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JP4777836B2 - 下着 - Google Patents

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JP4777836B2 JP2006184397A JP2006184397A JP4777836B2 JP 4777836 B2 JP4777836 B2 JP 4777836B2 JP 2006184397 A JP2006184397 A JP 2006184397A JP 2006184397 A JP2006184397 A JP 2006184397A JP 4777836 B2 JP4777836 B2 JP 4777836B2
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本発明は、ブラジャーの上下縁のような外周縁に湾曲部を設けた下着に関する。
一般的に、ショートガードル、ショーツ等の脚口や、ブラジャーのカップ上縁等は、身体形状に合わせて湾曲している。
下着の湾曲した外周縁を形成するには、生地を湾曲するよう裁断して端処理を施し、細いテープ状のレースを外周縁に沿って装着するか、あるいは、レース生地をそのスカラー縁が下着外周縁に一致するよう裁断して縫製していた。
しかし、生地を裁断した後に端処理を行うのは面倒であるばかりか、見栄えも良くない。また、端縁にほつれ止めの端処理を施した生地も知られているが、このような端縁は直線状であって下着の湾曲した外周縁に利用することはできない。
一方、レース生地で仕立てた下着は、テープ状のレースを取り付けた下着に比べて豪華であり、高級下着として好まれている。
ところが、通常のレース生地のスカラー縁は、山部と谷部を非常に狭い幅で繰り返して波形としてあり、また、山部と谷部の高さの差も小さいので、波形の形状をそのまま利用して、ヒップ被りの大きいショーツの脚口や、ブラジャーカップの円弧状の周縁を形成することはできなかった。
このようなレース生地のスカラー縁を利用して下着の外周縁をなだらかに湾曲させるには、多数の布を接ぎ合わせなければならず、パターンの数が多くなって裁断・縫製が面倒であり、縫い目が皮膚に当たって不快感を与える心配があった。
また、従来、面状レース素材のスカラー部によって端部を形成したカップを有するブラジャーが公知である(特許文献1参照)。
しかし、上記レース素材のスカラー部は波形のピッチが狭く、このレース素材を用いたブラジャーも、カップ上縁の直線部分をレース素材のスカラー部で形成しただけであって、波形を構成する山部と谷部の湾曲を利用して、円弧状に膨出したカップ上縁を形成したものではなかった。
特許第3703408号公報
本発明が解決しようとする課題は、美しくて高級感があり、裁断や縫製が簡単で、縫い目が肌に当たりにくくて着用感が良好な下着を提供することにある。
本願請求項1に係る発明は、外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、前記部材は、山部と谷部とが繰り返し連続して湾曲したスカラー部を有する生地で構成され、ブラジャーのカップの表面を覆う表布であり、前記部材の前記スカラー部の山部の湾曲が前記カップの上縁の湾曲部と一致するように、前記部材をモールド加工によって椀形に膨隆させて形成した表布とされ、前記ブラジャーの各カップそれぞれを前記表布1枚で覆っていることを特徴とする下着である。
また、請求項2に係る発明は、外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、前記部材は、ブラジャーのカップおよびベースを覆う表布であり、前記部材は、前記ブラジャーのカップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーのベース部の下縁の湾曲部と同じ形状のスカラー部がそれぞれ編み立て方向に沿って形成され、前記カップの上縁中央寄りの湾曲部がスカラー部の山形の湾曲で形成され、かつ、ベース部の下縁の湾曲部がスカラー部の山形の湾曲で形成されるように、前記部材をモールド加工によって椀形に膨隆させて形成した表布とされ、左右のカップおよびベース部の片側に対してそれぞれ1枚の前記表布で覆うことによって、左右のカップおよびベース部を覆っていることを特徴とした下着である。
請求項3に係る発明は、外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、前記部材は、ブラジャーのベース部、カップおよび背部バンド部を覆う表布であり、前記部材は、前記ブラジャーに対する上辺がカップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲するとともに、上辺の他の辺は前記カップの上縁脇寄りから背部バンドの上縁に駆けての湾曲部と同形状に湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーに対する下辺をリピート幅が狭い形状のスカラー部を有し、前記部材の上辺の湾曲部のスカラー部がブラジャーの上縁の山形の湾曲部で形成され、下辺のスカラー部がブラジャーの下縁を形成されるように、モールド加工によって、カップに相当する部分を椀形に膨隆させて形成した表布とされ、左右のカップ、ベース部及び背部バンド部の片側に対してそれぞれ1枚の前記表布で覆うことによって、左右のカップ、ベース部及び背部バンド部を覆っていることを特徴とした下着である。
