[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4616933B2 - 検査管理装置 - Google Patents

検査管理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4616933B2
JP4616933B2 JP2010516100A JP2010516100A JP4616933B2 JP 4616933 B2 JP4616933 B2 JP 4616933B2 JP 2010516100 A JP2010516100 A JP 2010516100A JP 2010516100 A JP2010516100 A JP 2010516100A JP 4616933 B2 JP4616933 B2 JP 4616933B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
time
cleaning
scope
start time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010516100A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2010047081A1 (ja
Inventor
大史 稲葉
秀樹 安田
等士 鈴木
徹幸 中原
史雄 山縣
忠国 野村
達也 石塚
真 小林
沙織 栗山
航平 矢田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Medical Systems Corp
Original Assignee
Olympus Medical Systems Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Medical Systems Corp filed Critical Olympus Medical Systems Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP4616933B2 publication Critical patent/JP4616933B2/ja
Publication of JPWO2010047081A1 publication Critical patent/JPWO2010047081A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/04Forecasting or optimisation specially adapted for administrative or management purposes, e.g. linear programming or "cutting stock problem"
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q10/00Administration; Management
    • G06Q10/06Resources, workflows, human or project management; Enterprise or organisation planning; Enterprise or organisation modelling
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H30/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical images
    • G16H30/20ICT specially adapted for the handling or processing of medical images for handling medical images, e.g. DICOM, HL7 or PACS
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/20ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the management or administration of healthcare resources or facilities, e.g. managing hospital staff or surgery rooms

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Human Resources & Organizations (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Economics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Tourism & Hospitality (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Operations Research (AREA)
  • Quality & Reliability (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Endoscopes (AREA)

