JP4513954B2 - ドア施解錠制御装置 - Google Patents
ドア施解錠制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4513954B2 JP4513954B2 JP2004203469A JP2004203469A JP4513954B2 JP 4513954 B2 JP4513954 B2 JP 4513954B2 JP 2004203469 A JP2004203469 A JP 2004203469A JP 2004203469 A JP2004203469 A JP 2004203469A JP 4513954 B2 JP4513954 B2 JP 4513954B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- reply
- control unit
- signal
- unlocking control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Lock And Its Accessories (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
本発明は、直接検知方式のキーレスオペレーションシステムで生じ易いドアラッチの引っかかりを抑制すると共に、事前認証方式のキーレスオペレーションシステムで生じ易いバッテリ負担の増大を抑制することのできるドア施解錠制御装置を提供することを目的とする。
請求項3記載の発明は、第2送信制御部による送信機からの返信要求信号の送信の開始後に操作者によるドア開放操作の度に行われる検出において失敗操作が所定回数検出されなかったとき、第2送信制御部による送信機からの返信要求信号の送信を停止することを特徴とする。
請求項2記載の発明によれば、失敗操作が所定回数以上検出されたとき第2送信制御部による送信機からの返信要求信号の送信頻度を増加するので、第2送信制御部による送信機からの返信要求信号の送信が開始された後において失敗操作が所定回数以上行われた場合には返信要求信号の送信頻度が増加し、失敗操作を低減することができる。
請求項4記載の発明によれば、ドア解錠制御信号が出力されてから所定時間内にドアが開放されなかったときに失敗操作の発生を検出するので、失敗操作を比較的簡単な構成で確実に検出することができる。
図1及び図2に示すように、本実施形態のドア施解錠制御装置は、車載ユニット10とキーレスオペレーション用の携帯機30とを備え、直接検知方式のキーレスオペレーションまたは事前認証方式のキーレスオペレーションを選択的に行うものになっている。
車載ユニット10は、車室内に設けられたメインECU(電子制御ユニット)11と、運転席側、助手席側およびテールゲート側のアウタドアハンドルにそれぞれ設けられたドアハンドルスイッチ(アンロックスイッチ)12と、各ドアハンドル付近のドアアウタパネルに設けられたロックスイッチ13と、インストルメントパネル内およびサードシート下にそれぞれ配設されたフロント側およびリヤ側の車室内送信用LFアンテナ(以下、車室内送信アンテナという)14と、左右のBピラーおよびテールゲートにそれぞれ設けられた左側ドア用、右側ドア用およびテールゲート用の車室外送信用LFアンテナ(以下、車室外送信アンテナという)15と、ステアリングハンドル付近に設けられたステアリングロックアッセンブリ16とを備えている。
ステアリングロックアッセンブリ16は、ステアリングハンドルをロックするためのステアリングロックユニット17と、運転者などが操作可能なプッシュスイッチ(イグニッションノブ)18と、携帯機30に内蔵されたメカニカルキー(図示略)が図示しないキーシリンダ(鍵穴)に挿入されたことを検知するキー挿入スイッチ19とを有している。
一方、携帯機30は、図3に示すように、ECU301、RFアンテナ302、同RFアンテナ302を介してRF信号を送受信するRF送受信回路303、LFアンテナ304、同LFアンテナ304を介してLF信号を受信するLF受信回路305、作動電源としてのバッテリ306、ロックスイッチ307およびアンロックスイッチ308を有している。RF送受信回路303、LF受信回路305、バッテリ306、ロックスイッチ307およびアンロックスイッチ308は、ECU301に接続されている。
すなわち、アウタドアハンドルに操作者の手指が触れてドアハンドルスイッチ12からメインECU11にドア開放要求操作検知信号が入力されると、メインECU(第1送信制御部)11は、LF送信回路(送信機)113を駆動して車室内送信アンテナ14および車室外送信アンテナ15から返信要求信号を送信する。この返信要求信号は、携帯機(返信機)30のLFアンテナ304を介してLF受信回路305により受信される。返信要求信号を受信すると、携帯機30のECU301は、携帯機30に固有のIDコード(ID情報)をECU301が有するメモリから読み出し、このIDコードを含むRF信号(返信信号)をRF送受信回路303およびRFアンテナ302を介して送信する。
そして、双方のIDコードが一致すると、メインECU(ドア施錠制御部)11からサブECU23を介してドアロックアクチュエータ26にドアロック解除信号(ドア解錠制御信号)が送出され、全てのドアのロックが解除される(ドア解錠制御)。
この制御ルーチンにおいて、ドア施解錠制御装置が直接検知方式のキーレスオペレーションシステムとして機能していると仮定すると、ドアハンドルスイッチ12がオンであるか否かが先ず判別され、ドアハンドルスイッチ12がオンであればドア開放要求操作があったことが判別される(ステップS1)。直接検知方式のキーレスオペレーションでは、既述のように、このドア開放要求操作に応じてメインECU11から返信要求信号が送信され、この返信要求信号に応じて携帯機30から送信されたRF信号に含まれているIDコードがメインECU11内に記憶されているIDコードと一致するか否かが判別される。すなわち、ID認証が行われる(ステップS2)。
以上のように、ドアラッチの引っかかり(失敗操作)が検出されると、直接検知方式のキーレスオペレーションから事前認証方式のキーレスオペレーションへの移行が直ちに行われる。そして、事前認証方式のキーレスオペレーションでは、携帯機30を携帯した操作者がアウタドアハンドルに触れなくともメインECU11からの返信要求信号の送信(第2送信制御部による送信機からの返信要求信号の送信)が既述のように行われ、この返信要求信号に対して携帯機30から送信される返信信号に基づいてID認証が行われ、ID認証がとれた場合にはドアが解錠される。従って、ドアラッチの引っかかり(失敗操作)の検出に応じて事前認証方式のキーレスオペレーションに移行することにより、その後、ドアを開く際に失敗操作を招くおそれが低減する。
上記実施形態によるドア施解錠制御装置は、操作者によるドア開放操作が行われる度にドアラッチの引っかかりの有無を監視し、監視結果に基づいて、直接検知方式のキーレスオペレーションまたは事前認証方式のキーレスオペレーションを選択すると共に事前認証方式のキーレスオペレーション中の返信要求信号の送信頻度を増減する学習機能を備えたものになっており、ユーザのドア開放操作の仕方に応じてバッテリの負担軽減およびドアラッチの引っかかりの抑制の双方をバランス良く達成することができる。
例えば、上記実施形態では、メインECU、サブECU、ステアリングロックアッセンブリ、エンジンECU、イモビライザECU、ドアロックアクチュエータなどを備え、ID認証がとれた場合にドアロックおよびステアリングロックを解除すると共にエンジンを始動可能にするようにドア施解錠制御装置を構成したが、本発明においてドア施解錠制御装置をこの様に構成することは必須ではない。例えば、メインECUにドアロックアクチュエータを接続した構成とし、ID認証がとれた場合にメインECUからのアンロック信号によりドアロックアクチュエータを作動させてドアロックを解除するようにしても良い。
11 メインECU
12 ドアハンドルスイッチ
14 車室内送信アンテナ
15 車室外送信アンテナ
20 バッテリ
22 ドアスイッチ
27 ドアロックアクチュエータ
30 携帯機
111、302 RFアンテナ
112、303 RF送受信回路
113、305 LF送信回路
307 ロックスイッチ
308 アンロックスイッチ
Claims (4)
- 車両に設けられ車外に返信要求信号を送信する送信機と、
車両に設けられ操作者によるアウタドアハンドルへの操作者の手指の接触によるドア開放要求操作を検知する検知手段と、
前記検知手段により操作者のドア開放要求操作を検知したとき、前記送信機から返信要求信号を送信させる第1送信制御部と、
前記操作者によるドア開放要求操作の有無に拘わらず前記送信機から返信要求信号を送信させる第2送信制御部と、
前記送信機からの前記返信要求信号を受信したとき、ID情報を含む返信信号を送信する返信機と、
車両に設けられ前記返信機からの返信信号を受信する受信機と、
前記受信機により受信された前記返信信号に基づいてID照合を行い、ドア施解錠を制御するドア施解錠制御部とを備えたドア施解錠制御装置において、
前記ドア施解錠制御部によりドア解錠制御が行われると共に操作者により前記アウタドアハンドルを操作することによりドアを開放しようとするドア開放操作が行われて前記ドア施解錠制御部からドア解錠制御信号が出力されたにも拘わらずドアが解錠されずに開放できなかった場合、これを失敗操作として検出する失敗操作検出手段を備え、前記失敗操作検出手段により失敗操作が検出されたとき、前記第2送信制御部による前記送信機からの返信要求信号の送信を開始することを特徴とするドア施解錠制御装置。 - 前記失敗操作検出手段により失敗操作が所定回数以上検出されたとき、前記第2送信制御部による前記送信機からの返信要求信号の送信頻度を増加することを特徴とする請求項1に記載のドア施解錠制御装置。
- 前記失敗操作検出手段による失敗操作の検出に応じて前記第2送信制御部による前記送信機からの返信要求信号の送信が開始された後、操作者によるドア開放操作の度に行われる検出において失敗操作が所定回数検出されなかったとき、前記第2送信制御部による前記送信機からの返信要求信号の送信を停止することを特徴とする請求項1または2のドア施解錠制御装置。
- 前記失敗操作検出手段は、前記ドア施解錠制御部からドア解錠制御信号が出力されてから所定時間内にドアが開放されなかったとき、失敗操作が発生したことを検出することを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のドア施解錠制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004203469A JP4513954B2 (ja) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | ドア施解錠制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004203469A JP4513954B2 (ja) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | ドア施解錠制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006022610A JP2006022610A (ja) | 2006-01-26 |
JP4513954B2 true JP4513954B2 (ja) | 2010-07-28 |
Family
ID=35796081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004203469A Expired - Fee Related JP4513954B2 (ja) | 2004-07-09 | 2004-07-09 | ドア施解錠制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4513954B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR3010571B1 (fr) * | 2013-09-09 | 2016-12-30 | Valeo Securite Habitacle | Authentification d'un utilisateur muni d'un appareil mobile aupres d'un vehicule |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH084385A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Yuhshin Co Ltd | キーレスエントリーシステム |
JPH11117586A (ja) * | 1997-10-15 | 1999-04-27 | Toyota Motor Corp | 車載機器遠隔操作装置 |
JP2000054699A (ja) * | 1998-08-10 | 2000-02-22 | Mazda Motor Corp | キーレスエントリシステム |
-
2004
- 2004-07-09 JP JP2004203469A patent/JP4513954B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH084385A (ja) * | 1994-06-16 | 1996-01-09 | Yuhshin Co Ltd | キーレスエントリーシステム |
JPH11117586A (ja) * | 1997-10-15 | 1999-04-27 | Toyota Motor Corp | 車載機器遠隔操作装置 |
JP2000054699A (ja) * | 1998-08-10 | 2000-02-22 | Mazda Motor Corp | キーレスエントリシステム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006022610A (ja) | 2006-01-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7394350B2 (en) | Power-saving on-vehicle controller | |
JP6794931B2 (ja) | 車両用制御システム | |
WO2008004459A1 (fr) | Dispositif sans clé pour véhicule | |
US20170004664A1 (en) | On-vehicle apparatus control system and on-vehicle control device | |
JP4742979B2 (ja) | キーレスエントリシステム | |
KR100817659B1 (ko) | 차량 엔진 제어 시스템 및 방법 | |
JP2008121254A (ja) | 車両キーレス装置の自動開錠方法 | |
US9126564B2 (en) | Communication apparatus for vehicle | |
JP6016089B2 (ja) | スマートシステム | |
JP2006022607A (ja) | キーレスエントリー装置 | |
JP6693208B2 (ja) | スマートキーシステム | |
JP5451128B2 (ja) | 車両のキーレスエントリー装置 | |
EP1339026B1 (en) | Electronic key apparatus for vehicle and arrest cancellation method for rotation arresting device | |
JP6358003B2 (ja) | スマートシステム | |
EP3470275B1 (en) | Wireless communication system | |
JP4377039B2 (ja) | 車両用遠隔操作装置 | |
JP4513954B2 (ja) | ドア施解錠制御装置 | |
JP2006125098A (ja) | ドア施解錠制御装置 | |
JP6629680B2 (ja) | 車両制御システム、車両制御装置、携帯機 | |
JP2006070587A (ja) | ドア施解錠制御装置 | |
JP4479905B2 (ja) | ドア施解錠制御装置 | |
JP4288701B2 (ja) | スマートキーシステム | |
JPH11117586A (ja) | 車載機器遠隔操作装置 | |
JP2015078523A (ja) | 車両制御システム | |
JP4348739B2 (ja) | 車両用スマートキーシステム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060922 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090609 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090617 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090722 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091125 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100121 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100421 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4513954 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100504 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140521 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |