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JP4577431B2 - 記録再生装置 - Google Patents

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JP4577431B2
JP4577431B2 JP2008219437A JP2008219437A JP4577431B2 JP 4577431 B2 JP4577431 B2 JP 4577431B2 JP 2008219437 A JP2008219437 A JP 2008219437A JP 2008219437 A JP2008219437 A JP 2008219437A JP 4577431 B2 JP4577431 B2 JP 4577431B2
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  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
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Description

本発明は、記録再生装置に関する。
近年、複数の放送種別(例えば、地上デジタル、BSデジタル、110度CSデジタル等)から送信されるデジタル放送の放送番組には、ユーザにより記録された放送番組の著作権保護方式として、記録された番組を一世代のみムーブ処理することを許可する方式(コピーワンス方式)や、コピー処理やムーブ処理を全面的に禁止する方式(コピーネバー方式)等が用いられている。
さらに、デジタル放送では、上記方式に加え、ダビング10方式(記録された番組について、9回のコピー処理と1回のムーブ処理を許可する方式)による運用が開始されるため、自己の記録した番組が上記何れの著作権保護方式に基づくものであり、その記録した番組について、コピー処理やムーブ処理を何回実行可能なのか、はユーザにとって関心の高い事項であり、記録再生装置により放送番組を記録する前に、その番組について設定されているコピー処理やムーブ処理の可能回数を把握できることが望ましい。
上記コピー処理やムーブ処理の可能回数をユーザに報知する技術としては、例えば、映像情報又は音声情報を含むデジタル情報と、そのデジタル情報に含まれるコピー回数情報を記録し、そのデジタル情報とコピー回数情報を操作画面上で一覧表示できるデジタル情報記録再生装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、上記特許文献1記載の発明に係るデジタル情報に含まれるコピー回数情報は、回数制限無くコピー処理やムーブ処理が可能な方式(コピーフリー方式)と、コピーワンス方式と、コピーネバー方式の番組に基づいて決定されたコピー回数を示すものである。そのため、上記特許文献1記載の発明によっては、ダビング10方式の番組が対象とされておらず、その識別をすることも出来ない。
さらに、仮に、上記特許文献1記載の発明等によって、記録する番組がダビング10方式を用いた番組であるか否かを識別することが出来たとしても、ダビング10方式が用いられているか否かは、記録する番組が放送された後にならなければ把握できない。また、その放送された同一番組内においても、ダビング10方式やコピーワンス方式等が逐次切換えて用いられている可能性もある。そのため、番組を予約録画する前にユーザにコピー処理やムーブ処理の可能回数を報知することは困難である。
一方で、例えば、シリーズ化された複数の放送番組(シリーズ番組)のように、一定の規則性に基づいて放送される番組であれば、各回の放送番組についての著作権保護方式は、画一的又は一定の規則性に基づいて設定されることが予測され、シリーズ番組のうち何れかの回に放送される放送番組についての著作権保護方式を把握できれば、それ以降の回に放送される放送番組についての著作権保護方式を事前に把握し得る。そして、このようなシリーズ番組は主にユーザが全ての回について継続的に記録を行うものであり、例えば、滅失等に備えて複数回分の放送番組を一括して他の記録媒体にコピー処理やムーブ処理を実行することが考えられるので、必然的に記録する放送番組に対するコピー処理やムーブ処理の可能回数を把握したいという要望は強いと推測される。
ここで、例えば、電子番組ガイドを取得して、シリーズ化された複数の放送番組について、録画済みのものと未録画のものを区別して、表示画面上にタイトル等とともに一覧表示可能な映像録画装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−114089号公報 特開2007−300412号公報
しかしながら、上記特許文献2記載の発明では、表示するシリーズ番組について、ダビング10方式を含めた著作権保護方式を把握することが出来ないため、ユーザはシリーズ番組のコピー処理やムーブ処理の可能回数を把握することが出来ない。
そこで、本発明の課題は、シリーズ番組について採用される著作権保護方式を特定し、その特定した著作権保護方式をユーザに報知出来る記録再生装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録部に記録し、前記記録部に記録されたデジタル放送データを再生部により再生する記録再生装置において、
前記テレビジョン放送信号に重畳された番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された番組情報から、放送番組ごとに設定された、シリーズ番組に関するシリーズ番組情報を検索するシリーズ番組情報検索手段と、
前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を記憶するシリーズ番組情報記憶手段と、
前記シリーズ番組情報記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記テレビジョン放送信号から、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、予め設定された複数回のダビングが可能なデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、
前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報と、対応付けて、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、
を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の記録再生装置において、前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが送信される放送種別を特定する放送種別特定手段を備え、
前記シリーズ番組情報記憶手段は、前記シリーズ番組情報と、前記放送種別特定手段により特定された放送種別の放送種別名と、を対応付けて記憶しており、
前記リスト表示制御手段は、前記放送種別ごとに切換えて一覧表示させることが可能であることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の記録再生装置において、前記シリーズ番組情報は、当該シリーズ番組の放送チャンネル及び放送予定日時を含み、
現在時刻を計時する計時部と、
現在ユーザにより選択されている放送種別及び選局されている放送チャンネルを特定する特定手段と、
前記計時部により計時される現在時刻が、前記記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に含まれる放送予定日時より所定時間前にあるか否かを判断する時刻判断手段と、
前記時刻判断手段により、所定時間前にあると判断された場合に、前記特定手段により特定された放送種別の放送種別名及び放送チャンネルと、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報に対応する放送種別名及び放送チャンネルと、が一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致していないと判断された場合に、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示を前記所定の表示手段に行わせる表示制御手段と、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の記録再生装置において前記表示制御手段により前記表示を前記所定の表示手段に行わせるとともに、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させる決定手段を備え、前記受信手段は、前記決定手段により前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定した場合にのみ受信することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、記録再生装置において、
放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録部に記録し、前記記録部に記録されたデジタル放送データを再生部により再生する記録再生装置において、
前記テレビジョン放送信号に重畳された番組情報を抽出する抽出手段と、
前記抽出手段により抽出された番組情報から、放送番組ごとに設定された、シリーズ番組に関するシリーズ番組情報を検索するシリーズ番組情報検索手段と、
前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが送信される放送種別を特定する放送種別特定手段と、
前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報と、前記放送種別特定手段により特定された放送種別の放送種別名と、を対応付けて記憶するシリーズ番組情報記憶手段と、
前記シリーズ番組情報記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
前記デジタル放送信号から、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、予め設定された複数回のダビングが可能なデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、
前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報と、対応付けて、所定の表示手段により前記放送種別ごとに切換えて一覧表示させるリスト表示制御手段と、
前記シリーズ番組情報は、当該シリーズ番組の放送チャンネル及び放送予定日時を含み、
現在時刻を計時する計時部と、
現在ユーザにより選択されている放送種別及び選局されている放送チャンネルを特定する特定手段と、