請求項4に係る発明は、外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、前記部材は、ブラジャーのベース部、カップおよび背部バンド部を覆う表布であり、前記部材は、前記ブラジャーに対する上辺が各カップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲するとともに、上辺の他の辺は前記カップの上縁脇寄りから背部バンドの上縁に駆けての湾曲部と同形状に湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーに対する下辺をリピート幅が狭い形状のスカラー部を有し、前記部材の上辺の湾曲部のスカラー部がブラジャーの上縁の山形の湾曲部で形成され、下辺のスカラー部がブラジャーの下縁を形成されるように、モールド加工によって、2つのカップに相当する部分を椀形に膨隆させて形成した表布とされ、左右のカップ、ベース部及び背部バンド部を1枚の前記表布で覆っていることを特徴とした下着である。
近年、レース生地のスカラー部の波形を、非常に広いリピート幅で繰り返し、且つ、波形の山部と谷部の差を大きくできる編機が開発されている(ドイツ、カール・マイヤー社製、TL31/1/24,TL66/1/36,JL95/1等)。このような編機を用いると、下着外周縁の湾曲部に合わせて湾曲したスカラー部を有する生地を編むことができる。
また、編機TL66/1/36を用いると、ラッセル生地のスカラー部を大きく湾曲させることができる。
本発明によれば、下着外周縁の湾曲部を形成するために多数の生地片を接ぎあわせる必要が無いので、パターン数が少なくて済み、裁断や縫製に要する手間を省くことができ、縫い目がごろついて不快感を与えることもない。
下着は、外周縁に湾曲部を有する部材を備える。この部材は、山部と谷部とが繰り返し連続して湾曲したスカラー部を有する生地を素材とする。部材外周縁の湾曲部は、生地のスカラー部の湾曲をそのまま利用して形成されている。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、ショートガードルである実施例1を示す。図1は、ショートガードルの正面図、図2は、ショートガードルの素材となるレース生地上のパターン図である。
図1に示すように、ショートガードルは、レース生地を素材として一体に形成した前身頃1及び後身頃2と、前中央部に配置される腹部押さえ片1aとを接合して成る。
また、前身頃1の下縁と後身頃2の下縁とで構成されるショートガードルの脚口3は、後身頃2側で下方に凸に湾曲しており、ヒップの被りを充分に深く取ってある。
図2に示すように、前身頃1及び後身頃2の素材となるレース生地Aは、伸縮糸を経編みしたものであり、山部と谷部とを繰り返し連続した波形のスカラー部4が編み立て方向に沿って形成されている。
また、このレース生地Aは、スカラー部4の谷部から山部へかけての湾曲が脚口3の湾曲部と一致するよう編成してある。
そして、脚口3となる前身頃1及び後身頃2の下縁がスカラー部4の湾曲で形成されるよう、破線で示す背部中心線C及び切断線Dに沿ってレース生地Aを裁断することにより、片側の前身ごろ1及び後身頃2を1枚のレース生地片で形成することができる。なお、裁断後、モールド加工によってヒップの盛り上がり部分を膨隆させてもよい。
その後、左右の後身頃2を背部中心線Cで接ぎ、前身頃1の側縁に腹部押さえ片1aの両側縁を縫い合わせてショートガードルとする。
なお、ラッセル生地の場合、後身頃2を背部中心線Cで2枚に分離せず、左右連続した1枚の部材として、裁断・縫製の手間を省くこともできる。
図3及び図4は実施例2を示し、図3は、ショートガードルの背面図、図4は、レース生地上のパターン図である。
図3に示すように、後身頃2の上部2aは弾性糸を使った伸縮布で形成し、後身頃2の下部2bをレース生地片で形成してある。
後身頃2の下部2bは、脇縫い側に向かって次第に幅広くなっており、脚口3を構成する下部2bの下縁は、下方に凸に湾曲している。
図4に示すように、後身頃2の下部2bの素材となるレース生地Aは、下部2bの下縁の湾曲部に対応して湾曲したスカラー部4と、下部2bの上縁の湾曲部に対応して湾曲したスカラー部4’を有し、スカラー部4とスカラー部4’との距離は、下部2bの幅に相当するよう形成してある。
