[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4669406B2 - カセット - Google Patents

カセット Download PDF

Info

Publication number
JP4669406B2
JP4669406B2 JP2006041768A JP2006041768A JP4669406B2 JP 4669406 B2 JP4669406 B2 JP 4669406B2 JP 2006041768 A JP2006041768 A JP 2006041768A JP 2006041768 A JP2006041768 A JP 2006041768A JP 4669406 B2 JP4669406 B2 JP 4669406B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
cassette
ink sheet
opening
ink
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006041768A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007216590A (ja
Inventor
稔 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2006041768A priority Critical patent/JP4669406B2/ja
Priority to US11/668,269 priority patent/US7976151B2/en
Priority to DE602007000356T priority patent/DE602007000356D1/de
Priority to EP07101914A priority patent/EP1820658B1/en
Priority to RU2008107722/12A priority patent/RU2370374C1/ru
Priority to US11/913,744 priority patent/US8256974B2/en
Priority to EP07737311.6A priority patent/EP1989056B1/en
Priority to KR1020087016744A priority patent/KR101013109B1/ko
Priority to CN200780000690A priority patent/CN100577429C/zh
Priority to PCT/JP2007/053244 priority patent/WO2007097384A1/en
Priority to CN2007100789332A priority patent/CN101024348B/zh
Priority to KR1020070016275A priority patent/KR100882043B1/ko
Priority to DE102007000102A priority patent/DE102007000102A1/de
Publication of JP2007216590A publication Critical patent/JP2007216590A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4669406B2 publication Critical patent/JP4669406B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J17/00Mechanisms for manipulating page-width impression-transfer material, e.g. carbon paper
    • B41J17/32Detachable carriers or holders for impression-transfer material mechanism
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21KNON-ELECTRIC LIGHT SOURCES USING LUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING ELECTROCHEMILUMINESCENCE; LIGHT SOURCES USING CHARGES OF COMBUSTIBLE MATERIAL; LIGHT SOURCES USING SEMICONDUCTOR DEVICES AS LIGHT-GENERATING ELEMENTS; LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21K9/00Light sources using semiconductor devices as light-generating elements, e.g. using light-emitting diodes [LED] or lasers
    • F21K9/60Optical arrangements integrated in the light source, e.g. for improving the colour rendering index or the light extraction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J13/00Devices or arrangements of selective printing mechanisms, e.g. ink-jet printers or thermal printers, specially adapted for supporting or handling copy material in short lengths, e.g. sheets
    • B41J13/10Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides
    • B41J13/103Sheet holders, retainers, movable guides, or stationary guides for the sheet feeding section
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V29/00Protecting lighting devices from thermal damage; Cooling or heating arrangements specially adapted for lighting devices or systems
    • F21V29/50Cooling arrangements
    • F21V29/70Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks
    • F21V29/74Cooling arrangements characterised by passive heat-dissipating elements, e.g. heat-sinks with fins or blades
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES F21K, F21L, F21S and F21V, RELATING TO THE FORM OR THE KIND OF THE LIGHT SOURCES OR OF THE COLOUR OF THE LIGHT EMITTED
    • F21Y2115/00Light-generating elements of semiconductor light sources
    • F21Y2115/10Light-emitting diodes [LED]