前記計時部により計時される現在時刻が、前記記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に含まれる放送予定日時より所定時間前にあるか否かを判断する時刻判断手段と、
前記時刻判断手段により、所定時間前にあると判断された場合に、前記特定手段により特定された放送種別の放送種別名及び放送チャンネルと、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報に対応する放送種別名及び放送チャンネルと、が一致するか否かを判断する一致判断手段と、
前記一致判断手段により一致していないと判断された場合に、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示を前記所定の表示手段に行わせる表示制御手段と、
前記表示制御手段により前記表示を前記所定の表示手段に行わせるとともに、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させる決定手段と、を備え、
前記受信手段は、前記決定手段により前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定した場合にのみ受信することを特徴とする。
本発明に係る記録再生装置によれば、番組情報からシリーズ番組に関するシリーズ番組情報を検索して記憶し、そのシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信して、そのデジタル放送データが、予め設定された複数回のダビングが可能なデジタル放送データ(例えば、ダビング10方式のデジタル放送データ)であるか否かを判断し、そのデジタル放送データのシリーズ番組情報と、上記判断結果と、を所定の表示手段により一覧表示させることが出来る。
すなわち、シリーズ番組について採用される著作権保護方式を特定し、その特定した著作権保護方式をユーザに報知出来る記録再生装置であると言える。
以下、図を参照して、本発明に係る記録再生装置の実施形態を詳細に説明する。なお、発明の範囲は、図示例に限定されない。
図1に示すように、記録再生装置としてのHDD(Hard Disk Drive)レコーダ1は、表示手段としてのテレビジョン受像機200と接続されており、デジタル放送データを受信し、そのデジタル放送データから所定の放送チャンネルに選局するチューナ部3と、チューナ部3から出力されたデジタル放送データにおける映像データから同期信号を分離する分離部4と、分離部4から入力されたデジタル放送データ或いはディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データから、それらデジタル放送データの番組情報の抽出等を行う抽出部5と、デジタル放送データに対して所定の圧縮処理を行うエンコーダ6と、デジタル放送データの入出力経路を設定して、エンコーダ6から入力されたデジタル放送データをディスクドライブ8に送給するとともに、ディスクドライブ8から取り込んだデジタル放送データを装置の各部に出力するデータプロセッサ7と、デジタル放送データを記憶するディスクドライブ8と、ディスクドライブ8又は分離部4から出力されたデジタル放送データに所定の復元処理を行うデコーダ10と、デコーダ10から出力されたデジタル放送データに対して所定の信号出力処理を行う出力インターフェース部11と、デジタル放送データにおける映像データに対してOSDデータを付加するOSD(On Screen Display)回路12と、リモコン部2からの入力操作信号を受信するとともに、その入力操作信号を制御部14に出力するリモコン信号受光部13と、HDDレコーダ1の各部を統括制御する制御部14と、装置各部を接続する制御バス15と、現在時刻を計時する計時部16と、ディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データを記録媒体(DVD)にコピー処理等するDVDドライブ18と、等を備えて構成され、映像データや音声データ等から成るデジタル放送データを、ディスクドライブ8に記録するとともに、その記録されたデジタル放送データの再生を行う。
チューナ部3は、例えば、高周波増幅回路と、局部発振回路及び混合回路から成る周波数変換回路等(図示省略)を備えて構成されるデジタルチューナであり、各ネットワーク(放送種別)のデジタル放送(地上デジタル放送、BSデジタル放送、110度CSデジタル放送)を、アンテナ等を介してデジタル放送データとして受信可能である。つまり、チューナ部3によると、映像データ、音声データ、PSI(Program Specific Information:番組特定情報)/SI(Service Information:番組配列情報)からなるデジタル放送データと、局部発振回路から出力される局部発振信号と、を混合回路により混合し、そのデジタル放送データの周波数を選局するための制御部14からの制御出力に応じて、特定周波数帯のデジタル放送データを受信する。
また、チューナ部3は、受信したデジタル放送データを所定の中間周波数を有するIF(中間周波:Intermediate Frequency)信号に変換して分離部4に出力する。
また、チューナ部3は、特定のネットワークよりデジタル放送データを受信する際に、選択されているネットワークの名称に関する所定の信号をCPU142に出力するため、放送種別特定手段としても機能する。
ここで、デジタル放送データのPSI/SIは、各放送番組に関する番組情報(例えば、「放送チャンネル」、「放送局名」、「番組名」、「放送予定日時」等)を含んだ情報である。
具体的には、PSIは、例えば、PMT(Program Map Table)、PAT(Program Association Table)、NIT(Network Information Table)、CAT(Conditional Access Table)等のテーブルから構成されており、このPMT内に著作権保護方式(例えば、ダビング10方式、コピーワンス方式、コピーネバー方式、コピーフリー方式)を識別する記述子が記載されている。
また、SIは、SDT(Service Description Table)、EIT(Event Information Table)、BAT(Bouquet Association Table)、TDT(Time Date Table)等の各種テーブル等が含まれている。
分離部4は、放送信号であるデジタル放送データを抽出部5に出力するとともに、チューナ部3より入力されたIF信号からデジタル放送データを構成する映像データと音声データを分離し、分離した映像データから、同期信号を分離して装置の各部に出力する。
この同期信号に基づいて、ディスクドライブ8又はDVDドライブ18におけるデジタル放送データの記録、再生等が行われる際の同期がとられることとなる。
抽出部5は、後述するCPU142からの制御出力に基づいて、分離部4より入力されたデジタル放送データから番組情報としてのPSI/SIを抽出するとともに、ディスクドライブ8又はDVDドライブ18に記録されたデジタル放送データからの番組情報の抽出も行う抽出手段である。
エンコーダ6は、例えば、ビデオエンコーダと、オーディオエンコーダ等(図示省略)を備えて構成されている。
ビデオエンコーダは、デジタル放送データを構成する映像データをMPEG(Motion Picture Expert Group)方式に従って圧縮し、オーディオエンコーダは、デジタル放送データを構成する音声データをMPEGオーディオ方式に従って圧縮する。
そして、このエンコーダ6において生成されたデジタル放送データは、データプロセッサ7を介してディスクドライブ8又はDVDドライブ18に出力されることになる。
データプロセッサ7は、後述するCPU142からの制御出力に基づいて、デジタル放送データの入出力経路を設定し、データの入力及び出力を制御する。
具体的には、例えば、ユーザによるリモコン部2の操作によりディスクドライブ8又はDVDドライブ18に対する記録の指示がなされた場合には、エンコーダ6から入力されたデジタル放送データをディスクドライブ8又はDVDドライブ18に出力する。
ディスクドライブ8(記録部)は、ARIB(Association of Radio Industries and Broadcast)規格に準拠した磁気ディスクドライブであり、ユーザのリモコン部2における録画操作に応じて、受信したデジタル放送データを記録し、例えば、内蔵されたハードディスク(図示省略)と、ハードディスクに対するデータの記憶或いはハードディスクに記憶されたデータの読み出しを行う磁気ヘッド(図示省略)と、ハードディスクを回転駆動させるとともに、磁気ヘッドをハードディスクの半径方向に移動させるための駆動部(図示省略)等を備えて構成されている。ハードディスクは、非磁性体のディスク基板(図示省略)と、その上に設けられた磁性層(図示省略)と、を備えて成り、磁気ヘッドとハードディスクとの間に、電流を供給することにより磁界を発生する微小なギャップを有している。
また、ディスクドライブ8は、記録したそれぞれのデジタル放送データについて履歴情報(例えば、記録日時、コピー処理(ダビング)された回数等の情報)を記憶している。 さらに、履歴情報は、再生部としてのデコーダ10及び出力インターフェース部11を介して、それぞれのデジタル放送データが再生されたか否かを示す「視聴の有無」(再生有無情報)が含まれている。
デコーダ10は、例えば、図示は省略するが、ビデオデコーダと、オーディオデコーダ等を備えて構成されている。
ビデオデコーダは、映像データをMPEG方式に従って復元し、オーディオデコーダは、音声データをMPEGオーディオ方式に従って復元する。
このデコーダ10において生成されたデジタル放送データは、再生処理においては出力インターフェース部11に出力されることとなる。
出力インターフェース部11は、例えば、映像出力部11aと音声出力部11bと、図示しないD/A変換器等を備え、再生処理においてデコーダ10から入力されるデジタル放送データに対して各種の出力インターフェース処理を施し、NTSC方式やPAL方式等のテレビジョン受像機200に適合した映像データ、音声データに変換する。具体的には、D/A変換器は、出力がアナログである場合に、デコーダ10より入力されたデジタル放送データをアナログデータに変換する。
この出力インターフェース部11において生成されたデジタル放送データに基づく情報である映像や音声は、HDDレコーダ1に接続されたテレビジョン受像機200の表示画面200aやスピーカ(図示省略)にそれぞれ出力されることとなるため、出力インターフェース部11は、デコーダ10とともに再生部として機能する。
なお、出力インターフェース部11は、テレビジョン受像機200とともにHDMI(High Definition Multimedia Interface)規格に準拠した端子を備えるインターフェースとして、映像データ及び音声データを同一のHDMIケーブルにより出力するものであっても良い。
