JP4699064B2 - 立体眼底画像処理方法及び処理装置 - Google Patents
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(1) 立体眼底カメラにより撮影された左右一対のステレオ画像データを記憶する第一ステップと、該第一ステップにて記憶された左右一対のステレオ画像データに基づいて眼底の3次元データを得る第二ステップと、得られた眼底の3次元データを基に眼底の凹凸に対応した補助線データを演算処理により求める第三ステップと、を備える立体眼底画像処理方法において、
前記第三ステップにて求めた補助線データを前記左右一対のステレオ画像データの各々に合わせて左右一対の補助線付き立体眼底画像として観察者に示す第四ステップ、
を備えることを特徴とする。
(2) (1)の立体眼底画像処理方法において、前記第三ステップは前記補助線データとして眼底の3次元データを基に眼底の三次元的な形状を表す等高線を求めるステップであることを特徴とする。
(3) (1)の立体眼底画像処理方法において、前記第三ステップは前記補助線データとして眼底の3次元データを基に深さレベルを表すグリット線を作成する第三ステップであることを特徴とする。
(4) (1)〜(3)のいずれかの立体眼底画像処理方法をプログラムとして記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記プログラムを実行するプログラム実行手段とを有する立体眼底画像処理装置。
(5) (4)の立体眼底画像表示装置において、前記立体眼底画像の表示時に、前記補助線を表示するか否かを選択する選択手段を設けたことを特徴とする。
STEP1では、画像部分とそれ以外の部分を分離、認識するための背景分離処理を行う。具体的には、図3に示すように、入力された画像データのXY方向(横方向と縦方向)のそれぞれについて濃度値の積分処理を行った後、得られた積分値に対して閾値SLを設け、この閾値SLより高い濃度値の部分を画像部分として認識する。
STEP2では、撮影眼の屈折力等による視差(画像ずれ)を測定する。背景分離によって得られた眼底ステレオ画像の左画像IMLと右画像IMRに対してその縦方向又は横方向の少なくとも1方向の濃度情報を積分した積分データを求め、該積分データをさらに微分して求めた微分データに基づいて視差情報を測定する(図5参照)。なお、図5において、左右画像IML、IMRの微分値をそれぞれDfXL、DfXR、DfYL、DfYRとする。
STEP3では、以降のSTEP5の対応点抽出処理で使用する左右画像領域を切り出す処理を行う。具体的には、STEP2により得られた縦方向及び横方向の視差(画像ずれ量)に基づいて左画像IMLあるいは右画像IMRのみにしか撮影されていない部分を除外し、以降の対応点抽出処理に使用する左画像領域IML′及び右画像領域IMR′が対応するように切り出す。このように視差の影響を除去した左右画像を切り出すことにより、対応点抽出を容易にすることができる。
STEP4では、切り出した左右画像IML′、IMR′に重畳するノイズを低減するため、メディアン・フィルタ(中間値フィルタ)等のノイズ除去フィルタによりノイズ除去処理を行う。
STEP5では、切り出し処理を行った左右画像IML′、IMR′から対応点抽出処理を行う。この場合、本実施形態のように、切り出し処理を行った左右画像IML′、IMR′に対して、順次解像度を落とした複数の画像(多重解像度像)を作成し、解像度の低い左右画像から次第に対応点を抽出するようにすると、処理時間を短くすることができる。
STEP6では、STEP5により抽出された対応点情報に基づいて高さ情報を算出して、三次元データの生成を行う。三次元データの生成には既知の共線条件式を用いることができ、STEP2で得られた視差情報から撮影眼の屈折力に影響する倍率を補正して実際の三次元データとする。この補正のための倍率は、予め視差(ずれ量)と補正倍率との関係のテーブルを記憶させておけば容易に得ることができる。
眼底の三次元データが得られると、演算・解析部2は、正面から見たときの平面画像をディスプレイ5に表示する。ここで、オペレータは、表示された平面画像を基にステレオ画像データに対して等高線を付加する領域を指定する。例えば、等高線を付加する領域を指定するためのポインタが表示されるので、マウス4の操作によりポインタを移動し、クリックしていくことによりその領域を指定していく。このとき、例えば、眼底の乳頭付近を指定するような場合が考えられる。また、画像データの全範囲を指定するようにしてもよい。
2 演算・解析部
5 ディスプレイ
6 プリンタ
7 デジタル立体眼底カメラ
8 メモリ
10 立体眼底画像表示装置
L1、L2、L3、L4 等高線
G グリット線
Claims (5)
- 立体眼底カメラにより撮影された左右一対のステレオ画像データを記憶する第一ステップと、該第一ステップにて記憶された左右一対のステレオ画像データに基づいて眼底の3次元データを得る第二ステップと、得られた眼底の3次元データを基に眼底の凹凸に対応した補助線データを演算処理により求める第三ステップと、を備える立体眼底画像処理方法において、
前記第三ステップにて求めた補助線データを前記左右一対のステレオ画像データの各々に合わせて左右一対の補助線付き立体眼底画像として観察者に示す第四ステップ、
を備えることを特徴とする立体眼底画像処理方法。 - 請求項1の立体眼底画像処理方法において、前記第三ステップは前記補助線データとして眼底の3次元データを基に眼底の三次元的な形状を表す等高線を求めるステップであることを特徴とする立体眼底画像処理方法。
- 請求項1の立体眼底画像処理方法において、前記第三ステップは前記補助線データとして眼底の3次元データを基に深さレベルを表すグリット線を作成する第三ステップであることを特徴とする立体眼底画像処理方法。
- 請求項1〜3のいずれかの立体眼底画像処理方法をプログラムとして記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記プログラムを実行するプログラム実行手段とを有する立体眼底画像処理装置。
- 請求項4の立体眼底画像表示装置において、前記立体眼底画像の表示時に、前記補助線を表示するか否かを選択する選択手段を設けたことを特徴とする立体眼底画像表示装置。
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