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JP4623196B2 - 画像処理装置、画像処理システム、及びプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、画像処理システム、及びプログラムに関する。
コンピュータ及びネットワークの発達により、別々の場所に居ながらコミュニケーションを可能とする技術が多数実現化されてきている。こうした技術の1つに、複数の装置で共通の情報を画面に表示させながら会議をするというものがある。こうした会議においては、各利用者が同じ画像を参照しながら会話をしないと意思伝達が上手くいかないため、下記の特許文献1では、各利用者の操作端末に表示されている画像をそれぞれ他の利用者の操作端末に送信して、相手の参照している画像が自分の参照している画像と一致しているのか否かを確認する技術を提案しているものがある。
特開平6−296278号公報
表示されている画像を確認したい装置にそれぞれ表示されている画像を個別に参照する場合に比べて、複数の装置のそれぞれにおいて再生されている画像情報の同一性の確認を容易にした画像処理装置、画像処理システム、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の画像処理装置の発明は、画像情報を複数の装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の装置にそれぞれ割り当てる割当手段と、前記複数の装置のそれぞれから当該装置において再生されている画像情報について前記割当手段により割り当てた構成要素の情報を取得する第1の情報取得手段と、前記第1の情報取得手段により前記複数の装置のそれぞれから取得した構成要素の情報を統合して画像を生成する画像生成手段と、を含むことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像処理装置において、前記画像生成手段により生成した画像を表示する表示手段をさらに含むことを特徴とする。
また、請求項3に記載の画像処理システムの発明は、複数の画像処理装置を含み、前記複数の画像処理装置のうち少なくとも1つは、画像情報を前記複数の画像処理装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の画像処理装置にそれぞれ割り当てる割当手段を含み、前記複数の情報処理装置はそれぞれ、画像情報を再生する再生手段と、前記再生手段により再生されている画像情報について前記割当手段により割り当てられた構成要素の情報を取得する第2の情報取得手段と、を含み、前記複数の画像処理装置のうち前記少なくとも1つは、前記複数の画像処理装置のそれぞれに含まれる前記第2の情報取得手段により取得された構成要素の情報を取得する第1の情報取得手段と、前記第1の情報取得手段により前記複数の画像処理装置のそれぞれから取得した構成要素の情報を統合して画像を生成する画像生成手段とをさらに含むことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の画像処理システムにおいて、前記再生手段は動画像情報を再生し、前記割当手段は、前記動画像情報の再生位置を指定し、前記第2の情報取得手段は、前記指定された再生位置において前記動画像情報に基づき再生される画像情報について前記割当手段により割り当てられた構成要素の情報を取得することを特徴とする。
また、請求項5に記載のプログラムの発明は、画像情報を複数の装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の装置にそれぞれ割り当てる割当手段と、前記複数の装置のそれぞれから当該装置において再生されている画像情報について前記割当手段により割り当てた構成要素の情報を取得する第1の情報取得手段と、前記複数の装置のそれぞれから取得した構成要素の情報を統合して画像を生成する画像生成手段としてコンピュータを機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、表示されている画像を確認したい装置にそれぞれ表示されている画像を個別に参照する場合に比べて、複数の装置のそれぞれにおいて再生されている画像情報の同一性の確認を容易に実行するための画像を生成することができる。
請求項2に記載の発明によれば、各装置に割り当てた構成要素を統合して生成した画像の表示に基づいて画像情報の同一性が確認される。
請求項3に記載の発明によれば、表示されている画像を確認したい装置にそれぞれ表示されている画像を個別に参照する場合に比べて、複数の装置のそれぞれにおいて再生されている画像情報の同一性の確認が容易となる。