OSD回路12は、デジタル放送データを構成する映像データに対して、ROM144に格納された図示しないOSDデータを合成する処理を行う。
リモコン部2は、例えば、HDDレコーダ1に対して遠隔操作を行うリモートコントロール装置(リモコン)であり、ディスクドライブ8にデジタル放送データを記録するための「録画ボタン」と、記録されたデジタル放送データを再生等するための「再生ボタン」と、等を備えており、それぞれのボタンやキーの押下に応じて所定の入力操作信号をリモコン信号受光部13に送信するように構成されている。さらに、リモコン部2は、青色、赤色、緑色、黄色の各カラーボタンと、テレビ受像機200の表示画面200a上でカーソルを上下又は左右に移動させる「カーソルボタン」と、ユーザによるリモコン部2の所定の操作結果を反映させる「決定」キーと、メニュー画面の呼び出し/終了等を行う「メニュー」キーと、表示画面200aに表示されている画面の前画面表示切換え等を行う「戻る」キーと、等を備えており、上記ボタン/キーはテレビ受像機200の表示画面200aに表示される画面に応じて異なる押下機能を発揮するようになっている。
つまり、各表示画面とその表示画面における各ボタン/キーの機能を対応付けたボタン/キー機能テーブル(図示省略)がROM144に記憶されており、CPU142は、リモコン信号受光部13を介してリモコン部2からの入力操作信号を入力すると、表示画面200aに表示されている画面と、ユーザにより入力操作されたボタン/キーの種類に対応した入力操作処理を実行するように制御されている。この表示画面200aに表示されている画面に応じたボタン/キーの機能は、各画面のボタン/キー機能説明部500a〜510aにてユーザに報知される。
リモコン信号受光部13は、リモコン部2に備わる各種ボタン/キーがユーザによって押下操作されると、リモコン部2より出力される赤外線等の入力操作信号を受信し、その入力操作信号をCPU142に対して出力する。
制御部14は、CPU(Central Processing Unit)142と、記憶部143と、ROM(Read Only Memory)144等を備えて構成されている。
CPU142は、HDDレコーダ1の各部を介して入力された入力信号や、リモコン部2の各種キーの押下操作によってリモコン信号受光部13を介して入力された入力操作信号等に応じて、ROM144に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて装置の各部に出力信号を出力することによって、HDDレコーダ1の動作全般を統括制御する。
記憶部143は、CPU142により実行される処理プログラム等を展開するためのプログラム格納領域(図示省略)や、入力データや処理プログラムが実行される際に生じる処理結果等を格納するデータ格納領域(図示省略)などを備える。
また、記憶部143は、例えば、NVRAM(Non Volatile Random Access Memory)等の、記憶内容を更新可能で、かつ、電源を遮断しても記憶内容を保持できる不揮発メモリを備えている。
そして、この記憶部143は、後述のシリーズ番組記憶プログラム144bの実行により記憶されるテーブル145と、シリーズテーブル作成プログラム144hの実行により作成されるシリーズテーブル146と、確認チャンネルテーブル作成プログラム144oの実行により作成される確認チャンネルテーブル147と、を備えている。
ROM(Read Only Memory)144は、例えば、不揮発性メモリからなり、テレビジョン受像機200の表示画面200aに表示するOSD表示に関するOSDデータが格納されるデータ格納エリアやプログラム格納エリアを有し、プログラム格納エリアには、シリーズ番組情報検索プログラム144aと、シリーズ番組記憶プログラム144bと、受信プログラム144cと、判断プログラム144dと、録画済みシリーズ番組情報判別プログラム144eと、コピー処理回数算出プログラム144fと、コピー残数算出プログラム144gと、シリーズテーブル作成プログラム144hと、リスト表示制御プログラム144iと、放送中リスト表示制御プログラム144jと、録画リスト表示制御プログラム144kと、各話リスト表示制御プログラム144lと、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mと、有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nと、確認チャンネルテーブル作成プログラム144oと、特定プログラム144pと、時刻判断プログラム144qと、一致判断プログラム144rと、メッセージ表示プログラム144sと、決定プログラム144tと、等の各種プログラムや、ネットワークごとの各放送チャンネルとその放送チャンネルに対応する放送局名、及び、そのチャンネルが有料チャンネルであるか否か、の記載された放送チャンネル一覧データ(図示省略)が格納されている。
シリーズ番組情報検索プログラム144aは、抽出部5により抽出された番組情報より、シリーズ番組情報を検索するシリーズ番組情報検索手段である。
つまり、CPU142は、シリーズ番組情報検索プログラム144aを実行することにより、後述の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行によって、ユーザに選択された放送局(放送チャンネル)の番組情報を抽出部5に抽出させ、シリーズ番組情報を備える放送予定番組の情報のみを検索する。具体的には、放送予定番組がシリーズ番組である場合、放送予定番組の番組情報のSIに、シリーズ番組情報(例えば、シリーズ番組であることを示す「シリーズ記述子」、「放送チャンネル」、「放送局名」、「シリーズ番組名」、各話のタイトルを表す「タイトル」、「話数」、「放送予定日時」、シリーズ番組の放送終了予定時期を示す「終了時期」等のデータから構成されている)が備えられているため、CPU142は、シリーズ番組情報検索プログラム144aを実行し、番組情報よりシリーズ記述子を備えた放送予定番組を検索させることで、一又は複数のシリーズ番組情報を検索する。
また、上記番組情報は、放送チャンネルによって更新情報を発信する期間が定められているため(通常、8日間程度)、その期間が経過する度に、CPU142がシリーズ番組情報検索プログラム144aを実行することで、常に最新の番組情報が取得されるようになっている。
シリーズ番組記憶プログラム144bは、シリーズ番組情報検索プログラム144aにより検索されたシリーズ番組情報を、検索対象となったネットワーク(放送種別)のネットワーク名(放送種別名)と対応付け、テーブル形式にて記憶することが出来る。
つまり、CPU142は、シリーズ番組記憶プログラム144bを実行することにより、シリーズ番組情報検索プログラム144aにより検索されたシリーズ番組情報と、そのシリーズ番組情報を備えるデジタル放送データを送信するネットワークのネットワーク名等の所定の情報を対応付けたテーブル145を、記憶部143に記憶する。
ここで、上記ネットワーク名は、シリーズ番組情報検索プログラム144aによりシリーズ番組情報が検索される度に、放送種別特定手段としてのチューナ部3より出力される所定の信号を受信して取得することが出来る。
また、テーブル145は、各話のシリーズ番組情報ごとに、図2に示すような、「ネットワーク名」「放送チャンネル」「放送局名」、「シリーズ番組名」、「タイトル」、「話数」、「放送予定日時」、「終了時期」、録画済み情報としての「録画日」、「視聴」、「保護方式(確認)」、保護方式情報としての「保護方式(方式名)」、ダビング処理可能回数としての「コピー処理可能残数」、等のデータ項目から構成されるため、シリーズ番組記憶プログラム144bは、シリーズ番組情報記憶手段、保護方式情報記憶手段として機能する。
なお、テーブル145の「録画日」、「視聴」は、後述の録画済みシリーズ番組情報判別プログラム144eの実行により記述され、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」は、後述の判断プログラム144dの実行により記述され、「コピー処理可能残数」は、後述の判断プログラム144dと、コピー残数算出プログラム144gの実行により記述される。
受信プログラム144cは、テーブル145に記憶されたシリーズ番組情報に該当するデジタル放送データを受信する受信手段である。
つまり、CPU142は、受信プログラム144cを実行することにより、シリーズ番組記憶プログラム144bの実行により記憶されたシリーズ番組情報の「ネットワーク名」「放送チャンネル」に一致するようにネットワーク及びチャンネルを、チューナ部3を介して選択/選局させ、当該デジタル放送データの放送終了までデジタル放送データを受信させることが出来る。
判断プログラム144dは、受信プログラム144cによって受信されたデジタル放送データの著作権保護方式を判断する判断手段である。
つまり、CPU142は、判断プログラム144dを実行することにより、受信プログラム144cによって受信されるデジタル放送データのPMT(PSI)を抽出部5により抽出し、その抽出したPMT内の著作権保護方式を識別する記述子より、何れの著作権保護方式が用いられているかを判断する判断手段である。また、受信される一のデジタル放送データには、シーン毎あるいは時間帯毎に異なる著作権保護方式が設定されている可能性があるため、CPU142が、判断プログラム144dを実行すると、受信プログラム144cによりデジタル放送データが受信されている間、継続して著作権保護方式の判断を行う。
そして、上記著作権保護方式の判断にあっては、その時点までに判断されている著作権保護方式と、新たに判断された著作権保護方式の、それぞれの著作権保護方式ついて定められたコピー処理の実行可能な最大値(例えば、ダビング10方式ならば9回等)を対比し、両者のうち、上記最大値がより小さい方(即ち、ユーザにとってよりダビングの条件が厳しい方)を、当該デジタル放送データの著作権保護方式として逐次更新していく。
そのため、記憶部143のテーブル145の「保護方式(方式名)」には、判断プログラム144dの実行により、「保護方式(確認)」の欄に「済」と記載されるとともに、最終的に更新された著作権保護方式が記載される。
なお、CPU142は、判断プログラム144dを実行することにより、上記デジタル放送データの著作権保護方式が判断されるとともに、その著作権保護方式について定められたコピー処理の実行可能な最大値を、テーブル145の「コピー処理可能残数」の初期値として記載する生成手段としても機能する。
録画済みシリーズ番組情報判別プログラム144eは、テーブル145に記憶されているシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが、ディスクドライブ8に記録されているか否かを判別するプログラムである。
つまり、CPU142は、録画済みシリーズ番組情報検索プログラム144eを実行することにより、ディスクドライブ8に記録されているデジタル放送データの番組情報のSIからシリーズ番組情報の取得(シリーズ記述子の抽出)を抽出部5に実行させる取得手段として機能する。
