JP4776479B2 - 基板処理装置 - Google Patents
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Description
すなわち、半導体デバイスの微細化に伴い、アスペクト比が大きなパターンが基板表面に形成されているものがある。そのようなパターンを有する基板を従来装置で処理した場合、処理液から引き上げつつ基板にドライエアを供給すると、処理液の表面張力によりパターン倒れが生じるという問題がある。特に、高記憶容量のメモリデバイスでは、シリンダ構造のキャパシタを備えている関係上、上記の問題が顕著に発生する。当然のことながら、パターン倒れが生じると、歩留まりが低下することになる。
すなわち、請求項1に記載の発明は、基板を処理液に浸漬させた後、基板を処理液から引き上げて基板を乾燥させる基板処理装置において、処理液を貯留する処理槽と、基板を支持し、前記処理槽内と前記処理槽の上方とにわたって昇降可能な支持手段と、前記処理槽の液面近傍に備えられ、除湿して所定湿度に調整されたドライエアを前記支持手段に支持された基板の側方から供給するための供給部と、処理液の表面張力を低減させる薬液をドライエアに混合させる混合手段と、前記支持手段の上昇により処理液の液面から露出した基板に対して、前記混合手段により薬液が混合されたドライエアを前記供給部から供給させる制御手段と、ドライエアを前記供給部に供給する供給配管と、を備え、前記混合手段は、薬液を貯留する薬液貯留タンクと、薬液を加熱する加熱手段と、前記薬液貯留タンク内の薬液蒸気を前記供給配管に導く導管と、を備えていることを特徴とするものである。
図1は、実施例1に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。
図2は、実施例2に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。なお、上述した実施例1と同様の構成については同符号を付すことにより、詳細な説明については省略する。
すなわち、実施例2に係る基板処理装置は、イソプロピルアルコールを貯留する薬液貯留タンク49と、窒素ガスと、薬液貯留タンク49からのイソプロピルアルコールとを供給される二流体ノズル51とを備えている。薬液貯留タンク49と二流体ノズル51とは、導管53で連通接続されており、イソプロピルアルコールが液体のままで供給される。また、二流体ノズル51には、窒素ガスを供給するための副管55も連通接続されている。
図3は、実施例3に係る基板処理装置の概略構成を示すブロック図である。なお、上述した実施例1,2と同様の構成については同符号を付すことにより、詳細な説明については省略する。
すなわち、実施例3に係る基板処理装置は、イソプロピルアルコールを貯留する薬液貯留タンク49と、イソプロピルアルコールを気化する気化器61と、気化器61からイソプロピルアルコールの蒸気を供給配管33に導く導管63とを備えている。気化器61は内部にヒータ65を備え、供給管67から供給された、薬液貯留タンク49内のイソプロピルアルコールを気化する。また、気化器61には、窒素ガスを導入するキャリアガス管69が連通接続されており、気化器61で気化されたイソプロピルアルコールの蒸気を、窒素ガスとともに導管63に供給する。キャリアガス管69は、インラインヒータ71を備え、窒素ガスを所定の温度に加熱してから気化器61に供給する。供給管67は流量計73及び流量制御弁75を備え、導管63は流量制御弁77を備えている。
1 … 処理槽
7 … 噴出管
9 … 供給管
11 … チャンバ
15 … リフタ
23 … 供給部
31 … ドライエア供給源
33 … 供給配管
37 … 分岐管
39 … 導管
41 … 薬液貯留タンク
43 … ヒータ
47 … 制御部
Claims (4)
- 基板を処理液に浸漬させた後、基板を処理液から引き上げて基板を乾燥させる基板処理装置において、
処理液を貯留する処理槽と、
基板を支持し、前記処理槽内と前記処理槽の上方とにわたって昇降可能な支持手段と、
前記処理槽の液面近傍に備えられ、除湿して所定湿度に調整されたドライエアを前記支持手段に支持された基板の側方から供給するための供給部と、
処理液の表面張力を低減させる薬液をドライエアに混合させる混合手段と、
前記支持手段の上昇により処理液の液面から露出した基板に対して、前記混合手段により薬液が混合されたドライエアを前記供給部から供給させる制御手段と、
ドライエアを前記供給部に供給する供給配管と、
を備え、
前記混合手段は、薬液を貯留する薬液貯留タンクと、薬液を加熱する加熱手段と、前記薬液貯留タンク内の薬液蒸気を前記供給配管に導く導管と、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 基板を処理液に浸漬させた後、基板を処理液から引き上げて基板を乾燥させる基板処理装置において、
処理液を貯留する処理槽と、
基板を支持し、前記処理槽内と前記処理槽の上方とにわたって昇降可能な支持手段と、
前記処理槽の液面近傍に備えられ、除湿して所定湿度に調整されたドライエアを前記支持手段に支持された基板の側方から供給するための供給部と、
処理液の表面張力を低減させる薬液をドライエアに混合させる混合手段と、
前記支持手段の上昇により処理液の液面から露出した基板に対して、前記混合手段により薬液が混合されたドライエアを前記供給部から供給させる制御手段と、
ドライエアを前記供給部に供給する供給配管と、
を備え、
前記混合手段は、薬液を貯留する薬液貯留タンクと、不活性ガスと前記薬液貯留タンクからの薬液とを供給されて薬液を噴霧化して前記供給配管に供給する二流体ノズルと、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 基板を処理液に浸漬させた後、基板を処理液から引き上げて基板を乾燥させる基板処理装置において、
処理液を貯留する処理槽と、
基板を支持し、前記処理槽内と前記処理槽の上方とにわたって昇降可能な支持手段と、
前記処理槽の液面近傍に備えられ、除湿して所定湿度に調整されたドライエアを前記支持手段に支持された基板の側方から供給するための供給部と、
処理液の表面張力を低減させる薬液をドライエアに混合させる混合手段と、
前記支持手段の上昇により処理液の液面から露出した基板に対して、前記混合手段により薬液が混合されたドライエアを前記供給部から供給させる制御手段と、
ドライエアを前記供給部に供給する供給配管と、
を備え、
前記混合手段は、薬液を貯留する薬液貯留タンクと、前記薬液貯留タンクの薬液を気化する気化器と、前記気化器で気化された薬液の気体を前記供給配管に導く導管と、
を備えていることを特徴とする基板処理装置。 - 請求項1から3のいずれかに記載の基板処理装置において、
薬液はイソプロピルアルコール(IPA)であることを特徴とする基板処理装置。
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