JP4617487B2 - ホログラム記録装置 - Google Patents
ホログラム記録装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4617487B2 JP4617487B2 JP2005079471A JP2005079471A JP4617487B2 JP 4617487 B2 JP4617487 B2 JP 4617487B2 JP 2005079471 A JP2005079471 A JP 2005079471A JP 2005079471 A JP2005079471 A JP 2005079471A JP 4617487 B2 JP4617487 B2 JP 4617487B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- recording
- data
- hologram
- spatial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Holo Graphy (AREA)
Description
図1は、特許文献1に開示されたホログラム記録再生装置の構成を示す図である。
この光ビーム411は、ビームエキスパンダ402によってビーム径が拡大され、かつ平行光にされた後、偏光ビームスプリッタ403に入射する。
偏光ビームスプリッタ403は、入射した光ビームのうちS偏光成分を透過しP偏光成分を反射することによって2つの光ビーム411a、411bに分割する。
S偏光成分からなる一方の光ビーム411aは空間光変調器101に入射する。
記録時には、記録データに応じて空間光変調器101の各画素をオン状態又はオフ状態とすることによって、所定のパターンの信号光が生成される。
空間光変調器101は、画素全体がガウシアン分布とは反比例な光透過率分布をもつように各画素の光透過率が設定されていることから、すべての画素がオン状態であるときの光ビームの強度分布はほぼ一様とされ、所定の画素をオフ状態にすれば強度分布の一様な光ビームが空間的に変調される。
空間光変調器101から出射した信号光はフーリエ変換レンズ407によって集光されて、ホログラム記録媒体412に照射される。
その後、全反射ミラー406で反射し、フーリエ変換レンズ408を透過して、参照光としてホログラム記録媒体412に照射される。
信号光及び参照光は、ホログラム記録媒体412の記録層内で重ね合わされることで干渉パターンが形成されて、ホログラムが記録される。
したがって、記録再生用のレーザ光源401によって生成された光ビーム411は、ビームエキスパンダ402、偏光ビームスプリッタ403、1/2波長板405、全反射ミラー406、フーリエ変換レンズ408を経由して、ホログラム記録媒体412に参照光として照射される。
記録層内に形成された干渉パターンによって変調された参照光は、ホログラム記録媒体412を通過し、コリメートレンズ409を通過して、再生像としてCCDイメージセンサ410に照射される。
また、光路に強度分布を均一にする素子を挿入したり、光学素子に強度分布を均一にする加工を施すことが考えられるが、このような場合には、部品点数の増加、部品コストの増加、組み立て工数の増加、調整工数の増加に繋がりコストアップが避けられない。
上記ページデータを複数の領域に分割し、時間的に分割および/または多重記録するように構成されていることを特徴としている。
上記空間変調手段が反射形の空間変調素子により構成されており、
上記空間変調手段のデータパターンを複数の領域に分割し、時間的多重記録すると共に、
上記多重記録は、記録するデータが多いデータパターンから順次記録するデータが少ないデータパターンへと遷移し、それらのデータパターンを切り替える直後において、上記光源の光量を露光時よりも低くするように構成されていることを特徴としている。
1ページ分のデータを4フレームに分割するにあたり、図5(1)〜(4)で示した4つの領域を、レーザビームの強度に合わせて露光する時間を変更する。図5(1)に示すレーザビームの強度が低い空間光変調器5の周辺部分は、全てのフレームに同じデータを変調し、図5(4)に示すレーザビームの強度が強い空間光変調器5の中央ほど、少ない数のフレームにのみ変調する。
そして、これらの4フレームのページデータを、記録媒体Bの記録層92の同じ位置に同じ参照光にて順次切り替えて記録していくことで1ページ分のデータを記録する。
これにより、レーザビームの強度の強い中心部分では短い時間だけ露光される。よって、レーザビームの強度の強い記録光同士の干渉によるノイズは、露光時間が短いために減少することになる。
その結果、対物レンズの歪みによる記録再生信号の劣化が生じやすい周辺部分は、中央部分とは別に露光した情報(図5(a)〜(c))により、中央部分よりも記録光同士の干渉によるノイズがさらに少ない情報が多重記録されていることで、周辺部分はノイズの少ない再生が可能となり、対物レンズの歪みよる記録再生信号の劣化を補うことができる。
図6(a)に示す最初のフレームには1ページ分のデータの周辺部分のみが変調される。つぎに、図6(b)に示す2フレーム目には図6(a)で変調したデータと、その内側のデータとを合わせた変調を行なう。つぎに、図6(c)に示す3フレーム目には図6(d)で変調したデータと、その内側のデータとを合わせた変調を行なう。最後に図6(d)に示す4フレーム目には、1ページ分の全てのデータの変調を行なう。ここまでは4つのフレームに分割した例と同じである。
たとえば、媒体の空間分解能が悪い(干渉縞のピッチが細かい場合はきれいな干渉縞が出来にくい)場合、記録光同士の干渉がよりノイズになりやすくなる。この場合、記録光同士が形成する干渉縞のピッチが細かくならないように、図7に示すようなデータ分割を行って図5、図6と同様に異なるフレームで多重記録することで、ノイズ干渉縞(グレーティング)が出来るのを防ぐことができる。
1ページのデータを再生するためには、そのページ自体のアドレス情報や、そのページ及び他ページ間にまたがるデータ管理情報を把握する目的で、ヘッダ情報を記録する場合がある。このヘッダ情報は、データよりも認識しやすい状態で記録する必要がある。そのために、本願発明を応用することで容易に強調記録することが可能となる。
図8(a)〜(i)に示すように、全てのフレームに同じヘッダ情報を変調することで、ヘッダ情報が強調記録される。
ビームエキスパンダ3は、入射側レンズ30と出射側レンズ31とを組み合わせたレンズ系からなり、コリメータレンズ2から出射したレーザビームの径を拡大し、平行ビームとして出射する。
以上、レーザ光源1をOFFにする例で説明したが、同一ページでパターンを切り替える際に露光しない程度に光源の光量を弱めることで、十分目的は達成できる。
1 レーザ光源
2 コリメータレンズ
3 ビームエキスパンダ
30 入射側レンズ
31 出射側レンズ
32 非球面レンズ(光強度分布変換手段)
4A 第1のビームスプリッタ(ビーム分離手段)
4B 第2のビームスプリッタ
5 空間光変調器(空間光変調手段)
Claims (1)
- 光源と、この光源から出射した光ビームを平行ビームに変換するビーム平行化手段と、このビーム平行化手段を経た光ビームをホログラム記録用の記録光と参照光とに分離するビーム分離手段と、このビーム分離手段からの上記記録光を2次元的な情報を表す光に変調する空間光変調手段とを備えたホログラム記録装置であって、
上記空間変調手段が反射形の空間変調素子により構成されており、
上記空間変調手段のデータパターンを複数の領域に分割し、時間的多重記録すると共に、
上記多重記録は、記録するデータが多いデータパターンから順次記録するデータが少ないデータパターンへと遷移し、それらのデータパターンを切り替える直後において、上記光源の光量を露光時よりも低くするように構成されていることを特徴とする、ホログラム記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005079471A JP4617487B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | ホログラム記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005079471A JP4617487B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | ホログラム記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006259518A JP2006259518A (ja) | 2006-09-28 |