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Description

本発明は、記録紙とインクシートを収納した記録紙インクシート一体型カセット及び該カセットを用いるプリンタ装置に関するものである。
従来、コンピュータの出力装置やデジタル映像の出力装置としてのプリンタ装置は、記録方式に応じて、熱転写式プリンタ装置、インクジェットプリンタ装置、レーザープリンタ装置、ワイヤードットプリンタ装置などに分類できる。そのうち、ライン熱転写式プリンタ装置は、インクシートおよび記録紙を用い、主走査方向に配列された複数個の発熱体を選択的に駆動して、インクシートと記録紙とを副走査方向に搬送する。このことにより、記録紙にドットライン状に印画を行うものである。
近年、入力側であるデジタルカメラ、デジタルビデオカメラ、スキャナ等の画像を扱う入力機器の進歩に伴い、熱転写式プリンタ装置に対する注目度が高くなっている。熱転写式プリンタ装置は、静止画を記録するスチルカメラやビデオカメラなどによって撮像された電子画像情報を、コンピュータまたは記録媒体を介してプリント出力するのに好適なプリンタ装置である。
例えばインクジェットプリンタ装置などの他の方式のプリンタ装置では、ドットを形成するか否かの2値の選択しかないために、小さなドットを記録紙に形成しながら誤差拡散等の手法でみかけの解像度と階調性を得る。これに対して、熱転写式プリンタ装置の場合には、1つの画素を制御可能な熱の値を容易に変更できるため、1つの画素に対する階調性を多く取ることが可能である。このため、インクジェットプリンタ装置等の他のプリンタ装置に比べて滑らかで高画質な画像を得ることができるという利点がある。
また、熱転写式プリンタ装置は、記録手段としてのサーマルヘッドの性能や記録紙材料の性能も向上したために、仕上がり品位でも銀塩写真に見劣りしない画像プリントを得ることが可能であり、近年のデジタルカメラの進歩に歩調を合わせるように、特に自然画像用のプリンタとして注目されている。
さらに、熱転写式プリンタ装置とデジタルカメラやデジタルビデオカメラなどの撮像機器を直接的に接続することなく、あるいは、一体的に構成して撮影された画像情報をコンピュータなどを介することなく、直接的にプリント出力するシステムも登場している。こうしたシステムによれば、デジタルカメラやデジタルビデオカメラからの画像情報を簡単に写真的なプリントアウトを行うことが可能になり、ますます熱転写式プリンタ装置に対する注目度が高くなっている。しかしながら、熱転写方式ではフルカラー印刷を行うためには、複数色のインクを繰り返し重ねて転写する必要があり、以下これを実現させるための一般的な構成を説明する。
従来の熱転写式プリンタの一般的な構成の第一例を図32に示す。図32(a)の通り、記録紙カセット107に積載された記録紙は給紙ローラ108と分離手段109により最上層の記録紙だけが分離・給送されサーマルヘッド104とプラテンローラ105の間へ搬送される。印刷動作は記録紙Pの全長より少し長い外周をもつプラテンローラ105の周囲に記録紙Pを巻き付け、インクシート106と記録紙Pをサーマルヘッド104とプラテンローラ105とで圧接する。サーマルヘッド104の発熱によりインクシート106上のインクを記録紙P上に熱転写させながら、プラテンローラ105を回転させて行う。図32(b)の通り、1色目の印画を終えたあとに次色の印画を行うために、サーマルヘッド104の圧接を開放し、プラテンローラ105の回転を進めて印画開始位置まで記録紙Pを進め、1色目と同様の動作で2色目以降を印画する。このようにしてイエロー・マゼンタ・シアンの3色を重ねてフルカラー印刷を行う。
従来の熱転写式プリンタの一般的な構成の第二例を図33に示す。図33(a)の通り、用紙カセット201に積載された記録紙Pは給紙ローラ202と分離手段203により最上層の記録紙だけが分離・給送されサーマルヘッド204とプラテンローラ205へ搬送される。印刷動作はインクシート206と記録紙Pをサーマルヘッド204とプラテンローラ205とで圧接する。その後、サーマルヘッド204の発熱によりインクシート206上のインクを記録紙P上に熱転写させながら、印画方向下流に設けた1対のキャプスタンローラ207とピンチローラ208で記録紙Pを搬送させて行う。
図33(b)の通り、1色目の印画を終えたあとに次色の印画を行う。このために、サーマルヘッド204の圧接を開放し、キャプスタンローラ207とピンチローラ208を印刷動作時とは逆方向に回転させて印刷開始位置まで記録紙Pを戻し、1色目と同様の動作で2色目以降を印画する。このようにしてイエロー・マゼンタ・シアンの3色を重ねてフルカラー印刷を行う。
図32の例でも図33の例でも用紙カセット内の記録紙とインクシートは消耗品であり、使用に応じて、交換・補給する必要がある。ここでインクシートについてはインクシートの両端を2つのボビンに巻き付け2つのボビンとインクシートを枠体に収めた形態のカートリッジでユーザーに供給することが一般的である。図32の110と図33の210はそのカートリッジの枠体を示している。カートリッジには図示110aと201aのような空隙部が存在し、カートリッジを挿入する際には本体に設けられたサーマルヘッド104・204がカートリッジの空隙部に収まるようにカートリッジが案内され所定の位置に装着される。
以上2つの方式が従来一般的である。第一例は記録紙Pの全長より少し長い外周をもつプラテンローラが必要となるため装置が大型化し、図32には図示されていないがプラテンローラの周囲に記録紙を巻き付けて保持する機構が必要であるため装置が複雑化するというデメリットがある。しかし第1色の印刷が終了したらそのすぐ後方に第2色の印刷開始部があるので第二例のように記録紙を戻す時間が不要となり印刷時間の高速化が図れるというメリットがある。逆に第二例は印刷時間が延びるというデメリットがあるが、装置の小型化・簡素化が図りやすいというメリットがある。
しかし、前述した熱転写式のプリンタ装置では良好なプリントを得るためにインクが転写しやすい表面を持った専用紙を記録紙として使用する必要がある。例えば記録紙50枚分のインクシートが収納されたインクカートリッジと50枚の記録紙をセットで販売する。ユーザーはセット販売された記録紙とインクカートリッジの梱包をあけて、インクカートリッジは本体へ、記録紙は用紙カセットへそれぞれ装填してプリンタ装置を使用しなければならないという、わずらわしさがあった。
熱転写プリンタの場合、図34に示す通り大きさの記録紙に応じてそれぞれ異なるインクシートを用意した方がインクシートの無駄が少ない。従って図34のように例えばA6サイズの記録紙とA6サイズ用のインクシートが収納されたインクカートリッジをセットで、A7サイズの記録紙とA7サイズ用のインクシートが収納されたインクカートリッジをセットで販売する。ユーザーはそれぞれの用途に合わせて購入した上で、A6サイズのプリントをした後にA7サイズのプリント行うときには、A6サイズの記録紙とA6サイズ用のインクシカートリッジを取りだす。代わりにA7サイズの記録紙とA7サイズ用のインクカートリッジを装填しなければならない。
この時取り出したA6サイズの記録紙とA6サイズ用のインクカートリッジは後に使用する時のため保管する必要がある。インクカートリッジと記録紙が別々になっている上に記録紙やインクカートリッジはほこりや直射日光を嫌うので保管袋等に入れて保管しなければならないという、わずらわしさがあった。これらのわずらわしさを解決する提案として「特許文献1」「特許文献2」のようにインクシートと記録紙が一体型で収納されたカートリッジも提案されている。
登録番号2523355 特開2000−108442
しかしながら、「特許文献1」はインクシート収納部と記録紙収納部を一体化しているものの、インクシートがカートリッジに収納されたままの状態では印刷動作を行うことができない構成である。印刷動作を行うためにはインクシートをカートリッジから取り出して印刷位置までローディングする機構が必要であり、その機構の分だけ装置が複雑化し信頼性が低下するという問題点がある。
この「特許文献1」の問題点が改善されているものが「特許文献2」である。この提案では一体型カートリッジを収納後、インクシートを印刷位置までローディングする必要が無く、収納したままの状態で印刷動作が行えるようになっている。インクシートと記録紙を別々にプリンタ装置に装着するわずらわしさや、異なる種類の記録紙を使用する際に取り外したインクシートと記録紙を別々に保管するわずらわしさをユーザーに感じさせない構成となっている。
しかしながら写真印刷を第一の目的とする場合、使用する用紙はその保存性、耐久性または印画品質を確保するために所定の厚みを必要とする。そのため、印刷のための搬送時に極端に屈曲などすると印画面に傷または皺などが発生してしまう。また、記録紙の厚みが厚い場合、カセットから記録紙を分離させる分離方式によっては分離時十分に記録紙をたわませる空間がないと分離の信頼性が低くなってしまう。
「特許文献2」では用紙の搬送経路をカセットで形成しているが、用紙へのダメージを抑え、かつ搬送の信頼性を上げるために極端な屈曲が発生しないよう、やや大きな半径のRでカセットの外形を形成している。しかし、この搬送経路を形成するためR形状の内側は無駄な空間となってしまっている。また、搬送経路の屈曲を滑らかにするためにはカセットの厚み方向もある程度以上必要となり、小型化には限界がある。結局、用紙のインクシートの収納に最低限必要な大きさ以上になってしまい、プリンタ本体の大型化も招いてしまう。
