、電子通信情報学会、2003年3月
付加情報とオリジナルコンテンツの対応付けが固定化されていると、コンテンツを要求するユーザは、付加情報が付与されたオリジナルコンテンツに、アクセスを行わないと付加情報を見ることができない。従って、関連コンテンツを参照しても、他の関連したコンテンツに対して付与された重要な付加情報を閲覧することができないという問題があった。
また、特許文献1に述べられている付加情報の公開方法は、全ての付加情報を画一的に関連コンテンツと対応付け、コンテンツを要求するユーザによって付加情報と関連コンテンツとの対応付けを変更することができなかった。
さらに、非特許文献1に記載されたシステムでは、付加情報を登録するユーザが、オリジナルコンテンツおよび関連コンテンツと付加情報との対応付けを、変更するか否かを決定する。しかしながら、オリジナルコンテンツまたは関連コンテンツに対する付加情報は、コンテンツを要求するユーザと付加情報を登録するユーザの関係によって、付加情報の重要度が異なる。また、コンテンツを要求するユーザの属性によっても付加情報の重要度は異なる。すなわち、付加情報と関連コンテンツとを柔軟に対応付ける方法が求められている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、関連コンテンツと付加情報との対応付けおよび付加情報の公開方法を柔軟に行えるようにして、ユーザにとって重要度の高い付加情報を閲覧することができるコンテンツ付加情報配信方法および付加情報装置を提供することにある。
本発明は、このような目的を達成するために、第1の実施態様は、コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与するための付加情報装置が、前記コンテンツとともに配信する付加情報を抽出するコンテンツ付加情報配信方法において、前記付加情報装置は、ユーザ情報データと、付加情報を登録するユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報と付加情報公開条件とを格納した付加情報データと、前記付加情報、前記第1コンテンツの識別情報および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データとを格納する記憶手段を有し、前記付加情報装置の関連コンテンツ検索手段が、前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツを抽出する第1ステップと、前記付加情報装置の付加情報対応付け管理手段が、前記付加情報と、前記関連コンテンツの識別情報と、前記付加情報公開条件とを対応付けて前記記憶手段に格納する第2ステップと、前記付加情報対応付け管理手段が、前記記憶手段を参照して、コンテンツを要求するユーザが要求した前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツに関連付けられた付加情報公開条件と、前記ユーザ情報データとに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出し、前記付加情報装置から前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを配信する第3ステップとを備えたことを特徴とする。
第2の実施態様は、コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与するための付加情報装置が、前記コンテンツとともに配信する付加情報を抽出するコンテンツ付加情報配信方法において、前記付加情報装置は、ユーザ間の関係を示す情報を含むユーザ情報データと、付加情報を登録する第1のユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報および付加情報公開条件を格納した付加情報データと、前記付加情報、前記第1コンテンツの識別情報および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データと、前記付加情報の公開条件および前記ユーザ間の関係に基づく公開条件を含むマトリクス情報とを格納する記憶手段を有し、前記付加情報装置のユーザ管理手段が、コンテンツを要求する第2のユーザの端末から、前記第1コンテンツを要求するコンテンツ要求情報を受信し、前記第2のユーザに対応する前記ユーザ情報データを抽出する第1ステップと、前記付加情報装置の付加情報対応付け管理手段が、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツの識別情報に基づいて前記付加情報対応付け管理データを抽出し、前記付加情報対応付け管理データに含まれる前記第1コンテンツおよび前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツに対応する付加情報を特定する第2ステップと、前記付加情報対応付け管理手段が、前記第2ステップで特定された前記付加情報に対応する付加情報公開条件と前記第1ステップで抽出されたユーザ情報データとに基づいて前記マトリクス情報を参照し、前記第1および第2のユーザ間の関係に基づいて公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定し、前記付加情報データに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出し、前記付加情報装置から前記第1コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを、前記第2のユーザの端末に配信する第3ステップとを備えたことを特徴とする。
