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JP4682496B2 - 融着接続装置 - Google Patents

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JP4682496B2
JP4682496B2 JP2002509810A JP2002509810A JP4682496B2 JP 4682496 B2 JP4682496 B2 JP 4682496B2 JP 2002509810 A JP2002509810 A JP 2002509810A JP 2002509810 A JP2002509810 A JP 2002509810A JP 4682496 B2 JP4682496 B2 JP 4682496B2
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一成 服部
勤 渡邊
伊藤  豊
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

本発明は、光ファイバ同士を接続する融着接続方法と、先端部を切断した光ファイバ同士を接続するための融着接続装置と、光ファイバ素線ホルダとに関するものである。
光ファイバ同士を接続する方法の1つとして、融着接続方法が行なわれている。この方法は、以下の3つの工程からなる。第1工程は、ストリッパ(リムーバ)と呼ばれる被覆除去装置を用いて、光ファイバ素線の先端部の被覆の除去を行う工程。第2工程は、露出された光ファイバを所定の長さとなるように光ファイバ切断装置で切断する工程。第3工程は、融着接続装置により、光ファイバの先端同士を突き合せて融着接続する工程である。
融着接続する工程では、最初に、光ファイバの先端同士が所定の間隔を保ち、融着開始位置に位置決めされた状態で放電が開始される。次いで、一方または双方の光ファイバの先端が端面間の間隔を狭める方向に押し込むように移動されるその後、融着完了位置で一体化されて、融着接続が完了する。光ファイバの先端同士を位置決めさせるためには、以下の2つの方法がある。第1の方法は、先端に光ファイバが露出された状態で、先端近傍の光ファイバ被覆部をV溝で位置決めする方法である。第2の方法は、露出された光ファイバ自体をV溝で位置決めする方法である。いずれの方法においても、光ファイバの先端の位置決めは厳密に行なわれる必要がある。
図9は、従来の融着接続装置における光ファイバの支持構造の説明図である。図9では、一方の光ファイバを支持する支持機構のみを図示してある。図9に付した符号において、1は光ファイバ素線、1aは光ファイバ、31は光ファイバ素線保持台、32a,32bはクランプ部材、33はスライダー機構、34は支持台である。
光ファイバ素線保持台31には、溝(図示せず)が形成されており、その溝内には、保護被覆が施された光ファイバ素線1が収容されている。溝内に収容された光ファイバ素線1は、クランプ部材32a,32bによりクランプされる。光ファイバ素線保持台31は、スライダー機構33を介して、クランプされた光ファイバ素線1の軸方向に移動可能なように支持台34に支持されている。また、一方の支持台34と、他方の支持台(不図示)とは、対向して配置され、それぞれの光ファイバ素線保持台31に保持されている。そして、光ファイバ素線1の露出された光ファイバ1aの先端を調心するようにそれぞれ移動機構(不図示)によって移動可能に構成されている。
この融着接続装置では、最初に光ファイバ素線が、ストリッパにセットされて、先端部の被覆が除去される。次いで、切断機に光ファイバ素線がセットされ、その先端部が切断される。その後、図9で説明した融着接続装置の光ファイバ素線保持台31に光ファイバ素線がセットされて融着接続を行なうものである。しかし、切断されたあとの光ファイバの長さ(cleaved length)そのものが一定ではない。また、融着接続装置においても、切断機から取り外してから光ファイバ素線保持台31へ光ファイバ素線を移すという手順であるために、クランプ部材32a,32bにクランプされる光ファイバ素線1の長手方向位置が一定ではない。そのため、光ファイバの先端の位置調整に時間を要するという問題がある。さらに、光ファイバ素線1の先端側がクランプ部材32aでクランプされるため、クランプによる押さえ状態が悪いと、被覆の曲がり癖が残ってしまうことがある。その結果、光ファイバ1aの先端位置の固定精度を良好にできないという問題があった。
図10は、光ファイバの固定精度を良好にするための配慮をした融着接続装置のホルダ機構の一例である。図10において、図9と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。図10に付した符号において、34a,34bは支持台、35はV溝部材、36はクランプ部材である。
