JPH09282216A - クライアントサーバシステム - Google Patents
クライアントサーバシステムInfo
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- JPH09282216A JPH09282216A JP8096677A JP9667796A JPH09282216A JP H09282216 A JPH09282216 A JP H09282216A JP 8096677 A JP8096677 A JP 8096677A JP 9667796 A JP9667796 A JP 9667796A JP H09282216 A JPH09282216 A JP H09282216A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ファイルサーバが、ファイルのオープン要求
元クライアントと利用中クライアントにファイル状況や
クローズ督促を通知し、ファイル利用を効率化する。 【解決手段】 ファイルサーバ２およびクライアント３
それぞれにファイル状況通知部２２および３２を設け、
ファイルサーバ２の共有ファイル２１に対して、オープ
ン／クローズ要求があると、クライアント３のファイル
状況通知部３２は、該要求をファイルサーバ２に通知す
る。ファイルサーバ２のファイル状況通知部２２は該要
求とファイルの状況を照会し、該ファイルの利用中クラ
イアント３にクローズ要求を、要求元クライアント３に
ファイル状況を通知する。要求元および利用中クライア
ント３それぞれはファイル状況およびクローズ要求をメ
ッセージに変換し、モニタ３４へ表示出力する。
元クライアントと利用中クライアントにファイル状況や
クローズ督促を通知し、ファイル利用を効率化する。 【解決手段】 ファイルサーバ２およびクライアント３
それぞれにファイル状況通知部２２および３２を設け、
ファイルサーバ２の共有ファイル２１に対して、オープ
ン／クローズ要求があると、クライアント３のファイル
状況通知部３２は、該要求をファイルサーバ２に通知す
る。ファイルサーバ２のファイル状況通知部２２は該要
求とファイルの状況を照会し、該ファイルの利用中クラ
イアント３にクローズ要求を、要求元クライアント３に
ファイル状況を通知する。要求元および利用中クライア
ント３それぞれはファイル状況およびクローズ要求をメ
ッセージに変換し、モニタ３４へ表示出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、クライアントサ
ーバシステムに関し、特にファイルサーバが、ファイル
オープン要求に対して該ファイル利用中クライアントに
ファイルクローズ要求し、オープン要求元クライアント
にファイル状況を通知するクライアントサーバシステム
に関する。
ーバシステムに関し、特にファイルサーバが、ファイル
オープン要求に対して該ファイル利用中クライアントに
ファイルクローズ要求し、オープン要求元クライアント
にファイル状況を通知するクライアントサーバシステム
に関する。
【０００２】
【従来の技術】クライアントがネットワーク上の共有フ
ァイルを編集する際、既に他のクライアントによって共
有ファイルがオープンされている場合、該ファイルがク
ローズされるまで要求元クライアントは該ファイルをオ
ープンすることができない。このような場合、要求元ク
ライアントは、該ファイルが誰によって利用されている
かを知ることができないため、該ファイルを取得して編
集作業が可能となるタイミングがわからず、編集作業に
支障をきたしていた。
ァイルを編集する際、既に他のクライアントによって共
有ファイルがオープンされている場合、該ファイルがク
ローズされるまで要求元クライアントは該ファイルをオ
ープンすることができない。このような場合、要求元ク
ライアントは、該ファイルが誰によって利用されている
かを知ることができないため、該ファイルを取得して編
集作業が可能となるタイミングがわからず、編集作業に
支障をきたしていた。
【０００３】特開平５−２４１７６５号公報によれば、
要求元クライアントに対し共有ファイルをオープンして
いる利用者クライアント名を通知し、該ファイル（リソ
ース）の状況に応じたアイコン表示を可能にしている。
