JP4570432B2 - ポケット付き包装体の連続製造方法 - Google Patents
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Description
即ち、本発明によれば、
(1)偏平状のプラスチックチューブ1の両端部2、2’が重なり合わないように、かつ下部側の幅が広くなるように幅方向に二つ折りにしてフィルムを段違いの四枚重ねにした後、折目部3を熱融着する工程、
(2)一番下側のフィルムを、下部側の端部2と折目部3のところで切り離し、表面フィルム4aと裏面フィルム4bを形成する工程、
(3)裏面フィルム4bに、フィルムの長手方向に適宜間隔で、略半円形または略円形のミシン目8を形成する工程、
(4)表面フィルム4aと裏面フィルム4bとを連続的に重ね合わせながら両側部((2)の切り離し前の下部側の端部2と折目部3に相当する部位)にサイドシール5a、5bを形成すると共に、長手方向に垂直に底シール6aを形成して袋状部7を形成する工程、
(5)別途製造された所定枚数のプラスチック製袋9を、表面フィルム4aと裏面フィルム4bの間から袋状部7に挿入する工程、
(6)底シール6aと平行に、前記プラスチック製袋9を挿入した開口部を封鎖するトップシール6bを形成すると共に、切断してプラスチック製袋9が封入された包装体10を分離する工程からなり、
(7)(4)〜(6)の工程をこの順で繰り返し、包装体10の表面に二つ折りにした際の上部側の端部2’を開口部とするポケット部11と、裏面に略半円形または略円形のミシン目8を有することを特徴とするプラスチック製袋9が封入されたポケット付き包装体10の連続製造方法が提供され、
前記底シール6aの形成、および、トップシール6bの形成と切断が、溶断シールによって同時に行われることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製袋9が封入されたポケット付き包装体10の連続製造方法が提供される。
上記のような熱可塑性樹脂をチューブ状に形成するには、従来公知の方法を用いることが可能であるが、サーキュラーダイを備えた押出成形機に、上記の熱可塑性樹脂を単独あるいは複数種供給して、インフレーション法によってチューブ状に形成することが好ましい。こうして得られた偏平状のプラスチックチューブ1は、紙管などにロール状に巻き取った状態で提供される。また、上記熱可塑性樹脂には熱安定剤や滑剤、アンチブロッキング剤などの従来公知の添加剤を適宜、使用してもかまわない。
まず、第一の工程は、外装袋となる偏平状のプラスチックチューブ1の両端部2、2’が重なり合わないように、下部側の幅が広くなるように幅方向に二つ折りにしてフィルムを段違いの四枚重ねにした後、折目部3を熱融着する。
上部側の端部2’は、包装体10の形成後にポケット部11の開口部に相当するので、下部側の端部2と上部側の端部2’があまりに接近している場合には、後工程のサイドシールの形成時に、下部側の端部2と上部側の端部2’が意に反して熱融着されて、ポケット部11の開口部が密封される恐れがある。そのため、プラスチックチューブ1を二つ折りにした後の、下部側の端部2と上部側の端部2’の距離は10mm以上、より好ましくは20mm以上に設定することが好ましい。
四枚重ねになったフィルムのうち一番下のフィルムを、下部側の端部2と折目部3のところで切り離すには、例えば、図1に示したように内側に刃金を取り付けた略L字状の切断具24の一方の先端を、下部側の端部2のフィルム間および折目部3側の一番下と下から二枚目のフィルムの間に挿入し、略L字状の切断具24の内側に取り付けた刃金が下部側の端部2と折目部3に接触し、外側に向かって適度に張力がかかるように設置することで可能となる。
また、折目部3の融着状態は、重ね合わされたフィルムが完全に一体化している必要はない。フィルム同士が容易に離れない状態、所謂、ブロッキングしている状態であっても上記効果は損なわれない。
ここで言う適宜間隔とは、本発明によって連続的に形成されるポケット付き包装体10の一ピッチの長さ(包装体10の幅)に相当し、ポケット付き包装体10の裏面には、略半円形または略円形のミシン目8が必ず一つ形成されることになる。
サイドシール5aは、第二の工程の切り離し前の下部側の端部2に相当する部位に、表面フィルム4aと裏面フィルム4bがそれぞれ一枚ずつ融着されている。また、サイドシール5bは、第二の工程の切り離し前の折目部3に相当する部位に、三枚重ねになった表面フィルム4aと裏面フィルム4bの四枚が同時に融着されている。
さらに、フィルムの長手方向に垂直に底シール6aを形成して、袋状部7を形成する。
プラスチック製袋9が折り畳まれた状態で挿入する場合は、プラスチック製袋9の折り目が、略半円形または略円形に形成されたミシン目付近に位置することが好ましい。この様にして挿入することによって、プラスチック製袋9の折り目付近を指で摘んで、引っ張ることでプラスチック製袋を一枚ずつ取り出すことが容易となる。
加熱した針金状シールバーによって溶断シールを行うことで、フィルムが切断されると共に、針金状シールバーの両側のフィルムに融着部が形成される。そのため、底シール6aおよびトップシール6bの形成と包装体10間のフィルム切断が一動作で行え、包装体を形成する工程を簡略化することが可能となる。
包装体10のサイドシール5aおよび5bは、底シール6aおよびトップシール6bからそれぞれ約10mm程度、融着されていない部分を設けることが好ましい。未融着部を設けることで、包装体10内の空気が容易に排出されるので、包装体10を積み重ねた際に荷崩れを起こしたり、嵩張ったりすることがない。
上部側の端部2’がポケット部11の開口部に相当し、ポケット部11にリーフレットやパフレットなどを挿入することが可能である。
2 プラスチックチューブの端部
2’ プラスチックチューブの端部
3 折目部
4a 表面フィルム
4b 裏面フィルム
5a サイドシール
5b サイドシール
6a 底シール
6b トップシール
7 袋状部
8 ミシン目
9 プラスチック製袋
10 包装体
11 ポケット部
21 ガイド板
22 ガイドロール
23 熱板
24 切断具
Claims (2)
- (1)偏平状のプラスチックチューブ1の両端部2、2’が重なり合わないように、かつ下部側の幅が広くなるように幅方向に二つ折りにしてフィルムを段違いの四枚重ねにした後、折目部3を熱融着する工程、
(2)一番下側のフィルムを、下部側の端部2と折目部3のところで切り離し、表面フィルム4aと裏面フィルム4bを形成する工程、
(3)裏面フィルム4bに、フィルムの長手方向に適宜間隔で、略半円形または略円形のミシン目8を形成する工程、
(4)表面フィルム4aと裏面フィルム4bとを連続的に重ね合わせながら両側部((2)の切り離し前の下部側の端部2と折目部3に相当する部位)にサイドシール5a、5bを形成すると共に、長手方向に垂直に底シール6aを形成して袋状部7を形成する工程、
(5)別途製造された所定枚数のプラスチック製袋9を、表面フィルム4aと裏面フィルム4bの間から袋状部7に挿入する工程、
(6)底シール6aと平行に、前記プラスチック製袋9を挿入した開口部を封鎖するトップシール6bを形成すると共に、切断してプラスチック製袋9が封入された包装体10を分離する工程からなり、
(7)(4)〜(6)の工程をこの順で繰り返し、包装体10の表面に二つ折りにした際の上部側の端部2’を開口部とするポケット部11と、裏面に略半円形または略円形のミシン目8を有することを特徴とするプラスチック製袋9が封入されたポケット付き包装体10の連続製造方法。 - 前記底シール6aの形成、および、トップシール6bの形成と切断が、溶断シールによって同時に行われることを特徴とする請求項1に記載のプラスチック製袋9が封入されたポケット付き包装体10の連続製造方法。
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JPH07125754A (ja) * | 1993-09-03 | 1995-05-16 | Nakamura Seitai Kk | 包装用袋 |
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