これらの問題点に鑑み、本発明では分離の信頼性が高く、用紙へのダメージを最小限に抑えかつ搬送の信頼性が高く、更にユーザビリティの高い小型の記録紙インクシート一体型のカセット及び該カセットを用いるプリンタを提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明のカセットは、記録紙を収納するための略直方体の記録紙収納部と、記録紙収納部内に収納される記録紙の面と平行な記録紙収納部の面に、供給するインクシートを収納するインクシート収納部と、該インクシート収納部からのインクシートを巻き取るインクシート巻取り部と、を備え、インクシート収納部とインクシート巻き取り部との間で露出しているインクシートと、記録紙収納部との間に、カセットが装置本体に装着されたときに、装置本体側のサーマルヘッドおよび給紙ローラを有するヘッドユニットが進入するためのスペースを有し、カセットが装置本体に装着されたときに、ヘッドユニットの給紙ローラを記録紙収納部内に収納された記録紙に接触させるための第三の開口を、インクシート収納部とインクシート巻取り部の間の記録紙収納部の面に設け、カセットが装置本体に装着され、記録紙を記録紙収納部から排出するときに装置本体側の押圧部が記録紙収納部に収納されている記録紙を押圧可能に接触するための第一の開口を、第三の開口が設けられている面と対向する記録紙収納部の面に設け、第三の開口、インクシート収納部、および、インクシート巻取り部が設けられている記録紙収納部の面に、記録紙を記録紙収納部から排出するための第二の開口を有し、インクシート巻取り部は略直方体の一辺に沿って配置され、かつ第二の開口はインクシート巻き取り部が配置されている記録紙収納部の面の一辺に対向する辺に沿って配置され、インクシート収納部は第二の開口に沿うよう配置されたことを特徴とする。
本発明によれば、記録紙インクシート一体型カセットをプリンタ装置に装着するだけで、印刷可能な状態になり、印刷作業を短時間に容易に行なうことができる。更に給紙ローラーをヘッドユニットに設置しているためプリンタ装置の小型化が達成され、対向する側に記録紙を装填及び加圧するための開口を設けているため、効率よく加圧が可能となっている。
さらに、記録紙は第三の開口から排出後搬送方向を反転した後、印刷搬送されることで、無駄な搬送経路、機構部品の必要がなく装置全体の小型化が達成できる。また、記録紙収納部は積載された記録紙を分離可能な分離つめを備えたことで、分離の信頼性が向上し、またカセット単体の状態で記録紙がカセットから脱落することが無い。また、記録紙の分離の信頼性が向上し、また記録紙を極端に屈曲させることがなく、緩やかにたわむことができ、記録紙へのダメージを最小限に抑えることができる。
以上、本発明では、ユーザビリティの高い小型の記録紙インクシート一体型のカセット及び該カセットを用いるプリンタ装置が得られる。
次に、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1、図2により本発明における記録紙インクシート一体型カセットの構成を説明する。
図1において1は本発明による記録紙インクシート一体型カセットの全体図であり、10は主に記録紙を積載収納する筐体としての上ケースである。11は上ケース10との間でインクリシートの収納部を形成する下ケースであり、20は印刷前のインクシートを収納する供給側収納部で、21は印刷後のインクシートを収納する巻き取り側収納部である。
30は記録紙をカセットから一枚ずつ取り出すための排出口または給送用開口であり、供給側収納部20に隣接しかつ記録紙収納部の端部に記録紙の長手方向全域にかけて略四角形の開口を形成している。排出口30の両端部には記録紙を一枚ずつ分離するための分離爪31、32を備えている。第1のケースとしての上ケース10と第2のケースとしての下ケース11はプラスチックを射出成型したものであり、それによりコストダウンを図っている。
図2はインクシートの巻き取り軸の軸方向に直行する方向の断面図である。図2において12は帯状のインクシートであり、第1の軸である第一ボビン12aに巻きつけられて、先端は巻き取り用の第2の軸である第二ボビン12bに接着などにより取り付けられている。インクシート12は上ケース10と下ケース11との間に形成されたインクシート収納部に収納されており、第一ボビン12aは供給側収納部20に、第二ボビン12bは巻き取り側収納部21にそれぞれ収納されている。第一ボビン12aおよび第二ボビン12bは記録紙収納部に収納された記録紙の紙面と平行になるように配置されている。
13は記録紙であり、上ケース10の記録紙収納部22にインクシート12が印刷可能な枚数と同一枚数が重ねられ収納される。例えば、インクシート12が50画面分巻き取られていれば、記録紙13も50枚収納されている。すなわち、本発明における記録紙インクシート一体型カセットは例えば50画面分の印刷が終われば、記録紙とインクシートシートが同時に使用済みとなり、どちらか一方のみが先に使い終わることはなない。そのためいずれか一方のみを補充、または交換することはなく、使い終わればユーザーはカセットごと交換すればよく、交換の手間が省けるものである。
200は上ケース10へ記録紙13と保護シートを組み込む際の上面開口であり、カセット1をプリンタに装填し、印刷動作を行う際にはこの上面開口200から加圧を行うための開口である。
14は記録紙13を汚れ、傷などから防ぐための保護シートであり、外形は記録紙13とほぼ同一の外形寸法をしており、記録紙13の最上部に重ねた状態で記録紙収納部22に収納されている。図2に示すようにインクシート12と記録紙13の間に空間33があり、これは本カセットがプリンタに装填されたときに後述するヘッドユニットが位置する空間である。また、上ケース10の供給側収納部20と巻き取り側収納部21の中間には開口34が設けられている。開口34は記録紙収納部22の長手方向のほぼ全域に渡っており、また図1に示すよう上ケース10の側面の側面開口34aと繋がっている。
図1において35はインクシートの供給側収納部20の端面に設けられた第一位置決め穴であり、36は同じく巻き取り側収納部21の端面近傍に設けられた第二位置決め穴である。これら位置決め穴35、36はカセット1がプリンタに装填されたときにプリンタ本体側の位置決め軸と嵌合し、インクシートの巻き取り軸近傍を位置規制することでインクシートの走行、巻き取りの安定化を図るためのものである。
37はカセットの種類により形状が異なるカセット判別突起である。カセット判別突起37は記録紙のサイズ、あるいはインクシートのタイプが異なるとそれに応じて突起形状を異ならせ、プリンタ本体がこれを判別してそれらの記録紙、あるいはインクシートのタイプに応じた記録紙の搬送、印刷の制御を行うためのものである。
図15と図16にてカセットの種類について説明する。図15、図16は記録紙のサイズが異なる3種類のカセットを示したものであり、それぞれ図15および図16の(a)、(b)、(c)は順にポストサイズ、Lサイズ、カードサイズのカセットを示している。図16は排出口30側から見て、供給側収納部での断面図である。図15、16に示すように記録紙のサイズに応じて上ケース10の記録紙収納部22の寸法Dはインクシート巻き取り軸方向で異なり、インクシート巻取り軸と直行する方向では同じ寸法としている。
さらに主に下ケース11が形成するインクシート12を収納する部分はいずれの方向においても記録紙のサイズにかかわらず同じ寸法としている。前述した位置決め穴35、36はインクシート収納部の端面に設置されており、またカセット判別突起もインクシート収納部端面に設置されている。さらに、図16に示すようにインクシート12の幅寸法は各記録紙サイズで異なるが、インクシート12を巻き取る軸の全長も同じに設定してある。
次に図3、図4、図5と図6により、本記録紙インクシート一体型カセット1の組み立て方法について順に説明する。まず図3示すよう上ケース10の記録紙収納部22を下にした状態でインクシート12の第一ボビン12aと第二ボビン12bをそれぞれ、上ケース10の半円形状の切り込み10bとUの字の切り込み10cに落とし込む。その上から下ケース11を上ケース10に対し組み込み、上ケース10の爪10aは下ケース11の穴11bに係合し、下ケース11の爪11aが上ケース10の穴10dに係合することで、上ケース10と下ケース11が結合することとなる。図では見えないが図後方においても同様な爪と穴が配置されており、下ケース11の主要な部分は上ケース10に対し固定されることになる。
さらに本発明の記録紙インクシート一体カセットでは上ケース10に設けられた溶着軸80と下ケース11に設けられた溶着穴81を熱溶着により結合している。詳細を図4(a)、(b)にて説明する。まず図4(a)は図3に示したインクシート12と、下ケース11が上ケース10に組みつけられた状態を示しており、その状態で上ケース10の溶着軸80は下ケース11の溶着穴81に貫通している。この状態で溶着軸80の先端を溶着工具の端子82を溶着軸80先端へ所定の荷重をかけながら押し付け変形させ、図4(b)に示す80aのよう溶着軸80の外径は溶着穴81より大きくなり、かつ下ケース11に対し図上方から密着することで、確実に固定されることになる。
図4の溶着工具の端子82の先端形状は球Rの凹形状になっているため、溶着軸80の変形後の形状80aは球R形状となっているが、端子82先端が平面であれば溶着軸80は平面状に変形させられ、これにおいても同様の効果を得ることは出きる。また、端子82はヒーターを備えたもの、あるいは超音波の振動により溶着軸80を振動させ熱を発生させるものでもどちらでもよく、このとき溶着軸80の先端は円錐状になっているため、いずれの場合でも円錐状の先端から変形を起こしやすくなっている。
図5により記録紙13と保護シート14の組み込みについて説明する。インクシート12、下ケース11を上ケース10に対し組み付け完了後、記録紙13を50枚と保護シート14を1枚重ねた状態で上ケース10に対し上面開口200からコーナー部2箇所の押さえ部10eの裏側へ斜め方向から挿入する。この際、記録紙13は排出口30のコーナー部に設けられた2つの分離爪31、32により排出口30から脱落することはない。
記録紙、および保護シート14が上ケース10に装填された後、押さえ部材15、16が上ケース10の残り2箇所のコーナー部に取り付けられることで記録紙13の4箇所のコーナー部を保持し記録紙収納部23内から脱落しないよう収納される。押さえ部材15、16も樹脂で形成されており、それぞれ樹脂の弾性変形を利用した爪により上ケース10へ取り付けられる。以上説明したように本発明による記録紙インクシート一体型カセットは主に上ケース10と下ケース11の2つの部品で記録紙とインクシートを収納し、多くの部品を必要とせず小型化も図れるものである。
次に図7により本発明の記録紙インクシート一体型カセットを使用するプリンタについて説明する。図7において40はプリンタ本体であり、側面のドア41が開いた状態を示しており、カセット挿入口42が露出している。カセット挿入口42はカセット1の断面形状とほぼ同じ形状でかつ一回り大きい開口となっている。カセット挿入口42内にはヘッドユニット45の端部が見えている。
カセット挿入口42へカセット1を挿入した状態を示したのが図8である。図8に示すようにカセット1がプリンタ本体へ挿入されるとカセット1の開口15からヘッドユニット45先端がわずかに露出し、ヘッドユニット45先端に有る軸46はカセット1より所定量突出した状態となる。この状態でドア41を閉じるとドア41の内面に設けられた係合穴41aが軸46に嵌合しヘッドユニット45の先端位置が規制されることになり、プリンタを使用可能な状態になる。
図9は本発明による記録紙インクリボン一体型カセットを使用するプリンタのサーマルヘッドユニット45である。47はサーマルヘッドであり、本体内の印刷制御基板と電気的に接続されている。48は給紙ローラーであり、シャフト48aの両端はヘッドユニット45上で回転可能に軸支されている。シャフト48aの一端にはギヤ49がシャフト48aと一体的に回転するよう取り付けられ、図示せぬ連結ギヤにより給紙ローラー48を回転駆動する。
50はカセット内の記録紙を図において右方向へ付勢するための付勢部材である。付勢部材50は、先端部50aがシャフト48aに嵌合し、もう一端はヘッドフレーム55に固定されたレール51にカセットの装填方向にスライド可能に保持され、スプリング52によりカセットカセット挿入口42方向へ付勢されている。
53はカセット内の記録紙の有無を検知するためのフォトレフレクタであり、ホルダ54によりヘッドユニット45へ取り付けられている。図10にフォトレフレクタ53の取り付け状態の断面図を示す。図10に示すよう、フォトレフレクタ53の投光、受光部は上向きにヘッドユニット45に取り付けられ、その上からホルダ54を被せることで固定されている。
56と57はカセット1がプリンタ本体内に装填されたときにカセット1の位置決めを行う第一位置決め軸と第二位置決め軸である。これらはカセット1が装填されるとカセット1に設けられた第一決め穴35と第二位置決め穴36に嵌合し、カセット1のプリンタ本体内で位置規制をするものである。
58はカセットの種類を判別するためのカセット判別スイッチであり、カセット1がプリンタ本体に装填されるとカセット1に設けられた突起形状によりカセットの種類を判別するものである。
59はカセット1がプリンタ本体に装填されたときにカセット1の第二ボビン12bに係合し、印刷時にインクシートシート12を巻き上げ駆動する巻き上げ軸である。巻き上げ軸59はギヤ59a、59bに連結し、印刷動作時に所定速度で回転するよう制御されている。60はインクシートシート12が巻き上げられる際に回転する従動軸で、たとえば回転動作を検知し確実にインクシート12が供給されているかのチェックをするためのものである。
以上説明したヘッドユニット45はプリンタ40の本体内に設置されており、そのヘッドユニット45に対してカセット1が装填されていく状態を図11、図12、図13で説明する。図11の矢印の方向へカセット1がプリンタ40に装填されていく。そのときヘッドユニット40は図2で示したインクシート12と記録紙13との間の空間33に入っていくことになる。
図12はその様子をカセット1の裏側から見た図である。図12に示すよう、ヘッドユニット45はインクシート12より上側で記録紙13より下側の空間33に入っている。図13ではカセット1が完全に装填された状態を示しており、図14はその詳細を示した断面図である。図13、図14において第一位置決め軸56は第一位置決め穴35に、第二位置決め軸57は第二位置決め穴36に嵌合する。また巻き上げ軸59は第二ボビン12b、従動軸60は第一ボビン12aに嵌合する。さらに、カセット判別スイッチ58はカセット判別突起37により押圧されている。
位置決め穴35、36、またカセット判別突起37カセットの種類が異なる場合においても共通の位置にあるためプリンタ本体側の位置決め軸56、57およびカセット判別スイッチも複数も受ける必要が無い。また、第一ボビン12a、第二ボビン12bの全長も同じであるため巻き取り軸59、従動軸60は全長、位置などを可変にする必要がない。
このように、複数の記録紙サイズを有するカセット、またはインクシート12のサイズを複数有するカセットであってもインクシート収納部の外形寸法を同じにし、位置決め穴35、36、カセット判別突起37をインクシート収納部に配置する。さらに第一ボビン12a、第二ボビン12bの全長も共通にすることで、プリンタ本体内部の構成を簡略化することができる。
図17はカセット1がプリンタ40に完全に装填された状態を示しており、わかり易いよう記録紙13と保護シートを不図示にしてある。図17に示すよう上ケース10の開口34内に給紙ローラー48、フォトレフレクタ53が位置している。また付勢部材50は側面開口34aの内側に位置している。
図18は付勢部材50とカセット1、記録紙13の位置の位置関係を示した断面図である。図18において付勢部材50は前述したようにスプリング52により図右方向に付勢されており、当接面50aは側面開口34aから上ケース10の内部に突出し記録紙13の端面に当接している。そのとき、上ケース10の外側側面とは隙間wが設けてあるため確実に記録紙13を図右方向へ付勢している。付勢部材50の設けられた斜面50bは記録紙13が図で最も下の記録紙から順次給紙されていき、図上方から下方へ移動していく記録紙が引っかかりなく当接面50aへ案内するものである。
次に付勢部材50の作用について説明する。図20(a)(b)は付勢部材50を採用しない場合のカセットの例を分離爪と記録紙の関係をわかり易くするために簡略化した図である。図20(a)において100は上ケースであり、101、102はそれぞれ分離爪である。103は記録紙であり、排出方向の先端コーナー部が分離爪に掛かっている。
一般に記録紙は裁断加工する際の誤差が生じるため縦横それぞれの寸法には公差を持っている。上ケース100の記録紙収納部の内側寸法L1は記録紙の長手方向寸法の公差上限(Lmax)のものに対しても隙間を持った寸法にする必要がある。そのため、長手方向寸法Lが公差下限のものの場合は隙間が大きくなってしまう。
図20(b)は長手方向寸法Lが寸法公差下限(Lmin)の記録紙でかつその記録紙がカセット100内で向かって右側へ片寄っている状態を示している。この場合、記録紙103の右側の分離爪101への掛かり量X1と、左側の分離爪102への係り量X2は大きく異なってしまう。
たとえば図20(b)に示すように長手方向寸法Lの公差が±0.5mmのとき、寸法公差上限(Lmax)の記録紙と寸法公差上限(Lmin)の記録紙の寸法差は1.0mmである。さらにカセット100の内側寸法の余裕を片側0.1mmずつとした場合、寸法公差下限(Lmin)の記録紙では隙間は1.2mm生じることになる。よって分離爪101、102への掛かり量X1,X2の差が1.2mm生じることになる。
分離爪への掛かり量がこの差を無視できる程度まで大きければ問題ないが、写真を印刷するような大きさ、紙質の記録紙を用いる場合、分離駆動の負荷、記録紙へのダメージを考えるとそれほど大きな分離爪を用いることはできない。よって、上記1.2mmの差を無視できる大きさの分離爪を用いることは困難であり、記録紙が爪分動作を行う際に分離タイミングの差が大きくなり、最悪の場合分離出来ないなどの不良を引き起こすことになる。
以下図19(a)(b)(c)にて本発明の付勢部材50に適応したカセット1について説明する。これについてもわかり易くするために簡略化した図である。 図19(a)(b)(c)はカセット1の排出口30側から見た図であり、記録紙13と分離爪31、32の関係を示している。図19において(a)は記録紙の長手方向寸法Lが公差の上限(Lmax)の場合を示している。このとき上ケース10の記録紙収納部の長手方向寸法L1は記録紙13長手方向寸法Lが公差の上限の場合にもゆとりを持って収納できるよう設定してある。本実施例では記録紙13の長手方向寸法Lが公差上限のときに図に示すよう0.2mmの隙間ができる寸法に設定してある。
図19(b)は長手方向寸法Lが称呼寸法、(c)は公差の下限(Lmin)のときを示している。図19はいずれも向かって左がカセット1の装填方向であり、向かって右がカセット1の取り出す方向である。よって付勢部材50は向かって左から右方向へ記録紙13を付勢しており、上ケース10の向かって右側の内壁の当接している。
分離爪31、32の大きさは(b)に示すよう長手方向寸法Lが称呼寸法であるときに、記録紙13の掛かり量X1とX2が等しくなるよう分離爪32に対し、分離爪31の大きく設定されている。このように分離爪31、32の大きさを設定し、記録紙13は付勢部材50により分離爪32方向へ付勢されているため、長手方向寸法Lが公差内でばらついたときの分離爪31、32と記録紙13の係り量X1、X2の差は長手方向寸法Lの公差以下となる。
たとえば、図19(a)に示すよう記録紙の公差上限(Lmax)のときの分離爪32への掛かり量X1に対し、分離爪31への掛かり量X2maxは記録紙13の長手方向寸法Lの公差分だけ大きくなる。たとえば、長手方向寸法公差が±0.5mmであるならば、掛かり量X2maxは係り量X1より0.5mmだけ大きくなる。
一方、公差下限(Lmin)のときは分離爪32への掛かり量X1に対し、分離爪31への掛かり量X2minは記録紙13の長手方向寸法Lの公差分だけ小さくなり、掛かり量X2minは係り量X1より0.5mmだけ小さくなる。
よって、付勢部材50を採用しない場合の分離爪への掛かり量の差が左右で1.2m生じたのに対し、本発明による付勢部材50に適応したカセット1の場合では記録紙の寸法公差分0.5mmに抑えることが出来る。左右の分離爪の記録紙の掛かり量の差を最小限に抑えることが出来、記録紙が爪分離を行う際に分離タイミングの差を低減し、分離出来ないなどの不良の発生を抑えることが出来る。
次に図21〜27を用いてプリンタ40の動作を説明する。図21はカセット1プリンタ40に装填された印刷前の待機位置を示している。60は加圧板であり、給紙を行う際に記録紙13を給紙ローラー14側へ押圧するものである。図21の状態は待機位置であるため、加圧板60は記録紙13から離間した位置にある。この状態から加圧板60が図下方向へ移動し、上面開口200から記録紙13へ所定圧力を持って押圧され、給紙ローラー14が反時計方向へ回転すると給紙ローラー14に接している記録紙13が一枚のみ図左方向へ移動していき、爪分離が行われ、排出口30より記録紙13が排出される。
