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JP4511844B2 - 圧力センサ及び圧力センサの製造方法 - Google Patents

圧力センサ及び圧力センサの製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、圧力センサに関し、特に、静圧特性が良好、安価、簡便の圧力センサに関する。
従来の圧力センサは、シリコン台座9と溝10とを備えるものもある(例えば、特許文献1参照。)。その詳細について、図6を用いて説明する。図6は、従来の圧力センサの断面図である。
同図において、金属台座である金属5は圧力が印加される穴6を有する。また、台座であるガラス4も圧力が印加される穴6を有する。さらに、ガラス4と金属5とはAu共晶接合等により接合する。そして、ガラス4は電気的且つ機械的な絶縁を施す。
また、シリコン台座9は圧力が印加される穴6を有する。さらに、シリコン台座9とガラス4とは接合する。また、シリコン台座9とガラス4との間は溝10を有する。
さらに、センサであるシリコンセンサ1は穴6に接続するダイアフラム2を有する。また、シリコンセンサ1はダイアフラム2に発生する歪み(変位)を電気信号に変換する歪みゲージ3を有する。さらに、シリコンセンサ1の一方の面とシリコン台座9とは接合する。
また、シリコンセンサ1の他方の面は室Bに接する。さらにまた、穴6及びダイアフラム2は室Aを形成する。
さらに、シリコンセンサ1、シリコン台座9、ガラス4その他の図6の従来例には静圧が印加される。
このような、図6の従来例は、穴6に印加する圧力を電気信号に変換する。そして、図6の従来例の歪みゲージ3は、室Aと室Bとの圧力差並びに静圧に基づく電気信号を生成する。
また、静圧の印加において、シリコンセンサ1及びシリコン台座9とガラス4とは、それぞれ変形する。そして、シリコンセンサ1及びシリコン台座9はヤング率が大きいため小さく変形し、ガラス4はヤング率が小さいため大きく変形する。
また、図6の従来例のシリコン台座9及び溝10は、ガラス4の変形による影響がシリコンセンサ1の歪みゲージ3に伝達することを抑制する。そして、溝10はシリコン台座9とガラス4との接合面積を小さくする。
さらに、従来の圧力センサ(半導体圧力変換装置)は、圧力差検出の構成と静圧検出の構成とを別々に独立して備えると共に、静圧信号の出力を大きくしながら差圧信号への干渉を低減させる構成を備えるものもある(例えば、特許文献2参照。)。
実開平5−50335号公報 特許第2656566号公報
しかしながら、図6の従来例は、静圧の印加(静圧特性)において誤差を有するという課題がある。
詳しくは、静圧の印加のときに、シリコンのヤング率とガラスのヤング率とが異なるため、シリコンセンサ1及びシリコン台座9の変形とガラス4の変形とは異なり、歪みゲージ3には、ガラスの変形に基づく歪みが生じる。
また、ガラス4は、遅延弾性、粘弾性などの特性があるため、ダイアフラム2に歪みを生じさせ、歪みゲージ3に歪みを生じさせ、図6の従来例に誤差を生じさせる。
また、図6の従来例のシリコン台座9及び溝10は、部品点数が増加し、加工工程が増加し、コストが高いという課題がある。
さらに、溝10の形成は、接合の歩留まりを悪化させるという課題がある。また、溝10の形成は、耐圧を低下させるという課題がある。
一方、特許文献2の従来例は、静圧特性の誤差を抑制するものではなく、良好な静圧特性が得られないという課題がある。
本発明の目的は、以上説明した課題を解決するものであり、静圧特性が良好、安価、簡便の圧力センサを提供することにある。
このような目的を達成する本発明は、次の通りである。
(1)圧力が印加される穴を有し、電気的且つ機械的な絶縁が施され厚さtglassを有しガラスで形成される板状の台座と、ダイアフラムと厚さtSiを有する前記ダイアフラムの周辺部とを有する板状のセンサであって、前記ダイアフラムの下面が前記穴に接続され、前記ダイアフラムの上面に前記圧力及び静圧によって前記ダイアフラムに発生する歪みを電気信号に変換する歪みゲージを設け、前記ダイアフラムの周辺部の下面が前記台座に接合し、シリコンで形成されるセンサとを備え、前記歪みゲージが圧力差に基づく電気信号と静圧に基づく電気信号とを生成する圧力センサにおいて、前記台座の弾性率Eglassと前記台座の厚さtglassとの積(Eglass・tglass)と、前記センサの弾性率ESiと前記ダイアフラムの周辺部の厚さtSiとの積(ESi・tSi)とが等しくなる(Eglass・tglass=ESi・tSi)ことを特徴とする圧力センサ
)前記台座と前記センサとの間に形成する溝を備えることを特徴とする()記載の圧力センサ。
)前記穴を有し、前記台座に接合する金属台座と、前記台座と前記金属台座との間に形成する溝とを備えることを特徴とする()記載の圧力センサ。
(2)圧力が印加される穴を有し、電気的且つ機械的な絶縁が施され厚さを有しガラスで形成される台座と、前記圧力によって前記穴に接続するダイアフラムと前記ダイアフラムに発生する歪みを電気信号に変換する歪みゲージとを有し、前記台座と接合し厚さを有するシリコンで形成されるセンサとを備える圧力センサにおいて、前記台座の厚さは、前記圧力によって発生する前記歪みが、前記圧力によって発生する前記台座と接合しない場合の前記センサの有するダイアフラムに発生する歪みに等しくなるように形成することを特徴とする圧力センサ。
(3)前記台座と前記センサとの間に形成する溝を備えることを特徴とする(1)または(2)のいずれかに記載の圧力センサ。
(4)前記穴を有し、前記台座に接合する金属台座と、前記台座と前記金属台座との間に形成する溝とを備えることを特徴とする(3)記載の圧力センサ。
本発明によれば次のような効果がある。
本発明によれば、静圧特性が良好の圧力センサを提供できる。また、安価の圧力センサを提供できる。さらに、簡便な圧力センサを提供できる。
以下に、図1に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の断面図である。なお、図6の従来例と同一の要素には同一符号を付す。
図1の実施例の特徴は、台座であるガラス4の厚さtglassにある。
同図において、金属台座である金属5は圧力が印加される穴6を有する。また、台座であるガラス4も圧力が印加される穴6を有する。さらに、ガラス4と金属5とは、例えば、Au共晶接合等により接合する。そして、ガラス4は電気的且つ機械的な絶縁を施す。
また、センサであるシリコンセンサ1は穴6に接続するダイアフラム2を有する。さらに、シリコンセンサ1はダイアフラム2の変位を電気信号に変換する歪みゲージ3を有する。また、シリコンセンサ1とガラス4とは、例えば、陽極接合等により接合する。
さらに、ガラス4はガラス4の厚さtglassを備え、シリコンセンサ1はシリコンセンサの厚さtSiを備える。そして、ガラス4の厚さtglassは、静圧印加のときの歪みゲージ3に発生する歪みが変化を生じない厚さに形成する。
詳しくは、ガラス4の厚さtglassは、ガラス4の弾性率Eglass、シリコンセンサ1の弾性率ESiとし、式(1)をほぼ満足する値に形成する。
glass・tglass≒ESi・tSi (1)
また、歪みゲージ3は、図1のように、ダイヤフラム2の中心よりもx方向にずれた場所に形成する。
このような、図1の実施例は、図6の従来例と同様に、穴6に印加する圧力を電気信号に変換する。また、図1の実施例の歪みゲージ3は、図6の従来例の歪みゲージ3と同様に、圧力差並びに静圧に基づく電気信号を生成する。
まず、図2を用いて図1の実施例における静圧印加のときの特性を詳細に説明する。図2は、図1の実施例における静圧印加のときの断面図である。また、図2の断面図の形状は誇張されている。さらに、金属5の記載は省略する。
一方、図1及び図2の実施例からガラス4を削除した(シリコンセンサ及び歪みゲージのみの)構成において、シリコンセンサ1は、静圧印加によって体積が減少する方向に変形する。このとき、歪みゲージ3には、x方向の歪み−εSiが発生する。なお、歪み−εSiは、ガラス4と接合しないシリコンセンサの有するダイアフラムに発生する歪みに相当する。
他方、図1及び図2の実施例からシリコンセンサ1を削除したものに相当する(ガラス及び歪みゲージのみの)構成において、ガラス4は、静圧印加によって体積が減少する方向に変形する。また、ガラスはシリコンよりもヤング率が小さいため大きく変形する。そして、このとき、歪みゲージ3には、x方向の歪み−Δεglass1が発生する。
また、図1及び図2の実施例において、シリコンセンサ1及びガラス4は、図2のように反り(たわみ)が発生し、凸形状に変形する。そして、歪みゲージ3には、この凸形状への変形に基づくx方向の引っ張り歪みΔεglass2が発生する。
したがって、図1及び図2の実施例の歪みゲージ3には、歪み−εSiと、歪み−Δεglass1と、引っ張り歪みΔεglass2とが発生する。即ち、図1及び図2の実施例の歪みゲージ3には、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)が発生する。
そして、ガラス4の厚さtglassが大きいとき、ガラス4に加わる力が大きくなるため、歪み−Δεglass1の絶対値は大きくなると共に、凸形状の変形は小さくなるため、引っ張り歪みΔεglass2の絶対値は小さくなる。
また、厚さtglassが小さいときは、ガラス4に加わる力が小さくなるため歪み−Δεglass1の絶対値は小さくなると共に、凸形状の変形は大きくなるため、引っ張り歪Δεglass2の絶対値は大きくなる。
よって、ガラス4の厚さtglassが所定の値のとき、歪みゲージ3に発生する、ガラス4の変形に基づく歪み−Δεglass1と、凸形状に変形に基づく引っ張り歪みΔεglass2とはつり合い、キャンセルする。
したがって、このとき、図1及び図2の実施例の歪みゲージ3には、歪み−εSiのみが発生する。即ち、図1及び図2の実施例における静圧によって発生する歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)は、図1及び図2の実施例からガラス4を削除した構成における静圧によって発生する歪み−εSiに等しくなる。
以上のことにより、図1の実施例は、静圧の印加のとき、誤差が生じない。
そして、このような図1の実施例の設計方法を説明する。
第1に、図1の実施例とは別に、図1の実施例からガラス4を削除した構成を形成するステップを実行する。

第2に、図1の実施例の歪みゲージ3に発生する歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)と、図1の実施例からガラス4を削除した構成の歪みゲージ3に発生する歪み−εSiとを比較するステップを実行する。
そして、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)と歪み−εSiとが異なるときは、ガラス4の厚さtglassを変更する。
なお、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)が歪み−εSiよりも大きいときはガラス4の厚さtglassを大きくし、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)が歪み−εSiよりも小さいときはガラス4の厚さtglassを小さくする。
次に、図3を用いて、図1の実施例における静圧印加のときの特性を再度詳しく説明する。図3は、図1の実施例における、(Eglass・tglass)/(ESi・tSi)に対する歪みゲージ3に発生する歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)の特性図である。また、パラメータは、ガラス4の厚さtglassとする。なお、図3はFEMにおける計算結果である。
同図において、(Eglass・tglass)/(ESi・tSi)が増加するとき歪みは減少する。そして、(Eglass・tglass)/(ESi・tSi)がほぼ1となるとき、即ち、図3中のポイントZのとき、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)の値は−εSiとなる。
即ち、ガラス4の厚さtglassを薄く形成すると、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)は減少するのみならず、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)の値が−εSiとなる場合があることが新しく分かった。したがって、歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)の値が−εSiとなるガラス4の厚さtglassを備える図1の実施例は、好適な特性を有する。なお、ガラス4の厚さtglassを更に薄く形成すると歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)は増加する。
また、このような図1の実施例は、シリコンセンサ1とガラス4との接合面が広いため、高い耐圧が得られると共に、安定な特性が得られる。
さらに、図1の実施例は部品点数が少ない。また、図1の実施例は形状が単純で加工工程が簡便となる。このようなことから、図1の実施例は低コストとなる。
また、このような図1の実施例は、好適な静圧特性のみならず、好適な温度特性を有する。
また、図4は本発明の他の実施例における断面図である。図1の実施例と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図4の実施例の特徴は、溝7にある。
同図において、溝7はガラス4とシリコンセンサ1との間に形成する。溝7は、ガラス4とシリコンセンサ1との接合面を小さくする。
また、図4の実施例におけるガラス4の厚さtglassは、図1の実施例の場合と同様に、静圧印加のときの歪みゲージ3に発生する歪みが変化を生じない厚さに形成する。
このような、図4の実施例は、図1の実施例と同様に、静圧の印加のとき、ガラス4の厚さtglassが所定の値のとき、歪みゲージ3に発生する応力はキャンセルするため、誤差が生じない。
さらに、溝7は、ガラス4の変形がシリコンセンサ1に伝達することを抑制する。そして、このような溝7の作用と、ガラス4の厚さtglassによる変形がつり合う作用とは、相性が良いため、図7の実施例は更に好適な特性が得られる。
また、図4の実施例の溝7は図6の従来例の溝10よりも小さくできるため、図4の実施例は図6の従来例よりも接合の歩留まりが向上し耐圧が向上する。
さらに、図5は本発明の他の実施例における断面図である。図1の実施例と同じ要素には同一符号を付し、説明を省略する。
図5の実施例の特徴は、金属5と溝8とにある。
同図において、溝8はガラス4と金属5との間に形成する。溝8は、ガラス4と金属5との接合面を小さくする。
また、図5の実施例におけるガラス4の厚さtglassは、図1の実施例の場合と同様に、静圧印加のときの歪みゲージ3に発生する歪みが変化を生じない厚さに形成する。
このような、図5の実施例は、図1の実施例と同様に、静圧の印加のとき、ガラス4の厚さtglassが所定の値のとき、歪みゲージ3に発生する応力はキャンセルするため、誤差が生じない。
さらに、溝8は、金属5の変形がシリコンセンサ1に伝達することを抑制する。そして、このような溝8の作用と、ガラス4の厚さtglassによる変形がつり合う作用とは、相性が良いため、図5の実施例は更に好適な特性が得られる。
また、図5の実施例において、金属5の変形を考慮して、ガラス4の厚さtglassを調整すれば、シリコンセンサ1の変形とガラス4の変形と金属の変形とがつり合うようにできる。このような、図5の実施例は、シリコンセンサ1の変形の影響とガラス4の変形の影響のみならず、金属5の変形の影響をキャンセルできるため、更に好適な特性が得られる。
また、前述の例では、センサはシリコンで形成され、台座はガラスで形成されるものであったが、これとは別に、センサをシリコン以外で形成し、台座をガラス以外で形成しても、同様の作用及び効果を得ることができる。
以上のことにより、本発明は、前述の実施例に限定されることなく、その本質を逸脱しない範囲で更に多くの変更及び変形を含むものである。
本発明の一実施例の断面図である。 図1の実施例における静圧印加のときの断面図である。 図1の実施例における、(Eglass・tglass)/(ESi・tSi)に対する歪み(−εSi−Δεglass1+Δεglass2)の特性図である。 本発明の他の実施例における断面図である。 本発明の他の実施例における断面図である。 従来の圧力センサの断面図である。
符号の説明
1 シリコンセンサ(センサ)
2 ダイアフラム
3 歪みゲージ
4 ガラス(台座)
5 金属
6 穴
7,8 溝
Si シリコンセンサの厚さ(センサの厚さ)
glass ガラスの厚さ(台座の厚さ)
Si シリコンセンサの弾性率(センサの弾性率)
glass ガラスの弾性率(台座の弾性率)

Claims (3)

  1. 圧力が印加される穴を有し、電気的且つ機械的な絶縁が施され厚さtglassを有しガラスで形成される板状の台座と、
    ダイアフラムと厚さtSiを有する前記ダイアフラムの周辺部とを有する板状のセンサであって、前記ダイアフラムの下面が前記穴に接続され、前記ダイアフラムの上面に前記圧力及び静圧によって前記ダイアフラムに発生する歪みを電気信号に変換する歪みゲージを設け、前記ダイアフラムの周辺部の下面が前記台座に接合し、シリコンで形成されるセンサとを備え
    前記歪みゲージが圧力差に基づく電気信号と静圧に基づく電気信号とを生成する圧力センサにおいて、
    前記台座の弾性率Eglassと前記台座の厚さtglassとの積(Eglass・tglass)と、前記センサの弾性率ESiと前記ダイアフラムの周辺部の厚さtSiとの積(ESi・tSi)とが等しくなる(Eglass・tglass=ESi・tSi)
    ことを特徴とする圧力センサ
  2. 前記台座と前記センサとの間に形成する溝を備える
    ことを特徴とする請求項記載の圧力センサ。
  3. 前記穴を有し、前記台座に接合する金属台座と、
    前記台座と前記金属台座との間に形成する溝とを備える
    ことを特徴とする請求項記載の圧力センサ。
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