第3の実施態様は、コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与するための付加情報装置が、前記コンテンツとともに配信する付加情報を抽出するコンテンツ付加情報配信方法において、前記付加情報装置は、ユーザ間の関係を示す情報を含むユーザ情報データと、付加情報を登録する第1のユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報および付加情報公開条件を格納した付加情報データと、前記付加情報、前記第1コンテンツの識別情報および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データと、コンテンツ種別、前記付加情報公開条件および前記ユーザ間の関係に基づく公開条件を含むマトリクス情報とを格納する記憶手段を有し、前記付加情報装置のユーザ管理手段が、コンテンツを要求する第2のユーザの端末から、前記第1コンテンツを要求するコンテンツ要求情報を受信し、前記第2のユーザに対応する前記ユーザ情報データを抽出する第1ステップと、前記付加情報装置の付加情報対応付け管理手段が、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツの識別情報に基づいて前記付加情報対応付け管理データを抽出し、前記付加情報対応付け管理データに含まれる前記第1コンテンツおよび前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツに対応する付加情報を特定する第2ステップと、前記付加情報対応付け管理手段が、前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データの前記付加情報に対応する付加情報公開条件が不特定ユーザであれば、前記マトリクス情報の前記付加情報公開条件を参照し、前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データのコンテンツ種別に基づいて、前記マトリクス情報のコンテンツ種別を参照し、公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定し、公開しない場合、前記第1ステップで抽出されたユーザ情報データの前記ユーザ間の関係を示す情報に含まれる前記第1および第2のユーザ間の関係に基づいて、前記マトリクス情報の前記ユーザ間の関係に基づく公開条件を参照し、公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定し、前記付加情報データに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出し、前記付加情報装置から前記第1コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを、前記第2のユーザの端末に配信する第3ステップとを備えたことを特徴とする。
第4の実施態様は、コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与するための付加情報装置が、前記コンテンツとともに配信する付加情報を抽出するコンテンツ付加情報配信方法において、前記付加情報装置は、ユーザ間の関係を示す情報を含むユーザ情報データと、付加情報を登録する第1のユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報および付加情報公開条件を前記付加情報を識別する付加情報IDに対応付けて格納した付加情報データと、前記付加情報ID、前記第1コンテンツの識別情報、前記第1コンテンツのコンテンツ種別および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データと、コンテンツ種別、前記付加情報公開条件、前記ユーザ間の関係に基づく公開条件および付加情報を公開するか否かを記す付加情報公開状況を含むマトリクス情報とを格納する記憶手段と、前記第1コンテンツの識別情報に含まれるキーワードと、同じキーワードまたは同義語として扱われるキーワードを含む識別情報を有するコンテンツ、および前記第1コンテンツの内容の意味解析によって得られた結果と類似する内容を有するコンテンツを、コンテンツ種別をコンテンツの内容が類似している関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納し、前記第1コンテンツに対して、論理的な構造において関連のあるコンテンツを、コンテンツ種別をその他の関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納する関連コンテンツ検索手段とを有し、前記付加情報装置のユーザ管理手段が、コンテンツを要求する第2のユーザの端末から、前記第1コンテンツを要求するコンテンツ要求情報を受信し、前記第2のユーザに対応する前記ユーザ情報データを抽出する第1ステップと、前記付加情報装置の付加情報対応付け管理手段が、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツの識別情報に基づいて前記付加情報対応付け管理データを抽出し、抽出した付加情報対応付け管理データに含まれる前記第1コンテンツおよび前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツに対応するコンテンツ種別、付加情報公開条件および付加情報IDを特定する第2ステップと、前記付加情報対応付け管理手段が、前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データの前記付加情報に対応する付加情報公開条件が不特定ユーザであれば、前記マトリクス情報の前記付加情報公開条件が不特定ユーザであり、前記マトリクス情報の前記コンテンツ種別が前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データのコンテンツ種別と合致し、かつ前記マトリクスの情報の前記ユーザ間の関係に基づく公開条件が前記第1ステップで抽出されたユーザ情報データの前記ユーザ間の関係を示す情報に含まれる前記第1および第2のユーザ間の関係と合致する、前記マトリクス情報の付加情報公開状況を参照し、公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定するサブステップ、前記第2ステップで特定された付加情報IDを用いて前記付加情報データから、公開の対象となる付加情報を抽出するサブステップ、および前記付加情報装置から前記第1コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを、前記第2のユーザの端末に配信するサブステップを含む第3ステップとを備えたことを特徴とする。