さらに、CPU142は、録画済みシリーズ番組情報検索プログラム144eの実行により、シリーズ番組情報が抽出出来た時、そのデジタル放送データのシリーズ番組情報と一致するシリーズ番組情報をテーブル145から検出し、そのシリーズ番組情報の「録画日」に、ディスクドライブ8に記憶されている当該デジタル放送データの記録日時(履歴情報)が記載され、「視聴」に視聴の有無(履歴情報)が(視聴済みの場合は「済」と、未視聴の場合は「未」と、)記載される。したがって、録画済みシリーズ番組情報検索プログラム144eは取得手段、再生有無情報記憶手段として機能する。
コピー処理回数算出プログラム144fは、ディスクドライブ8に記憶された各デジタル放送データについて、コピー処理プログラム144zの実行によりコピー処理がなされた回数を算出するプログラムである。
つまり、ユーザがリモコン部2の操作により、ディスクドライブ8に記憶されているデジタル放送データについてのコピー処理が選択されると、CPU142のコピー処理プログラム144zの実行によりDVDドライブ18の記録媒体に対してコピー処理がなされると、コピー処理回数算出プログラム144fを実行し、そのデジタル放送データについてディスクドライブ8に記憶されている履歴情報の更新、すなわち、コピー処理された回数を1回分増加させる。
コピー残数算出プログラム144gは、判断プログラム144dにより著作権保護方式が判断され、録画済みシリーズ番組情報判別プログラム144eにより、テーブル145に記憶されているシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが、ディスクドライブ8に記録されていると判断された場合において、そのデジタル放送データのコピー処理を実行できる残数を算出するプログラムである。
つまり、CPU142は、コピー残数算出プログラム144gを実行すると、テーブル145に記憶され、「録画日」に日付が記載され、「保護方式(確認)」に「済」と記載されたシリーズ番組情報を備えるデジタル放送データについて、判断プログラム144dの実行によりテーブル145に記載された「コピー処理残数」から、コピー処理回数算出プログラム144fの実行により履歴情報(コピー処理された回数)が更新される度に、コピー処理された回数を減算して、コピー処理可能な残数を算出し、その算出されたコピー処理可能な残数をテーブル145の「コピー処理可能残数」に更新記載するため、更新手段として機能している。
シリーズテーブル作成プログラム144hは、テーブル145に基づいて、シリーズ番組名が同一の各話のシリーズ番組情報を集約し、シリーズテーブル146として、記憶部143に記憶するプログラムである。
つまり、CPU142は、シリーズテーブル作成プログラム144hを実行すると、テーブル145に記憶された、各話のシリーズ番組情報を、図3に示すようなシリーズテーブル146としてシリーズ番組ごとに一元化し、記憶部143に記憶することが出来る。
ここで、シリーズテーブル146のシリーズ番組ごとの「ネットワーク名」、「放送チャンネル」、「放送局名」、「シリーズ番組名」、「終了時期」の各欄は、テーブル145に記憶されたシリーズ番組名が同一(以下、同一シリーズ番組とする)の各話のシリーズ番組情報について共通したものが記載される。ただし、「終了時期」に記載されるシリーズの終了時期が、計時部16で計時される現在日時以前のものである場合は、「終了」と記載される。
次いで、「予約状況」は、CPU142が、後述のリスト表示制御プログラム144iを実行してシリーズ番組一覧画面500が表示され、ユーザによりリモコン部2を介して所定のシリーズ番組について全話の一括予約設定された際に、「予約済」と記載される。
次いで、「話数」は、計時部16で計時される現在日時と、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の各話のシリーズ番組情報の「放送予定日時」を対比し、現在日時の直前の「放送予定日時」を有する「話数」(即ち、現在日時までに放送されたシリーズ番組の総話数)が検索されて記載されている。
次いで、「保護方式(確認)」は、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の各話のシリーズ番組情報の「保護方式(確認)」の中に、一つでも「済」と記載されたものがある場合は、「済」と記載され、「済」と記載されたものが存在しない場合は「未確認」と記載される。
次いで、「保護方式(方式名)」は、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の各話のシリーズ番組情報の「保護方式(方式名)」が、全て同一である場合はその方式名を記載し、一つでも異なるものが存在する場合は「混在」と記載される。ただし、上記「保護方式(確認)」が「未確認」と記載されたシリーズ番組については何も記載されない。
次いで、「次回放送予定日時」は、計時部16で計時される現在日時と、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の各話のシリーズ番組情報の「放送予定日時」を対比し、現在日時直後の「放送予定日時」(即ち、シリーズ番組の次回話の放送予定日時)を記載する。
次いで、「録画状況」は、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の全てのシリーズ番組情報について、「終了時期」が「終了」と記載されており、かつ、「録画日」が全て記載されている場合に、「全話録画済」と記載する。そして、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の全てのシリーズ番組情報について、「終了時期」が「終了」と記載されておらず、かつ、「録画日」が全て記載されている場合、又は、テーブル145に記憶された同一シリーズ番組の全てのシリーズ番組情報について、「終了時期」が「終了」と記載されており、かつ、「録画日」が記載されているものと記載されていないものが混在する場合は、「録画状況」は「一部録画済」と記載する。また、その他の場合は「録画状況」は空白となる。
リスト表示制御プログラム144iは、シリーズテーブル146に基づいて、各シリーズ番組についての所定の情報を、ネットワークごとに、テレビ受像機200を介してリストとして表示画面200aに一覧表示させるプログラムである。
つまり、CPU142は、リスト表示制御プログラム144iを実行することにより、シリーズテーブル146を用いて、例えば、図4に示すように、シリーズ番組一覧画面500(一例として、ネットワークはBSとし、以降の画面でも同様とする)として、テレビ受像機200の表示画面200aにリスト表示する。そして、ボタン/キー機能説明部500aに表示されるように、リモコン部2の所定の操作に応じて、CPU142がリスト表示制御プログラム144iを実行し、ネットワークごとの表示切換えが可能になっている。したがって、リスト表示制御プログラム144iはリスト表示制御手段として機能する。
このシリーズ番組一覧画面500に表示される、各リスト(各シリーズ番組)の項目「CH No」、「予約状況」、「シリーズ番組名」、「話数」、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」「終了時期」、「次回放送予定日」、「録画状況」は、シリーズテーブル146の中で、「ネットワーク名」がBSであるシリーズ番組の、それぞれ「放送チャンネル」、「予約状況」、「シリーズ番組名」、「話数」、「保護方式(確認)」、「保護方式(方式名)」、「終了時期」、「次回放送予定日時」に含まれる日付、「録画状況」に記載されたものが表示されている。
放送中リスト表示制御プログラム144jは、テレビ受像機200の表示画面200aにシリーズ番組一覧画面500が表示された状態で、リモコン部2の操作に応じて、現在放送中のシリーズ番組についての所定の情報を、表示画面200aに表示制御する。
つまり、CPU142は、テレビ受像機200の表示画面200aにシリーズ番組一覧画面500が表示された状態で、ボタン/キー機能説明部500aに表示されるように、ユーザがリモコン部2の「黄ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、放送中リスト表示制御プログラム144jを実行し、例えば、図5の放送中シリーズ番組一覧画面501に示すように、シリーズ番組一覧画面500の各シリーズ番組の「終了時期」に「終了」と記載されたシリーズ番組を省いて、リストの再描画を実行する。
そのため、リスト数が膨大となり表示が煩雑化し、ユーザが現在も放送されているシリーズ番組に関する情報だけを知りたい場合等に有効な表示限定方法といえる。
録画リスト表示制御プログラム144kは、テレビ受像機200の表示画面200aにシリーズ番組一覧画面500又は放送中シリーズ番組一覧画面501が表示された状態で、リモコン部2の操作に応じて、録画対象となっているシリーズ番組についての所定の情報を、表示画面200aにリスト表示する。
つまり、CPU142は、テレビ受像機200の表示画面200aにシリーズ番組一覧画面500又は放送中シリーズ番組一覧画面501が表示された状態で、ボタン/キー機能説明部500a、501aに表示されるように、ユーザがリモコン部2の「赤ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図6のシリーズ番組録画一覧画面502に示すように、シリーズ番組一覧画面500又は放送中シリーズ番組一覧画面501より、各シリーズ番組の「録画状況」が空白のシリーズ番組を省いたリストとして表示されるので、ユーザは録画対象としているシリーズ番組に関する情報だけを把握することが出来る。
なお、シリーズ番組録画一覧画面502では、シリーズ番組一覧画面500又は放送中シリーズ番組一覧画面501のリスト表示項目から、「予約状況」、「保護方式(確認)」、「終了時期」の項目が省略され、シリーズ番組の録画状態を把握するための最小限の構成とし、ユーザビリティの向上を図っている。
各話リスト表示制御プログラム144lは、シリーズ番組一覧画面500、放送中シリーズ番組一覧画面501、シリーズ番組録画一覧画面502、の何れかの画面がテレビ受像機200の表示画面200aに表示され、ユーザにより所定のシリーズ番組が選択された状態で、リモコン部2の操作に応じて、現在放送中のシリーズ番組の各話についての所定の情報を、表示画面200aに表示制御する。
つまり、CPU142は、上記何れかの画面が表示中に、ユーザが所定のシリーズ番組を選択し、ボタン/キー機能説明部500a、501a、502aに表示されるように、リモコン部2の「緑ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図7のシリーズ番組録画状況表示画面504に示されるように、ユーザにより選択されたシリーズ番組と同じシリーズ番組名を有するシリーズ番組情報がテーブル145より検索され、選択されたシリーズ番組の各話の録画状況をリストとして表示する。
