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JP4509822B2 - 無線集積回路 - Google Patents

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Description

本発明は、物理層(Physical LAYER、以下「PHY」という。)と、この上位の媒体アクセス制御層(Media Access Control LAYER、以下「MAC」という。)を含むデータリンク層(Data Link LAYER)とのインタフェース(以下「I/F」という。)がIEEE(米国電気電子技術者協会)802.15.4に準拠し、無線LAN(Local Area Network)規格のIEEE802.11bと同じ2.4GHz帯の周波数帯域を16のチャネルに分割して利用する無線通信用規格に含まれる近距離無線通信用規格の1つであるZigBee(ZigBee Allianceの商標)を用いた大規模な無線集積回路(以下「無線LSI」という。)、特にその送信データ制御に関するものである。
従来、ZigBeeを用いた無線LSIとしては、例えば、次のような文献に記載されるものがあった。
沖テクニカルレビュー、沖電気工業(株)、2004年10月1日、第71巻、第4号、p.24−29,70−73 特許第3513596号公報(図1)
図6は、非特許文献1、特許文献1等に記載された近距離無線通信に用いられるZigBeeのプロトコル構成を示す通信階層モデル図である。
ZigBeeのプロトコル構成は、例えば、WL−PAN(Wireless Personal Area Network)の国際標準規格であるIEEE802.15.4のPHY1と、MAC2及び論理リンク制御層(Logical Link Control LAYER、以下「LLC」という。)を含むデータリンク層とを用い、この上位のネットワーク層(NETWORK LAYER)3、及びアプリケーションI/F層(APPLICATION I/F LAYER)4をZigBeeで規格化している。アプリケーションI/F層4の上位には、ユーザ(CUSTOMER)が任意に規定できるアプリケーション層(APPLICATIONS LAYER)5が設けられている。
PHY1は、受信電力測定やリンク品質通知、チャネルの使用状況を確認するCSMA−CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance;搬送波感知多重アクセス−衝突回避)等のデータ送受信機能を持っており、ネットワーク構築時に各チャネルの受信電力を測定し、他システムからの干渉電力が少ないチャネルを探すことができる。又、使用しているチャネル品質が劣化した場合に、通信チャネルを変更する仕組みも提供されている。PHY1の仕様は、例えば、周波数が2.4GHz、チャネル数が16、変調方式が0−QPSK(Quadrature Phase Shift Keying)、拡散方式がDSSS(Direct Spread Spectrum;直接シーケンス・スペクトラム拡散)、データレートが250kbit/s、使用可能地域が全世界である。データリンク層は、データフォーマット処理層であるMAC2と、LLCとを有している。ネットワーク層3は、ネットワーク上に接続された2ノード間でのデータ転送管理を行う層である。
MAC2では、間欠動作や帯域保証通信を行うビーコン(BEACON)モードと、全ノード間で互いに直接通信するノンビーコンモードが規定されている。ビーコンモードは、PAN(Personal Area Network)コーディネータと呼ばれるネットワーク管理ノードを中心とするスター型ネットワークで使われる。PANコーディネータがビーコン信号を定期的に送信し、他のノードはビーコン信号に同期して、割り当てられた期間に通信する。コーディネータが割り当てた唯一のノードのみが、チャネルを占有して衝突が起こることなく通信が可能であり、低遅延が要求される通信に利用される。一方、ノンビーコンモードは、CSMA−CAで常にチャネルアクセスするモードである。周辺ノードと直接通信するメッシュリンクで使う場合、各ノードがいつでも直接通信できる代わりに、常に自分宛のデータを受信できるように受信待機する必要があり、ビーコンモードのように間欠動作により省電力化することはできない。
図7は、2台の通信機器間においてZigBeeのデータ送受信を行う場合のフローを示す図である。
例えば、2台の通信機器10−1,10−2間において、無線周波数(Radio Frequency;RF)2.4GHzによるZigBeeのデータ送受信を行う場合、各通信機器10−1,10−2には、無線送受信部(以下「RF部」という。)11、変復調を行うモデム部(MODEM)12、PHY部13、PHYI/F部14、MAC部15、MACI/F部16、ネットワーク層部(NETWORK)17、アプリケーションI/F部(APPLICATION I/F)18、及びアプリケーション層部(APPLICATION)19等が設けられる。
RF部11は、IEEE802.15.4のPHY1に規定されたRF2.4GHzにてアンテナを介して送受信を行うトランシーバである。モデム部12は、IEEE802.15.4のPHY1に規定された変復調回路規定に従って、PHY部13とのデータを変調又は復調する。PHY部13は、IEEE802.15.4のPHY1の規定にあるデータフォーマットに従って、送信時においてモデム部12へIQデータを出力し、受信時において復調データを取り込む。PHYI/F部14は、同期シリアルI/F(Synchronous Communication Interface、以下「SCI」という。)等のシリアルI/Fを使用して、PHY部13とMAC部15との間のデータの送受信を行う。