この方法によれば、付加情報装置において、第1コンテンツに対して付加情報と付加情報公開条件とが対応付けられた付加情報対応付け管理データが格納されている。第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツを抽出し、関連コンテンツに対しても付加情報と付加情報公開条件とを対応付けて、付加情報対応付け管理データに格納する。コンテンツを要求するユーザが要求した第1コンテンツまたは関連コンテンツに関連付けられた付加情報公開条件とユーザ情報データとに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出する。このようにして、第1コンテンツまたは関連コンテンツと付加情報と、付加情報公開条件との対応付けを、ユーザ情報データに応じて変化させることができる。
第1の実施態様の前記付加情報公開条件は、付加情報を登録したユーザ、特定の複数のユーザ、不特定多数のユーザのいずれかを指定することを特徴とする。
第1の実施態様の前記付加情報公開条件は、前記付加情報データとして前記記憶手段に格納する前記付加情報を登録するユーザと前記付加情報を公開するユーザの少なくとも一方のユーザ情報に応じて、付加情報を公開する条件を指定することを特徴とする。
第1の実施態様の前記第4ステップは、前記関連コンテンツ検索手段が、前記第1コンテンツに対して、論理的な構造において関連のあるコンテンツを前記関連コンテンツとして抽出することを特徴とする。
第1の実施態様の前記第4ステップは、前記関連コンテンツ検索手段が、前記第1コンテンツの内容の意味解析によって得られた結果と類似する内容を有するコンテンツを前記関連コンテンツとして抽出することを特徴とする。
第1の実施態様の前記第1ステップは、前記関連コンテンツ検索手段が、前記第1コンテンツの識別情報に含まれるキーワードと、同じキーワードまたは同義語として扱われるキーワードを含む識別情報を有するコンテンツを前記関連コンテンツとして抽出することを特徴とする。
第1の実施態様において、前記ユーザ管理手段が、前記付加情報を登録するユーザと、付加情報と対応付けられた前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツを要求するユーザとの関係を、前記ユーザ情報データに格納する第4ステップをさらに備え、前記第3ステップは、前記付加情報対応付け管理手段が、さらに前記第4ステップで格納されたユーザ情報データに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出することを特徴とする。
第1の実施態様において、ユーザからの第1コンテンツまたは関連コンテンツに付与された付加情報の要求に対して、該第1コンテンツまたは該関連コンテンツに関連付けられた付加情報公開条件と、前記ユーザ情報データに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出し、前記付加情報装置から前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを配信する第5ステップをさらに備えたことを特徴とする。
第1の実施態様において、前記付加情報公開条件は、電子メールアドレスで指定し、付加情報が公開されると、前記記憶手段に格納された付加情報データを参照して、前記付加情報公開条件に指定された前記電子メールアドレスに通達を行う第6ステップをさらに備えたことを特徴とする。
第1の実施態様において、前記付加情報公開条件は、電子メールアドレスで指定し、付加情報が公開されると、前記記憶手段に格納されたユーザ情報データを参照して未登録のユーザを抽出し、該未登録のユーザの前記付加情報公開条件に指定された前記電子メールアドレスに通達を行う第7ステップをさらに備えたことを特徴とする。
の実施態様は、コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与し、前記コンテンツとともに配信するための付加情報装置において、ユーザ情報データと、付加情報を登録するユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報と付加情報公開条件とを格納した付加情報データと、前記付加情報、前記第1コンテンツの識別情報および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データとを格納する記憶手段と、前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツを抽出する関連コンテンツ検索手段と、前記付加情報と、前記関連コンテンツの識別情報と、前記付加情報公開条件とを対応付けて前記記憶手段に格納し、前記記憶手段を参照して、コンテンツを要求するユーザが要求した前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツに関連付けられた付加情報公開条件と、前記ユーザ情報データとに基づいて、公開の対象となる付加情報を抽出することにより、前記第1コンテンツまたは前記関連コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを配信する付加情報対応付け管理手段とを備えたことを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、関連コンテンツと付加情報との対応付けを柔軟に変化させるので、ユーザにとって重要度の高い付加情報を閲覧することが可能となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1に、本発明の一実施形態にかかるコンテンツ配信システムの構成を示す。コンテンツ配信システムは、付加情報登録ユーザ端末101と、コンテンツ要求ユーザ端末102と、付加情報サーバ103と、コンテンツサーバ104とを有し、それぞれインターネット105を介して接続されている。付加情報登録ユーザ端末101と、コンテンツ要求ユーザ端末102とは、コンテンツを表示するブラウザ110,120を備えている。
