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JP4600121B2 - 折り畳み型携帯電話機 - Google Patents

折り畳み型携帯電話機 Download PDF

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JP4600121B2
JP4600121B2 JP2005098594A JP2005098594A JP4600121B2 JP 4600121 B2 JP4600121 B2 JP 4600121B2 JP 2005098594 A JP2005098594 A JP 2005098594A JP 2005098594 A JP2005098594 A JP 2005098594A JP 4600121 B2 JP4600121 B2 JP 4600121B2
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Description

本発明は、折り畳み型携帯電話機に関する。
従来から、携帯電話機は、音声通信を行うために用いられてきた。近年、このような携帯電話機は、音声通信の他に、データ通信、画像通信といった種々の機能を備えている。このような種々の機能に対応して画像を見やすく表示するために、画像表示部の大型化が必要になっている。一方、市場から携帯電話機の小型化が要求され、画像表示部の小型化も要求されている。その一例として、折り畳み式の構造とすることにより、画像表示部の大型化が実現されている。このような折り畳み式の携帯電話機の一例が、特許文献1に開示されている。
このような折り畳み型携帯電話機では、画像表示部とキー操作部の配置が固定されている。また、この携帯電話機を閉じた状態で置く場合には、通常はキー操作部側を下側にして置くことが多い。そのため、携帯電話機を手に取って開き、この状態で再びキー操作部側を持つためには、何かしら持ち替えるための動作が必要となる。この持ち替え動作は、スムーズに操作を行うための妨げとなり、ユーザは簡便に使用を行うことができない。
特開平2003−188966号公報
本発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、ユーザの使用がより簡便となった折り畳み型携帯電話機を提供することを目的とする。
本発明に係る折り畳み型携帯電話機は、画像表示部又はキー操作部として機能する第1の機能部(例えば、発明を実施するための最良の形態において、第1のLCD211、第1のタッチパネル221、第1のマイク231、第1のレシーバ241が実装された第1の筐体11)と、当該第1の機能部とヒンジ軸で回動可能に取付けられ、前記画像表示部又は前記キー操作部として機能する第2の機能部(例えば、発明を実施するための最良の形態において、第2のLCD212、第2のタッチパネル222、第2のマイク232、第2のレシーバ242が実装された第2の筐体12)とを有する折り畳み型携帯電話機であって、前記第1の機能部と前記第2の機能部との上下関係を検出する位置検出部(例えば、発明を実施するための最良の形態において方向センサ35)と、前記第1の機能部及び前記第2の機能部の内、下方に配置された機能部に前記キー操作部を割り当て、上方に配置された機能部に前記画像表示部を割り当てる割当て制御を行う制御部(例えば、発明を実施するための最良の形態においてCPU31)とを備えたものである。
このような構成において、第1の機能部と第2の機能部それぞれに自動的に画像表示部とキー操作部が割り当てられる。それ故、ユーザは、従来のキー操作部と画像表示部が固定されている携帯電話機のように、いちいちどちらの筐体を持つかを意識したり持ち替えたりする必要がなくなる。従って、手に取ってからキー操作するまでの動作をよりスムーズに行うことができ、ユーザは携帯電話機を簡便に使用することができる。
さらに、前記位置検出部は、前記第1の機能部及び前記第2の機能部の内、把持された側の機能部に前記キー操作部を割り当て、把持されていない側の機能部に前記画像表示部を割り当てることができる。
さらにまた、前記第1の機能部と前記第2の機能部との開閉状態を検出する開閉検出部を備え、前記制御部は、前記上下関係とともに前記開閉検出部によって検出された開閉状態に応じて、前記割当て制御を行う。
また、前記第1の機能部と前記第2の機能部とを、前記ヒンジ軸に関して対称な構成とすることができる。
またさらに、前記第1の機能部は、第1の筐体と、当該第1の筐体に取付けられた第1のタッチパネル及び第1の画像表示装置とを有し、前記第2の機能部は、第2の筐体と、当該第2の筐体に取付けられた第2のタッチパネル及び第2の画像表示装置とを有する。
さらに、前記第2の機能部を前記第1の機能部に対して前記ヒンジ軸を軸として回動させ、前記第1の機能部と前記第2の機能部とを開閉するための開閉機構を備え、前記制御部は、当該開閉機構の開閉に応じて前記割当て制御を行う。これにより、携帯電話機を自動で開閉することができるので、携帯電話機の使用をより簡便にすることができる。
好適には、前記開閉機構は、前記第1の機能部に設けられ、前記第2の機能部を前記第1の機能部に対して開けるための第1のプッシュボタンと、前記第2の機能部に設けられ、前記第1の機能部を前記第2の機能部に対して開けるための第2のプッシュボタンとをする。
この場合、前記位置検出部は、前記第1のプッシュボタンが押下された場合には、前記第2の機能部が前記第1の機能部に対して下方に配置されたことを検出し、前記第2のプッシュボタンが押下された場合には、前記第1の機能部が前記第2の機能部に対して下方に配置されたことを検出する。
また、前記第2のプッシュボタンは、第2の機能部が把持された状態において、第1の機能部が把持された状態での前記第1のプッシュボタンの位置と略同じ位置となるように配設される。
他方、本発明に係る折り畳み型携帯電話機は、画像表示部又はキー操作部として機能する第1の機能部と、当該第1の機能部とヒンジ軸で回動可能に取付けられ、前記画像表示部又は前記キー操作部として機能する第2の機能部とを有する折り畳み型携帯電話機であって、前記第1の機能部は、第1の筐体と、当該第1の筐体に取付けられた第1のタッチパネル及び第1の画像表示装置とを有し、前記第2の機能部は、第2の筐体と、当該第2の筐体に取付けられた第2のタッチパネル及び第2の画像表示装置とを有する。
このような構成において、第1の機能部と第2の機能部それぞれに自動的に画像表示部とキー操作部が割り当てられる。それ故、ユーザは、従来のキー操作部と画像表示部が固定されている携帯電話機のように、いちいちどちらの筐体を持つかを意識したり持ち替えたりする必要がなくなる。従って、手に取ってからキー操作するまでの動作をよりスムーズに行うことができ、ユーザは携帯電話機を簡便に使用することができる。
さらに、本発明に係る折り畳み型携帯電話機は、前記第1の機能部と前記第2の機能部との上下関係を検出する位置検出部と、前記第1の機能部及び前記第2の機能部の内、下方に配置された機能部に前記キー操作部を割り当て、上方に配置された機能部に前記画像表示部を割り当てる割当て制御を行う制御部とを備えたものである。
また、前記第1の機能部は、前記第1の筐体に設けられた第1のマイクおよび第1のレシーバを有し、前記第2の機能部は、前記第2の筐体に設けられた第2のマイクおよび第2のレシーバを有し、前記制御部は、前記第1の機能部及び前記第2の機能部の内、下方に配置された機能部のマイクを動作させ、上方に配置された機能部のレシーバを動作させる。
本発明によれば、ユーザの使用がより簡便となった折り畳み型携帯電話機を提供することができる。
本発明に係る折り畳み型携帯電湾機は、ヒンジ構造によって接続された2つの筐体を持ち、各筐体に各種機能を行うモジュールがほぼ対象に設けられたものである。本発明に係る折り畳み型携帯電話機は、これら2つの筐体の配置位置に応じて、各モジュールを機能させる。好適には、折り畳み型携帯電話機は、各筐体にLCD・タッチパネル・マイク・レシーバが設けられた折り畳み型携帯電話機である。この折り畳み型携帯電話機を用いて本発明を実施するための最良の形態について説明する。
本発明は、ヒンジ構造により接続されている2つの筐体を持つ折り畳み型携帯電話機において、LCD・タッチパネル・マイク・レシーバを各筐体にそれぞれ有することで、各筐体が画像表示部とキー操作部のどちらにもなり得て、さらに携帯電話機を開いたときの各筐体の状態(どちらの筐体が上側なのか(dまたは下側なのか))を検出する手段を設けることにより、開いたときの状態に応じて自動的に画像表示部とキー操作部のレイアウトを最適化する機能を有することを特徴とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
発明の実施の形態1.
