JP4627443B2 - 現像装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents
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Description
このような2成分現像方式の現像装置において、装置の小型化を目的として、搬送スクリュによって現像剤を現像装置の長手方向に循環させながら、現像ローラに現像剤を供給する技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、現像装置内におけるトナー消費に応じて、現像装置の一端に設けられたトナー補給口から装置内に適宜にトナーが補給される。補給されたトナーは、現像装置内の現像剤とともに、2つの搬送スクリュによって、装置内を長手方向(現像ローラの回転軸方向と同方向である。)に循環しながら混合される。その混合された現像剤は、その一部が、現像ローラに対向する搬送スクリュによって、現像ローラに供給される。現像ローラに担持された現像剤は、ドクターブレードによって適量に規制された後に、その現像剤中のトナーが感光体ドラム(像担持体)との対向位置で感光体ドラム上の潜像に付着する。
すなわち、磁界発生手段によって、現像剤及び補給トナーの循環経路中に現像剤の穂を形成する。そして、この現像剤の穂に補給トナーを衝突させることで、補給トナーを現像剤中に分散させる。
特許文献1等の技術では、磁界発生手段が第2搬送スクリュの側方又は下方に設置されているので、補給トナーの分散性を向上しようとしたときに、磁界発生手段による磁界の強さを大きくする必要がある。すなわち、補給トナーは循環する現像剤の上面側を浮遊するために、磁界発生手段によって形成される現像剤の穂が現像剤の上面側にまで達していないと、補給トナーが現像剤の穂に衝突しないことになる。しかも、補給トナーの衝突に対する反発力をある程度必要とする場合には、第2搬送スクリュの側方又は下方に設置した磁界発生手段による磁界強さがある程度大きなものでなければならない。
また、磁界発生手段によって強固な現像剤の穂が形成された搬送路にて現像剤を搬送するためには、搬送部材に大きな負荷がかかることになる。そのため、搬送部材を駆動する駆動モータの出力がある程度大きくなければ、搬送部材の回転駆動がロッキングしてしまう可能性がある。
さらには、磁束発生手段を設けるためのスペースとコストとが必要になって、現像装置が大型化、高コスト化してしまう。
図1〜図6にて、この発明の実施の形態1について詳細に説明する。
まず、図1にて、画像形成装置全体の構成・動作について説明する。
図1において、1は画像形成装置としてのカラー複写機の装置本体、2は入力画像情報に基づいたレーザ光を発する書込み部(露光部)、20Y、20M、20C、20BKは各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応したプロセスカートリッジ、21は各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにそれぞれ収容された像担持体としての感光体ドラム、22は感光体ドラム21上を帯電する帯電部、23Y、23M、23C、23BKは感光体ドラム21上に形成される静電潜像を現像する現像装置(現像部)、24は感光体ドラム21上に形成されたトナー像を中間転写ベルト27に転写する転写バイアスローラ、25は感光体ドラム21上の未転写トナーを回収するクリーニング部を示す。
各プロセスカートリッジ20Y、20M、20C、20BKにおける感光体ドラム21上では、それぞれ、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)の画像形成がおこなわれる。
まず、原稿Dは、原稿搬送部51の搬送ローラによって、原稿台から図中の矢印方向に搬送されて、原稿読込部55のコンタクトガラス53上に載置される。そして、原稿読込部55で、コンタクトガラス53上に載置された原稿Dの画像情報が光学的に読み取られる。
書込み部2において、光源から画像信号に対応したレーザ光が各色に対応して射出される。レーザ光は、ポリゴンミラー3に入射して反射した後に、レンズ4、5を透過する。レンズ4、5を透過した後のレーザ光は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの色成分ごとに別の光路を通過することになる(露光工程である。)。
