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JP4645915B2 - 中継サーバ及び中継通信システム - Google Patents

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JP4645915B2 JP2007338072A JP2007338072A JP4645915B2 JP 4645915 B2 JP4645915 B2 JP 4645915B2 JP 2007338072 A JP2007338072 A JP 2007338072A JP 2007338072 A JP2007338072 A JP 2007338072A JP 4645915 B2 JP4645915 B2 JP 4645915B2
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Description

本発明は、ネットワークを介してリソースの共有を実現する中継サーバ及び中継通信システムに関する。
従来から、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network、VPN)と呼ばれる通信システムが知られている(例えば、特許文献1)。このVPNは、例えば、地域ごとに設けられた複数の支社(拠点)のLANに接続された端末同士でインターネットを介して通信する用途に用いられている。前記VPNを利用すれば、各クライアント端末は、遠隔地にある他のLANに繋がった機器上の様々なリソース(フォルダ及びファイル)を共有することができる。
特開2002−217938号公報
前記VPNにおいては、複数の共有リソースの実体が各クライアント端末に分散して記憶されている場合、その複数のリソースを自機器のローカルの記憶手段等に複製するためには何度も複製操作を行わなければならない。従って、リソースの取扱いの簡便性を向上させる観点から改善が求められていた。
本発明は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、各端末に散在する複数の共有リソースを簡単な操作で自端末に一括で複製することを実現する中継サーバを提供することにある。
発明を解決するための手段及び効果
本発明の観点によれば、以下の構成の中継サーバが提供される。即ち、この中継サーバは、中継グループ情報登録部と、共有リソース情報登録部と、制御部と、を備える。前記中継グループ情報登録部は、自身との間で相互に接続可能な他の中継サーバを含む中継グループの情報を記憶する。共有リソース情報登録部は、前記中継グループ内において複数のクライアント端末間でリソースを共有させる場合に、共有リソース情報を記憶する。この共有リソース情報は、当該リソースの情報と、当該リソースの階層構造に関する階層構造情報と、当該リソースを共有するクライアント端末であるリソース共有端末のアカウントの情報と、各リソースの実体を操作可能なリソース共有端末のアカウント情報と、を含む。前記制御部は、所定の共有リソース情報に含まれるリソースを前記階層構造情報に従って出力先へ一括して出力するために前記リソース共有端末において共有リソース情報が指定された場合、前記指定された共有リソース情報に含まれる前記階層構造情報に基づいた階層構造を前記リソース共有端末に実体として作成させる。前記制御部は、指定された前記共有リソース情報に含まれるリソースの実体を前記リソース共有端末が操作できない場合に、当該リソース共有端末が前記共有リソース情報に基づいて指定したリソース共有端末であって当該リソースの実体を操作可能なリソース共有端末と自身との間に前記中継グループ情報に基づいた通信経路を形成し、前記リソースの実体を操作可能なリソース共有端末から前記リソースを受信するとともに当該リソースを前記リソース共有端末に転送する。そして制御部は、当該転送されたリソースを、前記リソース共有端末に作成された前記階層構造に対して前記階層構造情報に従って出力させる
この構成により、あるクライアント端末においてリソースを出力先へ出力したい場合に、リソースが当該クライアント端末へ中継サーバを介して転送され、リソースを階層構造に従って一括して出力先へ複製することができる。従って、多数のクライアント端末に複数のリソースの実体が分散して記憶されている場合でも、階層構造に従って整理された状態でネットワークを介して簡単に複製することができる。
前記中継サーバにおいては、以下の構成とすることが好ましい。即ち、前記共有リソース情報には、リソースの共有名の情報と、当該リソースの実体の情報と、が含まれている。前記リソース共有端末は、指定した共有リソース情報に含まれるリソースを、前記共有リソース情報に記述されたリソースの共有名を使用して出力するか、リソースの実体の情報から抽出した名称を使用して出力するか、を選択することができる。
この構成により、クライアント端末に複製されるリソースの名称を選択できるので、ユーザの様々なニーズに対応できる。
前記中継サーバにおいては、前記リソース共有端末は、指定した共有リソース情報に含まれるリソースを出力するときに、自身が実体を操作可能なリソースを含めて出力するか否かを選択できることが好ましい。
この構成により、出力操作を行うクライアント端末自身が実体を操作可能なリソースについては複製が不要である状況にも適切に対応することができる。
前記中継サーバにおいては、前記リソース共有端末は、前記共有リソース情報に記述された階層構造の一部だけを指定してリソースを出力可能であることが好ましい。
この構成により、リソースの階層構造のうち必要な一部だけを指定して複製を行うことができ、ネットワークを介したリソースの複製を一層簡便に行うことができる。
本発明の他の観点によれば、以下の構成の中継通信システムが提供される。即ち、この中継通信システムは、複数の中継サーバと、複数のクライアント端末と、を備える。前記中継サーバは、中継グループ情報登録部と、共有リソース情報登録部と、制御部と、を備える。前記中継グループ情報登録部は、自身との間で相互に接続可能な他の中継サーバを含む中継グループの情報を記憶する。前記共有リソース情報登録部は、前記中継グループ内において複数の前記クライアント端末間でリソースを共有させる場合に、共有リソース情報を記憶する。この共有リソース情報は、当該リソースの情報と、当該リソースの階層構造に関する階層構造情報と、当該リソースを共有するクライアント端末であるリソース共有端末のアカウントの情報と、各リソースの実体を操作可能なリソース共有端末のアカウント情報と、を含む。前記制御部は、所定の共有リソース情報に含まれるリソースを前記階層構造情報に従って出力先へ一括して出力するために前記リソース共有端末において共有リソース情報が指定された場合、前記指定された共有リソース情報に含まれる前記階層構造情報に基づいた階層構造を前記リソース共有端末に実体として作成させる。そして、前記制御部は、指定された前記共有リソース情報に含まれる共有リソースの実体を前記リソース共有端末が操作できない場合に、当該リソース共有端末が前記共有リソース情報に基づいて指定したリソース共有端末であって当該リソースの実体を操作可能なリソース共有端末と自身との間に前記中継グループ情報に基づいた通信経路を形成し、前記リソースの実体を操作可能なリソース共有端末から前記リソースを受信するとともに当該リソースを前記リソース共有端末に転送する。そして制御部は、当該転送されたリソースを、前記リソース共有端末に作成された前記階層構造に対して前記階層構造情報に従って出力させる
この構成により、あるクライアント端末においてリソースを出力先へ出力したい場合に、リソースが当該クライアント端末へ中継サーバを介して転送され、リソースを階層構造に従って一括して出力先へ複製することができる。従って、多数のクライアント端末に複数のリソースの実体が分散して記憶されている場合でも、階層構造に従って整理された状態でネットワークを介して簡単に複製することができる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る中継通信システムの全体構成を示す説明図である。
図1に示すように、本実施形態の中継通信システムは、WANに接続された複数のLANで構成されている。この中継通信システムは、中継サーバ1、外部サーバ2、クライアント端末5、ファイルサーバ6等を備えている。
WAN(Wide Area Network)は、異なるLANを相互に接続するネットワークである。本実施形態ではWANとしてインターネットが使用されている。
LAN(Local Area Network)は、限定された場所で構築される比較的小規模なネットワークである。LANは複数存在し、互いに物理的に離れた場所に構築されている。本実施形態では、東京支社にLAN91が構築され、大阪支社、名古屋支社、福岡支社にLAN92,93,94がそれぞれ構築される場合を想定している。これら4つのLAN91,92,93,94は、グローバルなネットワークであるインターネットにそれぞれ接続されている。
次に、図2等を参照して外部サーバ2を説明する。図2は外部サーバ2の機能ブロック図である。この外部サーバ2は、各LANに配置された中継サーバ1間での通信に用いられる装置であり、インターネット上に設置されている。
図2に示す外部サーバ2は、SIP(Session Initiaion Protocol)サーバとしての機能を備えている。具体的には、外部サーバ2は、SIPメソッド及びレスポンス等を中継するSIPプロキシサーバとしての機能と、中継サーバ1のアカウントを登録するSIPレジストラサーバとしての機能を備える。
外部サーバ2は、図2に示すように、WANインタフェース201と、制御部202と、中継サーバアカウント情報データベース203と、を主要な構成として備えている。
WANインタフェース201は、グローバルIPアドレスを使用して、インターネットに接続された中継サーバ1等の各装置と通信を行うインタフェースである。
中継サーバアカウント情報データベース203は、登録要求のあった中継サーバ1のアカウントをグローバルIPアドレスと対応付けて管理するデータベースである。
制御部202は、WANインタフェース201を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、TCP/IP、UDP又はSIP等のプロトコルに従った通信処理を制御する。この制御部202は、例えば、それぞれの中継サーバ1から当該中継サーバ1のアカウントを受信し、中継サーバアカウント情報データベース203に登録する処理を行う。また、中継サーバ1から送信された様々なSIPメソッド又はレスポンス等の通信データを他の中継サーバ1に中継する処理等を行う。
次に、図3等を参照してクライアント端末5を説明する。図3はクライアント端末5の機能ブロック図である。
このクライアント端末5はユーザが直接操作できる端末であり、例えばユーザによって日々の業務に使用されるパーソナルコンピュータ(PC)等が該当する。従って、LAN内には通常多数のクライアント端末5が存在する。本実施形態では図1に示すように、LAN91にクライアント端末11,12が、LAN92にクライアント端末21,22が接続されている。また、LAN93にクライアント端末31,32が、LAN94にクライアント端末41,42がそれぞれ接続されている。各クライアント端末5には、同一のLANの中で一意に管理されたプライベートIPアドレスが付与されている。
図3に示すように、クライアント端末5は、LANインタフェース601と、制御部602と、リソース記憶部603と、共有リソース情報データベース604と、を主要な構成として備えている。
LANインタフェース601は、前記プライベートIPアドレスを使用して、同一のLANに接続された中継サーバ1及びファイルサーバ6等の各装置と通信を行うインタフェースである。
リソース記憶部603は、そのクライアント端末5が操作可能なファイル又はフォルダ等のリソースの実体を記憶する。
共有リソース情報データベース604は、各クライアント端末5が保有している共有リソースの情報を記述した共有リソース情報を記憶する。
制御部602は、LANインタフェース601を介して行う様々な通信を制御する処理部である。この制御部602は、TCP/IP、UDP又はSIP等のプロトコルに従った通信処理を制御する。
制御部602は、例えば、リソース記憶部603に記憶されているリソースの移動、変更又は削除等を制御する処理を行う。また制御部602は、中継サーバ1から共有リソース情報の変更通知を受信したときは、共有リソース情報データベース604に記憶されている共有リソース情報を更新する処理を行う。
次に、図4等を参照して中継サーバ1を説明する。図4は各中継サーバ1の機能ブロック図である。
中継サーバ1は、図1に示すように、LANのそれぞれに1台配置されている。具体的には、LAN91には中継サーバR1が、LAN92には中継サーバR2が、LAN93には中継サーバR3が、LAN94には中継サーバR4がそれぞれ配置されている。
中継サーバ1はLANに接続され、同一のLANに接続されている各クライアント端末5と通信可能になっている。また、中継サーバ1はインターネットにも接続されており、他のLANに接続された中継サーバ1と(前記外部サーバ2を介して)通信可能となっている。この通信のため、各中継サーバ1には、プライベートIPアドレスとグローバルIPアドレスの両方が付与されている。
中継サーバ1は、図4に示すように、LANインタフェース501と、WANインタフェース502と、制御部503と、アカウント情報データベース504と、中継グループ情報データベース505と、共有リソース情報データベース506と、を主要な構成要素として備えている。
LANインタフェース501は、自装置と同一のLANに接続されたクライアント端末5との通信を、プライベートIPアドレスを使用して行うインタフェースである。例えば、LAN91において中継サーバR1は、LANインタフェース501を使用して、各クライアント端末11,12と通信を行うことができる。
WANインタフェース502は、グローバルIPアドレスを使用して、インターネットに接続された外部サーバ2等の各装置と通信を行うインタフェースである。
各中継サーバ1はSIPレジストラサーバとしての機能を備えており、各中継サーバ1と各クライアント端末5との間の通信はSIPを使用して行われる。例えば、LAN92において中継サーバR2はSIPレジストラサーバとして機能し、LAN92に接続されている各クライアント端末21,22のアカウントを受信し、アカウント情報データベース504に登録する。
従って、中継サーバ1は図5に示すように、クライアント端末5との関係では、当該クライアント端末5からアカウントを受信して登録(REGISTER)するサーバとして機能する。また、外部サーバ2との関係では、中継サーバ1は、外部サーバ2に対してアカウントを送信して登録(REGISTER)するクライアントとして機能する。
図4のアカウント情報データベース504は、登録要求のあったクライアント端末5のアカウントをプライベートIPアドレスと対応付けて管理するデータベースである。
中継グループ情報データベース(中継グループ情報登録部)505は、アカウント情報データベース504に登録されているクライアント端末5が関連する中継グループ情報を管理するデータベースである。
共有リソース情報データベース(共有リソース情報登録部)506は、アカウント情報データベース504に登録されているクライアント端末5が関連する共有リソース情報を管理するデータベースである。
制御部503は、LANインタフェース501及びWANインタフェース502を介して行う様々な通信を制御する処理部であり、TCP/IP、UDP及びSIP等のプロトコルに従った様々な通信処理を制御する。
この制御部503は、例えば、自装置のアカウントを外部サーバ2に送信して登録を要求する処理、及び、中継グループ情報を作成して中継グループ情報データベース505に記憶する処理を実行する。また、制御部503は、共有リソース情報を作成して共有リソース情報データベース506に記憶する処理等を実行する。
次にファイルサーバ6を説明する。図1に示すように、このファイルサーバ6はLANに接続されて、同一のLANに接続されている各クライアント端末5と通信できるように構成されている。
ファイルサーバ6は、ファイル又はフォルダ等のリソースの実体を記憶できるように構成されており、各クライアント端末5が備えている前記リソース記憶部603(図3)に代わるリソース記憶手段として機能する。即ち、本実施形態において各クライアント端末5が操作可能なリソースは、そのクライアント端末5のローカルディスク内に格納されている場合と、ネットワークドライブとしてのファイルサーバ6内に格納されている場合が考えられる。このファイルサーバ6は各LANに必須ではなく、図1の例においてもLAN92,94では設置が省略されている。
次に、この中継通信システムで扱われる情報である中継グループ情報及び共有リソース情報について説明する。
最初に、図6を参照して中継グループ情報を説明する。図6は中継グループ情報の内容例を示す図である。
図6には、中継サーバR3における中継グループ情報データベース505の記憶内容例が示されている。この例では、中継グループ情報データベース505は2つの中継グループ情報100a,100bを記憶している。
それぞれの中継グループ情報100a,100bは、1つのグループ識別情報101と、相互に接続を許可することで中継グループを構成する中継サーバ1の情報(中継アカウント情報)102と、リソース共有可能端末情報110と、を含んでいる。
グループ識別情報101は、その中継グループ情報100を識別するための情報であり、中継グループ情報100が作成される度に、異なる識別IDが付与されて一意に識別できる構成となっている。これにより、オペレータ等は、グループ識別情報101に基づいて中継グループを特定することができ、グループ構成の変更等を簡単に行うことができる。
中継アカウント情報102は、相互に接続を許可することで中継グループを構成するそれぞれの中継サーバ1のアカウントの情報を含んでいる。例えば、図6の上側に示されている中継グループ情報100aにおいては、中継グループを構成する3つの中継サーバR1,R2,R3のアカウントが記述されている。また、図6の下側に示されている中継グループ情報100bにおいては、当該中継グループを構成する1つの中継サーバR3のアカウントが記述されている。
中継アカウント情報102においては、各中継サーバ1のアカウントに付与された具体的な名称が併せて登録され、ユーザの識別が容易になっている。例えば、中継サーバR1(relay−server1)の中継アカウント情報102aであれば、中継サーバR1のアカウント(relay−server1@net)に対して名称(支社A)が付与されている。
以上のように、中継グループ情報100a,100bは、中継グループごとに一意に識別可能に作成されている。また、中継グループ情報100a,100bには、相互に接続を許可することで一群(中継グループ)を構成する各中継サーバのアカウント(中継アカウント情報102)が含まれている。従って、中継グループ情報100a,100bを参照すれば、どのLANとどのLANがグループを構成しているのかを知ることができる。
次に、前記中継グループ情報100に含ませることが可能なリソース共有可能端末情報110について説明する。
図6に示すように、リソース共有可能端末情報110は、各中継グループ情報100に対応して登録されている。例えば、リソース共有可能端末情報110aは中継グループ情報100aに対応して登録され、リソース共有可能端末情報110bは中継グループ情報100bに対応して登録されている。
それぞれのリソース共有可能端末情報110a,110bは、対応する中継グループ情報100a,100bに係る中継グループにおいてリソースの共有が許可されたクライアント端末5を記述した個別端末情報111を含んでいる。この個別端末情報111は、リソースの共有が可能なクライアント端末5それぞれのアカウントを記述した情報である。
例えば、図6の上側のリソース共有可能端末情報110aに対応する中継グループ情報100aは、3つの中継サーバR1,R2,R3で構成される中継グループを定義する。図1に示すように、中継サーバR1が接続されているLAN91には、2台のクライアント端末11,12が存在する。図6の上側のリソース共有可能端末情報110aの例では、この2台の両方が上記中継グループでリソースを共有可能な端末として選択され、そのアカウント情報が個別端末情報111として登録されている。同様に、中継サーバR2が接続されているLAN92ではクライアント端末21,22の両方がリソース共有可能端末として選択されている。中継サーバR3が接続されているLAN93にはクライアント端末31,32が存在するが、リソース共有可能端末情報110aの例ではクライアント端末31のみがリソース共有可能端末として選択され、アカウント情報が個別端末情報111として登録されている。
図6の下側のリソース共有可能端末情報110bに対応する中継グループ情報100bは、中継サーバR3のみで構成される中継グループを定義する。このリソース共有可能端末情報110bの例では、中継サーバR3が接続されているLAN93において、2台のクライアント端末31,32が両方ともリソース共有可能端末として選択され、そのアカウント情報が個別端末情報111として登録されている。
個別端末情報111においては、各リソース共有可能端末のアカウントのほか、当該アカウントに付与された具体的な名称が登録され、ユーザの識別が容易になっている。例えば、クライアント端末11の場合、そのアカウント(例えば、client11@relay−server1.net)に対して付与された名称(client11)が記述されている。更に、個別端末情報111には、営業部及び開発部等、そのリソース共有可能端末の所属を示す所属識別データ112が記述されている。
なお、リソース共有可能端末情報110においてそれぞれの個別端末情報111は、リソース共有可能端末と同一のLANに接続されている中継サーバの中継アカウント情報102と関連付けて記述されている。例えばクライアント端末11に関する個別端末情報111は、中継サーバR1の中継アカウント情報102aと関連付けた形で記述されている。
また、図6の例で示すように、中継グループ情報データベース505は、中継グループ情報100及びリソース共有可能端末情報110をそれぞれ複数記憶することができる。また、クライアント端末31は、2つの中継グループにおけるリソース共有可能端末情報110a,110bの両方においてリソース共有可能端末とされ、その個別端末情報111が記述されている。このように、1つのクライアント端末5を複数の中継グループにおいてリソース共有端末として選択し、その旨のリソース共有可能端末情報110を中継グループ情報データベース505に記憶できるようになっている。
それぞれの中継グループ情報100は、中継グループを構成している各中継サーバ1間で交換される。例えば、図6の上側の中継グループ情報100aは、3つの中継サーバR1,R2,R3で交換され、それぞれの中継サーバR1,R2,R3の中継グループ情報データベース505に記憶される。また、図6の下側の中継グループ情報100bは、中継サーバR3のみで保持され、中継サーバR3の中継グループ情報データベース505に記憶される。
次に、共有リソース情報の内容について、図7及び図8を参照して説明する。図7は、クライアント端末11の共有リソース情報データベース604に記憶される共有リソース情報120を例示したものである。なお、これと同じ情報が、クライアント端末11と同一のLANに接続されている中継サーバR1の共有リソース情報データベース506にも記憶される。
共有リソース情報120は、クライアント端末11に関する共有リソース情報であることを示すアカウント識別情報121と、そのクライアント端末11が関連する個別共有リソース情報122と、で構成されている。
アカウント識別情報121は、クライアント端末5ごとに共有リソース情報120が作成されるため、それを識別するための情報である。
個別共有リソース情報122は、共有リソース識別情報123、ファミリアカウント情報124、ファミリリソース情報125等で構成されている。
共有リソース識別情報123は、その個別共有リソース情報122を識別するための情報であり、個別共有リソース情報122が作成される度に、異なるIDが付与されて一意に識別できる構成となっている。ここでは共有リソース識別情報123は、共有リソース情報120の作成要求のあったクライアント端末5と関連付けられたIDと、その識別を容易にするための名称とで構成されている。前記IDは例えば20071001150032client11@relay−server1等とすることができ、識別を容易にする名称は例えばworkspace1等とすることができる。
これにより、ユーザ等は、共有リソース識別情報123に基づいて個別共有リソース情報122を特定することができるため、簡単にその内容を編集等することができる。
図7に示したファミリリソース情報125の具体的な内容を図8に示す。この図8に示すように、ファミリリソース情報125は、クライアント端末5が保有しているファイル又はフォルダ(ディレクトリ)等のリソースの実体を示すリソース情報126の集合体である。
それぞれのリソース情報126は、共有するリソースの名称の情報と、そのリソースの実体の操作が可能なクライアント端末5(オーナクライアント端末)のアカウントの情報と、そのリソースの実体の所在を示すアドレスの情報と、そのリソースについてのステータス情報と、で構成されている。
共有するリソースの名称とは、リソースを複数のクライアント端末5で共有するにあたって当該リソースに付与される名称であり、例えば、name=”folderA”と記述される。オーナクライアント端末のアカウントの情報には、オーナクライアント端末を識別するアカウントが、例えば、owner=”client11@relay−server1.net”のように記述される。リソースの実体の所在を示すアドレスは、共有リソースがリソース記憶部603(又はファイルサーバ6)に実際に記憶されている場所を示すものであり、例えばフルパスを用いてvalue=”c:/folderA”等と記述される。ステータス情報は、そのリソースの状態を示す情報であり、例えば、status=”ok”等と記述される。
図8に示すようにリソース情報126はフォルダを示す場合とファイルを示す場合があり、図8の例では、ファイルのリソース情報126を示すXMLタグは、フォルダのリソース情報126を示すXMLタグの子要素となっている。例えばファミリリソース情報125aにおいて、ファイル”file00ZX.xls”を示すリソース情報126は、フォルダ”folderA”を示すリソース情報126の子要素になっている。
このように、本実施形態の共有リソース情報120にはXMLの親要素及び子要素の関係を用いて階層構造情報127が記述されており、これによりファイル及びフォルダからなる共有リソースの階層構造が表現されている。このリソースの階層構造を用いることにより、ファイル及びフォルダ(共有リソース)を用途及び目的に応じて整理した状態で共有することができる。
図7のファミリアカウント情報124は、ファミリリソース情報125で示されているリソースの実体を共有するクライアント端末5のアカウント(例えば、client11@relay−server1.net)の情報の集合体である。
図8のファミリリソース情報125aの例では、オーナクライアント端末は11である。そして、このオーナクライアント端末11を介して間接的にリソースの実体を操作可能なクライアント端末(ユーザクライアント端末)は、図7のファミリアカウント情報124に記述されたクライアント端末のうちオーナクライアント端末11以外のものである。即ち、この例ではクライアント端末12,21,22,31がユーザクライアント端末である。
図8に示すようにファミリリソース情報125は複数記述することができ、それぞれのファミリリソース情報125に記述されたオーナクライアント端末は互いに異なっていても良い。従って、オーナクライアント端末とユーザクライアント端末の関係は固定的なものではなく、ファミリアカウント情報124に記述されたクライアント端末はどれでもオーナアカウント端末となることができる。従って、複数のリソースを共有した場合、共有リソースごとに各クライアント端末5に分散して記憶されることがあり得る。なお、以降の説明において、このファミリアカウント情報124に記述されたクライアント端末を共有メンバ端末と呼ぶことがある。
図7の例における共有メンバ端末であるクライアント端末11,12,21,22,31のそれぞれは、図6の中継グループ情報100aで記述された中継グループを構成する3台の中継サーバR1,R2,R3の何れかと同一のLANに接続されている。また、各共有メンバ端末は、当該中継グループにおけるリソース共有可能端末情報110aにおいて、何れもリソース共有可能端末として個別端末情報111が記述されているクライアント端末である。
前記共有メンバ端末のそれぞれは、以上で説明した内容の個別共有リソース情報122を持った共有リソース情報120を、共有リソース情報データベース604に記憶している。
次に、図9のシーケンス番号11〜19を参照して、中継グループの生成及び登録段階を説明する。図9に示すシーケンス番号11〜19の処理は、一般に、ユーザ及びオペレータによってネットワークの初期設定として行われる。
まず、中継サーバR1において、中継サーバR2との間で中継グループを新規に形成するメソッド(createGroupメソッド)がオペレータによって実行される。このcreateGroupメソッドでは、中継グループを形成する相手の中継サーバR2のアカウント(relay−server2@net)が指定される。
すると、中継サーバR1において中継グループ情報100aが新たに作成される。このとき、識別ID(0001@relay−server1)が当該中継グループ情報に付与され、グループ識別情報101に記述される。
次に、中継サーバR1においてメッセージ送信コマンド(MESSAGEメソッド)が実行され、相手となる中継サーバR2に対するgroup−infoメッセージが外部サーバ2に送信される(シーケンス番号11)。このメッセージには、前記createGroupメソッドで作成された中継グループ情報の識別ID等が含まれている。
このMESSAGEメソッドでは、メッセージ送信先の中継サーバR2のアカウント(sip:relay−server2@net)が指定されている。外部サーバ2は、中継サーバアカウント情報データベース203を参照することで中継サーバR2のグローバルIPアドレスを取得し、中継サーバR1からのgroup−infoメッセージを中継サーバR2に中継する。メッセージを受信した中継サーバR2は、外部サーバ2を介して中継サーバR1へOKレスポンスを返す。
以上のように、本実施形態の各中継サーバ1間の通信は外部サーバ2を経由して行われ、以下においても同様である。従って、以後の説明では、外部サーバ2を経由する通信処理の具体的な説明を省略する。
次に、中継サーバR1が、中継サーバR2に対し、サーバ情報の送信要求メッセージ(request−server−infoメッセージ)を送信する(シーケンス番号12)。このメッセージを受信した中継サーバR2は、OKレスポンスとともに、自身に関する情報(server−info)を中継サーバR1に返す。
今度は反対に、中継サーバR2が中継サーバR1に対するrequest−server−infoメッセージを送信し(シーケンス番号13)、中継サーバR1は自身に関する情報(server−info)を中継サーバR2に返信する。
以上のように互いのサーバに関する情報を交換することで、両中継サーバR1,R2の情報が中継グループ情報100に含まれる中継アカウント情報102に記述され、各中継サーバR1,R2の中継グループ情報データベース505に記憶される。
次に、中継サーバR2において、先ほど作成した中継グループ(中継サーバR1,R2で構成される中継グループ)に新たに中継サーバR3を加えるメソッド(addGroupメソッド)がオペレータによって実行される。このaddGroupメソッドでは、加入させる中継サーバR3のアカウント(relay−server3@net)、加入させる中継グループの識別ID(0001@relay−server1)が指定される。
すると中継サーバR2は、加入させる相手となる中継サーバR3に対し、group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号14)。このメッセージには、前記addGroupメソッドで指定された中継グループの識別ID等が含まれている。これを受信した中継サーバR3は、中継サーバR2へOKレスポンスを返す。次に、シーケンス番号12,13で説明したのと全く同様に、中継サーバR2と中継サーバR3との間でサーバ情報が交換される(シーケンス番号15,16)。
次に、中継サーバR2は、中継グループに中継サーバR3が加わったことを知らせるupdate−group−infoメッセージを、中継サーバR1に送信する(シーケンス番号17)。これを受信した中継サーバR1は、中継サーバR2へOKレスポンスを返す。その後、中継サーバR3と中継サーバR1との間でサーバ情報が交換される(シーケンス番号18,19)。
以上により、3つの中継サーバR1,R2,R3が中継グループを形成している旨の中継グループ情報100(具体的には、図6の符号100aで示した内容の情報)が、各中継サーバR1,R2,R3の中継グループ情報データベース505に記憶される。
なお、図9では図示しないが、中継サーバR3において更に、中継グループを形成する他の中継サーバを指定せずにcreateGroupメソッドが実行される。これにより中継サーバR3のみから形成される中継グループ情報100bが作成され、識別ID(0002@relay−server2)が付与され、R3の中継グループ情報データベース505に記憶される。
次に、図10のシーケンス番号21〜29を参照して、中継グループに対するリソース共有可能端末の登録段階を説明する。
中継サーバR1において、3台の中継サーバR1,R2,R3で構成される中継グループに、リソース共有可能端末としてクライアント端末11を登録するメソッド(addTerminalメソッド)がオペレータによって実行される。このaddTerminalメソッドでは、クライアント端末11のアカウント、及び、登録先の中継グループを示す識別ID(0001@relay−server1)が指定される。
このaddTerminalメソッドが実行されると、中継サーバR1は、自身の中継グループ情報データベース505を検索する。そして、指定された識別IDの中継グループ情報に対応するリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末11の個別端末情報111を追加する。
その後直ちに、中継サーバR1は、中継グループ情報データベース505の記憶内容から中継グループ情報100を前記識別IDによって特定し、当該中継グループがどの中継サーバ1によって構成されているかを調べる。すると、図6の中継グループ情報100aにより、対象となる中継グループは、自身(中継サーバR1)と、2台の中継サーバR2,R3とで構成されていることが判る。
従って、中継サーバR1は、まず中継サーバR2に対し、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号21)。このメッセージには、対象となるクライアント端末11のアカウント、及び登録先の中継グループの識別ID等が含まれている。これを受信した中継サーバR2は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に前記クライアント端末11の個別端末情報111を追加した後、OKレスポンスを返す。
次に、中継サーバR1は、クライアント端末11に対してgroup−infoメッセージを送信する(シーケンス番号22)。このメッセージには、クライアント端末11の個別端末情報111が追加されたリソース共有可能端末情報110が含まれている。これを受信したクライアント端末11は、受信したリソース共有可能端末情報110の内容を適宜の記憶手段に記憶する。
続いて、中継サーバR1は、中継サーバR3に対しても、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号23)。これを受信した中継サーバR3は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に前記クライアント端末11の個別端末情報111を追加した後、OKレスポンスを返す。
以上により、3つの中継サーバR1,R2,R3の中継グループ情報データベース505に記憶されている中継グループ情報100の中のリソース共有可能端末情報110に、リソース共有可能端末としてクライアント端末11の個別端末情報111が登録される。
次に、中継サーバR2において、前述の中継グループの識別IDを指定して、リソース共有可能端末としてクライアント端末21を登録するメソッド(addTerminalメソッド)がオペレータによって実行される。
すると中継サーバR2は、自身の中継グループ情報データベース505を検索し、識別IDで指定された中継グループ情報に対応するリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末21の個別端末情報111を追加する。
次に、中継サーバR2は、中継サーバR1に対し、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号24)。このメッセージには、対象となるクライアント端末21のアカウント、登録先の中継グループの識別ID等が含まれている。
これを受信した中継サーバR1は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末21の個別端末情報111を追加する。更に中継サーバR1は、自身と同一のLANに接続されており、既にリソース共有可能端末として記憶されているクライアント端末11に対し、add−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号24.1)。このメッセージを受信したクライアント端末11は、適宜の記憶手段に、前記クライアント端末21の個別端末情報111を記憶する。その後、クライアント端末11は中継サーバR1へOKレスポンスを返し、これを受信した中継サーバR1は中継サーバR2に対しOKレスポンスを返す。
更に、中継サーバR2は、クライアント端末21に対してgroup−infoメッセージを送信する(シーケンス番号25)。このメッセージには、クライアント端末11及び21の個別端末情報111が追加されたリソース共有可能端末情報110が含まれている。これを受信したクライアント端末21は、受信したリソース共有可能端末情報110の内容を、適宜の記憶手段に記憶する。
続いて、中継サーバR2は、中継サーバR3に対しても、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号26)。これを受信した中継サーバR3は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に前記クライアント端末21の個別端末情報111を追加した後、OKレスポンスを返す。
以上により、3つの中継サーバR1,R2,R3の中継グループ情報データベース505に記憶されている中継グループ情報100の中のリソース共有可能端末情報110に、リソース共有可能端末として、クライアント端末11及び21の個別端末情報111が登録された状態となる。
次に、中継サーバR3において、前述の中継グループの識別IDを指定して、リソース共有可能端末としてクライアント端末31を登録するメソッド(addTerminalメソッド)がオペレータによって実行される。
すると中継サーバR3は、自身の中継グループ情報データベース505を検索し、識別IDで指定された中継グループに関するリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末31の個別端末情報111を追加する。
更に、中継サーバR3は、中継サーバR1に対し、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号27)。このメッセージには、対象となるクライアント端末31のアカウント、登録先の中継グループの識別ID等が含まれている。
これを受信した中継サーバR1は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末31の個別端末情報111を追加する。更に中継サーバR1は、自身と同一のLANに接続されており、既にリソース共有可能端末として記憶されているクライアント端末11に対し、add−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号27.1)。このメッセージを受信したクライアント端末11は、適宜の記憶手段に、前記クライアント端末31の個別端末情報111を記憶する。その後、クライアント端末11は中継サーバR1へOKレスポンスを返し、これを受信した中継サーバR1は中継サーバR3に対しOKレスポンスを返す。
次に、中継サーバR3は、クライアント端末31に対してgroup−infoメッセージを送信する(シーケンス番号28)。このメッセージには、クライアント端末31の個別端末情報111が追加されたリソース共有可能端末情報110が含まれている。これを受信したクライアント端末31は、受信したリソース共有可能端末情報110の内容を、適宜の記憶手段に記憶する。
続いて、中継サーバR3は、中継サーバR2に対しても、中継グループへのリソース共有可能端末の追加を要求するadd−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号29)。これを受信した中継サーバR2は、中継グループ情報データベース505に記憶されているリソース共有可能端末情報110に、前記クライアント端末31の個別端末情報111を追加する。更に中継サーバR2は、自身と同一のLANに接続されており、既にリソース共有可能端末として記憶されているクライアント端末21に対し、add−group−infoメッセージを送信する(シーケンス番号29.1)。このメッセージを受信したクライアント端末21は、適宜の記憶手段に、前記クライアント端末31の個別端末情報111を記憶する。その後、クライアント端末21は中継サーバR2へOKレスポンスを返し、これを受信した中継サーバR2は中継サーバR3に対しOKレスポンスを返す。
以上により、3つの中継サーバR1,R2,R3の中継グループ情報データベース505に記憶されている中継グループ情報100の中のリソース共有可能端末情報110に、リソース共有可能端末としてクライアント端末11,21及び31の個別端末情報111が登録された状態となる。
また、図10では図示していないが、この後、クライアント端末12,22を前記中継グループ情報(識別IDは0001@relay−server1)に追加する操作が更に行われる。これにより、中継グループ情報100の中のリソース共有可能端末情報110に、リソース共有可能端末としてクライアント端末11,12,21,22及び31の個別端末情報111が登録される(図6の符号110aを参照)。更に、中継サーバR3において、クライアント端末31,32を他の中継グループ情報(識別IDは0002@relay−server2)に追加する操作が引き続き行われる。
なお、図10ではリソース共有可能端末としてクライアント端末を登録する処理を説明したが、中継サーバ1は、クライアント端末5のリソース共有可能端末としての登録を外す処理(deleteTerminalメソッド)も行うことができる。この場合は、リソース共有可能端末情報110から、指定されたクライアント端末5の個別端末情報111を削除することになる。
次に、クライアント端末5のリソースを実際に共有させる場合の動作を、図11を参照して説明する。ここでは、クライアント端末11の保有するフォルダ”folderA”を、識別IDが0001@relay−server1である中継グループにおいてクライアント端末12,21,22及び31と共有させる場合を例に説明する。
ユーザはクライアント端末11を操作し、識別IDが0001@relay−server1である中継グループを指定した上で、当該中継グループにおけるリソース共有可能端末を表示させる指示をクライアント端末11に対して行う。クライアント端末11は中継サーバR1との通信によりリソース共有可能端末の情報を取得し、指定された中継グループにおけるリソース共有可能端末の一覧を画面に表示する。
ここでは識別IDが0001@relay−server1の中継グループが指定されているので、図6の上側に示すリソース共有可能端末情報110aに基づき、4台のクライアント端末12,21,22及び31がリソース共有可能端末として表示される。ユーザは、実際にリソースを共有させる端末(前記ユーザクライアント端末)として、表示されたクライアント端末12,21,22,31を4台とも指定する。なお、今回の説明ではリソースを共有させる端末をすべて指定したが、そのうち一部のみを指定してもよい。
すると、クライアント端末11は、共有リソースの作成要求(createSharedResourceコマンド)を中継サーバR1に送信する(図11のシーケンス番号31)。このメッセージには、中継グループの識別ID、及び、指定されたユーザクライアント端末12,21,22,31の情報が含まれている。
これを受信した中継サーバR1は、共有リソース情報120を作成し、自身の共有リソース情報データベース506に記憶する。また、中継グループの識別IDに基づいて中継グループ情報データベース505の内容を参照し、当該中継グループを構成する他の中継サーバR2,R3に対しpolicy−dataメッセージを送信し、作成された共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号31.1、31.2)。また、指定されたユーザクライアント端末で自身の配下であるクライアント端末12に対してpolicy−dataメッセージを送信し、共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号31.3)。
メッセージを受信した各中継サーバR2,R3は、自身の共有リソース情報データベース506にその共有リソース情報120を記憶する。それとともに、指定された各ユーザクライアント端末21,22,31に対してpolicy−dataメッセージを送信し、共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号31.1.1、31.1.2、31.2.1)。
このpolicy−dataメッセージを受信した各ユーザクライアント端末12,21,22,31は、自身の共有リソース情報データベース604に記憶されている共有リソース情報120の変更を行う。その後、送信元の中継サーバR1,R2,R3にOKレスポンスを返す。OKレスポンスを受信した中継サーバR2,R3は中継サーバR1にOKレスポンスを返し、それを受信した中継サーバR1はクライアント端末11にOKレスポンスを返す。
以上により、中継サーバR1,R2,R3の共有リソース情報データベース506に記憶される共有リソース情報120には、共有リソース識別情報123、ファミリアカウント情報124が記述されることになる。クライアント端末11,12,21,22,31の共有リソース情報データベース604に記憶される共有リソース情報120にも、同じ内容が記述される。
次に、クライアント端末11をユーザが操作してaddResourceメソッドを実行することによって、共有するリソースの実体を示すリソース情報(図8の符号126)を共有リソース情報120に加える処理が行われる。今回の説明では、クライアント端末11のリソース記憶部603に記憶されているリソースの実体の中から”folderA”を選択し、これを他のクライアント端末12,21,22,31と共有させる旨を指定したとする。
この指定を受けたクライアント端末11は、指定された情報を含む共有リソース変更要求(updateSharedResourceコマンド)を中継サーバR1に送信する(シーケンス番号32)。共有リソース変更要求を受信した中継サーバR1は、変更された共有リソース情報を自身の共有リソース情報データベース506に記憶する。そして中継サーバR1は、ユーザクライアント端末21,22,31が接続されている各中継サーバR2,R3にpolicy−dataメッセージを送信し、変更された共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号32.1、32.2)。また、指定されたユーザクライアント端末で自身の配下であるクライアント端末12に対してpolicy−dataメッセージを送信し、共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号32.3)。
メッセージを受信した各中継サーバR2,R3は、自身の共有リソース情報データベース506にその共有リソース情報120を記憶する。それとともに、指定された各ユーザクライアント端末21,22,31に対してpolicy−dataメッセージを送信し、共有リソース情報120を通知する(シーケンス番号32.1.1、32.1.2、32.2.1)。
このpolicy−dataメッセージを受信した各ユーザクライアント端末12,21,22,31は、自身の共有リソース情報データベース604に記憶されている共有リソース情報120の変更を行う。その後、送信元の中継サーバR1,R2,R3にOKレスポンスを返す。OKレスポンスを受信した中継サーバR2,R3は中継サーバR1にOKレスポンスを返し、それを受信した中継サーバR1はクライアント端末11にOKレスポンスを返す。
以上の処理により、”folderA”に関するリソース情報126(図8を参照)が共有リソース情報120に追加される。次に、処理の詳細は省略するが、図8に示すように、ファイル”file00ZX.xls”(オーナクライアント端末は11)を共有リソース情報120に加える処理が行われる。なお、共有リソース情報120において前記ファイル”file00ZX.xls”に係るリソース情報126は、先ほど追加されたフォルダ”folderA”のリソース情報126の子要素となるようにXMLタグの親子の関係が記述され、これによって共有リソースの階層構造情報127が構成される。
更に、各クライアント端末のフォルダ(”folderB”等)及びファイル(”file00A.xls”等)を共有リソース情報120に加える処理が行われる。これにより、図8に示すような階層構造情報127を伴ったファミリリソース情報125が共有リソース情報120に記述される。
次に、図12のシーケンス番号41〜48を参照して、登録した共有リソース情報120(階層構造情報127を含む)に基づいて共有リソースをクライアント端末5に一括複製する処理について説明する。
まず、クライアント端末11において、共有リソースをローカルディスクに複製するための出力コマンド(Exportメソッド)がユーザによって実行される。この出力コマンドでは、対象とする共有リソース情報(resource_info)及び出力先フォルダ(folder)が指定される。また、前記出力コマンドでは、自端末で実体を操作可能な共有リソースを出力に含めるか否か、及び、出力時のリソース名(ファイル名)を共有名とするか、実体のファイル名とするか、の指定も併せて行われる。
共有リソース情報はユーザが任意に指定できるが、今回はIDが20071001150032client11@relay−server1である共有リソース情報(図7)が指定されたとする。出力先フォルダは、クライアント端末11のリソース記憶部603を構成するドライブ(ローカルドライブ)に作成された任意のフォルダを指定でき、また、ファイルサーバ6上のフォルダを指定することもできる。今回は、ローカルドライブのoutputという名称のフォルダが出力先フォルダとして指定されたとする。更に、自身が実体を操作可能な共有リソースを出力に含める旨が指定されるとともに、出力時のリソース名として共有時の名称を用いる旨が指定されたとする。なお、図12以降のシーケンス図において、クライアント端末11において指定された出力先フォルダが符号11fで示されている。
前記Exportコマンドが実行されると、クライアント端末11はフォルダ作成コマンド(makeFolderメソッド)を実行し、出力先フォルダ11f(前記outputフォルダ)にフォルダを作成する(シーケンス番号41)。
作成されるフォルダは、共有リソース情報120(図8のファミリリソース情報125)に基づいて決定される。今回の例では共有時の名称で出力する旨が指定されているので、folderA、folderB、folderCの3つのフォルダが前記outputフォルダに作成される。
次に、クライアント端末11はファイル複写コマンド(CopyFileメソッド)を実行する(シーケンス番号42)。このCopyFileメソッドでは、図8のファミリリソース情報125に記述された共有リソースのうちクライアント端末11自身が実体を操作可能なリソース(ローカルリソース)が前記出力先にコピーされる。今回の例では、図8に記述されているリソースのうちクライアント端末11がオーナであるファイルは、file00ZX.xlsである。従って、このリソース(file00ZX.xls、実体はファイルサーバ6に保存されている見積書.xls)が、前記出力先に作成されたfolderAに複写される。このコピー時のファイル名は、共有名”file00ZX.xls”である。
次に、クライアント端末11は、自身が実体を操作できないリソースを対象として、中継サーバR1に対して転送による複写要求(CopyFileメソッド)を送信する(シーケンス番号43)。この複写要求には、リソースの実体を操作可能なオーナクライアント端末の情報と、対象リソースの情報が含まれている。ここでは、図8のファミリリソース情報125bに基づき、オーナクライアント端末としてクライアント端末21が指定され、対象リソースとしてfile00A.xlsが指定されている。
この転送指示を受け取った中継サーバR1は、自身の中継グループ情報データベース505に記憶された中継グループ情報100を調べる。すると、指示されたクライアント端末21が中継サーバR2の配下であることが判る。そこで、中継サーバR1は、中継サーバR2に対して接続要求(INVITEメソッド)を送信する(シーケンス番号43.1)。接続要求を受信した中継サーバR2は、クライアント端末21に対し複写要求(CopyFileメソッド)を送信する。複写要求を受信したクライアント端末21は、対象となるリソース(file00A.xls、実体はdoc001.xls)の操作が可能であることを確認してOKレスポンスを中継サーバR2に返し、中継サーバR2は中継サーバR1へOKレスポンスを返す。
OKレスポンスを受信した中継サーバR1は中継サーバR2に対してMediaSessionコマンドを送信し、これにより中継サーバR1,R2間に通信経路が確立される(シーケンス番号43.2)。MediaSessionコマンドを受信した中継サーバR2は、クライアント端末21に対しMediaSessionコマンドを送信し、これにより中継サーバR2とクライアント端末21の間に通信経路が確立される(シーケンス番号43.2.1)。その後、クライアント端末21は、対象リソース(file00A.xls)をリソース記憶部603から複写して中継サーバR2に送信する。対象リソースは中継サーバR2から中継サーバR1に転送され、更にクライアント端末11へ転送される。
その後、クライアント端末11はCopyFileメソッドを実行し、受信した対象リソース(file00A.xls)を出力先フォルダ11fのfolderB内に保存する(シーケンス番号44)。このとき、保存するファイル名は、共有時の名称(即ち、file00A.xls)とされる。
次に、クライアント端末11は中継サーバR1に対して、オーナクライアント端末としてクライアント端末31を指定し、対象リソースとしてfile001.pdfを指定した上で、再び複写要求(CopyFileメソッド)を送信する(シーケンス番号45)。このコマンドによる処理の流れ(シーケンス番号45.1〜45.2.1)は前述のシーケンス番号43.1〜43.2.1と同様であるので、説明を省略する。クライアント端末31が中継サーバR3に対象リソース(file001.pdf、実体はA0001.pdf)を送信し、これが中継サーバR1を介してクライアント端末11へ転送されると、クライアント端末11はCopyFileメソッドを実行し、そのリソース(file001.pdf)を出力先フォルダ11fのfolderC内に保存する(シーケンス番号46)。このとき、保存するファイル名は、共有時の名称(即ち、file001.pdf)とされる。
次に、クライアント端末11は中継サーバR1に対して、オーナクライアント端末としてクライアント端末12を指定し、対象リソースとしてfile003.cppを指定した上で、複写要求(CopyFileメソッド)を送信する(シーケンス番号47)。この転送指示を受け取った中継サーバR1は、自身の中継グループ情報データベース505に記憶された中継グループ情報100を調べる。すると、指示されたクライアント端末12が自身の配下であることが判る。そこで、中継サーバR1は、クライアント端末12に対して接続要求(INVITEメソッド)を送信する(シーケンス番号47.1)。接続要求を受信したクライアント端末12は、対象となるリソース(file003.cpp、実体はsource.cpp)の操作が可能であることを確認して、OKレスポンスを中継サーバR1に返す。
OKレスポンスを受信した中継サーバR1はクライアント端末12に対してMediaSessionコマンドを送信し、これにより中継サーバR1とクライアント端末12との間で通信経路が確立される(シーケンス番号47.2)。その後、クライアント端末12は、対象リソース(file003.cpp)をリソース記憶部603から複写して中継サーバR2に送信する。対象リソースは中継サーバR1からクライアント端末11へ転送される。
その後、クライアント端末11はCopyFileメソッドを実行し、受信した対象リソース(file003.cpp)を出力先フォルダ11fのfolderA内に保存する(シーケンス番号48)。このとき、保存するファイル名は、共有時の名称(即ち、file003.cpp)とされる。以上により、共有リソースの出力コマンドが完了する。
以上の共有リソース出力処理が行われた後の出力先フォルダ11f(即ち、前記outputフォルダ)の記憶内容を図13に示す。出力先フォルダ11fにはfolderA、folderB、folderCの3つのフォルダが作成され、folderAにはfile00ZX.xls、file003.cppの2つのファイル(共有リソース)が出力されている。また、folderBにはfile00A.xlsが、folderCにはfile001.pdfが、それぞれ出力されている。このように、出力先フォルダ11fには、共有リソース情報120に記述されている階層構造情報127(図8)に従って、リソース情報126に係る共有リソースが全て出力される。
次に、図14のシーケンス番号51〜57を参照して、自身が実体を操作可能な共有リソースを出力に含めない旨が指定されるとともに、出力時のリソース名として実体名を用いる旨が指定された場合の前記Exportメソッドによる複製処理について説明する。なお、指定される他の条件については、図12の場合と同様である。
クライアント端末11において上記の指定がされた上でExportコマンドが実行されると、クライアント端末11は最初にフォルダ作成コマンドを実行し、出力先フォルダ11f(outputフォルダ)にfolderA、folderB、folderCのフォルダを作成する(シーケンス番号51)。これらのフォルダ名は、実体の所在を示すアドレス(フルパス)から抽出されたものである。なお、図12のシーケンス番号42で行われていた、クライアント端末11が実体を操作可能なローカルリソース(file00ZX.xls)のコピー処理は行われない。
次に、クライアント端末11は、オーナクライアント端末21が実体を操作可能なリソース(file00A.xls)を複製するために、複写要求(CopyFileメソッド)を中継サーバR1に送信する(シーケンス番号52)。なお、シーケンス番号52.1〜52.2.1の処理は、図12のシーケンス番号43.1〜43.2.1の処理と同様であるので、説明を省略する。対象リソース(file00A.xls)を受信したクライアント端末11は、そのリソースを、出力先フォルダ11fのfolderBに保存する(シーケンス番号53)。このときの保存ファイル名は、図12の場合と異なり、実体の所在(フルパス)から抽出したファイル名(doc001.xls)となる。
続いて、クライアント端末11は、オーナクライアント端末31が実体を操作可能なリソース(file001.pdf)を複製するために、複写要求(CopyFileメソッド)を中継サーバR1に送信する(シーケンス番号54)。なお、シーケンス番号54.1〜54.2.1の処理は、図12のシーケンス番号45.1〜45.2.1の処理と同様であるので、説明を省略する。対象リソース(file001.pdf)を受信したクライアント端末11は、そのリソースを、出力先フォルダ11fのfolderCに保存する(シーケンス番号55)。このときの保存ファイル名は、ファイルの実体の所在から抽出したファイル名(A0001.pdf)となる。
更に、クライアント端末11は、オーナクライアント端末12が実体を操作可能なリソース(file003.cpp)を複製するために、複写要求(CopyFileメソッド)を中継サーバR1に送信する(シーケンス番号56)。なお、シーケンス番号56.1〜56.2の処理は、図12のシーケンス番号47.1〜47.2の処理と同様であるので、説明を省略する。対象リソース(file003.cpp)を受信したクライアント端末11は、そのリソースを、出力先フォルダ11fのfolderAに保存する(シーケンス番号57)。このときの保存ファイル名は、ファイルの実体の所在から抽出したファイル名(source.cpp)となる。
以上の共有リソース出力処理が行われた後の出力先フォルダ11f(即ち、クライアント端末11のoutputフォルダ)の記憶内容を図15に示す。出力先フォルダ11fにはfolderA、folderB、folderCの3つのフォルダが作成され、folderAにはsource.cppが出力されている。また、folderBにはdoc001.xlsが、folderCにはA0001.pdfが、それぞれ出力されている。このように、出力先フォルダ11fには、共有リソース情報120に記述されている階層構造情報127(図8)に従って、自身が実体を操作可能なものを除いた共有リソースが出力される。また、図13と異なり、それぞれの共有リソースは、オーナクライアント端末における実体の所在を示すアドレスの情報から抽出したファイル名で出力される。
次に、図16、図17を参照してクライアント端末5の動作の詳細について説明する。図16及び図17は、本実施形態の中継通信システムにおけるクライアント端末5の動作を示すフローチャートである。
図16に示すように、クライアント端末5は共有リソースの出力指示(エクスポート指示)が発行されるまで待機し(S101)、出力指示が出された場合は、出力する共有リソースの範囲をユーザに問い合わせる(S102)。この問合せに対し、ユーザは出力したい共有リソース情報を指定する。また、このときユーザは、図8に示されている共有リソースの階層構造全てについて出力するか、階層構造の一部だけ(例えばfolderA内だけ)を出力するかを併せて指定することができる。
次に、クライアント端末5は出力先のフォルダをユーザに問い合わせ、ユーザは適宜のフォルダを指定する(S103)。更に、クライアント端末5は出力条件をユーザに問い合わせる(S104)。この出力条件には、ユーザが操作しているクライアント端末5自身が実体を操作可能なリソース(ローカルリソース)を出力に含めるか否かが含まれる。また、ユーザは前記出力条件の指定時に、共有リソースの出力時の名称を共有名とするか実体名(実体の所在を示す情報から抽出して得られるファイル名又はフォルダ名)とするかを指定することができる。以上のS102〜S104の処理により、ユーザの出力操作が完了する。
次に、クライアント端末5は共有リソース情報120を調べ、S102の処理で指定された共有リソースの範囲に含まれる共有リソースであって、まだ出力していない共有リソースがあるか否かを調べる(図17のS105)。未出力の共有リソースがあった場合、その共有リソースのオーナが、出力操作がされたクライアント端末5自身であるか否か(言い換えれば、当該共有リソースがローカルリソースであるか否か)を共有リソース情報120に基づき調べる(S106)。
共有リソースのオーナがクライアント端末5自身であった場合、前記S104の指示で、そのようなローカルリソースを出力に含める指示がされていたかを調べる(S107)。クライアント端末5自身が実体を操作可能な共有リソースを出力に含めない旨の指示がされていた場合は、S105に戻り、次の共有リソースの処理に移る。
S107の判断で、ローカルリソースを出力に含める旨の指示がされていたと判定されたときは、当該共有リソースの実体にアクセスできるか否かを調べる(S108)。例えばファイルの実体が削除されている又は破損している等、共有リソースの実体にアクセスできない場合は、クライアント端末5は、その旨のエラーをユーザに通知する(S109)。このエラー通知に対し、ユーザはクライアント端末5を操作し、出力を途中で中止するか、中止せずに残りの共有リソースの出力を行うかを指示することができる。クライアント端末5は中止の指示がされたか否かを調べ(S110)、中止が指示された場合は中止処理を行う(S111)。中止の指示がされなかった場合(残りの共有リソースを出力する旨の指示がされた場合)は、S105に戻って次の共有リソースの処理に移る。
S108の判断で、共有リソースの実体へのアクセスが可能であると判定された場合は、前記S104の指示で、共有リソースの出力時の名称を実体名とする旨の指示がされていたかを調べる(S112)。そして、実体名とする旨の指示がされていた場合は、共有リソースが、実体名で出力先のフォルダにコピーされる(S113)。一方、実体名でなく共有名で出力する旨の指示がされていた場合は、共有リソースが、出力先のフォルダに共有名でコピーされる(S114)。何れの名称で出力する場合でも、共有リソースをコピーする場所は、S103での出力先フォルダの指定及び図8の階層構造情報127に従って決定される。コピーが完了するとS105に戻り、次の共有リソースの処理を行う。
S106の判断で、共有リソースのオーナがクライアント端末5以外の端末であった場合(いわゆるリモートリソースであった場合)は、中継サーバ1を介して、オーナクライアント端末から共有リソースを転送させる(S115)。その後、クライアント端末5は、共有リソースのデータ転送に成功したか否かを調べる(S116)。転送に成功した場合は、転送された共有リソースが、前述のローカルリソースの処理と同様にユーザの指示に応じて実体名又は共有名で出力先のフォルダにコピーされる(S112〜S114)。転送に失敗した場合は、クライアント端末5はその旨のエラーをユーザに通知し(S117)、ユーザの指示に基づいて中止処理を行うか、又は次の共有リソースの処理に移る(S110、S111)。
クライアント端末5では、以上のS105〜S117の処理が、ユーザにより指定された共有リソースの範囲に含まれる個々の共有リソースについて反復される。全ての共有リソースについて出力が終わると、S105の判断で未出力の共有リソースがないと判定され、複製処理が終了する。以上により、ユーザは簡単な操作で、指定された出力先フォルダに共有リソースを階層構造情報127に従って一括して出力することができる。