MAC部15は、IEEE802.15.4のMAC2の全てのMACコマンド(命令)をハンドリングする。送信データは、MAC部15よりPHY部13へ転送され、モデム部12で変調されてRF部11及びアンテナから送信される。アンテナ及びRF部11で受信された受信データは、モデム部12で復調され、PHY部13及びPHYI/F部14を介して、MAC部15で解析され、上位(ネットワーク層部17)へ転送される。MACI/F部16は、SCI等のシリアルI/Fを使用して、MAC部15とネットワーク層部17との間のデータの送受信を行う。ネットワーク層部17では、シリアルI/Fを使用してホスト側の中央処理装置(以下「CPU」という。)との間でデータの送受信を行う。
IEEE802.15.4に準拠し、ZigBeeの規定に従った無線LSIを開発する場合の回路構成例としては、ユーザ(CUSTOMER)毎のネットワーク構成を考慮し、MAC搭載の無線LSI10Aと、PHY搭載の無線LSI10Bとがある。MAC搭載の無線LSI10Aは、IEEE802.15.4に準拠したRF部11、モデム部12、PHY部13、PHYI/F部14、及びMAC部15と、ZigBeeで規定された上位層とのMACI/F部16まで取り込んだ回路であり、上位階層のホストCPUとのデータ送受信を簡素化できる利点がある。これに対し、PHY搭載の無線LSI10Bは、IEEE802.15.4に準拠したRF部11、モデム部12、PHY部13、及びPHYI/F部14までを含んだ回路である。ユーザが独自MACまで開発している場合は、PHY搭載の無線LSI10Bを採用した方が、ユーザが希望するMACを搭載できるため、自由度が増す。
図7に示すIEEE802.15.4のMAC部15の特徴の1つとして、ビーコンを使用したスーパーフレーム構造を用いている。このスーパーフレーム構造の構成例を図8に示す。
スーパーフレーム構造は、ビーコン間隔を全てのデバイスがアクセス可能なCAP(Contention Access Period)、特定のデバイスが専有してアクセス可能なCFP(Contention Free Period)、全てのデバイスがアクセス禁止となるInactive期間に分割している。又、CFPは、GTS(Guaranty Time Slot)メカニズムにより7等分され、通信を優先的に行いたいデバイスへ割り当てることが可能である。図8は、GSTメカニズムにより7等分された時間区分をGTS1,GTS2にそれぞれ3区分ずつ割り当てた時の配分を示している。この期間を割り当てられたデバイスは優先的にデータ送受信を行うことができる。なお、ビーコン間隔BIは、スーパーフレーム時間SD以上に設定される(BI≧SD)。
このスーパーフレーム構造を使用して、ビーコン間隔を設定後、常に同じ間隔を保持しながらデータ送受信をすることになる。従って、IEEE802.15.4において、ビーコンの送信間隔(ビーコン間隔)BIに関する規定があり、これを守ることが必要となる。そこで、無線LSI内部にタイマを設けて、ビーコン送信時にその内部タイマをスタートさせ、内部レジスタに格納するビーコン間隔設定値と内部タイマを比較し、一致した時点(ビーコン間隔BIになった時点)で割り込みを発生し、割り込みによりビーコンを送信することで間隔を保持するような回路を用いることが多い。
図9は、非特許文献1に記載された従来のPHY搭載の無線LSI10Bの回路構成例を示す機能ブロック図である。
PHY搭載の無線LSI10Bは、ホスト30との間でSCI等でシリアルに信号の授受を行うチップであり、アンテナ21に接続されたRF部11を有している。RF部11は、シリアル転送信号線によりモデム部12と接続され、このモデム部12がシリアル転送信号線によりPHY部13に接続されている。無線LSI10Bには、送信データ等を格納する随時読み書き可能なメモリ(以下「RAM」という。)22、信号のパラレル転送を行うバス23、セキュリティ部24、及び図示しないレジスタ(REGISTER)等も設けられている。RAM22は、パラレル転送用のバス23を介して、PHY部13、セキュリティ部24、及びPHYI/F部14に接続され、更に、そのPHY部13とセキュリティ部24とがパラレル転送信号線により接続されると共に、PHY部13とPHYI/F部14とがパラレル転送信号線により接続されている。
セキュリティ部24は、IEEE802.15.4で規定されるAES(Advanced Encryption Standard)を用いるセキュリティ機能を有し、データの暗復号化を行う。図示しないレジスタ(REGISTER)は、データをどの回路部に転送するかを切り替えたり、RAM22/セキュリティ部24/PHY部13の各回路部の異なるデータ送受信タイミングを調整したり、AES処理に必要なパラメータを格納等する回路である。
外部に設けられるホスト30は、MAC部15、及び、ネットワーク層3やアプリケーション層5等をソフトウェアにより実行するCPU31等を有し、内部のディジタル信号(D)をアナログ信号(A)にD/A変換して出力したり、外部からのアナログ信号(A)をディジタル信号(D)にD/A変換して取り込んだり、各種の入出力(以下「I/O」という。)等を行う。
次に、図9に示す無線LSI10Bにおける無線通信方法を説明する。
外部のMAC部15から来る送信データを暗号化してアンテナ21から送信したり、アンテナ21からの暗号化された受信データを復号化するときには、セキュリティ部24を使用する。データ送受信の際に暗復号化しない場合、送信時において、ホスト30側のMAC部15からのシリアルな送信データは、PHYI/F部14で受信され、これがパラレル転送され、バス23を介してRAM22に格納される。内部にMAC部が搭載されていないので、送信データがRAM22に格納されて格納完了した時点で、RAM22からPHY部13へのパラレル転送が開始され、このPHY部13からモデム部12を介してRF部11へシリアル転送され、アンテナ21から送信される。
受信時において、アンテナ21及びRF部11で受信された受信データは、シリアル転送されてモデム部12で復調され、PHY部13へシリアル転送される。シリアル転送された受信データは、PHY部13からバス23へパラレル転送されてRAM22に格納される。RAM22から読み出された受信データは、バス23を介してPHYI/F部14へパラレル転送され、このPHYI/F部14からホスト30へシリアル転送される。
データ送受信の際に暗復号化する場合は、送信時において、ホスト30側のMAC部31からの送信データ(シリアル転送)→PHYI/F部14(パラレル転送)⇒バス23(パラレル転送)⇒RAM22に格納⇒バス23(パラレル転送)⇒セキュリティ部24で暗号化(パラレル転送)⇒PHY部13(シリアル転送)→モデム部12で変調(シリアル転送)→RF部11→アンテナ21から送信、という信号経路となる。
受信時において、アンテナ21で受信されたデータは、RF部11(シリアル転送)→モデム部12で復調(シリアル転送)→PHY部13(パラレル転送)⇒セキュリティ部24で復号化(パラレル転送)⇒バス23(パラレル転送)⇒RAM22に格納(パラレル転送)⇒バス23(パラレル転送)⇒PHYI/F部14(シリアル転送)→ホスト30、という信号経路となる。
これに対して、従来のMAC搭載の無線LSI10Aでは、図9のPHYI/F部14に代えて、ホスト30側のMAC部15とMACI/F部16とが無線LSI10A内に設けられる。MAC部15が削除されたホスト30’側からの送信データは、無線LSI10A内のMACI/F部16及びバス23を介してRAM22に格納される。この転送判断が無線LSI10A内のMAC部15で行われた後、RAM22から送信データが読み出され、PHY部13へパラレル転送されることになる。
しかしながら、従来のPHY搭載の無線LSI10Bでは、次のような課題があった。
MAC搭載の無線LSI10Aにおいて、ホスト30’側の上位層(ネットワーク層部17)とのデータの受け渡しに使用する無線LSI10A内のMACI/F部16や、PHY搭載の無線LSI10Bにおいて、ホスト30側の上位層(MAC部15)とのデータの受け渡しに使用する無線LSI10B内のPHYI/F部14は、SCI等のシリアルI/Fを使用する場合が多く、これらはシリアル転送であるため、データの受け渡しにおいて、時間が掛かってしまう。
MAC搭載の無線LSI10Aは、内蔵するMAC部15において、送受信のデータの解析、転送をハンドリングするため、スーパーフレーム構造を使用したビーコン送信は、無線LSI10A内部にRAM22を搭載し、そこに転送するデータを格納し、ビーコン間隔BIを内部タイマによる割り込みで認識し、無線LSI10Aの内部高速クロックを使用して、PHY部13へパラレル転送をすることにより、ビーコン間隔BIを保持することは容易である。
しかし、PHY搭載の無線LSI10Bでは、データの解析、転送判断を外部のホスト30側のMAC部15より行うことになる。そのため、外部のMAC部15が送信データ転送判断と認識し、送信データを無線LSI10B内のPHYI/F部14へ送信した場合、PHY/IF(シリアル転送)による時間ロス(損失)だけでなく、シリアル転送用クロック周波数にも左右され、システム構成によってビーコン間隔BIを保持することができなくなる問題が発生する。
本発明は、このような従来の課題を解決し、ビーコン間隔BIを保持してデータ送信を確実に行うことのできるPHY搭載の無線LSIを提供することを目的とする。
本発明の無線LSIでは、所定の無線通信用規格に従い、送信時は変調データを無線電波にして送信し、受信時は到来する前記無線電波を受信して受信データを出力するRF部と、送信時は変換データを前記変調データに変調して前記RF部へ出力し、受信時は前記受信データを復調して復調データを出力するモデム部と、送信状態の時には送信状態移行信号を出力すると共に、転送データを所定のフォーマットの前記変換データに変換して前記モデム部へ出力し、受信状態の時には前記復調データを取り込むPHY部と、ビーコン間隔の満了時になるとビーコン間隔信号を出力する計時手段と、前記PHY部により取り込まれた前記復調データ、外部に設けられたMAC部から送られてくる通常の送信データ、又は前記MAC部から送られてくるビーコンデータを格納する記憶部と、シリアル転送クロックに同期して、前記MAC部と前記PHY部との間のデータの送受信を行い、前記記憶部に格納された前記復調データを前記MAC部へ送信し、前記MAC部から送られてくる前記通常の送信データ又は前記ビーコンデータを受信して前記記憶部へ格納した時に記憶部データ送信要求信号を出力するPHYI/F部と、前記MAC部からの設定により、前記通常の送信データの送信時に第1の論理になり、前記ビーコンデータの送信時に第2の論理になるビーコンフラグと、前記PHY部と前記記憶部との間のデータの転送を制御する転送手段とを備えている。
前記転送手段は、前記ビーコンフラグが前記第1の論理の時には、前記記憶部データ送信要求信号を選択して、前記記憶部に格納された前記通常の送信データを前記PHY部へ転送し、前記ビーコンフラグが前記第2の論理の時には、前記送信状態移行信号、前記ビーコン間隔信号、及び前記記憶部データ送信要求信号の論理積結果を選択して、前記記憶部に格納された前記ビーコンデータを前記PHY部へ転送する切り替え回路を有している。
前記切り替え回路は、前記送信状態移行信号をラッチする第1のラッチ回路と、前記ビーコン間隔信号をラッチする第2のラッチ回路と、前記記憶部データ送信要求信号をラッチする第3のラッチ回路と、前記第1、第2及び第3のラッチ回路の出力信号の論理積を求める論理回路と、前記ビーコンフラグが前記第1の論理の時には、前記第3のラッチ回路の出力信号を選択して、前記記憶部に格納された前記通常の送信データを前記PHY部へ転送し、前記ビーコンフラグが前記第2の論理の時には、前記論理回路の出力信号を選択して、前記記憶部に格納された前記ビーコンデータを前記PHY部へ転送する選択手段と、前記記憶部に格納された前記ビーコンデータが前記PHY部へ転送されると、前記第2のラッチ回路、前記第3のラッチ回路及び前記ビーコンフラグをクリアするクリア回路とを有している。
本発明によれば、ビーコンフラグにより切り替え動作を行う切り替え回路を設けたので、ビーコンデータの送信時においては、ビーコンデータを予め記憶部に転送しておき、ビーコン送信間隔時点、且つPHY部が送信状態においてビーコンデータの送信が行われる。これにより、ビーコン間隔のずれを小さくしてビーコン間隔を確実に保持することが可能となり、その上、PHY部の状態による転送データの送信ミスを防止することが可能となるので、データ送信を確実に行うことができる。