図10に示されるように、光ファイバ素線1を保持する光ファイバ素線保持台31とクランプ部材32aとは別にV溝部材35とクランプ部材36とが設けられている。このV溝部材35とクランプ部材36とにより、光ファイバ素線1の被覆部の先端部近傍をクランプするようにした。このことにより、光ファイバ素線1の被覆部の先端部近傍のクランプ力を大きくでき、光ファイバ1aの固定精度を上げることができる。V溝部材35は、支持台34bにより支持されており、支持台34bと対向するように、別な支持台(不図示)が配置されている。そして、それぞれのV溝部材35にクランプされた光ファイバ素線1の先端側の被覆が除去される。その後、露出された光ファイバ1aの先端を調心するようにそれぞれ図示しない移動機構によって移動可能に構成されている。
このホルダ機構を用いた融着接続装置では、融着時にスライダー機構33によって光ファイバ1aを押し込む際に、光ファイバ素線保持台31が前進する。しかし、V溝部材35は移動しないので、光ファイバ素線1はV溝部材35とクランプ部材36とのクランプ力に抗して、V溝内を滑りながら前進する。したがって、クランプ力が大きい場合には、光ファイバ素線1の座屈を生じたり、V溝内を移動できなくなり、良好な融着が行なわれないという問題がある。逆に、クランプ力が小さいと、光ファイバ素線1の良好なクランプができないという問題がある。
図11は、特開平9−113572号公報に記載されたホルダ機構を模式的に図示したものであり、図11(A)は概略構成図、図10(B)は嵌合部の断面図である。図11において、図9、図10と同様な部分には同じ符号を付して説明を省略する。図11に付した符号において、37はホルダ、37aはテーパピン、38はホルダ取付台、38aはテーパホールである。
このホルダ機構では、先端部の被覆を除去した接続対象の光ファイバ素線1をホルダ37にクランプさせる。ホルダ37は、接続対象の光ファイバ素線1ごとに用意され、ホルダ37の底面にテーパピン37aが設けられている。光ファイバ素線1の光ファイバ1aを切断する切断機のホルダ取付部には、テーパピン37aを嵌合させるテーパホールが設けられており、テーパピン37aとテーパホールとによりホルダ37が切断機に位置決めされる。したがって、光ファイバの切断位置は、ホルダ37に対して一定の位置となる。
光ファイバ同士を接続するには、切断機から、光ファイバ素線1をクランプしたままのホルダを外し、図11(A)に示すように、融着接続装置のホルダ取付台38に取り付ける。ホルダ取付台38には、図11(B)に示すように、切断機のホルダ取付部のテーパホールの位置に対応した位置にテーパホール38aが設けられている。このため、切断された光ファイバの切断長そのものが一定となり、融着接続装置でも、ホルダ取付台38にホルダが位置決めされて取り付けでき、光ファイバ1aの先端位置が常に一定位置で取り付けることができる。
しかし、光ファイバ素線1の被覆部の先端部近傍が図10で説明したと同様のV溝部材35を用いているから、図10で説明した問題点を有している。
また、光ファイバ素線1の外径として、0.25mm,0.4mm,0.9mm等の寸法の製品があり、図11のホルダ機構では、光ファイバ素線1の外径に応じて、V溝部材35を交換しなければならないという問題がある。これに加えて、接続部を顕微鏡で撮像してモニタ画面でモニタする場合には、光ファイバ素線1の外径により中心軸の高さが変わってしまう。そのため、外径の異なる光ファイバ素線1を接続するごとに、顕微鏡の高さや放電電極棒の位置を調整しなければならないという問題もある。
上述の例では、V溝部材を用いて光ファイバ素線の被覆部をV溝部材でクランプしているが、被覆の除去された光ファイバ自体をV溝部材でクランプする場合でも類似の問題が生じる。つまり、光ファイバ1aの外径として、80μm,125μm,150μm,280μmなどの製品があり、外径の異なる光ファイバ1aをV溝部材によってクランプさせる場合にも、顕微鏡の高さを調整せずに接続部をモニタするには、光ファイバ外径に応じてV溝部材を交換しなければならないという問題がある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、光ファイバ素線または光ファイバの異なる外径に対応でき、更に、融着接続の際に光ファイバの先端部を正確に位置決めできる、光ファイバ素線ホルダ、融着接続装置、切断装置及び光ファイバの接続方法を提供することを目的とするものである。
本発明に係る上記目的は、下記構成により達成される。
(1) 光ファイバ素線を挿入してクランプする溝を形成した光ファイバ素線ホルダを用い、該光ファイバ素線ホルダを装着可能にした二台のホルダ取付台が互いに対向して配置され、該ホルダ取付台のそれぞれに装着した前記光ファイバ素線ホルダのクランプする光ファイバ素線の先端同士を突き合わせて融着手段により融着接続する融着接続装置であって、前記光ファイバ素線ホルダは、前記溝に挿入した前記光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有したホルダ本体部と、該ホルダ本体部の前方に設けられて光ファイバ素線をバネ部材によりV溝に付勢して挿入させるV溝部とを有し、前記ホルダ本体部の溝と前記V溝部のV溝は、前記光ファイバ素線の外径に関わらず光ファイバ素線の中心軸線が同じ位置となるように、外径の異なる光ファイバ素線毎に形成された光ファイバ素線ホルダの一つが前記ホルダ取付台に装着され、前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、前記光ファイバ素線を前記バネ部材により前記V溝部に向けて付勢するクランプ部材を支持する支持部とを有し、前記光ファイバ素線ホルダを一体に保持して移動可能に形成されていることを特徴とする融着接続装置。
