JP4528835B2 - ヘッダ内で流体を多段階膨張させる熱交換器 - Google Patents
ヘッダ内で流体を多段階膨張させる熱交換器 Download PDFInfo
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Description
本発明は、概して、第1ヘッダと第2ヘッダ(マニホルドとも呼ばれる)の間に延在する複数の平行管を有する熱交換器に関し、より詳細には、例えば、冷媒圧縮システムの熱交換器等の熱交換器の平行管を通る二相流の分布を改善するために、熱交換器のヘッダ内で流体を膨張させることに関する。
なお本出願は、2005年2月2日に出願した米国仮出願第60/649,268号「多段膨張装置を有する小流路熱交換器」を参照し、同出願の優先権と利益を主張し、参照により全体を本明細書に組み込む。
冷媒蒸気圧縮システムは、当分野では公知の技術である。冷媒蒸気圧縮サイクルを採用する空調装置やヒートポンプは、住居、オフィスビル、病院、学校、レストラン、または他の施設内の温度や湿度が調節された快適空間に供給される空気の冷却または冷却/加熱によく使用される。冷媒蒸気圧縮システムは、空気または他の二次流体の冷却にもよく使用され、例えば、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、食料品店、カフェテリア、レストラン、および他の食品サービス施設にある陳列ケース内の食料品や飲料製品などに、冷蔵環境を提供する。
従来、これらの冷媒蒸気圧縮システムは、冷媒流連通で接続された圧縮機、凝縮器、膨張装置および蒸発器を含む。前述の基本的な冷媒システムの構成要素は、閉じた冷媒回路の冷媒ラインによって相互接続され、採用された蒸気圧縮サイクルに従って配置される。膨張装置は、普通は、膨張弁、または、オリフィスや毛細管などの一定口径をもつ計量装置であり、冷媒回路内で、冷媒流に関して、蒸発器の上流かつ凝縮器の下流の位置で、冷媒ラインに配置される。膨張装置は、凝縮器から蒸発器に向かう冷媒ラインを通る液体冷媒を膨張させるように動作して、冷媒を低圧低温にする。これにより、膨張装置を通り抜ける液体冷媒の一部が、膨張して蒸気になる。結果として、従来のこの型式の冷媒蒸気圧縮システムにおいて、蒸発器に入る冷媒流は、二相混合物で構成される。液体冷媒と蒸気冷媒との特定の割合は、採用された特定の膨張装置と、例えば、R12,R22,R134a,R404A,R410A,R407C,R717,R744または他の圧縮性流体等の使用される冷媒と、によって決まる。
一部の冷媒蒸気圧縮システムにおいて、蒸発器は、平行管熱交換器である。このような熱交換器は、入口ヘッダと出口ヘッダとの間に互いに平行に延在する複数の管によって提供される複数の平行な冷媒流経路を有する。入口ヘッダは、冷媒回路から冷媒流を受けて、冷媒流を熱交換器の内部にある複数の流れ経路に分配する。出口ヘッダは、冷媒流が各流れ経路を流出するときに冷媒流を集め、この集めた冷媒流を、シングルパスの熱交換器においては、圧縮機に戻る冷媒ラインへ戻し、マルチパスの熱交換器においては、他の伝熱管群を通るように導く。
従来、このような冷媒圧縮システムで用いられる平行管熱交換器では、一般的に直径1/2インチ(12.7mm)、3/8インチ(9.5mm)、または7mmの円管が用いられてきた。最近では、扁平な長方形または長円形の多流路管が冷媒蒸気圧縮システムの熱交換器に用いられている。各多流路管は、管の長さに亘って互いに平行に長手方向に延在する複数の流路を有し、各流路は、小さい流路断面積の冷媒経路を提供する。従って、熱交換器の入口ヘッダと出口ヘッダとの間に互いに平行に延在する多流路管を有する熱交換器は、2つのヘッダ間に延在する小さい流路断面積の冷媒経路を比較的数多く有することになる。対照的に、従来の円管を有する平行管熱交換器は、入口ヘッダと出口ヘッダとの間に延在する大きい流路面積の流れ経路を比較的少ない数で有することになる。
二相冷媒流の、不均衡分布とも呼ばれる一様でない分布は、平行管熱交換器に共通の問題であり、熱交換器の効率に悪影響を与える。様々な要因のうち、二相の不均衡分布の問題は、冷媒が上流の膨張装置を通り抜けて膨張することにより、入口ヘッダ内に存在する蒸気相冷媒と液体相冷媒との間に生じる密度の差が原因で生じる。
蒸発熱交換器の平行管を通る冷媒流の分配を制御する解決法の1つが、米国特許第6,502,413号明細書にRepice他によって開示されている。同明細書に開示されている冷媒蒸気圧縮システムにおいて、凝縮器からの高圧の液体冷媒を、熱交換器の入口ヘッダの上流にある従来の冷媒ライン中の膨張装置で部分的に膨張させて、低圧の冷媒にする。さらに、管内を単に狭くすることや、あるいは管内部に配置される内部オリフィスプレート等の開口絞りを、管入口の下流にある入口ヘッダに接続される各管に設けて、管に入った後に膨張を完了させ、低圧の液体/蒸気冷媒混合物にする。
蒸発熱交換器の平行管を通る冷媒流の分布を制御する別の方法が、カンザキ他によって日本国特許第4080575号公報において開示されている。同公報に開示されている冷媒蒸気圧縮システムにおいても、凝縮器から出た高圧の液体冷媒が、従来の冷媒ライン中の膨張装置において部分的に膨張し、熱交換器の分布チャンバの上流で低圧の冷媒になる。複数のオリフィスを有するプレートが、分布チャンバ内にチャンバを横切って延在する。低圧の液体冷媒は、オリフィスを通って膨張し、プレートの下流、かつチャンバに開口している各管への入口の上流で、低圧の液体/蒸気混合物になる。
日本国特許第6241682号公報において、マッサキ他は、ヒートポンプ用平行管熱交換器を開示しており、開示された熱交換器において、入口ヘッダに接続する各多流路管の入口端部は押しつぶされて、各管の入口のすぐ下流で各管に部分的なスロットルにより絞りを形成する。日本国特許第8233409号公報において、ヒロアキ他は、平行管熱交換器を開示しており、開示された熱交換器において、複数の扁平な多流路管が、一対のヘッダ管で接続しており、各管は、各管に均等に冷媒を分配する手段として、冷媒流の方向へ流路面積が減少する内部を有する。日本国特許第2002022313号公報において、ヤスシは、平行管熱交換器を開示しており、開示された熱交換器において、冷媒は、ヘッダの軸に沿ってヘッダの端の手前で終了するように延在する入口管を通して、ヘッダに供給される。それによって、二相冷媒流は、入口管から、入口管の外面とヘッダの内面との間の環状流路に入るので、分離しない。その後、二相冷媒流は、環状流路に開口している各々の管へ入る。
小さい流路断面積を有する比較的多数の冷媒流経路に均一に冷媒流を分配することは、従来の円管熱交換器よりもさらに困難であり、熱交換器の効率を著しく低下させることがある。
本発明の主な目的は、第1ヘッダと第2ヘッダとの間に延在する複数の多流路管を有する熱交換器の流体流の不均衡分布を低減させることである。
本発明の一態様の目的は、第1ヘッダと第2ヘッダとの間に延在する複数の多流路管を有する冷媒蒸気圧縮システムの熱交換器において、冷媒流の不均衡分布を低減させることである。
本発明の一態様の目的は、一列の多流路管の個々の流路に、比較的均一に冷媒を分配することである。
本発明の別の態様の目的は、複数の多流路管を有する冷媒蒸気圧縮システムの熱交換器において、冷媒流がヘッダから一列の多流路管の個々の流路に入るときに、冷媒の分配と膨張を提供することである。
本発明の一態様において、チャンバを画定して流体を受けるヘッダと、管の入口端部から出口端部まで開口している複数の流体流経路および複数の流体流経路に開口している入口を有する少なくとも1つの伝熱管と、を有する熱交換器が提供される。また、入口端部および出口端部を有し、かつ、入口端部にヘッダの流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、出口端部に少なくとも1つの伝熱管の入口開口と流体連通する出口チャンバと、入口チャンバと出口チャンバとの間に流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタが提供される。流れ経路は、間隔を置いて連続的に配置された複数の流れ絞りポートを内部に有する。ヘッダから少なくとも1つの伝熱管の流路に入る流体流は、コネクタを介して経路に設けられた流れ絞りポートを通るときに、連続的に流体膨張をする。一実施形態において、各流れ絞りポートは、まっすぐな壁に囲まれた円筒型の開口である。別の実施形態においては、各流れ絞りポートは、湾曲した開口である。
本発明の別の態様においては、冷媒蒸気圧縮システムは、圧縮機、凝縮器および蒸発熱交換器を含み、高圧の冷媒蒸気が圧縮機から凝縮器へ移動し、高圧の冷媒液体が凝縮器から蒸発熱交換器へ移動し、低圧の冷媒蒸気が蒸発熱交換器から圧縮機に移動するような冷媒流連通をするように接続される。蒸発熱交換器は、入口ヘッダと、出口ヘッダと、入口ヘッダと出口ヘッダとの間に延在する複数の伝熱管と、を含む。入口ヘッダは、冷媒回路から液体冷媒を受けるチャンバを画定する。各伝熱管は、入口端部と、出口端部と、管の入口端部の入口開口から出口端部の出口開口まで延在する複数の流体流経路と、を有する。