以上に示すように、本実施形態の中継サーバ1は、中継グループ情報データベース505と、共有リソース情報データベース506と、制御部503と、を備える。中継グループ情報データベース505は、自身との間で相互に接続可能な他の中継サーバを含む中継グループの情報(中継グループ情報100)を記憶する。共有リソース情報データベース506は、前記中継グループ内において複数のクライアント端末5間でリソースを共有させる場合に、共有リソース情報120を記憶する。この共有リソース情報120は、当該リソースの情報であるファミリリソース情報125と、当該リソースの階層構造に関する階層構造情報127と、当該リソースを共有するクライアント端末であるリソース共有端末のアカウントの情報であるファミリアカウント情報124と、を含む。そして、図12に示すように、中継サーバR1の前記制御部503は、所定の共有リソース情報に含まれるリソースを前記階層構造情報127に従って出力先へ出力するためにクライアント端末11(リソース共有端末)において出力操作が実行され、共有リソース情報が指定された場合に、当該クライアント端末11へ、指定された前記共有リソース情報120に含まれるリソースであって他のリソース共有端末(クライアント端末21,31)が実体を操作できるリソースを転送する。
これにより、1台のクライアント端末11においてリソースを出力先へ出力したい場合に、リソースが当該クライアント端末11へ中継サーバR1を介して転送され、リソースを階層構造に従って一括して出力先へ複製することができる。従って、リソースの実体が多数のクライアント端末12,21,31に分散して共有されている場合でも、階層構造に従って整理された状態でネットワークを介して簡単に複製することができる。
また、本実施形態では図8に示すように、前記共有リソース情報120(リソース情報126)に、共有されるリソースの名称の情報(例えば”file003.cpp”)と、当該リソースの実体の情報(例えば”c:/project1/source.cpp”)と、が含まれている。そして、前記クライアント端末11は、前記出力操作において、指定した共有リソース情報120に含まれるリソースを、共有リソース情報120に記述されたリソースの名称(”file003.cpp”)を使用して図13のように出力するか、リソースの実体の情報から抽出した名称(”source.cpp”)を使用して図15のように出力するか、を選択できるように構成されている。
これにより、クライアント端末11に複製されるリソースの名称を選択できるので、ユーザの様々なニーズに対応できる。
また、本実施形態では、共有リソース情報120に含まれるリソースをクライアント端末11において出力するときに、自身が実体を操作可能なリソース(”file00ZX.xls”)を含めて図13のように出力するか、含めないで図15のように出力するかを選択できるように構成されている。
これにより、出力操作を行うクライアント端末11自身が実体を操作可能なリソースについては複製が不要である状況にも適切に対応することができる。
また、本実施形態では、クライアント端末11をユーザが操作することで、前記階層構造情報127による階層構造の一部だけ(例えば、folderA以下の階層だけ)を指定してリソースを出力することも可能に構成されている。
これにより、リソースの階層構造のうち必要な一部だけを指定して複製を行うことができ、ネットワークを介したリソースの複製を一層簡便に行うことができる。
以上に本発明の好適な実施形態を説明したが、以上の構成は例えば以下のように変更できる。
上記実施形態ではSIPサーバである外部サーバ2を介して各中継サーバ1間での通信を行ったが、これに代えて、外部サーバ2を介さずに中継サーバ1間で直接通信する構成に変更することができる。
上記実施形態の共有リソース情報120では図8に示すように、各共有リソースを記述すると同時に、XMLタグの親要素及び子要素の関係を利用して共有リソースの階層構造を表現している。しかしながらこれに限定されず、各リソース情報126を関連付ける親子関係のリンク情報を記述する等、他の公知の方法を用いて階層構造情報127を実現しても良い。
本発明の一実施形態に係る中継通信システムのネットワーク構成図。 外部サーバの機能ブロック図。 クライアント端末の機能ブロック図。 中継サーバの機能ブロック図。 クライアント端末、中継サーバ、及び外部サーバの関係を示す図。 中継グループ情報の内容を示す図。 共有リソース情報の内容を示す図。 共有リソース情報におけるファミリリソース情報の内容の詳細を示す図。 中継グループを作成する通信処理を示すシーケンス図。 中継グループにクライアント端末をリソース共有可能端末として登録する通信処理を示すシーケンス図。 中継グループに共有リソースを登録する通信処理を示すシーケンス図。 共有時の名称を用いて、共有リソースを一括してクライアント端末に複製する処理を示すシーケンス図。 図12の一括複製処理の出力結果を示す図。 実体名から抽出された名称を用いて、リモートの共有リソースを一括してクライアント端末に複製する処理を示すシーケンス図。 図14の一括複製処理の出力結果を示す図。 クライアント端末において行われる共有リソース一括複製処理の前半部を示すフローチャート。 前記共有リソース一括複製処理の後半部を示すフローチャート。
符号の説明
1(R1〜R4) 中継サーバ
2 外部サーバ
5(11,12,21,22,31,32,41,42) クライアント端末
120 共有リソース情報
124 ファミリアカウント情報
126 リソース情報
127 階層構造情報
503 制御部
505 中継グループ情報データベース(中継グループ情報登録部)
506 共有リソース情報データベース(共有リソース情報登録部)

Claims (5)

  1. 自身との間で相互に接続可能な他の中継サーバを含む中継グループの情報を記憶する中継グループ情報登録部と、
    前記中継グループ内において複数のクライアント端末間でリソースを共有させる場合に、当該リソースの情報と、当該リソースの階層構造に関する階層構造情報と、当該リソースを共有するクライアント端末であるリソース共有端末のアカウントの情報と、各リソースの実体を操作可能なリソース共有端末のアカウント情報と、を含む共有リソース情報を記憶する共有リソース情報登録部と、
    所定の共有リソース情報に含まれるリソースを前記階層構造情報に従って出力先へ一括して出力するために前記リソース共有端末において共有リソース情報が指定された場合、前記指定された共有リソース情報に含まれる前記階層構造情報に基づいた階層構造を前記リソース共有端末に実体として作成させ、指定された前記共有リソース情報に含まれるリソースの実体を前記リソース共有端末が操作できない場合に、当該リソース共有端末が前記共有リソース情報に基づいて指定したリソース共有端末であって当該リソースの実体を操作可能なリソース共有端末と自身との間に前記中継グループ情報に基づいた通信経路を形成し、前記リソースの実体を操作可能なリソース共有端末から前記リソースを受信するとともに当該リソースを前記リソース共有端末に転送し、当該転送されたリソースを、前記リソース共有端末に作成された前記階層構造に対して前記階層構造情報に従って出力させる制御部と、
    を備えることを特徴とする中継サーバ。
  2. 請求項1に記載の中継サーバであって、
    前記共有リソース情報には、リソースの共有名の情報と、当該リソースの実体の情報と、が含まれており、
    前記リソース共有端末は、指定した共有リソース情報に含まれるリソースを、前記共有リソース情報に記述されたリソースの共有名を使用して出力するか、リソースの実体の情報から抽出した名称を使用して出力するか、を選択できることを特徴とする中継サーバ。
  3. 請求項1又は2に記載の中継サーバであって、
    前記リソース共有端末は、指定した共有リソース情報に含まれるリソースを出力するときに、自身が実体を操作可能なリソースを含めて出力するか否かを選択できることを特徴とする中継サーバ。
  4. 請求項1から3までの何れか一項に記載の中継サーバであって、
    前記リソース共有端末は、前記共有リソース情報に記述された階層構造の一部だけを指定してリソースを出力可能であることを特徴とする中継サーバ。
  5. 複数の中継サーバと、
    複数のクライアント端末と、
    を備え、
    前記中継サーバは、
    自身との間で相互に接続可能な他の中継サーバを含む中継グループの情報を記憶する中継グループ情報登録部と、
    前記中継グループ内において複数の前記クライアント端末間でリソースを共有させる場合に、当該リソースの情報と、当該リソースの階層構造に関する階層構造情報と、当該リソースを共有するクライアント端末であるリソース共有端末のアカウントの情報と、各リソースの実体を操作可能なリソース共有端末のアカウント情報と、を含む共有リソース情報を記憶する共有リソース情報登録部と、
    所定の共有リソース情報に含まれるリソースを前記階層構造情報に従って出力先へ一括して出力するために前記リソース共有端末において共有リソース情報が指定された場合、前記指定された共有リソース情報に含まれる前記階層構造情報に基づいた階層構造を前記リソース共有端末に実体として作成させ、指定された前記共有リソース情報に含まれるリソースの実体を前記リソース共有端末が操作できない場合に、当該リソース共有端末が前記共有リソース情報に基づいて指定したリソース共有端末であって当該リソースの実体を操作可能なリソース共有端末と自身との間に前記中継グループ情報に基づいた通信経路を形成し、前記リソースの実体を操作可能なリソース共有端末から前記リソースを受信するとともに当該リソースを前記リソース共有端末に転送し、当該転送されたリソースを、前記リソース共有端末に作成された前記階層構造に対して前記階層構造情報に従って出力させる制御部と、
    を備えることを特徴とする中継通信システム。
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