更に、本発明によれば、クリア回路を設けたので、ビーコンデータの送信完了時点で、ビーコンフラグがクリアされ、選択手段が第3のラッチ回路の出力側に切り替えられる。これにより、それ以降は通常状態でのデータ送信が行えることになる。
本発明の最良の形態のPHY搭載の無線LSIでは、所定の無線通信用規格(例えば、ZigBee)に従い、送信時は変調データを無線電波にして送信し、受信時は到来する前記無線電波を受信して受信データを出力するRF部と、送信時は変換データを前記変調データに変調して前記RF部へ出力し、受信時は前記受信データを復調して復調データを出力するモデム部と、送信状態の時には送信状態移行信号を出力すると共に、転送データを所定のフォーマットの前記変換データに変換して前記モデム部へ出力し、受信状態の時には前記復調データを取り込むPHY部と、ビーコン間隔の満了時になるとビーコン間隔信号を出力する計時手段(例えば、タイマ)とを備えている。
更に、無線LSIには、前記PHY部により取り込まれた前記復調データ、外部に設けられたMAC部から送られてくる通常の送信データ、又は前記MAC部から送られてくるビーコンデータを格納する記憶部(例えば、RAM)と、シリアル転送クロックに同期して、前記MAC部と前記PHY部との間のデータの送受信を行い、前記RAMに格納された前記復調データを前記MAC部へ送信し、前記MAC部から送られてくる前記通常の送信データ又は前記ビーコンデータを受信して前記RAMへ格納した時にRAMデータ送信要求信号を出力するPHYI/F部と、前記MAC部からの設定により、前記通常の送信データの送信時に第1の論理になり、前記ビーコンデータの送信時に第2の論理になるビーコンフラグと、前記PHY部と前記RAMとの間のデータの転送を制御する転送手段(例えば、ラッパー(Wrapper))とが設けられている。
前記ラッパーは、前記ビーコンフラグが前記第1の論理の時には、前記RAMデータ送信要求信号を選択して、前記RAMに格納された前記通常の送信データを前記PHY部へ転送し、前記ビーコンフラグが前記第2の論理の時には、前記送信状態移行信号、前記ビーコン間隔信号、及び前記RAMデータ送信要求信号の論理積結果を選択して、前記RAMに格納された前記ビーコンデータを前記PHY部へ転送する切り替え回路を有している。
(実施例1の構成)
図1(A)、(B)は、本発明の実施例1を示すPHY搭載の無線LSIにおける概略の構成図であり、同図(A)は全体の機能ブロック図、及び同図(B)は同図(A)中のラッパー内に設けられた切り替え回路の構成図である。
図1(A)に示すPHY搭載の無線LSI40は、ホスト60との間でSCI等でシリアルに信号の授受を行うチップであり、アンテナ41に接続されたRF部42を有している。RF部42は、図6に示すIEEE802.15.4のPHY1に規定されたRF2.4GHzにてアンテナ41を介して送受信を行うアナログ無線回路からなるトランシーバであり、これにはシリアル転送信号線を介してモデム部43が接続されている。モデム部43は、IEEE802.15.4のPHY1に規定された変復調回路規定に従って、PHY1とのデータを変調又は復調するものである。
更に、無線LSI40には、送信データ等を格納する記憶部(例えば、RAM)44が設けられ、このRAM44が、パラレル転送信号線を介して信号伝送用のバス45に接続されている。バス45には、パラレル転送信号線を介して転送手段(例えば、ラッパー)46が接続され、このラッパー46が、パラレル転送信号線を介してPHY部47、及びセキュリティ部(AES)48に接続されると共に、シリアル転送信号線を介してレジスタ部49に接続されている。バス45には、パラレル転送信号線を介してPHYI/F部50も接続されている。
ラッパー46は、レジスタ部49に設定された値に従って、データの転送経路を切り替えたり、RAM44/セキュリティ部48/PHY部47の各回路部の異なるデータ送受信タイミングを調整する等の機能を有している。
ラッパー46に接続されたPHY部47は、パラレル転送信号線を介して、セキュリティ部48及びPHYI/F部50にも接続されている。PHY部47は、送信データを内部バッファ(Buffer)に一時保存した後、IEEE802.15.4のPHY1の規定にあるデータフォーマットに従い、その一時保存した送信データをIQデータ(変換データ)に変換してモデム部43へ出力したり、モデム部43からの受信データ(復調データ)を取り込んで内部バッファ(Buffer)に一時保持したり、送信状態/受信状態(RX_ON)/停止状態(TRX_OFF)/内部バッファがフル状態(Buffer_full状態)、といった現状態を表す論理“1”、“0”のPHY送信状態移行信号S47を出力する等の機能を有している。PHY部47の内部バッファは、転送データを一時保持するものであり、ここに未転送のデータが存在すると(即ち、full状態であると)、新たにきた転送データのPHY部47への取り込みができない。Buffer_full状態は、データ送信において複数個のデータを連続して送信する場合(例えば、127byte以上のデータを分割して連続送信する場合)に、内部バッファのデータを転送完了していない時に新たなデータが転送されてくると発生する。Buffer_full状態を外部に示すことで、内部バッファへの新たなデータの転送を制限し、この内部バッファのデータ化けを防止している。PHY部47の内部には、計時手段(例えば、タイマ)47aが設けられている。タイマ47aは、ビーコン間隔BIの満了時になると、パルス状のビーコン間隔BI信号S47aを内部割り込み等により出力するものである。このタイマ47aは、PHY部47の外部に設けても良い。
セキュリティ部48は、ZigBeeLSIにおいてオプション機能であり、IEEE802.15.4で規定されるAESを用いるセキュリティ機能(データの暗復号化機能)を有し、送信データの暗号化、及び受信データの復号化を行うものであり、レジスタ部49の設定値に基づき、データの送受信の際に暗復号化をする場合としない場合とを切り替え可能な構成になっている。このセキュリティ部48は、オプション機能であるため、設けなくても良い。
レジスタ部49は、転送方法等の制御(例えば、データの転送経路の切り替えの設定値、各回路部の異なるデータ送受信タイミングの調整値、AES処理に必要なパラメータ等を格納)を行うものであり、内部にビーコンフラグであるビーコンレジスタ49aを有している。ビーコンレジスタ49aは、ホスト60からの設定により、例えば、ホスト60から送られてくる通常の送信データの送信時に論理“0”になり、ホスト60から送られてくるビーコンデータ(例えば、最大127Byte長で可変長のデータ)の送信時に“1”になるビーコン送信信号S49aを出力し、パルス信号からなるデータ送信完了信号S46dによりクリアされるレジスタである。
PHYI/F部50は、シリアル転送クロックCKにより動作するSCI等のシリアルI/Fを使用して、図6示すPHY1とMAC2との間のデータの送受信を行い、ホスト60からの送信データをバス45を介してRAM44へ格納した時点でパルス状のRAMデータ送信要求信号S50を出力するものである。
外部に設けられるホスト60は、図6に示すMAC1を実行するMAC部61、及び、ネットワーク層3やアプリケーション層5等をソフトウェアにより実行する例えば8ビットのCPU62等を有し、内部のディジタル信号をアナログ信号にD/A変換して出力したり、外部からのアナログ信号をディジタル信号にD/A変換して取り込んだり、各種のI/O等を行うものである。
図1(B)に示す切り替え回路は、ラッパー46内に設けられ、ビーコン間隔BIを保持するために使用するRAM44からPHY部47へのデータ送信要求信号S46fを生成する回路である。
ホスト60からのビーコンデータを送信したい場合に、次に送信するデータがビーコンデータであることを認識させるためのビーコンレジスタ49aがレジスタ部49内に設けられている。図1(B)の切り替え回路では、ビーコンデータ送信時と通常のデータ送信時のRAM44からPHY部47へのデータ送信要求信号S46fの生成方法を切り替えることで、ビーコンデータ送信時にはRAM44にデータを予め格納しておき、ビーコン間隔BIが来た時点でデータ送信を行い、ビーコン送信間隔を保持するものである。
この切り替え回路は、PHY部47から出力された論理“1”、“0”のPHY送信状態移行信号S47を検出して保持する第1のラッチ回路(例えば、フリップフロップ(以下「FF」という。)等で構成された検出回路)46aと、タイマ47aから出力されたパルス状のビーコン間隔BI信号S47aを検出して保持する第2のラッチ回路(例えば、FF等で構成された検出回路)46bと、PHYI/F部50から出力されたパルス状のRAMデータ送信要求信号S50を検出して保持する第3のラッチ回路(例えば、FF等で構成された検出回路)46cと、ラッパー46が送信データをPHY部47へ転送完了したことを示すパルス状のデータ送信完了信号S46dを生成するクリア回路(例えば、データ送信完了信号生成回路)46dとを有している。
各検出回路46b,46cにはリセット端子Rが設けられ、このリセット端子Rに入力されるデータ送信完了信号S46dによりクリアされる。検出回路46a,46b,46cの出力端子には、論理回路(例えば、3入力1出力のANDゲート)46eが接続され、この出力端子が選択手段(例えば、2入力1出力のセレクタ)46fの例えば「1」側入力端子に接続されている。セレクタ46fの「0」側入力端子は、検出回路46cの出力端子に接続されている。セレクタ46fは、ビーコンレジスタ49aから出力されるビーコン送信信号S49aが例えば“1”の時に「1」側入力端子を選択し、ANDゲート46eの出力信号を選択してデータ送信要求信号S46fとして出力し、ビーコン送信信号S49aが“0”の時に「0」側入力端子を選択し、検出回路46cの出力信号を選択してデータ送信要求信号S46fとして出力する回路である。
(実施例1の無線通信方法)
図1に示す無線LSI40における無線通信方法を、(1)通常のデータ送信時、(2)ビーコンデータ送信時、及び、(3)データ受信時、に分けて説明する。
(1) 通常のデータ送信時
通常のデータ送信時は、外部のMAC部61からPHYI/F部50を介してビーコンレジスタ49aが“0”に設定され、この“0”のビーコン送信信号S49aにより、セレクタ46fの入力端子が「0」側に切り替わる。外部のMAC部61から無線LSI40側のPHYI/F部50へ、シリアル転送クロックCKに同期してデータ送信コマンド(PD_DATA.request)が送られ、外部のMAC部61からの送信データが、PHYI/F部50及びバス45を介してRAM44へパラレル転送されて格納される。PHYI/F部50からRAM44へ送信データが格納されると、PHYI/F部50からパルス状のRAMデータ送信要求信号S50が出力され、ラッパー46に与えられる。
ラッパー46において、RAMデータ送信要求信号S50が検出回路46cにより検出されて保持され、この出力の“H”レベル信号がセレクタ46fで選択され、このセレクタ46fから“H”レベルのデータ送信要求信号S46fが出力される。ラッパー46では、レジスタ部49により設定されたデータ転送経路に従い、データ送信要求信号S46fにより、RAM44に格納されたデータを読み出し、セキュリティ部48にて暗号化した後にPHY部47へパラレル転送するか、又は、RAM44からの読み出しデータをPHY部47へパラレル転送する。RAM44のデータがPHY部47へ転送されると、データ送信完了信号生成回路46dからパルス状のデータ送信完了信号S46dが出力され、検出回路46cがクリアされる。
PHY部47は、送信状態のときには、受け取った読み出しデータを内部バッファに一時保持した後にZigBeeフォーマットのデータに変換してモデム部43へシリアル転送し、このモデム部43で変調された送信データが、RF部42へシリアル転送され、アンテナ41から送信される。
