JP4747788B2 - 穀物乾燥機の燃焼装置 - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、箱体内に穀粒の乾燥室(2)と熱風室(9)と排風室(10)とを設け、前記熱風室(9)の前端側にバーナ(11)を内部に備えるバーナ風胴(21)を設け、前記排風室(10)の終端側を吸引排気ファン(12)に連通し、該吸引排気ファン(12)により乾燥用外気空気孔(21a)から取り入れた乾燥用外気空気(R)をバーナ風胴(21)、熱風室(9)、乾燥室(2)、排風室(10)を経由して機外に排風しながら穀粒を乾燥する穀物乾燥機において、前記バーナ風胴(21)におけるバーナ(11)の燃焼部よりも下流側に空気取入口(23)を設けて前記乾燥用外気空気(R)とは別の外気空気(Q)をバーナ風胴(21)に取り入れるように構成し、空気取入口(23)に空調弁(24)を設けて開口面積を調節可能に構成し、外気温度を検出する外気温度(41)を設け、外気温度が高いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を減少させる側に空調弁(24)を調節し、外気温度が低いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を増加させる側に空調弁(24)を調節することを特徴とする穀物乾燥機の燃焼装置とする。
まず、図1及び図2に基づきこの発明を具備する循環式穀物乾燥機の全体構成について説明する。図1には穀物乾燥機の切断側面図、図2には穀物乾燥機の正面図が図示されている。
機壁正面の熱風室9に対向する部位にバーナ風胴21を横方向に沿わせて設け、バーナ風胴21内の風路22中央部に液体燃料用のバーナ11を配設している。そして、バーナ風洞21の前側には多数の乾燥用外気空気吸入孔21aを形成している。
従来の穀物乾燥機にあっては、吸引排気ファン12から排風する排風ダクトの曲げ等の設置条件により、バーナ11の設置されている風路22の乾燥用外気空気の流速が変化することがある。すると、バーナ11の燃焼盤部分11bの温度が変動して過加熱状態あるいは過冷却状態になり、適正燃焼しないという不具合が発生していた。また、燃焼盤部分11bの温度変化はわずかであっても、工場出荷時に適正燃焼のために空燃比調整をしても、穀物乾燥機の設置状態が標準から大きく異なると、燃焼用空気量がの変動し、燃焼が安定しないことがあり、延いては失火や異常燃焼の危険があった。
バーナ風胴21の上方には外気導入スリット(図示省略)の形成された入口風胴25を設け、この入口風胴25の上方に操作盤26を設け、操作盤26の内部には乾燥機用コントローラ(CPU)31を設けている。
空気取入口23の開閉制御が開始されると、炉体温度検出手段45により所定時間毎にバーナ11の燃焼部の温度を検出し、検出温度が基準値より高いときには、コントローラ31から外気空気導入口開口面積調節手段59に開口増加調節指令を出力して空調弁24を開調節して導入外気空気量を増加する。すると、バーナ11周りの乾燥用外気空気の速度を速くなり、バーナ11の燃焼部の温度を下げて適正燃焼させることができる。
貯留室1の天井部に光源61を設け、貯留室1の壁面部に穀粒の堆積方向に沿わせて複数の張込量検出手段A,…を配設している。この張込量検出手段Aには、光透過壁部62,…を設けて光源61からの光を透過するように構成し、光透過壁部62,…の外側面に受光素子63,…をそれぞれ配設している。
前記構成によると、光源61から投光すると、図8に示すように、穀粒層Sの埋没している光透過壁部62,…には光が到達せず、また、穀粒層Sに埋没していない光透過壁部62には光源61からの光が透過し、光透過壁部62,…の穀粒の有無を検出することができる。
穀粒搬送系の例えば昇降機6に単粒式水分測定手段71を配設し、乾燥中に所定粒数について単粒毎の水分測定を経時的に行い平均値により水分値を演算し、乾燥進行状態を評価する循環式穀物乾燥機の水分測定装置において、穀粒搬送制御手段の搬送速度の高低の設定に関連して水分測定粒数を大小に変更し、適正な水分測定をしようとするものである。
循環式穀物乾燥機の乾燥作業が開始すると、外気温度センサ41により外気温度を検出し(ステップS1)、穀粒種類切換スイッチ32の操作内容から籾、大麦等の穀粒種類を検出し(ステップS2)、張込量検出手段A,…により穀粒の張込量を検出する(ステップS3)。