図22は排出された記録紙13がカセット1から所定量送り出された状態を示している。図に示すように記録紙13はインクシート12の第一収納部20に沿うようたわみ、排出口30より出ている。記録紙13は主に写真印刷を行うのに適した用紙であり、極端に屈曲させると印画面に傷、皺などが発生してしまうが図に示すよう第一収納部左側で、排出口30の下側の空間Dで緩やかにたわむことが出来る。
また、給紙ローラー14は、記録紙13の略中央付近を駆動できるため、記録紙13がたわむが出来る長さが十分確保できるため、分離の信頼性が向上し、また記録紙13が極端な屈曲を起こすことがなく記録紙13へのダメージを最小限に抑えることが出来る。これはインクシートの第二収納部21を記録紙収納部22の図向かって右側に沿わせて配置したことから、前記空間Dを確保することが可能になっている。
更に給紙ローラー14をヘッドユニット45に設置しているため装置の小型化が達成され、対向する側に記録紙13を装填及び加圧するための上面開口200を設けているため、効率よく加圧が可能となっている。
記録紙13が所定量送りだされた後、図23に示すよう記録紙13はローラー板61により第一ローラー62へ押し付けられ、第一ローラー61の回転により更にカセット1より引き抜かれていく。図24は記録紙13がカセット1より完全に引き抜かれ、所定量送られた状態を示している。この状態から記録紙13を記録紙13の面に垂直方向の軸を中心に回転させる。
図25は回転途中の状態を示している。記録紙13の回転駆動は2つ有る第一ローラーを双方逆回転刺さることで行う。第一ローラー62aを記録紙13をプリンタ40内へ引き込む方向、第一ローラー62bをプリンタ40外へ送り出す方向へ回転させる。図26は回転が完了した状態を示している。この状態から第一ローラー62a、62bにより記録紙13をプリンタ40内へ送り込み印刷動作へ移行する。
以上の記録紙13の搬送に用いたローラー板61、ローラー61a、62b、ローラー板61もインクシートの第二収納部21を記録紙収納部22の図向かって右側に沿わせて配置した空間Dに好適に配置することでプリンタ40の小型化が可能になっている。また、排出口30は印刷時搬送経路の上流側である第一収納部21の外側に設けられているため、
記録紙13はスムーズに印刷搬送の移行が出来、無駄な搬送が行われることはない。
図27は印刷状態を示している。印刷動作はインクシート12と記録紙13をサーマルヘッド45とプラテンローラ64とで圧接し、サーマルヘッド45の発熱によりインクシート12上のインクを記録紙13上に熱転写させながら、印画方向下流に設けた1対のキャプスタンローラ65とピンチローラ66で記録紙13を搬送させて行う。一色目の印刷が終わるとサーマルヘッド45の圧接を開放し、キャプスタンローラ65とピンチローラ66を印刷動作時とは逆方向に回転させて印刷開始位置まで記録紙13を戻し、1色目と同様の動作で2色目以降を印画する。このようにしてイエロー・マゼンタ・シアンの3色を重ねてフルカラー印刷を行う。
印刷が完了すると記録紙13はプリンタ40の右側外部へ排出される。ユーザーが印刷操作を行えば以上の動作を繰り返し行い、カセット1内に収納された記録紙13とインクシート12がなくなるまで印刷を行うことが可能である。記録紙13とインクシート12は同一印画枚数を収納しているため、どちらか一方が先になくなることはない。本発明のプリンタでは記録紙13がないことを検知し印刷動作を行わないようにしてある。
次に記録紙13の有無の検知方法について図28、図29で説明する。図28(b)は記録13がまだ十分ある状態を示している。図28(b)に示すようフォトレフレクタ53は記録紙13に略対向した向きに設置されている。印刷操作が行われると、加圧板60が記録紙13へ押圧されることで記録紙13はフォトレフレクタ53側へ押し付けられることになる。フォトレフレクタ53から投光された赤外光が記録紙13の裏面で反射光を検知する。記録紙13は一般的に白色であるため比較的反射率が高く検知が容易である。また、加圧板60が押圧位置にあるときにのみ検知動作を行うため、信頼性の高い検知を行うことが出来る。
図28(a)は記録紙13が無く、保護シート14のみが残っている状態で印刷操作が行われ、加圧板60が押圧位置にあり記録紙13の有無を検知している状態を示している。図29に示すよう保護シート14のフォトレフレクタ53に対向する部分には赤外光の反射率が低くなるインク、たとえば黒色の印刷14aが施されており、フォトレフレクタ53は反射光を検知できないことで記録紙13が無いことを判定する。この実施例では低反射率の印刷としたが、印刷の代わりに印刷範囲と同等の大きさの穴を明けても同様に反射光を検知することが出来ないため同様の目的を達成することが出来る。
次に印刷時のインクシート12の走行について説明する。図30は印刷時のインクシート12の走行経路をプリンタ40の本体側から見た図である。第一ボビン12aに巻かれたインクシート12はまず上ケースの第一ガイド70でサーマルヘッド47方向へターンし、サーマルヘッド47で印刷された後、剥離板71により記録紙13から引き剥がされる。その後、下ケース11の第二ガイド72、第三ガイド73により更にターンさせられ第二ボビン12bに巻き取られていく。印刷中インクシート12には所定のテンションを持っている必要があるため、第一ボビン12aにはフリクションスプリングなどで所定トルクが掛かるようになっている。また、記録紙13から剥離板71により引き剥がす際にもテンションが掛かる。
よって上ケース10には矢印dの方向へ、下ケース11には矢印eの方向へ荷重が掛かることになる。それぞれの荷重は第一ボビン12a、第二ボビン12bを中心としたモーメントとして上ケース10、下ケース11に対してねじり荷重が加わることになる。上ケース10、及び下ケース11は前述したようにプラスチックの射出成形品であり、さらに上ケース10には記録紙13を排出する排出口10と給紙ローラー48、フォトレフレクタ53のための開口34を備えているため特に供給側収納部20の周辺は剛性が低く、変形を起こしやすい。巻き取り側収納部21周辺においても下ケース11の第二ガイド72、第三ガイド73は上記テンションと、巻き取る際のトルクにより大きな荷重が掛かることになる。
図30のA部詳細図を図31に示す。図に示すように第二ガイド72、第三ガイド73には矢印g、fの荷重が掛かり第二ガイド72、第三ガイド73周辺は下ケースの74周辺から矢印h方向へ折れ曲がるよう作用する。
上ケース10、下ケース11が変形を起こすとインクシート12の走行経路にゆがみが生じてしまい安定的な走行が出来なくなる。安定的な走行が出来ないと第二ボビン12bで巻き取る際に蛇行を起こす、または皺が発生することになる。皺が印刷経路上まで広がってしまうと印刷画面に皺が現れてしまうというプリンタにとっては重要な問題にまで発展してしまう。そのためにインクリボン12の走行経路の安定化を図ることは非常に重要なことである。
本発明のカセット1では前述したように、インクシートの供給側収納部20の端面に第一位置決め穴35を設け、巻き取り側収納部21の端面近傍に設けられた第二位置決め穴36を設けてある。カセット1がプリンタ40に装填されるとそれぞれ第一位置決め軸156、第二位置決め軸57に嵌合することで前記のねじり荷重に対し変形することなくインクシート12の走行経路の安定化を図ることが出来る。
また、上ケース10に設けられた軸35と下ケース11に設けられた穴36を熱溶着により結合することで、下ケース11の第二ガイド72、第三ガイド73周辺が上ケース10と一体感を増すことで更に剛性を上げることが出来、更に走行経路の安定化を図ることが出来る。
本発明の記録紙インクシート一体型カセットの説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットの断面図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットの組立方法の説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットの組立方法の説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットの組立方法の説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットの組立方法の説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットを用いるプリンタの説明図 本発明の記録紙インクシート一体型カセットを用いるプリンタの説明図 本発明による記録紙インクリボン一体型カセットを使用するプリンタのサーマルヘッドユニットの説明図 フォトレフレクタの取り付け状態の断面図 ヘッドユニットに対してカセットが装填されていく状態を示した図 ヘッドユニットに対してカセットが装填されていく状態を示した図 ヘッドユニットに対してカセットがプリンタに装填された状態を示す図 ヘッドユニットに対してカセットがプリンタに装填された状態を示す図 本発明による記録紙インクリボン一体型カセットの記録紙のサイズが異なる3種類のカセットを示した図 本発明による記録紙インクリボン一体型カセットの記録紙のサイズが異なる3種類のカセットを示した図 カセットがプリンタに装填された状態で記録紙と保護シートを不図示にした説明図 付勢部材とカセット、記録紙の位置の位置関係を示した断面図 付勢部材を採用適応した場合のカセットの例を分離爪と記録紙の関係を示した図 付勢部材を採用しない場合のカセットの例を分離爪と記録紙の関係を示した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 プリンタの動作を説明した図 記録紙の有無の検知方法について説明した図 記録紙の有無の検知方法について説明した図 インクシートの走行について説明した図 インクシートの走行について説明した図 従来の熱転写式プリンタの一般的な構成の第一例を示す図 従来の熱転写式プリンタの一般的な構成の第二例を示す図 記録紙のサイズとインクシートの塗付部の関係を説明するための図
符号の説明
1 カセット
10 上ケース
11 下ケース
12 インクシート
13 記録紙
20 供給側収納部
21 巻き取り側収納部
22 記録紙収納部
30 排出口
31、32 分離爪
34 開口
34 側面開口
40 プリンタ
45 ヘッドユニット
50 付勢部材
60 加圧板
200 開口