付加情報サーバ103は、コンテンツ情報送受信機能130と、ユーザ管理機能131を実行する手段と、付加情報対応付け管理機能132を実行する手段と、関連コンテンツ検索機能133を実行する手段と、メール送信機能134を実行する手段とを備えている。コンテンツ情報送受信機能130は、コンテンツ要求ユーザ端末102からのコンテンツ要求情報を受信し、コンテンツサーバ104に要求コンテンツ情報を送信する機能と、コンテンツサーバ104から配信されたコンテンツ情報を受信し、ユーザ端末にコンテンツ情報を送信する機能とを有する。公開可能な付加情報が要求コンテンツに対して付与されている場合には、コンテンツ情報送受信機能130は、付加情報または付加情報へ誘導するための情報を、コンテンツに埋め込んでユーザ端末に送信する。
ユーザ管理機能131は、ユーザ情報データをユーザ情報ファイル211として記憶装置に格納しており、ユーザのログインまたはログアウト、ユーザの個人情報の管理を行う。図2に、ユーザ情報ファイルの一例を示す。ユーザ情報ファイル211は、各ユーザの識別子1000、例えば電子メールアドレスで表されるユーザID1001と、静的な属性情報1010と、動的な属性情報1020と、ユーザの関係情報1030とを有し、さらに、登録年月日1041、利用状況1042または最終アクセス日時1043などの補足的な情報1040を含む。
静的な属性情報1010は、個人の氏名1011および生年月日1012を含む。動的な属性情報1020は、ユーザの行動により変化する属性情報であり、住所情報1021などが含まれる。ユーザの関係情報1030は、ユーザを中心とする人的な関係を示す情報であり、ここでは、親密な関係にあるユーザの情報を扱う。親密な関係にあるユーザとは、付加情報を閲覧したユーザが、閲覧した付加情報が重要であると判断する機会が多い付加情報登録ユーザ、すなわち閲覧したユーザにとって、重要であると感じる付加情報を多く付加したユーザのことである。親密な関係にあるユーザID1031の設定は、ユーザ自身が設定したり、他のシステムから得られたデータを用いて、ユーザ管理機能131が自動的に設定することもできる。
付加情報対応付け管理機能132は、付加情報と関連コンテンツの対応付けを管理する。本実施形態では、付加情報の流通を関連コンテンツ間で行うため、流通させた後の付加情報と関連コンテンツとの対応付けも、付加情報対応付け管理機能132が管理する。付加情報対応付け管理機能132は、付加情報対応付け管理データとして付加情報対応付け管理ファイル212を記憶装置に格納し、付加情報データとして付加情報ファイル213を記憶装置に格納している。
図3に、付加情報サーバの付加情報対応付け管理ファイルの一例を示す。付加情報対応付け管理ファイル212は、付加情報が付与されたコンテンツ、すなわちオリジナルコンテンツURLである付加情報対象コンテンツURL2000と、コンテンツの種別2010と、付加情報を公開する条件を指定する付加情報公開条件2020と、付加情報登録ユーザID2030と、付加情報の識別情報である付加情報ID2040とを含む。なお、付加情報対象コンテンツURL2000などのコンテンツURLは、オリジナルコンテンツを識別することができる他の識別情報であってもよい。
図4に、付加情報サーバの付加情報ファイルの一例を示す。付加情報ファイル213は、付加情報ID2040と、付加情報の内容3010と、付加情報対象コンテンツURL(オリジナルコンテンツのURL)2000と、付加情報公開条件2020とを含む。付加情報公開条件2020は、不特定多数の場合を示したが、付加情報の公開を特定のユーザに対して行う場合には、ユーザIDまたはユーザの属性情報により指定される。
関連コンテンツ検索機能133は、既存の付加情報に対する新しい対応付け先として、新しく関連コンテンツを検索する。検索方法の一例として以下の方法を用いる。
(1)オリジナルコンテンツの論理的構造を用いて、関連したコンテンツを検索する
(2)オリジナルコンテンツのURL中に含まれるキーワードと、同じキーワードまたは同義語として扱われるキーワードをURLに含むコンテンツを検索する
(3)オリジナルコンテンツ内の文章を解析して、類似する内容を有するコンテンツを検索する。
メール送信機能134は、付加情報公開条件2020がユーザIDで指定されているときは、指定されたユーザIDが、図2に示したユーザ情報ファイル211に登録されていない場合に、その未登録ユーザに対して付加情報の有無またはその内容を、電子メールを用いて通達する。通達された電子メールの内容は、一例として、付加情報の内容と、付加情報対応先コンテンツURLと、付加情報登録ユーザの情報とを含む。
コンテンツサーバ104は、付加情報サーバ103からの要求に応じて、インターネット105を介して、文書等のコンテンツをユーザ端末に配信するコンテンツ配信機能140を実行する手段を備えている。コンテンツ配信機能140は、コンテンツファイル221を保持している。図5に、コンテンツファイルの一例を示す。コンテンツファイル221は、コンテンツ所在情報4000と、コンテンツファイル名4010と、コンテンツタイプ4020と、コンテンツサイズ4030と、コンテンツの内容4040とを含む。以後、コンテンツの識別情報として、コンテンツ所在情報4000とコンテンツファイル名4010をと合わせて、コンテンツURL4050と呼ぶ。
図6に、コンテンツ要求ユーザ端末からコンテンツを要求する方法を示す。コンテンツを取得するために、ユーザは、ユーザID1001を送信して、付加情報サーバ103より認証を受けてログインを行う。ログイン作業を行ったユーザは、コンテンツ要求ユーザ端末102から付加情報サーバ103に対して、コンテンツ要求情報を送信する。コンテンツ要求情報は、ユーザID1001と要求するコンテンツURL4050とを含む。
付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130は、コンテンツ要求ユーザ端末102から送信されたコンテンツURL4050をコンテンツサーバ104へ送信する。コンテンツサーバ104は、受信したコンテンツURL4050をコンテンツファイル221に含まれるファイルの中から検索して抽出し、コンテンツURL4050と一致するURL情報を有するコンテンツ4060を、付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130へ返信する(S602)。
