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JP4676950B2 - 折板屋根の緑化構造 - Google Patents

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JP4676950B2 JP2006311748A JP2006311748A JP4676950B2 JP 4676950 B2 JP4676950 B2 JP 4676950B2 JP 2006311748 A JP2006311748 A JP 2006311748A JP 2006311748 A JP2006311748 A JP 2006311748A JP 4676950 B2 JP4676950 B2 JP 4676950B2
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Description

本発明は、折板屋根の緑化に用いる緑化構造に関するものである。
近年、地球規模の気候の変化が顕著になり、環境問題が重視されるようになってきている。CO2排出量増加に伴う地球温暖化やヒートアイランド化は大きな社会問題となっている。
地球温暖化・ヒートアイランド化対策の一つとしてビル等の建造物の屋上や壁面の緑化を推進し、CO2吸収源の拡大・冷暖房エネルギーの低減が図られている。
従来、折板屋根の緑化には、土や人工土壌からなる緑化基盤材にセダム類や芝等の植物を植生したものや、コケ植物等の緑化マットを利用した緑化が行われている。
従来、折板屋根の緑化を進めるにあたり、次のような問題点がある。
<1>セダム類や芝等の植物を植生したものは土や人工土壌の重量が多いため、建屋への負担が大きくなる。
<2>セダム類や芝等の植物を育成する為には灌水・施肥・刈り込み等の維持管理が必要となるが折板屋根上での作業は、危険かつ困難である。
<3>コケ植物による折板屋根の緑化は軽量かつ維持管理が不要である反面、
1) 土壌を使用しないため、遮熱効果が少ない。
2) 土壌を使用しないため、保水力が低く蒸散効果による温度低下効果が少ない。
3) 土壌を使用しないため、保水力が低く乾燥しやすく、コケ植物の生育が遅い。
4) 接着剤による固定工法では、経年変化などにより飛散や剥がれの恐れがある。
5) 接着剤による固定工法では、施工に手間がかかる。
本発明は以上の問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、軽量かつ無管理の折板屋根緑化を実現し、更にコケ植物の育成環境を向上し遮熱・蒸散効果による省エネルギー・ヒートアイランド現象を緩和すると共に、施工が容易であり、設置安定性の高い緑化構造を提供することにある。
上記目的を達成するために成された本願の第1発明は、凸部と凹部とを交互に連続形成した折板屋根の緑化構造であって、網体からなるコンテナと、緑化基盤材と、不織布と、遮熱材と、により構成し、前記コンテナは、底網の周縁に側網を立設して形成した本体網と、前記箱体の上口を封鎖する蓋網と、からなり、前記コンテナは、前記折板屋根の複数の凸部上に渡設して配置し、前記緑化基盤材と前記不織布と前記遮熱材とを重合し、前記コンテナ内部に収容することを特徴とする、折板屋根の緑化構造を提供する。
本願の第2発明は、前記した第1発明において、前記緑化基盤材は、立体ネット状の基盤と、前記立体ネット基盤に予め付設したコケ植物と、からなることを特徴とする、折板屋根の緑化構造を提供する。
本発明は、上記した課題を解決するための手段により、次のような効果の少なくとも一つを得ることができる。
<1>凹部空間を考慮することなく、折板屋根を緑化することができる。
<2>屋根を緑化することにより、省エネルギーや気温上昇の緩和に役立つ。
<3>コンテナは金網製の箱体であるため、安定して設置することができる。
<4>土等の緑化基材が不要であるため軽量であり、容易に施工することができる。
<5>軽量であるため、建屋への負担を小さくすることができる。
<6>植物としてコケを用いるため、通年管理が不要となる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
<1> 折板屋根の緑化構造の概要
本発明は、凸部と凹部とが連続形成された折板屋根の緑化構造に関するものである。
本発明の緑化構造は、図1に示すように、本体網11と蓋網12とからなるコンテナ10に、緑化基盤材20、遮熱材30及び不織布40を内包し、折板屋根50上に設置するものである。
以下、各構成部品について詳述する。
<2>コンテナ
コンテナ10は、内部に緑化基盤材20、遮熱材30及び不織布40を収容するためのものである。コンテナ10は折板屋根50上に設置する。
コンテナ10は、矩形の底網111の周縁に側網112を立設して形成した本体網11と、本体網11の上口を封鎖する矩形の蓋網12とにより構成する。
コンテナ10は、図2に示すように、底網111が折板屋根50の凸部51間を渡設し、凹部52を塞ぐように配置する。
各網は鋼線からなる金網等、公知の網体により構成する。