Claims (4)

  1. 記録紙を収納するための略直方体の記録紙収納部と、
    前記記録紙収納部内に収納される前記記録紙の面と平行な前記記録紙収納部の面に、供給するインクシートを収納するインクシート収納部と、該インクシート収納部からの前記インクシートを巻き取るインクシート巻取り部と、を備え、
    前記インクシート収納部と前記インクシート巻き取り部との間で露出しているインクシートと、前記記録紙収納部との間に、前記カセットが装置本体に装着されたときに、装置本体側のサーマルヘッドおよび給紙ローラを有するヘッドユニットが進入するためのスペースを有し、
    前記カセットが装置本体に装着されたときに、前記ヘッドユニットの給紙ローラを前記記録紙収納部内に収納された記録紙に接触させるための第三の開口を、前記インクシート収納部と前記インクシート巻取り部の間の前記記録紙収納部の面に設け、
    前記カセットが装置本体に装着され、前記記録紙を前記記録紙収納部から排出するときに前記装置本体側の押圧部が前記記録紙収納部に収納されている記録紙を押圧可能に接触するための第一の開口を、前記第三の開口が設けられている面と対向する記録紙収納部の面に設け、
    前記第三の開口、前記インクシート収納部、および、前記インクシート巻取り部が設けられている前記記録紙収納部の面に、前記記録紙を前記記録紙収納部から排出するための第二の開口を有し、
    前記インクシート巻取り部は前記略直方体の一辺に沿って配置され、かつ前記第二の開口は前記インクシート巻き取り部が配置されている前記記録紙収納部の面の前記一辺に対向する辺に沿って配置され、前記インクシート収納部は前記第二の開口に沿うよう配置されことを特徴とするカセット
  2. 前記第二の開口は、前記記録紙収納部に収納される記録紙の長手方向全域わたる略四角形の開口であり、
    前記記録紙収納部に収納されている記録紙を分離可能な分離つめを、前記記録紙収納部の端部側の前記第二の開口の端部に備えたことを特徴とする請求項1に記載のカセット
  3. 前記カセットが前記装置本体に装着されたときに、前記装置本体側の付勢部材が前記記録紙収納部に収納された記録紙を前記カセットの取り出し方向に付勢するために、前記付勢部材が前記記録紙と当接可能にするための第四の開口を前記第三の開口が設けられた前記記録紙収納部の面と直交する面に備えることを特徴とする請求項1に記載のカセット
  4. 前記第四の開口と前記第三の開口は、連続した1つの開口として前記記録紙収納部に設けられていることを特徴とする請求項3に記載のカセット。
JP2006041768A 2006-02-20 2006-02-20 カセット Expired - Fee Related JP4669406B2 (ja)

