JP4655825B2

JP4655825B2 - 画像処理装置及び画像処理方法

Info

Publication number: JP4655825B2
Application number: JP2005242751A
Authority: JP
Inventors: 和子桐原
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd; Fujifilm Business Innovation Corp
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2005-08-24
Filing date: 2005-08-24
Publication date: 2011-03-23
Anticipated expiration: 2025-08-24
Also published as: JP2007058535A

Description

本発明は、画像処理装置に関し、特にジョブフロー実行におけるセキュリティ機能を有する画像処理装置と画像処理方法に関する。

従来から複合機にファクシミリ機能、スキャナ機能、プリンタ機能などの複数の機能を統合した複合機が提供されている。このような複合機を用いることで、ファクシミリ、スキャナなどの紙主体の事務処理と、パーソナルコンピュータ（以下ＰＣという。）による電子化された文書の処理が行われている。

具体的には、紙文書をスキャンしてＰＣに転送、又はファクシミリ機能で受信した文書をプリントせずにイメージデータのままＰＣに送信することなどが可能となる。さらに別の要望として、紙文書、ファクシミリ受信文書が電子化された後、多くの手続きや処理をも連携させて自動化することが望まれている。

これを解決する為に特許文献１には、予め複合機で設定すべき項目について所望の設定を記憶した出力設定データを、処理内容に応じて多数用意して記憶しておき、それら多数の出力設定データから所望の処理内容に対応させるものを指定し、必要に応じて設定値を変更してから処理する技術が示されている。

特開平１０−８３２６３号公報

しかしながら従来は、セキュリティ情報の指示書への記述はなされておらず、指示書の実行に関するセキュリティは、画像処理装置などに設定されている各指示書へのアクセス権情報のみであった。このため、複数の出力設定データからユーザが出力時に選択することで出力条件を容易に変更できるという利点はあるが、操作ミスや実行してはいけない出力設定データを選んでしまうという問題があった。

これは、出力設定データに格納される情報が、処理を簡便に行うサービス（ジョブフローサービス）が主で、次に示す３つの処理（（１）ジョブ実行内容に関する処理、（２）ユーザインターフェース（UI）制御に関する処理、（３）デバイスのシステム設定に関する処理）のみであることに起因している。このため、セキュリティ処理に関する情報などは考慮されていなかった。

以上のような問題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、一連の定型処理が記述された指示書に従い、定型処理を実行する定型処理手段と、定型処理に記載され、ジョブとして各文書データから画像を形成して画像データを形成する画像形成手段と、定型処理に記載され、ジョブとして画像データを送信又は出力させる処理実行手段と、を有する画像処理装置において、操作者を識別するための認証を行う認証手段と、前記認証手段により認証された操作者における前記指示書の実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、前記指示書に記載された実行権限情報と、当該指示書の実行指示を行った前記認証手段で認証された操作者の情報を照合し、該操作者が実行権限を持つことを確認する実行確認手段と、前記実行確認手段により該操作者が実行権限を持つことを確認できた場合に前記定型処理手段は当該指示書に従い所定処理を実行し、前記定型処理実行中における一連の操作指示に対する制限であるフロー制限の有無を判定する判定手段と、前記フロー制限がある場合は、前記指示書に含まれる画像データ形成時の操作に関する制限条件と画像データ送信時の操作に関する制限条件を読み出し、前記指示書に記述される定型処理により実行される各ジョブに関連付けて管理するジョブ情報管理手段と、前記認証手段により認証された操作者により前記定型処理におけるジョブの操作に関する制御指示がされた場合、当該操作を実行する制御が可能か否かを前記ジョブ情報管理手段で管理されている制限条件に基づいて判断し、制御可能であれば当該ジョブにおける操作を実行し、不可能であれば当該制御指示を無視して前記定型処理を続ける実行制限手段と、を備えることを特徴とする。

さらに、本発明に係る画像処理装置において、操作者から要求されるジョブは、少なくともジョブのキャンセル操作を含むことを特徴とする。

本発明に係る画像処理方法は、一連の定型処理が記述された指示書に従い、定型処理を実行する定型処理工程と、定型処理に記載され、ジョブとして各文書データから画像を形成して画像データ形成する画像形成工程と、定型処理に記載され、ジョブとして画像データを送信又は出力させる処理実行工程と、を含む画像処理方法において、操作者を識別するための認証を行う認証工程と、前記認証工程により認証された操作者における前記指示書の実行指示を受け付ける実行指示受付工程と、前記指示書に記載された実行権限情報と、当該指示書の実行指示を行った前記認証工程で認証された操作者の情報を照合し、該操作者が実行権限を持つことを確認する実行確認工程と、前記実行確認工程により該操作者が実行権限を持つことを確認できた場合に前記定型処理工程は当該指示書に従い所定処理を実行し、前記定型処理実行中における一連の操作指示に対する制限であるフロー制限の有無を判定する判定工程と、前記フロー制限がある場合には、前記指示書に含まれる画像データ形成時の操作に関する制限条件と画像データ送信時の操作に関する制限条件を読み出し、前記指示書に記載される定型処理により実行される各ジョブに関連付けて管理するジョブ情報管理工程と、前記認証工程により認証された操作者により前記定型処理におけるジョブの操作に関する制御指示がされた場合、当該操作を実行する制御が可能か否かを前記ジョブ情報管理工程で管理されている制限条件に基づいて判断し、制御可能であれば当該ジョブにおける操作を実行し、不可能であれば当該制御指示を無視して前記定型処理を続ける実行制限工程と、を含むことを特徴とする。

さらに、本発明に係る画像処理方法において、操作者から要求されるジョブは、少なくともジョブのキャンセル操作を含むことを特徴とする。

本発明を用いることにより指示書の実行及び一部の処理の制限が可能となり、画像処理装置全体として組み込まれているアクセス制限より、きめ細かな制御が可能となる。さらに、一つの指示書に対して、実行権限に基づく複数の実行パターンを定義することができる。

このような構成を有することで、ジョブのキャンセルにおいて、セキュリティ上、第三者によるキャンセルを禁止すべき場合と、逆にトラブルが起きていたときに誰にでもキャンセルできなければ困るという両面のニーズに対応することが可能となる。

以下、本発明の実施の形態（以下実施形態という）を、図面に従って説明する。

図１は、本発明の実施形態に係る画像処理装置１を含むシステム全体の概要構成を示すブロック図である。画像処理装置１は公衆回線２４を介してスキャナ１１とプリンタ１５を有する複合機に接続され、さらに、ネットワーク２５を介して指示書データベース（データベースは以下ＤＢという。）サーバ２２、プリンタ１５、スキャナ１１及びＰＣ２１などに接続されている。

画像処理装置１は、スキャナ１１、プリンタ１５、端末１２、指示書ＤＢ１３及びジョブ情報管理ＤＢ１４を備えており、指示書に記録されている定型処理と後述する制限情報に従って公衆回線２４及びネットワーク２５を介して画像処理を実行することができる。

図２は、本発明の実施形態に係る指示書作成手段の構成を示すブロック図である。ＰＣ２１又は画像処理装置１に設けられた指示書作成手段は指示書３５を作成し、指示書ＤＢ１３に記録する。指示書作成手段の解釈部３１は、画像処理手順が記載された定型処理情報３２と、任意の画像処理の実行に対する制限情報である制限情報３３を取得し、定型処理情報３２と制限情報３３を組み合わせた定型処理３４を有する指示書３５を作成する。

図３は、本発明の実施形態に係る画像処理装置１の構成を示すブロック図である。画像処理装置１は、ユーザからの指示を入力するＵＩ（ユーザインターフェース）受付部４３と、指示書ＤＢ１３とジョブ情報管理ＤＢ１４に接続された指示書解釈部４４と、指示書解釈部４４と接続された処理実行部４５と、処理実行部４５と接続されたハードウエア部５１と、を有している。また、ハードウエア部５１は、紙などの印刷媒体に画像を形成する印刷部５２と、取得した画像データから画像を形成して印刷する複写部５３と、紙などに印刷された画像を読み取るスキャン部５４と、公衆回線を用いて画像を送信するＦＡＸ部５５と、ネットワークに接続された通信部５６と、を有している。