Description

本発明は、内視鏡スコープを使用する検査の検査スケジュールを管理する検査管理装置に関する。
内視鏡検査で使用される内視鏡スコープ(以下、単にスコープと表記する)は、検査終了ごとに洗浄される必要がある。そのため、医療施設には使用済みのスコープを洗浄するための装置(以下、洗浄装置という)が設置される。一日に多くの内視鏡検査が実施される場合、各スコープは洗浄されて繰り返し、検査に使用される。
特開2004−102869号公報 特開2005−128624号公報
一日の検査スケジュールは標準的な検査時間や、検査間の空き時間などを考慮して決定されるが、その検査スケジュールの通りに実際の検査が進行しないこともある。予定通り検査が進行しない要因として、検査時間が予定より長くなってしまう場合が典型例であるが、使用済みスコープの洗浄が遅れてしまい、予定の検査開始時刻に洗浄済みのスコープが準備できない場合も挙げられる。
使用済みスコープは人手により洗浄装置にセットされなければならないため、そのセットが滞ってしまうと使用済みスコープが溜まり、洗浄済みスコープが不足してくる。検査終了後にその検査で使用されたスコープを滞りなく洗浄することが理想的であるが、マンパワーが不足しがちな多くの医療施設ではそれが難しいことが多い。
従来、予定の検査開始時刻に洗浄済みスコープが存在しないことにより、その検査開始時刻を遅らせなければならないことがあった。とくに、医療従事者が予定の検査開始時刻の直前にスコープの洗浄が間に合わないことに気づいた場合、患者や医療従事者は予定を急に変更しなければならなかった。患者にとって事前に検査開始時刻の変更を知らせてもらえれば、変更後の検査開始時刻に合わせて来院することも可能である。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、検査スケジュール変更の必要性をできるだけ早期に検知し、検査スケジュールを早期に変更することができる検査管理装置を提供することにある。
本発明のある態様の検査管理装置は、複数の検査を含む検査スケジュールを保持する検査スケジュール保持部と、検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置の稼働状況を取得する稼働状況取得部と、稼働状況取得部により取得される稼働状況に応じて、検査スケジュールに含まれる少なくとも一つの検査の検査開始時刻を変更するリスケジュール部と、を備える。
本発明の別の態様もまた、検査管理装置である。この装置は、一つの検査を構成する複数の工程のそれぞれの標準時間を検査時間に応じて保持する標準時間保持部と、検査が実施されている検査室に設置された少なくとも一つの機器から、検査の各工程の開始時刻および終了時刻を取得する時刻取得部と、検査室に設置された端末装置の表示部に、検査時間に応じた標準時間にもとづいて検査の目標とすべき進行状況を示す第1表示内容と、時刻取得部により取得される検査の各工程の開始時刻および終了時刻にもとづく実際の進行状況を示す第2表示内容とを表示させる表示制御部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、検査スケジュール変更の必要性をできるだけ早期に検知し、検査スケジュールを早期に変更することができる。
本発明の実施の形態1に係る検査管理システムの全体構成図である。 実施の形態1に係る検査管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延なし)。 実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延あり、検査開始時刻の変更前)。 実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延あり、検査開始時刻の変更後)。 実施の形態1に係る検査管理システムのリスケジュール処理を示すフローチャートである。 実施の形態2に係る検査管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 実施の形態2に係る表示制御部により表示制御される画面の一例を示す図である(途中経過)。 実施の形態2に係る表示制御部により表示制御される画面の一例を示す図である(終了後)。 実施の形態2に係る表示制御部により表示制御される画面の別の例を示す図である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る検査管理システム500の全体構成図である。検査管理システム500は、検査管理装置100、内視鏡システム200、洗浄装置210および医療従事者端末装置300を備える。これらはイントラネットなどのネットワーク400により接続される。
検査管理装置100は検査スケジュールを管理する。とくに、本実施の形態では内視鏡検査の検査スケジュールを管理する。検査管理装置100の詳細は後述する。
内視鏡システム200は、スコープを接続する内視鏡装置(図示せず)と、スコープで撮影される画像をモニタに表示するとともに、患者情報、診断情報、撮影画像などを記憶する検査室端末装置(図示せず)とを含む。内視鏡システム200は各検査の開始時刻および終了時刻をネットワーク400を介して検査管理装置100に通知することができる。各検査の開始時刻はスコープが患者の体内に挿入された時刻をセンサなどで自動的に検知してもよし、医療従事者が上記検査室端末装置に対して検査の開始を示す操作を行ったときであってもよい。また、各検査の終了時刻はスコープが患者の体内から抜き出された時刻をセンサなどで自動的に検知してもよし、医療従事者が上記検査室端末装置に対して検査の終了を示す操作を行ったときであってもよい。
洗浄装置210は検査により使用済みとなったスコープを洗浄し、消毒する。各スコープには自己を一意に特定するための識別情報が付されている。たとえば、スコープのコードにRFID(Radio Frequency IDentification)方式のICタグが取り付けられている。洗浄装置210はセットされたスコープの識別情報を読み取る機能を備えている。洗浄装置210はそのスコープの洗浄が開始すると、そのスコープの識別情報および洗浄開始時刻を含む洗浄開始通知をネットワーク400を介して検査管理装置100に送信する。また、洗浄装置210は看護師または専用の洗浄作業員が身に付けているICタグから作業者を一意に特定するための識別情報を読み取り、上記洗浄開始通知に含めてもよい。
また、洗浄装置210はスコープの洗浄中に、そのスコープの識別情報と、その残り洗浄時間または洗浄終了予定時刻を含む洗浄状況通知を検査管理装置100に送信してもよい。また、洗浄装置210はそのスコープの洗浄が終了すると、そのスコープの識別情報および洗浄終了時刻を含む洗浄終了通知を検査管理装置100に送信してもよい。上記洗浄状況通知および上記洗浄終了通知は、看護師または洗浄作業員が保持する医療従事者端末装置300に送信されてもよい。
なお、ここまでの説明では洗浄装置210が通信機能を持つことを前提に説明したが、洗浄装置210が通信機能を持たない場合、上記洗浄開始通知、上記洗浄状況通知および上記洗浄終了通知は、看護師または洗浄作業員が保持する医療従事者端末装置300に看護師または洗浄作業員により手入力されることにより、その医療従事者端末装置300から送信されてもよい。また、洗浄装置210が設置される部屋のPCに手入力され、そのPCから送信されてもよい。なお、図1には洗浄装置210が一つしか描かれていないが、洗浄装置210は複数であってもよい。大きな医療施設には複数の洗浄装置210が設置されることが多い。複数の洗浄装置210が設置される場合、各洗浄装置210から上記洗浄開始通知、上記洗浄状況通知および上記洗浄終了通知が送信される。
医療従事者端末装置300は、医者、看護師、専用の洗浄作業員などが参照可能な端末である。処置室、検査室、ナースステーションなどに設置されるPC、および看護師が携帯するPDA(Personal Digital Assistants)などの携帯端末装置が該当する。この携帯端末装置は無線によりネットワーク400上のアクセスポイントを介して検査管理装置100と通信可能である。
図2は、実施の形態1に係る検査管理装置100の構成を示す機能ブロック図である。検査管理装置100は、検査スケジュール保持部10、稼働状況取得部20、リスケジュール部30、第1通知部40および第2通知部50を含む。
検査管理装置100の構成は、ハードウェア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウェア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウェアのみ、ソフトウェアのみ、またはそれらの組み合わせによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
検査スケジュール保持部10は、複数の検査を含む検査スケジュールを保持する。より具体的には、検査スケジュール保持部10は、検査スケジュールに含まれる各検査の検査開始時刻および検査終了時刻を保持する。この検査スケジュールは医師により出される検査オーダに基づき検査オーダシステム(図示せず)により生成されるが、本発明は検査スケジュールの生成手法に注目したものではないため、一日の検査スケジュールが所与のものとして検査スケジュール保持部10に保持されていることを前提に話を進める。なお、複数の検査室が設置される場合、複数の検査を並行して行うことが可能である。検査スケジュールの具体例は後述する。なお、ここでの検査スケジュールはスコープが使用される検査に限った検査スケジュールである。
稼働状況取得部20は、検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置210の稼働状況を取得する。たとえば、稼働状況取得部20は、洗浄装置210が各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄を開始する洗浄開始時刻を取得する。稼働状況取得部20は、上記洗浄開始通知により当該洗浄開始時刻を取得することができる。
リスケジュール部30は、稼働状況取得部20により取得される稼働状況に応じて、検査スケジュールに含まれる少なくとも一つの検査の検査開始時刻を変更する。より具体的には、リスケジュール部30は、稼働状況取得部20により取得される洗浄開始時刻から使用済みスコープの洗浄終了時刻を特定する。洗浄装置210におけるスコープの洗浄時間は既知であるため、リスケジュール部30は当該洗浄開始時刻にその洗浄時間を加算した時刻を当該洗浄終了時刻に特定することができる。
リスケジュール部30は、特定した洗浄終了時刻と、上記検査スケジュールにより特定される各検査の検査開始時刻とにしたがって、各検査の検査開始時刻に洗浄済みスコープが存在するか否か判定する。存在する場合、リスケジュール部30は上記検査スケジュールを変更しない。存在しない場合、リスケジュール部30はその検査の検査開始時刻を上記洗浄の終了により洗浄済みスコープが存在するようになる時刻以降に変更する。
以下、より具体的に説明する。リスケジュール部30は、シミュレートの開始時刻の洗浄済みスコープ数を初期値とし、そのシミュレートの開始時刻以降の各検査の開始に伴い一つ減少し、かつ使用済みスコープの洗浄終了に伴い一つ増加する使用可能スコープ数の推移をシミュレートする。これにより、リスケジュール部30は上記検査スケジュールに含まれる、上記シミュレートの開始時刻以降の各検査の検査開始時刻に洗浄済みスコープが存在するか否か、および洗浄済みスコープが存在しない場合の、洗浄済みスコープが存在するようになる時刻を予測する。洗浄済みスコープが存在するようになる時刻は、洗浄装置210におけるスコープの洗浄終了時刻から予測することができる。
第1通知部40は、リスケジュール部30により検査スケジュールが変更されたとき、医療従事者端末装置300にネットワーク400を介して変更後の検査スケジュールを送信する。また、患者の待合室の電光掲示板に変更後の検査スケジュールを表示させてもよい。
第2通知部50は、リスケジュール部30により検査開始時刻が変更された検査の患者が参照可能な患者端末装置に、少なくとも変更後の検査開始時刻を含むスケジュール変更情報を通知する。当該患者端末装置は、患者の自宅に設置されるPC、患者が携帯する携帯電話機などが該当する。第2通知部50は上記スケジュール変更情報を上記患者端末装置にEメールなどにより通知する。
以下、リスケジュール部30によるリスケジュール処理を具体例を挙げながら説明する。
図3は、実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延なし)。以下、医療施設内に三つの検査室(検査室1、検査室2、検査室3)、二台の洗浄装置(洗浄装置1、洗浄装置2)、および四本のスコープが存在することを前提に説明する。
なお、洗浄装置に使用済みスコープをセットする前に、その使用済みスコープを2分程度手洗い洗浄する必要がある。その他、内視鏡装置から使用済みスコープを取り外す時間および洗浄装置に使用済みスコープをセットする時間などを考慮し、検査の終了時刻からその検査で使用された使用済みスコープの洗浄開始時刻までの時間を5分と想定した。この時間は看護師または洗浄作業員が理想的に洗浄業務を遂行した場合の時間である。また、洗浄終了時刻から検査に使用可能な状態になるまでには、厳密には洗浄装置から取り出す時間などが存在するが、ここでは説明を簡略するため洗浄終了時刻から検査に使用可能な状態になるまでの時間を0分とした。また、洗浄装置1および洗浄装置2の一回の洗浄時間は両方とも15分である。洗浄装置には一回の洗浄で複数のスコープを洗浄可能なタイプもあるが、ここでは説明を簡略化するため一回の洗浄で一本のスコープが洗浄される洗浄装置を想定する。
図3は一日の検査スケジュールのうち10:00から11:30までの間の検査スケジュールを示す。図3に示す例は看護師または洗浄作業員が理想的に洗浄業務を遂行した例である。10:00から検査室1で検査1が、検査室2で検査2が、検査室3で検査3が開始される。10:00の時点で洗浄装置1および洗浄装置2は待機中である。10:00直前の使用可能スコープ数は四本である。検査1、検査2および検査3が10:00に開始され、それぞれの検査で一本のスコープが使用されるため、10:00以降の使用可能スコープ数は一本である。
検査室1での検査1は10:00から10分間、検査室2での検査2は10:00から15分間、および検査室3での検査3は10:00から20分間行われる。すなわち、検査1の検査終了時刻は10:10、検査2の検査終了時刻は10:15、および検査3の検査終了時刻は10:20である。10:10に検査1で使用済みとなったスコープに対する洗浄1が、5分後の10:15に洗浄装置1で開始される。10:15に検査2で使用済みとなったスコープに対する洗浄2が、5分後の10:20に洗浄装置2で開始される。
10:20に検査3が終了する。その5分後の10:25において洗浄装置1および洗浄装置2が両方とも洗浄中であるため、検査3で使用済みとなったスコープは10:25から洗浄開始されることができない。ここでは洗浄装置1での洗浄1の終了時刻が10:30、洗浄装置2での洗浄2の終了時刻が10:35であるため、検査3で使用済みとなったスコープは、洗浄が先に終了する洗浄装置1の待ち行列に入る。
検査室2での検査4が10:25から20分間行われる。検査4が10:25に開始され、その検査でスコープが一本使用されるため、10:25以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。10:30に洗浄1が終了し、10:30以降の使用可能スコープ数は一本増えて、一本である。また、洗浄装置1は洗浄装置1の待ち行列に入っていた、検査3で使用済みとなったスコープに対する洗浄3を10:30に開始する。
10:35に洗浄2が終了し、使用可能スコープ数が一本増える。また、検査室1での検査5が10:35から25分間行われる。その検査でスコープが一本使用されるため、使用可能スコープ数は一本減る。一本増えて一本減るため、10:35以降の使用可能スコープ数は一本である。検査室3での検査6が10:40から20分間行われる。その検査でスコープが一本使用されるため、10:40以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。
10:45に検査4が終了する。また、10:45に洗浄3が終了し、10:45以降の使用可能スコープ数は一本増え、一本である。10:45に検査4で使用済みとなったスコープに対する洗浄4が、5分後の10:50に洗浄装置2で開始される。もちろん、洗浄装置1で洗浄してもよい。
検査室2での検査7が10:55から15分間行われる。検査7が10:55に開始され、その検査でスコープが一本使用されるため、10:55以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。11:00に検査5および検査6が終了する。11:00に検査1で使用済みとなったスコープに対する洗浄5が、5分後の11:05に洗浄装置1で開始される。11:00に検査6で使用済みとなったスコープに対する洗浄7が、5分後の11:05に洗浄装置2で開始される。
11:10に検査7が終了する。その5分後の11:15において洗浄装置1および洗浄装置2が両方とも洗浄中であるため、検査7で使用済みとなったスコープは11:15から洗浄開始されることができない。ここでは洗浄装置1の待ち行列に入る。検査室1での検査8が11:10から20分間行われる。検査8が11:10に開始され、その検査でスコープが一本使用されるため、11:10以降の使用可能スコープ数は一本減って、0本である。11:20に洗浄5および洗浄6が終了し、使用可能スコープ数が二本増え、11:20以降の使用可能スコープ数は二本である。また、洗浄装置1は洗浄装置1の待ち行列に入っていた、検査7で使用済みとなったスコープに対する洗浄7を11:20に開始する。
このように、二台の洗浄装置と四本のスコープで図3の検査スケジュールで予定されているすべての検査を、各検査の開始時刻を変更することなく行うことが可能である。
図4は、実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延あり、検査開始時刻の変更前)。検査スケジュールは図3の検査スケジュールと同じである。図3と図4の相違点は、看護師または洗浄作業員が忙しさまたは怠けにより、検査2で使用済みとなったスコープを10:20に洗浄装置2にセットしたのではなく、10:30にセットした点である。すなわち、洗浄2の開始時刻が10分遅延した点である。これにより、検査6を開始すべき10:40に使用可能スコープ数がマイナスとなってしまう。すなわち、スコープが一本不足してしまう。したがって、10:40に検査6を開始することができない。
図5は、実施の形態1に係る、検査スケジュールおよび使用可能スコープ数の推移の一例を示す図である(洗浄開始時刻に遅延あり、検査開始時刻の変更後)。洗浄2の開始時刻が10:20ではなく10:30に遅延したため、洗浄2の終了時刻は10:35ではなく、10:45になる。それにより、使用可能スコープ数は10:35から10:45までの間が0本、10:45以降が一本となる。したがって、10:40から11:00までの間に予定されていた検査6を予定通り10:40から開始することができない。そこで、使用可能スコープ数が0本から一本となる10:45以降に、検査6の開始時刻を変更する必要がある。図5では検査6の開始時刻を10:45に、その終了時刻を11:05に変更している。
なお、リスケジュールした検査を実施する検査室で、その検査に後続する検査が予定されている場合、後続する検査もリスケジュールした検査と同様の時間、遅延させてもよいし、後続する検査とリスケジュールした検査との間の空き時間が所定の時間(たとえば、10分)未満とならない場合は、後続する検査の開始時刻を変更しなくてもよい。
図6は、実施の形態1に係る検査管理システム500のリスケジュール処理を示すフローチャートである。このリスケジュール処理では、二つパラメータ、すなわち「時刻」および「使用可能スコープ数」が使用される。リスケジュール処理が開始されると、初期値設定として「時刻」にシミュレーションの開始時刻がセットされる(S10)。シミュレーションは、所定の時間間隔(たとえば、5分間隔)で実行されるように設定されてもよい。また、初期値設定として「使用可能スコープ数」に、シミュレーションの開始時刻において使用可能な洗浄済みスコープ数がセットされる(S12)。
リスケジュール部30は、検査スケジュール保持部10に保持される検査スケジュールを参照して、「時刻」の値に開始される検査が存在するか否か判定する(S14)。存在する場合(S14のY)、「使用可能スコープ数」の値をデクリメントする(S16)。なお、図6では−1しているが、「時刻」の値に開始される検査が複数存在する場合、その検査数が「使用可能スコープ数」の値から減算される。「時刻」の値に開始される検査が存在しない場合(S14のN)、ステップS16の処理をスキップする。
リスケジュール部30は、稼働状況取得部20により取得される洗浄開始通知にもとづき、「時刻」の値に開始される洗浄が存在するか否か判定する(S18)。存在する場合(S18のY)、その洗浄の開始時刻にその洗浄装置の洗浄時間を加算することにより、その洗浄終了時刻を特定する(S20)。「時刻」の値に開始される洗浄が存在しない場合(S18のN)、ステップS20の処理をスキップする。
リスケジュール部30は、以前に特定した洗浄終了時刻が到来したか否か判定する(S22)。到来した場合(S22のY)、「使用可能スコープ数」の値をインクリメントする(S24)。なお、図6では+1しているが、「時刻」の値に複数の洗浄が終了する場合、その洗浄数が「使用可能スコープ数」の値に加算される。「時刻」の値に洗浄終了時刻が到来しない場合(S22のN)、ステップS24の処理をスキップする。
リスケジュール部30は、「使用可能スコープ数」の値がゼロ未満であるか否か判定する(S26)。ゼロ未満の場合(S26のY)、リスケジュール部30は、「使用可能スコープ数」の値がゼロ未満とならないよう、検査スケジュールをリスケジュールする(S28)。たとえば、ゼロ未満となる時刻に開始される検査の開始時刻を、その時刻以降に最初に洗浄が終了する時刻まで遅らせる。「使用可能スコープ数」がゼロ以上である場合(S26のN)、ステップS28の処理をスキップする。
「時刻」の値がインクリメントされる(S30)。具体的には1分、加算される。リスケジュール部30は、「時刻」の値が上記シミュレーションの終了時刻に到達したか否か判定する(S32)。シミュレーションの終了時刻は、シミュレーションの開始時刻に所定の時間(たとえば、1時間)を加算した時刻に設定されてもよい。上記シミュレーションの終了時刻に到達していない場合(S32のN)、ステップS14に遷移し、それ以降の処理を継続する。到達した場合(S32のY)、上記リスケジュール処理を終了する。
以上説明したように実施の形態1によれば、洗浄装置の稼働状況をリアルタイムに取得し、スコープが不足するか否かを予測するためのシミュレーションを所定の時間間隔で実行することにより、検査スケジュール変更の必要性をできるだけ早期に検知し、検査スケジュールを早期に変更することができる。
検査スケジュールが変更されると、開始時刻が変更された検査の患者が保持する端末に変更後の開始時刻を通知することにより、検査の開始時刻が変更される患者に、その変更を早期に伝えることができる。また、検査スケジュールが変更されると、変更後の検査スケジュールを医療従事者端末装置300に通知することにより、医療従事者にその変更を早期に伝えることができる。
図7は、実施の形態2に係る検査管理装置100の構成を示す機能ブロック図である。実施の形態2に係る検査管理装置100は、標準時間保持部70、時刻取得部80および表示制御部90を備える。なお、これらの構成要素は実施の形態1に係る検査管理装置100に追加的に設けられてもよい。図7では検査管理装置100の構成要素として表示部95が描かれているが、この表示部95は検査管理装置100の専用の表示部であってもよいし、内視鏡システム200に設けられる表示部であってもよいし、医療従事者端末装置300に設けられる表示部であってもよい。
標準時間保持部70は、一つの検査を構成する複数の工程のそれぞれの標準時間を検査時間に応じて保持する。実施の形態2における検査は広義の検査であり、検査室への患者の入室から患者の退室までを規定する概念である。これに対して、実施の形態1における検査は狭義の検査であり、スコープが患者の体内に挿入されてから抜き出されるまでを規定する概念である。各工程の標準時間は、複数のサンプルデータから統計的に求められた時間であってもよいし、医師の知見にもとづき決定された時間であってもよい。
時刻取得部80は、検査が実施されている検査室に設置された少なくとも一つの機器から、検査の各工程の開始時刻および終了時刻を取得する。すなわち、複数の検査室がある場合でも、検査工程としては一つの機器があればよい。この機器として、内視鏡システム200、医療従事者端末装置300、各種のセンサなどが該当する。たとえば、内視鏡検査は、「前処置」、「狭義の検査」、「安静」などの各工程を含む。
上部消化管内視鏡検査の前処置では、患者はガスコンを飲むケースがある。また、下部消化管内視鏡検査の前処置では、患者は経口腸管洗浄剤を飲むケースがある。上記機器として、ガスコンまたは経口腸管洗浄剤を飲むための水を入れるべきコップの重量を検知するためのセンサを設けてもよい。当該コップにガスコンまたは経口腸管洗浄剤を飲むための水が注がれ、上記センサが所定の重量以上の重量を検知した時刻を、時刻取得部80は上記前処置の開始時刻として取得する。あるいはガスコンまたは経口腸管洗浄剤を飲むための水が注がれたコップを患者が取り上げると同時に、上記センサにより所定の重量からゼロを検知した時刻を、時刻取得部80は上記前処置の開始時刻として取得する。
また、上記機器として患者の体内にスコープが挿入されたことを検知するセンサを設けてもよい。そのセンサがスコープの挿入を検知した時刻を、時刻取得部80は上記狭義の検査の開始時刻として取得する。また、そのセンサがスコープの抜き出しを検知した時刻を、時刻取得部80は上記狭義の検査の終了時刻として取得する。また、上記機器としてベッドに患者が横たわっているか否かを検知するためのセンサを設けてもよい。そのセンサが患者がベッドから離れたことを検知した時刻を、時刻取得部80は上記安静の終了時刻として取得する。
また、各工程の開始時刻および終了時刻を、看護師が保持しているまたは検査室に設置されている医療従事者端末装置300から医療従事者が入力することにより、各工程の開始時刻および終了時刻が時刻取得部80に通知されてもよい。各種センサなどにより特定された各工程の開始時刻および終了時刻は、ネットワーク400を介して直接、検査管理装置100に伝達される設計であってもよいし、一度、内視鏡システム200または医療従事者端末装置300に取り込まれた後、ネットワーク400を介して検査管理装置100に伝達される設計であってもよい。
表示制御部90は、検査室に設置された端末装置の表示部に、標準時間保持部70に保持される検査時間に応じた標準時間にもとづく検査の目標とすべき進行状況を示す第1表示内容95aと、時刻取得部80により取得される検査の各工程の開始時刻および終了時刻にもとづく実際の進行状況を示す第2表示内容95bとを表示させる。この端末装置として、内視鏡システム200または医療従事者端末装置300が該当する。表示制御部90は同一画面内に第1表示内容95aと第2表示内容95bとを時間軸を揃えて、並べて表示してもよい。また、表示制御部90は現在より過去の工程について第2表示内容95bを表示し、未来の工程について第1表示内容95aを表示してもよい。その際、実際の進行状況が遅延している場合、表示の色を変えたり、表示を点滅させたり、さらにアラームやブザーなど音で告知してもよい。さらに、進行が遅延している場合には、未来の工程の標準時間をその遅延時間に応じて短くしてもよい。
図8は、実施の形態2に係る表示制御部90により表示制御される画面の一例を示す図である(途中経過)。この例における広義の検査は、前処置工程、狭義の検査工程、安静工程などを含み、それぞれの工程の標準時間は3分、10分および5分である。なお、各工程の間に1分の空き時間を設けている。さらに、各工程を細分化したサブ工程を設けてもよい。たとえば、前処置工程が処置水工程と安静工程に細分化されてもよい。
図8の表示例は、上記第1表示内容95aとしての標準時間表示欄92および上記第2表示内容95bとしての実時間表示欄94を時間軸を揃えて、並べて表示するものである。図8は10:05時点の画面を示す。前処置工程は10:03に終了すべきであるが、実際の前処置は遅延している。医師を筆頭とする医療従事者はこの画面を見ることにより、本工程および後続の工程を、急いで行わなければならないことを認識することができる。
図9は、実施の形態2に係る表示制御部90により表示制御される画面の一例を示す図である(終了後)。図8に示した画面を見た医師が、狭義の検査工程を迅速に行い、標準時間が10分のところを8分で終了させた。これにより、広義の検査は予定通り終了した。
図10は、実施の形態2に係る表示制御部90により表示制御される画面の別の例を示す図である。この画面は標準時間表示欄92と実時間表示欄94を一つの表示欄93にまとめて表示するものである。現在を基準に過去について実時間の表示を行い、将来について標準時間の表示を行う。なお、表示制御部90は現在、実際に行われている工程が、本来行われるべき工程より前の工程である場合、実際に行われている工程の遅延に応じて、本来行うべき工程の標準時間を短縮して表示させる。すなわち、本来行われるべき工程の終了時刻は変更せずに、その標準時間を変更する。
図10は10:05時点の画面を示す。狭義の検査工程は10:04に開始されるべきであるが、その前の前処置工程が遅延しているため、狭義の検査工程の開始時刻を徐々に後ろに遅らせている。図10では10:06まで遅らせている。前処置工程がさらに遅延すると、狭義の検査工程の開始時刻をさらに遅らせる。なお、ここでは遅延している工程の一つ後の工程の標準時間を短縮する例を説明したが、遅延している工程より後続の複数の工程の標準時間を短縮してもよい。その際、遅延時間を後続の工程の数で割った時間を、その後続の各工程が短縮すべき時間としてもよい。また、標準時間を変更する上で、検査室の稼動キャパシティによって検査室の稼動時間が変わることがある。即ち、検査室で行う検査内容によっては「前処置」、「狭義の検査」等の時間が長くかかることもあるので、特殊な検査によるものや、医師の知見にもとづいたもの及び、検査内容によって統計的に求められたことによる標準時間で変更されてもよい。よって、時系列で変化する洗浄装置の稼動状況も加味して、前記の「前処置」及び「狭義の検査」の標準時間を検査室稼動状況や検査状況によって標準時間を変更してもよい。
以上説明したように実施の形態2によれば、広義の検査の各工程の、標準時間および実時間を表示することにより、医師を筆頭とする医療従事者の業務効率向上を支援することができる。また、安静に必要な時間なども医療従事者に認識させることができるため、医療行為の安全性向上も支援することができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態1では説明を単純化するため、スコープの種別について考慮しなかったが、実際は上部消化管用、下部消化管用、十二指腸用など様々な種別がある。複数の種別のスコープを使用する場合、使用可能スコープ数を種別ごとに設けるか、検査スケジュールを種別ごとに生成すればよい。
実施の形態1では説明を単純化するために各検査は検査スケジュールに規定される開始時刻および終了時刻通り、理想的に進行することを前提に説明したが、実際は各検査が予定通りに開始または終了できないことも多い。リスケジュール部30は各検査の実際の開始時刻および終了時刻を内視鏡システム200などから取得し、適宜、検査スケジュールを変更するとよい。
10 検査スケジュール保持部、 20 稼働状況取得部、 30 リスケジュール部、 40 第1通知部、 50 第2通知部、 70 標準時間保持部、 80 時刻取得部、 90 表示制御部、 92 標準時間表示欄、 94 実時間表示欄、 表示部95、 第1表示内容95a、 第2表示内容95b、 100 検査管理装置、 200 内視鏡システム、 210 洗浄装置、 300 医療従事者端末装置、 400 ネ
内視鏡スコープを使用する検査の検査スケジュールを管理する分野に利用可能である。

Claims (6)

  1. 複数の検査で用いられるスコープの使用予定を含む検査スケジュールを保持する検査スケジュール保持部と、
    前記検査で使用されるスコープを洗浄する洗浄装置の稼働状況を示す稼働状況情報を取得する稼働状況取得部と、
    前記稼働状況取得部により取得される稼働状況情報に含まれる前記スコープの洗浄完了時刻に応じて、前記検査スケジュールに含まれる前記スコープを用いる予定の検査のうち少なくとも一つの検査の検査開始時刻を変更するリスケジュール部と、
    を備えることを特徴とする検査管理装置。
  2. 前記検査スケジュール保持部は、前記検査スケジュールに含まれる各検査の検査開始時刻および検査終了時刻を保持し、
    前記稼働状況取得部は、前記洗浄装置が各検査の終了に伴い発生する使用済みスコープの洗浄を開始する洗浄開始時刻を取得し、
    前記リスケジュール部は、前記稼働状況取得部により取得される洗浄開始時刻から前記使用済みスコープの洗浄終了時刻を特定し、その洗浄終了時刻と、前記検査スケジュールにより特定される各検査の検査開始時刻とにしたがって、各検査の検査開始時刻に洗浄済みスコープが存在するか否か判定し、存在しない場合、その検査の検査開始時刻を前記洗浄の終了により前記洗浄済みスコープが存在するようになる時刻以降に変更することを特徴とする請求項1に記載の検査管理装置。
  3. 前記リスケジュール部は、シミュレーション開始時刻の洗浄済みスコープ数を初期値とし、そのシミュレーション開始時刻の各検査の開始に伴い減少し、かつ使用済みスコープの洗浄終了に伴い増加する使用可能スコープ数の推移をシミュレートすることにより、前記検査スケジュールに含まれる、前記シミュレーション開始時刻以降の各検査の検査開始時刻に前記洗浄済みスコープが存在するか否か、および前記洗浄済みスコープが存在しない場合の、前記洗浄済みスコープが存在するようになる時刻を予測することを特徴とする請求項2に記載の検査管理装置。
  4. 前記リスケジュール部により検査開始時刻が変更された検査の患者が参照可能な患者端末装置に、少なくとも変更後の検査開始時刻を含むスケジュール変更情報を通知する第1通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の検査管理装置。
  5. 医療従事者が参照可能な医療従事者端末装置に、前記リスケジュール部により検査開始時刻が変更されたとき、変更後の検査スケジュールを通知する第2通知部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の検査管理装置。
  6. 一つの検査を構成する複数の工程のそれぞれの標準時間を検査時間に応じて保持する標準時間保持部と、
    前記検査が実施されている検査室に設置された少なくとも一つの機器から、前記検査の各工程の開始時刻および終了時刻を取得する時刻取得部と、
    前記検査室に設置された端末装置の表示部に、前記検査時間に応じた前記標準時間にもとづいて前記検査の目標とすべき進行状況を示す第1表示内容と、前記時刻取得部により取得される前記検査の各工程の開始時刻および終了時刻にもとづく実際の進行状況を示す第2表示内容とを表示させる表示制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の検査管理装置。
JP2010516100A 2008-10-23 2009-10-19 検査管理装置 Active JP4616933B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008273515 2008-10-23
JP2008273515 2008-10-23
PCT/JP2009/005467 WO2010047081A1 (ja) 2008-10-23 2009-10-19 検査管理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP4616933B2 true JP4616933B2 (ja) 2011-01-19
JPWO2010047081A1 JPWO2010047081A1 (ja) 2012-03-22

Family

ID=42119136

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010516100A Active JP4616933B2 (ja) 2008-10-23 2009-10-19 検査管理装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20100268545A1 (ja)
EP (1) EP2343684A4 (ja)
JP (1) JP4616933B2 (ja)
CN (1) CN102203820A (ja)
WO (1) WO2010047081A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195867A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 富士フイルム株式会社 内視鏡スコープ洗浄管理システム及び内視鏡スコープ洗浄管理方法並びにプログラム

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103348374B (zh) 2011-10-11 2016-09-28 奥林巴斯株式会社 医疗信息管理系统和管理装置
IN2014CN03825A (ja) * 2011-11-30 2015-10-16 Koninkl Philips Nv
JP6238840B2 (ja) * 2014-06-09 2017-11-29 オリンパス株式会社 医療業務支援装置
US20170235892A1 (en) * 2014-08-12 2017-08-17 Merlijn Sevenster Increasing value and reducing follow-up radiological exam rate by predicting reason for next exam
CN107004241A (zh) * 2014-12-12 2017-08-01 奥林巴斯株式会社 内窥镜检查业务辅助系统
JP6053995B2 (ja) * 2014-12-12 2016-12-27 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
EP3308691A4 (en) * 2015-06-09 2019-04-10 Olympus Corporation WORKING ASSISTANCE SYSTEM FOR ENDOSCOPY
JP6669483B2 (ja) * 2015-12-16 2020-03-18 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
JP6637307B2 (ja) * 2015-12-21 2020-01-29 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
JP6719204B2 (ja) * 2015-12-25 2020-07-08 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
JP6669493B2 (ja) * 2015-12-28 2020-03-18 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
JP6688617B2 (ja) * 2016-01-25 2020-04-28 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
CN105701628A (zh) * 2016-03-29 2016-06-22 马尚伟 一种校园展板监控管理系统
JP6719284B2 (ja) * 2016-06-09 2020-07-08 オリンパス株式会社 内視鏡検査業務支援システム
JP6957731B2 (ja) * 2018-03-13 2021-11-02 富士フイルム株式会社 医療検査管理装置、医療検査管理方法及びプログラム
WO2020157899A1 (ja) * 2019-01-31 2020-08-06 オリンパス株式会社 医療器具分析装置、医療器具分析方法および学習済みモデル
JPWO2022130860A1 (ja) 2020-12-14 2022-06-23
WO2022254702A1 (ja) * 2021-06-04 2022-12-08 オリンパス株式会社 検査ガイド装置および検査ガイド方法
DE102021126617A1 (de) * 2021-10-13 2023-04-13 Olympus Winter & Ibe Gmbh Bereitstellungssystem für Endoskope