Priority Applications (13)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041768A JP4669406B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 カセット
US11/668,269 US7976151B2 (en) 2006-02-20 2007-01-29 Recording sheet/ink sheet integral cassette and printer apparatus utilizing the same
EP07101914A EP1820658B1 (en) 2006-02-20 2007-02-07 Recording sheet/ink sheet integral cassette and printer apparatus utilizing the same
DE602007000356T DE602007000356D1 (de) 2006-02-20 2007-02-07 Aufzeichnungsblatt-/Farbband-Integralkassette und diese verwendende Druckvorrichtung
KR1020087016744A KR101013109B1 (ko) 2006-02-20 2007-02-15 프린터용 카세트
EP07737311.6A EP1989056B1 (en) 2006-02-20 2007-02-15 Cassette for a printer
RU2008107722/12A RU2370374C1 (ru) 2006-02-20 2007-02-15 Кассета для печатающего устройства
CN200780000690A CN100577429C (zh) 2006-02-20 2007-02-15 用于打印机的盒
PCT/JP2007/053244 WO2007097384A1 (en) 2006-02-20 2007-02-15 Cassette for a printer
US11/913,744 US8256974B2 (en) 2006-02-20 2007-02-15 Cassette for a printer
CN2007100789332A CN101024348B (zh) 2006-02-20 2007-02-16 记录片材和油墨片材一体盒以及采用此盒的打印装置
KR1020070016275A KR100882043B1 (ko) 2006-02-20 2007-02-16 기록지/잉크 시트 일체형 카세트 및 이를 이용하는 프린터장치
DE102007000102A DE102007000102A1 (de) 2006-02-20 2007-02-19 Kassette für einen Drucker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006041768A JP4669406B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 カセット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007216590A JP2007216590A (ja) 2007-08-30
JP4669406B2 true JP4669406B2 (ja) 2011-04-13

Family

ID=38164430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006041768A Expired - Fee Related JP4669406B2 (ja) 2006-02-20 2006-02-20 カセット