次に、付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130は、ユーザID1001をユーザ管理機能131に送信する。ユーザ管理機能131は、ユーザ情報ファイル211からユーザID1001に対応するユーザの属性情報および関係情報等(1010〜1030)をコンテンツ情報送受信機能130へ返信する(S604)。
付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130は、ユーザID1001と、コンテンツURL4050と、ステップS604で受信したユーザの属性情報および関係情報等とを付加情報対応付け管理機能132に送信する。付加情報対応付け管理機能132は、後述するフローに従って、ユーザに公開する付加情報ID2040の選択、抽出を行い、抽出された付加情報ID2040を付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130に送信する(S606)。
ステップS606において抽出された付加情報ID2040を、付加情報対応付け管理機能132に送信し、対応する付加情報を付加情報ファイル213から検索して抽出し、付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130に返信する(S608)。付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130は、ステップS602で抽出されたコンテンツ4060と、ステップS608で抽出された付加情報3010とをコンテンツ要求ユーザ端末102に送信し、公開する(S610)。
図7を参照して、付加情報を公開する際に各ファイルのデータをどのように用いるか説明する。付加情報の選択に用いる情報は、付加情報対応付け管理ファイル212に記述されている付加情報公開条件2020および付加情報対象コンテンツURL2000と、コンテンツを要求するユーザのユーザID1001と、情報公開条件のマトリクス350である。図8に、付加情報の情報公開条件のマトリクスの一例を示す。情報公開条件のマトリクス350は、付加情報と付与されたコンテンツとの関係5100と、付加情報公開条件5200と、付加情報の公開状況5300とから構成されている。これらの情報を用いて、付加情報対応付け管理機能132は、公開する付加情報IDの検索を行う。検索された付加情報IDを用いて、付加情報ファイル213から付加情報を検索し、抽出した付加情報をユーザに送信するか、または検索の結果、公開する情報がないことを示す付加情報NGという情報370をユーザに送信する。
図9に、付加情報対応付け管理機能132が、公開する付加情報を選択する方法を示す。選択に必要な情報は、コンテンツファイル221のコンテンツURL4050と、ユーザ情報ファイル211のユーザID1001と、ユーザの属性情報および関係情報等(1010〜1030)である。最初に、コンテンツURL4050を用いて、付加情報対応付け管理ファイル212を検索し、コンテンツURL4050と付加情報対象コンテンツURL2000とが一致した付加情報の公開条件を検索して抽出する。(S702)。ここで一致するURLを有するという条件に該当するものがあれば、選択された付加情報公開条件2020を検索する(S704)。
公開条件が不特定ユーザであれば、付加情報対応付け管理ファイル212の中のコンテンツ種別2010を調査する(S706)。コンテンツ種別2010が、オリジナルコンテンツまたはコンテンツの内容が類似している関連コンテンツであれば公開する。その他の関連コンテンツであれば、付加情報の登録ユーザとコンテンツ要求ユーザとが、親密な関係にあるか否かを、ユーザ情報ファイル211のユーザの関係情報1030に基づいて判断し(S708)、親密な関係にあるユーザであれば公開し、そうでない場合は非公開とする。
公開条件が特定ユーザであれば、コンテンツ要求ユーザのユーザIDが公開条件に指定されているか否かを判断し(S710)、指定されていれば公開し、そうでない場合は非公開とする。公開条件が本人であれば、コンテンツ要求ユーザのユーザIDが付加情報登録ユーザのユーザIDと等しいか否かを判断し(S712)、等しければ公開し、そうでなければ非公開とする。
図10に、付加情報登録ユーザ端末から付加情報を登録する方法を示す。ログイン作業を行ったユーザは、付加情報登録ユーザ端末101から付加情報サーバ103のコンテンツ情報送受信機能130に対して、付加情報登録情報を送信する(S802)。付加情報登録情報は、付加情報の内容3010と、付加情報が付与された付加情報対象コンテンツURL2000と、付加情報公開条件2020とを含む。
コンテンツ情報送受信機能130に送信された付加情報の内容3010と、付加情報対象コンテンツURL2000と、付加情報公開条件2020とを付与情報対応付け管理機能132に送信する。付加情報対応付け管理機能132は、付加情報ファイル213を参照して、新たに付加情報ID2040を払い出し、付加情報ID2040と付加情報の内容3010と、付加情報対象コンテンツURL2000と、付加情報公開条件2020とを対応付けて付加情報ファイル213に格納する(S804)。
次に、コンテンツ情報送受信機能130は、付加情報対応付け管理機能132からへ送信された付加情報公開条件2020をチェックする(S806)。付加情報公開条件2020が特定ユーザに指定されていた場合には、ユーザ管理機能131に、付加情報公開条件2020に含まれる公開先のユーザIDを送信する。公開先に指定されているユーザIDが、ユーザ情報ファイル211に登録されているか否かのチェックを行う。チェック結果は、コンテンツ情報送受信機能130に返信される。未登録のユーザIDであった場合には、公開先ユーザIDと付加情報対象コンテンツURL2000をメール送信機能134に送信する。メール送信機能134は、公開先ユーザIDに、電子メールを用いて付加情報の通達を行う(S808)。
公開条件が特定ユーザ、かつ公開するユーザが未登録ユーザでない場合には、付加情報の対応付けの拡張先となる関連コンテンツの検索を行う。関連コンテンツの検索方法の一例を以下に説明する。オリジナルコンテンツが論理的なファイル構造を保持している場合に、付加情報対象コンテンツURL2000を関連コンテンツ検索機能133に送信する。関連コンテンツ検索機能133は、オリジナルコンテンツの論理的な構造に関連のあるコンテンツ、例えばオリジナルコンテンツの上位または並列関係にあるコンテンツを関連コンテンツとして、付加情報の対応付けの拡張先とし、新たに追加された関連コンテンツのURL2100を、コンテンツ情報送受信機能130に送信する(S810)。