まず、図1及び図2を用いて、本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成について説明する。図1及び図2は、本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成の一例を示す外観模式図である。
図1及び図2に示すように、折り畳み型携帯電話機1(以下、単に携帯電話機1と略す)は、第1の筐体11、第2の筐体12を有する。これら第1の筐体11と第2の筐体12とは、ヒンジ構造により連結されている。すなわち、本実施形態においては、第1の筐体11は、第2の筐体12に対して開閉可能に取付けられている。詳細には、第1の筐体11と第2の筐体12とは、それらの一側面に沿ったヒンジ軸13で回動可能に取付けられている。
図1は筐体12が筐体11に対して下方に配置された状態の携帯電話機1を示し、図2は筐体11が筐体12に対して下方に配置された状態の携帯電話機1を示している。図1(a)及び図2(a)は、携帯電話機1が閉じた状態(以下、これを閉状態と略す)を示している。図1(b)及び図2(b)は、携帯電話機1が開いた状態(以下、これを開状態と略す)を示している。
図1及び図2に示すように、第1の筐体11には、第1のLCD211、第1のタッチパネル221、第1のマイク231、第1のレシーバ241が実装されている。第1の筐体11の反対側に装着された第2の筐体12にもまた、第2の筐体11と同様に、第2のLCD212、第2のタッチパネル222、第2のマイク232、第2のレシーバ242が実装されている。これら筐体11,12のいずれか一方は画像表示部として機能し、他方はキー操作部として機能する。このような機能については、後に詳細に説明する。
LCD211,212は、各種画像を表示するための画像表示部の一例であり、筐体11,12それぞれの主面に装着されている。
タッチパネル221,222は、携帯電話機1を操作するためのデータ入力部の一例であり、LCD211,212の前面に配置されている。また、タッチパネル221,222はそれぞれ、LCD211,212と別ピースの部材として実装し、LCD211,212の前面にタッチパネル221,222を配置する構成としているが、LCD211,212自身にタッチパネル221,222の機能を持たせてもよい。
マイク231,232は、通話するためにユーザの音声を入力するための音声入力部の一例である。
レシーバ241,242は、通話相手の音声をユーザに出力するための音声出力部の一例である。
図1(a)及び図2(a)に示すように、携帯電話機1は、筐体11,12がヒンジ軸13に関して対称な構造を有する。すなわち、LCD211,212は開状態で対称に配置され、タッチパネル221,222もまた対称に配置されている。さらに、マイク231,232は、この開状態で対称に配置され、レシーバ241,242もまた対象に配置されている。従って、ユーザが筐体11,12のいずれを持って携帯電話機1を開いたとしても、携帯電話機1は同じように見える構造を有する。
また、図1(b)及び図2(b)に示すように、携帯電話機1は、閉状態で、筐体11,12のいずれを下側にしても載置可能な構造を有する。筐体11,12は、閉状態で置かれた状態では重ね合せられている。詳細には、LCD211,212が互いに重なり、タッチパネル221,222が互いに重なり合っている。
続いて、図3を用いて、本発明に係る携帯電話機1の内部構成について説明する。図3は、この携帯電話機1の内部構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、携帯電話機1には、CPU31、メモリ32、無線部33、開閉センサ34、方向センサ35が実装されている。
CPU31は、携帯電話機1の各種動作を制御する制御部の一例である。
メモリ32は、RAM、ROM等から構成された記憶部の一例であり、携帯電話機1の各種動作を行うためのプログラム、このプログラムを実行するために一時的にデータを記憶する機能を有する。CPU31は、メモリ32に所定のプログラムを展開して実行する。
無線部33は、無線モジュールやインタフェース回路等から構成され、携帯電話機1が無線通信するための送受信部の一例である。