画像処理装置１は、ユーザからの実行指示４１又は制御指示４２をＵＩ受付部４３で取得し、取得した指示を指示書解釈部４４に出力する。指示書解釈部４４は、指示書ＤＢ１３に記録されている指示書３５に基づいて処理を実行すると共に、実行させるジョブ情報をジョブ情報管理ＤＢ１４に記録する。指示書解釈部４４は、処理実行部４５に逐次処理を指示すると共に、ジョブ情報管理ＤＢ１４に記録されたジョブ情報を更新してジョブの管理を行い、ハードウエア部５１を用いて画像処理を実行する。

図４は、本発明の実施形態に係る指示書ＤＢ１３に含まれる複数の定型処理３４のデータ構成を示す説明図である。定型処理３４は、サービス種類、サービス名、ロケーション情報、入力デバイス、出力デバイス、データ取得制限、データ送信制限及びロジックを含んでいる。サービス種類は、定型処理の実行頻度により、逐次処理、定時処理、週時処理、月次処理に分類されている。

サービス名は、具体的なサービスの名称を示しており、例えば、「ニュース配信」は、前日から当日の午前９時までのニュースを収集し、関連部署に送信する処理のサービス名となる。ロケーション情報は、各機器のロケーション情報や送信先の情報などである。入力デバイスは、データ読み取りがＰＣやサーバのディレクトリ若しくは、スキャナ又は、ＦＡＸや複合機の親展ＢＯＸなどである。同様に出力デバイスは、ＦＡＸや複合機又は、メールＢＯＸなどである。

また、データ取得制限は、データ取得時の処理の実行及び操作に関する制限条件であり、データ送信制限は、データ送信時の処理の実行及び操作に関する制限条件である。ロジックは、サービスの複合条件を判断させる論理演算、制御構造、算出演算及びスクリプトなどを記録する領域である。

図５は、本発明の実施形態に係るＸＭＬ形式で構成された指示書３５の概要を示すイメージ図である。定型処理＃１は、上述したサービス名「ニュース配信」の処理の例であり、ここでは、データ取得制限とデータ送信制限について説明する。

データ取得制限は、新聞などのスキャンによるデータ取得等の処理が＜Ｓｃａｎ＞から＜／Ｓｃａｎ＞に記述される。このセクションでは、規定されたパラメータ通りでの実行＜ＥｘｅｃＵｓｅｒ＞は「一般の人」（Ａｌｌ）でも実行可能であるが、逆にパラメータを変更して実行することは特定の人にしかできない。さらに、実行は誰にでも許可されているジョブフローであるが、「一般の人」が実行した場合には、その結果が管理者（Ａｄｍｉｎ）に通知され、特定の権限を持った人が実行した場合は、通知を行わないなどの制限を有している。

次に、データ送信制限を説明する。データ送信制限は、＜Ｄｅｓｔｒｉｂｕｔｅ＞から＜／Ｄｅｓｔｒｉｂｕｔｅ＞に記載される。この例では、メールによる送信の実行は＜ＥｘｅｃＵｓｅｒ＞はＡｄｍｉｎと指定されているので、メールによる送信の実行はＡｄｍｉｎ権限を有する管理者に限られることになる。

図６は、本発明の実施形態に係るＸＭＬ形式で構成された指示書３５の概要を示すイメージ図である。定型処理＃２は、「サービス名：注文仕分け」の処理であり、例えば、ＦＡＸを用いて先月１ヶ月間に注文された注文票を複合機又はＦＡＸの親展ＢＯＸから読出して仕分けし、関連部署に請求の依頼をするという処理である。データ取得に関する制限は、＜ＣｏｎｆｉｄｅｎｔｉａｌＢｏｘ＞から＜／ＣｏｎｆｉｄｅｎｔｉａｌＢｏｘ＞に記述され、処理件数が多く、一連の作業なので他人に制御されたくないという理由のため、例えば実行及び操作者もＡｎｄｙ，Ｂｏｂ，Ｃｉｎｄｙの３名に絞られており、一度起動した処理は、＜ＯｐｅｒａｔｅＵｓｅｒ＞以外は送信も停止できない。この処理により、外部に依頼する処理実行中には、画像処理装置自体を空けるためのキャンセルを無効とし、セキュアな制御が可能となる。

図７は、本発明の実施形態に係る画像処理装置１の処理の流れを示すフローチャート図である。画像処理が開始されると、最初にステップＳ１０においてユーザ認証が行われ、端末１２から操作を行うユーザを識別し、正当な権限を有するかなどの確認を行う。次に、定型処理の実行及び操作などの入力受付（ステップＳ１２）を実行し、実行及び操作指示であるかを判定（ステップＳ１４）し、もし実行指示であれば、ステップＳ１６の処理に進む。

ステップＳ１６において、実行中における実行及び操作指示に対する制限であるフロー制限の有無を判定し、もし、フロー制限がある場合は、ステップＳ１８のサブルーチンを実行してＵＩ入力受付（ステップＳ１２）に戻る。

ステップＳ１６において、フロー制限がないと判断すると、指示書ＤＢ１３から具体的なデータ読み取り制限の読み出し（ステップＳ２０）を実行し、同様に指示書ＤＢ１３からデータ送信制限の読み出し（ステップＳ２２）を実行して、処理の解釈を実行する（ステップＳ２４）。

ステップＳ２６において、予めユーザ認証により取得した実行権限を参照して、実行権限の有無を判定し、もし実行権限ありと判断すると処理を実行（ステップＳ２６）又は予約し、実行又は予約されたことをユーザに通知する。また、実行権限なしと判断すると実行がキャンセルされ、ユーザに同様に通知する。

図８は、本発明の実施形態に係る画像処理装置１のフロー制限処理サブルーチンの流れを示すフローチャート図である。図７のステップＳ１６において、フロー制限の有無を判定し、もし、フロー制限がある場合は、フロー制限処理を実行する。

最初に、指示書ＤＢ１３から具体的なデータ読み取り制限の読み出し（ステップＳ３０）を実行し、同様に指示書ＤＢ１３からデータ送信制限の読み出し（ステップＳ３２）を実行して、定型処理解釈を実行する（ステップＳ３４）。解釈された処理は、ジョブ毎に分割されてジョブ管理情報ＤＢ１４へ格納される。

処理実行部４５は、ジョブ毎に実行判断を行い、実行可能と判断したジョブ操作の実行をステップＳ４０で行い、ジョブ情報管理ＤＢ１４の更新を行う。また、権限が無い場合や処理がすでに終了している場合は実行不可としてサブルーチンの処理を終了する。

以上のような処理を行うことで、指示書３５の実行及び一部の処理の制限とジョブフローの制御の制限が可能となるという効果がある。まとめると、指示書３５の実行及び一部の処理の制限は、以下に示す（１）〜（２）の処理で実現される。（１）画像処理装置１は、実行指示された指示書３５を解釈する。（２）画像処理装置１は、指示書３５に記載された実行権限情報と、指示書３５の実行指示を行ったユーザの情報を照合し、該ユーザが実行権限を持つことが確認できた場合のみ、記載された処理を実行する。

また、ジョブフローの制御の制限は、以下に示す（１）〜（３）の処理で実現される。（１）画像処理装置１は、実行指示された指示書３５を解釈する。（２）画像処理装置１は、指示書３５に記載されたジョブ制御の制限情報を抽出し、該指示書によって実行される各ジョブに関連付けてジョブ情報管理ＤＢ１４に保持する。（３）ユーザからジョブの制御（キャンセルなど）が指示された場合、画像処理装置１は、その処理が可能であるかを、ジョブ情報管理ＤＢ１４の保持情報より判断し、制御可能であればそれを実行し、制御不可能であれば、その指示を無視して処理を続ける。

なお、本実施形態では、画像処理装置１を中心にして複合機やＰＣ、ＦＡＸなどの説明をしたが、本実施形態はネットワークを介した指示書ＤＢサーバ２２やＰＣ２１などと連係を取りながら処理をすることを制限するものではない。ネットワーク２５を介して指示書ＤＢ１３を有する指示書ＤＢサーバ２２を使用する場合は、ネットワーク上２５で指示を制限する新たな制限情報を付加することで、さらにセキュアな処理となることは言うまでもない。また、本実施形態では、指示書の定型処理に制限情報を埋め込んだが、指示書自体に制限情報を組み込んでもよい。

本発明の実施形態に係る画像処理装置を含むシステム全体の概要構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に係る指示書作成手段の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態に係る指示書データベースに含まれる複数の定型処理のデータ構成を示す説明図である。本発明の実施形態に係るＸＭＬ形式で構成された指示書の概要を示すイメージ図である。本発明の実施形態に係るＸＭＬ形式で構成された指示書の概要を示すイメージ図である。本発明の実施形態に係る画像処理装置の処理の流れを示すフローチャート図である。本発明の実施形態に係る画像処理装置のフロー制限処理サブルーチンの流れを示すフローチャート図である。

符号の説明

１画像処理装置、１１スキャナ、１２端末、１３指示書ＤＢ、１４ジョブ情報管理ＤＢ、１５プリンタ、２１ＰＣ、２２指示書ＤＢサーバ、２４公衆回線、２５ネットワーク、３１解釈部、３２定型処理情報、３３制限情報、３４定型処理、３５指示書、４１実行指示、４２制御指示、４３ＵＩ受付部、４４指示書解釈部、４５処理実行部、５１ハードウエア部、５２印刷部、５３複写部、５４スキャン部、５５ＦＡＸ部、５６通信部。

Claims

一連の定型処理が記述された指示書に従い、定型処理を実行する定型処理手段と、定型処理に記載され、ジョブとして各文書データから画像を形成して画像データを形成する画像形成手段と、定型処理に記載され、ジョブとして画像データを送信又は出力させる処理実行手段と、を有する画像処理装置において、
操作者を識別するための認証を行う認証手段と、
前記認証手段により認証された操作者における前記指示書の実行指示を受け付ける実行指示受付手段と、
前記指示書に記載された実行権限情報と、当該指示書の実行指示を行った前記認証手段で認証された操作者の情報を照合し、該操作者が実行権限を持つことを確認する実行確認手段と、
前記実行確認手段により該操作者が実行権限を持つことを確認できた場合に前記定型処理手段は当該指示書に従い所定処理を実行し、前記定型処理実行中における一連の操作指示に対する制限であるフロー制限の有無を判定する判定手段と、
前記フロー制限がある場合は、前記指示書に含まれる画像データ形成時の操作に関する制限条件と画像データ送信時の操作に関する制限条件を読み出し、前記指示書に記述される定型処理により実行される各ジョブに関連付けて管理するジョブ情報管理手段と、
前記認証手段により認証された操作者により前記定型処理におけるジョブの操作に関する制御指示がされた場合、当該操作を実行する制御が可能か否かを前記ジョブ情報管理手段で管理されている制限条件に基づいて判断し、制御可能であれば当該ジョブにおける操作を実行し、不可能であれば当該制御指示を無視して前記定型処理を続ける実行制限手段と、
を備える画像処理装置。
請求項１に記載の画像処理装置において、
操作者から要求されるジョブは、少なくともジョブのキャンセル操作を含む画像処理装置。
一連の定型処理が記述された指示書に従い、定型処理を実行する定型処理工程と、定型処理に記載され、ジョブとして各文書データから画像を形成して画像データ形成する画像形成工程と、定型処理に記載され、ジョブとして画像データを送信又は出力させる処理実行工程と、を含む画像処理方法において、
操作者を識別するための認証を行う認証工程と、
前記認証工程により認証された操作者における前記指示書の実行指示を受け付ける実行指示受付工程と、
前記指示書に記載された実行権限情報と、当該指示書の実行指示を行った前記認証工程で認証された操作者の情報を照合し、該操作者が実行権限を持つことを確認する実行確認工程と、
前記実行確認工程により該操作者が実行権限を持つことを確認できた場合に前記定型処理工程は当該指示書に従い所定処理を実行し、前記定型処理実行中における一連の操作指示に対する制限であるフロー制限の有無を判定する判定工程と、
前記フロー制限がある場合には、前記指示書に含まれる画像データ形成時の操作に関する制限条件と画像データ送信時の操作に関する制限条件を読み出し、前記指示書に記載される定型処理により実行される各ジョブに関連付けて管理するジョブ情報管理工程と、
前記認証工程により認証された操作者により前記定型処理におけるジョブの操作に関する制御指示がされた場合、当該操作を実行する制御が可能か否かを前記ジョブ情報管理工程で管理されている制限条件に基づいて判断し、制御可能であれば当該ジョブにおける操作を実行し、不可能であれば当該制御指示を無視して前記定型処理を続ける実行制限工程と、
を含む画像処理方法。
請求項３に記載の画像処理方法において、
操作者から要求されるジョブは、少なくともジョブのキャンセル操作を含む画像処理方法。