2 乾燥室
9 熱風室
10 排風室
11 バーナ
12 吸引排気ファン
21 バーナ風胴
21a 乾燥用外気空気吸入孔
23 空気取入口
24 空調弁
41 外気空気センサ
45 炉体温度検出手段
46 燃料供給量検出手段
47 外気空気量検出手段
Claims (3)
- 箱体内に穀粒の乾燥室(2)と熱風室(9)と排風室(10)とを設け、前記熱風室(9)の前端側にバーナ(11)を内部に備えるバーナ風胴(21)を設け、前記排風室(10)の終端側を吸引排気ファン(12)に連通し、該吸引排気ファン(12)により乾燥用外気空気孔(21a)から取り入れた乾燥用外気空気(R)をバーナ風胴(21)、熱風室(9)、乾燥室(2)、排風室(10)を経由して機外に排風しながら穀粒を乾燥する穀物乾燥機において、前記バーナ風胴(21)におけるバーナ(11)の燃焼部よりも下流側に空気取入口(23)を設けて前記乾燥用外気空気(R)とは別の外気空気(Q)をバーナ風胴(21)に取り入れるように構成し、
空気取入口(23)に空調弁(24)を設けて開口面積を調節可能に構成し、
外気温度を検出する外気温度(41)を設け、
外気温度が高いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を減少させる側に空調弁(24)を調節し、外気温度が低いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を増加させる側に空調弁(24)を調節することを特徴とする穀物乾燥機の燃焼装置。 - 箱体内に穀粒の乾燥室(2)と熱風室(9)と排風室(10)とを設け、前記熱風室(9)の前端側にバーナ(11)を内部に備えるバーナ風胴(21)を設け、前記排風室(10)の終端側を吸引排気ファン(12)に連通し、該吸引排気ファン(12)により乾燥用外気空気孔(21a)から取り入れた乾燥用外気空気(R)をバーナ風胴(21)、熱風室(9)、乾燥室(2)、排風室(10)を経由して機外に排風しながら穀粒を乾燥する穀物乾燥機において、前記バーナ風胴(21)におけるバーナ(11)の燃焼部よりも下流側に空気取入口(23)を設けて前記乾燥用外気空気(R)とは別の外気空気(Q)をバーナ風胴(21)に取り入れるように構成し、
空気取入口(23)に空調弁(24)を設けて開口面積を調節可能に構成し、
バーナ風胴(21)内を流れる乾燥用外気空気(R)の量を検出する乾燥用外気空気量検出手段(47)を設け、
乾燥用外気空気(R)の量が多いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を増加させる側に空調弁(24)を調節し、乾燥用外気空気(R)の量が少ないと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を減少させる側に空調弁(24)を調節することを特徴とする穀物乾燥機の燃焼装置。 - 箱体内に穀粒の乾燥室(2)と熱風室(9)と排風室(10)とを設け、前記熱風室(9)の前端側にバーナ(11)を内部に備えるバーナ風胴(21)を設け、前記排風室(10)の終端側を吸引排気ファン(12)に連通し、該吸引排気ファン(12)により乾燥用外気空気孔(21a)から取り入れた乾燥用外気空気(R)をバーナ風胴(21)、熱風室(9)、乾燥室(2)、排風室(10)を経由して機外に排風しながら穀粒を乾燥する穀物乾燥機において、前記バーナ風胴(21)におけるバーナ(11)の燃焼部よりも下流側に空気取入口(23)を設けて前記乾燥用外気空気(R)とは別の外気空気(Q)をバーナ風胴(21)に取り入れるように構成し、
空気取入口(23)に空調弁(24)を設けて開口面積を調節可能に構成し、
バーナ(11)への燃料供給量を検出する燃料供給量検出手段(46)を設け、
燃料供給量が多いと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を増加させる側に空調弁(24)を調節し、燃料供給量が少ないと空気取入口(23)からの外気空気(Q)の量を減少させる側に空調弁(24)を調節することを特徴とする穀物乾燥機の燃焼装置。
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