ここで、シリーズ番組録画状況表示画面504の各リスト(各話)の項目「タイトル」「話」、「保護方式」、「録画日」、「視聴」、「ダビング残数」はそれぞれ、テーブル145の「タイトル」、「話数」、「保護方式(方式名)」、「録画日」、「視聴」、「コピー処理可能残数」、の欄に記載されたものが表示されている。
さらに、図7のシリーズ番組録画状況表示画面504が表示された状態で、ユーザがリモコン部2を操作してシリーズ番組の所定の話数が選択されると、CPU142は、各話リスト表示制御プログラム144lの実行により、図8のダビング/ムーブ操作画面504bに示すように、その話数について、ユーザにダビング残数(コピー処理可能残数)を報知するとともに、ダビング(コピー処理)やムーブ操作(ムーブ処理)の実行を選択させる画面を表示することができる。
確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mは、テレビ受像機200の表示画面200aに、シリーズ番組一覧画面500、放送中シリーズ番組一覧画面501、シリーズ番組録画一覧画面502、の何れかの画面が表示された状態で、リモコン部2の操作に応じて、「CH No」(放送チャンネル)と「放送局名」を、表示画面200aにリストとして表示する。
つまり、CPU142は、テレビ受像機200の表示画面200aに上記何れかの画面が表示された状態で、ボタン/キー機能説明部500a、501a、502aに表示されるように、ユーザがリモコン部2の「青ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図9のチャンネル一覧画面505に示すように、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データをリストとして表示することが出来る。
そして、チャンネル一覧画面505が表示された状態で、ユーザが所定の放送チャンネルを選択して、リモコン部2の「決定ボタン」を押下することにより、図10のシリーズ番組確認チャンネル選択画面506が表示され、その選択した放送チャンネルをシリーズ番組が存在するか否かを確認する放送チャンネル(シリーズ番組確認チャンネル)として選択することが可能となり、前述のシリーズ番組情報検索プログラム144aによってシリーズ番組情報が検索される放送チャンネルとなる。そのため、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mは放送チャンネル選択手段として機能する。
さらに、図10のシリーズ番組確認チャンネル選択画面506において、ユーザが所定の放送チャンネルをシリーズ番組確認チャンネルとして選択した場合、図11の保護方式確認チャンネル選択画面507が表示され、リモコン部2の「決定ボタン」を押下することにより、その選択した放送チャンネル(保護方式確認チャンネル)で放送されるシリーズ番組について、著作権保護方式を確認することが可能になる。
有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nは、テレビ受像機200の表示画面200aにチャンネル一覧画面506が表示された状態で、リモコン部2の操作に応じて、有料チャンネルを対象とした、「CH No」(放送チャンネル)と「放送局名」を、表示画面200aにリスト表示する。
つまり、CPU142は、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mを実行し、テレビ受像機200の表示画面200aに、図10のチャンネル一覧画面506が表示された状態で、ユーザがリモコン部2の「赤ボタン」を押下して、その入力操作信号を受け取ると、例えば、図12の有料チャンネル一覧画面508に示すように、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データに基づいて、有料チャンネルのみをリストとして表示することが出来る。
そして、この有料チャンネル一覧画面508が表示された状態で、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mが実行された場合と同様に、図13に示すシリーズ番組確認チャンネル選択画面509が表示されて、シリーズ番組が存在するか否かの確認を行う放送チャンネルの選択が可能となり、図14に示す保護方式確認チャンネル選択画面510が表示されて、その選択した放送チャンネルで放送されるシリーズ番組について著作権保護方式を確認するか否かの選択をすることが出来る。そのため、有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nは放送チャンネル選択手段として機能する。
したがって、シリーズ番組ごとに異なる著作権保護方式が採用されている可能性の高い有料チャンネルのみを対象としたチャンネル一覧が表示され、上記選択を行うことが出来るので、更なるユーザビリティ向上を図ることが出来る。
確認チャンネルテーブル作成プログラム144oは、確認チャンネルテーブル147を作成し、記憶部143に記憶するプログラムである。
つまり、CPU142が確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m及び/又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nを実行し、所定の放送チャンネルをシリーズ番組確認チャンネル及び/又は保護方式確認チャンネルとして選択した情報を、確認チャンネルテーブル作成プログラム144oを実行することにより、図15に示すような確認チャンネルテーブル147として、記憶部143に記憶することが出来る。
ここで、確認チャンネルテーブル147は、図15に示すように、「ネットワーク名」、「放送チャンネル」、「シリーズ番組確認チャンネル」、「次回更新日」、「保護方式確認チャンネル」のデータ項目から構成される。
まず、「ネットワーク名」及び「放送チャンネル」は、ROM144に格納された放送チャンネル一覧データに基づいて記述される。
次いで、「シリーズ番組確認チャンネル」、「保護方式確認チャンネル」は、CPU142の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m及び/又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行により、「放送チャンネル」がシリーズ番組確認チャンネル及び/又は保護方式確認チャンネルとして選択された場合に「対象」と記述される。
次いで、「次回更新日」は、「シリーズ番組確認チャンネル」が「対象」と記述された放送チャンネルについて、CPU142がシリーズ番組情報検索プログラム144aを実行した日付(即ち、その放送チャンネルについて定められた番組情報の発信日)に、番組情報が更新されるまでの所定期間(通常、8日間程度)を足した日付が記載される。
特定プログラム144pは、現在ユーザの選択しているネットワークと、選局している放送チャンネルを特定する放送チャンネル特定手段である。
つまり、CPU142が、特定プログラム144pを実行することにより、チューナ部3より、現在選択されているネットワーク及び選局されている放送チャンネルに関する所定の出力信号を受信することにより、現在ユーザの選択しているネットワークと、選局している放送チャンネルを特定することができる。
時刻判断プログラム144qは、計時部16により計時される現在時刻が、シリーズテーブル145に記憶された所定のシリーズ番組情報の「放送予定日時」より所定時間前にあるか否かを判断する時刻判断手段である。
つまり、CPU142が、時刻判断プログラム144qを実行することにより、シリーズテーブル145に記憶された所定のシリーズ番組情報の「放送予定日時」を抽出し、計時部16により計時される現在時刻が、その放送予定日時より所定時間(例えば、10分等)前にあるか否かを判断する。
一致判断プログラム144rは、時刻判断プログラム144qにより、所定時間前にあると判断された場合に、特定プログラム144pにより特定されたネットワークのネットワーク名及び放送チャンネルと、シリーズテーブル145に記憶された所定のシリーズ番組情報の「ネットワーク名」及び「放送チャンネル」と、が一致するか否かを判断する一致判断手段である。
つまり、CPU142が、一致判断プログラム144rを実行することにより、ユーザが現在選択しているネットワークのネットワーク名、かつ、選局(視聴)している放送チャンネルが、シリーズテーブル145に記憶された所定のシリーズ番組情報の「ネットワーク名」及び「放送チャンネル」と、が一致するか否かを判断することが出来る。
そして、CPU142が一致していると判断した場合は、受信プログラム144cにより、そのシリーズ番組のデジタル放送データが受信され、一致していないと判断した場合は、後述のメッセージ表示プログラム144s(又は決定プログラム144t)を実行する。
メッセージ表示プログラム144sは、一致判断プログラム144rにより一致していないと判断された場合に、ユーザにシリーズテーブル145に記憶された所定のシリーズ番組のネットワークを選択して放送チャンネルに選局を促す旨を、テレビ受像機200の表示画面200aに表示する表示制御手段である。
つまり、CPU142が、一致判断プログラム144rにより一致していないと判断した場合、メッセージ表示プログラム144sを実行すると、図16に示すメッセージ表示画面のように、著作権保護方式を確認するために、ユーザに、所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促すメッセージを、所定時間テレビ受像機200の表示画面200aに表示する表示手段として機能している。そして、所定時間内に、ユーザにより所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局がなされると、CPU142が受信プログラム144cを実行し、そのシリーズ番組のデジタル放送データを受信する。
なお、メッセージ表示プログラム144sは、後述の決定プログラム144tの実行により、図17の第2メッセージ表示画面又は図18の第3メッセージ表示画面を表示させるものであってもよい。
決定プログラム144tは、メッセージ表示プログラム144sの実行により、図17の第2メッセージ表示画面又は図18の第3メッセージ表示画面を表示させるとともに、ユーザにネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させる決定手段である。
すなわち、CPU142が決定プログラム144tを実行すると、メッセージ表示プログラム144sを実行し、図17の第2メッセージ表示画面又は図18の第3メッセージ表示画面に示すようなメッセージを表示するととともに、著作権保護方式を確認するために、ユーザにリモコン部2の操作を介して、所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させることができる。
そして、CPU142は決定プログラム144tの実行により、ユーザによって、所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定された場合、チューナ部3を介して上記ネットワーク及び放送チャンネルへの切換えを行うため、受信プログラム144cにより、そのシリーズ番組のデジタル放送データを受信することが可能となる。
コピー処理プログラム144zは、ディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データを、DVDドライブ18の記録媒体に対してコピー処理するプログラムである。
つまり、CPU142は、コピー処理プログラム144zを実行すると、ディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データを、DVDドライブ18に装填されたDVDに対してコピー処理(ダビング)するダビング処理手段として機能する。
計時部16は、現在時刻を計時し、CPU142からの制御出力に応じて、計時した現在時刻データを、CPU142に対して出力する。
DVDドライブ18は、例えば、図示は省略するが、DVDドライブ18に対して着脱自在なDVDと、DVDに対するデータの記録及びDVDに記録されたデータの読み出しを行う光ピックアップと、DVDドライブ18に装填されたDVDを回転駆動させるとともに光ピックアップをDVDの半径方向に移動させるための駆動部等を備えている。
具体的には、DVDは、DVD−R(DVD−Recordable)等の追記型ディスクや、DVD−RW(DVD−ReWritable)、DVD−RAM(DVD−Random Access Memory)等の書き換え可能なディスクである。
このDVDドライブ18では、記録処理及びコピー処理において、光ピックアップにより、DVDの反射層にレーザ光を照射し、反射光による加熱により記録層の結晶構造を変化させてピットを形成することにより、DVDに対するデータの書き込みを行う。つまり、DVDドライブ18は、チューナ部3等を介して受信したデジタル放送データや、ディスクドライブ8に記録されたデジタル放送データをDVDに書き込み、記録する。
また、DVDドライブ18では、再生処理及びコピー処理において、光ピックアップによりDVDの反射層にレーザ光を照射し、光電変換及び電流電圧変換によって反射光に応じた電圧信号を生成することにより、DVDに記録されたデジタル放送データの読み出しを行う。
テレビ受像機200は、液晶表示画面としての表示画面200aやスピーカ(図示省略)を備えて構成され、出力インターフェース部11を介して入力されたデジタル放送データの映像/音声データに基づくデジタル放送を、表示画面200aやスピーカにて映像/音声出力することが出来る。
<確認チャンネル設定処理>
次に、当該HDDレコーダ1における、シリーズ番組確認チャンネル及び保護方式確認チャンネル設定処理について、図19のフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU142が確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mを実行し、テレビ受像機200の表示画面200aにチャンネル一覧画面505が表示されているものとする(ステップS1)。
次いで、チャンネル一覧画面505が表示された状態にて、ユーザによってリモコン部2の「赤ボタン」が押下された場合(ステップS2;Yes)、その入力操作信号がCPU142に入力されると、CPU142は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nを実行し、テレビ受像機200の表示画面200aに有料チャンネル一覧画面508が表示され(ステップS3)、図20のA1に移行する。
一方で、チャンネル一覧画面505が表示された状態にて、ユーザによってリモコン部2の「赤ボタン」が押下されていない場合(ステップS2;No)、図20のA1に移行する。
A1において、ユーザがリモコン部2を操作して、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508に表示される放送チャンネルから、所定のチャンネルを選択した場合(ステップS4;Yes)、CPU142の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行により、シリーズ番組確認チャンネル選択画面506、509がテレビ受像機200の表示画面200aに表示される(ステップS5)。
次いで、ステップS5にて選択した所定のチャンネルを、ユーザがシリーズ番組確認チャンネルとして選択すると(ステップS6;Yes)、CPU142の確認チャンネル一覧表示制御プログラム144m又は有料チャンネル一覧表示制御プログラム144nの実行により、保護方式確認チャンネル選択画面507、510がテレビ受像機200の表示画面200aに表示される(ステップS7;Yes)。一方で、ステップS5にて選択した所定のチャンネルを、ユーザがシリーズ番組確認チャンネルとして選択しなかった場合(ステップS6;No)、ステップS4に戻る。
次いで、ステップS7にて保護方式確認チャンネル選択画面507、510が表示された状態で、ステップS6;Yesにおいてシリーズ番組確認チャンネルとして選択した放送チャンネルを、ユーザが保護方式確認チャンネルとして更に選択すると(ステップS8;Yes)、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508において、その選択された放送チャンネルの「シリーズ番組の確認」、「保護方式の確認」に、「選択」と表示されて放送チャンネルの選択状態の更新がなされ(ステップS9)、ステップS4に戻る。一方で、ステップS7にて保護方式確認チャンネル選択画面507、510が表示された状態で、ステップS6;Yesにおいて選択した放送チャンネルを、ユーザが保護方式確認チャンネルとして選択しなかった場合(ステップS8;No)、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508において、その選択された放送チャンネルの「シリーズ番組の確認」のみが「選択」と表示されて、放送チャンネルの選択状態が更新され(ステップS10)、ステップS4に戻る。
そして、ステップS4において、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508に表示される放送チャンネルから、いずれのチャンネルも選択されない場合(ステップS4;No)、テレビ受像機200の表示画面200aに有料チャンネル一覧画面508が表示されている時(ステップS11;Yes)はA2に移行し、有料チャンネル一覧画面508ではない時(即ち、チャンネル一覧画面505が表示されている時)は、A3に移行する。
A2において、即ち、テレビ受像機200の表示画面200aに有料チャンネル一覧画面508が表示された状態において、ユーザが有料チャンネル一覧画面508を終了させない(有料チャンネルについての確認チャンネルの設定を継続する)場合は、再びA1に移行する(ステップS12;No)。
一方で、ユーザがリモコン部2の「戻る」ボタンを押下して有料チャンネル一覧画面508を終了させ(ステップS12;Yes)、チャンネル一覧画面505に戻る場合、CPU142は、確認チャンネル一覧表示制御プログラム144mを実行し、ステップS2に戻る(ステップS13;No)。
さらに、A2において、ユーザがリモコン部2の「メニュー」ボタンの押下等により、有料チャンネル一覧画面508及びチャンネル一覧画面505の両方を終了させる場合、CPU142が確認チャンネルテーブル作成プログラム144oを実行し、確認チャンネルテーブル147の記載を、チャンネル一覧画面505又は有料チャンネル一覧画面508に表示される、シリーズ番組確認チャンネル及び保護方式確認チャンネルの設定情報に基づいて更新する(ステップS14)。
A3においては、即ち、テレビ受像機200の表示画面200aにチャンネル一覧画面505が表示された状態において、ユーザがチャンネル一覧画面505を終了させない(放送チャンネルについての確認チャンネルの設定を継続する)場合は、再びA1に移行する(ステップS15;No)。一方で、ユーザがリモコン部2の「メニュー」ボタンの押下等により、チャンネル一覧画面505を終了させる場合は、ステップS14に進む。
以上により、HDDレコーダ1において、シリーズ番組が存在するか否かの確認をするチャンネルの設定、及び著作権保護方式の確認を行うチャンネルの設定がなされる。
<シリーズ番組情報検索更新処理>
次に、当該HDDレコーダ1における、シリーズ番組情報の検索更新処理について、図21のフローチャートを参照して説明する。
まず、HDDレコーダ1がスタンバイ状態にある時の所定の日時に、CPU142が確認チャンネルテーブル147を参照して、それぞれのシリーズ番組確認チャンネルの次回更新日と、計時部16で計時される現在日の比較を行う(ステップS101)。
次いで、ステップS101において、CPU142が、次回更新日が現在日以前(次回更新日が未記入のものも含む)であるシリーズ番組確認チャンネルを検索できた場合(ステップS102;Yes)、CPU142は、シリーズ番組情報検索プログラム144aを実行し、チューナ部3を介して該当する放送チャンネル(シリーズ番組確認チャンネル)の番組情報を取得し(ステップS103)、シリーズ番組確認チャンネルにあるシリーズ番組情報を全て検索する(ステップS104)。
次いで、ステップS104により、一以上のシリーズ番組情報が検索できた場合(ステップS105;Yes)、CPU142は、シリーズ番組記憶プログラム144bを実行することにより、検索されたシリーズ番組情報をテーブル145に追加記憶し(ステップS106)、さらに、シリーズテーブル作成プログラム144hを実行することにより、シリーズテーブル146の更新記憶を行う(ステップS106)。
次いで、ステップS106にて、テーブル145とシリーズテーブル146が更新された場合、及び、ステップS104により、シリーズ番組情報が検索できなかった場合(ステップS105;No)、全てのシリーズ番組確認チャンネルについて、次回更新日が現在日以前であるか否かの確認がなされているかが判断される(ステップS107)。そして、上記確認がなされていないシリーズ番組確認チャンネルが存在する場合は、ステップS102に戻り(ステップS107;No)、S102からS107までの処理を繰り返す。一方で、上記確認が全てのシリーズ番組確認チャンネルについてなされた場合は(ステップS107;Yes)、シリーズ番組情報の検索更新処理が終了する。