従って、レース生地Aを破線で示す切断線Eに沿って所定長さに切断するだけで下部2bが形成され、これを上部2aの下端に縫着することにより、脚口3となる下縁が湾曲した後身頃2が形成される。また、脚口3の前部において、継ぎ目をなくすことも可能である。
図5及び図6は、ブラジャーである実施例3を示し、図5は、ブラジャーの斜視図、図6は、レース生地上のパターン図である。
ブラジャーは、図5に示すように、ベース部5と、ベース部5の上部左右に取り付けられた一対のカップ6と、ベース部5の両側に装着された背部バンド7とを備える。
カップ6は、その上縁が円弧状に湾曲し、レース生地素材の表布8で表面が被覆されている。表布8の裏面には図示しない裏布が重合され、裏布の裏面にパッドが装着されている。
図6に示すように、表布8の素材となるレース生地Aのスカラー部4は、山部の湾曲が表布8の上縁の湾曲部と同じ形状で湾曲するよう編成されている。
そして、このレース生地Aを、モールド加工によって椀形に膨隆させた後、スカラー部4の山部の湾曲がカップ6の上縁の湾曲部と一致するように破線で示す切断線Fに沿って裁断し、接ぎ合わせることなく1枚の表布8を形成する。
形成した表布8は、左右のカップ6の表面にそれぞれ装着する。
図7及び図8は実施例4を示し、図7は、ブラジャーの斜視図、図8は、レース生地上のパターン図である。
図7に示すように、ブラジャーの左右片側において、カップ6とベース部5の表面をレース生地素材の表布8で被覆してある。
また、カップ6の上縁においてストラップ9よりも中央寄りの部分は上方へ凸に湾曲しており、ベース部5の下縁は下方へ凸に緩やかに湾曲している。
図8に示すように、表布8の素材となるレース生地Aには、山部がカップ6の上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲したスカラー部4、及び、山部がベース部5の下縁の湾曲部と同じ形状で湾曲したスカラー部4’を、それぞれ編み立て方向に沿って形成してある。
このレース生地Aを、カップ6の上縁中央寄りの湾曲部がスカラー部4の山部の湾曲で形成されると共に、ベース部5の下縁の湾曲部がスカラー部4’の山部の湾曲で形成されるよう、モールド加工によって椀形に膨隆させた後、スカラー部4’に沿った線で裁断し、さらに、破線で示す切断線Gに沿って裁断して、一方のカップ6及びベース部5の片側を覆う表布8を形成する。
さらに、左右対称に形成した2枚の表布8をセンターで接ぎ合わせる。
なお、2枚の表布8の接合に要する手間を省くために、左右のカップ6及びベース部5の表面を1枚の表布8で被覆することもできる。
図9及び図10は実施例5を示し、図9は、ブラジャーの斜視図、図10は、レース生地上のパターン図である。
図9に示すように、ブラジャーの左右片側において、ベース部5、カップ6及び背部バンド7を表布8で被覆してある。
ベース部5及び背部バンド7の下縁は直線状である。また、カップ6の上縁の中央寄りは上方へ凸に湾曲し、カップ6の上縁の脇寄りから背部バンド7の上縁にかけては、上方へ凹になだらかに湾曲している。
図10に示すように、表布8の素材となるレース生地Aは、山部の一方の辺がカップ6の上縁中央寄りの湾曲部と同形状に湾曲すると共に、他方の辺がカップ6の上縁脇寄りから背部バンド7の上縁にかけての湾曲部と同形状に湾曲したスカラー部4を有する。また、レース生地Aの編み立て方向に沿って、ほつれ止め処理を施した側縁10又はリピート幅が狭い通常のスカラー部4’が形成されている。また、この実施例では、背部バンド7の下縁部を折り返してテープを取り付けてもよい。
このレース生地Aを、ブラジャー上縁の湾曲部がスカラー部4の山部の湾曲で形成され、ブラジャーの下縁が側縁10又は通常のスカラー部で形成されるよう、モールド加工によってカップ6に相当する部分を椀形に膨隆させた後、通常のスカラー部4’に沿った線で裁断し、さらに、破線で示す切断線Hに沿って裁断して、表布8を形成する。
さらに、左右対称に形成した2枚の表布8をセンターで接ぎ合わせる。
図11及び図12は実施例6を示し、図11は、ブラジャーの斜視図、図12は、レース生地上のパターン図である。
図11に示すように、ブラジャー表面のほぼ全面を、レース生地素材の1枚の表布8で被覆してある。
ブラジャーの上下縁の形状は実施例5とほぼ同様である。
図12に示すように、表布8の素材となるレース生地Aは、カップ6の上縁に相当する2つの山部と、その両側に連なり、背部バンド7の上縁に相当する谷部とをリピート幅Lとして繰り返したスカラー部4を有する。
また、レース生地にはリピート幅Lが適宜変更可能なスカラー部4’が編み立て方向に沿って形成されている。
スカラー部4とスカラー部4’との距離はブラジャーの上下寸法に相当している。
このレース生地Aの左右カップ6に相当する部分を、モールド加工で椀形に膨隆させた後、スカラー部4’に沿った線で裁断し、さらに、ブラジャーの長さにあわせて破線で示す切断線Iに沿って切断し、表布8を形成する。