その後、現像工程後の感光体ドラム21表面は、それぞれ、フォトセンサ41(図2を参照できる。)との対向位置を通過した後に、中間転写ベルト27との対向位置に達する。ここで、それぞれの対向位置には、中間転写ベルト27の内周面に当接するように転写バイアスローラ24が設置されている。そして、転写バイアスローラ24の位置で、中間転写ベルト27上に、感光体ドラム21上に形成された各色の画像が、順次重ねて転写される(第1転写工程である。)。
その後、感光体ドラム21表面は、不図示の除電部を通過して、感光体ドラム21における一連の作像プロセスが終了する。
その後、中間転写ベルト27表面は、中間転写ベルトクリーニング部29の位置に達する。そして、中間転写ベルト27上の未転写トナーが中間転写ベルトクリーニング部29に回収されて、中間転写ベルト27上の一連の転写プロセスが完了する。
詳しくは、記録媒体Pを収納する給紙部61から、給紙ローラ62により給送された転写紙Pが、搬送ガイド63を通過した後に、レジストローラ64に導かれる。レジストローラ64に達した記録媒体Pは、中間転写ベルト27上のトナー像とタイミングを合わせて、第2転写バイアスローラ28の位置に向けて搬送される。
そして、定着工程後の記録媒体Pは、排紙ローラ69によって、装置本体1外に出力画像として排出されて、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、装置本体1に設置される4つの作像部は、作像プロセスに用いられるトナーTの色が異なる以外はほぼ同一構造であるので、プロセスカートリッジ及び現像装置及びトナー補給部における符号のアルファベット(Y、M、C、BK)を省略して図示する。
現像剤G中のキャリアCは、芯材表面に樹脂被覆層を有したものである。キャリアの樹脂被覆層の層中には、基体粒子表面に二酸化スズ層と二酸化スズ層上に設けた二酸化スズを含む酸化インジウム層とからなる導電性被覆層を設けてなる導電性粒子が含有されている。樹脂被覆層中に含有された導電性粒子は、その吸油量が10〜300ml/100gになるように形成されている。
なお、導電性粒子の吸油量は、JIS−K5101「顔料試験方法」における「21吸油量」に準じて測定することができる。
また、樹脂被覆層中に含有された導電性粒子は、その吸油量が10〜300ml/100gになるように形成されている。ここで、吸油量が10ml/100g未満の場合には、被覆樹脂に対する相溶性が不充分になって密着性が低下して、分散性も低下するために、長期にわたりキャリアの抵抗調整をおこなうことができなくなる。吸油量が300ml/100gを超える場合には、結着樹脂との密着性が強くなり過ぎて、導電性粒子表面を覆ってしまうために、抵抗調整を充分におこなうことができなくなってしまう。
このように構成されたキャリアは、抵抗調整剤としてカーボンブラックを含有させることなく経時においても安定的に抵抗調整がされて、キャリア付着等を防止するとともに経時においてトナー帯電量を安定させることができる。
キャリアの重量平均粒径が20μmよりも小さいときには、キャリアの1個当たりに作用する磁力が小さくなるためにキャリア付着が生じてしまう。これに対して、キャリアの粒径が65μmよりも大きいときには、トナーが付着すべき潜像に対してトナーが忠実に付着しにくくなるために、出力画像の粒状性が低下してしまう。
なお、トナーTの平均粒径は、3.5〜7.5μmの範囲になるように形成することが好ましい。トナーの平均粒径が3.5μmよりも小さいときには、トナー像におけるトナー付着量が少なくなるために、後端白抜け、ハロー画像が発生し易くなってしまう。これに対して、トナーの平均粒径が7.5μmよりも大きいときには、トナーが付着すべき潜像に対してトナーが忠実に付着しにくくなるために、出力画像の粒状性が低下してしまう。
ハイブリッド樹脂は、縮重合系樹脂の原料モノマーと付加重合系樹脂の原料モノマーを含む混合物を用いて、同一反応容器中で縮重合反応と付加重合反応とを同時に又はそれぞれ独立におこなうことで得られる。離型剤は、カルナウバワックス、モンタンワックス、酸化ライスワックス等を用いることができて、その含有量を3.5〜10重量%とすることが好ましい。
現像ローラ23aは、図2中の矢印方向に回転している。現像装置23内の現像剤Gは、図3に示すように、間に仕切部材23eを介在するように配設された第1搬送スクリュ23b及び第2搬送スクリュ23cの矢印方向の回転によって、トナー補給部32からトナー補給口23fを介して補給されたトナーTとともに撹拌混合されながら長手方向に循環する(図3中の破線矢印方向の循環である。)。第1搬送部材としての第1搬送スクリュ23bは現像剤Gを図3中の左側に搬送して、第2搬送部材としての第2搬送スクリュ23cは現像剤Gを図3中の左側(第1搬送スクリュ23bの搬送方向とは逆の方向である。)に搬送する。
トナー濃度が12重量%以下になるように制御することで、トナースペント化が進行するのを低減して、トナー帯電量の低下を軽減することができる。また、トナー濃度が4重量%以上になるように制御することで、出力画像の画像濃度が低下するのを抑止することができる。
図3は、現像装置23を上方から長手方向にみた断面図である。図4(A)〜(C)は、第2搬送部材23cを90度ずつ順に回転させた状態を示す図である。図5は、第2搬送部材23cの中央部を示す斜視図である。図6は、補給トナーT1が切欠部44の位置で現像剤G中に分散される状態を示す概略図である。なお、図6は、理解を容易にするために、第2搬送スクリュ23cとその循環経路とを分離して図示している。
本実施の形態1における第2搬送スクリュ23cのスクリュ部43A、43B及び切欠部44は、軸部42に、外径が14mm、ピッチDが20mm、巻き方向が右ねじ方向のスクリュ部を形成したもの(第1搬送スクリュ23bと同形状のものである。)から、1/2ピッチ分の羽根を切欠いたものと同形状になっている。これにより、第1搬送スクリュ23bを成形するための金型と、第2搬送スクリュ23cを成形するための金型と、の大部分を、共通化することができる。
図6を参照して、第2搬送スクリュ23cが設置された循環経路における、現像剤G(T,C)及び補給トナーT1の動作について説明する。
まず、トナー補給口26fから補給トナーT1が補給されると、第1のスクリュ部43Aによって、補給トナーT1は循環する現像剤T、Cとともに長手方向の中央部に向かって移動する。このとき、トナー補給口23fから補給された補給トナーT1は、現像剤との比重差によって、還流する現像剤T、Cの上面側を浮遊する。
また、切欠部44の長手方向の長さは、比較的短く設定されている(羽根ピッチDの1/2である。)ために、切欠部44に形成される現像剤Gの山部Fの高さを必要最小限に留めることができる。
また、切欠部44(フィン45A、45B)は磁気センサ40に対して循環経路上流側に配設されているために、補給トナーT1が現像剤G中に充分に分散された後のトナー濃度を検知することができる。これにより、磁気センサ40のトナー濃度に対する検知精度が高まり、トナーの過補給にともなう地肌汚れ、トナー飛散等の不具合の発生を抑止することができる。
比較実験は、補給トナーT1を補給した直後の磁気センサ40の出力の落ち込みを測定したものである。その結果、従来の現像装置では磁気センサ40の出力の落ち込みが0.12ボルトあったのに対して、本実施の形態1の現像装置では磁気センサ40の出力の落ち込みが0.03ボルトであった。これは、本実施の形態1の現像装置では補給トナーT1の分散が良好であることを示すものである。
比較実験は、補給トナーT1を補給してから、現像ローラ23a上に担持される現像剤のトナー濃度が長手方向にわたって狙いの値に均一化されるまでの時間を測定したものである。その結果、切欠部44にフィンを形成した現像装置ではトナー濃度が均一化されるまでの時間が約20秒であったのに対して、本実施の形態1の現像装置ではトナー濃度が均一化されるまでの時間が約10秒であった。これも、本実施の形態1の現像装置では補給トナーT1の分散が良好であることを示すものである。
図7〜図9にて、この発明の実施の形態2について詳細に説明する。
図7は、実施の形態2における現像装置を長手方向にみた断面図であって、前記実施の形態1における図3に相当する図である。図8は、図7の現像装置に設置される第2搬送部材を90度ずつ回転させた状態を示す正面図であって、前記実施の形態1における図4に相当する図である。
本実施の形態2は、第2搬送スクリュ23cに第2の切欠部と第2フィン(第2の起立部)とが設けられている点が、前記実施の形態1のものとは相違する。
なお、本実施の形態2では、第2搬送スクリュ23cと同一材料(樹脂材料である。)からなる第2フィン45Cを第2の起立部として用いたが、第2搬送スクリュ23cと異なる材料(樹脂材料である。)からなるウレタンシート等の可撓性部材を第2の起立部として用いることもできるし、この可撓性部材と第2フィン45Cを併用することもできる。可撓性部材を用いる場合には、その可撓性から磁気センサ40のセンサ面に直接的に当接させて、上述の現像剤の流動性と磁気センサ40に対する清掃性とを高めることができる。
図9を参照して、第2搬送スクリュ23cが設置された循環経路における、現像剤G(T,C)及び補給トナーT1の動作について説明する。
まず、トナー補給口26fから補給トナーT1が補給されると、第1のスクリュ部43Aによって、補給トナーT1は循環する現像剤T、Cとともに長手方向の中央部に向かって移動する。そして、前記実施の形態1と同様に、切欠部44の位置(山部Fが形成される位置)で、現像剤T、Cの上面を移動する補給トナーT1は、現像剤T、C中に分散・混合されて、キャリアCとの充分な摩擦帯電がおこなわれる。これにより、地肌汚れ等の画質劣化やトナー飛散の発生を軽減することができる。
さらに、第2搬送スクリュ23cの切欠部44に対する磁気センサ40の位置を最適化するとともに、磁気センサ40近傍の第2搬送スクリュ23cの形態を最適化しているために、磁気センサ40のトナー濃度検知精度が向上されて、地肌汚れや画像濃度低下等の画質劣化やトナー飛散が確実に軽減される。
図10にて、この発明の実施の形態3について詳細に説明する。
図10は、実施の形態3における現像装置に設置される第2搬送部材を示す正面図である。本実施の形態3の第2搬送スクリュ23cは、一部のスクリュ部43Bに形成される羽根43bのピッチが、前記実施の形態2のものとは相違する。
なお、本実施の形態3では、第2の切欠部46の長手方向の長さを羽根43bのピッチD2の3/2の長さ(=3/2・D2)に設定している。
さらに、前記実施の形態2と同様に、第2搬送スクリュ23cの切欠部44に対する磁気センサ40の位置を最適化するとともに、磁気センサ40近傍の第2搬送スクリュ23cの形態を最適化しているために、磁気センサ40のトナー濃度検知精度が向上されて、地肌汚れや画像濃度低下等の画質劣化やトナー飛散が確実に軽減される。
20、20Y、20M、20C、20BK プロセスカートリッジ、
21 感光体ドラム(像担持体)、 22 帯電部、
23、23Y、23M、23C、23BK 現像装置(現像部)、
23a 現像ローラ(現像剤担持体)、
23b 第1搬送スクリュ(第1搬送部材)、
23c 第2搬送スクリュ(第2搬送部材)、 23e 仕切部材、
23f トナー補給口、 25 クリーニング部、
32、32Y、32M、32C、32BK トナー補給部、
40 磁気センサ(トナー濃度検知手段)
42 軸部、 43A、43B、43C スクリュ部、
43a、43b、43c 羽根、
44 切欠部、 45A、45B フィン(起立部)、
45C 第2フィン(第2の起立部)、46 第2の切欠部、
G 2成分現像剤(現像剤)、 C キャリア、
T トナー、 T1 補給トナー。
Claims (22)
- トナー及びキャリアを有する現像剤を収容するとともに、像担持体上に形成される潜像を現像する現像装置であって、
前記像担持体に対向するとともに、前記現像剤が担持される現像剤担持体と、
前記現像剤担持体に対向するとともに、前記現像剤担持体の長手方向に平行して前記現像剤を搬送する第1搬送部材と、
仕切部材を介して前記第1搬送部材に対向するとともに、前記第1搬送部材の搬送方向とは逆の方向に前記現像剤を搬送して該第1搬送部材とともに前記現像剤の循環経路を形成する第2搬送部材と、
前記循環経路を循環する前記現像剤中にトナーを補給するためのトナー補給口と、
を備え、
前記第2搬送部材は、
軸部と、
当該軸部に羽根を螺旋状に巻装してなるとともに長手方向に並設された複数のスクリュ部と、
隣接した前記スクリュ部の間に挟まれ前記羽根が欠落した切欠部と、
前記軸部の半径方向に起立するとともに、前記切欠部を挟んだ2つの前記スクリュ部における前記切欠部側の端部において前記切欠部が形成された長手方向の範囲に入り込まないようにそれぞれ形成された2つの起立部と、
を具備したことを特徴とする現像装置。 - 前記複数のスクリュ部は、いずれも、前記羽根の大きさとピッチと巻き方向とが同等になるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。
- 前記複数のスクリュ部及び前記切欠部は、前記軸部の長手方向にわたって連続的にスクリュ部が形成されたものから1/4〜1ピッチ分の羽根を切欠いたものと同形状であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の現像装置。
- 前記2つの起立部は、それぞれ、長手方向の長さが前記羽根のピッチに対して1/10〜1/2の長さになるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の現像装置。
- 前記第2搬送部材によって搬送される前記現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段を備え、
前記切欠部は、前記トナー濃度検知手段に対して前記循環経路の上流側に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の現像装置。 - 前記切欠部は、前記トナー濃度検知手段に対して前記羽根の1ピッチ以上の長さに相当する間隔をあけて上流側に形成されたことを特徴とする請求項5に記載の現像装置。
- 前記第2搬送部材は、前記トナー濃度検知手段の近傍に配設された前記スクリュ部の前記羽根を欠落してなる第2の切欠部を具備したことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の現像装置。
- 前記スクリュ部及び前記第2の切欠部は、前記軸部の長手方向にわたって連続的にスクリュ部が形成されたものから1/2〜3/2ピッチ分の羽根を切欠いたものと同形状であることを特徴とする請求項7に記載の現像装置。
- 前記第2搬送部材は、前記第2の切欠部に前記軸部の半径方向に起立する第2の起立部を具備したことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載の現像装置。
- 前記第2の起立部は、前記軸部の半径方向に起立する高さが前記羽根の高さと同等になるように形成されたことを特徴とする請求項9に記載の現像装置。
- 前記第2搬送部材によって搬送される前記現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度検知手段を備え、
前記切欠部は、前記トナー濃度検知手段に対して前記循環経路の上流側に形成され、
前記複数のスクリュ部は、前記切欠部から前記トナー濃度検知手段までの範囲に配設される前記羽根のピッチがそれ以外の範囲に配設される前記羽根のピッチ以下となるように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の現像装置。 - 前記2つの起立部は、前記軸部の回転方向に対して互いに180±60度異なる位置に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれかに記載の現像装置。
- 前記2つの起立部は、それぞれ、前記スクリュ部の端部に密着して形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれかに記載の現像装置。
- 前記2つの起立部は、それぞれ、前記軸部の半径方向に起立する高さが前記羽根の高さと同等になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれかに記載の現像装置。
- 前記切欠部は、長手方向の中央部に1つ形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれかに記載の現像装置。
- 前記トナー補給口は、前記第2搬送部材の上方に配設されて、
前記切欠部は、前記トナー補給口に対して前記循環経路の下流側に形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれかに記載の現像装置。 - 前記キャリアは、芯材表面に樹脂被覆層を有したものであって、
前記樹脂被覆層は、基体粒子表面に二酸化スズ層と当該二酸化スズ層上に設けた二酸化スズを含む酸化インジウム層とからなる導電性被覆層を設けてなる導電性粒子を含有して、
前記導電性粒子は、その吸油量が10〜300ml/100gになるように形成され、
前記トナーは、結着樹脂と離型剤と着色剤とを備え、
前記結着樹脂は、ビニル系重合体とポリエステル系重合体とを有するハイブリッド樹脂を含有して、前記離型剤の含有量に対する前記ハイブリッド樹脂の含有量が0.5〜3の範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項16のいずれかに記載の現像装置。 - 前記キャリアは、重量平均粒径が20〜65μmの範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項17のいずれかに記載の現像装置。
- 前記トナーは、平均粒径が3.5〜7.5μmの範囲になるように形成されたことを特徴とする請求項1〜請求項18のいずれかに記載の現像装置。
- 前記現像剤におけるトナー濃度が4〜12重量%の範囲内になるように制御されることを特徴とする請求項1〜請求項19のいずれかに記載の現像装置。
- 画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に設置されるプロセスカートリッジであって、
請求項1〜請求項20のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とが一体化されたことを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1〜請求項20のいずれかに記載の現像装置と前記像担持体とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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