ZigBeeの命令(コマンド)には、要求信号(Request)と確認信号(Confirm)があり、データ送信時、MAC部61からPHYI/F部50へ送信データとしてPD_DATA.requestコマンドが送られてくる。これに対して、PHY送信結果をPD_DATA.Confirmで返答する。確認信号(Confirm)には、送信成功(Success)/PHY受信状態(RX_ON)/PHY停止状態(TRX_OFF)/Buffer_full、という内容を返答する。上記の場合、PHY部47は、モデム部43へデータ転送を行ったので、確認信号(Confirm)として送信成功(Success)を外部のMAC部61側へ返答する。
これに対し、PHY部47が送信状態でなかった場合(受信状態(RX_ON)、停止状態(TRX_OFF)、又はBuffer_full状態のとき)は、モデム部43及びRF部42を介してのデータ送信を行わず、PHY部47が確認信号(Confirm)として転送不可の状態を外部のMAC部61側へ通知する。これにより、MAC部61が必要に応じて送信データを再送することで、ZigBeeの規格を満足することができる。
(2) ビーコンデータ送信時
図2は、図1のビーコンデータ送信時における通信方法を示すタイミングチャートである。
この図2では、PHY部47が送信状態である場合の例が示されている。図中のH1は、PHY部47によるデータ転送区間であり、ビーコン間隔BI信号前に転送を完了していることが示されている。H2は、RAM44からPHY部47への送信データ転送区間、H3は、ビーコン間隔BI信号からPHY部47にデータ転送が完了するまでの時間である。
ビーコンデータ送信時は、外部のMAC部61からPHYI/F部50を介してビーコンレジスタ49aが“1”に設定され、この“1”のビーコン送信信号S49aにより、セレクタ46fの入力端子が「1」側に切り替わる。外部のMAC部61から送られてきたビーコンデータは、PHYI/F部50からバス45を介してRAM44へパラレル転送されて格納される。ビーコンデータがRAM44に格納されると、PHYI/F部50からパルス状のRAMデータ送信要求信号S50が出力され、ラッパー46に与えられる。
ラッパー46において、パルス状のRAMデータ送信要求信号S50が検出回路46cで検出されて保持され、この出力の“H”レベル信号がANDゲート46eに与えられる。ビーコン間隔BIが満了してタイマ47aからパルス状のビーコン間隔BI信号S47aが内部割り込みにより出力され、且つ、PHY部47が送信状態であることを示すPHY送信状態移行信号S47が“H”レベルになると、そのビーコン間隔BI信号S47aが検出回路46bにより検出されて保持され、この出力の“H”レベル信号がANDゲート46eに与えられると共に、その“H”レベルのPHY送信状態移行信号S47が検出回路46aにより検出されて保持され、この出力の“H”レベル信号がANDゲート46eに与えられる。すると、ANDゲート46eの出力信号が“H”レベルになり、これがセレクタ46fで選択されて“H”レベルのデータ送信要求信号S46fが出力される。
ラッパー46では、レジスタ部49により設定された転送経路に従い、データ送信要求信号S46fにより、RAM44に格納されたビーコンデータを読み出し、セキュリティ部48にて暗号化した後にPHY部47へパラレル転送するか、又は、RAM44からのビーコンデータをPHY部47へパラレル転送する。RAM44のビーコンデータがPHY部47へ転送されると、データ送信完了信号生成回路46dからパルス状のデータ送信完了信号S46dが出力され、検出回路46b,46c及びビーコンレジスタ49aがクリアされる。
PHY部47は、送信状態になっているので、受け取ったビーコンデータを内部バッファに一時保持した後にZigBeeフォーマットのデータに変換してモデム部43へシリアル転送し、このモデム部43で変調されたビーコンデータが、RF部42へシリアル転送され、アンテナ41から送信される。そして、PHY部47が、確認信号(Confirm)で送信成功(Success)を外部のMAC部61側へ返答する。
従来の図9に示す無線LSI10Bには、ビーコンレジスタが設けられていないので、送信時においてビーコンデータを、MAC部15→PHY部13→RF部11までの経路で、その都度(RAM送信完了信号が来た時点)転送する。そのため、外部のMAC部15がビーコン間隔BI満了を認識した時点で、ビーコンデータを送信する形になると思われる。この場合、SCI等のシリアルI/Fを介して転送を行うので、実際のビーコン間隔BIからかなり遅れて、ビーコンデータが送信されることになる。これを防止するために、外部のMAC部15自身が持つタイマによりビーコン間隔BIが来る時間を予め計算して、ビーコンデータを前もって送信することも考えられる。しかし、ビーコンデータは例えば最大127Byte長で可変長であるため、その都度ビーコンデータを先んじて転送する時間を変更することは、制御が複雑になって現実的ではない。又、転送がうまくできなかった場合(PHY部13が送信状態でなかった場合)は、できなかったという返答をMAC部15側へ通知する。MAC部15は必要に応じて、再送することでZigBeeの仕様として問題はないが、ビーコンデータ送信時はビーコン間隔BIを守る必要があるので、ビーコン間隔BIが遅れては、通信相手との同期がうまく取れず、支障をきたしてしまう。
これを解決するために、本実施例1では、ビーコン間隔BIが来た時点で確実にビーコンデータの送信が完了するような回路構成にしている。即ち、ビーコンレジスタ49aを“1”に設定することで、RAM44にビーコンデータが格納された時点でRAMデータ送信要求信号S50は“H”レベルになるが、ビーコン間隔BI信号S47aとPHY送信状態移行信号S47とが“H”レベルになるまでは、セレクタ46fから“H”レベルのデータ送信要求信号S46fを出力しないようにしている。
