JP4777037B2 - 画像加熱装置 - Google Patents
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Description
(1)画像形成装置例
図1は本発明に係る電磁誘導加熱方式の画像加熱装置を画像加熱定着装置(以下、定着装置と記す)として搭載した画像形成装置の一例の概略模型図である。本例の画像形成装置は転写式電子写真プロセス利用のレーザープリンタである。
図2は画像加熱装置としての定着装置の要部の正面模型図、図3は拡大横断面模型図である。図4は定着ローラアセンブリ部分の縦断面模型図である。
符号1は誘導発熱体(像加熱部材)としての定着ローラを示す。定着ローラ1は、鉄・ニッケル・SUS430などの誘導発熱体(導電性磁性材)から形成された、肉厚が例えば0.1〜1.5mm程度の円筒状のローラである。一般に、その外周表面に、フッ素樹脂等の離型層、あるいは弾性層と離型層等を形成して用いられる。鉄など強磁性の金属(透磁率の高い金属)を使うことで、磁束発生手段から発生する磁束を金属内部により多く拘束させることができる。すなわち、磁束密度を高くすることができることにより効率的に金属表面に渦電流を発生させられる。
符号3は磁束発生手段(コイルユニット)としての励磁コイルアセンブリを示す。この励磁コイルアセンブリ3は上記の円筒状の定着ローラ1の内空部に挿入して配設してある。励磁コイルアセンブリ3は、励磁コイル(以下、コイルと略記する)4、横断面T字型に配設された磁性体コア(以下、コアと略記する)5a,5b、上記のコイル4とコア5a,5bを内蔵させて保持させたホルダー6を有する。更に、励磁コイルアセンブリ3はホルダー6の外側にホルダー6と同軸に回転自由に配設した磁束抑制手段(磁束調整手段)としての磁束遮蔽部材7を有する組み立て体である。図8はこの励磁コイルアセンブリ3と磁束抑制部材移動手段M2,28,G4,G5の外観斜視図である。図9はホルダー6と磁束遮蔽部材7の分解斜視図である。図10はホルダー6の内部の分解斜視図である。
磁束遮蔽部材7は、図9のように、長手方向全域で基本的には横断面円弧形状を形成していて、長手両側部の円周方向に幅広の円弧状シャッター部(磁束抑制部)7a,7aと、その両者7a,7a間の幅狭の円弧状つなぎ板部(連結部)7bを有している。連結部7bは両端部に配置されたシャッターギヤに係合支持され、定着ローラ1の長手方向(回転軸方向)に亘って回動可能に支持され、円弧状シャッター部(磁束抑制部)7a,7aを支持する支持部である。材質は一般にアルミや銅系金属などの非鉄金属が用いられ、中でも電気抵抗率が低いものが好ましく用いられる。この磁束遮蔽部材7は、その両端部に曲げ越し7c,7cを形成し、その曲げ越し7c,7cをホルダー6の前側端部と後側端部とにそれぞれ回転自由に外嵌される第1のシャッタギヤ(駆動ギヤ、第一ギヤ)G2と第2のシャッタギヤ(駆動ギヤ、第二ギヤ)G3とに係合させている。こうして磁束遮蔽部材7は第1と第2のシャッタギヤG2,G3間に両持ちで支持させるようにしている。すなわち、長手両端部に設けた曲げ越し7c,7c(図8,図9)をホルダー6の前側端部と後側端部とにそれぞれ回転自由に外嵌させた第1のシャッタギヤG2と第2のシャッタギヤG3とに係合させて支持している。そしてこの磁束遮蔽部材7は、第1と第2のシャッタギヤG2,G3が磁束抑制部材移動手段M2,28,G4,G5で回転されることで、定着ローラ1内においてホルダー外面と定着ローラ内面との円周方向ギャップ内をホルダー6と略同軸に回動移動する。
本実施の形態では、前述したとおり、磁束遮蔽部材7の両端には回転駆動を伝達する第1,第2の駆動伝達部材である駆動ギヤG2,G3が設けられ、駆動ギヤG2,G3の所定の位置には磁束遮蔽部材7を係合する係合部を有している。このため、駆動ギヤを装置に装着させる際に、係合される磁束遮蔽板7が捩れないように駆動ギヤG2,G3の回転位置を所定の回転位置関係となるように位相を合わせる必要がある。そこで、本実施の形態では、駆動ギヤG2,G3を所定の回転位置関係となるように位相を合わせる位相合わせ手段を有する。
1)実施の形態の装置は大サイズ記録材と小サイズ記録材の大小2種類の記録材に対応して磁束遮蔽部材7の移動は第1切換え位置と第2切換え位置とに切換えるものであるけれども、これに限定されるわけではない。3種類以上の記録材紙幅に対応させて多段に位置切換する構成にすることもできることは勿論である。図13は大・中・小の3種類の記録材紙幅に対応させた磁束遮蔽部材7の斜視模型図である。
3 励磁コイルアセンブリ(磁束発生手段、コイルユニット)
7 磁束遮蔽部材(磁束抑制部材,磁束抑制手段)
28 シャフト(磁束制御部材移動手段,駆動付与手段、支持軸)
58a 位相合わせ部材
100 定着装置(画像加熱装置)
521 位置決めビス
522 退避孔
523 位置決め孔(第3の目印,第4の目印)
524 切欠部(位置決め孔部,目印,第1の目印,第2の目印、ギヤ位置決め部)
525 位置決めピン(回動規制手段,規制手段)
526 ビス孔
G2 第1のシャッタギヤ(駆動ギヤ,第1の駆動伝達部材、第一ギヤ)
G3 第2のシャッタギヤ(駆動ギヤ,第2の駆動伝達部材、第二ギヤ)
G4 第1出力ギヤ(磁束制御部材移動手段,駆動付与手段)
G5 第2出力ギヤ(磁束制御部材移動手段,駆動付与手段)
M2 第2モータ(磁束制御部材移動手段,駆動付与手段)
P 記録材
Claims (1)
- 磁束を生ずるコイルを有するコイルユニットと、前記コイルからの磁束により発熱し、記録材上の画像を加熱する像加熱部材と、前記コイルから前記像加熱部材の所定領域に向かう磁束を遮蔽する磁束遮蔽部材と、前記磁束遮蔽部材の一端に係合し、前記磁束遮蔽部材を回転させるための駆動力を伝達するための第一ギヤと、前記磁束遮蔽部材の他端に係合し、前記磁束遮蔽部材を回転させるための駆動力を伝達するための第二ギヤと、前記第一ギヤと前記第二ギヤとのそれぞれにかみ合うギヤを支持する支持軸を有し、前記支持軸が回転することによりモータから前記第一ギヤと前記第二ギヤとに駆動力を伝達する駆動力伝達部と、前記コイルユニットの一端を支持する第一支持板と、前記コイルユニットの他端を支持する第二支持板と、を有する画像加熱装置において、
位置決めピン及びビス孔を有し、前記第一支持板及び前記第二支持板にそれぞれ支持される位相合わせ部材を備え、
前記第一支持板及び前記第二支持板には、それぞれ、位置決めビスが突設されると共に、退避孔及び位置決め孔が穿設され、
前記第一ギヤ及び前記第二ギヤには、それぞれギヤ位置決め部が設けられ、
前記ビス孔に前記位置決めビスを係合させることにより前記第一支持板及び前記第二支持板にそれぞれ支持された前記位相合わせ部材の前記位置決めピンを、前記位置決め孔に挿入すると共に前記ギヤ位置決め部に係合することにより、前記第一ギヤと前記第二ギヤとの位相を合わせ、
前記ビス孔に前記位置決めビスを係合させることにより前記第一支持板及び前記第二支持板にそれぞれ支持された前記位相合わせ部材の前記位置決めピンを、前記退避孔に挿入することにより、前記位置決めピンを前記ギヤ位置決め部から退避させる、
ことを特徴とする画像加熱装置。
Priority Applications (1)
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JP2004308687 | 2004-10-22 | ||
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JP2006146188A5 JP2006146188A5 (ja) | 2008-12-04 |
JP4777037B2 true JP4777037B2 (ja) | 2011-09-21 |
Family
ID=36625885
Family Applications (1)
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Country Status (1)
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2005
- 2005-10-18 JP JP2005303534A patent/JP4777037B2/ja active Active
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