また、入口端部および出口端部を有し、かつ、入口端部に入口ヘッダの流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、出口端部に少なくとも1つの伝熱管の入口開口と流体連通する出口チャンバと、入口チャンバと出口チャンバとの間に流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタが提供される。流れ経路は、間隔を置いて連続的に配置された複数の流れ絞りポートを有する。ヘッダから伝熱管の流路に入る流体流は、コネクタを通る流れ経路に設けられた流れ絞りポートを通るときに、連続的に流体膨張をする。一実施形態において、各流れ絞りポートは、まっすぐな壁に囲まれた円筒型の開口である。別の実施形態においては、各流れ絞りポートは、湾曲した開口である。
本発明のさらに別の態様においては、冷媒回路において流体流連通するように接続された圧縮機、第1熱交換器および第2熱交換器を有する冷媒蒸気圧縮システムが提供される。システムが、冷却モードで動作されると、冷媒は、第1の方向に循環し、圧縮機から、凝縮器として機能する第1熱交換器を通り、次に、蒸発器として機能する第2熱交換器を通って、圧縮機に戻る。システムが、加熱モードで動作されると、冷媒は、第2の方向に循環し、圧縮機から、今度は凝縮器として機能する第2熱交換器を通り、次に、今度は蒸発器として機能する第1熱交換器を通って、圧縮機に戻る。各熱交換器は、第1ヘッダと、第2ヘッダと、管の第1端と管の第2端との間に延在する複数の独立した流体流経路を画定する少なくとも1つの伝熱管と、を有する。
一実施形態において、第2熱交換器は、コネクタを含み、コネクタは、入口端および出口端部を有し、かつ、入口端部に入口チャンバと、出口端部に出口チャンバと、入口チャンバと出口チャンバとの間に流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定する。コネクタの入口チャンバは、第1ヘッダと流体流連通し、出口チャンバは、伝熱管の複数の独立した流体流経路と流体流連通する。流れ経路の中に、流れ絞りポートが間隔をおいて連続的に配置されている。これらの流れ絞りポートは、第1の方向に移動する冷媒流に対しては比較的大きい圧力低下を作り出し、第2の方向に移動する冷媒流に対しては比較的小さい圧力低下を作り出すように構成されている。
一実施形態において、第1熱交換器は、コネクタを含む。コネクタは、入口端部および出口端部を有し、かつ、入口端部に第2ヘッダの流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、出口端部に少なくとも1つの伝熱管の複数の独立した流体流経路と流体流連通する出口チャンバと、入口チャンバと出口チャンバとの間に間隔を置いて連続的に配置されている。これらの流れ絞りポートは、第1の方向に移動する冷媒流に対しては比較的小さい圧力低下を作り出し、第2の方向に移動する冷媒流に対しては比較的大きい圧力低下を作り出すように構成されている。
本明細書において、本発明の熱交換器10を、図1,図2に示す多流路管熱交換器の例示的なシングルパスの平行管実施形態に関して説明する。図1,2に示す熱交換器10の例示的な実施形態では、ほぼ水平に延在する入口ヘッダ20と、ほぼ水平に延在する出口ヘッダ30との間で、伝熱管40が、軸方向に空間をおいて互いに平行に配置されて、ほぼ垂直に延在している。しかし、図示した実施形態は例示的なものであり、本発明を制限するものではない。本明細書に記述される発明は、他の様々な構成の熱交換器10で実施することができる。例えば、ほぼ垂直に延在する入口ヘッダと、ほぼ垂直に延在する出口ヘッダとの間に、伝熱管が互いに平行でかつほぼ水平に延在するように配置してもよい。さらに別の例においては、熱交換器は、トロイダル型入口ヘッダと、これと直径の異なるトロイダル型出口ヘッダと、を有し、これらのトロイダル型ヘッダ間で、伝熱管が、やや方向内側、またはやや径方向外側に、延在していてもよい。伝熱管は、図13,14に詳細に後述するように、マルチパスの平行管の実施形態で配置してもよい。
熱交換器10は、入口ヘッダ20と、出口ヘッダ30と、複数の長手方向に延在する多流路伝熱管40と、を含み、これによって、入口ヘッダ20と出口ヘッダ30との間に複数の流体経路を付与する。各伝熱管40は、一方の端部に、コネクタ50を介して入口ヘッダ20と流体流連通する入口を有し、他方の端に、出口ヘッダ30と流体流連通する出口を有する。各伝熱管40は、長手方向に、すなわち管の軸に沿って、管の長さに亘って延在する複数の平行な流路42を有し、管の入口と管の出口との間に多数の独立した平行な流れ経路を付与する。各多流路伝熱管40は、例えば、内部を画定する扁平な長方形または長円形の断面を有する「扁平な」管であり、内部は、さらに分割されて、独立した流路42が隣接して配列されている。従来の先行技術の円管が、1/2インチ(12.7mm)、3/8インチ(9.5mm)、または7mmの直径を有することと比較して、本発明の扁平多流路管40は、例えば、幅が50mm以下で、典型的には、12mm〜25mmであり、高さは、約2mm以下である。図を簡明にするため、管40は、円形断面の流れ経路を画定する12本の流路42を有するものとして示されている。しかし、例えば、冷媒蒸気圧縮システム等の商業用途においては、各多流路管40は、一般には約10〜20本の流路42を有するが、これに前後する所望の数の流路にしてもよいことを理解されたい。各流路42の流路面積を周長で割った数の4倍として定義される水力直径は、約200μm〜約3mmの範囲となる。図では、円形断面で示されているが、流路42の断面は、長方形、三角形もしくは台形の断面でもよく、円形以外の他の所望する断面であってもよい。
図3〜図8を特に参照すると、熱交換器10の複数の伝熱管40の各々は、入口端部43を有しており、入口ヘッダ20内に画定されているチャンバ25に直接的に挿入されずに、各コネクタ50に挿入される。各コネクタ50は、コネクタ50の入口端部52を使って、入口ヘッダ20の壁を貫いて延在するスロット26のうち対応するスロットに挿入される。各コネクタは、ヘッダ20の壁にある対応する嵌合スロットに、ろう付け、溶接、はんだ付け、接着接合、拡散接合、あるいは他の方法で固定されてもよい。各コネクタ50は、入口端部52および出口端部54を有し、入口端部52から出口端部54まで延在する流体流経路を画定する。入口端部52は、入口チャンバ51を介して、入口ヘッダ20のチャンバ25と流体流連通する。出口端部54は、出口チャンバ53を介して、対応する伝熱管40の内部につくられた流路42の入口開口41と流体連通する。
各コネクタ50は、入口チャンバ51と、出口チャンバ53と、入口チャンバ51のコネクタ入口端部52から出口チャンバ53のコネクタ出口端部54まで延在する中間部分と、からなる流れ経路を画定する。ヘッダ20の流体チャンバ25に集まる流体は、ここから入口チャンバ51に入り、次に、中間部分を通って、出口チャンバ53を通り、伝熱管40の個々の流路42に分配される。各コネクタ50を通る流れ経路の中間部分には、膨張オリフィスとして機能する少なくとも2つの流れ絞りポート56が設けられている。中間部分を通る流体流に対して、少なくとも2つの流れ絞りポート56が連続的に配置される。連続的に配置された各対の流れ絞りポート56の間に、膨張チャンバ57が配置されている。膨張チャンバ57は、入口チャンバ51の流路断面積にほぼ等しい、または少なくとも同程度の流路断面積を有し得る。他方、流れ絞りポート56は、膨張チャンバ57の流路断面積に比べて小さい流路断面積を有する。
ヘッダ20のチャンバ25から流入する流体が、コネクタの中間部分を流れる際に、流れ絞りポート56の各々を通って膨張する。従って、流体は、コネクタ50を通る流れ経路に設けられた流れ絞りオリフィスの数と同じ回数だけ膨張した後、コネクタの出口チャンバ53に入って、そのコネクタに取り付けられた伝熱管40の流路42に分配される。オリフィスの入口と出口で流体が運動量を交換することにより、オリフィス絞りによる流体流の圧力低下が起きるので、オリフィス絞りによって生じる流体の圧力低下は、オリフィスの大きさすなわち寸法に反比例し、ポートが大きいほど、圧力低下は減少する。流体は、本発明による少なくとも2回の多段階膨張をするので、個々の流れ絞りポート56の大きさは、同じ程度の膨張を単一のオリフィスを通して得る場合に必要な大きさよりも多少大きくてよい。また、流れ絞りポート56は、各伝熱管40に対して動作可能に設けられたコネクタ50を使って、ヘッダ20のチャンバ25から各コネクタ50内の出口チャンバ53まで流れる流体に比較的均一な圧力低下を提供し、それによって、ヘッダ20に動作可能に取り付けられた個々の管40に比較的均一な流体を確実に分配する。
図3〜図6に示す実施形態において、ヘッダ20は、円形断面を有し、長手方向に延びる中空でかつ閉塞端を有するパイプからなる。図3,4の実施形態において、コネクタ50は、ヘッダ20のチャンバ25に、ヘッダの半径よりも多少深くまで延在し、入口チャンバ51は、ヘッダ20の奥側内面から離れている。ヘッダ20に集まってくる流体は、制限を受けることなく、入口チャンバ51の中へ流れる。図5,6の実施形態において、コネクタ50は、ヘッダ20のチャンバ25内にチャンバ25を横断して延在し、延在ヘッダ20の奥側内面に支えられたコネクタ50の入口端部52の側面が、追加的な支持部となる。入口端部52の側面がヘッダ20の奥側内面に接触すると、ヘッダ20の壁の湾曲によって、コネクタ50の入口チャンバ51とヘッダ20の内面との間に空間65が作られる。ヘッダ20に集まってくる流体は、チャンバ25から、この空間65を通ってヘッダ20の入口チャンバ51に入る。
図7,8に示す実施形態において、ヘッダ20は、長方形または正方形の断面を有し、長手方向に延びる中空で閉塞端を有するパイプからなる。コネクタ50は、ヘッダ20のチャンバ内25にチャンバ25を横断して延在し、コネクタ50の入口端部52がヘッダ20の奥側内面に接触して支えられている。コネクタ50の入口端部52の側壁に、1つまたは複数の入口ポート58が設けられている。ヘッダ20に集まってくる流体は、チャンバ25から入口ポート58を通ってヘッダ20の入口チャンバ51に入る。各入口ポート58を、流れ絞りポート56の上流で追加的な膨張オリフィスとして機能する大きさにして、流体がコネクタ50の入口チャンバ51に流入する際に、流体に最初の膨張を提供することができる。
図3〜図8に示すコネクタ50の実施形態では、コネクタの入口チャンバ51と出口チャンバ53との間に代替的な流れ絞りポート56と膨張チャンバ57とを交互に連続的に配置するために、従来の鋳造工程を用いてコネクタ50を形成する。図9,10に示すコネクタ50の実施形態において、コネクタ50を押出成形によって扁平な長方形の管の形状に形成し、プレスまたはスタンピングで、離間した流れ絞りポート56を形成する。絞りポート56の側面は、まっすぐな壁に囲まれるのではなく、プレスまたはスタンピングを用いて円筒形のポートに形成されている。
図12に概略的に示されている冷媒蒸気圧縮システムは、圧縮機60と、凝縮器として機能する熱交換器10Aと、蒸発器として機能する熱交換器10Bと、を備え、これらは冷媒ライン12,14,16によって閉ループの空調(冷却モード)冷媒回路となるように接続されている。圧縮機60は、従来の冷媒蒸気圧縮システムと同様に、高温高圧の冷媒蒸気を、冷媒ライン12を通して凝縮器10Aのヘッダ120に循環させる。その後、高温の冷媒蒸気は、凝縮器10Aの伝熱管40を通るときに、凝縮器ファン70によって伝熱管40上に送られる周囲空気等の冷却流体と熱交換をして凝縮し、液体になる。高圧の液体冷媒は、凝縮器10Aのヘッダ130に集まり、次に、冷媒ライン14を通って蒸発器10Bのヘッダ20に入る。次に冷媒は、蒸発器10Bの伝熱管40を通るときに、蒸発器ファン80によって伝熱管40上に送られた冷却される空気と熱交換をして加熱される。冷媒蒸気は、蒸発器10Bのヘッダ30に集まり、ここから冷媒ライン16を通って、圧縮機60の吸込口を介して圧縮機60へ戻る。
凝縮された冷媒液体は、膨張装置を通りることなく、凝縮器10Aから蒸発器10Bへ直接的に移動する。従ってこの実施形態において、冷媒は、高圧で、液体相だけの冷媒として、蒸発熱交換器10Bのヘッダ20に入る。冷媒の膨張は、冷媒が流れ絞りポート56を通るとき、また、入口ポート58が設けられている場合は入口ポート58を通るとき、本発明の蒸発器10B内でのみ生じる。こうして、単一相の液体としてほぼ均一な様態でヘッダ20に開口している伝熱管40に分配された後にのみ、膨張が生じることを確実にする。
図13を参照すると、本発明の熱交換器10が、マルチパス蒸発器の実施形態で示されている。図のマルチパス実施形態において、ヘッダ20は、第1チャンバ20Aと第2チャンバ20Bとに区切られ、ヘッダ30も、第1チャンバ30Aと第2チャンバ30Bとに区切られ、伝熱管40は、3つの群40A,40B,40Cに分けられている。第1管群40Aの伝熱管は、ヘッダ20の第1チャンバ20Aに開口しているく各コネクタ50Aに挿入された入口端部と、ヘッダ30の第1チャンバ30Aに開口している出口端部とを有する。第2管群40Bの伝熱管は、ヘッダ30の第1チャンバ30Aに開口している各コネクタ50Bに挿入された入口端部と、ヘッダ20の第2チャンバ20Bに開口している出口端部と、を有する。第3管群40Cの伝熱管は、ヘッダ20の第2チャンバ20Bに開口している各コネクタ50Cに挿入された入口端部と、ヘッダ30の第2チャンバ30Bに開口している出口端部と、を有する。この形態では、冷媒ライン14から熱交換器に入った冷媒は、シングルパス熱交換器のように1回ではなく、伝熱管40の外側を覆っている空気と3回熱交換するように流れる。本発明によると、第1管群40Aと、第2管群40Bと、第3管群40Cと、の伝熱管の各々の入口端部43は、対応するコネクタ50の出口端部54に挿入される。したがって、各菅40の流路42は、膨張した冷媒液体/蒸気混合物を比較的均一な分配で受容する。冷媒がヘッダからコネクタ50を通って第1管群40Aに入るときだけでなく、第2管群40B,第3管群40Cに入るときにも冷媒の分布と膨張とが生じる。こうして、各管群の管の流路に入るときに、冷媒液体/蒸気がさらに均一に分配されていることを確実にする。
図14を参照すると、本発明の熱交換器10が、マルチパス凝縮器の実施形態で示されている。図のマルチパス実施形態において、ヘッダ120は、第1チャンバ120Aと第2チャンバ120Bとに区切られ、ヘッダ130も、第1チャンバ130Aと第2チャンバ130Bとに区切られ、伝熱管140は、3つの管群140A,140B,140Cに分けられている。第1管群140Aの伝熱管は、ヘッダ120の第1チャンバ120A内に開口している入口端部開口と、ヘッダ130の第1チャンバ130Aに開口している出口端部開口と、を有する。第2管群140Bの伝熱管は、ヘッダ130の第1チャンバ130A内に開口している各コネクタ50Bに挿入された入口端部と、ヘッダ120の第2チャンバ120Bに開口している出口端部と、を有する。第3管群140Cの伝熱管は、ヘッダ120の第2チャンバ120B内に開口している各コネクタ50Cに挿入された入口端部と、ヘッダ130の第2チャンバ130Bに開口している出口端部と、を有する。この形態では、冷媒ライン12から凝縮器に入った冷媒は、シングルパス熱交換器のように1回ではなく、伝熱管140の外側を覆っている空気と3回熱交換するように流れる。圧縮機出口から冷媒ライン14を介してヘッダ120の第1チャンバ120Aに入ってくる冷媒は、すべて高圧な冷媒蒸気である。しかし、第1管群、第2管群を通るときに冷媒が部分的に凝縮するので、第2管群、第3管群に入る冷媒は、通常、液体/蒸気混合物となる。本発明によると、第2管群140Bと第3管群140Cとの各管の入口端部は、対応するコネクタ50B,50Cの出口端部内に挿入される。したがって、各菅の流路42は、膨張した冷媒液体/蒸気混合物を比較的均一な分配で受容する。凝縮器用途において、熱交換効率を下げないように、各コネクタ50の流れ絞りポート56を通しての圧力低下を制限して、所定の閾値を越えないよう注意しなければならない。また、当業者であれば、凝縮器および蒸発器に用いる他のマルチパスの配置も、本発明の範囲内にあることを理解されるであろう。
マルチパス熱交換器10の各管群において、等しい数の伝熱管が、図13,14に示されているが、この数は、各管群を流れる蒸気冷媒と液体冷媒との相対的な量に応じて変更することができることを理解されたい。概して、冷媒混合物内の蒸気の含有量が多いほど、多くの伝熱管がその特定の管群に含まれ、管群を通しての適切な圧力低下を確実に行う。
本明細書に記述した本発明の熱交換器の実施形態において、入口ヘッダ20は、円形の断面または長方形の断面を有し、長手方向に延びる中空で閉塞端のパイプからなる。しかし、入口ヘッダも出口ヘッダも図の構成に限定されない。例えば、ヘッダは、楕円形の断面、六角形の断面、八角形の断面、または他の形の断面を有し、長手方向に延びる中空でかつ閉塞端を有するパイプであってもよい。
図12の例示的な冷媒蒸気圧縮サイクルは、簡易化した冷却モード(空調サイクル)であるが、本発明の熱交換器は、ヒートポンプサイクル、エコノマイザサイクル、および冷蔵サイクルを含み、これら以外の様々な設計の冷媒蒸気圧縮システムにも採用することができる。例えば、ヒートポンプサイクルで使用される場合の図12の熱交換器10A,10Bの関して、熱交換器10Aは、ヒートポンプサイクルを冷却モードで動作させるときは凝縮器として機能するように、加熱モードで動作させるときは蒸発器として機能するように、設計しなければならず、熱交換器10Bは、ヒートポンプサイクルを冷却モードで動作させるときは蒸発器として機能するように、加熱モードで動作させるときは凝縮器として機能するように、設計しなければならない。本発明の熱交換器をヒートポンプサイクルで使いやすくするために、流量制御ポート56は、まっすぐな壁に囲まれるのではなく、図11に示すように、湾曲している。流れ絞りポートを湾曲させることによって、ポート56を通しての圧力低下の規模は、冷媒がそのポートを通るときの方向に依存して変化することになる。
ヒートポンプ用途において戸外の熱交換器となる熱交換器10Aに関して、ヒートポンプサイクルが冷却モードで動作して熱交換器10Aが凝縮器として機能するとき、冷媒は、流れ絞りポートを矢印4の方向に流れ、ヒートポンプサイクルが加熱モードで動作して熱交換器10Aが蒸発器として機能するとき、冷媒は、流れ絞りポートを矢印2の方向に流れる。逆に、ヒートポンプ用途において屋内の熱交換器となる熱交換器10Bに関して、ヒートポンプサイクルが冷却モードで動作して熱交換器10Bが蒸発器として機能するとき、冷媒は、矢印2の方向に流れ絞りポートを流れ、ヒートポンプサイクルが加熱モードで動作して熱交換器10Bが凝縮器として機能するとき、冷媒は、矢印4の方向に流れる。したがって、熱交換器10A,10Bのいずれかが蒸発器として機能しているときは、冷媒が矢印2の方向へ絞りオリフィスを通って流れ、鋭角なオリフィスの対の間を通るので、比較的大きな圧力低下が生じる。しかし、熱交換器10A,10Bのいずれかが凝縮器として機能しているときは、冷媒が矢印4の方向へ流れ絞りオリフィスを通って流れ、湾曲したオリフィスの対の間を通るので、比較的小さな圧力低下が生じる。また、熱交換器が蒸発器として機能するとき、冷媒は伝熱管を通る前に膨張し、熱交換器が凝縮器として機能するとき、冷媒は伝熱管を通った後で膨張する。
本発明の好ましい態様に関して、詳細に図示し、記述したが、当業者であれば、請求項で画定される本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、細部にわたって様々な変更を行われ得ることを理解されるであろう。
Claims (19)
- 流体を集める流体チャンバを画定するヘッダと、
複数の独立した流体流経路を内部に画定し、かつ該複数の流体流経路に通じる入口を有する少なくとも1つの伝熱管と、
入口端部および出口端部を有し、かつ、前記ヘッダの前記流体チャンバと流体流連通する前記入口端部の入口チャンバと、前記少なくとも1つの伝熱管の前記入口開口と流体流連通する前記出口端部の出口チャンバと、前記入口チャンバと前記出口チャンバとの間で、間隔を置いて連続的に配置された複数の流れ絞りポートを有する流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタと、
を備える熱交換器。 - 前記複数の流れ絞りポートの各々が、膨張オリフィスからなることを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記複数の流れ絞りポートの各々が、まっすぐな壁に囲まれた円筒形の開口からなることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
- 前記複数の流れ絞りポートの各々が、湾曲した開口からなることを特徴とする請求項2に記載の熱交換器。
- 前記少なくとも1つの伝熱管が、扁平な長方形の断面を有することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記複数の流路の各々が、円形以外の断面を有する流れ経路を画定することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 前記複数の流路の各々が、長方形、三角形、または台形の断面を有する群から選択され流れ経路を画定することを特徴とする請求項6に記載の熱交換器。
- 前記複数の流路の各々が、円形の断面を有する流れ経路を画定することを特徴とする請求項1に記載の熱交換器。
- 冷媒回路に流体流連通するように接続された圧縮機、凝縮器および蒸発熱交換器を備え、前記流体流連通によって、高圧の冷媒蒸気は、前記圧縮機から前記凝縮器に移動し、高圧の冷媒は、前記凝縮器から前記蒸発熱交換器に移動し、低圧の冷媒蒸気は、前記蒸発熱交換器から前記圧縮機に移動する冷媒蒸気圧縮システムにおいて、
前記蒸発熱交換器が、
前記冷媒回路と流体流連通し前記冷媒回路から冷媒を受けるチャンバを画定する入口ヘッダと、
および前記冷媒回路と流体流連通する出口ヘッダと、
入口開口および出口開口を有し、かつ、前記入口開口から前記出口開口まで延在する複数の独立した流体流経路を有し、前記出口開口が、前記出口ヘッダと流体流連通している少なくとも1つの伝熱管と、
入口端部および出口端部を有し、かつ、前記入口端部で前記ヘッダの前記流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、前記出口端部で前記少なくとも1つの伝熱管の前記入口開口と流体連通するの出口チャンバと、前記入口チャンバと前記出口チャンバとの間にあって、間隔をおいて連続的に配置された複数の流れ絞りポートを有する流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタと、
を含む蒸発熱交換器であることを特徴とする冷媒蒸気圧縮システム。 - 前記複数の流れ絞りポートの各々が、膨張オリフィスからなることを特徴とする請求項9に記載の熱交換器。
- 前記複数の流れ絞りポートの各々が、まっすぐな壁に囲まれた円筒形の開口からなることを特徴とする請求項10に記載の熱交換器。
- 前記複数の流れ絞りポートの各々が、湾曲した開口からなることを特徴とする請求項10に記載の熱交換器。
- 前記少なくとも1つの伝熱管が、扁平な長方形の断面を有することを特徴とする請求項9に記載の冷媒蒸気圧縮システム。
- 前記熱交換器が、シングルパス熱交換器からなることを特徴とする請求項9に記載の冷媒蒸気圧縮システム。
- 前記熱交換器が、マルチパス熱交換器からなることを特徴とする請求項9に記載の冷媒蒸気圧縮システム。
- 前記熱交換器が、凝縮器からなることを特徴とする請求項9に記載の冷媒蒸気圧縮システム。
- 前記熱交換器が、蒸発器からなることを特徴とする請求項9に記載の冷媒蒸気圧縮システム。
- 冷媒回路に流体流連通するように接続された圧縮機、第1熱交換器および第2熱交換器を備え、前記流体流連通によって、冷媒が、冷却モードでは第1の方向に循環し、前記圧縮機から前記第1熱交換器を通って、次に前記第2熱交換器を通って前記圧縮機に戻り、加熱モードでは第2の方向に循環し、前記圧縮機から前記第2熱交換器を通って、次に前記第1熱交換器から前記圧縮機に戻る、冷媒蒸気圧縮システムにおいて、
前記第2熱交換器が、
前記冷媒回路と流体流連通している第1ヘッダおよび第2ヘッダであって、第1ヘッダが前記第1の方向へ流れている前記冷媒回路から冷媒を受容する流体チャンバを画定し、第2ヘッダが第2の方向へ流れている前記冷媒回路から冷媒を受容するチャンバを画定する第1ヘッダおよび第2ヘッダと、
第1端と、第2端と、前記第1端と前記第2端との間に延在し、前記第1ヘッダの前記流体チャンバと前記第2ヘッダの前記流体チャンバとの間で流体流連通している複数の独立した流体流経路と、を有する少なくとも1つの伝熱管と、
入口端部および出口端部を有し、かつ、前記入口端部で前記第1ヘッダの前記流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、前記出口端部で前記少なくとも1つの伝熱管の前記複数の独立した流体流経路と流体連通する出口チャンバと、前記入口チャンバと前記出口チャンバとの間に流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタと、
を備え、
前記流れ経路は、内部に間隔を置いて連続的に配置された複数の流量制御ポートを有し、
前記複数の流量制御ポートが、前記第1の方向へ移動する冷媒流に比較的大きい圧力低下を作り出し、前記第2の方向へ移動する冷媒流に比較的小さい圧力低下を作り出すように適合化されていることを特徴とする冷媒蒸気圧縮システム。 - 冷媒回路で流体流連通するように接続された圧縮機、第1熱交換器および第2熱交換器を備え、前記流体流連通によって、冷媒が、冷却モードでは第1の方向へ循環し、前記圧縮機から前記第1熱交換器を通って、次に、前記第2熱交換器を通って前記圧縮機に戻り、加熱モードでは第2の方向へ循環し、前記圧縮機から前記第2熱交換器を通って、次に、前記第1熱交換器から前記圧縮機に戻るような冷媒蒸気圧縮システムにおいて、
前記第1熱交換器が、
前記冷媒回路と流体流連通している第1ヘッダおよび第2ヘッダであって、第1ヘッダが前記第1の方向へ流れている前記冷媒回路から冷媒を受容する流体チャンバを画定し、第2ヘッダが第2の方向へ流れている前記冷媒回路から冷媒を受容するチャンバを画定する第1ヘッダおよび第2ヘッダと、
第1端と、第2端と、前記第1端と前記第2端との間に延在し、前記第1ヘッダの前記流体チャンバと前記第2ヘッダの前記流体チャンバとの間で流体流連通している複数の独立した流体流経路と、を有する少なくとも1つの伝熱管と
入口端部および出口端部を有し、かつ、前記入口端部で前記第1ヘッダの前記流体チャンバと流体流連通する入口チャンバと、前記出口端部で前記少なくとも1つの伝熱管の前記複数の独立した流体流経路と流体連通する出口チャンバと、前記入口チャンバと前記出口チャンバとの間に流れ経路を画定する中間チャンバと、を画定するコネクタと、
を備え、
前記流れ経路は、内部に間隔を置いて連続的に配置された複数の流量制御ポートを有し、
前記複数の流量制御ポートが、前記第1の方向へ移動する冷媒流に比較的小さい圧力低下を生じさせ、前記第2の方向へ移動する冷媒流に比較的大きい圧力低下を生じさせるように適合化されていることを特徴とする冷媒蒸気圧縮システム。
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