<3>緑化基盤材
緑化基盤材20は、コンテナ10に収容するものである。
緑化基盤材20は、図3に示すように、公知の緑化シートや緑化マット等からなる立体ネット状の基盤材21と、基盤材21表面に植生したスナゴケやハイゴケ等のコケ植物22とからなる。
コケ植物22は根といわれる通導組織がなく、必要な水分や養分を植物体表面から吸収するため、砂等の土壌を用いずに植生できる。よって、軽量な緑化基盤材20を構成することが出来る。
またコケ植物22は、刈込みや施肥等の維持管理が不要である。
<4>遮熱材
遮熱材30は、緑化基盤材20及び不織布40と重合してコンテナ10に収容するものである。
遮熱材30は発泡スチロール等の板体である。
遮熱材30は、図2に示すように、上面に不織布40と緑化基盤材20とを重合し、折板屋根50と不織布40との間に配置する。
この配置により、緑化基盤材20と、折板屋根50の凹部により形成される空間Sとの間に遮熱材30が配されるため、空間Sが緑化基盤材20に与える影響を遮熱材30が緩和し、緑化基盤材20の乾燥によってコケ植物22が枯れ死することを防止できる。
また、遮熱材30には断熱効果があり、緑化基盤材20と組み合わせることにより、緑化構造の断熱効果がより一層高まり、建屋への熱負荷を低減することができる。
<5>不織布
緑化基盤材20と遮熱材30を重合する際に、図2に示すように、緑化基盤材20と遮熱材30との間に不織布40を挟んで配置する。
空間Sが緑化基盤材20に与える影響を遮熱材30が緩和すると共に、不織布40が保水することにより、緑化基盤材20の乾燥によってコケ植物22が枯れ死することを防止できる。
[作用]
次に、折板屋根の緑化構造を用いた緑化方法について説明する。
<1>本体網の設置
本体網11を折板屋根50上に設置する。
図4に示すように、本体網11は、折板屋根50に取り付けられた剣先ボルト61と、剣先ボルト61に螺合するナット62により、固定具60を介して固定する。その他にも、ボルト63を折板屋根50に螺設し、固定具60を介して固定することができる。
本体網11は網製であるため、軽量であり、施工が容易である。
コンテナ10を複数個並べて緑化構造を構成する場合には、図5に示すように、底網111の周縁の対向する2辺に側網112を立設した本体網11Aを末端に配置し、周縁の一辺に側網112を立設した本体網11Bを、側網112が平行となるように、且つ、側網112を立設しない底辺が本体網11A側となるように並べて構成する。
側網112が折板屋根50の傾斜方向と直交するようにコンテナ10を配置することで、コンテナ10に収容する緑化基盤材20および遮熱材30の落下を防止することができる。
<2>遮熱材、緑化基盤材の設置
本体網11の底網111上に遮熱材30を配置し、その上面に不織布40及び緑化基盤材20を重合して配置する。
緑化基盤材20、遮熱材30、不織布40は全て軽量であるため、施工が容易である。
<3>蓋網の設置
蓋網12を、本体網11の上口部を封鎖するように、結束線13やボルトを介して、本体網11に固定する。コンテナ10を複数個並べて緑化構造を構成する場合には、図5に示すように、蓋網12を複数の本体網11の上口部を封鎖する大きさとし、隣接するコンテナの側網112上辺と蓋網12をまとめて結束線13にて固定することもできる。
蓋網12で上口部を封鎖するため、緑化基盤材20が剥がれたり飛散したりするのを防止できる。
コンテナ10、緑化基盤材20、遮熱材30、不織布40は全て軽量であるため、緑化構造も軽量となり、建屋への負担を小さくすることができる。
また、コンテナ10は箱体状となるため、折板屋根上に安定して設置することができる。
本発明の折板屋根の緑化構造の分解説明図 本発明の折板屋根の緑化構造の断面図 本発明の緑化基盤材の説明図 本発明の折板屋根の緑化構造の使用方法の説明図 本発明の折板屋根の緑化構造の使用方法の説明図
符号の説明
10 コンテナ
11 本体網
111 底網
112 側網
12 蓋網
13 結束線
20 緑化基盤材
21 基盤材
22 コケ植物
30 遮熱材
40 不織布
50 折板屋根
51 凸部
52 凹部
60 固定具
61 剣先ボルト
62 ナット
63 ボルト

Claims (2)

  1. 凸部と凹部とを交互に連続形成した折板屋根の緑化構造であって、
    網体からなるコンテナと、緑化基盤材と、不織布と、遮熱材と、により構成し、
    前記コンテナは、底網の周縁に側網を立設して形成した本体網と、前記箱体の上口を封鎖する蓋網と、からなり、
    前記コンテナは、前記折板屋根の複数の凸部上に渡設して配置し、
    前記緑化基盤材と前記不織布と前記遮熱材とを重合し、前記コンテナ内部に収容することを特徴とする、
    折板屋根の緑化構造。
  2. 請求項1に記載の折板屋根の緑化構造において、前記緑化基盤材は、立体ネット状の基盤と、前記立体ネット基盤に予め付設したコケ植物と、からなることを特徴とする、折板屋根の緑化構造。
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