JP4559550B2 - 内燃機関用潤滑油組成物 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関用潤滑油組成物に関し、さらに詳しくは、ガソリンエンジン用の潤滑油として好適であり、高温条件下で長時間の酸化寿命を有し、かつ優れた低燃費性能を有する内燃機関用潤滑油組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
エネルギー・環境問題への対応から、内燃機関用潤滑油には燃費改善効果を有することが必須の要求性能となり、また、最近では、環境問題への対応からロングドレン化も必須の要求性能に加わり、内燃機関用潤滑油には高度な潤滑性能が求められている。
【0003】
以上の背景から、自動車等の内燃機関用潤滑油は、燃費改善効果を付与する目的で有機モリブデン系化合物のような摩擦調整剤が使用されている。しかし、近年の自動車技術の向上により、エンジンの高出力化、高回転化が図られ、過酷な条件で使用されているため、高温条件下での酸化安定性も要求されるようになった。
【0004】
特公平3−22438号公報は、硫黄含有モリブデン錯体とジフェニルアミンを組み合わせることにより高温における酸化安定性を改良したエンジン油を開示しているが、燃費改善効果を付与するには至っていない。また、特開平6−313183号公報は、MoDTP又はMoDTCとアミン系酸化防止剤を組み合わせることにより燃費改善効果と高温酸化安定性を有するエンジン油を開示しているが、両方の効果とも不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記観点からなされたもので、高温条件下で長時間の酸化寿命を有し、かつ優れた低燃費性能を有する内燃機関用潤滑油組成物を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、高度に精製された基油に、特定の添加剤を組み合わせて配合することにより本発明の目的を効果的に達成しうることを見出し本発明を完成したものである。すなわち、本発明の要旨は下記の通りである。
(1)100℃における動粘度が2〜12mm2/s、環分析(n−d−m法)による%CAが2以下である鉱油又は合成油を基油とし、該基油に、いずれも組成物全量基準で、(a)ジチオリン酸亜鉛をリン(P)量として0.02〜0.15重量%、(b)コハク酸イミド、カルボン酸アミド及びマンニッヒ塩基からなる群から選ばれる塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとを反応させて得られるモリブデン錯体に、さらに硫黄又はチオアセトアミドを反応させて得られる油溶性の硫黄含有モリブデン錯体をモリブデン(Mo)量として20〜100重量ppm、及び(c)ジチオカルバミン酸モリブデンをモリブデン(Mo)量として0.01〜0.15重量%配合してなる内燃機関用潤滑油組成物。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態について説明する。先ず、本発明においては、基油として、鉱油又は合成油が使用され、それらは100℃における動粘度が2〜12mm2/sであることが肝要である。好ましくは3〜8mm2/sである。動粘度が2mm2/s未満であると、蒸発損失が多く好ましくない。一方12mm2/sを超えると、粘性抵抗による動力損失が大きくなり燃費改善効果が得られないので好ましくない。また、環分析(n−d−m法)による%CAが2以下である必要がある。2を超えると、高温における酸化安定性が悪化する
【0008】
鉱油としては、例えばパラフィン基系原油,中間基系原油あるいはナフテン基系原油を常圧蒸留するか、あるいは常圧蒸留の残渣油を減圧蒸留して得られる留出油、またはこれを常法にしたがって精製することによって得られる精製油、例えば、溶剤精製油,水添精製油,脱蝋処理油,白土処理油などを挙げることができ、その中から上記の粘度範囲と%CAの範囲のものを選択すればよい。
【0009】
一方合成油としては、例えば、ポリα−オレフィン,α−オレフィンコポリマー,ポリブテン,ポリイソブチレン,アルキルベンゼン,ポリオールエステル,二塩基酸エステル,ポリオキシアルキレングリコール,ポリオキシアルキレングリコールエステル,ポリオキシアルキレングリコールエーテル,トリメリット酸エステル,ヒンダードエステル,シリコーンオイルなどを挙げることができる。
なかでも、ポリα−オレフィン(PAO)が好ましい。
これらの基油は、それぞれ単独で、あるいは二種以上を組み合わせて使用することができ、鉱油と合成油を組み合わせて使用してもよい。
【0010】
次に、基油に配合する(a)〜(c)成分について説明する。
(a)成分
ジチオリン酸亜鉛(以下、ZnDTPという)は下記一般式(I)で表される。
【0011】
【化1】
【0012】
一般式(I)において、R1 〜R4 はそれぞれ同一でも異なっていてもよい炭素数2〜20、好ましくは3〜10の直鎖状又は分岐鎖状のアルキル基を示す。
具体的には、エチル基,n−プロピル基,イソプロピル基,n−ブチル基,イソブチル基,sec−ブチル基,tert−ブチル基,各種ペンチル基,各種ヘキシル基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル,各種トリデシル基,各種テトラデシル基,各種ペンタデシル基,各種ヘキサデシル基,各種ヘプタデシル基,各種オクタデシル基,各種ノナデシル基,各種エイコシル基を挙げることができる。なお、R1 〜R4 を導入する際にα−オレフィンの混合物を原料とする場合があるが、その場合(a)成分としては異なる構造のアルキル基を有するZnDTPの混合物となる。
【0013】
(a)成分は、一種あるいは二種以上組み合わせて使用することができ、その配合量は、組成物全量基準で、リン(P)量として0.02〜0.15重量%である。0.02重量%未満であると、摩擦低減効果及び高温における酸化安定性改善効果が十分に発揮されない場合がある。0.15重量%を超えると、その量に見合った効果の向上が認められない場合がある。好ましくは、0.05〜0.10重量%の範囲である。
【0014】
(b)成分
特公平3−22438号公報に記載の硫黄含有モリブデン錯体である。即ち、コハク酸イミド、カルボン酸アミド及びマンニッヒ塩基からなる群から選ばれる塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとを反応させて得られるモリブデン錯体に、さらに硫黄又はチオアセトアミドを反応させて得られる油溶性の硫黄含有モリブデン錯体である。
【0015】
特公平3−22438号公報の要点を纏めると下記の通りである。
(1)コハク酸イミドとして、炭素数70〜128のポリイソブテニル無水コハク酸と、テトラエチレンペンタミン,トリエチレンテトラミンなどのポリアミンとの反応生成物が好適に使用される。
(2)カルボン酸アミドとして、炭素数13〜21の脂肪酸又はこの脂肪酸と、ポリイソブテニル基の炭素数が72〜128であるポリイソブテニルカルボン酸との混合物と、トリエチレンテトラミン,テトラエチレンペンタミンなどのポリアミンとの反応生成物が好適に使用される。
(3)マンニッヒ塩基として、フェノール又は炭素数9〜200のアルキル置換フェノールと、ホルムアルデヒド又はパラホルムアルデヒドと、メチルアミンなどのアルキルアミン、又はジエチレントリアミン,テトラエチレンペンタミンなどのポリアミンとの反応生成物が好適に使用される。
【0016】
(4)塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとの反応には、触媒として、水やエチレングリコール、希釈剤として、潤滑油、炭化水素溶剤が好適に使用される。
(5)塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとの反応は、混合物の融点から還流温度の間で、大気圧前後の圧力で行う。
(6)塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとの反応生成物中には、通常、塩基性窒素原子1個当たり0.01〜2個のモリブデン原子を含むようにする。
(7)最終生成物である硫黄含有モリブデン錯体中には、モリブデン原子1個当たり0.1〜4個の硫黄原子を含むようにする。
【0017】
(b)成分は、一種あるいは二種以上組み合わせて使用することができ、その配合量は、組成物全量基準で、モリブデン(Mo)量として20〜100重量ppmである。20重量ppm未満であると、高温における酸化安定性改善効果が十分に発揮されない場合がある。100重量ppmを超えると、その量に見合った効果の向上が認められない場合がある。好ましくは、40〜80重量ppmの範囲である。
【0018】
(c)成分
ジチオカルバミン酸モリブデン(以下、MoDTCという)は下記一般式(II)で表される。
【0019】
【化2】
【0020】
一般式(II)において、R5〜R8は炭素数5〜16の炭化水素基であり、全て同一でも異なっていてもよい。XはS(硫黄原子)又はO(酸素原子)である。R5〜R8で表される炭化水素基としては、例えば、炭素数5〜16のアルキル基、炭素数5〜16のアルケニル基、炭素数5〜16のシクロアルキル基、炭素数5〜16のアルキルアリール基、炭素数5〜16のアリールアルキル基などを挙げることができる。炭素数5〜16の炭化水素の具体例としては、各種ペンチル基,各種ヘキシル基,各種ヘプチル基,各種オクチル基,各種ノニル基,各種デシル基,各種ウンデシル基,各種ドデシル基,各種トリデシル基,各種テトラデシル基,各種ペンタデシル基,各種ヘキサデシル基,各種オクテニル基,各種ノネニル基,各種デセニル基,各種ウンデセニル基,各種ドデセニル基,各種トリデセニル基,各種テトラデセニル基,各種ペンタデセニル基,シクロヘキシル基,ジメチルシクロヘキシル基,エチルシクロヘキシル基,メチルシクロヘキシルメチル基,シクロヘキシルエチル基,プロピルシクロヘキシル基,ブチルシクロヘキシル基,ヘプチルシクロヘキシル基,フェニル基,トリル基,ジメチルフェニル基,ブチルフェニル基,ノニルフェニル基,メチルベンジル基,フェニルエチル基,ナフチル基,ジメチルナフチル基などを挙げることができる。
【0025】
(c)成分は、一種あるいは二種以上組み合わせて使用することができ、その配合量は、組成物全量基準で、モリブデン(Mo)量として0.01〜0.15重量%である。0.01重量%未満であると、摩擦低減効果及び高温における酸化安定性改善効果が十分に発揮されない場合がある。0.15重量%を超えると、その量に見合った効果の向上が認められない。好ましくは、0.03〜0.10重量%の範囲である。
【0026】
さらに、本発明の潤滑油組成物には、通常潤滑油の物性向上のために、本発明の目的が損なわれない範囲で、従来から潤滑油に慣用されている各種添加剤、例えば、アルカリ土類金属のスルホネート,フェネート,サリチレート等の金属系清浄剤、コハク酸イミド,コハク酸エステル等の無灰系分散剤、フェノール系,アミン系,硫黄系等の酸化防止剤、ジスルフィド類等の極圧剤、多価アルコール部分エステル,アミン,アミド等の摩擦調整剤、ポリメタクリレート,オレフィンコポリマー等の粘度指数向上剤、塩素化パラフィン−ナフタリン縮合物,ポリメタクリレート,ポリアクリレート,ポリアルキルスチレン等の流動点降下剤、ベンゾトリアゾール,チアジアゾール等の金属不活性化剤、アルケニルコハク酸やその部分エステル,ポリアルキレンエーテル,ポリアルキレンアルキルフェニルエーテル等の防錆剤、シリコーン油等の消泡剤などを、組成物全量基準で、(a)〜(c)成分以外の添加剤全部で、3〜10重量%の範囲で配合することができる。
【0027】
【実施例】
次に、本発明を実施例によりさらに詳しく説明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定されるものではない。
実施例1〜6、比較例1〜4及び参考例1〜3
下記の基油に、下記の添加剤を第1表及び第2表に示す割合で配合し、実施例と比較例、並びに参考例の潤滑油組成物を得た。その潤滑油組成物について、下記に示す方法で高温酸化安定性、摩擦係数について評価し、その結果を第1表(実施例、参考例)、第2表(比較例)に示す。
(1)基油
・PAO(1−デセンの二量体の水素化物:100℃における動粘度6.0mm2/s、%CA=0、実施例1)
・鉱油1(パラフィン系鉱油:100℃における動粘度4.2mm2/s、%CA=0、実施例2〜6、比較例2〜4、参考例2,3)
・鉱油2(パラフィン系鉱油:100℃における動粘度4.3mm2/s、%CA=5.0、参考例1)
・鉱油3(パラフィン系鉱油:100℃における動粘度4.1mm2/s、%CA=7.6、比較例1)
【0028】
(2)添加剤
(a)成分
・ZnDTP(Zn含量9.0重量%、P含量7.8重量%、S含量15.0重量%、アルキル基は第2級で炭素数3及び6のものと、第1級で炭素数8のものがある、実施例1〜6、比較例1〜3、参考例1〜3)
(b)成分
・硫黄含有Mo錯体(特公平3−22438号公報の実施例1に準拠して調製、Mo含量6.3重量%、S含量2.2重量%、実施例1〜6、比較例1,3,4、参考例1〜3)
(c)成分
・MoDTC(Mo含量4.5重量%、S含量5.7重量%、アルキル基の炭素数8〜13、実施例1〜6、比較例1,2,4、参考例1)
・MoDTP(ジチオリン酸モリブデン:Mo含量9.0重量%、P含量3.3重量%、S含量9.9重量%、アルキル基の炭素数8、参考例2)
・Moアミン塩(モリブデン酸のアミン塩:Mo含量4.5重量%、参考例3)
【0029】
(3)評価方法
(i)摩擦係数(μ)
ブロック オン リング試験機(LFW−1)で回転数1,400rpm、荷重20lbs、油温80℃、時間15分、リングの半分が試料油に浸漬する油量でテストブロックにFalex社製H−60テストブロック、テストリングにFalex社製S−10テストリングを用いてブロックに荷重をかけ、リングを回転させたときに生じる抵抗を歪み計で検出し、摩擦係数を算出した。
(ii)高温酸化安定性
ASTM D−4742(TFOUT)に準拠して、下記の評価条件で酸化誘導時間(分)を測定した。
(評価条件)
試験温度:160℃、酸素圧:620kPa、試料油:1.5g、
触媒:SRM1817c、水量:試料油に対し2重量%、燃料触媒量:試料油に対して4重量%、金属触媒量:試料油に対して4重量%
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】
【表3】
【0033】
【表4】
【0034】
【発明の効果】
本発明の内燃機関用潤滑油組成物は、高温条件下で長時間の酸化寿命を有し、かつ優れた低燃費性能を有するものであり、特にエンジン油として実用的である。
Claims (1)
- 100℃における動粘度が2〜12mm2/s、環分析(n−d−m法)による%CAが2以下である鉱油又は合成油を基油とし、該基油に、いずれも組成物全量基準で、(a)ジチオリン酸亜鉛をリン(P)量として0.02〜0.15重量%、(b)コハク酸イミド、カルボン酸アミド及びマンニッヒ塩基からなる群から選ばれる塩基性窒素化合物と三酸化モリブデンとを反応させて得られるモリブデン錯体に、さらに硫黄又はチオアセトアミドを反応させて得られる油溶性の硫黄含有モリブデン錯体をモリブデン(Mo)量として20〜100重量ppm、及び(c)ジチオカルバミン酸モリブデンをモリブデン(Mo)量として0.01〜0.15重量%配合してなる内燃機関用潤滑油組成物。
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