また、関連コンテンツ検索の他の方法として以下の方法も考えられる。コンテンツ情報送受信機能130は、付加情報対象コンテンツURL2000と付加情報ID2040とを、関連コンテンツ検索機能133に送信する。関連コンテンツ検索機能133は、送信された付加情報対象コンテンツURL2000を用いて、コンテンツサーバ104からコンテンツ4060を抽出し、コンテンツの内容の意味解析を行う(S812)。付加情報対応付け管理機能132は、意味解析によって得られたコンテンツの内容と、付加情報対応付け管理機能132の付加情報ファイル213が保持している過去に付加情報が付与されたコンテンツの内容との照会を行う。付加情報対象コンテンツURL2000のコンテンツと類似した内容を有する関連コンテンツのURLを検索して抽出し、コンテンツ情報送受信機能130に送信する(S814)。
ステップS810〜S814を通じて発見された関連コンテンツのURL2100と、オリジナルコンテンツ2000と、付加情報ID2040と、付加情報公開条件2020とを、付加情報対応付け関連機能132の付加情報対応付け管理ファイル212に格納する。これらの情報は、新たに対応付けを行って付加情報対応付け管理ファイル212に格納される(S816)。このとき、発見された関連コンテンツに対して、オリジナルコンテンツに付与されていた付加情報が対応付けられるとともに、発見された関連コンテンツに付与されていた付加情報が、付加情報公開条件に応じてオリジナルコンテンツに対応付けられる。
ステップS810〜S814で説明した関連コンテンツの検索と、ステップS816における付加情報の対応付けとについて、図11を参照して説明する。付加情報ファイル213中のURL1に対して、ユーザAにより付加情報が付与され、その関連コンテンツを検索する。URL1の情報の一例を、コンテンツファイル221aに示す。URL1と類似した内容を有するコンテンツを見つけ出すひとつの方法は、図10のステップS810で示した論理的な構造を用いて見つけ出す方法である。ここでは、例としてURL1の上位ディレクトリにあるURL2を抽出する。URL2の情報は、コンテンツファイル221bである。
また、図5のステップS812,S814で示した、関連した内容を有するコンテンツを見つけ出す方法の場合には、コンテンツファイル221aの中からコンテンツURL4050において同一キーワードが含まれるか(類似性判断例1)、コンテンツ内容4040で示される内容が類似しているか(類似性判断例2)のどちらかの条件が当てはまるものを抽出する。このようにして、抽出されたコンテンツの1つを、URL1に対して関連したコンテンツとしてURL3とする。このようにして、URL1と関連付けられたURL2、URL3を付加情報対応付け管理ファイル212に追加すると、新たな対応付けが行われたことになる。
コンテンツ配信システムの実施例として、インターネット上で公開されているニュースに対する付加情報の付与を考える。インターネット上の各種ニュースサイトにおいて、内容が類似したニュースが公開されている場合の、付加情報とコンテンツの対応付けについて以下で述べる。
図12に、インターネット上で公開されているニュースサイト710,720に含まれているコンテンツと、コンテンツに付与された付加情報の対応付けの変化の様子を示す。インターネット上のニュースサイト710には、ニュース712、ニュース713、ニュース714が含まれ、ニュースサイト720には、ニュース722が含まれている。ニュース712とニュース722の内容は、関連しているとする。ここで、ユーザ701が、ニュース712に対して付加情報702を付与し、付加情報の公開条件を不特定多数と設定した場合を考える。新たに付加情報702とコンテンツを対応付ける際に、ニュース712に含まれる文章の言語解析を行い、新しく付加情報を対応付ける候補となるニュース722の言語解析を行う。2つのニュースの内容が類似していると判断されれば、ニュース722をニュース712と関連したコンテンツとして抽出することができる。この結果、付加情報702は、図12の矢印731で示されるように、ニュース722とも新しく対応付けられる。
また、関連コンテンツの抽出方法として、ニュース712が格納されている論理的なファイル構造、一例としてディレクトリ構造を用いる場合を考える。ここでは、オリジナルコンテンツの上位ディレクトリに存在するコンテンツを、関連コンテンツとして扱う場合について述べる。この方法によって、ニュースサイト710中に含まれており、ニュース712より上位ディレクトリにあるニュース713とニュース714が、ニュース712と関連したコンテンツとして抽出される。図12の矢印732,733で示されるように、付加情報702は、新たにニュース713やニュース714と対応付けられる。
図13に、ユーザ701と親密な関係にないユーザ703が閲覧することができるコンテンツの範囲を示す。ユーザ703が、ニュース712の閲覧要求を行った場合、付加情報702の付加情報公開条件が不特定多数に設定されていると、ユーザ703は、ニュース712と付加情報702とを閲覧することができる。ユーザ703が、ニュース722の閲覧要求を行った場合には、公開するか否かが判断され、公開する場合にはニュース722と付加情報702とを閲覧することができる。ユーザ703が、ニュース713やニュース714の閲覧要求を行った場合には、図9のステップS708で説明したように、付加情報702を閲覧することはできない。
図14に、ユーザ701と親密な関係にあるユーザ704が閲覧することができるコンテンツの範囲を示す。ユーザ704が、ニュース712やニュース722などの閲覧要求を行った場合は、図13と同様に閲覧することができる。ユーザ704が、ニュース713やニュース714を閲覧要求を行った場合には、図9のステップS708で説明したように、付加情報702を閲覧することができる。