要求元クライアントでは、アイコン表示によって共有フ
ァイルが既にオープンされていることを知ることができ
る。ファイルのオープン状況がわかれば、要求元クライ
アントは、利用者クライアントに対しファイルのクロー
ズ要求をして、編集作業を開始できる。しかし、該公報
では、クライアントが編集したいファイルを既に他のク
ライアントがオープンしていることを知ることはできて
も、そのクライアントにファイルクローズ要求を行う手
段がない。このため、特に要求元クライアントと利用中
クライアントが離れた場所にある場合、要求元クライア
ントでは利用者と連絡をとる面倒がある。
要求元クライアントに対し共有ファイルをオープンして
いる利用者クライアント名を通知し、該ファイル（リソ
ース）の状況に応じたアイコン表示を可能にしている。
要求元クライアントでは、アイコン表示によって共有フ
ァイルが既にオープンされていることを知ることができ
る。ファイルのオープン状況がわかれば、要求元クライ
アントは、利用者クライアントに対しファイルのクロー
ズ要求をして、編集作業を開始できる。しかし、該公報
では、クライアントが編集したいファイルを既に他のク
ライアントがオープンしていることを知ることはできて
も、そのクライアントにファイルクローズ要求を行う手
段がない。このため、特に要求元クライアントと利用中
クライアントが離れた場所にある場合、要求元クライア
ントでは利用者と連絡をとる面倒がある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】クライアントが編集し
たいファイルをオープン要求する際、ファイルサーバが
該ファイルの状況を該クライアントに通知し、既に該フ
ァイルをオープンしている他のクライアントに該ファイ
ルのクローズを要求し、該ファイルがクローズされたと
き、ファイルの編集が可能となったことを要求元クライ
アントに通知することにある。
たいファイルをオープン要求する際、ファイルサーバが
該ファイルの状況を該クライアントに通知し、既に該フ
ァイルをオープンしている他のクライアントに該ファイ
ルのクローズを要求し、該ファイルがクローズされたと
き、ファイルの編集が可能となったことを要求元クライ
アントに通知することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の目的は、ファ
イルサーバがファイルオープン要求元クライアントにフ
ァイル状況と利用可能になったタイミングを通知し、フ
ァイルオープン待ちによって生じる無駄な時間や工数を
減らすことにある。
イルサーバがファイルオープン要求元クライアントにフ
ァイル状況と利用可能になったタイミングを通知し、フ
ァイルオープン待ちによって生じる無駄な時間や工数を
減らすことにある。
【０００６】そのため、この発明のクライアントがファ
イルサーバに共有ファイルのオープンを要求するとき、
前記ファイルサーバは前記共有ファイルの状況を前記ク
ライアントに通知するファイル状況通知部を有し、前記
クライアントは前記通知に基づいて、前記共有ファイル
の状況を表示出力するファイル状況通知部を有して、な
るクライアントサーバシステムにあって、前記ファイル
サーバのファイル状況通知部は、前記共有ファイルのオ
ープン／クローズを制御するファイル制御部と、前記ク
ライアントから共有ファイルのオープン／クローズ要求
を取得する情報取得部と、前記共有ファイルを利用中の
クライアント名およびオープン／クローズ状態を含むフ
ァイル状況を記憶する情報記憶部と、前記オープン／ク
ローズ要求に対して前記ファイル状況を参照し、要求元
クライアントにファイル状況を応答し、要求の共有ファ
イルがオープン状態であるとき、前記共有ファイルのク
ローズ要求を利用中のクライアントに応答し、前記共有
ファイルがクローズ状態になるとき、クローズ状態を要
求元のクライアントに応答する状況判断部と、前記状況
判断部の応答を前記クライアントに通知する情報通知部
と、を具備し、前記クライアントのファイル状況通知部
は、共有ファイルに対するアプリケーションのオープン
／クローズ要求を前記ファイルサーバに通知する情報通
知部と、前記オープン／クローズ要求に対する前記ファ
イルサーバの通知を取得する情報取得部と、前記通知に
基づいて、共有ファイルの状況を判定する状況判断部
と、前記判定結果をメッセージに変換し、モニタに表示
出力する情報表示部と、を具備してなることを特徴とす
る。
イルサーバに共有ファイルのオープンを要求するとき、
前記ファイルサーバは前記共有ファイルの状況を前記ク
ライアントに通知するファイル状況通知部を有し、前記
クライアントは前記通知に基づいて、前記共有ファイル
の状況を表示出力するファイル状況通知部を有して、な
るクライアントサーバシステムにあって、前記ファイル
サーバのファイル状況通知部は、前記共有ファイルのオ
ープン／クローズを制御するファイル制御部と、前記ク
ライアントから共有ファイルのオープン／クローズ要求
を取得する情報取得部と、前記共有ファイルを利用中の
クライアント名およびオープン／クローズ状態を含むフ
ァイル状況を記憶する情報記憶部と、前記オープン／ク
ローズ要求に対して前記ファイル状況を参照し、要求元
クライアントにファイル状況を応答し、要求の共有ファ
イルがオープン状態であるとき、前記共有ファイルのク
ローズ要求を利用中のクライアントに応答し、前記共有
ファイルがクローズ状態になるとき、クローズ状態を要
求元のクライアントに応答する状況判断部と、前記状況
判断部の応答を前記クライアントに通知する情報通知部
と、を具備し、前記クライアントのファイル状況通知部
は、共有ファイルに対するアプリケーションのオープン
／クローズ要求を前記ファイルサーバに通知する情報通
知部と、前記オープン／クローズ要求に対する前記ファ
イルサーバの通知を取得する情報取得部と、前記通知に
基づいて、共有ファイルの状況を判定する状況判断部
と、前記判定結果をメッセージに変換し、モニタに表示
出力する情報表示部と、を具備してなることを特徴とす
る。
【０００７】クライアントのアプリケーションから共有
ファイルに対しオープンコマンドが発行されると、クラ
イアントはファイルサーバにオープン要求を通知する。
ファイルサーバは、オープン要求のファイルと情報記憶
手段で記憶していた該ファイルの状況とを照会する。該
ファイルが既にオープンされている場合、ファイルサー
バは情報通知手段によって、該ファイルを既にオープン
しているクライアントに対して、該ファイルのクローズ
要求とファイルのオープン要求元クライアントへファイ
ル状況を通知する。
ファイルに対しオープンコマンドが発行されると、クラ
イアントはファイルサーバにオープン要求を通知する。
ファイルサーバは、オープン要求のファイルと情報記憶
手段で記憶していた該ファイルの状況とを照会する。該
ファイルが既にオープンされている場合、ファイルサー
バは情報通知手段によって、該ファイルを既にオープン
しているクライアントに対して、該ファイルのクローズ
要求とファイルのオープン要求元クライアントへファイ
ル状況を通知する。
【０００８】ファイルのオープン要求元および該ファイ
ルを利用中クライアントは、それぞれ取得した通知に基
づいて、ファイル状況を判断する手段で識別し、メッセ
ージとしてモニタに表示出力する。
ルを利用中クライアントは、それぞれ取得した通知に基
づいて、ファイル状況を判断する手段で識別し、メッセ
ージとしてモニタに表示出力する。
【０００９】モニタに表示出力されるメッセージによっ
て、ファイルのオープン要求元クライアントは、そのフ
ァイルが既に誰によって利用中であるかを知ることがで
きる。また、既にファイルをオープンし、利用中のクラ
イアントに対しては、そのファイルを別のユーザが利用
しようとしていることを知らせ、クローズを督促するこ
とがでる。ファイルを共有するクライアント間でファイ
ル状況をタイムリーに通知し、把握することができる。
て、ファイルのオープン要求元クライアントは、そのフ
ァイルが既に誰によって利用中であるかを知ることがで
きる。また、既にファイルをオープンし、利用中のクラ
イアントに対しては、そのファイルを別のユーザが利用
しようとしていることを知らせ、クローズを督促するこ
とがでる。ファイルを共有するクライアント間でファイ
ル状況をタイムリーに通知し、把握することができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】次に、この発明について、図面を
参照して説明する。
参照して説明する。
【００１１】この発明の一実施例を示す図１を参照する
と、クライアントサーバシステム１は、共有ファイルを
有するファイルサーバ２と、共有ファイルにアクセスし
てファイルを編集処理する複数のクライアント３と、フ
ァイルサーバ２とクライアント３を接続するネットワー
ク４と、を備える。ファイルサーバ２は、共有ファイル
を格納する共有ファイル２１と、共有ファイル２１を管
理し、クライアント３にファイルクローズ要求やファイ
ル状況を通知するファイル状況通知部２２と、ネットワ
ーク４上のクライアントサーバシステムを制御するネッ
トワークＯＳ２３と、を備える。またクライアント３
は、共有ファイル２１のオープン要求あるいはクローズ
要求するアプリケーション３１と、ファイルサーバ２か
ら通知されるファイル状況を判断するファイル状況通知
部３２と、クライアントサーバシステム１を制御するネ
ットワークＯＳ３３と、ファイル状況を示すメッセージ
を表示出力するモニタ３４と、を備える。
と、クライアントサーバシステム１は、共有ファイルを
有するファイルサーバ２と、共有ファイルにアクセスし
てファイルを編集処理する複数のクライアント３と、フ
ァイルサーバ２とクライアント３を接続するネットワー
ク４と、を備える。ファイルサーバ２は、共有ファイル
を格納する共有ファイル２１と、共有ファイル２１を管
理し、クライアント３にファイルクローズ要求やファイ
ル状況を通知するファイル状況通知部２２と、ネットワ
ーク４上のクライアントサーバシステムを制御するネッ
トワークＯＳ２３と、を備える。またクライアント３
は、共有ファイル２１のオープン要求あるいはクローズ
要求するアプリケーション３１と、ファイルサーバ２か
ら通知されるファイル状況を判断するファイル状況通知
部３２と、クライアントサーバシステム１を制御するネ
ットワークＯＳ３３と、ファイル状況を示すメッセージ
を表示出力するモニタ３４と、を備える。
【００１２】ファイルサーバ２のファイル状況通知部２
２とクライアント３のファイル状況通知部３２の構成を
示す図２を参照する。ファイル状況通知部２２は、共有
ファイル２１のオープン／クローズを制御するファイル
制御部２２１と、共有ファイル２１の各ファイルのオー
プン／クローズ状況および利用中クライアント３ならび
にオープン要求クライアント３を記憶する情報記憶部２
２４と、クライアント３からオープン要求を取得する情
報取得部２２３と、該オープン要求に基づいて情報記憶
部２２４を参照し、要求元にファイル状況を通知し、要
求ファイルがオープン状況のとき、該ファイルの利用中
クライアント３にクローズ要求し、要求ファイルがクロ
ーズされるとクローズ状況を要求元クライアント３に通
知する状況判断部２２２と、該クローズ要求およびファ
イル状況を要求元クライアント３に通知する情報通知部
２２５と、を含む。
２とクライアント３のファイル状況通知部３２の構成を
示す図２を参照する。ファイル状況通知部２２は、共有
ファイル２１のオープン／クローズを制御するファイル
制御部２２１と、共有ファイル２１の各ファイルのオー
プン／クローズ状況および利用中クライアント３ならび
にオープン要求クライアント３を記憶する情報記憶部２
２４と、クライアント３からオープン要求を取得する情
報取得部２２３と、該オープン要求に基づいて情報記憶
部２２４を参照し、要求元にファイル状況を通知し、要
求ファイルがオープン状況のとき、該ファイルの利用中
クライアント３にクローズ要求し、要求ファイルがクロ
ーズされるとクローズ状況を要求元クライアント３に通
知する状況判断部２２２と、該クローズ要求およびファ
イル状況を要求元クライアント３に通知する情報通知部
２２５と、を含む。
【００１３】クライアント３のファイル状況通知部３２
は、アプリケーション３１の共有ファイル２１に対する
オープン／クローズ要求をファイルサーバ２に通知する
情報通知部３２４と、ファイルサーバ２からクローズ通
知あるいは、クローズ要求またはファイル状況を取得す
る情報取得部３２１と、該状況を判定してクローズ通知
あるいはクローズ要求またはオープン状況のそれぞれに
対応するメッセージに変換する状況判断部３２２と、該
メッセージをモニタ３４に表示出力する情報表示部３２
３と、を含む。
は、アプリケーション３１の共有ファイル２１に対する
オープン／クローズ要求をファイルサーバ２に通知する
情報通知部３２４と、ファイルサーバ２からクローズ通