なお、一方のカップの表面を覆う表布であって、カップの上縁中央寄りの湾曲部のみをスカラー部の湾曲で形成し、他の外周縁は切断端としても良い。また、カップ、ベース部及び背部バンドの表面を覆う表布の場合に、下縁及びカップの上縁中央寄りの湾曲部のみをスカラー部の湾曲で形成し、カップの上縁脇寄り及び背部バンドの上縁を切断端とすることもできる。
さらに、上記実施例では主にレース生地を用いた場合について説明したが、本願発明はこれに限定されるものではなく、ラッセル生地においても、スカラー部が大きく湾曲したものを用いることによって、同様の作用、効果を得ることができる。
実施例1を示すショートガードルの正面図。 実施例1に係るレース生地上のパターン図。 実施例2を示すショートガードルの背面図。 実施例2に係るレース生地上のパターン図。 実施例3を示すブラジャーの斜視図。 実施例3に係るレース生地上のパターン図。 実施例4を示すブラジャーの斜視図。 実施例4に係るレース生地上のパターン図。 実施例5を示すブラジャーの斜視図。 実施例5に係るレース生地上のパターン図。 実施例6を示すブラジャーの斜視図。 実施例6に係るレース生地上のパターン図。
符号の説明
1 前身頃
1a 腹部押さえ片
2 後身頃
2a 上部
2b 下部
3 脚口
4,4’ スカラー部
5 ベース部
6 カップ
7 背部バンド
8 表布
9 ストラップ
10 側縁
A レース生地

Claims (4)

  1. 外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、
    前記部材は、山部と谷部とが繰り返し連続して湾曲したスカラー部を有する生地で構成され、ブラジャーのカップの表面を覆う表布であり、
    前記部材の前記スカラー部の山部の湾曲が前記カップの上縁の湾曲部と一致するように、前記部材をモールド加工によって椀形に膨隆させて形成した表布とされ、
    前記ブラジャーの各カップそれぞれを前記表布1枚で覆っていることを特徴とする下着。
  2. 外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、
    前記部材は、ブラジャーのカップおよびベースを覆う表布であり、
    前記部材は、前記ブラジャーのカップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーのベース部の下縁の湾曲部と同じ形状のスカラー部がそれぞれ編み立て方向に沿って形成され、
    前記カップの上縁中央寄りの湾曲部がスカラー部の山形の湾曲で形成され、かつ、ベース部の下縁の湾曲部がスカラー部の山形の湾曲で形成されるように、前記部材をモールド加工によって椀形に膨隆させて形成した表布とされ、
    左右のカップおよびベース部の片側に対してそれぞれ1枚の前記表布で覆うことによって、左右のカップおよびベース部を覆っていることを特徴とした下着。
  3. 外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、
    前記部材は、ブラジャーのベース部、カップおよび背部バンド部を覆う表布であり、
    前記部材は、前記ブラジャーに対する上辺がカップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲するとともに、上辺の他の辺は前記カップの上縁脇寄りから背部バンドの上縁に駆けての湾曲部と同形状に湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーに対する下辺をリピート幅が狭い形状のスカラー部を有し、
    前記部材の上辺の湾曲部のスカラー部がブラジャーの上縁の山形の湾曲部で形成され、下辺のスカラー部がブラジャーの下縁を形成されるように、モールド加工によって、カップに相当する部分を椀形に膨隆させて形成した表布とされ、
    左右のカップ、ベース部及び背部バンド部の片側に対してそれぞれ1枚の前記表布で覆うことによって、左右のカップ、ベース部及び背部バンド部を覆っていることを特徴とした下着。
  4. 外周縁に湾曲部を有する部材を備えた下着において、
    前記部材は、ブラジャーのベース部、カップおよび背部バンド部を覆う表布であり、
    前記部材は、前記ブラジャーに対する上辺が各カップの上縁中央寄りの湾曲部と同じ形状で湾曲するとともに、上辺の他の辺は前記カップの上縁脇寄りから背部バンドの上縁に駆けての湾曲部と同形状に湾曲したスカラー部と、前記ブラジャーに対する下辺をリピート幅が狭い形状のスカラー部を有し、
    前記部材の上辺の湾曲部のスカラー部がブラジャーの上縁の山形の湾曲部で形成され、下辺のスカラー部がブラジャーの下縁を形成されるように、モールド加工によって、2つのカップに相当する部分を椀形に膨隆させて形成した表布とされ、
    左右のカップ、ベース部及び背部バンド部を1枚の前記表布で覆っていることを特徴とした下着。
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