コンテンツ配信システムの実施例として、バナー広告への付加情報付与システムが考えられる。バナー広告への付加情報付与システムとは、インターネット上のコンテンツに表示されているバナー広告に対して、ユーザが付加情報を付与し、その付与された付加情報を他のユーザがバナー広告を表示させる場合に同時に閲覧することができるシステムである。また、バナー広告に付与された付加情報を、最初に付加情報を付与したバナー広告だけでなく、関連したバナー広告にも付与して対応付けを行い、ユーザに公開されるシステムである。
図15に、バナー広告に対する付加情報の公開方法を示す。ユーザ1100が、表示されたバナー広告1110に対して、付加情報1111を付与したとする。次に、ユーザ1101がユーザ端末1104からログインし、コンテンツを要求した際に、このコンテンツに含まれるバナー広告1110を、付加情報サーバ1102を通じて広告サーバ1103へ要求する。付加情報サーバ1102は、自サーバ内に含まれる付加情報管理サーバからバナー広告1110に対して付加情報の検索を行い、付加情報1111を抽出する。広告サーバ1103から、バナー広告1110が付加情報サーバ1102に配信され、付加情報サーバ1102から、ユーザ1101のユーザ端末1104に対してバナー広告1110と付加情報1111の配信を行う。ユーザ1101は、ユーザ1100が付与した付加情報1111を閲覧することができる。
図16に、バナー広告に対する付加情報を、公開されている付加情報に優先して公開する方法を示す。ユーザ自身に公開されている付加情報を付加情報サーバに問い合わせて、ユーザ自身が公開の対象となっている付加情報と、この付加情報に対応するバナー広告から優先的に閲覧する公開方法について記した図である。ユーザ1200が、表示されたバナー広告1210に対して、付加情報1211を付与し、公開するユーザとしてユーザ1201を指定した場合を考える。ユーザ1201は、自身が公開ユーザとして指定されている付加情報の閲覧要求を、ユーザ端末1204から付加情報サーバ1202に行う。付加情報サーバ1202は、ユーザ1201が公開ユーザとして指定されている付加情報を検索し、検索の結果、バナー広告1210に対して付与された付加情報1211が抽出される。付加情報サーバ1202は、バナー広告1210を広告サーバ1203に対して要求し、広告サーバ1203は要求に対してバナー広告1210を付加情報サーバ1202に配信する。付加情報サーバ1202は、付加情報1211とバナー広告1210とをあわせてユーザ1201のユーザ端末1204へ配信して表示させる。
コンテンツ配信システムの実施例として、ユーザの属性情報を用いて付加情報の公開を行う方法を図17に示す。ユーザ1300が付加情報1303をコンテンツ1304に対して付与し、付加情報1303の公開条件1310を「不特定多数」「東京都在住ユーザ」と条件指定した場合を考える。また、コンテンツ1304の内容が、「東京の病院」に関するコンテンツであったとする。このとき、付加情報を閲覧するユーザの属性情報、この場合はユーザの住所の情報を用いて、ユーザ1300が付与した付加情報の公開先を制限することができる。例えば、東京都に住んでいるユーザ1301は、東京都の病院について記されたコンテンツ1304とそれに対して付与された付加情報1303を閲覧することができる。一方、例えば北海道に住んでいるユーザ1302は、公開条件と適合しないために、付加情報1303を閲覧することができない。このように属性情報を用いた付加情報の公開を行うこともできる。
本発明の一実施形態にかかるコンテンツ配信システムの構成を示すブロック図である。 付加情報サーバのユーザ情報ファイルの一例を示す図である。 付加情報サーバの付加情報対応付け管理ファイルの一例を示す図である。 付加情報サーバの付加情報ファイルの一例を示す図である。 コンテンツサーバのコンテンツファイルの一例を示す図である。 コンテンツ要求ユーザ端末からコンテンツを要求する方法を示すシーケンス図である。 付加情報をユーザに公開する際の各ファイルのデータの利用方法を示す図である。 付加情報の情報公開条件のマトリクスの一例を示す図である。 公開する付加情報を選択する方法を示すシーケンス図である。 付加情報登録ユーザ端末から付加情報を登録する方法を示すシーケンス図である。 関連コンテンツの検索における各ファイルのデータの利用方法を示す図である。 ニュースサイトにおける付加情報とコンテンツの対応付けを示す図である。 付加情報を記述したユーザと親密な関係にないユーザが閲覧することができるコンテンツの範囲を示す図である。 付加情報を記述したユーザと親密な関係にあるユーザが閲覧することができるコンテンツの範囲を示す図である。 バナー広告に対する付加情報の公開方法を示す図である。 バナー広告に対する付加情報を、公開されている付加情報に優先して公開する方法を示す図である。 コンテンツを要求するユーザの属性に応じた付加情報の公開方法を示す図である。
符号の説明
101 付加情報登録ユーザ端末
102 コンテンツ要求ユーザ端末
103 付加情報サーバ
104 コンテンツサーバ
105 インターネット
110,120 ブラウザ
130 コンテンツ情報送受信機能
131 ユーザ管理機能
132 付加情報対応付け管理機能
133 関連コンテンツ検索機能
134 メール送信機能
140 コンテンツ配信機能
211 ユーザ情報ファイル
212 付加情報対応付け管理ファイル
213 付加情報ファイル
221 コンテンツファイル

Claims (3)

  1. コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与するための付加情報装置が、前記コンテンツとともに配信する付加情報を抽出するコンテンツ付加情報配信方法において、
    前記付加情報装置は、ユーザ間の関係を示す情報を含むユーザ情報データと、付加情報を登録する第1のユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報および付加情報公開条件を前記付加情報を識別する付加情報IDに対応付けて格納した付加情報データと、前記付加情報ID、前記第1コンテンツの識別情報、前記第1コンテンツのコンテンツ種別および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データと、コンテンツ種別、前記付加情報公開条件前記ユーザ間の関係に基づく公開条件および付加情報を公開するか否かを記す付加情報公開状況を含むマトリクス情報とを格納する記憶手段と、