知あるいは、クローズ要求またはファイル状況を取得す
る情報取得部３２１と、該状況を判定してクローズ通知
あるいはクローズ要求またはオープン状況のそれぞれに
対応するメッセージに変換する状況判断部３２２と、該
メッセージをモニタ３４に表示出力する情報表示部３２
３と、を含む。
【００１４】次に、ファイル状況通知をメッセージ変換
した表示出力を例示する図５を援用し、アプリケーショ
ン３１がファイルのオープン要求をしたとき、ファイル
状況通知部３２およびファイル状況通知部２２の動作を
図３のフローチャートに従って説明する。アプリケーシ
ョン３１が共有ファイル２１に対しオープン要求する
と、情報通知部３２４によってファイル状況通知部２２
の情報取得部２２３へ該要求を通知する（ステップ１０
２）。ファイル状況通知部２２は、情報取得部２２３で
該要求を取得し（ステップ１０３）、該要求を分析し情
報記憶部２２４に保持されている共有ファイル２１のフ
ァイル状況を照会する（ステップ１０４）。照会した結
果、共有ファイル２１がオープンされていない場合（ス
テップ１０５のＮ）、共有ファイル２１のオープン要求
を情報記憶部２２４に記憶し（ステップ１０６）、ファ
イル制御部２２１によって共有ファイル２１をオープン
する（ステップ１０７）。共有ファイル２１が既にオー
プンされている場合（ステップ１０５のＹ）、情報記憶
部２２４にオープン要求クライアント名を記憶し（ステ
ップ１０８）、情報通知部２２５によって、該共有ファ
イル２１をオープンしている利用中クライアント３にク
ローズ要求を通知し（ステップ１０９）、オープン要求
元クライアント３のファイル状況通知部３２へファイル
状況を通知する（ステップ１１０）。共有ファイル２１
に対しオープン要求元クライアント３のファイル状況通
知部３２は、情報取得部３２１で該ファイルのクローズ
状況を取得し（ステップ１１１）、オープン要求した共
有ファイル２１が既にオープン中であると判断し、図５
に示すオープン中であることを示すメッセージ５１を情
報表示部３２３によってモニタ３４に表示出力する（ス
テップ１１２）。共有ファイル２１を既にオープンして
いる利用中クライアント３のファイル状況通知部３２
は、情報取得部３２１でクローズ要求を取得し（ステッ
プ１１３）、取得したクローズ要求の督促であると判断
しその旨を情報表示部１９によってメッセージ５２に変
換してモニタ３４に表示出力する（ステップ１１４）。
した表示出力を例示する図５を援用し、アプリケーショ
ン３１がファイルのオープン要求をしたとき、ファイル
状況通知部３２およびファイル状況通知部２２の動作を
図３のフローチャートに従って説明する。アプリケーシ
ョン３１が共有ファイル２１に対しオープン要求する
と、情報通知部３２４によってファイル状況通知部２２
の情報取得部２２３へ該要求を通知する（ステップ１０
２）。ファイル状況通知部２２は、情報取得部２２３で
該要求を取得し（ステップ１０３）、該要求を分析し情
報記憶部２２４に保持されている共有ファイル２１のフ
ァイル状況を照会する（ステップ１０４）。照会した結
果、共有ファイル２１がオープンされていない場合（ス
テップ１０５のＮ）、共有ファイル２１のオープン要求
を情報記憶部２２４に記憶し（ステップ１０６）、ファ
イル制御部２２１によって共有ファイル２１をオープン
する（ステップ１０７）。共有ファイル２１が既にオー
プンされている場合（ステップ１０５のＹ）、情報記憶
部２２４にオープン要求クライアント名を記憶し（ステ
ップ１０８）、情報通知部２２５によって、該共有ファ
イル２１をオープンしている利用中クライアント３にク
ローズ要求を通知し（ステップ１０９）、オープン要求
元クライアント３のファイル状況通知部３２へファイル
状況を通知する（ステップ１１０）。共有ファイル２１
に対しオープン要求元クライアント３のファイル状況通
知部３２は、情報取得部３２１で該ファイルのクローズ
状況を取得し（ステップ１１１）、オープン要求した共
有ファイル２１が既にオープン中であると判断し、図５
に示すオープン中であることを示すメッセージ５１を情
報表示部３２３によってモニタ３４に表示出力する（ス
テップ１１２）。共有ファイル２１を既にオープンして
いる利用中クライアント３のファイル状況通知部３２
は、情報取得部３２１でクローズ要求を取得し（ステッ