このように、本実施例1のビーコンデータの無線通信方法では、ビーコン間隔BIが来たことを知らせる内部割り込み(ビーコン間隔BI信号S47a)により、ビーコン間隔BIが来たことを認識できるが、更に、RAM44からのデータ転送開始に、PHY部47が送信状態に移行したことを知らせるPHY送信状態移行信号S47を使用していることも大きな特徴である。PHY搭載の無線LSI40の機能としては、送信データを送信した場合(MAC部61から転送した場合)、PHY部47が送信状態でなかったときは、実際は送信できない。この結果を確認信号(Confirm)としてMAC部61側へ返答する。従って、PHY部47が送信状態に移行したことを知らせるPHY送信状態移行信号S47を使用することにより、送信データが送信できない(ConfirmでSuccess以外を返答する)ことがなくなり、ビーコン間隔BIを守ってのデータ送信が確実に可能となる。
(3) データ受信時
アンテナ41及びRF部42で受信された通常のデータ又はビーコンデータは、シリアル転送されてモデム部43で復調され、PHY部47へシリアル転送される。シリアル転送された受信データは、PHY部47で所定のフォーマットデータに変換されて内部バッファに一時保持された後、レジスタ部49により設定された転送経路に従い、PHY部47からラッパー46及びバス45を介してパラレル転送されてRAM44に格納されるか、又は、PHYI/F部50からセキュリティ部48へパラレル転送されて復号化された後、ラッパー46及びバス45を介してパラレル転送されてRAM44に格納される。RAM44から読み出された受信データは、バス45を介してPHYI/F部50へパラレル転送され、このPHYI/F部50からホスト30側のMAC部61へシリアル転送される。
(実施例1の効果)
本実施例1では、次の(A)〜(C)のような効果がある。
(A) 本実施例1では、ビーコンレジスタ49aから出力されるビーコン送信信号S49aにより切り替えられるセレクタ46fを用い、RAM44からPHY部47へデータを送信するためのデータ送信要求信号S46fを切り替え、このデータ送信要求信号S46fが“1”になった時点で転送を開始する構成にしている。これにより、ビーコンデータの送信時においては、ビーコンデータを予めRAM44に転送しておき、ビーコン送信間隔BI時点、且つPHY部47が送信状態においてビーコンデータの送信を行うことになり、ビーコン間隔BIを保持することが可能となり、その上、PHY部47の状態による転送データの送信ミスを防ぐことが可能となる。その後、ビーコンデータの送信完了時点で、データ送信完了信号S46dによりビーコンレジスタ49aが“0”にクリアされ、セレクタ46fが「0」側に切り替えられるので、それ以降は通常状態でのデータ送信が行えることになる。
(B) 図3は、図1のビーコンデータ送信時におけるビーコン間隔BIのずれを示す図である。
この図3では、スーパーフレーム構造において、第1のデータ期間(例えば、スーパーフレーム時間)SD=15.36mSec、ビーコン間隔BI=30.72mSecに設定した場合の例が示されている。図中のH4は、ビーコンレジスタ49a=1でデータ転送を行う区間である。
ビーコンデータのRAM44への格納は、スーパーフレーム構造の第2のデータ期間(例えば、Inactive)開始時に行うことで対応が可能となる。但し、ビーコン間隔BIとスーパーフレーム時間SDが同じ設定になる場合もある。この場合は、ビーコン間隔BI時間による割り込み前にタイマ47aによる別の割り込みを構成し、ビーコン設定の必要な時間が来たことをその割り込みにて通知させ、外部のMAC部61はその割り込みによりビーコン送信信号を“H”レベルにし、ビーコンデータをRAM44に格納することで対応する。後はビーコン間隔BIの割り込みが来た時点、且つPHY部47が送信状態になった時点で、転送を開始することになる。これにより、ビーコン間隔BIを保持しながらデータ通信が可能となる。
(C) 図4は、図2に対応する図であり、従来のようにビーコンレジスタ49a及びセレクタ46fを設けなかったときのビーコンデータ送信時における通信方法を示すタイミングチャートである。
この図4では、PHY部47が送信状態である場合の例が示されている。図中のH11は、PHY部47によるデータ転送区間、H12は、通常時におけるRAM44からPHY部47への送信データ転送区間、H13は、ビーコン間隔BI信号からPHY部47にデータ転送が完了するまでの時間である。
本実施例1のようなビーコンレジスタ49a及びセレクタ46fがない場合は、ビーコンデータの送信時において、検出回路46a,46b,46cの出力信号が全て“H”レベルになった時に、ANDゲート46eから“H”レベルのデータ送信要求信号(S46f)が出力され、RAM44に格納されたビーコンデータがPHY部47へ転送されることになる。この転送区間H12は、図2の転送区間H2よりも遅れるので、ビーコン間隔BI信号からPHY部47にデータ転送が完了するまでの時間H13が、図2の時間H3よりも長くなる。
図5は、図3に対応する図であり、従来のようにビーコンレジスタ49a及びセレクタ46fを設けなかったときのビーコンデータ送信時におけるビーコン間隔BIのずれを示す図である。
この図5では、スーパーフレーム構造において、スーパーフレーム時間SD=15.36mSec、ビーコン間隔BI=30.72mSecに設定した場合の例が示されている。
スーパーフレーム構造におけるInactive開始後にビーコン間隔BI信号が出力され、その後、MAC部61からビーコンデータが送信され、PHYI/F部50を介してRAM44へ格納され、ANDゲート46eから“H”レベルのデータ送信要求信号(S46f)が出力される。このビーコン間隔BI信号の出力からデータ送信要求信号(S46f)の出力までの区間は、シリアル転送クロックCKにより動作するPHYI/F部50によってタイムラグが発生する(例えば、500KHzクロックの場合、約2mSec)。“H”レベルのデータ送信要求信号(S46f)が出力されると、RAM44に格納されたビーコンデータがPHY部47へパラレル転送される。従って、実際のビーコン間隔BIは、33mSec程度となり、2mSec以上間隔がずれてしまう。