    前記第1コンテンツの識別情報に含まれるキーワードと、同じキーワードまたは同義語として扱われるキーワードを含む識別情報を有するコンテンツ、および前記第1コンテンツの内容の意味解析によって得られた結果と類似する内容を有するコンテンツを、コンテンツ種別をコンテンツの内容が類似している関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納し、前記第1コンテンツに対して、論理的な構造において関連のあるコンテンツを、コンテンツ種別をその他の関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納する関連コンテンツ検索手段とを有し、
    前記付加情報装置のユーザ管理手段が、コンテンツを要求する第2のユーザの端末から、前記第1コンテンツを要求するコンテンツ要求情報を受信し、前記第2のユーザに対応する前記ユーザ情報データを抽出する第1ステップと、
    前記付加情報装置の付加情報対応付け管理手段が、前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツの識別情報に基づいて前記付加情報対応付け管理データを抽出し、抽出した付加情報対応付け管理データに含まれる前記第1コンテンツおよび前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツに対応するコンテンツ種別、付加情報公開条件および付加情報IDを特定する第2ステップと、
    前記付加情報対応付け管理手段が、前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データの前記付加情報に対応する付加情報公開条件が不特定ユーザであれば、前記マトリクス情報の前記付加情報公開条件が不特定ユーザであり前記マトリクス情報の前記コンテンツ種別が前記第2ステップで特定された付加情報対応付け管理データのコンテンツ種別と合致しかつ前記マトリクスの情報の前記ユーザ間の関係に基づく公開条件が前記第1ステップで抽出されたユーザ情報データの前記ユーザ間の関係を示す情報に含まれる前記第1および第2のユーザ間の関係と合致する、前記マトリクス情報の付加情報公開状況を参照し、公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定するサブステップ前記第2ステップで特定された付加情報IDを用いて前記付加情報データから、公開の対象となる付加情報を抽出するサブステップおよび前記付加情報装置から前記第1コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを、前記第2のユーザの端末に配信するサブステップを含む第3ステップと
    を備えたことを特徴とするコンテンツ付加情報配信方法。
  2. 前記ユーザ管理手段が、前記第1のユーザと前記第2のユーザとの関係を、前記ユーザ間の関係を示す情報として、前記ユーザ情報データに格納する第ステップをさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載のコンテンツ付加情報配信方法。
  3. コンテンツサーバからユーザに配信されるコンテンツに対して付加情報を付与し、前記コンテンツとともに配信するための付加情報装置において、
    ユーザ間の関係を示す情報を含むユーザ情報データと、付加情報を登録する第1のユーザが第1コンテンツに対して付与した付加情報および付加情報公開条件を前記付加情報を識別する付加情報IDに対応付けて格納した付加情報データと、前記付加情報ID、前記第1コンテンツの識別情報、前記第1コンテンツのコンテンツ種別および前記付加情報公開条件が対応付けられた付加情報対応付け管理データと、コンテンツ種別、前記付加情報公開条件前記ユーザ間の関係に基づく公開条件および付加情報を公開するか否かを記す付加情報公開状況を含むマトリクス情報とを格納する記憶手段と、
    前記第1コンテンツの識別情報に含まれるキーワードと、同じキーワードまたは同義語として扱われるキーワードを含む識別情報を有するコンテンツ、および前記第1コンテンツの内容の意味解析によって得られた結果と類似する内容を有するコンテンツを、コンテンツ種別をコンテンツの内容が類似している関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納し、前記第1コンテンツに対して、論理的な構造において関連のあるコンテンツを、コンテンツ種別をその他の関連コンテンツとして抽出して前記付加情報対応付け管理データに格納する関連コンテンツ検索手段と、
    コンテンツを要求する第2のユーザの端末から、前記第1コンテンツを要求するコンテンツ要求情報を受信し、前記第2のユーザに対応する前記ユーザ情報データを抽出するユーザ管理手段と、
    前記コンテンツ要求情報に含まれるコンテンツの識別情報に基づいて前記付加情報対応付け管理データを抽出し、抽出した付加情報対応付け管理データに含まれる前記第1コンテンツおよび前記第1コンテンツに関連した1または複数の関連コンテンツに対応するコンテンツ種別、付加情報公開条件および付加情報IDを特定し、前記付加情報対応付け管理データの前記付加情報に対応する付加情報公開条件が不特定ユーザであれば、前記マトリクス情報の前記付加情報公開条件が不特定ユーザであり前記マトリクス情報の前記コンテンツ種別が前記付加情報対応付け管理データのコンテンツ種別と合致しかつ前記マトリクスの情報の前記ユーザ間の関係に基づく公開条件が前記ユーザ管理手段で抽出されたユーザ情報データの前記ユーザ間の関係を示す情報に含まれる前記第1および第2のユーザ間の関係と合致する、前記マトリクス情報の付加情報公開状況を参照し、公開の対象となる付加情報の公開の可否を決定し、前記付加情報IDを用いて前記付加情報データから、公開の対象となる付加情報を抽出することにより、前記第1コンテンツと前記公開の対象となる付加情報とを、前記第2のユーザの端末に配信する付加情報対応付け管理手段と
    を備えたことを特徴とする付加情報装置。
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