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JP4522872B2 - ガラス基板の修復方法 - Google Patents

ガラス基板の修復方法 Download PDF

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Description

本発明は、クラックが発生したガラス基板の修復方法に関し、より詳しくは、液晶パネル等を構成するガラス基板の修復方法に関する。
液晶表示装置は薄くて軽量であるとともに低電圧で駆動できて消費電力が少ないという長所があり、各種電子機器に広く利用されている。特に、画素(サブピクセル)毎にスイッチング素子としてTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)を設けたアクティブマトリクス方式の液晶表示装置は、表示品質の点でもCRT(Cathode-Ray Tube)に匹敵するほど優れているため、テレビやパーソナルコンピュータ等のディスプレイに広く使用されている。
一般的な液晶表示装置は、相互に対向して配置された2枚の基板の間に液晶を封入した構造の液晶パネルを備えている。一方の基板にはTFT等のスイッチング素子および画素電極等が形成されており、他方の基板にはコモン(共通)電極等が形成されている。以下、TFT等のスイッチング素子および画素電極等が形成された基板を「TFT基板」といい、コモン(共通)電極等が形成された基板を「対向基板」と呼ぶ。
TFT基板及び対向基板は、ガラス基板を用い、洗浄、スパッタリング、パターニング及びエッチング等の工程を経て各素子や電極を設けることにより製造される。また、これらの基板を貼り合わせて液晶パネルが製造される。
このような各基板や液晶パネルの製造工程においては、ガラス基板をカセットに収納したり、クランプを用いて固定したりすることが多い。しかしながら、このような作業中にガラス基板の端部がカセットやクランプに接触することがあり、ガラス基板の端部にクラックが生じてしまうことがある。
このようなクラックは数mmの長さに達することもあり、このような状態でその後の工程を実施した場合には、クラックが成長してガラス基板が破損してしまうというおそれがある。
このような問題に対して、特開平10−111497号公報には、液晶パネルを作製した後に、ガラス基板の端面にレーザー光を照射してクラック発生部のガラスを溶解することにより、ガラス基板を修復することが記載されている。
特開平10−111497号公報(請求項1及び2、段落番号0018)
しかしながら、前記特開平10−111497号公報に記載された技術では、ガラス面にレーザー光を照射するので、ガラス基板に対するエネルギーの吸収効率が悪い。したがって、クラック発生部のガラスを確実に溶解することができないことにより、ガラス基板を十分に修復できないことがあり、なお改善の余地がある。
本発明は上記の問題に鑑みてなされたものであって、その目的はクラックの生じたガラス基板をより確実に修復できるガラス基板の修復方法を提供することにある。
上記の問題を解決するための本発明のガラス基板の修復方法は、ガラス基板の少なくとも一方の面に修復用金属膜を形成しておき、前記ガラス基板にクラックが生じたときに、前記修復用金属膜を介してクラック発生部にレーザ光を照射してガラスを溶融し、クラックを修復するガラス基板の修復方法であって、前記ガラス基板に前記クラックが生じる前に予め、前記修復用金属膜を前記ガラス基板の縁部にかつ該ガラス基板の周囲全体にわたって形成することを特徴とする。
本発明においては、前記ガラス基板は薄膜トランジスタ形成用基板であり、前記修復用金属膜は薄膜トランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン電極と同時に形成することが好ましい。
本発明によれば、ガラス基板のクラック発生部に修復用金属膜を介してレーザー光を照射することで、修復用金属膜がレーザー光を吸収して発熱するので、ガラスを溶融し易くなる。したがって、より確実にガラス基板を修復することが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態では、ガラス基板に予め修復用金属膜を形成しておく。図1(A)は、修復用金属膜が形成されたガラス基板の一例を示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のI−I線による断面図である。
修復用金属膜は、ガラス基板のクラックが生じ易い箇所に形成することが好ましい。例えば、ガラス基板は接触により端部にクラックが生じ易いので、図1(A)に示すように、ガラス基板11の縁部に修復用金属膜12を形成しておく。
修復用金属膜は、ガラス基板の厚さ方向の両側の少なくとも一方の面に形成すればよいが、ガラス基板をより確実に修復する観点からは、図1(B)に示すように、ガラス基板11の両面に修復用金属膜12を形成することが好ましい。
修復用金属膜の材料としては、クラック発生部のガラスをレーザー光の照射により効率よく溶融する観点から、アルミニウム、チタン、クロム等を用いることが好ましい。
修復用金属膜は、ガラス基板上にスパッタリング法、蒸着法、電解めっき法、無電解めっき法等により金属膜を形成し、その後パターニングすることにより形成される。
修復用金属膜の膜厚は、100nm以上であることが好ましい。修復用金属膜の厚さが100nmより薄い場合には、レーザー光が修復用金属膜を透過してしまい、ガラスを効率よく溶融し難くなる。
図1(A)のように修復用金属膜12をガラス基板11の周囲の面に形成する場合に、修復用金属膜12の幅は、ガラス基板11に生じるクラックの長さを考慮して、1〜2mmであることが好ましい。
本実施形態では、修復用金属膜を形成したガラス基板にクラックが生じた場合に、クラック発生部に修復用金属膜を介してレーザー光を照射し、ガラスを溶融することにより、ガラス基板を修復する。
図2(A)、(B)は、ガラス基板に発生したクラックの修復方法を示す模式断面図である。図2(A)に示すように、ガラス基板11のクラックの発生部に修復用金属膜12を介してレーザー光を照射すると、修復用金属膜12がレーザー光を吸収して発熱し、図2(B)に示すように、この修復用金属膜12近辺のガラスが溶融してクラックが修復される。なお、図2(A)において矢印はレーザー光を示し、図2(B)において符号11aはレーザー光によりガラスが溶融した部分を示す。
レーザー光としては、例えば、波長1μmのYAGレーザーを用いることができ、その照射強度は、52mJ/100μm2程度である。図1(B)に示すようにガラス基板11の両面に修復用金属膜12を形成した場合には、ガラス基板11の両面の側からレーザー光を照射することが好ましい。
本実施形態のガラス基板の修復方法は、具体的には、液晶パネルの製造工程において用いることができる。以下、液晶パネルについて簡単に説明する。
図3は液晶パネルの1画素を示す平面図、図4は図3のI−I線による断面図である。
液晶パネルは、図4に示すように、相互に対向して配置されたTFT基板110及び対向基板130と、これらのTFT基板110及び対向基板130の間に封入された液晶140とにより構成されている。
TFT基板110は、図3及び図4に示すように、ベースとなるガラス基板111と、ガラス基板111上に形成された水平方向(X方向)に延びる複数のゲートバスライン112、垂直方向(Y方向)に延びるデータバスライン117、TFT118及び画素電極121等により構成されている。また、TFT基板110には、ゲートバスライン112と平行に配置されて画素領域の中央を横断する補助容量バスライン113が形成されている。ゲートバスライン112及びデータバスライン117により区画される領域は、それぞれ画素領域であり、各画素領域毎に、画素電極121とTFT118と補助容量電極119とが形成されている。
ゲートバスライン112及び補助容量バスライン113の上には、第1の絶縁膜(ゲート絶縁膜)114が形成されている。この第1の絶縁膜114の上の所定の領域には、TFT118の活性層となる半導体膜115が形成されている。この半導体膜115の上には、チャネル保護膜116が形成されており、チャネル保護膜116の両側には、TFT118のソース電極118a及びドレイン電極118bに接続されたデータバスライン117と、補助容量電極119とが形成されている。図4に示すように、補助容量電極119は、第1の絶縁膜114を挟んで補助容量バスライン113に対向する位置に形成されており、補助容量バスライン113、補助容量電極119及びそれらの間の第1の絶縁膜114により、補助容量が構成されている。
図示の液晶パネルにおいては、ゲートバスライン112の一部がTFT118のゲート電極となっており、チャネル保護膜116の幅方向の両側にはそれぞれTFT118のソース電極118a及びドレイン電極118bが配置されている。ソース電極118aは第2の絶縁膜120に形成されたコンタクトホール120aを介して画素電極121に電気的に接続され、ドレイン電極118bはデータバスライン117に電気的に接続されている。また、画素電極121は、第2の絶縁膜120に設けられたコンタクトホール120bを介して補助容量電極119に電気的に接続されている。さらに、画素電極121の上には、電界が印加されていないときの液晶分子の配向方向を決める配向膜(図示せず)が形成されている。
一方、対向基板130は、ベースとなるガラス基板131と、このガラス基板131の一方の面側(図4では下側)に形成されたブラックマトリクス132、絶縁膜133及びコモン電極134とにより構成されている。ブラックマトリクス132は、画素間の領域及びTFT形成領域を覆うように形成されている。また、絶縁膜133は、ガラス基板131の下側に、ブラックマトリクス132を覆うようにして形成されている。絶縁膜133の下にはコモン電極134が形成されており、コモン電極の下には配向膜(図示せず)が形成されている。
本実施形態のガラス基板の修復方法を上記のようなTFT基板110を構成するガラス基板111の修復に用いる場合には、修復用金属膜をゲートバスライン112と同時に形成することが好ましい。修復用金属膜をゲートバスライン112と同時に形成した場合には、新たな工程を増やすことなく修復用金属膜を形成することができる。そして、修復用金属膜及びゲートバスライン112を形成した後にガラス基板111にクラックが生じた場合には、修復用金属膜を介してクラック発生部にレーザー光を照射してクラックを修復することができ、修復用金属膜等を形成した後の工程中にクラックが進行するのを抑制することができる。
図5は、修復用金属膜とゲートバスラインとを同時に形成して作製されたTFT基板の一例を示す断面図である。なお、図5中の部材のうち図4と共通するものは、同一の符号を付して表している。
以下、このTFT基板210の製造方法について説明する。まず、ガラス基板111上に、第1の金属膜を形成し、フォトリソグラフィ法によりこの金属膜をパターニングして修復用金属膜122、ゲートバスライン112及び補助容量バスライン113を形成する。その後、ガラス基板111の上側全面に、例えばSiO2やSiN等により第1の絶縁膜(ゲート絶縁膜)114を形成し、この上に、薄膜トランジスタ(TFT)の動作層となる第1の半導体膜(アモルファスシリコン膜又はポリシリコン膜)115とチャネル保護膜116となるSiN膜とを形成する。その後、フォトリソグラフィ法によりSiN膜をパターニングしてチャネル保護膜116を形成する。
次に、ガラス基板111の上側全面にオーミックコンタクト層となる不純物が高濃度に導入された第2の半導体膜を形成し、続けて第2の半導体膜の上に第2の金属膜を形成する。そして、フォトリソグラフィ法により第2の金属膜、第2の半導体膜及び第1の半導体膜をパターニングして、TFT118の動作層(半導体膜115)の形状を確定するとともに、データバスライン117、ソース電極118a、ドレイン電極118b及び補助容量電極119を形成する。
次いで、ガラス基板111の上側全面に絶縁膜120を形成し、この絶縁膜120の所定の位置にコンタクトホール120a及び120bを形成する。その後、ガラス基板111の上側全面にITO(Indium−Tin Oxide)等の透明導電体からなる膜を形成する。そして、この透明導電体の膜をパターニングすることにより、コンタクトホール120aを介しTFT118のソース電極118aに電気的に接続された画素電極121を形成する。その後、ガラス基板111の上側全面にポリイミドからなる配向膜を形成することにより、TFT基板210が得られる。
新たな工程を増やすことなく修復用金属膜を形成する観点からは、修復用金属膜をソース電極118a及びドレイン電極118bと同時に形成することも好ましい。図6は、このようにして作製されたTFT基板の一例を示す断面図である。なお、図6中の部材のうち図4と共通するものは、同一の符号を付して表している。TFT基板310は、上記したTFT基板210の製造方法において、修復用金属膜123を、データバスライン117、ソース電極118a、ドレイン電極118b及び補助容量電極119と同時に形成することにより得られる。
また、本実施形態のガラス基板の修復方法を上記の対向基板130のベースとなるガラス基板131の修復に用いる場合には、修復用金属膜をブラックマトリクス132と同時に形成することが好ましい。このような場合にも、新たな工程を増やすことなく修復用金属膜を形成することができる。
図7は、修復用金属膜とブラックマトリクスとを同時に形成して作製された対向基板の一例を示す断面図である。なお、図7中の部材のうち図4と共通するものは、同一の符号を付して表している。以下、この対向基板410の製造方法について説明する。
まず、ガラス基板131の上にCr等の金属膜を形成し、この金属膜をパターニングして修復用金属膜135及びブラックマトリクス132を形成する。その後、ガラス基板131の上に絶縁膜133を形成する。カラー型液晶表示パネルを製造する場合は、絶縁膜133を赤色(R)、緑色(G)及び青色(B)の樹脂により形成し、各画素毎に赤色、緑色及び青色のうちのいずれか1色の絶縁膜133を配置する。
次いで、絶縁膜133の上に、ITO等の透明導電体によりコモン電極134を形成し、その後、コモン電極134の上にポリイミドからなる配向膜を形成することにより、対向基板410が得られる。
本実施形態のガラス基板の修復方法によれば、TFT基板又は対向基板の製造中や液晶パネルの作製中にガラス基板にクラックが生じた場合に、その都度クラックを修復することができるので、クラックが成長してガラス基板が破損してしまうのを防ぐことができる。
また、ガラス基板の破損により塵が発生してしまうことがあり、塵が発生した場合には液晶パネル等の製造設備にエラーが生じ易く、生産能力の低下を招くことがある。しかしながら、本実施形態のガラス基板の修復方法によれば、ガラス基板の破損を防止できるので、生産能力の低下を抑制することができる。
なお、本実施形態のガラス基板の修復方法は、多様なガラス基板の修復に利用することができ、上記したような液晶パネルを構成するガラス基板の修復だけでなく、例えばプラズマディスプレイパネルや有機エレクトロルミネッセンス(有機EL)パネル等の表示パネルを構成するガラス基板の修復にも用いることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について説明する。図8(A)〜(C)は、本実施形態のガラス基板の修復方法の一例を示す平面工程図である。
本実施形態のガラス基板の修復方法は、ガラス基板21にクラックが生じた場合に(図8(A))、ガラス基板21の少なくとも一方の面のクラック発生部に修復用金属膜22を形成し(図8(B))、この修復用金属膜22を介してクラック発生部にレーザー光を照射することによりガラスを溶融してクラックを修復するものである(図8(C))。なお、符号21aは、レーザー光によりガラス基板21が溶融した部分を示す。
本実施形態のガラス基板の修復方法においては、レーザーCVD法を用いて修復用金属膜を形成することにより、ガラス基板を簡便に修復することができる。
レーザーCVD法は、所望の金属の有機金属ガス及びキャリアガスの供給下で、成膜したい箇所にレーザー光を照射することにより、所望の金属を堆積させて成膜する方法である。
レーザーCVD法においては、修復用金属膜を形成する金属として、タングステン(W)、モリブデン(Mo)又はクロム(Cr)等を選択することができる。また、これらの金属の有機金属ガスとしては、金属カルボニルが用いられ、例えば金属がクロムの場合にはCr(Co)6が用いられる。
例えば、タングステンからなる修復用金属膜は、流量90ml/minのキャリアガス(例えばアルゴンガス)にタングステンカルボニルガスを含ませた成膜ガスをガラス基板に供給し、波長355nmのYAGレーザー光を、照射強度をアッテネータ値で0.2〜0.4とし、3.0μm/secの走査速度で一往復照射することにより得られる。この修復用金属膜(タングステン膜)の膜厚は、約400〜600nmである。
なお、修復用金属膜の好ましい膜厚、及び、クラック発生部のガラスの溶融のためのレーザー光の種類や照射条件は、第1の実施形態と同様である。
また、本実施形態のガラス基板の修復方法も、第1の実施形態と同様に、多様なガラス基板の修復に用いることができ、例えば、液晶パネル、プラズマディスプレイパネル、有機ELパネル等の表示パネルを構成するガラス基板の修復に用いることができる。
本実施形態のガラス基板の修復方法によれば、第1の実施形態と同様に、液晶パネル等の製造中にガラス基板にクラックが生じた場合に、その都度クラックを修復することができるので、クラックが成長してガラス基板が破損してしまうのを防ぐことができる。また、本実施形態のガラス基板の修復方法も、第1の実施形態と同様に、ガラス基板の破損による塵の発生を防止できるので、生産能力の低下を抑制できるという効果がある。
以下、本発明の諸態様を、付記としてまとめて記載する。
(付記1)ガラス基板の少なくとも一方の面に修復用金属膜を形成しておき、
前記ガラス基板にクラックが生じたときに、前記修復用金属膜を介してクラック発生部にレーザー光を照射してガラスを溶融し、クラックを修復することを特徴とするガラス基板の修復方法。
(付記2)前記修復用金属膜を前記ガラス基板の縁部に形成することを特徴とする付記1に記載のガラス基板の修復方法。
(付記3)前記修復用金属膜を、スパッタリング法、蒸着法又はめっき法により形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のガラス基板の修復方法。
(付記4)前記ガラス基板は薄膜トランジスタ形成用基板であり、前記修復用金属膜は薄膜トランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン電極と同時に形成することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載のガラス基板の修復方法。
(付記5)前記ガラス基板は液晶パネル用基板であり、前記修復用金属膜はブラックマトリクスと同時に形成することを特徴とする付記1乃至3のいずれか1項に記載のガラス基板の修復方法。
(付記6)前記修復用金属膜は、前記ガラス基板の両面に形成することを特徴とする付記1に記載のガラス基板の修復方法。
(付記7)クラックが生じたガラス基板の少なくとも一方の面のクラック発生部に修復用金属膜を形成する工程と、
該修復用金属膜を介して前記クラック発生部にレーザー光を照射してガラスを溶融し、クラックを修復する工程と
有することを特徴とするガラス基板の修復方法。
(付記8)前記修復用金属膜をレーザーCVD法により形成することを特徴とする付記7に記載のガラス基板の修復方法。
(付記9)前記ガラス基板が、薄膜トランジスタ形成用基板であることを特徴とする付記7又は8に記載のガラス基板の修復方法。
(付記10)前記ガラス基板が、液晶パネル用基板であることを特徴とする付記7又は8に記載のガラス基板の修復方法。
図1(A)は、修復用金属膜が形成されたガラス基板の一例を示す平面図であり、図1(B)は、図1(A)のI−I線による断面図である。 図2は、第1の実施形態に係るガラス基板の修復方法の一例を示す模式断面図である。 図3は、液晶パネルの1画素を示す平面図である。 図4は、図3のI−I線による断面図である。 図5は、修復用金属膜とゲートバスラインとを同時に形成して作製されたTFT基板の一例を示す断面図である。 図6は、修復用金属膜とソース電極及びドレイン電極とを同時に形成して作製されたTFT基板の一例を示す断面図である。 図7は、修復用金属膜とブラックマトリクスとを同時に形成して作製された対向基板の一例を示す断面図である。 図8(A)〜(C)は、第2の実施形態に係るガラス基板の修復方法の一例を示す平面工程図である。
符号の説明
11、21、111、131 ガラス基板
12、22、122、123、135 修復用金属膜
110、210、310 TFT基板
112 ゲートバスライン
113 補助容量バスライン
114 第1の絶縁膜
115 半導体膜
116 チャネル保護膜
117 データバスライン
118 TFT
118a ソース電極
118b ドレイン電極
119 補助容量電極
120 第2の絶縁膜
120a、120b コンタクトホール
121 画素電極
130、410 対向基板
132 ブラックマトリクス
133 絶縁膜
134 コモン電極
140 液晶

Claims (3)

  1. ガラス基板の少なくとも一方の面に修復用金属膜を形成しておき、
    前記ガラス基板にクラックが生じたときに、前記修復用金属膜を介してクラック発生部にレーザ光を照射してガラスを溶融し、クラックを修復するガラス基板の修復方法であって、
    前記ガラス基板に前記クラックが生じる前に予め、前記修復用金属膜を前記ガラス基板の縁部にかつ該ガラス基板の周囲全体にわたって形成することを特徴とするガラス基板の修復方法。
  2. 前記ガラス基板は薄膜トランジスタ形成用基板であり、前記修復用金属膜は薄膜トランジスタのゲート電極又はソース/ドレイン電極と同時に形成することを特徴とする請求項1に記載のガラス基板の修復方法。
  3. 前記修復用金属膜は、アルミニウム、チタン又はクロムであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載のガラス基板の修復方法。
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