JP4781225B2 - キャスタ及びキャスタ付き物品 - Google Patents
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Description
車輪1’の回転中心線C2’を含んで上下方向軸4’の回転中心線4c’に平行な面と該回転中心線4c’とは距離X’隔たっている。
車輪と、
該車輪を車輪軸にて回転可能に支持するとともに上方へ延び上がった車輪支持フレームと、
該車輪支持フレームの上端部に前記車輪軸と平行な第1軸にて該車輪支持フレームに対し相対的に回動可能に連結された上部フレームと、
前記第1軸と前記車輪の外周面との間に前記車輪軸と平行に配置され、前記上部フレームに支持された第2軸と、
該第2軸に一方向クラッチを介して支持され、前記第1軸と前記車輪の外周面との間に配置された制動輪とを備えたキャスタを提供する。
上部フレームをキャスタ取付け対象物品に取り付けるにあたっては上部フレームを直接ボルト留め等により該物品に取り付けてもよいが、例えば上部フレームに立設した上下方向軸、或いは上部フレームから例えば横方向へ突設させた部材に立設した上下方向軸を用いて、その軸を中心に回動可能にキャスタ取付け対象物品に取り付けてもよい。
図1に示すキャスタCAは、車輪1を備えている。車輪1はハブ部11とその周囲のリム部12と該ハブ部及びリム部間をつなぐスポーク相当の板状部分13を含んでおり、リム部12の外周に外輪14が嵌着されている。板状部分13は両側面に強度保持のための凹凸を有している。
該バネ機構は巻きバネ63を含んでいる。巻きバネ63は一端部が前記車輪支持フレーム2の連結棒21の下面側で支持され、そこから延びて第1軸61を周回して他端部が上部フレーム6の上端部である平坦板状部分の内側下面のうち面6bで支持されている。すなわち、この巻きバネ63、その端部を支持する連結棒21及び上部フレーム6の部分並びに第1軸61はバネ機構を構成している。
制動輪65は少なくとも外周層が圧縮可能の弾性材料(例えばゴム)で形成されている。
図1に示すように、バネ63の付勢力も手伝って車輪支持フレーム2が上部フレーム6に対して第1位置をとっているときは、車輪1から僅かに離隔している。
なお、第1軸61の中心は、図5に示すように、車輪1を乗り上げさせようとする凸段差部fと車輪1との接触位置C3と車軸中心C1とを結ぶ線1cより前方側に位置していることが望ましい。
また、このとき凸段差部fと車輪1との接触位置C3から車軸10へ向かう反力R3の上向き分力はU3となり、両反力方向がなす角度はθ3(<θ1)となり、分力U3に相当する大きい力で車輪1が凸段差部fに容易にさらに乗り上がるようになる。
1 車輪
10 車輪軸
11 ハブ部
12 リム部
13 スポーク相当の板状部分
14 外輪
2 車輪支持フレーム
2a 第1当接部
2b 第2当接部
21、22 連結棒
6 上部フレーム
6a 第1ストッパ
6b 第2ストッパ
60 開口
61 第1軸
62 第2軸
63 巻きバネ
B1、B2 ボルト
s スペーサ
C1 第1軸61の中心線
C2 車輪軸10の中心線
C3 車輪と凸段差部との接触位置
64 一方向クラッチ
65 制動輪
3 アーム部材
31 軸受け部
4 上下方向軸
5 取付け部材
51 ボルト通し孔
10 手押し車
101 荷台
102 手押し用アーム
W 荷物
F キャスタ走行路
f 凸段差部
Claims (3)
- 車輪と、
該車輪を車輪軸にて回転可能に支持するとともに上方へ延び上がった車輪支持フレームと、
該車輪支持フレームの上端部に前記車輪軸と平行な第1軸にて該車輪支持フレームに対し相対的に回動可能に連結された上部フレームと、
前記第1軸と前記車輪の外周面との間に前記車輪軸と平行に配置され、前記上部フレームに支持された第2軸と、
該第2軸に一方向クラッチを介して支持され、前記第1軸と前記車輪の外周面との間に配置された制動輪とを備えており、
前記上部フレームは前記車輪支持フレームの該上部フレームに対する相対的回動を停止させるための第1ストッパ及び第2ストッパを備えており、
前記車輪支持フレームは前記上部フレームの第1ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第1位置におくための第1当接部と、該上部フレームの第2ストッパに当接して該車輪支持フレームを該上部フレームに対する第2位置におくための第2当接部とを備えており、
前記制動輪は、前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとるときは前記車輪外周面から離隔しており、該車輪支持フレームが該上部フレームに対し該第1位置より前記第2位置をとる方向へ相対回動すると該第2位置をとるときも含め前記車輪外周面に接触して前記一方向クラッチにより該車輪の正転及びそれに伴う自身の回転は許すが該車輪の逆転及びそれに伴う自身の回転を阻止できるものであり、
前記車輪支持フレームが前記上部フレームに対し前記第1位置をとる状態で前記車輪を前進させようとする目的方向に該目的方向において前記車輪軸の回転中心線より後方に前記第1軸の中心線が位置する状態で平坦走行路に沿って正転させつつ前進させることができ、該車輪の正転前進において該車輪が前記平坦走行路に対する凸段差部に行き当たると、該凸段差部に該車輪が接触している状態で前記上部フレームを前記目的方向にさらに進めることで前記車輪支持フレームを該上部フレームに対し前記第1位置から第2位置をとる方向へ相対的に後方回動させて前記制動輪を前記車輪外周面に接触させることができ、該制動輪が該車輪外周面に接触している状態でさらに前記上部フレームを目的方向に進めることで該車輪支持フレームを該上部フレームに対し相対的に後方回動させつつ該車輪を該凸段差部に乗り上げ開始させることができ、該車輪支持フレームの後方回動により該車輪支持フレームが該上部フレームに対する第2位置をとると、該車輪が前記制動輪による逆転阻止状態で正転可能となり、該車輪が前記凸段差部に乗り上がると該車輪支持フレームが前記上部フレームに対する前記第1位置をとることができることを特徴とするキャスタ。 - 前記車輪支持フレームと前記上部フレームとを前記第1軸を中心とする互いに反対の回動方向へ付勢するバネ機構を備えており、該バネ機構は、該車輪支持フレーム及び該上部フレームを該車輪支持フレームの前記第1当接部が該上部フレームの前記第1ストッパに当接する方向に付勢している請求項1記載のキャスタ。
- 請求項1又は2記載のキャスタを備えたことを特徴とするキャスタ付き物品。
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