開閉センサ34は、携帯電話機1の開閉状態を検出するための検出部の一例である。開閉センサ34は、例えば、ホール素子のような磁気の変化を検出するデバイスを利用することができるが、機械的、あるいは構造的に開閉を検出する機構を用いてもよい。この開閉センサ34は、携帯電話機1が閉状態から開状態へと変化したことを示す開状態検出信号を出力する。それとともに、開閉センサ34は、携帯電話機1が開状態から閉状態へと変化したことを示す閉状態検出信号を出力する。
方向センサ35は、筐体11,12の配置状態を検出する検出部の一例であり、筐体11,12の鉛直方向(上下方向)に関する位置関係(上下関係)を検出する。この方向センサ35は、筐体12が筐体11に対して下側に配置されたことを示す正方向検出信号を出力する。それとともに、方向センサ35は、筐体11が筐体12に対して下側に配置されたことを示す逆方向検出信号を出力する。
マイク231,232は、いずれか一方のみが選択されるように、マイク・スイッチ251によって切替えられる。レシーバ241,242もまた、いずれか一方のみが選択されるように、マイク・スイッチ252によって切替えられる。
また、図2において、CPU31は、LCD211,212に対して、操作キーを表示するためのキー表示信号を出力する。それとともに、CPU31は、LCD211,212に対して、通常の画像データや文字データ等のデータ表示を行うための通常画面表示信号を出力する。
さらに、図2において、CPU31は、タッチパネル221,222に対して、操作キーとしての機能を有効にするタッチパネル有効信号する。
次に、図4を用いて、本発明に係る携帯電話機1の開閉時における処理動作について説明する。図4は、本発明に係る携帯電話機1の開閉動作時における内部処理の一例を示すフローチャートである。ここで、適宜図1及び図2を参照しながら説明する。
図1に示すように、携帯電話機1が、第2の筐体12が第1の筐体11に対して下側に配置された状態で置かれている。このとき、開閉センサ34は携帯電話機1の開閉状態を監視し、それとともに方向センサ35は筐体11,12のどちらが下側なのかを監視している。ユーザは、例えば、この状態から携帯電話機1を把持して持ち上げ、第2の筐体12を片手で持った状態で他の片手で第1の筐体11を開く。
図4に示すように、携帯電話機1が閉状態から開状態に変化すると(S101)、開閉センサ34は、CPU31に対して開状態検出信号を出力する。CPU31は、入力された開状態検出信号に基づいて、携帯電話機1が開状態であることを自動で認識する。方向センサ35は、筐体11,12のどちらが下側に配置されているかを検出する(S102)。CPU31は、この検出結果に応じて、筐体11,12に対して画像表示部とキー操作部との割り当てを決定する。
具体的には、第2の筐体12が第1の筐体11に対して下側に配置された場合が、図1に示されている。この場合には、方向センサ35は、CPU31に対して正方向検出信号を入力する。CPU31は、入力された正方向検出信号に基づいて、第2の筐体12が第1の筐体11の下側に配置されていることを自動で認識する。CPU31は、キー表示信号、タッチパネル有効信号それぞれを第2の筐体12に設けられた第2のLCD212、第2のタッチパネル222に入力する。
第2のLCD212は、入力されたキー表示信号に基づいて操作キーが表示し、第2のタッチパネル222は、タッチパネル有効信号に基づいてタッチパネル機能を有効にする。これによって、第2のLCD212が操作キーとしての機能を開始し、第2の筐体12はキー操作部として使用可能となる(S103)。
CPU31が第2の筐体12に対してキー操作部を割り当てるとき、図4に示すように、第1の筐体11に対して画像表示部を割り当てる(S104)。具体的には、CPU31は、第2の筐体12が第1の筐体11の下側に配置されていることを認識すると、通常画像表示信号を第1のLCD211に入力する。第1のLCD211は、入力された通常画像表示信号に基づいて待受画面等の通常画像を表示する。
これによって、第1のLCD211が通常の画像表示を行う機能を開始し、第1の筐体11は画像表示部として使用可能となる。ここで、CPU31は、第1のタッチパネル221にタッチパネル有効信号を入力しないので、第1のタッチパネル221は有効でない。