したがって、上記処理によりテーブル145とシリーズテーブル146の更新がなされるため、CPU142が、リスト表示制御プログラム144iを実行した場合に、シリーズ番組一覧画面500に最新のシリーズ番組のリストを表示することが出来る。
<著作権保護方式確認処理>
次に、当該HDDレコーダ1における、シリーズ番組の著作権保護方式確認処理について、図22のフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU142は、シリーズテーブル146及び確認チャンネルテーブル147を参照する(ステップS501)。
次いで、CPU142は、時刻判断プログラム144qを実行することで、ステップS501にて参照されるシリーズテーブル146の所定のシリーズ番組の「次回放送予定日時」が、計時部16にて計時される現在日時より所定時間前にあるか否かを判断し、かつ、そのシリーズ番組の「放送チャンネル」が、確認チャンネルテーブル147の「保護方式(対象)」対象と記載されているか(即ち、保護方式確認チャンネルであるか)否かが判断される(ステップS502)。
上記シリーズ番組がステップS502の条件を満たしている場合(ステップS502;Yes)、HDDレコーダ1がスタンバイ状態にあるか否かを判断する(ステップS503)。
そして、HDDレコーダ1がスタンバイ状態にある場合(ステップS503;Yes)、B1に移行する。
一方で、上記シリーズ番組がステップS502の条件を満たしていない場合(ステップS502;No)、ステップS505に移行する。
また、HDDレコーダ1がスタンバイ状態に無い場合(ステップS503;No)、CPU142が、一致判断プログラム144rを実行し、ステップS502において判断された所定のシリーズ番組の放送チャンネルを、ユーザが現在視聴(選局)しているか否かが判断される(ステップS504)。そして、CPU142が、ユーザが現在視聴(選局)していると判断した場合(ステップS504;Yes)、B1に移行し、その一方で、異なるチャンネルをユーザが選局していると判断した場合(ステップS504;No)、B2に移行する。
そして、このB1及びB2の処理が終了した場合、また、ステップS502の条件を満たしていない場合(ステップS502;No)、シリーズテーブル146に記載の全てのシリーズ番組について、ステップS502の確認がなされたか否かを判断し、未確認のシリーズ番組が存在する場合(ステップS505;No)、シリーズテーブル146から異なるシリーズ番組を抽出してS502以降の処理を繰り返し、全てのシリーズ番組が確認されている場合(ステップS505;Yes)、著作権保護方式確認処理を終了する。
(B1処理について)
B1においては、図23に示されるように、ステップS502にて判断された所定のシリーズ番組の著作権保護方式の確認処理がなされる。
つまり、ステップS601において、CPU142が受信プログラム144cを実行することにより、ステップS502にて判断された所定のシリーズ番組(デジタル放送データ)の受信を開始する(ステップS601)。
そして、CPU142が判断プログラム144dを実行することにより、ステップS601により所定のシリーズ番組が受信されると、著作権保護方式の判断がなされる(ステップS602)。
そして、CPU142は上記所定のシリーズ番組の受信が終了したか否かの判断を行い(ステップS603)、終了していない場合(ステップS603;No)は、ステップS602以降の処理を繰り返し実行する。
一方で、CPU142が受信を終了したと判断する(ステップS603;Yes)と、テーブル145の「保護方式(方式名)」及び「保護方式(確認)」の欄を更新し、更にシリーズテーブル作成プログラム144hを実行してシリーズテーブル146を更新する(ステップS604)。
(B2処理について)
B2においては、図24に示されるように、ステップS502において判断された所定のシリーズ番組の放送チャンネルとは異なるチャンネルをユーザが選局している場合に、ユーザにシリーズ番組の放送チャンネルに選局するように促す処理を行う。
つまり、CPU142が、メッセージ表示プログラム144sを実行し、図24に示されるように、テレビ受像機200の表示画面200aに、著作権保護方式を確認するために、所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促すメッセージを表示する(ステップS701a)。
そして、CPU142は、リモコン部2からの入力操作信号により、ユーザによって所定時間内にシリーズ番組の放送されるネットワーク及びチャンネルに切換えられたか否かが判断され(ステップS702a)、所定時間内に切換えられた場合(ステップS702a;Yes)はB1に移行し、所定時間内に切換えられない場合(ステップS702a;No)はB2を終了する。
なお、上記B2処理は、図17又は図18に示されるように、ステップS502において判断された所定のシリーズ番組の放送チャンネルとは異なるチャンネルをユーザが選局している場合に、ユーザにシリーズ番組の放送チャンネルに選局するか否かを決定させる処理であっても良い。
つまり、CPU142が、決定プログラム144tを実行すると、メッセージ表示プログラム144sの実行により図17又は図18に示されるように、テレビ受像機200の表示画面200aに、著作権保護方式を確認するために、所定のシリーズ番組のネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定するメッセージを表示する(ステップS701b)。
そして、CPU142は、シリーズ番組の放送される放送チャンネルへの切換えがユーザによって選択された場合(ステップS702b;Yes)、B1に移行し、B1終了後に切換える前の放送チャンネルに戻し(ステップS703b)、B2を終了する。
一方で、CPU142は、所定時間内にシリーズ番組の放送される放送チャンネルへの切換えがユーザによって選択されなかった場合(ステップS702b;No)、B2を終了する。
<コピー処理可能残数更新処理>
次に、当該HDDレコーダ1における、HDDドライブ8に記録済みのシリーズ番組のコピー処理可能残数更新処理について、図25のフローチャートを参照して説明する。
まず、CPU142の録画済みシリーズ番組情報判別プログラム144eの実行により、テーブル145に「録画日」が記載されているシリーズ番組情報を備えるデジタル放送データについて、ユーザがリモコン部2を操作してコピー処理を選択すると、CPU142は、コピー処理プログラム144zを実行してDVDドライブ18の記録媒体に対してコピー処理を行う(ステップS801)。
次いで、CPU142はコピー処理回数算出プログラム144fを実行し、そのデジタル放送データについて、ディスクドライブ8のコピー処理された回数(履歴情報)を1回分(ステップS801にてコピー処理された分)増加する更新を行う(ステップS802)。
そして、CPU142はコピー残数算出プログラム144gの実行により、そのデジタル放送データについて、コピー処理可能残数を算出し、テーブル145の「コピー処理可能残数」の更新を行う(ステップS803)。
以上説明した本実施形態のHDDレコーダ1によれば、シリーズ番組情報検索プログラム144a及びシリーズ番組記憶プログラム144bの実行により、抽出部3を介して、番組情報からシリーズ番組情報を検索してテーブル145に記憶する。そして、受信プログラム144cの実行により、そのシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信して、判断プログラム144dの実行により、そのデジタル放送データの著作権保護方式を判断し、そのデジタル放送データのシリーズ番組情報と、上記判断結果と、をリスト表示制御プログラム144iの実行により一覧表示させることが出来る。
つまり、HDDレコーダ1は、シリーズ番組について採用される著作権保護方式を特定し、その特定した著作権保護方式をユーザに報知出来る記録再生装置であると言える。
が出来る。
また、シリーズ番組情報検索プログラム144aの実行により検索されたシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが送信されるネットワークがチューナ部3より特定され、シリーズ番組記憶プログラム144bの実行によって、前記シリーズ番組情報と、そのネットワーク名と、を対応付けてテーブル145に記憶しているため、リスト表示制御プログラム144iの実行によって、ネットワークごとに切換えて一覧表示させることが可能である。
つまり、HDDレコーダ1は、リスト表示される各シリーズ番組に関する情報(そのシリーズ番組に設定された著作権保護方式を含む)が膨大となり表示が煩雑化しても、ユーザは、ネットワークごとに情報が整理された状態で各シリーズ番組に関する情報を把握することが可能である。
また、時刻判断プログラム144qの実行により、計時部16により計時される現在時刻がシリーズ番組情報に含まれる放送予定日時より所定時間前にあると判断された場合に、特定プログラム144pの実行により特定されるユーザにより選択されているネットワーク及び選局されている放送チャンネルと、シリーズテーブル146により記憶されるシリーズ番組情報のネットワーク名及び放送チャンネルと、が一致するか否かが一致判断プログラム144rの実行により判断され、一致していないと判断された場合に、メッセージ表示プログラムを実行して、ユーザにそのシリーズ番組情報に対応したネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示を前記所定の表示手段に行わせることが出来る。
つまり、HDDレコーダ1は、著作権保護方式を判断するシリーズ番組が、ユーザが視聴(選局)しているチャンネルと異なる放送チャンネルである場合に、ユーザに事前にネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促すため、不意打ちによりユーザの番組視聴が妨げられることがない。
また、決定プログラム144tの実行により、ユーザにそのシリーズ番組情報に対応したネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示をするとともに、リモコン部2を介してそのシリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させ、行うと決定した場合にのみ、受信プログラム144cの実行により、そのシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信することが出来る。
つまり、HDDレコーダ1は、上記のように、ユーザに事前にネットワークの選択及び放送チャンネルの選局を促し、ユーザの意思に基づいて選局/選択を行うか否かを決定させることが出来る。