(2) (1)の光ファイバ素線ホルダの一つを位置決めする位置決め部と、前記光ファイバ素線ホルダによってクランプされた光ファイバ素線をバネ部材により前記V溝部に向けて付勢して挿入させるクランプ部材を支持する支持部とを有し、前記光ファイバ素線ホルダを一体に保持して移動可能に形成されているホルダ取付台を備えた被覆除去装置を用い、前記光ファイバ素線ホルダの一つによってクランプされた光ファイバ素線を前記被覆除去装置の被覆除去部に対向して配置させ、前記光ファイバ素線の被覆を除去した後、切断し、請求項1に記載の融着接続装置により光ファイバの接続作業を行い、被覆の除去、切断、融着接続の一連の工程を光ファイバ素線を前記光ファイバ素線ホルダから外すことなく行うことを特徴とする。
参考例では、被覆除去装置、切断装置および融着接続装置に共通して用いられる光ファイバ素線ホルダであって、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と、該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバ素線を挿入するV溝部を有し、該V溝部は、被覆除去装置、切断装置および融着接続装置のホルダ取付台に取り付けられバネ部材によりV溝部に向けて付勢されたクランプ部材によりクランプされるものであることを特徴とするものである。
更に、参考例では、前記光ファイバ素線ホルダは、外径が異なる複数種類の光ファイバ素線に適用されるよう各種類ごとに用意され、それぞれの光ファイバ素線ホルダの前記溝と前記V溝部のV溝は、光ファイバ素線の外径に応じて、クランプされる光ファイバ素線の中心軸線が同じ位置となるように形成されていることを特徴とするものである。
更に、本発明は、光ファイバの接続方法において、被覆の除去、洗浄、切断、融着接続の一連の工程を光ファイバ素線を前記光ファイバ素線ホルダから外すことなく光ファイバの接続作業を行なうことを特徴とするものである。
更に、参考例では、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバ素線を挿入するV溝部とからなる光ファイバ素線ホルダと、該光ファイバ素線ホルダを取り付けるためのホルダ取付台とを有する融着接続装置であって、前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、バネ部材により前記V溝部に向けて付勢されたクランプ部材を支持する支持部を有することを特徴とするものである。
更に、参考例では、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバ素線を挿入するV溝部とからなる光ファイバ素線ホルダと、該光ファイバ素線ホルダを取り付けるためのホルダ取付台と、加傷刃と、光ファイバを挿入するV溝部材と、該V溝部材に挿入された光ファイバをクランプするクランプ部材とを有する切断装置であって、前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、バネ部材により前記V溝部に向けて付勢されたクランプ部材を支持する支持部を有し、前記加傷刃は、前記V溝部と前記V溝部材との間に位置されて、前記V溝部と前記V溝部材にクランプされた光ファイバに傷をつけるものであることを特徴とするものである。
更に、参考例では、切断装置および融着接続装置に共通して用いられる光ファイバ素線ホルダであって、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と、該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバを挿入するV溝部を有し、該V溝部は、切断装置および融着接続装置のホルダ取付台に取り付けられバネ部材によりV溝部に向けて付勢されたクランプ部材によりクランプされるものであることを特徴とするものである。
更に、参考例では、前記光ファイバ素線ホルダは、光ファイバ素線外径または光ファイバ外径が異なる複数種類の光ファイバ素線に適用されるよう各種類ごとに用意され、それぞれの光ファイバ素線ホルダの前記溝は、光ファイバ素線の外径に応じて、クランプされる光ファイバ素線の中心軸線が同じ位置となるように形成されているとともに、前記V溝部のV溝は、光ファイバの外径に応じて、クランプされる光ファイバの中心軸線が同じ位置となるように形成されていることを特徴とするものである。
更に、参考例では、光ファイバの接続方法において、切断、融着接続の一連の工程を光ファイバ素線を前記光ファイバ素線ホルダから外すことなく光ファイバの接続作業を行なうことを特徴とするものである。
更に、参考例では、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバを挿入するV溝部とからなる光ファイバ素線ホルダと、該光ファイバ素線ホルダを取り付けるためのホルダ取付台とを有する融着接続装置であって、前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、バネ部材により前記V溝部に向けて付勢されたクランプ部材を支持する支持部を有することを特徴とするものである。