プ１１３）、取得したクローズ要求の督促であると判断
しその旨を情報表示部１９によってメッセージ５２に変
換してモニタ３４に表示出力する（ステップ１１４）。
【００１５】次に、アプリケーション３１が既にオープ
ン中の共有ファイル２１に対し、クローズ要求を実行し
たとき、ファイル状況通知部２２およびファイル状況通
知部３２の動作を図４のフローチャートに従って説明す
る。アプリケーション３１が既にオープン中の共有ファ
イル２１に対しクローズ要求を実行すると、情報通知部
３２４によってファイル状況通知部２２ヘクローズ要求
を通知する（ステップ２０２）。ファイル状況通知部２
２は情報取得部２２３でクローズ要求を取得し（ステッ
プ２０３）、ファイル制御部２２１によって共有ファイ
ル２１をクローズする（ステップ２０４）。また取得し
たクローズ要求を情報記憶部２２４のファイル状況を照
会し（ステップ２０５）、共有ファイル２１に対しオー
プン要求があがっているか否かを判断し（ステップ２０
６）、該要求がない場合（ステップ２０１のＮ）、情報
記憶部２２４から共有ファイル２１に関するファイル状
況を削除する（ステップ２０７）。共有ファイル２１に
対しオープン要求があるとき（ステップ２０６のＹ）、
オープン要求元クライアント３のファイル状況通知部３
２へファイル状況を通知した後（ステップ２０８）、情
報記憶部２２４からクローズ要求の共有ファイル２１に
関するファイル状況を削除する（ステップ２０９）。共
有ファイル２１に対しオープン要求元クライアント３の
ファイル状況通知部３２は、ファイル状況の通知を情報
取得部３２１で取得し（ステップ２１０）、該ファイル
のクローズ状況の通知をメッセージ５３に変換して、情
報表示部３２３によってモニタ３４に表示出力する（ス
テップ２１１）。
ン中の共有ファイル２１に対し、クローズ要求を実行し
たとき、ファイル状況通知部２２およびファイル状況通
知部３２の動作を図４のフローチャートに従って説明す
る。アプリケーション３１が既にオープン中の共有ファ
イル２１に対しクローズ要求を実行すると、情報通知部
３２４によってファイル状況通知部２２ヘクローズ要求
を通知する（ステップ２０２）。ファイル状況通知部２
２は情報取得部２２３でクローズ要求を取得し（ステッ
プ２０３）、ファイル制御部２２１によって共有ファイ
ル２１をクローズする（ステップ２０４）。また取得し
たクローズ要求を情報記憶部２２４のファイル状況を照
会し（ステップ２０５）、共有ファイル２１に対しオー
プン要求があがっているか否かを判断し（ステップ２０
６）、該要求がない場合（ステップ２０１のＮ）、情報
記憶部２２４から共有ファイル２１に関するファイル状
況を削除する（ステップ２０７）。共有ファイル２１に
対しオープン要求があるとき（ステップ２０６のＹ）、
オープン要求元クライアント３のファイル状況通知部３
２へファイル状況を通知した後（ステップ２０８）、情
報記憶部２２４からクローズ要求の共有ファイル２１に
関するファイル状況を削除する（ステップ２０９）。共
有ファイル２１に対しオープン要求元クライアント３の
ファイル状況通知部３２は、ファイル状況の通知を情報
取得部３２１で取得し（ステップ２１０）、該ファイル
のクローズ状況の通知をメッセージ５３に変換して、情
報表示部３２３によってモニタ３４に表示出力する（ス
テップ２１１）。
【００１６】上述の説明によればこの実施例は、複数ク
ライアントで共有の共有ファイル２１を利用する場合、
既に該ファイル２１をオープンしている利用中クライア
ント３のモニタ３４と、該ファイルのオープン要求元ク
ライアント３のモニタ３４とに、ファイル状況をメッセ
ージとして表示出力させることができる。
ライアントで共有の共有ファイル２１を利用する場合、
既に該ファイル２１をオープンしている利用中クライア
ント３のモニタ３４と、該ファイルのオープン要求元ク
ライアント３のモニタ３４とに、ファイル状況をメッセ
ージとして表示出力させることができる。
【００１７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、ファイルのオープン要求元クライアントは、ファイ
ル状況を把握し、該ファイルの利用中クライアントにフ
ァイルクローズ要求を督促して無駄なファイル待ち時間
を省き、ファイル利用を効率的に行える。
ば、ファイルのオープン要求元クライアントは、ファイ
ル状況を把握し、該ファイルの利用中クライアントにフ
ァイルクローズ要求を督促して無駄なファイル待ち時間
を省き、ファイル利用を効率的に行える。
【図１】この発明のクライアントサーバシステムの一実
施例を示すブロック図である。
施例を示すブロック図である。
【図２】図１のファイル状況通知部の構成を示す図であ
る。
る。
【図３】図１の実施例において、アプリケーションがフ
ァイルのオープン要求を実行したとき、ファイル状況通
知部の動作を示すフローチャートである。
ァイルのオープン要求を実行したとき、ファイル状況通
知部の動作を示すフローチャートである。
【図４】図１の実施例において、アプリケーションがフ
ァイルのクローズ要求を実行したとき、ファイル状況通
知部の動作を示すフローチャートである。
ァイルのクローズ要求を実行したとき、ファイル状況通
知部の動作を示すフローチャートである。
【図５】図２のモニタに表示するファイル状況を示すメ
ッセージを例示する図である。
ッセージを例示する図である。
１ クライアントサーバシステム ２ ファイルサーバ ３ クライアント ４ ネットワーク ２１ 共有ファイル ２２ ファイル状況通知部 ２３ ネットワークＯＳ ３１ アプリケーション ３２ ファイル状況通知部 ３３ ネットワークＯＳ ３４ モニタ ２２１ ファイル制御部 ２２２ 状況判断部 ２２３ 情報取得部 ２２４ 情報記憶部 ２２５ 情報通知部 ３２１ 情報取得部 ３２２ 状況判断部 ３２３ 情報表示部 ３２４ 情報通知部
Claims (1)
- 【請求項１】 クライアントがファイルサーバに共有フ
ァイルのオープンを要求するとき、前記ファイルサーバ
は前記共有ファイルの状況を前記クライアントに通知す
るファイル状況通知部を有し、前記クライアントは前記
通知に基づいて、前記共有ファイルの状況を表示出力す
るファイル状況通知部を有して、なるクライアントサー
バシステムにあって、 前記ファイルサーバのファイル状況通知部は、 前記共有ファイルのオープン／クローズを制御するファ
イル制御部と、 前記クライアントから共有ファイルのオープン／クロー
ズ要求を取得する情報取得部と、 前記共有ファイルを利用中のクライアント名およびオー
プン／クローズ状態を含むファイル状況を記憶する情報
記憶部と、 前記オープン／クローズ要求に対して前記ファイル状況
を参照し、要求元クライアントにファイル状況を応答
し、要求の共有ファイルがオープン状態であるとき、前
記共有ファイルのクローズ要求を利用中のクライアント
に応答し、前記共有ファイルがクローズ状態になると
き、クローズ状態を要求元のクライアントに応答する状
況判断部と、 前記状況判断部の応答を前記クライアントに通知する情
報通知部と、 を具備し、 前記クライアントのファイル状況通知部は、 共有ファイルに対するアプリケーションのオープン／ク
ローズ要求を前記ファイルサーバに通知する情報通知部
と、 前記オープン／クローズ要求に対する前記ファイルサー
バの通知を取得する情報取得部と、 前記通知に基づいて、共有ファイルの状況を判定する状
況判断部と、 前記判定結果をメッセージに変換し、モニタに表示出力
する情報表示部と、 を具備してなることを特徴とするクライアントサーバシ
ステム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096677A JPH09282216A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | クライアントサーバシステム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8096677A JPH09282216A (ja) | 1996-04-18 | 1996-04-18 | クライアントサーバシステム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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-
1996
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