JP4663519B2 - 床置き式空気除菌装置 - Google Patents
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Description
一方、送風機の送風口を気液接触部材の外形よりも小さくした場合には、送風機の送風口よりも外側に位置する気液接触部材には風が当たらない。これを解決するために、送風機の送風口から気液接触部材の全体へ風を導く導風板を設けることが考えられる。しかしながら、この導風板は、送風機から送られてくる風と干渉して、風速及び風量を弱めてしまう場合がある。
この構成によれば、送風ファンから送風された風が延出部を通過することにより、送風される風の風速および風量を弱めずに案内部に導くことができる。
この構成によれば、支持板によって送風ファンの取付側と気液接触部材の取付側とを画成して、送風ファンの風が送風ファン側に逃げないようにすることができる。
この構成によれば、気液接触部材の形状、大きさ及び取付位置に合わせて風向きを変更することができる。
この構成によれば、送風ファンから送風される風の流れに乱流や渦を生じさせない長さに延出部を調節することができる。
また、仕切り板を設けることにより、送風ファンの風が送風ファン側に逃げないようにすることができる。この結果、気液接触部材に送られる風の風量を多くすることができる。
さらに、案内部の傾斜角度を変えることにより、気液接触部材の大きさや位置に合わせて風向きを変更することができる。従って、気液接触部材の全体に室内の空気を満遍なく当てることができる。
さらにまた、延出部の長さを調節することにより、風の流れに乱流や渦を生じさせないようにすることができる。従って、風の風量や速度を弱めることがない。
図1において、符号1は、床置き式空気除菌装置を示す。この床置き式空気除菌装置1は、箱形の筐体2を備え、この筐体2は、脚片2Aと、前パネル2Bと、天パネル2Cとを含み、この天パネル2Cの両側には、操作蓋2D、開閉蓋2Eがそれぞれ横並びに配置されている。
図3は、図2の中央部で上下に切断した状態を示す側部断面である。中央に位置する除菌室41cには、図2及び図3に示すように、その下部に横長の吸込口3が形成され、この吸込口3の上方にはプレフィルター3Aが配置されている。このプレフィルター3Aの上方には送風ファン7が配置され、この送風ファン7の上方には、保水性の高い気液接触部材5が、図3に示すように、筋交い状に配置され、この気液接触部材5の上方には、横長の吹出口4が配置されている。
この気液接触部材5の下方には、水受け皿9(図3参照)が配置され、この水受け皿9の下流部の下側には、水受け皿9から流入する水を貯留するための支持皿10が配設されている。この支持皿10には、当該支持皿10内に塩素イオンを含む水を供給する給水タンク11と、循環ポンプ13とが配置されている。この循環ポンプ13には電解槽31が接続され、この電解槽31には電解水供給管17が接続されている。この電解水供給管17は、外周部に多数の散水孔(図示せず)を備えて構成され、図6Bに示すように、気液接触部材5の上縁部に形成された散水ボックス5C中に挿入されている。
4H++4e-+(4OH-)→2H2+(4OH-)
の反応が起こり、アノード電極では、
2H2O→4H++O2+4e-
の反応が起こると同時に、
水に含まれる塩素イオン(水に予め添加されているもの)が、
2Cl-→Cl2+2e-
のように反応し、さらにこのCl2は水と反応し、
Cl2+H2O→HClO+HCl
となる。
送風ファン7の送風口7aから上方に向けて送風された風は、支持板8の開口部8aからさらに上方に送風され、導風板50の延出部50aに沿って上方に導かれる。このとき、延出部50aに沿って送風される風は、流れに乱流又は渦が生じることがなく、風速及び風量が弱まることなく上方へ導かれることになる。
延出部50aで導かれた風は、次に案内部50bの傾斜に沿って送風ファン7の送風口7aから遠方に位置する気液接触部材5へ向けて導かれることになる。
導風板50を設けずに送風ファン7から約3.5m/s〜3.8m/sの風速で送風した場合、送風ファン7の送風口7aよりも外側に位置する気液接触部材5での風速は、約0.3m/s〜0.4m/sec程度であった。
次に、導風板50に延出部50aを設けずに送風ファン7から約3.5m/s〜3.8m/secの風速で送風した場合、送風ファン7の送風口7aよりも外側に位置する気液接触部材5での風速は、1m/sec以下であった。
これに対し、導風板50に延出部50aを設けて送風ファン7から約3.5m/s〜3.8m/secの風速で送風した場合、送風ファン7の送風口7aよりも外側に位置する気液接触部材5での風速は、1m/secを超える値であった。また、送風ファン7の開口部7aから外れていない中央部での風速は、約3.5m/s〜3.8m/secのままであった。
本実施の形態では、導風板50の延出部50aと案内部50bとを一体に形成したが、それぞれを別部品で構成し、ねじ等で着脱可能に形成すると共に、傾斜角度の異なる案内部50bを複数用意して選択して使用することにより、導風板50の傾斜角度を自由に調節することもできる。これにより、気液接触部材5に送付する風の向きを調節することができる。
また、案内部50bの位置を上下方向にスライドさせて延出部50aの上下方向の長さを延長できるようにしてもよい。これにより、気液接触部材5に送付する風の向きを調節することができる。
2 筐体
5 気液接触部材
7 送風ファン
7a 送風口
8 支持板
8a 開口部
9 水受け皿
10 支持皿
11 給水タンク
31 電解槽
32、33 電極
40a,40b 仕切り板
41a 電装室
41b 給水室
41c 除菌室
50 導風板
50a 延出部
50b 案内部
Claims (4)
- 床置き式の筐体内に気液接触部材と送風ファンとを配設し、電解水供給手段が前記気液接触部材に電解水を供給する一方、前記送風ファンが前記気液接触部材に向けて室内の空気を送風する床置き式空気除菌装置であって、
前記送風ファンの吹出し口から前記気液接触部材に向けて風を導く導風板を設け、この導風板は、前記送風ファンが吹出す風の方向に向かって延びる延出部と、この延出部に前記吹出し口から遠方に位置する前記気液接触部材へ向けて傾斜する案内部とを備えることを特徴とする床置き式空気除菌装置。 - 前記気液接触部材の側と前記送風ファンの側とは支持板によって仕切られており、この支持板には、前記送風ファンの開口からの風を通す開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の床置き式空気除菌装置。
- 前記案内部の傾斜角度は、前記延出部に対して調節可能に形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の床置き式空気除菌装置。
- 前記延出部の長さが調節可能に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1つに記載の床置き式空気除菌装置。
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