これに対し、本実施例1では、図3に示すように、Inactive開始時にRAMデータ送信要求信号S50が出力され、MAC部61からビーコンデータが送信され、PHYI/F部50を介してRAM44へ格納される。その後、ビーコン間隔BI信号が出力され、セレクタ46fから“H”レベルのデータ送信要求信号S46fが出力され、RAM44に格納されたビーコンデータがPHY部47へパラレル転送される。この転送時間は、LSI内部パラレル転送のため、数μSec程度である。そのため、実際のビーコン間隔BIは、ほぼ30.72mSecであり、図5に比べてビーコン間隔BIのずれが小さく、許容範囲に収まっている。これにより、ビーコン間隔BIを保持しながら、データ通信が可能となる。
本発明は、上記実施例1に限定されず、種々の変形が可能である。この変形例である実施例2としては、例えば、次の(a)〜(c)のようなものがある。
(a) 図1(A)は機能ブロックを示すものであるから、例えば、ラッパー46内に、PHY部47、セキュリティ部48、及びレジスタ部49を設けたり、或いは、無線LSI40内に、クロック制御機能、受信波強度測定機能、RFの特性を確認するためのテスト回路等、種々の回路を付加しても良い。
(b) 図1のセキュリティ部48は、オプション機能であるから、不要であれば、設けなくても良い。
(c) 本発明は、PHY1にてビーコン間隔BIを保持しながらデータ送信を行う際の他の制御回路や無線通信方法にも適用が可能である。
本発明の実施例1を示すPHY搭載の無線LSIにおける概略の構成図である。 図1のビーコンデータ送信時における通信方法を示すタイミングチャートである。 図1のビーコンデータ送信時におけるビーコン間隔BIのずれを示す図である。 従来のようにビーコンレジスタ49a及びセレクタ46fを設けなかったときのビーコンデータ送信時における通信方法を示すタイミングチャートである。 従来のようにビーコンレジスタ49a及びセレクタ46fを設けなかったときのビーコンデータ送信時におけるビーコン間隔BIのずれを示す図である。 近距離無線通信に用いられるZigBeeのプロトコル構成を示す通信階層モデル図でる。 2台の通信機器間においてZigBeeのデータ送受信を行う場合のフローを示す図である。 スーパーフレーム構造の構成例を示す図である。 従来のPHY搭載の無線LSIの回路構成例を示す機能ブロック図である。
符号の説明
40 無線LSI
41 アンテナ
42 RF部
43 モデム部
44 RAM
46 ラッパー
47 PHY部
48 セキュリティ部
49 レジスタ部
49a ビーコンレジスタ
50 PHYI/F部
60 ホスト
61 MAC部
62 CPU

Claims (2)

  1. 所定の無線通信用規格に従い、送信時は変調データを無線電波にして送信し、受信時は到来する前記無線電波を受信して受信データを出力する無線送受信部と、
    送信時は変換データを前記変調データに変調して前記無線送受信部へ出力し、受信時は前記受信データを復調して復調データを出力する変復調部と、
    送信状態の時には送信状態移行信号を出力すると共に、転送データを所定のフォーマットの前記変換データに変換して前記変復調部へ出力し、受信状態の時には前記復調データを取り込む物理層部と、
    ビーコン間隔の満了時になるとビーコン間隔信号を出力する計時手段と、
    前記物理層部により取り込まれた前記復調データ、外部に設けられた媒体アクセス制御層部から送られてくる通常の送信データ、又は前記媒体アクセス制御層部から送られてくるビーコンデータを格納する記憶部と、
    シリアル転送クロックに同期して、前記媒体アクセス制御層部と前記物理層部との間のデータの送受信を行い、前記記憶部に格納された前記復調データを前記媒体アクセス制御層部へ送信し、前記媒体アクセス制御層部から送られてくる前記通常の送信データ又は前記ビーコンデータを受信して前記記憶部へ格納した時に記憶部データ送信要求信号を出力する物理層インタフェース部と、
    前記媒体アクセス制御層部からの設定により、前記通常の送信データの送信時に第1の論理になり、前記ビーコンデータの送信時に第2の論理になるビーコンフラグと、
    前記物理層部と前記記憶部との間のデータの転送を制御する転送手段とを備えた無線集積回路であって、
    前記転送手段は、前記ビーコンフラグが前記第1の論理の時には、前記記憶部データ送信要求信号を選択して、前記記憶部に格納された前記通常の送信データを前記物理層部へ転送し、前記ビーコンフラグが前記第2の論理の時には、前記送信状態移行信号、前記ビーコン間隔信号、及び前記記憶部データ送信要求信号の論理積結果を選択して、前記記憶部に格納された前記ビーコンデータを前記物理層部へ転送する切り替え回路を有し、
    前記切り替え回路は、
    前記送信状態移行信号をラッチする第1のラッチ回路と、
    前記ビーコン間隔信号をラッチする第2のラッチ回路と、
    前記記憶部データ送信要求信号をラッチする第3のラッチ回路と、
    前記第1、第2及び第3のラッチ回路の出力信号の論理積を求める論理回路と、
    前記ビーコンフラグが前記第1の論理の時には、前記第3のラッチ回路の出力信号を選択して、前記記憶部に格納された前記通常の送信データを前記物理層部へ転送し、前記ビーコンフラグが前記第2の論理の時には、前記論理回路の出力信号を選択して、前記記憶部に格納された前記ビーコンデータを前記物理層部へ転送する選択手段と、
    前記記憶部に格納された前記ビーコンデータが前記物理層部へ転送されると、前記第2のラッチ回路、前記第3のラッチ回路及び前記ビーコンフラグをクリアするクリア回路とを有することを特徴とする無線集積回路。
  2. 請求項1記載の無線集積回路において、
    前記物理層部と前記転送手段との間で転送される前記データに対して暗号化又は復号化を行うセキュリティ部を設け、前記セキュリティ部は、所定の設定値に基づき前記暗号化又は前記復号化を行う場合と行わない場合とが選択可能に設けられていることを特徴とする無線集積回路。
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