請求項4に記載の発明によれば、表示されている画像を確認したい装置にそれぞれ表示されている画像を個別に参照する場合に比べて、複数の装置において再生されている動画像情報の同一性が確認される。
請求項5に記載の発明によれば、表示されている画像を確認したい装置にそれぞれ表示されている画像を個別に参照する場合に比べて、複数の装置のそれぞれにおいて再生されている画像情報の同一性の確認が容易となるようにコンピュータが機能する。
以下、本発明を実施するための好適な実施の形態(以下、実施形態という)を、図面に従って説明する。
図1は、本実施形態に係る画像処理システム1のシステム構成図である。図1に示されるように、画像処理システム1は、複数の画像処理装置10(10−1〜10−n)を含み、各画像処理装置10はネットワークを介して相互に通信可能となっている。各画像処理装置10は、中央処理装置(CPU)、記憶装置(メモリ)、ネットワークインターフェース等のハードウェアを備えたコンピュータにより実現されるものである。
図2には、画像処理装置10の機能ブロック図を示す。本実施形態においては、各画像処理装置10は同じ構成を有することとする。図2に示されるように、画像処理装置10は、記憶部12、表示部14、音声出力部16、再生部18、音声取得部20、通信部22、画像構成要素割当部24、構成要素情報取得部(第1の情報取得手段)26、及び画像生成部28を含む。各部の機能は、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体に格納されたプログラムが、図示しない媒体読取装置を用いてコンピュータシステムたる画像処理装置10に読み込まれ実行されることで実現されるものとしてよい。なお、プログラムは情報記憶媒体によって画像処理装置10に供給されることとしてもよいし、インターネット等のデータ通信ネットワークを介して供給されることとしてもよい。
記憶部12は、半導体メモリや磁気ディスク等の記憶装置を含み構成され、データやプログラムを記憶する。本実施形態では、記憶部12には、画像を表示するデータ(静止画像データ、動画像データ、スライド等を表示するアプリケーションデータ等)、及び当該データを再生するデータ再生プログラムが記憶される。静止画像データは、ビットマップ形式の画像データとしてもよいし、JPEG等の圧縮形式の画像データとしてもよい。また、動画像データは、MPEG等の形式によるデータとしてよい。アプリケーションデータは、1又は複数のスライドを順次表示するプレゼンテーションプログラムのデータとしてもよいし、表示部14にイメージを表示させる他のアプリケーションデータとしてもよい。
表示部14は、ディスプレイを含み構成され、入力されるイメージデータに基づいて画像を表示する。
音声出力部16は、スピーカを含み構成され、入力される音声データに基づいて音声を出力する。
再生部18は、記憶部12に記憶されるデータ再生プログラムに従ってデータを再生する。再生部18は、例えばデータが静止画像データであれば、その静止画像データに基づいてイメージデータを生成して表示部14に出力し、データが動画像データであればその動画像データに基づくイメージデータを表示部14に順次出力すると共に、画像データに同期して記憶される音声データを音声出力部16に順次出力する。
音声取得部20は、マイク等の集音装置を含み構成され、画像処理装置10の利用者から発せられた音声を集音して音声データを取得する。音声取得部20は、取得した音声データを通信部22に出力する。
通信部22は、ネットワークインターフェースを含み、ネットワークインターフェースを介してネットワークに接続し、ネットワークに接続された他の画像処理装置10とデータ通信を行う。本実施形態では、通信部22は、音声取得部20から入力された音声データを他の画像処理装置10に送信する。また、通信部22は他の画像処理装置10から送信された音声データを受信し、受信した音声データを音声出力部16に出力する。音声出力部16は通信部22から入力された音声データに基づいて音声を出力する。
以上の機能により、画像処理装置10の利用者は、記憶部12に記憶された画像データ等を表示部14に表示しながら、他の画像処理装置10の利用者とネットワークを介して会話を行うものである。この際、利用者間のコミュニケーションに齟齬を来さないように、各利用者は他の利用者の操作する画像処理装置10の画面に表示されている画像が一致しているか否かの確認を行う。以下、各画像処理装置10の表示部14に表示される画像データの同一性を確認する処理について説明する。ここで、同一性の確認処理を開始する画像処理装置10を主ノードとし、主ノードの要求に応じて処理を実行する画像処理装置10を従ノードとする。
まず、主ノードの画像処理装置10に含まれる画像構成要素割当部24により行われる処理について説明する。画像構成要素割当部24は、画像情報を同一性確認処理の対象となる画像処理装置10の台数に応じた構成要素に分割するとともに、分割した画像情報の各構成要素を各画像処理装置10に割り当てる。すなわち、画像構成要素割当部24は、1つの画像情報を互いに補い合う複数の要素に分割して、分割した各要素をそれぞれの画像処理装置10に割り当てる。ここで、要素の数は、主ノード及び従ノードの画像処理装置10を含む台数としてよい。以下、画像構成要素割当部24による画像の構成要素の分割・割当方式について第1乃至第4の方式を例示して説明する。
第1の例は、画像情報を色成分に基づいた構成要素に分割し、各色成分を画像処理装置10にそれぞれ割り当てるという方式である。図3(A)には、同一性確認処理の対象となる画像処理装置10の台数が3つの場合に、画像情報の赤(R),緑(G),青(B)を各画像処理装置10に割り当てた割当情報を表す割当情報テーブルを示した。また、図3(A)に示されているように、割当情報テーブルには色成分とともに時刻が格納されており、各画像処理装置10では、格納された時刻に再生部18により再生されている画像について、当該時刻に関連づけられた色成分の画像情報を取得する。なお、各画像処理装置10に割り当てる色成分は固定してもよいし、図3(B)に示されるように各画像処理装置10に割り当てる色成分を時間毎に変更しても構わない。
第2の例は、画像情報を画像領域に基づいた構成要素に分割し、各画像領域を画像処理装置10にそれぞれ割り当てるという方式である。図4には、同一性確認処理の対象となる画像処理装置10に画像領域を割り当てた割当情報を表す割当情報テーブルを示した。図4に示されるように、同一性確認処理の対象となる画像処理装置10の台数をNとした場合に、ノードi(i=1,2,3,・・・,N)の画像処理装置10に対して、画像情報の上からN・j+i番目の走査ラインL(N・j+i)をそれぞれ割り当てることとしてよい。ここで、jは0以上の整数である。
また、各画像処理装置10への画像領域の割り当て方式は、上述した態様に限られず、例えば同一性確認処理の対象となる画像処理装置10の台数Nに対してN=p・qとなる数p,qを用いて、画像を横にp分割、縦にq分割してなる各画像領域を画像処理装置10にそれぞれ割り当てることとしてもよい。また、1つの画像処理装置10に割り当てる領域が1領域ではなくても構わないことは、明白である。
第3の例は、画像情報を空間周波数成分に基づいた構成要素に分割し、各空間周波数成分を各画像処理装置10に割り当てるという方式である。図5(A)には、同一性確認処理の対象となる画像処理装置10に空間周波数成分を割り当てる割当情報テーブルを示した。空間周波数成分の割り当てを行う際には、まず画像情報を空間周波数成分へと変換する。ここで画像情報の空間周波数成分への変換は、例えば画像を32×32の画素からなるブロックに分割し、各ブロックをDCT変換することで行うこととしてよい。本実施形態では、上記ブロックにおいて高周波の空間周波数成分ほど広い領域を割り当てるようにする。具体的には、図5(B)に示すように、4つの画像処理装置10に空間周波数成分を割り当てるとすると、DCT変換後のブロックに対し、1つ目のノードには1画素の空間周波数成分に対応する領域A、2つ目のノードには3画素の空間周波数成分に対応する領域B、3つ目のノードには12画素の空間周波数成分に対応する領域C、4つ目のノードには1008画素の空間周波数成分に対応する領域Dの画像情報を割り当てることとする。このように高周波の成分ほど広い領域、すなわち広帯域の空間周波数成分を割り当てるのは、高周波の空間周波数成分の画像情報ほど視認しにくいためである。
第4の例は、画像情報を上述した色成分、画像領域、空間周波数成分に含まれる複数の要素を組み合わせてなる構成要素に分割し、各構成要素を画像処理装置10にそれぞれ割り当てるという方式である。図6には、具体例として色成分の3要素と、空間周波数成分の4要素との組み合わせにより、画像情報を12の構成要素に分割し、当該分割した構成要素を画像処理装置10にそれぞれ割り当てた割当情報テーブルを示すものである。なお、要素の組み合わせは上述したものに限らず他の組み合わせを用いることとしてもよいのはもちろんである。
画像構成要素割当部24により各画像処理装置10に割り当てられた構成要素の情報を表す割当情報(割当情報テーブル)は、通信部22により各画像処理装置10に送信される。そして、各画像処理装置10は、主ノードの画像処理装置10から送信された割当情報を受信する。
従ノードの各画像処理装置10は、受信した割当情報に基づいて、自己の装置に割り当てられた構成要素の情報を取得する。自己に割り当てられた構成要素の情報の取得は、構成要素情報取得部26に含まれる自己割当要素情報取得部27(第2の情報取得手段)により行われる。なお、主ノードの画像処理装置10の自己割当要素情報取得部27においても、自らに割り当てられた構成要素の情報を取得する。
自己割当要素情報取得部27は、受信した割当情報に基づいて割り当てられた構成要素を設定し、上記設定した構成要素の情報を再生部18により再生される画像情報について取得する。例えば、各画像処理装置10に色成分を割り当てた場合には、ノード1の画像処理装置10は割当情報に基づいて、再生される画像データをキャプチャするとともに、キャプチャした画像データから赤色(R)成分の画像情報を抽出して取得する。同様に、ノード2の画像処理装置10は、再生される画像データから緑色(G)成分の画像情報を抽出して取得し、ノード3の画像処理装置10は、青色(B)成分の画像情報を抽出して取得する。
次に、従ノードの各画像処理装置10は、自己割当要素情報取得部27により取得された構成要素の情報を通信部22により主ノードの画像処理装置10に送信する。主ノードの画像処理装置10は、従ノードの各画像処理装置10から送信された構成要素の情報を受信して取得する。
画像生成部28は、各画像処理装置10から受信した構成要素の情報を統合して再生画像を再構成した再構成画像を生成する。例えば、各画像処理装置10に色成分を割り当てた場合には、自ら抽出した赤色(R)の画像データと、ノード2から受信した緑色(G)の画像データと,ノード3から受信した青色(B)の画像データとを統合して再構成画像を生成する。
表示部14は、画像生成部28により生成された再構成画像を表示する。ここで、図7乃至11には、画像生成部28により生成される再構成画像の一例を示す。
図7及び図8には、図3に示される割当情報に基づいてノード1乃至3の各画像処理装置10にそれぞれ割り当てた色成分の画像情報を取得し、取得した画像情報を統合して再構成された再構成画像の一例を示す。図7及び図8の(A)はノード1乃至3の各画像処理装置10から取得したR,G,Bの色成分の画像であり、図7及び図8の(B)は各色成分の画像情報を統合して再構成した再構成画像である。
図7に示されるように、各画像処理装置10において再生されている画像が一致している場合には、各色成分を割り当てた後に再構成される再構成画像も元の再生画像と実質的に同じ画像となる。一方で、図8に示されるように、少なくとも1つの画像処理装置10において再生されている画像が他の画像処理装置10と異なる場合には、生成される再構成画像と元の再生画像とは同じ画像にならない。
図9及び図10には、図4に示される割当情報に基づいてノード1乃至4の各画像処理装置10にそれぞれ割り当てた画像領域の画像情報を取得し、取得した画像情報を再構成して生成された再構成画像の一例を示す。図9及び図10の(A)は、ノード1乃至4の各画像処理装置10から取得した画像領域の画像情報であり、図9及び図10の(B)は各画像領域の画像情報を再構成した再構成画像である。
図9に示されるように、各画像処理装置10において再生されている画像が一致している場合には、各画像領域を割り当てた後に再構成される再構成画像も元の再生画像と実質的に同じ画像情報となる。一方で、図10に示されるように、少なくとも1つの画像処理装置10において再生されている画像が他の画像処理装置10と異なる場合には、再構成される再構成画像と再生画像とは同じ画像情報にならない。
図11には、図5に示される割当情報に基づいてノード1乃至4の各画像処理装置10にそれぞれ割り当てた空間周波数成分の画像情報を取得し、取得した画像情報を再構成して生成された再構成画像の一例を示す。図11(A)には全てのノードにおいて再生される画像が一致している場合に生成される再構成画像の一例を示し、図11(B)にはノード1が異なる再生画像を表示している場合、図11(C)にはノード2が異なる再生画像を表示している場合、図11(D)にはノード3が異なる再生画像を表示している場合、図11(E)にはノード4が異なる再生画像を表示している場合にそれぞれ生成される再構成画像の一例を示した。
図11(A)に示されるように、各画像処理装置10において再生されている画像が一致している場合には、各空間周波数成分を割り当てた後に再構成される再構成画像も元の再生画像と実質的に同じ画像情報となる。一方で、図11(B)〜(E)に示されるように、少なくとも1つの画像処理装置10において再生されている画像が他の画像処理装置10と異なる場合には、再構成される再構成画像と再生画像とは同じ画像情報とはならない。以上例示した再構成画像からも明らかなように、各画像処理装置10から取得した構成要素に基づいて再構成した再構成画像の表示を用いることで、各画像処理装置10において再生されている画像が一致しているか否かが容易に確認される。
図12には、画像処理システム1において行われる各画像処理装置10において再生されている画像の同一性を確認する同一性確認処理のシーケンス図を示す。図12においては、主ノードを画像処理装置10−1、従ノードを画像処理装置10−2とし、画像処理装置10−1と画像処理装置10−2間の処理を示しているが、画像処理装置10−1と他の従ノードの画像処理装置10−3,10−n等についても同様の処理が行われる。
まず、主ノードの画像処理装置10は、利用者から同一性確認処理の要求を受け付けると(S101)、画像情報を、同一性確認処理の対象となる画像処理装置10の数に応じた構成要素に分割する(S102)。そして、画像処理装置10は、各画像処理装置10に分割した各構成要素を割り当てるとともに、当該割り当てを各画像処理装置10に指定する割当情報を生成する(S103)。主ノードの画像処理装置10は、生成した割当情報を従ノードの画像処理装置10に送信する(S104)。
従ノードの画像処理装置10は、受信した割当情報に基づいて自らに割り当てられた構成要素を設定し、再生している画像情報から上記設定した構成要素の情報を取得する(S105)。そして、従ノードの画像処理装置10は、抽出した構成要素の情報を主ノードの画像処理装置10に送信する(S106)。
主ノードの画像処理装置10は、従ノードの各画像処理装置10から構成要素の情報を受信すると、受信した構成要素の情報と自ら取得した構成要素の情報とを統合して再構成画像を生成する(S107)。コンピュータが、自らが表示していた比較対象となる画像と生成した再構成画像とを比較し、各画像処理装置10において表示されている画像が同じものであるか否かを判断することとしてもよいし、再構成画像をユーザが視認することによって画像が同じものであるか否かを判断することとしてもよい。後者の場合には、生成した再構成画像は、表示部14に表示される(S108)。利用者は表示部14に表示される再構成画像により、各画像処理装置10において再生されている画像が一致しているか否かを確認する。
以上説明した本実施形態に係る画像処理システム1では、1つの画像の構成要素を複数の画像処理装置10にそれぞれ割り当て、その割り当てた構成要素の情報を各画像処理装置10において再生されている画像について取得し、取得した各構成要素の情報を1つの画像に再構成して表示することで、1つの再構成画像に基づいて各画像処理装置10の再生画像が一致しているか否かが確認される。こうすることで、複数の装置において再生されている画像情報の同一性を確認することが容易となる。
次に、本発明を各画像処理装置10において再生される動画画像データの同一性の確認処理について適用した際の処理の一例を説明する。
まず、主ノードの画像処理装置10は、各画像処理装置10において再生される動画像データについて同一性確認処理に用いる再生位置を決定する。例えば、再生位置は、各画像処理装置10により動画像データの再生開始を同期させた場合には、その動画像データの再生開始時点からの時間で指定することとしてよい。主ノードの画像処理装置10は、静止画像データの場合と同様に、1つの画像情報を複数の構成要素に分割し、当該分割した構成要素を各画像処理装置10にそれぞれ割り当てる。主ノードの画像処理装置10は、従ノードの各画像処理装置10に、再生位置の指定データと、各画像処理装置10にそれぞれ割り当てた画像の構成要素の情報とを含む割当情報を生成し送信する。
従ノードの各画像処理装置10は、主ノードの画像処理装置10から送信された割当情報を受信して、当該受信した割当情報に含まれる情報に従って動画像データについて指定された再生位置の再生画像をキャプチャするとともに、当該キャプチャした画像について割り当てられた構成要素の情報を取得する。そして、従ノードの画像処理装置10は、取得した構成要素の情報を主ノードの画像処理装置10に送信する。
主ノードの画像処理装置10は、再生する動画像データにつき自らに割り当てた構成要素の情報と、従ノードの各画像処理装置10から受信した構成要素の情報とに基づいて再生画像を再構成した再構成画像を生成する。そして、主ノードの画像処理装置10は、生成した再構成画像を表示部14に表示する。利用者は、こうして表示された再構成画像に基づいて、各画像処理装置10において再生されている画像の同一性を確認する。なお、再生位置の指定は上述した態様に限られず、各画像処理装置10間で時刻を同期した上で、時刻により指定することとしてもよい。
もちろん、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、例えば、同一性の確認は主ノードのみならず、従ノードの各画像処理装置10においても行うこととしてよい。この場合には、主ノードの画像処理装置10は、構成要素の割り当て時に、主ノードに割り当てられた構成要素の情報について取得した情報を、従ノードの各画像処理装置10に送信する。そして、従ノードの各画像処理装置10も割り当てられた構成要素について取得した情報を主ノードのみならず従ノードの他の画像処理装置10に対しても送信することとする。また、上記の実施形態では、画像の同一性の確認は、利用者により行うこととしたが、構成された再構成画像と、再生している再生画像との差分を取得し、当該差分を利用して画像処理装置10が画像の同一性を判断することとしても構わない。
本実施形態に係る画像処理システムのシステム構成図である。 画像処理装置の機能ブロック図である。 割当情報テーブルの一例を示す図である。 割当情報テーブルの一例を示す図である。 割当情報テーブルの一例を示す図である。 割当情報テーブルの一例を示す図である。 再構成画像の一例を示す図である。 再構成画像の一例を示す図である。 再構成画像の一例を示す図である。 再構成画像の一例を示す図である。 再構成画像の一例を示す図である。 同一性確認処理のシーケンス図である。
符号の説明
1 画像処理システム、10,10−1,10−2,10−3,10−n 画像処理装置、12 記憶部、14 表示部、16 音声出力部、18 再生部、20 音声取得部、22 通信部、24 画像構成要素割当部、26 構成要素情報取得部、27 自己割当要素情報取得部、28 画像生成部。

Claims (5)

  1. 画像情報を複数の装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の装置にそれぞれ割り当てる割当手段と、
    前記複数の装置のそれぞれから当該装置において表示されている画像情報から前記割当手段により当該装置に割り当てられた構成要素を抽出して取得した当該構成要素の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段により前記複数の装置のそれぞれから取得した構成要素の画像情報を統合して画像を生成する画像生成手段と、
    を含むことを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記画像生成手段により生成した画像を表示する表示手段をさらに含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 複数の画像処理装置を含み、
    前記複数の画像処理装置のうち少なくとも1つは、
    画像情報を前記複数の画像処理装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の画像処理装置にそれぞれ割り当てる割当手段を含み、
    前記複数の画像処理装置はそれぞれ、
    画像情報を表示手段に表示させ再生する再生手段と、
    前記表示手段に表示されている画像情報から前記割当手段により割り当てられた構成要素の画像情報を抽出して取得する第2の情報取得手段と、を含み、
    前記複数の画像処理装置のうち前記少なくとも1つは、
    前記複数の画像処理装置のそれぞれに含まれる前記第2の情報取得手段により取得された構成要素の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段により前記複数の画像処理装置のそれぞれから取得した構成要素の画像情報を統合して画像を生成する画像生成手段とをさらに含む
    ことを特徴とする画像処理システム。
  4. 前記再生手段は動画像情報に基づき表示される画像情報前記表示手段に表示し、
    前記割当手段は、前記動画像情報の再生位置を指定し、
    前記第2の情報取得手段は、前記指定された再生位置において前記動画像情報に基づき表示される画像情報から前記割当手段により割り当てられた構成要素の画像情報を抽出して取得する
    ことを特徴とする請求項3に記載の画像処理システム。
  5. 画像情報を複数の装置の数に応じて分割した構成要素の各々を前記複数の装置にそれぞれ割り当てる割当手段と、
    前記複数の装置のそれぞれから当該装置において表示されている画像情報から前記割当手段により当該装置に割り当てられた構成要素を抽出して取得した当該構成要素の画像情報を取得する第1の情報取得手段と、
    前記第1の情報取得手段により前記複数の装置のそれぞれから取得した構成要素の画像情報を統合して画像を生成する画像生成手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。
JP2008261963A 2008-10-08 2008-10-08 画像処理装置、画像処理システム、及びプログラム Expired - Fee Related JP4623196B2 (ja)

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