更に、参考例では、光ファイバ素線を挿入する溝と該溝に挿入された光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と該ホルダ本体部の前方に設けられ光ファイバを挿入するV溝部とからなる光ファイバ素線ホルダと、該光ファイバ素線ホルダを取り付けるためのホルダ取付台と、加傷刃と、光ファイバを挿入するV溝部材と、該V溝部材に挿入された光ファイバをクランプするクランプ部材とを有する切断装置であって、前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、バネ部材により前記V溝部に向けて付勢されたクランプ部材を支持する支持部を有し、前記加傷刃は、前記V溝部と前記V溝部材との間に位置されて、前記V溝部と前記V溝部材にクランプされた光ファイバに傷をつけるものであることを特徴とするものである。
以下、図面を用いて、本発明を詳細に説明する。
図1(A)は、本発明の融着接続装置の実施の形態の一例における光ファイバ素線の保持機構を説明するための概略構成図である。図1に付した符号において、1は光ファイバ素線、1aは光ファイバ、2はホルダ、2aはホルダ本体部、2bはV溝部、2cは位置決め部、3a,3bはクランプ部材、4はホルダ取付台、4aは位置決め部、4bは支持部、5はスライダー機構、6は支持台、7はクランプ部材、8はバネ部材、9は磁石である。
図1では、一方側の保持機構のみを図示している。
ホルダ2には、接続対象の光ファイバ素線1をクランプさせることができる。ホルダ本体部2aの先端側には、光ファイバ素線1の被覆部を収納できるV溝部2bが設けられており、クランプ部材7によって被覆部がクランプされる。V溝部2bに続く後部のホルダ本体部2aにも光ファイバ素線1の被覆部を挿入できる溝が形成され、クランプ部材3a,3bによって光ファイバ素線1の被覆部がクランプされる。ホルダ本体部2aの溝は、V溝部2bのV溝が延長するように形成されていてもよいが、必ずしもV溝には限られるものではない。長方形の溝等、適宜の断面形状の溝でもよい。クランプ部材7は、支持部4bに対してバネ部材8でV溝部2bに向けて付勢されるように支持されている。支持部4bは、ホルダ取付台4から延びる腕部材等(図示せず)により取り付けられており、ホルダ取付台4と一体化されている。
光ファイバ素線1をクランプしたホルダ2は、ホルダ取付台4に着脱可能に取り付けられて、位置決めされる。位置決め機構として、図11で説明した位置決め構造を用いてもよい。図1に示す実施の形態では、ホルダ本体部2aの角部を位置決め部2cとし、ホルダ取付台4側に段部として形成した位置決め部4aによって前後方向(光ファイバ素線1の軸方向)の位置決めがされる。また、ホルダ本体部2aには、係合部(不図示)と被係合部が設けられ、左右方向(光ファイバ素線1の軸に直交する方向)の位置決めもされている。係合部と被係合部とは、前後方向に延びる凸条とこの凸条を嵌合させる溝等、左右方向の相対移動を規制すると共に前後方向の移動を許容する適宜の係合構造を用いることができる。なお、図1では、ホルダ2とホルダ取付台4との間に隙間が見えるが、これは、図1を見やすくするために描いた隙間である。実際には、ホルダ本体部2aの下方と前方はホルダ取付台4に密着され、V溝部2bの下方もホルダ取付台4に密着されて支持されている。しかし、V溝部2bの下方がホルダ取付台4に密着されていることは、必ずしも不可欠な要件ではない。例えば、V溝部2bがホルダ本体部2aに強固に一体化されていれば、V溝部2bは、ホルダ取付台4で支持される必要はなく、V溝部2bとホルダ取付台4との間に隙間があってもよい。しかし、強度上は、V溝部2bの下方もホルダ取付台4に密着されて支持されているのがよい。ホルダ2の一部、例えば底部に、磁石9を埋め込むなどの方法により取り付け、ホルダ2を磁力によりホルダ取付台4に吸着させるようにしてもよい。この場合、ホルダ取付台4を磁性体で構成しても、あるいは、ホルダ取付台4の磁石9に対応する部分に磁性体を取り付けるようにしてもよい。
ホルダ取付台4は、支持台6にスライダー機構5により、クランプする光ファイバ素線1の軸方向に移動可能に支持されている。また、支持台6、および支持台6と対向して配置される別の支持台(不図示)とは、それぞれのV溝部2bにクランプされた光ファイバ素線1の先端側の被覆が除去されて露出された光ファイバ1aの先端を調心するようにそれぞれの移動機構(不図示)によって移動可能に構成されている。
図1(B)に示されるように、ホルダ2は、接続対象の光ファイバ素線1の寸法等に応じて用意されるものである。図1(A)で説明したホルダは、切断装置においても用いられるものであり、図3に示されるように、光ファイバの先端部の正確な位置決めが可能となる。さらに、光ファイバ素線の先端部の被覆を除去する被覆除去装置においても、上述したホルダを用いることによって被覆の除去位置も再現性のよい正確なものとなる。以下、被覆除去装置および切断装置についても、共通に上述したホルダを用いて実施した場合の融着接続のための光ファイバ素線の端末処理工程について説明する。