本発明にかかるHDD1の要部構成を示すブロック図である。 本発明におけるテーブル145を示す図である。 本発明におけるシリーズテーブル146を示す図である。 本発明におけるシリーズ番組一覧画面500を示す図である。 本発明における放送中シリーズ番組一覧画面501を示す図である。 本発明におけるシリーズ番組録画一覧画面502を示す図である。 本発明におけるシリーズ番組録画状況表示画面504を示す図である。 本発明におけるダビング/ムーブ操作画面504bを示す図である。 本発明におけるチャンネル一覧画面505を示す図である。 本発明におけるシリーズ番組確認チャンネル選択画面506を示す図である。 本発明における保護方式確認チャンネル選択画面507を示す図である。 本発明における有料チャンネル一覧画面508を示す図である。 本発明におけるシリーズ番組確認チャンネル選択画面509を示す図である。 本発明における保護方式確認チャンネル選択画面510を示す図である。 本発明における確認チャンネルテーブル147を示す図である。 本発明におけるメッセージ表示画面を示す図である。 本発明における第2メッセージ表示画面を示す図である。 本発明における第3メッセージ表示画面を示す図である。 本発明における確認チャンネル設定処理を示すフローチャートである。 本発明における確認チャンネル設定処理を示すフローチャートである。 本発明におけるシリーズ番組情報検索更新処理を示すフローチャートである。 本発明における著作権保護方式確認処理を示すフローチャートである。 本発明における著作権保護方式確認処理を示すフローチャートである。 本発明における著作権保護方式確認処理を示すフローチャートである。 本発明におけるコピー処理可能残数更新処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 HDDレコーダ
2 リモコン部(決定手段)
3 チューナ部(放送種別特定手段)
5 抽出部(抽出手段)
8 ディスクドライブ(記録部)
10 デコーダ(再生部)
11 出力インターフェース部(再生部)
14 制御部
142 CPU(シリーズ番組情報検索手段、シリーズ番組情報記憶手段、保護方式情報記憶手段、受信手段、判断手段、生成手段)
143 記憶部
144 ROM
144a シリーズ番組情報検索プログラム(シリーズ番組情報検索手段)
144b シリーズ番組記憶プログラム(シリーズ番組情報記憶手段、保護方式情報記憶手段、リスト表示制御手段、放送チャンネル特定手段、時刻判断手段、一致判断手段、表示制御手段、決定手段)
144c 受信プログラム(受信手段)
144d 判断プログラム(判断手段、生成手段)
144i リスト表示制御プログラム(リスト表示制御手段)
144p 特定プログラム(放送チャンネル特定手段)
144q 時刻判断プログラム(時刻判断手段)
144r 一致判断プログラム(一致判断手段)
144s メッセージ表示プログラム(表示制御手段)
144t 決定プログラム(決定手段)
145 テーブル
146 シリーズテーブル
147 確認チャンネルテーブル
16 計時部
200 テレビジョン受像機(表示手段)
500 シリーズ番組一覧画面
501 放送中シリーズ番組一覧画面
502 シリーズ番組録画一覧画面
504 シリーズ番組録画状況表示画面
504b ダビング/ムーブ操作画面
505 チャンネル一覧画面
506 シリーズ番組確認チャンネル選択画面
507 保護方式確認チャンネル選択画面
508 有料チャンネル一覧画面
509 シリーズ番組確認チャンネル選択画面
510 保護方式確認チャンネル選択画面

Claims (5)

  1. 放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録部に記録し、前記記録部に記録されたデジタル放送データを再生部により再生する記録再生装置において、
    前記テレビジョン放送信号に重畳された番組情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された番組情報から、放送番組ごとに設定された、シリーズ番組に関するシリーズ番組情報を検索するシリーズ番組情報検索手段と、
    前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を記憶するシリーズ番組情報記憶手段と、
    前記シリーズ番組情報記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
    前記テレビジョン放送信号から、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、予め設定された複数回のダビングが可能なデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、
    前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報と、対応付けて、所定の表示手段に一覧表示させるリスト表示制御手段と、
    を備えることを特徴とする記録再生装置。
  2. 請求項1記載の記録再生装置において、
    前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが送信される放送種別を特定する放送種別特定手段を備え、
    前記シリーズ番組情報記憶手段は、前記シリーズ番組情報と、前記放送種別特定手段により特定された放送種別の放送種別名と、を対応付けて記憶しており、
    前記リスト表示制御手段は、前記放送種別ごとに切換えて一覧表示させることが可能であることを特徴とする記録再生装置。
  3. 請求項2記載の記録再生装置において、
    前記シリーズ番組情報は、当該シリーズ番組の放送チャンネル及び放送予定日時を含み、
    現在時刻を計時する計時部と、
    現在ユーザにより選択されている放送種別及び選局されている放送チャンネルを特定する放送チャンネル特定手段と、
    前記計時部により計時される現在時刻が、前記記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に含まれる放送予定日時より所定時間前にあるか否かを判断する時刻判断手段と、
    前記時刻判断手段により、所定時間前にあると判断された場合に、前記特定手段により特定された放送種別の放送種別名及び放送チャンネルと、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報に対応する放送種別名及び放送チャンネルと、が一致するか否かを判断する一致判断手段と、
    前記一致判断手段により一致していないと判断された場合に、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示を前記所定の表示手段に行わせる表示制御手段と、を備えることを特徴とする記録再生装置。
  4. 請求項3記載の記録再生装置において、
    前記表示制御手段により前記表示を前記所定の表示手段に行わせるとともに、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させる決定手段を備え、
    前記受信手段は、前記決定手段により前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定した場合にのみ受信することを特徴とする記録再生装置。
  5. 放送局から送出されるテレビジョン放送信号に基づくデジタル放送データを記録部に記録し、前記記録部に記録されたデジタル放送データを再生部により再生する記録再生装置において、
    前記テレビジョン放送信号に重畳された番組情報を抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された番組情報から、放送番組ごとに設定された、シリーズ番組に関するシリーズ番組情報を検索するシリーズ番組情報検索手段と、
    前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データが送信される放送種別を特定する放送種別特定手段と、
    前記シリーズ番組情報検索手段により検索されたシリーズ番組情報と、前記放送種別特定手段により特定された放送種別の放送種別名と、を対応付けて記憶するシリーズ番組情報記憶手段と、
    前記シリーズ番組情報記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に対応するデジタル放送データのダビング回数に関する保護方式情報を記憶する保護方式情報記憶手段と、
    前記デジタル放送信号から、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と同じシリーズ番組情報を備えたデジタル放送データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信されたデジタル放送データが、予め設定された複数回のダビングが可能なデジタル放送データであるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段による判断に基づいて、前記保護方式情報を生成し、前記保護方式情報記憶手段に記憶させる生成手段と、
    前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報と、前記保護方式情報記憶手段に記憶された保護方式情報と、対応付けて、所定の表示手段により前記放送種別ごとに切換えて一覧表示させるリスト表示制御手段と、
    前記シリーズ番組情報は、当該シリーズ番組の放送チャンネル及び放送予定日時を含み、
    現在時刻を計時する計時部と、
    現在ユーザにより選択されている放送種別及び選局されている放送チャンネルを特定する放送チャンネル特定手段と、
    前記計時部により計時される現在時刻が、前記記憶手段に記憶されたシリーズ番組情報に含まれる放送予定日時より所定時間前にあるか否かを判断する時刻判断手段と、
    前記時刻判断手段により、所定時間前にあると判断された場合に、前記特定手段により特定された放送種別の放送種別名及び放送チャンネルと、前記シリーズ番組情報記憶手段により記憶されたシリーズ番組情報に対応する放送種別名及び放送チャンネルと、が一致するか否かを判断する一致判断手段と、
    前記一致判断手段により一致していないと判断された場合に、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を促す旨の表示を前記所定の表示手段に行わせる表示制御手段と、
    前記表示制御手段により前記表示を前記所定の表示手段に行わせるとともに、ユーザに前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うか否かを決定させる決定手段と、を備え、
    前記受信手段は、前記決定手段により前記シリーズ番組情報に対応した放送種別の選択及び放送チャンネルの選局を行うと決定した場合にのみ受信することを特徴とする記録再生装置。
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