筐体11,12のそれぞれに画像表示部とキー操作部とが割り当てられる。すると、CPU31は、第1の筐体11に設けられた第1のレシーバ241が通話の際に使用されるので、レシーバ・スイッチ252を切替えて第1のレシーバ241をONする(S105)。CPU31は、これと同様に、マイク・スイッチ251を切替えて、第2の筐体12に設けられた第2のマイク232をONする(S106)。
このように各種設定が行われた状態で、ユーザが第2のLCD212に表示されているキーを押す。すると、第2のタッチパネル222は、押された箇所の座標を示す座標信号をCPU31に入力し、CPU31は、この座標信号に基づいてどのキーが押されたのかを検出する。CPU31は、入力された座標信号に対応した制御を行い、これによって所望のキー操作が実現される。
上記とは逆に、図2に示すように、携帯電話機1が、第1の筐体11が第2の筐体12に対して下側に配置された状態で置かれている。ユーザは、例えば、この状態から携帯電話機1を把持して持ち上げ、第1の筐体11を片手で持った状態で他の片手で第2の筐体12を開く。センサ34,35はそれぞれ、これに応じて、CPU31に対して開状態検出信号、逆方向検出信号を出力する。これに応じて、センサ34,35はそれぞれ、CPU31に対して開状態検出信号、逆方向検出信号を出力する。
CPU31は、方向センサ35からの逆方向検出信号に基づいて、第1の筐体11が第2の筐体12の下側に配置されていることを自動で認識する。CPU31は、キー表示信号、タッチパネル有効信号それぞれを第1のLCD211、第1のタッチパネル221に入力する。
第1のLCD211は、入力されたキー表示信号に基づいて操作キーが表示し、第1のタッチパネル221は、タッチパネル有効信号に基づいてタッチパネル機能を有効にする。これによって、第1のLCD211が操作キーとしての機能を開始し、第1の筐体12はキー操作部として使用可能となる(S107)。
CPU31は、第1の筐体11に対してキー操作部を割り当てるとともに、第2の筐体12に対して画像表示部を割り当てる(S108)。具体的には、CPU31は、第2の筐体12が第1の筐体11の下側に配置されていることを認識すると、通常画像表示信号を第2のLCD212に入力する。
これによって、第2のLCD212が通常の画像表示を行う機能を開始し、第2の筐体12は画像表示部として使用可能となる。ここで、CPU31は、第2のタッチパネル222にタッチパネル有効信号を入力しないので、第2のタッチパネル222は有効でない。また、筐体11,12のそれぞれに画像表示部とキー操作部とが割り当てられると、CPU31は、第2のレシーバ242をONし(S109)、第1のマイク231をONする(S110)。
筐体11,12の位置関係に応じてそれぞれ画像表示部、キー操作部を割り当てた後、筐体11,12の上下の配置が変化した場合には(S111)、S102まで戻って再度各種設定を行う。すなわち、筐体11,12のうち下側はどちらかを検知し、LCD211,212、タッチパネル221,222の設定を行い、レシーバ241,242、マイク231,232の設定を行う。
以上のように、本発明に係る携帯電話機1おいては、筐体11,12のそれぞれにLCD211,212、タッチパネル221,222、マイク231,232、レシーバ241,242が実装されている。この携帯電話機1では、下側の筐体を自動的に検出することによって、携帯電話機1を開いたときに筐体11,12のそれぞれを自動的に画像表示部とキー操作部のレイアウトを最適化する機能を有する。それ故、携帯電話機1がどのように置かれていても、ユーザが携帯電話機1を開いたときに、通常手に持っている下側の筐体が自動的にキー操作部に割り当てられる。そのため、ユーザは、従来のキー操作部と画像表示部が固定されている携帯電話機1のように、いちいちどちらの筐体を持つかを意識したり持ち替えたりする必要がなくなる。従って、手に取ってからキー操作するまでの動作をよりスムーズに行うことができ、ユーザは携帯電話機1を簡便に使用することができる。
なお、本実施形態においては、方向センサ35は筐体11,12のどちらが下側に配置されているかを検出しているが、筐体11,12のどちらが上側に配置されているかを検出してもよい。
発明の実施の形態2.
発明の実施の形態1においては、手動で開閉する携帯電話機1を用いて説明したが、発明の実施の形態2においては、ワンプッシュによって自動で開閉する携帯電話機を用いて説明する。
まず、図5及び図6を用いて、本実施形態における携帯電話機の外観構成について説明する。図5及び図6は、本実施形態における携帯電話機の外観構成の一例を示す模式図である。なお、図5及び図6においては、発明の実施の形態1における携帯電話機1と同じ部材については同じ符号を付し、ここではその説明を省略する。
図5に示すように、本実施形態における携帯電話機40には、第1のプッシュボタン41、第2のプッシュボタン42が実装されている。
図5及び図6に示すように、第1のプッシュボタン41は第2の筐体12の側面に配設されている。従って、第1のプッシュボタン41は、ユーザが第2の筐体12を右手で把持したときに右手の親指で押すことができる。
第2のプッシュボタン42は第1の筐体11の側面に配設されている。すなわち、第2のプッシュボタン42は、第1のプッシュボタン41の配設面に対向した第1の筐体11側面に設けられている。従って、ユーザは、第2の筐体12を右手で把持したときに右手の親指で押下することができる。これらプッシュボタン41,42の実装場所は押しやすい場所であればどこでもよい。
続いて、図7を用いて、本実施形態における携帯電話機40の内部構成について説明する。図7は、この携帯電話機40の内部構成の一例を示すブロック図である。なお、図7においては、発明の実施の形態1における携帯電話機1の機能ブロックについては同じ符号を付し、ここではその説明を省略する。
図7に示すように、携帯電話機40は、開閉センサ34、方向センサ35に替えて、上記のプッシュボタン41,42を有する。第1のプッシュボタン41は、CPU31に対して、押下されたことを示す第1の押下信号を出力し、第2のプッシュボタン42は、CPU31に対して、押下されたことを示す第2の押下信号を出力する。
次に、図8を用いて、本実施形態における携帯電話機40の開閉時における処理動作について説明する。図8は、本実施形態における携帯電話機40の開閉動作時における内部処理の一例を示すフローチャートである。ここで、適宜図5及び図6を参照しながら説明する。なお、図7においては、発明の実施の形態1における携帯電話機1と同じ処理については同じ符号を付し、ここではその説明を省略する。
図5に示すように、携帯電話機1が、第2の筐体12が第1の筐体11に対して下側に配置された状態で置かれている。ユーザは、例えば、この状態から携帯電話機1を把持して持ち上げ、第2の筐体12を右手で持った状態で、右手親指で第1のプッシュボタン41を押す。すると、第1の筐体11は、この押下に応じて第2の筐体12に対して開く。
図8に示すように、ユーザが携帯電話機1を開くのに応じて、携帯電話機1が閉状態から開状態に変化する(S131)。すると、第1のプッシュボタン41は、CPU31に対して第1の押下信号を出力する。CPU31は、入力された第1の押下信号に基づいて、第2の筐体12が下側に配置された状態で第1の筐体11が開いたことを検出して自動で認識する(S132)。CPU31は、この検出結果に応じて、筐体11,12に対して画像表示部とキー操作部との割り当てを決定する。その具体的な処理S103〜S110は、発明の実施の形態1における携帯電話機1による処理と同じであり、ここでは省略する。
上記とは逆に、図6に示すように、携帯電話機1が、第1の筐体11が第2の筐体12に対して下側に配置された状態で置かれている。ユーザは、例えば、この状態から携帯電話機1を把持して持ち上げ、第1の筐体11を右手で持った状態で、右手親指で第2のプッシュボタン42を押す。すると、第2の筐体12は、この押下に応じて第1の筐体11に対して開く。
携帯電話機1が開くと、第2のプッシュボタン42は、CPU31に対して第2の押下信号を出力する。CPU31は、入力された第2の押下信号に基づいて、第1の筐体11が下側に配置された状態で第2の筐体12が開いたことを検出して自動で認識する(S133)。CPU31は、この検出結果に応じて、処理S103〜S110と同様に筐体11,12に対して画像表示部とキー操作部との割り当てを決定する。
このように、本実施形態における携帯電話機40においては、ユーザが携帯電話機1を開くときに、第2の筐体12側を持っている場合には通常第1のプッシュボタン41を押す。逆に、ユーザが第1の筐体11側を持っている場合には通常第2のプッシュボタン42を押す。そのため、手に持った筐体11,12次第で押されるプッシュボタン41,42が自動的に決定される。それ故、CPU31は、どちらのプッシュボタン41,42が押されたのかを検出することによって、通常手に持っている下側の筐体にキー操作部、上側の筐体に画像表示部を割り当てることができる。これによって、ユーザは、いちいちどちらの筐体を持つかを意識したり持ち替えたりする必要がなく、携帯電話機1を簡便に使用することができる。
なお、本実施形態においては、CPU31はタッチパネル有効信号を入力しないことによってタッチパネル221,222を無効にしているが、タッチパネル221,222を無効にする信号を入力することによってタッチパネルのタッチパネル機能を無効にしてもよい。またなお、画像表示部として使用されている側のタッチパネル機能の有効/無効は特に指定せず、使用シーンに合わせて任意に設定してもよい。すなわち、タッチパネル機能を有効にした状態で画像表示部として機能させたり、本実施形態のように画像表示部として機能する場合にはタッチパネル機能を無効にしたりすることができる。
さらになお、筐体11,12の上下方向が途中で入れ替わった場合には、自動的に画像表示部とキー操作部のレイアウトが入れ替わるように制御することができる。具体的には、方向センサ35が、ユーザが使用している最中も筐体11,12の上下(位置関係)を監視する。方向センサ35は、ユーザ使用中に、筐体11,12の上下関係が変化した場合には、正方向検出信号、逆方向検出信号を出力する。CPU31は、これに応じて、上記の各種処理S102〜S111を行う。これによって、ユーザ使用中に筐体11,12が替わった場合にも対応することができる。
またなお、上記のように自動的に画像表示部とキー操作部のレイアウトを割り当てるのとは別に、手動でレイアウトを固定するように構成してもよい。この場合、例えば、筐体11,12の側面に静電センサを設け、この静電センサからのレイアウト固定を示すレイアウト固定信号に基づいて固定することができる。
詳細には、静電センサから出力されたレイアウト固定信号はCPUに入力され、CPUは、このレイアウト固定信号に基づいて、第1の筐体に設けられた第1のLCDに待受画面を表示させる。それとともに、CPUは、このレイアウト固定信号に基づいて、第2の筐体に設けられた第2のLCDにキーを表示し、第2のタッチパネルのタッチパネル機能を有効にする。これによって、上下の筐体11,12それぞれを画像表示部、キー操作部として使用することができるようになる。
本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成の一例を示す外観模式図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成の一例を示す外観模式図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の内部構成の一例を示すブロック図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の内部処理の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成の他の一例を示す外観模式図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の外観構成の他の一例を示す外観模式図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の内部構成の他の一例を示すブロック図である。 本発明に係る折り畳み型携帯電話機の内部処理の他の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…折り畳み型携帯電話機、11…第1の筐体、12…第2の筐体、13…ヒンジ軸
211…第1のLCD、212…第2のLCD、221…第1のタッチパネル、
222…第2のタッチパネル、231…第1のマイク、232…第2のマイク、
241…第1のレシーバ、242…第2のレシーバ、251…マイク・スイッチ、
252…レシーバ・スイッチ、
31…CPU、32…メモリ、33…無線部、34…開閉センサ、35…方向センサ
40…携帯電話機、41…第1のプッシュボタン、42…第2のプッシュボタン

Claims (2)

  1. 画像表示部又はキー操作部として機能する第1の機能部と、
    当該第1の機能部とヒンジ軸で回動可能に取付けられ、前記画像表示部又は前記キー操作部として機能する第2の機能部とを有する折り畳み型携帯電話機であって、
    前記第1の機能部に設けられ、前記第2の機能部を前記第1の機能部に対して開けるための第1のプッシュボタンと、前記第2の機能部に設けられ、前記第1の機能部を前記第2の機能部に対して開けるための第2のプッシュボタンと、を有し、前記第1のプッシュボタン又は前記第2のプッシュボタンが押下されると、押下信号を出力する開閉機構と、
    前記第1のプッシュボタンが押下された押下信号が入力されると、第1の機能部に前記キー操作部を割り当て、前記第2の機能部に前記画像表示部を割り当て、前記第2のプッシュボタンが押下された押下信号が入力されると、第2の機能部に前記キー操作部を割り当て、前記第1の機能部に前記画像表示部を割り当てる制御を行う制御部と、
    を備えた折り畳み型携帯電話機。
  2. 前記第2のプッシュボタンは、第2の機能部が把持された状態において、第1の機能部が把持された状態での前記第1のプッシュボタンの位置と略同じ位置となるように配設されることを特徴とする請求項1記載の折り畳み型携帯電話機。
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