図2は、被覆除去工程に用いられる被覆除去装置の実施の形態の一例の概略構成図である。図2では、図1と同じ部分は同じ符号を付して説明を省略する。図2に付した符号において、10はホルダ取付台、10aは支持部、10bはクランプ部材、10cはバネ部材、11は移動機構、12は被覆除去部、12aは被覆除去刃、12bは腕部、13は取付台、14は基台である。
ホルダ取付台10は、図1(A)に示されるホルダ取付台4と同じ取付構造によってホルダ2を取り付けるように構成されており、移動機構11によって、基台14に支持されている。移動機構11は、モータ等の駆動源(不図示)を有し、ホルダ取付台10を光ファイバ素線1の軸方向に前後移動ができる。被覆除去部12は、開閉可能な腕部12bに被覆除去刃12aを有しており、取付台13によって、基台14に取り付けられている。
図2(A)は、セット状態を示しており、光ファイバ素線1をセットしたホルダ2を、被覆除去装置のホルダ取付台10に取り付けた状態である。光ファイバ素線1のホルダ2へのセットは、ホルダ本体部2aとクランプ部材3a,3bにより、および、光ファイバ素線1の被覆除去装置へのセットはさらにV溝部2bとクランプ部材10bにより行われる。クランプ部材10bは、図示しない支持部材により支持されてホルダ取付台10に取り付けられ、バネ部材10cでV溝に向けて付勢されている。ホルダ2にセットされた光ファイバ素線1は、融着接続が完了するまで、ホルダ2から外されることはない。ホルダ取付台10における光ファイバ素線1の位置は、ホルダ2の光ファイバ素線1が位置決めされる位置であり、この位置が光ファイバ素線1の基準位置となっている。ホルダ2がホルダ取付台10に位置決めされる位置決め機構は、図1(A)に示される位置決め機構と同様である。
図2(B)は、ホルダ2が取り付けられたホルダ取付台10が移動機構11によって基台14上を移動して、被覆を除去する設定位置に移動された状態である。この状態で、被覆除去部12の腕部12bが閉じられる。被覆除去部12の腕部12bが閉じられると、被覆除去刃12aが、光ファイバ素線1の被覆に食い込み、光ファイバ素線1の被覆に切れ込みを入れる。この状態では、光ファイバ素線1の被覆の一部が被覆除去刃12aにより食い込まれている。被覆除去部12の腕部12bの食い込み動作に連動して、図示しないスタートスイッチがONされ、被覆を加熱するための加熱源の加熱が開始され、所定温度に加熱状態を維持する態勢になる。
図2(C)に示すように、ホルダ取付台10が矢印で示される方向に後退することにより、切れ込み位置から光ファイバ1aの先端部の被覆が除去されはじめる。ホルダ取付台10がさらに後退し、所定の位置まで移動すると、図示しない電極保持移動部が上昇する。そして、電極が光ファイバ素線1の光ファイバ1aを挟んだ位置で放電する。ホルダ取付台10を後退させながら、電極間に放電が行なわれることによって、被覆除去された光ファイバ1aの表面に残存する被覆カスを燃焼除去するクリーニングが行なわれ、被覆の除去工程が完了する。なお、クリーニングは、放電によらずともよい。アセトン溶液中で超音波洗浄させるなど、適切なクリーニング方法を採用できる。
なお、本実施の形態では、ホルダ取付台10を移動させる構成としたが、被覆除去部12とホルダ2との間に相対移動を生じさせる構成であればよい。一例として、被覆除去部12が移動しても、あるいは、双方が移動できる構成でもよい。また、クランプ部材10bは、被覆除去装置においては必ずしも設けなくてもよい。
図3は、切断工程に用いられる切断装置の実施の形態の一例の概略構成図である。図3の付した符号の中で、図1(A)と同じ部分は同じ符号を付して説明を省略する。図3に付した符号において、15はホルダ取付台、15aは支持部、15bはクランプ部材、15cはバネ部材、16は固定台、17は加傷刃、18はV溝部材、19は固定台、20はクランプ部材である。
ホルダ取付台15は、図1(A)に示されるホルダ取付台4と同じ取付構造により、ホルダ2を取り付けるように構成され、固定台16によって、基台14に支持されている。加傷刃17は、光ファイバに直交する方向に出入可能に設けられているが、切断を行なう場合の位置は、光ファイバの長手方向について、一定位置である。このため、光ファイバ素線1の光ファイバ1aは、ホルダ2にクランプされた基準位置に対して、正確に一定の先端位置となるように切断される。
光ファイバの切断は、光ファイバ素線の被覆除去を行なった時にホルダ2にクランプされた状態を維持したまま、ホルダ2を切断装置のホルダ取付台15に取り付けて行われる。ホルダ2がホルダ取付台15に位置決めされる位置決め機構は、図1(A)で示される位置決め機構と同じである。位置決めされた光ファイバ1aに対し、加傷刃17が光ファイバ1aと直角方向に移動して傷を付ける。従来、加傷刃で光ファイバに傷を付けるには、その両側が切断装置に設けられた2つのV溝部材とクランプ部材とによってクランプされていた。しかしながら、本実施の形態では、切断装置には、加傷刃の位置よりも光ファイバ1aの端末側に配置されたV溝部材18とクランプ部材20が設けられている。そのため、加傷刃の位置に対して反対側のクランプは、ホルダ2に設けられているV溝部2bとクランプ部材15bとによって被覆部をクランプするようにした。クランプ部材15bは、図示しない支持部材によりホルダ取付台15に取り付けられ、バネ部材15cでV溝に向けて付勢されている。加傷刃17によって傷が付けられた後、加傷刃17が退避して、図示しない光ファイバ曲げ片が下降してくる。曲げ片により2つのクランプの中間で、光ファイバ1aに押圧し、光ファイバを曲げると、加傷刃17によって付けられた傷を起点にして破断が進み、光ファイバが切断される。切断面は鏡面となる。なお、加傷刃を用いた切断方式としては、先の方式以外にも光ファイバをクランプしたときに、長手方向に張力をかけて、その状態で加傷刃により傷を付ける方式も採用できるから、必ずしも、曲げ片により切断する方式に限定する必要はない。
このように、ホルダは、光ファイバ素線1を基準位置にセットされた状態に維持する。そして、被覆除去装置のホルダ取付台と同じ寸法関係で設けられた切断装置のホルダ取付台にクランプされて切断される。このことにより、光ファイバ素線1の被覆の先端と光ファイバ1a切断位置とは、常に一定の位置関係となる。
融着接続工程は、図1(A)に示される融着接続装置の両側に配置されたホルダ取付台4に、ホルダ2にクランプされ切断された光ファイバ素線1の位置を維持したままのホルダ2が取り付けられる。ホルダは、光ファイバ素線1を基準位置にセットされた状態を維持する。このホルダが、融着接続装置では、被覆除去装置や、切断装置におけるホルダ取付台と同じ寸法関係で設けられたホルダ取付台4に取り付けられる。このことにより、融着接続装置における光ファイバ1aの先端は、常に一定の融着接続位置となる。
ホルダ2について説明する。光ファイバ素線の外径に、0.25mm,0.4mm,0.9mmなど、種々のものがあることは、既述した。本実施の形態では、ホルダ2は、セットする光ファイバ素線の外径ごとに、それに適合したホルダを用意している。すなわち、それぞれの光ファイバ素線の外径に応じて、光ファイバ素線1の被覆を収容する溝の深さが変えることにより、ホルダ2にクランプされる光ファイバ素線1の中心軸の高さが一定となるようにした。
図1(B)は、外径の異なる光ファイバ素線1をクランプするV溝部2bの要部を拡大した断面図である。図1(B)の(a)(b)(c)において、V溝部を形成する基体の厚さを同じとして図示している。(a)は、外径0.25mmの光ファイバ素線1に用いられるホルダ、(b)は、光ファイバ素線の外径0.4mmの光ファイバ素線1に用いられるホルダ、(c)は、外径0.9mmの光ファイバ素線1に用いられるホルダの、それぞれのV溝と光ファイバ素線1との位置関係を示している。それぞれの光ファイバ素線1の外径が相違しても、光ファイバ素線1の中心位置は、変わることはない。ホルダ本体部2aの溝においても、同様であり、光ファイバ素線1の外径の相違にかかわらず、クランプされる光ファイバ素線1の中心軸のホルダに対する位置は、一定となる。そのため、融着接続する光ファイバ素線として、異なる外径の光ファイバ素線に対しても、ホルダを選択することで対応でき、融着接続装置については、構成部品の位置を変更する必要がないという利点がある。
図4は、図1に示されるホルダの一実施例の概略の構成を説明するための斜視図であり、図4(A)はクランプ部材を閉じた状態、図4(B)はクランプ部材を開けた状態、図4(C)は光ファイバ素線をクランプした状態を示す。図4に付した符号の中で、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。図4に付した符号において、2eはV溝、2fは摺動溝、2gは磁石、3はクランプ部材、3cは弾性体である。
この実施例では、図4(A)、(B)に示すように、V溝部2bはホルダ本体部2aに一体的に形成されている。また、V溝2eがV溝部2bの先端からホルダ本体部2aの後端まで連続して形成されている。クランプ部材3は、ホルダ本体部2aに回動自在に取り付けられ、V溝2eに対応する部分に弾性体、例えば、天然ゴムや合成ゴムなど、弾性変形して光ファイバ素線1を押圧する材料が埋め込まれている。ホルダ2の底部には、摺動溝2fが全長にわたって形成され、ホルダ取付台(不図示)の摺動溝2fに適合する寸法や形状に形成された凸条と嵌合する。そして、クランプされた光ファイバ素線の軸線方向に対する直角方向の位置決めがされて、ホルダ2が、ホルダ取付台に対し摺動できる。
図4(C)に示すように、光ファイバ素線1がホルダ2にクランプされた状態では、クランプ部材3が閉じられ、磁石2gに吸着力によってクランプ部材3を吸着し、光ファイバ素線1をクランプする。光ファイバ素線1は、移動されることはなく、上述した基準位置を維持されている。
なお、この実施の形態のホルダでは、単心の光ファイバ心線である光ファイバ素線をクランプしているが、凹溝を形成することで、多心のテープ状光ファイバ心線の融着接続装置に用いることができる。多心のテープ状光ファイバ心線に適用されるホルダの構造は、テープ状光ファイバ心線の巾に対応して溝が形成される。
図5(A)は、図4で説明したホルダを用いた融着接続装置の実施例の概略の構成を説明するための斜視図、図5(B)はクランプ部材7の要部の拡大図である。図5に付した符号の中で、図1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略する。図5に付した符号において、4cは凸条、4dは腕部材、4eは軸部材、21は押し込み用モータ、22は調心用モータ、23はスライダー機構、24は放電電極、25a,25bは光源、26は撮像装置である。
ホルダ2は、ホルダ取付台4の位置決め部4aおよび凸条4cにより位置決めされて、図1(A)に示されるように、磁石の吸着力によって取り付けられる。クランプ部材7は、ホルダ取付台4に回動可能に取り付けられた腕部材4dの先端の支持部4bの先端に上下動可能、かつ、揺動可能に取り付けられている。図5(B)の拡大図に示すように、支持部4bが鉛直下方に延び、クランプ部材7に開けられた孔に緩く挿入されている。下方に延び、クランプ部材7にもぐるように挿入された先端に横に延びる軸部材4eが取り付けられ、軸部材4eがクランプ部材7側面の長孔に嵌挿されている。クランプ部材7はバネ部材8により下方(V溝に向く方向)に付勢されている。これにより、クランプ部材7は、V溝部2bに対してなじみがよく、また、適当な押圧力で接触する。
ホルダ取付台4は、融着時に押し込み用モータ21によって光ファイバ1aの先端を押し込むことができる。支持台6は、スライダー機構23により支持されており、調心用モータ22により移動される。ホルダ取付台4の上面を水平面として見ると、光源25a,25bの光軸は、光ファイバ素線1に直交する面内において、水平面に対してそれぞれ45°傾斜した角度としている。したがって、光源25a,25bは直交している。これに対して、スライダー機構23による両側の支持台6の移動方向は、それぞれ光源25a,25bの光軸と平行な方向としている。なお、ホルダ2として多心のホルダを用いる場合には、調心は行なわれない。
図6(A)は、本発明の融着接続装置の実施の形態の他の一例における光ファイバ素線の保持機構を説明するための概略構成図であり、図6(B)はその要部の拡大図である。図6に付した符号の中で、図1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。図6に付した符号において、1cは被覆のめくれ、2hは溝部である。
図1で説明したホルダ2では、ホルダ先端のV溝部2bで光ファイバ素線1の被覆の先端の近傍をクランプさせたが、この実施の形態では、ホルダ先端のV溝部2bで光ファイバ素線1の被覆が除去された露出された光ファイバ1aをクランプさせるようにした点が、図1で説明したホルダ2と相違する。その他は、溝部2hを除いては基本的には相違はない。
被覆除去の際に残された被覆の先端には、図6(B)に示すように、被覆のめくれ1cや盛り上がりが生じやすい。このめくれ1c等が生じている光ファイバ素線1を、光ファイバ1aをクランプするV溝が形成されたV溝部に載置すると、めくれ1c等の部分で、光ファイバが持ち上げられてしまう。そのため、正確な位置決めができないという問題がある。溝部2hは、めくれ1c等を逃がすために形成されたものであり、溝部2hによって、被覆部から光ファイバ1aにかけて、光ファイバの軸線を真っ直ぐにすることができる。
この実施の形態のホルダは、先端部の被覆が除去された後の光ファイバ素線をクランプするものである。したがって、図2に示すような、被覆除去装置には適用されない。ホルダ2に光ファイバ素線1をクランプした状態では、V溝部2bが邪魔になって、溝部2hのところから被覆を除去できないからである。図3で説明したように、切断装置のホルダ取付台10に光ファイバ素線1をクランプさせたホルダ2を取り付けて基準位置に対して光ファイバ1aの先端を所定位置で切断することができる。次いで、このホルダ2に光ファイバ素線1をクランプさせたまま、ホルダ取付台10からホルダ2を外す。その後、図6で説明したホルダ取付台4にホルダ2を取り付けて融着接続を行なうことができ、融着接続装置における光ファイバ1aの先端は、常に一定の融着接続位置となることは、図1、図3で説明したとおりである。
なお、この実施の形態のホルダ2におけるV溝部2bのV溝は、クランプする光ファイバのクラッド径に応じて、図1(B)で示されるように、その中心軸線が一定となるように設計される。また、光ファイバ素線1をクランプするホルダ本体部2aの溝も、外径に応じて、図1(B)で説明したと同様に中心軸線がすべてのホルダにおいて一定の位置となるように設計される。
なお、この実施の形態においても、単心に限られるものではなく、心数に応じたV溝等を設けることによって多心にも適用できるものである。多心の場合のV溝等は、平行とするのがよく、多心のテープ状光ファイバ心線に適用されるホルダのV溝等のピッチは、テープ状光ファイバ心線における心線ピッチと同じにされる。
図7は、図6で説明したホルダの一実施形態の概略の構成を説明するための斜視図であり、光ファイバ素線をクランプした状態を示している。図7に付した符号の中で、図4,図6と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施の形態のホルダは、図4で示される実施の形態と同様であるが、図4に示される実施の形態と相違する点は、ホルダ先端のV溝部2bで光ファイバ素線1の被覆が除去された露出された光ファイバ1aをクランプさせるようにした点と、溝部2hが設けられた点であり、基本的には相違はない。したがって、図7に表われていない細部は、図4により理解をすることができる。