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7976151B2 (ja)
EP (1) EP1820658B1 (ja)
JP (1) JP4669406B2 (ja)
KR (1) KR100882043B1 (ja)
CN (2) CN100577429C (ja)
DE (1) DE602007000356D1 (ja)

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7926934B2 (en) * 2006-02-20 2011-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Recording sheet containing cassette and printer apparatus using the same cassette
JP5084257B2 (ja) * 2006-12-28 2012-11-28 キヤノン株式会社 プロセスカートリッジ及びこれを用いた画像形成装置
US7850300B2 (en) * 2007-01-04 2010-12-14 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus
US8272795B2 (en) * 2007-03-16 2012-09-25 Canon Kabushiki Kaisha Cartridge and printer
US8182082B2 (en) * 2009-03-05 2012-05-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Printer accessory module for high capacity printing
JP4932936B2 (ja) * 2009-11-17 2012-05-16 キヤノンファインテック株式会社 画像形成装置
JP2014119534A (ja) 2012-12-14 2014-06-30 Canon Inc プロセスカートリッジ及び画像形成装置
KR101594469B1 (ko) 2015-11-17 2016-02-16 신상우 배관 연결용 프레싱 공구
CN107720342A (zh) * 2016-08-10 2018-02-23 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 纸匣及采用该纸匣的列印设备
JP6790895B2 (ja) * 2017-02-17 2020-11-25 セイコーエプソン株式会社 印刷装置及び印刷制御方法
CN108274908B (zh) * 2018-01-31 2024-01-19 厦门汉印电子技术有限公司 照片打印机的碳带盒
JP7414560B2 (ja) 2020-01-31 2024-01-16 キヤノン株式会社 インクカセットおよびプリンタ

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197679A (ja) * 1987-02-13 1988-08-16 Hitachi Ltd 熱転写記録装置およびインク紙カセツト
JPS63197159U (ja) * 1987-06-09 1988-12-19
JPH0471882A (ja) * 1990-07-13 1992-03-06 Canon Inc インクシートカートリッジ及び前記インクシートカートリッジを用いる記録装置
JPH06183088A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Canon Inc 記録装置
JPH1178187A (ja) * 1997-07-15 1999-03-23 Alps Electric Co Ltd カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置
JP2000108442A (ja) * 1998-10-06 2000-04-18 Oki Data Corp インクリボン・印刷用紙カセット及びこれを用いたプリンタ
JP2003029939A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP2005024793A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2005306605A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005335292A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Canon Inc カートリッジ及びプリンタ装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4914452A (en) 1987-05-08 1990-04-03 Ricoh Company, Ltd. Ink sheet/recording paper cassette
DE3721231A1 (de) * 1987-06-24 1989-01-05 Siemens Ag Vorrichtung zum aufzeichnen von bildinformationen auf einem aufzeichnungsblatt
JP2523355Y2 (ja) 1988-02-16 1997-01-22 沖電気工業株式会社 搬送紙葉厚み検知装置
JP2523355B2 (ja) * 1988-09-20 1996-08-07 日本ビクター株式会社 転写紙カ―トリッジ
US5277502A (en) * 1990-02-24 1994-01-11 Goldstar Co., Ltd. Device for loading ink film and printing papers in color video printer
EP0466194B1 (en) * 1990-07-13 1997-10-22 Canon Kabushiki Kaisha Ink sheet cartridge for a recording apparatus
JPH04369574A (ja) * 1991-06-19 1992-12-22 Sony Corp リボンカートリッジ
JPH07329385A (ja) * 1994-06-14 1995-12-19 Minolta Co Ltd インクフィルムカセット
EP0891871B1 (en) 1997-07-15 2004-03-03 Alps Electric Co., Ltd. Print Cartridge
JP4677329B2 (ja) * 2005-11-25 2011-04-27 キヤノン株式会社 記録装置、および、カセット
US7926934B2 (en) 2006-02-20 2011-04-19 Canon Kabushiki Kaisha Recording sheet containing cassette and printer apparatus using the same cassette

Patent Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63197679A (ja) * 1987-02-13 1988-08-16 Hitachi Ltd 熱転写記録装置およびインク紙カセツト
JPS63197159U (ja) * 1987-06-09 1988-12-19
JPH0471882A (ja) * 1990-07-13 1992-03-06 Canon Inc インクシートカートリッジ及び前記インクシートカートリッジを用いる記録装置
JPH06183088A (ja) * 1992-12-17 1994-07-05 Canon Inc 記録装置
JPH1178187A (ja) * 1997-07-15 1999-03-23 Alps Electric Co Ltd カートリッジおよびこのカートリッジを用いた記録装置
JP2000108442A (ja) * 1998-10-06 2000-04-18 Oki Data Corp インクリボン・印刷用紙カセット及びこれを用いたプリンタ
JP2003029939A (ja) * 2001-07-13 2003-01-31 Ricoh Co Ltd 印刷システム
JP2005024793A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2005306605A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Canon Inc 画像形成装置及び画像形成方法
JP2005335292A (ja) * 2004-05-28 2005-12-08 Canon Inc カートリッジ及びプリンタ装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1820658A2 (en) 2007-08-22
US20070195146A1 (en) 2007-08-23
KR20070083189A (ko) 2007-08-23
CN101024348A (zh) 2007-08-29
CN100577429C (zh) 2010-01-06
JP2007216590A (ja) 2007-08-30
EP1820658A3 (en) 2007-08-29
KR100882043B1 (ko) 2009-02-09
CN101331026A (zh) 2008-12-24
CN101024348B (zh) 2010-05-26
EP1820658B1 (en) 2008-12-17
DE602007000356D1 (de) 2009-01-29
US7976151B2 (en) 2011-07-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4669406B2 (ja) カセット
KR100858171B1 (ko) 기록 시트/잉크 시트 일체형 카트리지, 이 카트리지가장착된 프린터 장치, 기록 시트 수납 카세트, 급송 장치 및기록 장치
JP3919549B2 (ja) 記録装置
JP2008044180A (ja) インクカセット、ボビン保持構造、及びプリンタ
EP1986859B1 (en) Cassette for a printer
RU2370374C1 (ru) Кассета для печатающего устройства
JP4590317B2 (ja) 記録装置
JP4683643B2 (ja) 被記録材インクシート一体型カセット群
JP4590360B2 (ja) カセット
JP4818155B2 (ja) 記録紙収納カセット及びこれを用いたプリンタ装置
JP4827555B2 (ja) カセット及びプリンタ装置
JP2008036876A (ja) カセット
JP2005047699A (ja) 記録紙収納パック
RU2369486C1 (ru) Кассета для печатающего устройства
EP1752299B1 (en) Recording apparatus
JP2003221135A (ja) 記録メディア収納ケース
JP2010158797A (ja) インクシートのロック構造、プリンタ装置及びインクカセット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090216

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100216

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20100630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100928

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101129

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110111

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110114

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140121

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees