[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4557181B2 - 電子制御装置 - Google Patents

電子制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4557181B2
JP4557181B2 JP2007297136A JP2007297136A JP4557181B2 JP 4557181 B2 JP4557181 B2 JP 4557181B2 JP 2007297136 A JP2007297136 A JP 2007297136A JP 2007297136 A JP2007297136 A JP 2007297136A JP 4557181 B2 JP4557181 B2 JP 4557181B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
seal
housing
electronic control
seal portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007297136A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009123558A (ja
Inventor
章義 小島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2007297136A priority Critical patent/JP4557181B2/ja
Priority to EP08019771A priority patent/EP2061292B1/en
Priority to US12/292,232 priority patent/US8014158B2/en
Publication of JP2009123558A publication Critical patent/JP2009123558A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4557181B2 publication Critical patent/JP4557181B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/06Hermetically-sealed casings
    • H05K5/062Hermetically-sealed casings sealed by a material injected between a non-removable cover and a body, e.g. hardening in situ
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/0026Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units
    • H05K5/0047Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units having a two-part housing enclosing a PCB
    • H05K5/0052Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units having a two-part housing enclosing a PCB characterized by joining features of the housing parts
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K5/00Casings, cabinets or drawers for electric apparatus
    • H05K5/0026Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units
    • H05K5/0069Casings, cabinets or drawers for electric apparatus provided with connectors and printed circuit boards [PCB], e.g. automotive electronic control units having connector relating features for connecting the connector pins with the PCB or for mounting the connector body with the housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

本発明は、コネクタの実装された回路基板が筐体の内部空間に収容され、内部空間がシール材によって防水空間とされた電子制御装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、コネクタの実装された回路基板が筐体の内部空間に収容され、内部空間がシール材によって防水空間とされた電子制御装置が知られている。
特許文献1に示される電子制御機器(電子制御装置)では、上面部に開口部を有し、電子回路ユニットを収容するケース本体(上ケース)と、ケース本体の開口部を閉塞するカバー(下ケース)とにより筐体が構成されている。また、ケース本体の側壁部に開口部に連通するようにコネクタ用開口部が形成され、筐体が構成された状態でコネクタ用開口部を介してコネクタの一部が外部に露出されるようになっている。また、ケース本体の開口縁部とカバーの周縁部との間、コネクタの上面部とカバーの周縁部との間、及びコネクタ用開口部の内面部とコネクタの外面部との間に、シール材がそれぞれ配置されている。
特開2001−85858号公報
防水構造を有する電子制御装置では、一般的に生産性を考慮して、コネクタ用開口部を構成する部位を含む上ケースの周縁部及び下ケースの周縁部の一方に対してシール材を一度で塗布している。そして、上ケースと下ケースとを組み付けることで、回路基板の配置された内部空間を防水空間とするようにしている。ここで、周縁部においてシール材が塗布されるシール部位は、回路基板を取り囲むように略矩形状の回路基板の外形に沿う矩形環状となっている。このような矩形環状のシール部位へのシール材塗布においては、例えば4つの隅部(4つのコーナー部)が略直角の場合、一定速度でのシール材塗布が困難であるため、塗布量の部分的なばらつきが生じてしまう。また、塗布量の部分的なばらつきを無くそうとすると、塗布速度を遅くしなければならず、生産性が低下してしまう。
これに対し、特許文献1では(図2,図3参照)、シール部位を、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状とすることで、シール材の塗布速度を一定とし、塗布量のばらつきと生産性の低下を抑制するようにしている。
しかしながら、特許文献1に示される構成では、矩形環状のシール部位のうち、隣り合う2つの隅部間を繋ぐ繋ぎ部の一部のみを用いて、対向するコネクタ表面との間にシール部が構成されている。したがって、コネクタ長手方向における電子制御装置の体格は、コネクタの外形サイズに、繋ぎ部のうちのシール部を構成していない部分と2つの隅部を加えたサイズとなるため、小型化が困難である。
本発明は上記問題点に鑑み、シール材塗布量のばらつきと生産性の低下を抑制しつつ、コネクタ長手方向における体格を小型化することができる電子制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成する為に、請求項1に記載の電子制御装置は、平面略矩形状の回路基板と、回路基板と外部コネクタとを電気的に接続する端子がハウジングに複数配設され、回路基板に実装されたコネクタと、回路基板の厚さ方向に分割され、回路基板に対してコネクタ配置面側に配置される上ケースとコネクタ配置面の裏面側に配置される下ケースとを有し、上ケースと下ケースとを組み付けた状態で形成されるコネクタ用開口部を介してコネクタの一部を外部に露出させつつ、コネクタの残りの部分と回路基板とを内部空間に収容する筐体と、コネクタ用開口部を構成する部位を含む上ケースの周縁部と下ケースの周縁部の対向部位間、上ケースの周縁部とハウジング表面との対向部位間、及び下ケースの周縁部とハウジング表面との対向部位間にそれぞれ介在されたシール材とを備え、上ケースの周縁部と下ケースの周縁部との間に構成された外周シール部、上ケースの周縁部とハウジング表面との間に構成されたコネクタ上シール部、及び下ケースの周縁部とハウジング表面との間に構成されたコネクタ下シール部が、コネクタの長手方向におけるハウジングの端部横で連結されて、該連結部が三叉状をなすとともに、筐体の内部空間が防水空間とされている。そして、以下の点を特徴とする。先ず、上ケースの周縁部におけるシール材と接するシール部位及び下ケースの周縁部におけるシール材と接するシール部位のいずれか一方が、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状シール部位とされている。また、ハウジング表面におけるシール材と接する環状のシール部位のうち、コネクタ上シール部を構成するシール部位及びコネクタ下シール部を構成するシール部位の一方であって、矩形環状シール部位とともにコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部を構成するシール部位が、矩形環状シール部位における隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部と対向し、且つ、一方のシール部位における2つの隅部及び繋ぎ部と対向する部分が、他方のシール部位よりも、コネクタと外部コネクタとの嵌合方向においてコネクタと外部コネクタとの嵌合部に近い位置とされている。また、ハウジング表面において、コネクタ上シール部を構成するシール部位及びコネクタ下シール部を構成するシール部位のうち、矩形環状シール部位と対向するシール部位が連結部よりも延設され、矩形環状シール部位を含むコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部の一部と外周シール部の一部とがコネクタの長手方向において並設され、所定長さにわたって連結されている。
このように本発明によれば、上ケースの周縁部におけるシール部位及び下ケースの周縁部におけるシール部位のいずれか一方が、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状シール部位となっている。したがって、上記したように、シール部位へのシール材の塗布にあたって、シール材の塗布速度を一定とすることができる。これにより、塗布量のばらつきと生産性の低下を抑制することができる。
また、コネクタのハウジング表面におけるシール部位のうち、矩形環状シール部位と対向してコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部を構成するシール部位が、矩形環状シール部位における隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部と対向している。すなわち、コネクタ長手方向において、矩形環状シール部位のほぼ全体がコネクタとケースとの間に構成されるシール部に含まれている。このような構造は、矩形環状シール部位と対向する側のシール部位の、隅部及び繋ぎ部と対向する部分を、矩形環状シール部位と対向しない側のシール部位よりも嵌合部に近い位置とする、換言すれば、嵌合方向において、コネクタのハウジング表面における2つのシール部位の位置をずらす、ことで実現することができる。したがって、従来のように、矩形環状シール部位における繋ぎ部の一部と隣り合う2つの隅部を外周シール部に含む構造に比べて、コネクタ長手方向における電子制御装置の体格を小型化することができる。
また、上ケースのシール部位及び下ケースのシール部位のいずれか一方を矩形環状のシール部位とすると、上ケース及び下ケースのシール部位が、ともに矩形環状シール部位とされた構成に比べて、コネクタの高さ(回路基板の厚さ方向におけるコネクタの長さ)を確保しやすくなる。したがって、端子数の多いコネクタに対しても適用することができる。また、コネクタと外部コネクタとの嵌合代を考慮すると、ともに矩形環状シール部位とされ、コネクタ上シール部とコネクタ下シール部が対向するように設けられた構成に比べて、回路基板の厚さ方向における電子制御装置の体格を小型化することができる。また、矩形環状シール部位を有さない上ケース及び下ケースの一方と、コネクタ表面におけるシール部位との間に構成されるコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部において、シール材の塗布量を低減することができる。
また、ハウジング表面において、コネクタ上シール部を構成するシール部位及びコネクタ下シール部を構成するシール部位のうち、矩形環状シール部位と対向するシール部位が連結部よりも延設され、矩形環状シール部位を含むコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部の一部と外周シール部の一部とがコネクタの長手方向において並設され、所定長さにわたって連結された構成にしたことにより、組み付けばらつきや寸法ばらつきなどが生じても、防水性を確保することができる。また、並設された2つのシール部によって連結部付近でのリークパス(内部空間と外部との空気貫通距離)を長くして、内部空間の防水性を高めることもできる。
請求項1に記載の発明においては、請求項2に記載のように、矩形環状シール部位を有さない上ケース及び下ケースの一方と、コネクタ表面におけるシール部位との間に構成されるコネクタ上シール部又はコネクタ下シール部が、コネクタの長手方向に沿う直線状とされ、連結部がT字状とされた構成とすると良い。
連結部の三叉状としては、Y字状なども考えられるが、上記構成によれば、コネクタ長手方向における電子制御装置の体格をより小型化することができる。また、シール材の塗布量をより低減することができる。
請求項1又は請求項2に記載の発明においては、請求項3に記載のように、下ケースのシール部位のみが、矩形環状シール部位とされた構成を採用することが好ましい。この場合、コネクタ下シール部が、コネクタ上シール部よりもコネクタと外部コネクタとの嵌合部に近い位置となる。したがって、その分、請求項4に記載のように、回路基板における嵌合部側の端部を、コネクタと外部コネクタとの嵌合方向において、コネクタ上シール部と重なる位置、又は、コネクタ上シール部よりも嵌合部に近い位置とすることができる。すなわち、コネクタと外部コネクタとの嵌合方向において、電子制御装置の体格を小型化することができる。
請求項1〜4いずれかに記載の発明においては、請求項5に記載のように、矩形環状シール部位において、隣り合う2つの隅部における繋ぎ部とは反対側の端部が、連結部とされた構成とすると良い。連結部の位置を、端部から隣り合う2つの隅部とは異なる隅部側に離れた位置とすることもできるが、端部を連結部とすると、コネクタ上シール部とコネクタ下シール部との位置が近くなり、回路基板の厚さ方向にけるコネクタの抉りを抑制することができる。また、嵌合方向におけるコネクタの体格、ひいては電子制御装置の体格を小型化することも可能である。
請求項1〜5いずれかに記載の発明においては、例えば請求項に記載のように、矩形環状シール部位の構成として、2つのシール部が並設された部位の幅が、他の部位の幅よりも広くされた構成を採用すると、並設された2つのシール部によって、連結部付近でのリークパスが長くなり、内部空間の防水性を高めることができる。
また、請求項に記載のように、矩形環状シール部位の構成として、並設された2つのシール部に対応する部分で段差が設けられた構成を採用しても良い。これによれば、リークパスをより長くすることもできる。
請求項1〜いずれかに記載の発明においては、例えば請求項に記載のように、上ケース及び下ケースのうち、一方に矩形環状シール部位として筐体側凹部が形成され、他方に環状のシール部位として、外周シール部において筐体側凹部内に挿入される筐体側凸部が形成され、ハウジング表面において、コネクタ上シール部を構成するシール部位及びコネクタ下シール部を構成するシール部位のうち、矩形環状シール部位と対向する一方のシール部位には筐体側凹部内に挿入されるコネクタ側凸部が形成され、他方のシール部位には筐体側凸部が挿入されるコネクタ側凹部が形成された構成を採用することができる。
これによれば、各シール部(外周シール部、コネクタ上シール部、コネクタ下シール部)が、凹部と凹部内に挿入される凸部とシール材とによって構成されるので、リークパスを長くすることができる。また、凹部内に凸部を挿入する際に、凹部内に充填されたシール材からエア(残留空気)を凹部外に逃がすこともできる。これにより、リークパスを長くしつつ、防水性を同じとするならシール材の塗布量を少なくすることができる。
請求項に記載の発明においては、請求項に記載のように、筐体側凸部及びコネクタ側凸部の先端が、丸みを帯びた形状とされた構成としても良い。これによれば、角張った形状に比べて、凹部内におけるシール材から、エア(残留空気)を凹部外へ効率よく逃がすことができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。図2は、電子制御装置の概略構成を示す斜視図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図4は、各シール部を示す模式的な平面図である。図4においては、便宜上、コネクタ以外の電子部品及び上ケースを省略して図示している。図5は、上ケースを内面側から見た斜視図である。図6は、下ケースを内面側から見た斜視図である。図7は、コネクタの実装された回路基板を下ケースに搭載した状態を示す斜視図である。図7においては、便宜上、コネクタ以外の電子部品を省略している。図8は、図7において各シール部の連結部付近を拡大した斜視図である。図9は、コネクタの側面視平面図である。図10は、コネクタの上面視平面図である。図11は、コネクタの下面視平面図である。図12は、コネクタを外部コネクタとの嵌合側から見た平面図である。図13は、コネクタの実装された回路基板と上ケースとを組み付けた状態を示す下面視平面図である。図13においては、便宜上、コネクタ以外の電子部品を省略して図示している。図14〜図16は、組み付け手順を示す平面図である。図14〜図16においてはシール材に対してハッチングを施している。また、図15及び図16においては、便宜上、コネクタ以外の電子部品を省略して図示している。
本実施形態に係る電子制御装置は防水構造を有しており、車両の車室外(例えばエンジンルーム内)に配置される電子制御装置(例えば車両のエンジンECU(Electric Control Unit))として好適である。
図1〜図3に示すように、電子制御装置10は、要部として、筐体30と、筐体30内に収容された回路基板90と、回路基板90に実装され、一部が筐体30外に露出されて外部コネクタと接続可能とされたコネクタ110と、筐体30の内部空間を防水空間とするシール材130とを有している。
筐体30は、図1〜図3に示すように、回路基板90の厚さ方向(板厚方向)に分割された2つの筐体構成部材を組み付けてなり、筐体構成部材として、回路基板90に対してコネクタ110の配置面(以下コネクタ配置面と示す)側に配置される上ケース50と、回路基板90に対してコネクタ配置面の裏面側に配置される下ケース70とを有している。そして、上ケース50と下ケース70との対向部位間にシール材130が介在されて、図4に示す外周シール部170(図4中の実線部分)が構成され、上ケース50とコネクタ110のハウジング111との対向部位間にシール材130が介在されて、図4に示すコネクタ上シール部171(図4中の一点鎖線部分)が構成されている。また、下ケース70とコネクタ110のハウジング111との対向部位間にシール材130が介在されて、図4に示すコネクタ下シール部172(図4中の破線部分)が、コネクタ上シール部171とは平面的に異なる位置に構成されている。そして、各シール部170,171,172が、コネクタ110の長手方向におけるハウジング111の端部横(コネクタ上シール部171の両端末)で略T字状に連結され、筐体30の内部空間が防水空間となっている。なお、本実施形態においては、図4に示すように、外周シール部170とコネクタ下シール部172とが、端部から所定範囲で重複(並設)されている。
上ケース50は、例えばアルミダイカスト、プレス加工、樹脂成形などによって、図5に示すように、下ケース70側(下方)に開口する開口部51を備えた箱状に形成されている。上ケース50の底部52は、回路基板90の外形に応じて略矩形状となっており、底部52における互いに連結する略コの字状の3辺の端部に、側壁部を介して下ケース70の固定部位と対向するフランジ部53が形成されている。また、略矩形状の残りの1辺の端部(底部52の延長上)には、略コの字状のフランジ部53と両端付近で連結する(開口部51と連結する)ように、回路基板90の厚さ方向において略台形形状のコネクタ用開口縁部54が形成されている。すなわち、上ケース50は、底部52の対向面と側壁部の一面が開口された塵取り様の形状となっており、フランジ部53とコネクタ用開口縁部54が、上ケース50の周縁部となっている。そして、底部52を取り囲む周縁部(フランジ部53とコネクタ用開口縁部54)に、シール材130と接触するシール部位55が、開口部51(底部52)を取り囲むように形成されている。
本実施形態においては、シール部位55が凸部として構成されている。詳しくは、後述する下ケース70のシール部位75である外周シール用凹部76及び共用凹部78との間で外周シール部170を構成するシール部位(筐体側凸部)として、フランジ部53の幅方向における端部と端部との間の一部領域であって略コの字状の一方の端部から他方の端部まで、フランジ部53の表面から突出する態様の外周シール用凸部56(56a,56b)が形成されている。この外周シール用凸部56は、2つの隅部が丸みを帯びた略コの字状の凸部56aの両端に、所定長さを有する凸部56bがほぼ同一幅をもって連結されて構成されている。凸部56bは、後述するコネクタ110のハウジング111に形成された下シール用凸部120(凸部120b)とともに、下ケース70の共用凹部78内で並設される部位(外周シール部170とコネクタ下シール部172との重複部分を構成する部位)である。本実施形態では、図5に示すように、凸部56aよりも突出高さが低く、対向する凸部56b間の距離が、凸部56bとの連結端における対向する凸部56a間の距離よりも長くなっている。
また、シール部位55のうち、後述するコネクタ110のハウジング111に形成された上シール用凹部119との間でコネクタ上シール部171を構成するシール部位として、コネクタ用開口縁部54の幅方向における端部と端部との間の一部領域に、コネクタ用開口縁部54の表面から突出する態様で上シール用凸部57が形成されている。この上シール用凸部57は、コネクタ上シール部171の両端末で、外周シール部170及びコネクタ下シール部172と連結されるように、コネクタ用開口縁部54の長手方向における一方の端部付近から他方の端部付近まで延設されている。
なお、図1、図2、図5に示す符号58は呼吸フィルタ、符号59は電子制御装置10を車両に取り付けるブラケット取り付け用の孔である。また、図5に示す符号60は、上ケース50と下ケース70とを固定するための螺子150挿通用のネジ孔、符号61は、回路基板90を位置決めするための突起であり、回路基板90を押さえるための図示されない弾性部材が嵌装される。また、符号62は回路基板90を押さえるための突起である。
下ケース70は、例えばアルミダイカスト、プレス加工、樹脂成形などによって、図6に示すように、上ケース50側(上方)に開口する開口部71を備えた浅い箱状に形成されている。下ケース70の底部72も略矩形状となっており、底部72における互いに連結する略コの字状の3辺の端部に、側壁部を介して上ケース50の固定部位(フランジ部53)と対向するフランジ部73が形成されている。また、略矩形状の残りの1辺の端部(底部72の延長上)に、フランジ部73の両端と連結する(開口部71と連結する)態様でコネクタ用開口縁部74が形成されている。本実施形態においては、コネクタ用開口縁部74が、コネクタ110外部コネクタとの嵌合方向に延設されており、回路基板90の厚さ方向において、フランジ部73の平面よりも回路基板90に対して若干離れた程度の位置となっている。すなわち、フランジ部73とコネクタ用開口縁部74とが、ほぼ同一平面に近い状態となっている。そして、底部72を取り囲む周縁部(フランジ部73とコネクタ用開口縁部74)に構成されたシール材130と接触するシール部位75が、丸みを帯びた4つの隅部を有する平面略矩形の環状となっている。
本実施形態においては、矩形環状のシール部位75が環状の溝部(凹部)として構成されている。詳しくは、上ケース50の外周シール用凸部56との間で外周シール部170のみを構成する外周シール用凹部76と、後述するコネクタ110のハウジング111に形成された下シール用凸部120(凸部120a)との間でコネクタ下シール部172のみを構成する下シール用凹部77と、外周シール用凸部56及び下シール用凸部120(凸部120b)とともに外周シール部170及びコネクタ下シール部172を構成する共用凹部78とを繋げて構成されている。
外周シール用凹部76は、矩形環状のシール部位75のうち、外周シール用凸部56のうちの凸部56aとの間で外周シール部170を構成する部位であり、フランジ部73の幅方向における端部と端部との間の一部領域に、2つの隅部が丸みを帯びた略コの字状に形成されている。この外周シール用凹部76の両端部には、外周シール用凹部76よりも幅広の共用凹部78が連結されている。この共用凹部78は、外周シール用凹部76との連結端とは反対の端部が、略コの字状のフランジ部73の端部まで延設されている。これにより、共用凹部78内で、上ケース50の凸部56bと下シール用凸部120(凸部120b)とが並設可能となっている。なお、共用凹部78は、コネクタ110の長手方向において、図6〜図8に示すように、下シール用凸部120のうちの凸部120bが挿入される内側部位78aよりも、外周シール用凸部56のうちの凸部56bが挿入される外側部位78bのほうが高い位置となっており、内側部位78aと外側部位78bとで段差が設けられている。
また、共用凹部78における外周シール用凹部76との連結端とは反対の端部間が、下シール用凹部77によって連結されている。この下シール用凹部77は、矩形環状のシール部位75のうち、コネクタ用開口縁部74の幅方向における端部と端部との間の一部領域において外周端に沿って構成されており、コネクタ110側の隣り合う2つの隅部と該隅部を繋ぐ繋ぎ部とを連結した形状(矩形環状から、コネクタ110とは遠い側の隣り合う2つの隅部と該隅部に連結する繋ぎ部(略直線部)を除いた形状)となっている。
また、本実施形態においては、下ケース70におけるコネクタ用開口縁部74における下シール用凹部77よりも外周側に、略コの字状のフランジ部73の両端部間を繋いで下シール用凹部77を取り囲むように、下シール用凹部77に沿って外周側凸部79が形成されている。
なお、図6に示す符号80は、上ケース50と下ケース70とを固定するための螺子150の挿入用のネジ孔、符号81は、回路基板90を位置決めするための突起、符号82は、上ケース50の突起62に対応する支持突起、符号83は、回路基板90を支持する支持部である。
回路基板90は、電極としてのランドを含む配線、配線間を接続するビアホール等(図示略)が形成されており、図1に示すように、マイコン、パワートランジスタ、抵抗、コンデンサ等の電子部品91が実装されている。本実施形態においては、電子部品91の1つとして、回路基板90と外部とを電気的に接続するコネクタ110が、回路基板90に実装されている。回路基板90の構成材料としては、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、セラミック、ガラス(例えばガラス布)と樹脂との複合体等の公知材料を適用することができる。また、その層数は特に限定されるものではない。
本実施形態に係る回路基板90は、図3に示すように、コネクタ110と外部コネクタとの嵌合部側の端部92が、上ケース50に形成された上シール用凸部57とコネクタ110とハウジング111に形成された上シール用凹部119との間にシール材130が介在されたコネクタ上シール部171よりも嵌合部に近い位置となっている。
コネクタ110は、図3に示すように、樹脂などの絶縁材料からなるハウジング111に対して、導電材料からなる複数の端子112が配設されたものである。端子112は、ハウジング111から延出された一方の端部が、回路基板90のランド(図示略)とはんだを介して接続され、ハウジング111から延出された他方の端部が筐体30外に露出されて図示されない外部コネクタと電気的に接続される電気的な接続機能を提供するものである。なお、端子112のサイズや本数、回路基板90の厚さ方向における段数などは特に限定されるものではない。また、回路基板90と端子112との実装構造も特に限定されるものではない。本実施形態においては、図3に示すように挿入実装構造となっている。
ハウジング111は、図1、図3、図9〜図12に示すように、筐体30外に露出されて外部コネクタが嵌合される嵌合部113、筐体30内に収容されて、上ケース50との間にコネクタ上シール部171を構成する筐体内部114、及び筐体内部114から延設され、下ケース70との間にコネクタ下シール部172を構成する下シール用延設部115の3つの部分を有している。
嵌合部113は、一端が筐体内部114と連結され、他端が外部コネクタとの嵌合用に開口された筒状の所謂外部接続ポートであり、図12に示すように、筒内には端子112の一方の端部が外部コネクタと接続可能に露出されている。本実施形態においては、嵌合部113における外部コネクタとの嵌合側が、エンジン関係の各系統と電気的に接続される2つの外部接続ポートに分けられている。また、この嵌合部113の外周面には、外部コネクタとの嵌合用突起116が形成されている。
筐体内部114は、その外周面が、上ケース50のコネクタ用開口縁部54に対応して略台形形状となっている。そして、この外周面には、嵌合部113との連結端と該連結端とは離れた位置に突起部117,118が形成され、この突起部117,118の間に、上ケース50に設けられた上シール用凸部57と共に、コネクタ上シール部171を構成する上シール用凹部119が形成されている。なお、上シール用凹部119は、略台形の上辺及び斜辺(3辺)に形成されている。また、筐体内部114からは、端子112の一端が筐体30の内部空間に露出され、回路基板90と電気的に接続されている。
下シール用延設部115は、筐体内部114から嵌合部113側に、下ケース70と略平行に延設された部位であり、図11に示すように、コネクタ下シール部172を構成する下シール用凸部120の少なくとも一部(凸部120a)が形成された部位である。この凸部120aは、下ケース70における矩形環状のシール部位75のうち、コネクタ下シール部172のみを構成する下シール用凹部77に対応するシール部位である。すなわち、凸部120aは、丸みを帯びた2つの隅部と該隅部間を繋ぐ繋ぎ部を有する構成となっている。本実施形態においては、共用凹部78の内側部位78aに対応して、図11に示すように、筐体内部114の長手方向端部における下端に凸部120bが形成されている。そして、凸部120aを構成する2つの隅部の端部に凸部120bがそれぞれ連結され、2つの丸みを帯びた隅部を有する略コの字状の下シール用凸部120となっている。したがって、図13に示すように、上ケース50とコネクタ110とを組み付けた状態では、上ケース50の外周シール用凸部56のうちの凸部56bと、コネクタ110の下シール用凸部120のうちの凸部120bとが、コネクタ110の長手方向において、隣り合って並設された状態となる。また、凸部120bと、上ケース50の外周シール用凸部56のうちの凸部56aとの間には殆ど隙間が無く、両者はほぼ一直線状となる。
また、本実施形態においては、下シール用延設部115の外周端に、下シール用凸部120のうち、下シール用延設部115に形成された凸部120aを取り囲むように、外周側凸部121が形成されている。そして、凸部120aと外周側凸部121との間に構成される凹部に、下ケース70に形成された外周側凸部79が挿入可能な構成となっている。なお、図3に示す符号122は整列板である。
各シール部170〜172を構成するシール材130としては、シール効果を発揮することで、筐体30の内部空間を防水空間とすることのできる材料であれば採用することができる。例えば、粘着性があり、硬化することで、上ケース50の下ケース70、上ケース50とコネクタ110のハウジング111、及び下ケース70とコネクタ110のハウジング111とを接着する材料を採用することができる。また、粘着性が低いものの反発性(弾性)が強く、反発力によって隙間を埋めて、シール効果を発揮する材料を採用することもできる。また、両方の特性を兼ね備えた材料を採用することもできる。本実施形態においては、湿気硬化型のシリコン接着剤を採用している。
次に、電子制御装置10の組み付け作業について、図14〜図16を用いて説明する。なお、図15及び図16では、矩形環状のシール部位75(シール材130)のうち、コネクタ110に隠れる部分も便宜上示している。先ず、図14に示すように、下ケース70の周縁部(フランジ部73及びコネクタ用開口縁部74)に形成された矩形環状のシール部位75である筐体側凹部内全体に、例えば湿気硬化型のシール材130を塗布する。これにより、シール部位75を構成する外周シール用凹部76、下シール用凹部77、及び共用凹部78の各部にシール材130がそれぞれ充填され、外周シール部170とコネクタ下シール部172を構成するシール材130が連結された状態となる。
次に、図15に示すように、ハウジング111に形成された下シール用凸部120(図示略)が、シール部位75の対応する箇所に挿入されてシール材130と接触するように、コネクタ110を含む電子部品91(コネクタ110以外は図示略)が実装された回路基板90を下ケース70に位置決め載置する。この状態で、下シール用凸部120のうち、凸部120aが下シール用凹部77に挿入されてシール材130と接し、凸部120bが共用凹部78に挿入されて内側部位78aでシール材130と接した状態となる。また、図15に示すように、ハウジング111に形成された上シール用凹部119と下ケース70のシール部位75とが、シール部位75における共用凹部78で連結される。
次に、回路基板90の搭載後、図16に示すように、上シール用凹部119にシール材130を塗布する。これにより、コネクタ上シール部171を構成するシール材130が、コネクタ110の長手方向におけるハウジング111(筐体内部114)の端部横(コネクタ上シール部171の端末)で、外周シール部170を構成するシール材130及びコネクタ下シール部172を構成するシール材130と連結された状態となる。そして、上ケース50の周縁部に形成された外周シール用凸部56のうち、凸部56aが外周シール用凹部76に挿入されてシール材130と接し、凸部56bが共用凹部78に挿入されて外側部位78bでシール材130と接しつつ、下ケース70の開口部71を上ケース50で蓋するように、上ケース50を位置決め載置する。そして、螺子150をネジ孔60,80に挿入して締結固定する。以上により、電子制御装置10の組み付けが完了となる。
この組み付け状態では、上ケース50と下ケース70との対向部位であるフランジ部53,73に、互いに対をなす態様で外周シール用凸部56と外周シール用凹部76及び共用凹部78(外側部位78b)が形成され、外周シール用凹部76及び共用凹部78内のシール材130に外周シール用凸部56の少なくとも一部が埋設されて、図4に示したように外周シール部170が構成されている。また、上ケース50のコネクタ用開口縁部54とコネクタ110のハウジング111との対向部位に、互いに対をなす態様で上シール用凸部57と上シール用凹部119が形成され、上シール用凹部119内のシール材130に上シール用凸部57の少なくとも一部が埋設されて、図4に示したようにコネクタ上シール部171が構成されている。さらには、下ケース70におけるコネクタ用開口縁部74とコネクタ110のハウジング111との対向部位に、互いに対をなす態様で下シール用凹部77と下シール用凸部120(凸部120a)が形成され、下シール用凹部77のシール材130に凸部120aの少なくとも一部が埋設されて、図4に示したようにコネクタ下シール部172が構成されている。すなわち、筐体30の内部空間が気密にシールされた構成となっている。なお、本実施形態においては、下ケース70のフランジ部73に形成された共用凹部78(内側部位78a)内のシール材130に、コネクタ110のハウジング111に形成された下シール用凸部120(凸部120b)の少なくとも一部が埋設されており、コネクタ上シール部171との連結部よりもコネクタ110とは離反する方向にコネクタ下シール部172が延設されて、外周シール部170とコネクタ下シール部172とが重複する態様となっている。
このように、本実施形態に係る電子制御装置10では、上ケース50及び下ケース70のうち、下ケース70の周縁部(フランジ部73及びコネクタ用開口縁部74)におけるシール部位75が、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状となっている。したがって、図14で示したように、該シール部位75の全体に一括でシール材130を塗布する際に、隅部と繋ぎ部で塗布速度を変えることなく、シール材130の塗布速度をほぼ一定とすることができる。したがって、塗布量のばらつきと生産性の低下を抑制することができる。特に本実施形態においては、矩形環状のシール部位75を凹部としているので、塗布したシール材130を所定位置に保持することができる。
また、従来の電子制御装置では、上記したように、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状のシール部位全体に一括でシール材を塗布する構成においては、コネクタと筐体との間に構成されるシール部(例えば図17に示すコネクタ下シール部200)が、矩形環状のシール部位のうちの隣り合う2つの隅部間を繋ぐ繋ぎ部の一部のみを用いて構成される。したがって、コネクタの長手方向における電子制御装置の体格は、コネクタの外形サイズに、繋ぎ部のうちのシール部を構成していない部分(直線部分)と2つの隅部(R部)を加えたサイズとなり、小型化が困難であった。これに対し、本実施形態では、コネクタ110のハウジング111に設けた下シール用凸部120(120a)の形状を、矩形環状とされた下ケース70のシール部位75において、隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部を有する下シール用凹部77に対応する形状としている。すなわち、図17に示すように、コネクタ下シール部172が、隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部を含むようにしている。これにより、コネクタ110の長手方向におけるシール部170〜172の幅が、コネクタ110の外形サイズ(長さ)とほぼ一致する構成となっている。したがって、従来に比べて、コネクタ110の長手方向における電子制御装置10の体格を小型化することができる。図17は、小型化の効果を示す模式的な平面図であり、便宜上、上ケース50及びコネクタ110を除く電子部品91を省略して図示している。
なお、各シール部170〜172の連結部の態様は種々考えられる。例えば、コネクタ下シール部172だけでなく、コネクタ上シール部171も、隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部を含む態様としても良い。しかしながら、本実施形態に示したように、上ケース50及び下ケース70のシール部位55,75のうち、一方のみ(本実施形態ではシール部位75)が矩形環状シール部位とされ、ハウジング111のシール部位119,120のうち、シール部位75と対向する下シール用凸部120であって隅部及び繋ぎ部と対向する凸部120aのほうが、上シール用凹部119よりも、コネクタ110と外部コネクタとの嵌合方向において嵌合部に近い位置とされ、各シール部170〜172は、コネクタ110の長手方向におけるハウジング111の端部横(平面直線状のコネクタ上シール部171の端末)で連結されて、該連結部が三叉状とされた構成とすると良い。
このような構成とすると、嵌合方向における電子制御装置10の体格を抑制しつつ、
回路基板90の厚さ方向におけるコネクタ用開口部の幅を稼ぐことができる。すなわち、端子112の数が多いコネクタ110(端子112が多段に配置されたコネクタ110)に対しても適用することができる。また、回路基板90の厚さ方向におけるコネクタ用開口部の幅を同じとする場合には、コネクタ110と外部コネクタとの嵌合代を考慮すると、ともに矩形環状シール部位とされ、コネクタ上シール部171とコネクタ下シール部172が対向するように設けられた構成に比べて、回路基板90の厚さ方向における電子制御装置10の体格を小型化することができる。また、コネクタ上シール部171及びコネクタ下シール部172が、隣り合う2つの隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部をそれぞれ含む構成に比べてシール材130の塗布量を低減することができる。なお、連結部の三叉状としては、Y字状なども考えられる。しかしながら、本実施形態に示したように、矩形環状シール部位を有さない上ケース50及び下ケース70の一方(本実施形態では上ケース50)とハウジング111との間に構成されるコネクタ上シール部171が、コネクタ110の長手方向に沿う直線状とされ、連結部がT字状とされた構成とすると、コネクタ110の長手方向における電子制御装置10の体格をより小型化することができる。また、シール材130の塗布量をより低減することができる。
また、本実施形態においては、上ケース50及び下ケース70のうち、下ケース70のシール部位75のみが矩形環状とされており、図4に示したように、コネクタ下シール部172が、コネクタ上シール部171よりもコネクタ110と外部コネクタとの嵌合部に近い位置となっている。したがって、回路基板90における嵌合部側の端部92を、コネクタ110と外部コネクタとの嵌合方向において、コネクタ上シール部171と重なる位置、又は、コネクタ上シール部171よりも嵌合部に近い位置(図3では、コネクタ上シール部171よりも嵌合部に近い位置を例示)とすることができる。すなわち、嵌合方向において、電子制御装置10の体格を小型化することができる。
また、本実施形態においては、下ケース70における矩形環状のシール部位75において、隣り合う2つの隅部における繋ぎ部とは反対側の端部(すなわち、下シール用凹部77の端部)にて、各シール部170〜172が連結された構成となっている。このような構成とすると、嵌合方向において、コネクタ上シール部171とコネクタ下シール部172との位置が近くなり、回路基板90の厚さ方向にけるコネクタ110の抉りを抑制することができる。また、嵌合方向におけるコネクタ110の体格、ひいては電子制御装置10の体格を小型化することも可能である。
また、本実施形態においては、シール部位が矩形環状とされた下ケース70との間でコネクタ下シール部172を構成するコネクタ110の下シール用凸部120の一部(凸部120b)が、上ケース50の外周シール用凸部56の一部(凸部56b)と、コネクタ110の長手方向において並設され、図4に示したように所定長さにわたって外周シール部170とコネクタ下シール部172とが連結された構成となっている。このような構成とすると、組み付けばらつきや寸法ばらつきなどが生じても、防水性を確保することができる。また、図18に示すように、共用凹部78に対して、凸部56bと凸部120bが共に挿入されてシール材130と接しており、コネクタ110の長手方向において並んで配置されている。したがって、並設部が構成された連結部付近でのリークパス(図18に一点鎖線の矢印151で例示する内部空間と外部との空気貫通距離)を長くして、内部空間の防水性を高めることもできる。図18は、連結部付近の断面図である。
特に本実施形態においては、図6及び図8などで示したように、シール部位が矩形環状とされた下ケース70において、2つのシール部(外周シール部170及びコネクタ下シール部172)が並設された共用凹部78の幅が、他の外周シール用凹部76や下シール用凹部77の幅よりも広くされた構成となっている。このような構成とすると、並設された2つのシール部170,172によって、連結部付近でのリークパスが長くなり、内部空間の防水性を高めることができる。
また、共用凹部78においては、図18に示すように、下シール用凸部120の凸部120bが挿入される内側部位78aよりも、外周シール用凸部56の凸部56bが挿入される外側部位78bのほうが高い位置となっており、内側部位78aと外側部位78bとで段差が設けられている。このように、並設された2つのシール部170,172に対応する部分で段差が設けられた構成とすると、リークパスをより長くすることもできる。
また、本実施形態においては、上ケース50にシール部位55として凸部、下ケース70にシール部位75として凹部、コネクタ110にシール部位として上ケース50に対向する上シール用凹部119と下ケース70に対向する下シール用凸部120とが、それぞれ形成される例を示した。すなわち、各シール部170〜172が、凹部と凹部内に挿入される凸部とシール材130とによって構成される例を示した。このような構成とすると、リークパスを長くすることができる。また、凹部内に凸部を挿入する際に、凹部内に充填されたシール材130からエア(残留空気)を凹部外に逃がすこともできる。これにより、リークパスを長くしつつ、防水性を同じとするならシール材130の塗布量を少なくすることができる。特に本実施形態においては、凸部55,120の先端が、例えば図18に示すように、丸みを帯びた形状となっている。このような形状のものを採用すると、角張った形状に比べて、凹部内におけるシール材130から、エア(残留空気)を凹部外へ効率よく逃がすことができる。
また、本実施形態においては、図3で示したように、下シール用延設部115に形成された凸部120aを取り囲むように、外周側凸部121が形成されている。そして、凸部120aと外周側凸部121との間に構成される凹部に、下ケース70に形成された外周側凸部79が挿入されている。このように、シール部(図3ではコネクタ下シール部172)よりも外周側に凹凸部を有する構成とすると、電子制御装置10の外部へシール材130のはみ出しを抑制することができる。また、結果的に、リークパスを長くすることもできる。なお、このような外周側の凹凸は、コネクタ下シール部172に限定されるものではなく、外周シール部170やコネクタ上シール部171に対しても設けられると良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
本実施形態においては、上ケース50にシール部位55として凸部、下ケース70にシール部位75として凹部、コネクタ110にシール部位として上ケース50に対向する上シール用凹部119と下ケース70に対向する下シール用凸部120とが、それぞれ形成される例を示した。しかしながら、各シール部位の形態は上記例に限定されるものではない。例えば、上ケース50にシール部位55として凹部、下ケース70にシール部位75として凸部、コネクタ110にシール部位として上ケース50に対向する上シール用凸部と下ケース70に対向する下シール用凹部とが、それぞれ形成された構成としても良い。すなわち、丸みを帯びた隅部を有する矩形環状のシール部位75を凸部としても良い。また、凸部や凹部のない平坦部位としても良い。シール材130が一括で塗布される矩形環状のシール部位としては、凹部に限定されるものではない。
本実施形態においては、外周シール部170とコネクタ下シール部172とが、一部重複する(上ケース50のシール部位55のうち、外周シール部56の凸部56bと、コネクタ110における下シール用凸部120のうち、凸部120bとが、共用凹部78内で並設される)例を示した。しかしながら、外周シール部170と、筐体30とコネクタ110との間に構成されるシール部171,172の一方とが、重複しない構成としても良い。
第1実施形態に係る電子制御装置の概略構成を説明するための、組み付け前の状態を示す分解図である。 電子制御装置の概略構成を示す斜視図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 各シール部を示す模式的な平面図である。 上ケースを内面側から見た斜視図である。 下ケースを内面側から見た斜視図である。 コネクタの実装された回路基板を下ケースに搭載した状態を示す斜視図である。 図7において各シール部の連結部付近を拡大した斜視図である。 コネクタの側面視平面図である。 コネクタの上面視平面図である。 コネクタの下面視平面図である。 コネクタを外部コネクタとの嵌合側から見た平面図である。 コネクタの実装された回路基板と上ケースとを組み付けた状態を示す下面視平面図である。 組み付け手順を示す平面図である。 組み付け手順を示す平面図である。 組み付け手順を示す平面図である。 小型化の効果を示す模式的な平面図である。 連結部付近の断面図である。
符号の説明
10・・・電子制御装置
30・・・筐体
50・・・上ケース
55・・・シール部位
70・・・下ケース
75・・・シール部位
110・・・コネクタ
119・・・上シール用凹部
120・・・下シール用凸部
111・・・ハウジング
130・・・シール材
170・・・外周シール部
171・・・コネクタ上シール部
172・・・コネクタ下シール部

Claims (9)

  1. 平面略矩形状の回路基板と、
    前記回路基板と外部コネクタとを電気的に接続する端子がハウジングに複数配設され、前記回路基板に実装されたコネクタと、
    前記回路基板の厚さ方向に分割され、前記回路基板に対してコネクタ配置面側に配置される上ケースと前記コネクタ配置面の裏面側に配置される下ケースとを有し、前記上ケースと前記下ケースとを組み付けた状態で形成されるコネクタ用開口部を介して前記コネクタの一部を外部に露出させつつ、前記コネクタの残りの部分と前記回路基板とを内部空間に収容する筐体と、
    前記コネクタ用開口部を構成する部位を含む前記上ケースの周縁部と前記下ケースの周縁部の対向部位間、前記上ケースの周縁部と前記ハウジング表面との対向部位間、及び前記下ケースの周縁部と前記ハウジング表面との対向部位間にそれぞれ介在されたシール材とを備え、
    前記上ケースの周縁部と前記下ケースの周縁部との間に構成された外周シール部、前記上ケースの周縁部と前記ハウジング表面との間に構成されたコネクタ上シール部、及び前記下ケースの周縁部と前記ハウジング表面との間に構成されたコネクタ下シール部が、前記コネクタの長手方向における前記ハウジングの端部横で連結されて、該連結部が三叉状をなすとともに、前記筐体の内部空間が防水空間とされた電子制御装置であって、
    前記上ケースの周縁部における前記シール材と接するシール部位及び前記下ケースの周縁部における前記シール材と接するシール部位のいずれか一方が、丸みを帯びた4つの隅部を有する矩形環状シール部位とされ、
    前記ハウジング表面における前記シール材と接する環状のシール部位のうち、前記コネクタ上シール部を構成するシール部位及び前記コネクタ下シール部を構成するシール部位の一方であって、前記矩形環状シール部位とともに前記コネクタ上シール部又は前記コネクタ下シール部を構成するシール部位が、前記矩形環状シール部位における隣り合う2つの前記隅部及び該隅部間を直接繋ぐ繋ぎ部と対向し、且つ、一方の前記シール部位における2つの前記隅部及び前記繋ぎ部と対向する部分が、他方の前記シール部位よりも、前記コネクタと前記外部コネクタとの嵌合方向において前記コネクタと前記外部コネクタとの嵌合部に近い位置とされ、
    前記ハウジング表面において、前記コネクタ上シール部を構成するシール部位及び前記コネクタ下シール部を構成するシール部位のうち、前記矩形環状シール部位と対向するシール部位が前記連結部よりも延設され、
    前記矩形環状シール部位を含む前記コネクタ上シール部又は前記コネクタ下シール部の一部と、前記外周シール部の一部とが、前記コネクタの長手方向において並設され、所定長さにわたって連結されていることを特徴とする電子制御装置。
  2. 前記矩形環状シール部位を有さない前記上ケース及び前記下ケースの一方と、前記コネクタ表面におけるシール部位との間に構成された前記コネクタ上シール部又は前記コネクタ下シール部は、前記コネクタの長手方向に沿う直線状とされ、
    前記連結部がT字状となっていることを特徴とする請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記下ケースのシール部位が、前記矩形環状シール部位とされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電子制御装置。
  4. 前記回路基板における前記嵌合部側の端部が、前記コネクタと前記外部コネクタとの嵌合方向において、前記コネクタ上シール部と重なる位置、又は、前記コネクタ上シール部よりも前記嵌合部に近い位置とされていることを特徴とする請求項3に記載の電子制御装置。
  5. 前記矩形環状シール部位において、隣り合う2つの前記隅部における前記繋ぎ部とは反対側の端部が、前記連結部とされていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の電子制御装置。
  6. 前記矩形環状シール部位は、2つの前記シール部が並設された部位の幅が、他の部位の幅よりも広くされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  7. 前記矩形環状シール部位は、並設された2つの前記シール部に対応する部分で段差が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  8. 前記上ケース及び前記下ケースのうち、一方に前記矩形環状シール部位として筐体側凹部が形成され、他方に環状の前記シール部位として、前記外周シール部において前記筐体側凹部内に挿入される筐体側凸部が形成され、
    前記ハウジング表面において、前記コネクタ上シール部を構成するシール部位及び前記コネクタ下シール部を構成するシール部位のうち、前記矩形環状シール部位と対向する一方のシール部位には前記筐体側凹部内に挿入されるコネクタ側凸部が形成され、他方のシール部位には前記筐体側凸部が挿入されるコネクタ側凹部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子制御装置。
  9. 前記筐体側凸部及び前記コネクタ側凸部は、その先端が丸みを帯びた形状とされていることを特徴とする請求項に記載の電子制御装置。
JP2007297136A 2007-11-15 2007-11-15 電子制御装置 Active JP4557181B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297136A JP4557181B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 電子制御装置
EP08019771A EP2061292B1 (en) 2007-11-15 2008-11-12 Electronic control apparatus
US12/292,232 US8014158B2 (en) 2007-11-15 2008-11-14 Electronic control apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297136A JP4557181B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 電子制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009123558A JP2009123558A (ja) 2009-06-04
JP4557181B2 true JP4557181B2 (ja) 2010-10-06

Family

ID=40427819

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007297136A Active JP4557181B2 (ja) 2007-11-15 2007-11-15 電子制御装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8014158B2 (ja)
EP (1) EP2061292B1 (ja)
JP (1) JP4557181B2 (ja)

Families Citing this family (41)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2009069542A1 (ja) * 2007-11-29 2009-06-04 Ngk Spark Plug Co., Ltd. 金属樹脂複合体
US20100263900A1 (en) * 2009-04-20 2010-10-21 Divincenzo Gregory Reconfigurable full authority digital electronic control housing
US7948417B2 (en) * 2009-08-04 2011-05-24 Hamilton Sundstrand Corporation Digital harness with analog inputs
JP5434669B2 (ja) * 2010-02-26 2014-03-05 株式会社デンソー 防水用筐体及び防水装置
JP5570361B2 (ja) 2010-09-22 2014-08-13 三菱電機株式会社 防水型電子装置及びその組立方法
DE102011080988A1 (de) * 2011-08-16 2013-02-21 Zf Friedrichshafen Ag Gehäuseelement für ein Steuergerätegehäuse
JP5543948B2 (ja) 2011-09-21 2014-07-09 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置のシール構造
JP5621746B2 (ja) * 2011-10-20 2014-11-12 株式会社デンソー 電子装置及びその製造方法
JP5668674B2 (ja) * 2011-12-07 2015-02-12 株式会社デンソー 電子装置
JP5828555B2 (ja) * 2012-01-10 2015-12-09 Kyb株式会社 基板収納ケース
JP2013172095A (ja) * 2012-02-22 2013-09-02 Denso Corp 電子基板ケース
KR20140072467A (ko) * 2012-12-05 2014-06-13 현대오트론 주식회사 차량의 전자제어장치
JP2014154344A (ja) * 2013-02-08 2014-08-25 Hitachi Metals Ltd コネクタ支持構造及びコネクタ付き電子装置
JP2014211979A (ja) * 2013-04-17 2014-11-13 住友電装株式会社 基板用コネクタおよびケース一体型コネクタ
KR101395521B1 (ko) * 2013-04-26 2014-05-14 현대오트론 주식회사 방수형 하우징 실링을 이용한 차량의 전자 제어 장치 및 그 제조 방법
KR101407154B1 (ko) * 2013-05-10 2014-06-13 현대오트론 주식회사 차량의 전자제어장치
JP2015072797A (ja) * 2013-10-03 2015-04-16 矢崎総業株式会社 コネクタ
JP5746386B1 (ja) 2014-01-24 2015-07-08 三菱電機株式会社 防水型制御ユニットおよびその組み立て方法
JP5745127B1 (ja) 2014-03-28 2015-07-08 三菱電機株式会社 防水型制御ユニット
CN107109186A (zh) * 2014-10-08 2017-08-29 大陆汽车有限公司 密封剂、壳体和电子控制装置
JP5901725B1 (ja) * 2014-10-17 2016-04-13 三菱電機株式会社 防水型制御ユニットとその組立方法
US9293870B1 (en) * 2015-03-10 2016-03-22 Continental Automotive Systems, Inc. Electronic control module having a cover allowing for inspection of right angle press-fit pins
US9865949B2 (en) * 2015-04-28 2018-01-09 Denso Corporation Electronic device and connector
US10178782B2 (en) * 2015-09-11 2019-01-08 Veoneer Us, Inc. Mechanical housing and connector
US9872408B2 (en) 2015-10-02 2018-01-16 Samsung Electronics Co., Ltd. Electronic device including waterproof structure
KR102514770B1 (ko) * 2015-10-02 2023-03-29 삼성전자주식회사 방수 구조를 포함하는 전자 장치
JP6022013B1 (ja) * 2015-10-16 2016-11-09 三菱電機株式会社 防水型制御ユニットとその組立方法
US9775256B2 (en) * 2015-10-19 2017-09-26 Motorola Solutions, Inc. Sealing system and method for sealing of electronics housings
US9491338B1 (en) * 2015-10-19 2016-11-08 Motorola Solutions, Inc. Sealed articulating camera for a communication device
JP6072947B1 (ja) * 2016-02-01 2017-02-01 三菱電機株式会社 防水型制御装置
JP6072948B1 (ja) * 2016-02-01 2017-02-01 三菱電機株式会社 防水型制御装置
JP6129370B1 (ja) * 2016-02-15 2017-05-17 三菱電機株式会社 防水型電子機器ユニット
JP6724528B2 (ja) * 2016-04-28 2020-07-15 株式会社ジェイテクト インサート成形品及びインサート成形品の製造方法
JP6536499B2 (ja) * 2016-07-01 2019-07-03 株式会社デンソー モータ装置
JP6666443B2 (ja) * 2016-07-19 2020-03-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置及びその組立方法
KR102644975B1 (ko) * 2016-12-14 2024-03-08 엘지이노텍 주식회사 전자 부품 하우징 및 이를 포함하는 dc-dc 컨버터
CN110100505A (zh) * 2016-12-14 2019-08-06 Lg伊诺特有限公司 电子部件壳体及包括该电子部件壳体的dc-dc转换器
JP6645413B2 (ja) * 2016-12-15 2020-02-14 豊田合成株式会社 電子装置
JP7081109B2 (ja) * 2017-10-10 2022-06-07 株式会社デンソー 車載電子部品用筐体のシール構造
CN115380635A (zh) * 2020-04-21 2022-11-22 日立安斯泰莫株式会社 电子控制装置
CN112074110B (zh) * 2020-08-03 2021-09-14 安徽辰吉新能源科技有限公司 具有防水透气设计的电控外壳

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258451A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Hitachi Unisia Automotive Ltd 箱形制御ユニット
JP2004214486A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Hitachi Ltd 電子制御機器のケース及びこのケースを使用する電子制御機器
JP2007235013A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Denso Corp 電子回路基板の防水構造

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5060113A (en) * 1987-04-09 1991-10-22 Raychem Corporation Connector assembly
FR2716767B1 (fr) * 1994-02-26 1997-11-14 Bosch Gmbh Robert Boîtier recevant au moins une plaque de circuit imprimé.
JP2794558B2 (ja) * 1996-06-27 1998-09-10 日本航空電子工業株式会社 電子機器
FR2759845B1 (fr) * 1997-02-19 1999-04-30 Siemens Automotive Sa Boitier de protection pour circuit electronique
US6407925B1 (en) 1999-09-17 2002-06-18 Denso Corporation Casing for electronic control devices
US6628523B2 (en) * 2001-02-08 2003-09-30 Denso Corporation Casing for electronic control unit
US6717051B2 (en) * 2001-02-21 2004-04-06 Denso Corporation Electronic control unit for use in automotive vehicle
DE10126189C2 (de) 2001-05-30 2003-12-18 Bosch Gmbh Robert Gehäuse für ein elektrisches Gerät, insbesondere ein Schalt-oder Steuergerät in einem KFZ
JP2003258454A (ja) 2002-03-04 2003-09-12 Hitachi Unisia Automotive Ltd 箱形制御ユニット
JP4525489B2 (ja) * 2004-08-30 2010-08-18 株式会社デンソー 電子制御装置
JP4929659B2 (ja) * 2005-09-26 2012-05-09 株式会社ジェイテクト 電子制御装置
JP4560477B2 (ja) * 2005-11-15 2010-10-13 日立オートモティブシステムズ株式会社 電子制御装置および防水ケース
KR100889242B1 (ko) 2006-05-15 2009-03-17 주식회사 엘지화학 방수기능을 구비한 bms
JP4222571B2 (ja) * 2006-08-17 2009-02-12 タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 電子制御装置の筐体及び電気コネクタ
JP4470980B2 (ja) * 2007-09-10 2010-06-02 株式会社デンソー 電子装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003258451A (ja) * 2002-03-04 2003-09-12 Hitachi Unisia Automotive Ltd 箱形制御ユニット
JP2004214486A (ja) * 2003-01-07 2004-07-29 Hitachi Ltd 電子制御機器のケース及びこのケースを使用する電子制御機器
JP2007235013A (ja) * 2006-03-03 2007-09-13 Denso Corp 電子回路基板の防水構造

Also Published As

Publication number Publication date
EP2061292A1 (en) 2009-05-20
US8014158B2 (en) 2011-09-06
US20090129035A1 (en) 2009-05-21
EP2061292B1 (en) 2013-01-23
JP2009123558A (ja) 2009-06-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4557181B2 (ja) 電子制御装置
JP4470980B2 (ja) 電子装置
JP4483960B2 (ja) 電子装置
JP4661684B2 (ja) コネクタの実装構造
JP5543948B2 (ja) 電子制御装置のシール構造
JP5358639B2 (ja) 電子制御装置のシール構造
JP5905800B2 (ja) 電子制御装置のシール構造
US20100099279A1 (en) Waterproof Connector, Mounting Structure of Waterproof Connector and Mounting Method of Waterproof Connector
JP5668674B2 (ja) 電子装置
JP2013222783A (ja) 電子制御装置
JP3758038B2 (ja) 筐体のシール構造
JP6050164B2 (ja) 携帯機器
JPWO2015156370A1 (ja) 電子制御装置
JP2007329413A (ja) 電子装置
JP6354594B2 (ja) 電子装置
JP6099471B2 (ja) 携帯機器
JP4672724B2 (ja) 制御装置の密封
JP2018137260A (ja) 電子装置
JP5716647B2 (ja) 電子装置
JP2009117674A (ja) 筐体装置
JP3795607B2 (ja) 封止形筐体
JP2008059804A (ja) 電子制御装置
WO2023068143A1 (ja) 電子機器およびジャック部品
JP2014053382A (ja) 筺体及び電子装置
JP7378450B2 (ja) 電子制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090907

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090915

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091111

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20100223

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100512

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20100601

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100630

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4557181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100713

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130730

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250