図8は、図6で説明したホルダの一実施形態の概略の構成を説明するための斜視図であり、光ファイバ素線をクランプした状態を示している。図8に付した符号の中で、図4、図6、図7と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略する。
この実施の形態のホルダは、図7で示される実施の形態と同様であるが、図7に示される実施の形態と相違する点は、ホルダの先端部において、V型にカットされたストッパ部2iを設けた点である。ストッパ部2iの中央をV型にカットさせることで、光ファイバがV型カットによりガイドされて、V溝部2bに容易にセットできる。更に、ストッパ部2iにより、光ファイバ素線1の被覆部の先端が当接して、位置決めされるため、切断された後の光ファイバの長さやホルダから融着接続点までの距離を常に一定とすることができる。
以上、上述したように、本発明によれば、融着の際の押し込みによって光ファイバが座屈することもなく、また、光ファイバ素線の異なる被覆外径や光ファイバの異なる外径に対応でき、融着接続の際に光ファイバの先端部を正確に位置決めできるという効果がある。更に、接続部を顕微鏡で撮像する場合、撮像範囲の調整も不要にすることができ、工業的な価値は極めて大きい。
図1は、本発明の融着接続装置の実施の形態の一例における光ファイバ素線の保持機構を説明するための概略構成図である。図2は、被覆除去工程に用いられる被覆除去装置の実施の形態の一例の概略構成図である。図3は、切断工程に用いられる切断装置の実施の形態の一例の概略構成図である。図4は、図1で説明したホルダの一実施形態の概略の構成を説明するための斜視図である。図5は、図4で説明したホルダを用いた融着接続装置の実施例の概略の構成を説明するための斜視図である。図6は、本発明の融着接続装置の実施の形態の他の一例における光ファイバ素線の保持機構を説明するための概略構成図である。図7は、図6で説明したホルダの一実施例の概略の構成を説明するための斜視図である。図8は、ストッパ部を備えたホルダの概略の構成を説明するための斜視図である。図9は、従来の融着接続装置における光ファイバの支持構造の説明図である。図10は、従来の融着接続装置のホルダ機構の説明図である。図11は、従来例のホルダ機構を模式的に図示したものである。
尚、図中の符号、1は光ファイバ素線、1aは光ファイバ、2はホルダ、2aはホルダ本体部、2bはV溝部、2cは位置決め部、2eはV溝、2fは摺動溝、2gは磁石、3,3a,3bはクランプ部材、3cは弾性体、4はホルダ取付台、4aは位置決め部、4bは支持部、4cは凸条、4dは腕部材、5はスライダー機構、6は支持台、7はクランプ部材、8はバネ部材、9は磁石、10はホルダ取付台、10aは支持部、10bはクランプ部材、10cはバネ部材、11は移動機構、12は被覆除去部、12aは被覆除去刃、13は取付台、14は基台、15はホルダ取付台、15aは支持部、15bはクランプ部材、15cはバネ部材、16は固定台、17は加傷刃、18はV溝部材、19は固定台、20はクランプ部材、21は押し込み用モータ、22は調心用モータ、23はスライダー機構、24は放電電極、25a,25bは光源、26は撮像装置である。

Claims (2)

  1. 光ファイバ素線を挿入してクランプする溝を形成した光ファイバ素線ホルダを用い、該光ファイバ素線ホルダを装着可能にした二台のホルダ取付台が互いに対向して配置され、該ホルダ取付台のそれぞれに装着した前記光ファイバ素線ホルダのクランプする光ファイバ素線の先端同士を突き合わせて融着手段により融着接続する融着接続装置であって、
    前記光ファイバ素線ホルダは、前記溝に挿入した前記光ファイバ素線をクランプするクランプ部材を有するホルダ本体部と、該ホルダ本体部の前方に設けられたV溝部とを有し、前記光ファイバ素線ホルダの前記溝と前記V溝部のV溝は、前記光ファイバ素線の外径に関わらず光ファイバ素線の中心軸線が同じ位置となるように、外径が異なる光ファイバ素線毎に形成された光ファイバ素線ホルダの一つが前記ホルダ取付台に装着され、
    前記ホルダ取付台は、前記光ファイバ素線ホルダを位置決めする位置決め部と、前記光ファイバ素線をバネ部材により前記V溝部に向けて付勢して挿入させるクランプ部材を支持する支持部とを有し、前記光ファイバ素線ホルダを一体に保持して移動可能に形成されていることを特徴とする融着接続装置。
  2. 請求項1に記載の光ファイバ素線ホルダの一つを位置決めする位置決め部と、前記光ファイバ素線ホルダによってクランプされた光ファイバ素線をバネ部材により前記V溝部に向けて付勢して挿入させるクランプ部材を支持する支持部とを有し、前記光ファイバ素線ホルダを一体に保持して移動可能に形成されているホルダ取付台を備えた被覆除去装置を用い、
    前記光ファイバ素線ホルダの一つによってクランプされた光ファイバ素線を前記被覆除去装置の被覆除去部に対向して配置させ、
    前記光ファイバ素線の被覆を除去した後、切断し、請求項1に記載の融着接続装置により光ファイバの接続作業を行い、被覆の除去、切断、融着接続の一連の工程を光ファイバ素線を前記光ファイバ素線ホルダから外すことなく行うことを特徴とする光ファイバの接続方法。
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