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028132A (ja) * 2000-05-12 2002-01-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡画像ファイリングシステム
JP2004329926A (ja) * 2003-04-28 2004-11-25 Siemens Ag 検査経過および/または治療経過の監視方法ならびに医療システム
JP2005092458A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hamamatsu Photonics Kk 検診管理システム
JP2006075512A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Toshiba Corp モダリティ管理システム及びモダリティ管理方法
JP2007206773A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 医療用受診予約システム及び医療用受診予約方法
JP2007323482A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Nec Corp 情報処理装置及び移動案内提供方法並びにプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5065315A (en) * 1989-10-24 1991-11-12 Garcia Angela M System and method for scheduling and reporting patient related services including prioritizing services
US5748907A (en) * 1993-10-25 1998-05-05 Crane; Harold E. Medical facility and business: automatic interactive dynamic real-time management
DE19822022C2 (de) * 1998-05-15 2002-12-19 Siemens Ag Medizinisches System
JP4144303B2 (ja) 2002-09-12 2008-09-03 株式会社島津製作所 核医学検査装置の検査スケジュール作成プログラムおよび核医学検査装置
JP2005128624A (ja) 2003-10-21 2005-05-19 Hitachi Medical Corp 診察サービス装置及び診察サービス端末

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002028132A (ja) * 2000-05-12 2002-01-29 Olympus Optical Co Ltd 内視鏡画像ファイリングシステム
JP2004329926A (ja) * 2003-04-28 2004-11-25 Siemens Ag 検査経過および/または治療経過の監視方法ならびに医療システム
JP2005092458A (ja) * 2003-09-16 2005-04-07 Hamamatsu Photonics Kk 検診管理システム
JP2006075512A (ja) * 2004-09-13 2006-03-23 Toshiba Corp モダリティ管理システム及びモダリティ管理方法
JP2007206773A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Hitachi Computer Peripherals Co Ltd 医療用受診予約システム及び医療用受診予約方法
JP2007323482A (ja) * 2006-06-02 2007-12-13 Nec Corp 情報処理装置及び移動案内提供方法並びにプログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015195867A (ja) * 2014-03-31 2015-11-09 富士フイルム株式会社 内視鏡スコープ洗浄管理システム及び内視鏡スコープ洗浄管理方法並びにプログラム
US10713627B2 (en) 2014-03-31 2020-07-14 Fujifilm Corporation Endoscopic scope cleaning management system, endoscopic scope cleaning management method, and non-transitory computer readable medium

Also Published As

Publication number Publication date
EP2343684A1 (en) 2011-07-13
CN102203820A (zh) 2011-09-28
JPWO2010047081A1 (ja) 2012-03-22
EP2343684A4 (en) 2012-06-06
WO2010047081A1 (ja) 2010-04-29
US20100268545A1 (en) 2010-10-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4616933B2 (ja) 検査管理装置
JP4409592B2 (ja) 医療業務支援システム
EP1633146A1 (en) Nurse work support system
JP5090285B2 (ja) 医療機器管理支援装置
US11031123B2 (en) Endoscopic examination work support system
US20180102189A1 (en) Endoscopic examination work support system
JP2019197493A (ja) 病院支援システム、病院支援方法、病院支援プログラム、及び制御装置
JP2008301953A (ja) カプセル型内視鏡システムおよびプログラム
US20170236093A1 (en) Endoscopic examination work support system
JP2013116234A (ja) 医療機器管理装置
JP6669488B2 (ja) 内視鏡検査業務支援システム
JP6717732B2 (ja) 内視鏡検査業務支援システム
WO2022130860A1 (ja) 医療業務支援装置、医療業務支援方法、及びプログラム
JP7153081B2 (ja) 予備洗浄管理装置および予備洗浄管理方法
US20230309788A1 (en) Medical service support device, medical service support method, and program
US20230317266A1 (en) Medical service support device, medical service support method, and program
JP2017207811A (ja) 内視鏡検査業務支援システム
JP6746327B2 (ja) 医療業務支援システム
JP2019092994A (ja) 内視鏡管理装置
JP6719204B2 (ja) 内視鏡検査業務支援システム
JP2009142458A (ja) リプロセス処理の進捗情報通知システム
WO2022130859A1 (ja) 医療業務支援装置、医療業務支援方法、及びプログラム
JP7301933B2 (ja) 病院支援システム、病院支援方法、病院支援プログラム、及び制御装置
JP2019005033A (ja) 内視鏡管理システム
JP2021015313A (ja) 内視鏡管理装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101019

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101022

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4616933

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250