JP4617487B2 true JP4617487B2 (ja) | 2011-01-26 |
Family
ID=37098835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005079471A Expired - Fee Related JP4617487B2 (ja) | 2005-03-18 | 2005-03-18 | ホログラム記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4617487B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004069920A (ja) * | 2002-08-05 | 2004-03-04 | Pioneer Electronic Corp | 空間光変調器 |
JP2004294756A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Tdk Corp | 空間光変調器及びホログラム記録再生装置 |
JP2005195767A (ja) * | 2004-01-06 | 2005-07-21 | Tdk Corp | ホログラフィック記録方法及びホログラフィック記録装置 |
JP2006259519A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fujitsu Ltd | ホログラム記録装置 |
-
2005
- 2005-03-18 JP JP2005079471A patent/JP4617487B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004069920A (ja) * | 2002-08-05 | 2004-03-04 | Pioneer Electronic Corp | 空間光変調器 |
JP2004294756A (ja) * | 2003-03-27 | 2004-10-21 | Tdk Corp | 空間光変調器及びホログラム記録再生装置 |
JP2005195767A (ja) * | 2004-01-06 | 2005-07-21 | Tdk Corp | ホログラフィック記録方法及びホログラフィック記録装置 |
JP2006259519A (ja) * | 2005-03-18 | 2006-09-28 | Fujitsu Ltd | ホログラム記録装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006259518A (ja) | 2006-09-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3924549B2 (ja) | ホログラム記録再生方法及び装置 | |
US8159923B2 (en) | Optical information recording apparatus, optical information recording method, optical information reproducing apparatus and optical information reproducing method | |
JP4162518B2 (ja) | ホログラム記録再生方法及びホログラム記録媒体 | |
KR100831859B1 (ko) | 홀로그램 기록 장치 | |
US7843791B2 (en) | Optical information processing method and optical information reproducing method using multiplexing schemes capable of improving a density of recorded optical information | |
US8270278B2 (en) | Optical recording apparatus, optical recording method, recording medium, and reproducing method | |
US8520484B2 (en) | Optical information reproduction apparatus and optical information reproduction method | |
US7471431B2 (en) | Hologram device and hologram recording/reproducing method | |
US8085643B2 (en) | Optical information reproducing apparatus, optical information recording and reproducing apparatus | |
US20060285470A1 (en) | Hologram device and hologram recording/reproducing method | |
JP6667177B2 (ja) | ホログラム記録再生方法およびホログラム記録再生装置 | |
JP2014026706A (ja) | ホログラフィックメモリ装置および参照光入射角度調整方法 | |
JP2006259519A (ja) | ホログラム記録装置 | |
JP5557787B2 (ja) | 光情報再生装置、光情報記録再生装置 | |
JP4617487B2 (ja) | ホログラム記録装置 | |
JP4030516B2 (ja) | ホログラフィック媒体から再生されたホログラフィックデータを検出する装置及び方法 | |
JP6525808B2 (ja) | ホログラム記録媒体多重記録再生方法およびホログラム記録媒体多重記録再生装置 | |
JP5575391B2 (ja) | ホログラフィー記録媒体及びその記録媒体用ピックアップ | |
JP2006084526A (ja) | ホログラム再生装置及びホログラム再生方法 | |
JP4738935B2 (ja) | ホログラム記録方法およびホログラム記録装置 | |
JP2005018915A (ja) | 光情報記録装置、光情報記録方法、光情報再生装置、光情報再生方法及び光情報記録再生装置 | |
WO2016208046A1 (ja) | 光情報記録再生装置、光情報記録装置及び光情報記録再生方法 | |
JP5298267B2 (ja) | 光情報再生装置及び再生方法 | |
JP2007122800A (ja) | 光情報記録装置、記録方法、再生装置および再生方法 | |
JP2006228374A (ja) | ホログラフィー記録装置,再生装置及びその方法並びにホログラフィー媒体 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20070531 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20070606 |
|
A072 | Dismissal of procedure [no reply to invitation to correct request for examination] |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A073 Effective date: 20070724 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080117 |
|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20080722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100921 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20101004 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131105 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4617487 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |