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JP4428688B2 - 遊技用システム及び遊技用装置 - Google Patents

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JP4428688B2 JP2003274505A JP2003274505A JP4428688B2 JP 4428688 B2 JP4428688 B2 JP 4428688B2 JP 2003274505 A JP2003274505 A JP 2003274505A JP 2003274505 A JP2003274505 A JP 2003274505A JP 4428688 B2 JP4428688 B2 JP 4428688B2
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Description

本発明は、複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態を発生すると共に、抽選により予め定められた特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知する遊技状態である特別遊技状態を発生するスロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を、該スロットマシンに対応して設けられた遊技用装置で表示するための遊技用システム及び遊技用装置に関する。
従来より、複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲーム(例えばB.B=ビッグボーナスゲーム,及びR.B=レギュラーボーナスゲーム)が提供される特定遊技状態を発生するスロットマシンで発生した大当たり回数(例えばビッグボーナスゲームの発生回数)を集計し、その集計値を該スロットマシンに対応して設けられた遊技用装置で表示する遊技用システムが知られている(例えば特許文献1を参照)。
特開2002−336410号公報(第3頁,図1,図4)
最近は、前記特定遊技状態を発生すると共に、上記抽選により予め定められた特別入賞役(いわゆるAT役=特別遊技状態になると揃いやすくなる役)の入賞が許容された旨を遊技者に報知する遊技状態である特別遊技状態(いわゆるAT状態=アシストタイム状態)を発生するスロットマシン(いわゆるAT機)であって、前記AT役の入賞が許容された旨を遊技者に報知するゲーム数が各々異なる複数のAT状態を発生するAT機が数多く存在している。遊技者がこのようなスロットマシンで遊技を行う際、単純にAT状態が発生した回数だけではなく、前記ゲーム数が各々異なる複数のAT状態のそれぞれの発生回数がどの程度であるかを参考にしてスロットマシンを選びたいという要望があった。しかし前述した従来の遊技用システムでは、管理対象のスロットマシンからAT状態中であることを示す信号が出力されない場合において、AT状態期間を大当り状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数のAT状態各々の発生回数を集計することができないので、このような遊技者側の要求に応えることができなかった。
本発明は、このような背景のもとになされたものであり、その目的は、管理対象のスロットマシンからAT状態中であることを示す信号が出力されなくても、AT状態期間を大当り状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数のAT状態各々の発生回数を集計することができて、ゲーム数が各々異なる複数のAT状態のそれぞれの発生回数を遊技者に対して表示することのできる遊技用システム及び遊技用装置を提供することにある。
本発明は、前記課題を解決するために、次のような手段を採る。なお後述する発明を実施するための最良の形態の説明及び図面で使用した符号を参考のために付記するが、本発明の構成要素は該符号を付したものには限定されない。
まず本発明に係る遊技用システム(70)は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を可変表示させる複数の可変表示部(3L,3C,3R)と、該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段(賭数設定ボタン8)と、予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段(制御部26)と、前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段(制御部26)と、該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段(制御部26)と、前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲーム(レギュラーボーナスゲーム,ビッグボーナスゲーム)が提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段(制御部26)と、前記複数の可変表示部を停止させる順番(押し順)を遊技者に報知(押し順ナビ)することにより特別遊技状態(AT状態)になると揃いやすくなる特別入賞役(AT役)を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態(10ゲームAT,30ゲームAT,50ゲームAT,100ゲームAT)のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段(制御部26)と、該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段(制御部26)と、を含むスロットマシン(1)に対応して設けられ、各スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報含む各種の情報を表示する表示手段(ディスプレイ36)を備える遊技用装置(呼出ランプ装置30)と、複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置(ホールコンピュータ60)と、を含む遊技用システム(70)であって、前記遊技用管理装置は、前記スロットマシンから出力される、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間(AT期間)を認識するための特別遊技状態認識情報が入力される入力手段(通信部51)と、該入力手段に入力された前記特別遊技状態認識情報に基づいて前記特別遊技状態期間を認識する特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)と、前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段(ディスプレイ54)と、前記特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段52e)と、該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段(AT関連情報集計手段52f)と、を備え、前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段(ディスプレイ36,方向ボタン37,決定ボタン38)を備え、前記遊技用管理装置は、前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段(データ抽出手段62g)と、該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段(通信部61)と、を備え、前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段(32b)を備えることを特徴とする遊技用システムである。
そして請求項1に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記付与数情報に基づいて、所定期間毎の前記付与数を期間毎付与数として集計する期間毎付与数集計手段(AT期間認識手段52d)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記付与数を設定する判定値設定手段(ディスプレイ54)と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、前記期間毎付与数集計手段により所定期間毎に集計された期間毎付与数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用システムである。
また請求項2に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報(メダル投入信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記使用数に対する前記付与数の割合(ベース)である期間毎割合を算出するある期間毎割合算出手段(AT期間認識手段52d)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段(ディスプレイ54)と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、前記期間毎割合算出手段により所定期間毎に算出された期間毎割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用システムである。
また請求項3に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報(メダル投入信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記付与数と前記使用数との差数(差枚数)である期間毎差数を算出する期間毎差数算出手段(AT期間認識手段52d)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記差数を設定する判定値設定手段(ディスプレイ54)と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、前記期間毎差数算出手段により所定期間毎に算出された期間毎差数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用システムである。
また請求項4に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報(AT役信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役入賞情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役入賞情報が入力された割合(AT役信号入力回数)である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役入賞情報が入力された割合(AT役信号入力率)である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段(AT期間認識手段52d)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段(ディスプレイ54)と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用システムである。
また請求項5に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報(AT役払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役付与数情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役付与数情報が入力された割合(AT役払出信号入力回数)である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は入力された割合(AT役払出信号入力率)である期間毎入力割合を算出する集計・算出手段(AT期間認識手段52d)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段(ディスプレイ54)と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用システムである。
また請求項6に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報(AT役信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記特別入賞役入賞情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段(ディスプレイ54)と、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役入賞情報判定手段(AT役信号入力判定手段52c)を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、該特別入賞役入賞情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態(AT状態)が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間(AT期間)を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しないことを特徴とする遊技用システムである。
また請求項7に係る発明は、前記遊技用システム(70)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報(AT役払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ50)は、前記特別入賞役付与数情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段(ディスプレイ54)と、前記入力手段(通信部51)に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役付与数情報判定手段(AT期間認識手段52d)を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段52d)は、該特別入賞役付与数情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態(AT状態)が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間(AT期間)を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しないことを特徴とする遊技用システムである。
また請求項に係る発明は、請求項1〜のいずれか1つに記載した遊技用システム(70)であって、前記遊技用管理装置(ホールコンピュータ60)は、前記特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段62e)により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段62f)を備え、前記送信手段(通信部61)は、該連続発生回数集計手段により集計された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置(呼出ランプ装置30)に送信し、前記表示制御手段(32b)は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段(ディスプレイ36)に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用システムである。
また請求項に係る発明は、請求項に記載した遊技用システム(70)であって、前記送信手段(通信部61)は、前記連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段62f)により集計された特別遊技状態の連続発生回数において、前記特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段62e)により特定されたゲーム数を特定可能な情報を送信し、前記表示制御手段(32b)は、該送信手段から送信されたゲーム数を特定可能な情報に基づいて、前記連続して発生した特別遊技状態各々のゲーム数を識別可能な態様で前記表示手段(ディスプレイ36)に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用システムである。
また本発明に係る遊技用装置(呼出ランプ装置30’)は、各々を識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を可変表示させる複数の可変表示部(3L,3C,3R)と、該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段(賭数設定ボタン8)と、予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段(制御部26)と、前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段(制御部26)と、該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段(制御部26)と、前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲーム(レギュラーボーナスゲーム,ビッグボーナスゲーム)が提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段(制御部26)と、前記複数の可変表示部を停止させる順番(押し順)を遊技者に報知(押し順ナビ)することにより特別遊技状態(AT状態)になると揃いやすくなる特別入賞役(AT役)を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態(10ゲームAT,30ゲームAT,50ゲームAT,100ゲームAT)のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段(制御部26)と、該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段(制御部26)と、を含むスロットマシン(1)に対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報含む各種の情報を表示する表示手段(ディスプレイ36’)を備える遊技用装置(呼出ランプ装置30’)
であって、前記スロットマシンから出力される、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間(AT期間)を認識するための特別遊技状態認識情報が入力される入力手段(通信部31’)と、該入力手段に入力された前記特別遊技状態認識情報に基づいて前記特別遊技状態期間を認識する特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)と、前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段(ディスプレイ36’,方向ボタン37’,決定ボタン38’)と、前記特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段32e’)と、該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段(AT関連情報集計手段32f’)と、前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段32f’)と、前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段(32h’)と、を備えることを特徴とする遊技用装置である。
そして請求項10に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記付与数情報に基づいて、所定期間毎の前記付与数を期間毎付与数として集計する期間毎付与数集計手段(AT期間認識手段32d’)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記付与数を設定する判定値設定手段と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、前記期間毎付与数集計手段により所定期間毎に集計された期間毎付与数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用装置である。
また請求項11に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報(メダル投入信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記使用数に対する前記付与数の割合(ベース)である期間毎割合を算出するある期間毎割合算出手段(AT期間認識手段32d’)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、前記期間毎割合算出手段により所定期間毎に算出された期間毎割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用装置である。
また請求項12に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報(メダル払出信号)と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報(メダル投入信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記付与数と前記使用数との差数(差枚数)である期間毎差数を算出する期間毎差数算出手段(AT期間認識手段32d’)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記差数を設定する判定値設定手段と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、前記期間毎差数算出手段により所定期間毎に算出された期間毎差数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用装置である。
また請求項13に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報(AT役信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役入賞情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役入賞情報が入力された割合(AT役信号入力回数)である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役入賞情報が入力された割合(AT役信号入力率)である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段(AT期間認識手段32d’)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用装置である。
また請求項14に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報(AT役払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役付与数情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役付与数情報が入力された割合(AT役払出信号入力回数)である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は入力された割合(AT役払出信号入力率)である期間毎入力割合を算出する集計・算出手段(AT期間認識手段32d’)と、前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間(AT期間)と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識することを特徴とする遊技用装置である。
また請求項15に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報(AT役信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記特別入賞役入賞情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役入賞情報判定手段(AT役信号入力判定手段32c’)を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、該特別入賞役入賞情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態(AT状態)が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間(AT期間)を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しないことを特徴とする遊技用装置である。
また請求項16に係る発明は、前記遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記特別遊技状態認識情報は、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報(AT役払出信号)と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報(R.B信号,B.B信号)と、を含み、前記特別入賞役付与数情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、前記入力手段(通信部31’)に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役付与数情報判定手段(AT期間認識手段32d’)を備え、前記特別遊技状態期間認識手段(AT期間認識手段32d’)は、該特別入賞役付与数情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態(AT状態)が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間(AT期間)を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しないことを特徴とする遊技用装置である。
また請求項17に係る発明は、請求項10〜16のいずれか1つに記載した遊技用装置(呼出ランプ装置30’)であって、前記表示制御手段(32h’)は、前記連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段32f’)により集計された特別遊技状態の連続発生回数において、前記特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段32e’)により特定されたゲーム数を識別可能な態様で前記表示手段(ディスプレイ36’)に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用装置である。
本発明に係る遊技用システム及び遊技用装置によれば、以下のような効果を奏する。
まず請求項1に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項2に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、使用数に対する付与数の割合と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項3に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、付与数と使用数の差数と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項4に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項5に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項6に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、1ゲーム毎に、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項7に係る遊技用管理システムによれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、1ゲーム毎に、特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
そして請求項1〜7に係る遊技用管理システムによれば、ゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のそれぞれの発生回数を遊技用装置で表示できるので、遊技者にスロットマシンの選択を行う際の有用な情報を提供することができる。また他のスロットマシンで発生した複数の特別遊技状態のそれぞれの発生回数を、遊技を行っているスロットマシンに対応する遊技用装置で表示できるので、遊技者はスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。また、遊技者は遊技を行っているスロットマシンの好不調を他のスロットマシンと比較して判断することができる。
また請求項に係る遊技用システムによれば、特別遊技状態の連続発生回数を表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
また請求項に係る遊技用システムによれば、特別遊技状態が連続発生したときに、どのゲーム数の組み合わせにより連続したのかを表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
また請求項10に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項11に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、使用数に対する付与数の割合と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項12に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、付与数と使用数の差数と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項13に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項14に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項15に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、1ゲーム毎に、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
また請求項16に係る遊技用管理装置によれば、管理対象のスロットマシンから特別遊技状態中であることを示す信号が出力されなくても、1ゲーム毎に、特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与数情報と、特定遊技状態情報に基づいて、特別遊技状態期間を特定遊技状態期間と区別して認識し、ゲーム数が異なる複数の特別遊技状態各々の発生回数を集計することができる。
そして請求項10〜16に係る遊技用管理装置によれば、ゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のそれぞれの発生回数を遊技用装置で表示できるので、遊技者にスロットマシンの選択を行う際の有用な情報を提供することができる。また特別遊技状態の連続発生回数を表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
また請求項17に係る遊技用装置によれば、特別遊技状態が連続発生したときに、どのゲーム数の組み合わせにより連続したのかを表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
以下、発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。本発明は、複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態を発生すると共に、抽選手段により予め定められた特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知する遊技状態である特別遊技状態であって、該特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知するゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるスロットマシン1での遊技に関連して発生する遊技関連情報を遊技用装置である呼出ランプ装置30により表示するものである。
ここで前記特定遊技状態には、遊技者にとって有利な第1の特定遊技状態であるレギュラーボーナスゲーム(R.B)と、該第1の特定遊技状態とは異なる遊技者にとって有利な第2の特定遊技状態であるビッグボーナスゲーム(B.B)が含まれる。このレギュラーボーナスゲームは、後述するレギュラーボーナス入賞した場合に発生し、遊技者にとって有利な特別ゲームであるJACゲームが所定の入賞回数(例えば8回)又は所定の制限回数(例えば12回)に達するまで提供される。またビッグボーナスゲームは、後述するビッグボーナス入賞した場合に発生し、通常ゲーム中(レギュラーボーナスゲーム中又はビッグボーナスゲーム中以外のゲーム中)に比べて高い確率で後述する小役入賞が発生する小役ゲームが所定の制限回数(例えば30回)に達するまで提供されると共に、該小役ゲーム中に比較的高い確率でJACゲーム入賞が発生して、前記JACゲームが所定の入賞回数(例えば8回)又は所定の制限回数(例えば12回)に達するまで提供される。なおビッグボーナスゲームは、前記小役ゲームが所定の制限回数(30回)に達したとき、又は前記JACゲーム入賞が所定の制限回数(3回)に達して該JACゲームが終了したときに終了する。
また前記特別遊技状態とはアシストタイム状態(AT状態)であり、抽選により予め定められた特別入賞役(特別遊技状態になると揃いやすくなる入賞役)の入賞が許容された旨を遊技者に報知することにより、該特別入賞役の入賞をアシストする遊技状態である。このAT状態が発生すると、前記特別入賞役として、予め定められた複数種類の入賞役のうちの特定の入賞役(いわゆるAT役),入賞の発生により該入賞が発生した次のゲームで特別ゲームが1ゲーム付与されるシングルボーナス,及び/又は後述する再ゲーム(いわゆるリプレイ)等が揃いやすくなるが、本実施形態では、前記特別入賞役としてAT役が揃いやすくなる例について説明する。
ここで特別入賞役は、例えば1.2分の1程度の高確率の抽選により内部当選するが、後述する各ストップボタン5L,5C,5Rを押圧操作して各リール4L,4C,4Rを停止させる順番(以下「押し順」という。)が前記抽選により決定された押し順に合致しないと入賞しないようになっている。従って、AT状態以外においては、3つのストップボタン5L,5C,5Rの順列である6通りの押し順のうちから前記抽選により決定された1通りの押し順で遊技者が各ストップボタン5L,5C,5Rを押圧操作しなければ特別入賞役に入賞しないので、該特別入賞役の獲得が困難であるが、AT状態中においては、後述する図4(b)に示すように、前記抽選により決定された押し順が遊技者に報知(ナビゲーション)される(以下「押し順ナビ」という。)ので、該押し順ナビの通りに遊技者が各ストップボタン5L,5C,5Rを押圧操作することにより特別入賞役に入賞して、該特別入賞役を容易に獲得することができる。
なおAT状態は、予め定められた発生条件(ここでは所定の確率で抽選により内部当選すること)に従って発生し、予め定められた条件(ここでは抽選により内部当選したAT状態のゲーム数が経過すること)が成立するまでの間継続する。
また特別遊技状態(AT状態)としては、特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知するゲーム数が各々異なる複数のAT状態が存在する。本実施形態では、後述する図6(b)に示されるように、該報知するゲーム数が10である10GAT,同ゲーム数が30である30GAT,同ゲーム数が50である50GAT,及び同ゲーム数が100である100GATの4つのAT状態が存在し、いずれのAT状態が発生するかは抽選により決定される。
この本発明には、図5に示すように、遊技用管理装置であるホールコンピュータ60が、スロットマシン1から出力される特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいて前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識し、特別遊技状態であると認識された期間が、複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を設定するゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定し、該特定に基づいて各々の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン1毎に集計し、該集計された集計値を特定可能な情報を遊技用装置である呼出ランプ装置30に送信して、該呼出ランプ装置30が各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示手段に表示させる第1実施形態に係る遊技用システム70と、図22に示すように、呼出ランプ装置30が、上記第1実施形態におけるホールコンピュータ60と同様にスロットマシン1から出力される特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいて処理を行い、各々の特別遊技状態の発生回数を集計し、該集計した集計値に基づいて、各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示手段に表示させる第2実施形態に係る呼出ランプ装置30’を含む。
以下においては、まず第1実施形態に係る呼出ランプ装置30及びホールコンピュータ60を含む遊技用システム70について説明を行い、次に第2実施形態に係る呼出ランプ装置30’について、第1実施形態と異なる点について説明を行う。
[1.第1実施形態に係る遊技用システム70]
図1は第1実施形態に係る呼出ランプ装置30及びホールコンピュータ60を含む遊技用システム70の一例を表す機能ブロック図である。この遊技用システム70は図1に示すように、各スロットマシン1に対応して設けられた遊技用装置である呼出ランプ装置30と、複数の呼出ランプ装置30と通信可能であり、該各スロットマシン1での遊技に関連して発生する遊技関連情報を各スロットマシン1毎に管理する遊技用管理装置であるホールコンピュータ60とを含むものである。なお、ここでは図1に示すように各スロットマシン1及び呼出ランプ装置30は、後述する台端末40及び中継コンピュータ50を介してホールコンピュータ60と接続されている。各スロットマシン1は台番号によって個々に識別可能とされており、各呼出ランプ装置30は、ユニットIDによって個々に識別可能とされている。なお、図1では、図面の簡略化のために、スロットマシン1は4台のみ表示し、台端末40や中継コンピュータ50は1台のみ表示している。
スロットマシン1は、前述の如くレギュラーボーナス及びビッグボーナスを発生すると共に、AT状態を発生するものである。図2に示すように、スロットマシン1の機枠1Aには前面扉1Bが開閉自在に設けられており、その前面扉1Bの上方部分の前面側の所定箇所には表示窓1Cが設けられている。前面扉1Bは、通常時は閉成状態で施錠されており、遊技場の係員が所定の鍵を前面扉開閉用鍵穴1Dに挿入して操作することにより解錠されて開成可能となる。
表示窓1Cには、各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部である左可変表示部3L,中可変表示部3C,右可変表示部3Rが設けられており、具体的には、該識別情報である図柄が外周に描かれた左リール4L,中リール4C,右リール4Rが視認可能とされている。この各可変表示部3L,3C,3Rは、それぞれに上下3段に識別情報を可変表示可能な大きさに構成されている。これら各可変表示部3L,3C,3Rと、各リール4L,4C,4Rにより、可変表示装置2が構成されている。
また表示窓1Cには、点灯又は点滅することによって、ゲームに使用するメダルの投入を指示する投入指示ランプ11と、賭数に応じて有効となる有効ラインに対応して点灯することによって、どの有効ラインが有効になっているかを示す有効ライン表示ランプ12,13,14と、点灯することによって、後述する再ゲームが可能になったことを示す再ゲーム表示ランプ15と、前記AT状態において特別入賞役の報知(押し順ナビ),AT状態の名称(例えば10GAT等),及びAT状態の残りゲーム数の表示をするためのディスプレイ16と、入賞が成立した場合に付与されるメダル数や、エラーが発生した場合のエラー原因を特定するエラーコードを表示するための払出数表示器17と、後述するクレジットゲーム中において、蓄積されているメダルの枚数を表示するためのクレジット表示器18と、ビッグボーナスゲーム中又はレギュラーボーナスゲーム中において、現在実行しているビッグボーナスゲームやレギュラーボーナスゲームの回数を切替表示するゲーム数可変表示器19が設けられている。また表示窓1Cの上方には、所定の点灯や点滅によって、レギュラーボーナス入賞,ビッグボーナス入賞,又はAT状態の発生を報知するための遊技効果ランプ20が複数設けられている。
スロットマシン1の前面には、各リール4L,4C,4Rの回転を停止するための左ストップボタン5L,中ストップボタン5C,右ストップボタン5Rと、各ストップボタン5L,5C,5Rの外周を取り囲む態様で発光することによって、対応する各ストップボタン5L,5C,5Rの押圧操作を有効に受け付ける状態になった旨を示すための左操作有効ランプ6L,中操作有効ランプ6C,右操作有効ランプ6Rと、各リール4L,4C,4Rの回転を開始するためのスタートレバー7と、複数の可変表示部3L,3C,3Rで前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部3L,3C,3Rの表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段である賭数設定ボタン8と、後述するメダルゲームとクレジットゲームとを切り替えるゲーム切替ボタン9と、ゲームに使用するメダルを投入するためのメダル投入口10と、メダルが払い出されるメダル払出口22と、該払い出されたメダルが貯留されるメダル貯留皿23が設けられている。
スロットマシン1の内部には、ゲーム中における効果音の発生や異常時における警報音の発生等を行うスピーカ21と、遊技場の管理者等が所持する特定の設定用キーによるキー操作を検出するためのキースイッチ24と、各特定遊技状態及び各特別遊技状態の発生確率を設定するための確率設定スイッチ25が設けられている。ここで前記設定用キーを使用してキー操作を行えば、該キー操作がキースイッチ24により検出されて確率設定スイッチ25が能動化され、該確率設定スイッチ25を操作することにより各特定遊技状態及び各特別遊技状態の発生確率を設定変更することができる。またスロットマシン1の内部には、図5に示すように、遊技状態の制御を行うための制御部26と、各種遊技関連情報を出力するための情報出力基板27が設けられているが、これらについては後述する。
このスロットマシン1で遊技者が遊技を行う場合には、まず投入指示ランプ11が点灯又は点滅しているときに、メダル投入口10からメダルを投入し、又は賭数設定ボタン8を押圧操作して、賭数を設定する。この投入指示ランプ11は、通常ゲーム中及び小役ゲーム中においては3枚賭けが設定された時点で消灯し、JACゲーム中においては1枚賭けが設定された時点で消灯する。
1〜3枚の賭数が設定された後に遊技者がスタートレバー7を押圧操作すれば、可変表示装置2の可変表示が開始されて各可変表示部3L,3C,3Rにより複数種類の識別情報が可変表示される。可変表示の開始から所定時間が経過すると、各操作有効ランプ6L,6C,6Rの発光態様が操作無効態様から操作有効態様に変化して、各ストップボタン5L,5C,5Rの押圧操作を有効に受け付ける状態になった旨が示される。
ここで遊技者が各ストップボタン5L,5C,5Rを押圧操作すれば、対応する各操作有効ランプ6L,6C,6Rの発光態様が操作有効態様から操作無効態様に変化すると共に、対応する各リール4L,4C,4Rの回転が停止して、対応する各可変表示部3L,3C,3Rに可変表示装置2の表示結果が導出表示される。なお遊技者が各ストップボタン5L,5C,5Rを押圧操作しなければ、所定の可変表示時間の経過により、可変表示装置2が自動的に停止制御される。この可変表示装置2の表示結果が導出表示されることにより1ゲームが終了し、該表示結果が後述する抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞が発生して、所定の遊技価値の付与(メダルの払出又はクレジットの加算)が行われる。
このスロットマシン1においては、メダルを投入して遊技を行うメダルゲームの他に、予め蓄積されている有価価値を使用して遊技を行うクレジットゲームが可能である。遊技者は、ゲーム切替ボタン9を1回押圧操作することにより、メダルゲームからクレジットゲームに切り替えることができ、またゲーム切替ボタン9を押圧操作することにより、クレジットゲームからメダルゲームに切り替えることができる。
図3は各リール4L,4C,4Rの外周に描かれた識別情報としての図柄(シンボルマーク)の一例を表す展開図である。図3の左側に示した数字は図柄番号であり、0〜20の21個の図柄が各リール4L,4C,4Rの外周に描かれている。図3(a)は左リール4Lの外周に描かれた図柄を示した図であり、図3(b)は中リール4Cの外周に描かれた図柄を示した図であり、図3(c)は右リール4Rの外周に描かれた図柄を示した図である。
各リール4L,4C,4Rの外周には、「スイカ」,「チェリー」,「ベル」,「JAC」,「BAR」,「赤7」,「青7」の各図柄が描かれている。そして可変表示装置2に導出表示された表示結果が、賭数に応じた有効ライン上において「赤7,赤7,赤7」又は「青7,青7,青7」のボーナス役となれば、15枚のメダルが付与されると共にビッグボーナス入賞が発生してビッグボーナスゲームが提供され、前記小役ゲームが開始される。一方、該有効ライン上において「BAR,BAR,BAR」のボーナス役となれば、15枚のメダルが付与されると共にレギュラーボーナス入賞が発生してレギュラーボーナスゲームが提供され、前記JACゲームが開始される。
なお小役ゲーム中においては、前記有効ライン上において「JAC」が3つ揃えばJACゲーム入賞(いわゆるJACイン)となり、15枚のメダルが付与されると共に前記JACゲームが開始される。またJACゲーム中においては、前記有効ライン上に「JAC」が3つ揃えばJACゲーム中の入賞となり、15枚のメダルが付与される。このJACゲーム中に入賞が発生する有効ラインは、可変表示部における中段の横一列のみである。
通常ゲーム中(レギュラーボーナスゲーム中又はビッグボーナスゲーム中以外のゲーム中)又は小役ゲーム中に、該有効ライン上において「スイカ,スイカ,スイカ」の小役となれば、該小役が入賞して15枚のメダルが付与される。なお「スイカ,スイカ,スイカ」の役は、AT状態中における押し順ナビの対象となるAT役でもあるため、前述の如く、通常ゲーム中においては入賞が困難である一方で、AT状態中においては押し順ナビに従うことにより容易に入賞する。また通常ゲーム中又は小役ゲーム中に、該有効ライン上において「ベル,ベル,ベル」の小役となれば、該小役が入賞して10枚のメダルが付与される。
また通常ゲーム中又は小役ゲーム中に、該有効ライン上において「赤7又は青7,ベル,ベル」のシングルボーナス役となれば、6枚のメダルが付与されると共にシングルボーナス入賞が発生して、次のゲームで1ゲームのJACゲームが行われる。また通常ゲーム中又は小役ゲーム中に、該有効ライン上において左図柄のみ「チェリー」の小役となれば、該小役が成立して2枚のメダルが付与される。また通常ゲーム中に、該有効ライン上において「JAC」が3つ揃えば、再ゲームが成立して、メダルの投入や賭数の設定を行うことなくスタートレバー7の押圧操作を行うのみで、可変表示装置2の可変表示が再度開始される。
なお賭数に応じた有効ラインが複数本存在する場合において、前述したメダルが付与される図柄の組合せが複数本の有効ライン上において同時に成立した場合には、各有効ライン上の図柄の組合せによって付与されるメダル枚数の合計枚数に相当するメダルが付与されるのが原則である。ただし1ゲームにおいて付与されるメダルの上限は15枚と定められているため、付与されるメダルが15枚を越える場合にはその16枚目以降のメダルが無効となる。
図5に示す制御部26は、遊技状態を制御するものである。この制御部26は抽選手段の一例であって、予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選するものであり、具体的には、スタートレバー7が押圧操作されたときに、予め定められた確率に従って、該抽選を行って入賞役を決定する。なお入賞役としてAT役が決定されたときには、前記押し順も決定する。
また制御部26は導出表示制御手段の一例であって、前記識別情報(図柄)を可変表示部3L,3C,3Rに導出表示させるものであり、具体的には、各ストップボタン5L,5C,5Rが押圧操作されたときに、対応する各リール4L,4C,4Rの回転を停止させる。ここで導出表示制御手段は、前記抽選手段の抽選結果に応じてリールの停止結果を決定し、該決定結果に沿うようにリールを制御する、いわゆる引き込み制御を行うので、目押しを行っても、前記抽選手段によって入賞が許容されていない入賞役は導出表示されない。
また制御部26は入賞発生手段の一例であって、該導出表示制御手段によって導出表示された複数の可変表示部3L,3C,3Rの表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させるものであり、これにより、該入賞役に対応する数のメダルが遊技者へ付与される。
また制御部26は特定遊技状態制御手段の一例であって、複数の可変表示部3L,3C,3Rの表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームであるビッグボーナスゲーム又はレギュラーボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御するものである。
また制御部26は特別遊技状態決定手段の一例であって、抽選手段(ここでは制御部26)により予め定められた特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知する遊技状態であって、該特別入賞役の入賞が許容された旨を遊技者に報知するゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する。具体的には、前述の如く所定の確率の抽選を行ってAT状態を発生させるか否かを決定すると共に、AT状態を発生させると決定したときには、前記報知するゲーム数が10である10GAT,同ゲーム数が30である30GAT,同ゲーム数が50である50GAT,及び同ゲーム数が100である100GATのうちいずれのAT状態を発生させるかも決定する。さらに制御部26は特別遊技状態制御手段の一例であって、特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態(AT状態)のうちいずれかの特別遊技状態(例えば10GAT)を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態(ここでは10GAT)に対応するゲーム数(ここでは10ゲーム)間、特別遊技状態に制御する。
このAT状態中には、ディスプレイ16において押し順ナビが行われる。まず前記特別遊技状態決定手段によりAT状態を発生させること及び継続ゲーム数が決定されると、図4(a)に示すように、ディスプレイ16において、AT状態が発生した旨が、該発生したAT状態の名称(例えば10GAT)と共に表示され,該発生したAT状態のゲーム数(ここでは10ゲーム)が残りゲーム数として表示される。次に遊技者によりスタートレバー7が押圧操作されて、前記抽選手段により入賞役として特別入賞役(AT役)が決定されると共に押し順が決定されると、図4(b)に示すように、ディスプレイ16において、各ストップボタン5L,5C,5Rを表す円の中に該決定された押し順を表す数字が表示されることにより押し順ナビが表示されると共に、残りゲーム数から1が減算されて表示される。この図4(b)に示す例では、1番目に中ストップボタン5C,2番目に左ストップボタン5L,3番目に右ストップボタン5Rの押し順で押圧操作すれば、特別入賞役が入賞する。なお前記抽選手段により入賞役として特別入賞役以外の役が決定されると、押し順ナビは行われずに、残りゲーム数だけが減算されて表示される。この押し順ナビは、残りゲーム数が0になるまで継続する。
次に、図5に示すように、スロットマシン1の情報出力基板27には、各種遊技関連情報を出力するための複数種類の出力端子27a〜27fが設けられており、各出力端子27a〜27fは、複数(例えば4台)のスロットマシン1及び呼出ランプ装置30と通信可能な台端末40,及び複数の台端末40と通信可能であり遊技島毎に設けられた中継コンピュータ50を介してホールコンピュータ60の通信部61と通信可能に接続されている。以下に説明する出力端子27a〜27fから出力される信号は前記台端末40,及び中継コンピュータ50を介してホールコンピュータ60の通信部61に入力されるものであるが、ここでは台端末40,及び中継コンピュータ50における情報の入出力についての説明は省略し、出力端子27a〜27fと、ホールコンピュータ60の通信部61における情報の入出力について説明する。
ここで出力端子27aから通信部61へは、賭数を設定するために使用された使用価値の大きさ,及びゲームが行われたことを特定可能な情報として、メダル投入口10へのメダルの投入又は賭数設定ボタン8の押圧操作により賭数として設定されたメダル数を特定可能なメダル投入信号が出力される。このメダル投入信号は、スタートレバー7が押圧操作されたときに、賭数として設定されたメダル数に応じて出力されるパルス信号であり、具体的には、賭数が1であるときには1パルス,賭数が2であるときには2パルス,賭数が3であるときには3パルスのメダル投入信号が出力される。また、このメダル投入信号は台端末40を介して呼出ランプ装置30の通信部31にも入力される。
また出力端子27bから通信部61へは、前記各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報として、前記入賞発生手段の制御により遊技者に付与されたメダル数を特定可能なメダル払出信号が出力される。このメダル払出信号も、遊技者に付与されるメダル数に応じて出力されるパルス信号である。
また出力端子27cから通信部61へは、第2の特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報として、ビッグボーナス信号(B.B信号)が出力される。このB.B信号は、ビッグボーナスゲームが入賞した時点からビッグボーナスゲームが終了する時点までの間、継続的に出力される。また、このB.B信号は台端末40を介して呼出ランプ装置30の通信部31にも入力される。
また出力端子27dから通信部61へは、第1の特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報として、レギュラーボーナス信号(R.B信号)が出力される。このR.B信号も、レギュラーボーナスゲームが入賞した時点からレギュラーボーナスゲームが終了する時点までの間、継続的に出力される。また、このR.B信号は台端末40を介して呼出ランプ装置30の通信部31にも入力される。
また出力端子27eから通信部61へは、特別遊技状態であることを特定可能な情報として、AT信号が出力される。このAT信号は、AT状態が発生した時点からAT状態が終了する時点までの間、継続的に出力される。この出力端子27eは、後述する図9に示す第1のAT期間認識方法が適用されるスロットマシン1のみに備えられる。
さらに出力端子27fから通信部61へは、AT状態が発生すると揃いやすくなる特別入賞役であるAT役が入賞したときに、該AT役が入賞した旨を示すAT役信号が出力される。この出力端子27fは、後述する図13に示す第5のAT期間認識方法,及び図15に示す第7のAT期間認識方法が適用されるスロットマシン1のみに備えられる。
呼出ランプ装置30は、遊技用装置の一例であって、スロットマシン1に対応して設けられ、該スロットマシン1での遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段であるディスプレイ36を備えるものである。この呼出ランプ装置30は、図1に示すように横長の箱形の形状を呈するものであり、その前面には、図5及び図20に示すように呼出ランプ33,呼出ボタン34,データ呼出ボタン35,ディスプレイ36,方向ボタン37,及び決定ボタン38が設けられている。また、その内部には、図5に示すように、通信部31,及び制御部32が設けられている。この制御部32は、呼出ランプ33の発光を制御する発光制御手段32aと、ディスプレイ36の表示を制御する表示制御手段32bと、当日発生したボーナスゲームの情報を集計するボーナス関連情報集計手段32cを含む。ここで、ボーナス関連情報集計手段32cは、通信部31に入力されたメダル投入信号,B.B信号,及びR.B信号に基づいて、当日のビッグボーナスゲームの発生回数と、レギュラーボーナスゲームの発生回数と、ボーナスゲーム終了時からのゲーム数(最初のボーナスゲームが発生するまでは開店時からのゲーム数)も集計している。これらの集計値はRAMに記憶され、表示制御手段32bによって、後述する図20(a)に示すように各々「BIG回数」,「REG回数」,「ボーナス間ゲーム数」としてディスプレイ36に表示され、集計値の更新に対応して表示内容も更新される(いわゆるリアルタイム表示される。)。
これら呼出ランプ装置30に設けられる各機器は、図5に示すように接続されている。スロットマシン1で遊技を行っている遊技者が店員を呼びたい場合には、呼出ボタン34を押すと、発光制御手段32aが呼出ランプ33を所定の発光態様で発光させ、店員に呼出を報知することが出来る。ここで、ディスプレイ36,方向ボタン37,及び決定ボタン38は、表示手段(ディスプレイ36)に各々の特別遊技状態(AT状態)の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシン1を指定する指定手段として機能するものであり、その作用については後述する。
台端末40は、遊技島に設けられ、所定数(ここでは4組)のスロットマシン1及び呼出ランプ装置30に対応して設けられるものであり、該所定数の接続コネクタA〜Dを備え、各接続コネクタに各スロットマシン1を接続することにより、該接続された機器との間で通信可能なものである。また、中継コンピュータ50は、台端末40とホールコンピュータ60との間における通信を中継するものである。
ホールコンピュータ60は遊技用管理装置の一例であって、複数の遊技用装置(ここでは呼出ランプ装置30)と通信可能であり、スロットマシン1での遊技に関連して発生する遊技関連情報を各スロットマシン1毎に管理するものであって、図5に示すように接続される通信部61,制御部62,ハードディスク63,ディスプレイ64,及びプリンタ65を備えている。
通信部61は入力手段の一例であって、スロットマシン1から出力される特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報が入力される。また、通信部61には、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報も入力される。具体的には、特別遊技状態認識情報として、出力端子27aから出力されるメダル投入信号と、出力端子27bから出力されるメダル払出信号と、出力端子27cから出力されるB.B信号と、出力端子27dから出力されるR.B信号と、出力端子27eから出力されるAT信号と、出力端子27fから出力されるAT役信号が入力される。
また、通信部61は、送信手段の一例であって、後述する発生回数集計手段であるAT関連情報集計手段62fにより集計された集計値(ここでは各AT状態の発生回数)を特定可能な情報を遊技用装置(ここでは呼出ランプ装置30)に送信するものである。
制御部62は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ハードディスク63に記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、ホールコンピュータ60に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部62には、遊技関連情報集計手段62a,AT信号入力判定手段62b,AT役信号入力判定手段62c,AT期間認識手段62d,AT状態特定手段62e,AT関連情報集計手段62f,及びデータ抽出手段62gが含まれる。
遊技関連情報集計手段62aは、通信部61に入力される遊技関連情報に基づいて、AT状態に関連する以外の各種の遊技関連情報を集計・算出するものであり、具体的には、例えばメダル投入信号の受信パルス数が集計され、その集計値をゲーム数に変換した(例えば3パルス受信で1ゲーム)「ゲーム数」,メダル投入信号の受信パルス数が集計された「メダル投入枚数」,メダル払出信号の受信パルス数が集計された「メダル払出枚数」,B.B信号の受信数が集計された「BB発生回数」,R.B信号の受信数が集計された「RB発生回数」,BB発生回数÷ゲーム数の式で算出される「BB確率」,RB発生回数÷ゲーム数の式で算出される「RB確率」,ボーナスゲーム間におけるゲーム数である「TS」,メダル投入枚数とメダル払出枚数の差である「差枚数」,ビッグボーナスゲーム中の差枚数である「BB中TY」,レギュラーボーナスゲーム中の差枚数である「RB中TY」,メダル払出枚数÷メダル投入枚数の式で算出される「出玉率」,通常ゲーム中の出玉率である「ベース」等が集計・算出される。ここで、上記「メダル払出枚数」,及び「メダル投入枚数」としては、当日の遊技場の営業開始からの、メダル払出枚数,及びメダル投入枚数の累計値が集計されると共に、1ゲーム毎の、メダル投入枚数,及びメダル払出枚数(例えば、100ゲーム目:メダル投入枚数3枚,メダル払出枚数15枚)が識別可能なように集計されている。さらに、B.B信号及びR.B信号の入力開始時点及び入力終了時点を示す情報(ここでは本日行われたゲーム数を基準として、例えば「入力開始750ゲーム目,入力終了800ゲーム目」のように示される)も集計されている。ここで集計・算出された各種の遊技関連情報は、ハードディスク63において、図示しない遊技関連情報DBに、各スロットマシン1の台番号と対応付けて記憶される。
AT信号入力判定手段62bは、通信部61にAT信号が入力されているか否かを1ゲーム毎に判定するものである。このAT信号入力判定手段62bは、後述する図9に示す第1のAT期間認識方法が適用されるホールコンピュータ60のみに備えられる。またAT役信号入力判定手段62cは、通信部61にAT役信号の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定するものである。このAT役信号入力判定手段62cは、後述する図13に示す第5のAT期間認識方法,及び図15に示す第7のAT期間認識方法が適用されるホールコンピュータ60のみに備えられる。
AT期間認識手段62dは、特別遊技状態期間認識手段の一例であって、入力手段である通信部61に入力された特別遊技状態認識情報に基づいて特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識する。具体的には、前述した特別遊技状態情報であるメダル投入信号,メダル払出信号,B.B信号,R.B信号,AT信号,及びAT役信号の各種信号に基づいてAT状態である期間(即ちAT期間)を認識するが、その作用の詳細については図9〜図19を参照して後述する。
AT状態特定手段62eは、特別遊技状態特定手段の一例であって、特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間がゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する。具体的には、前述したAT期間認識手段62dにより認識されたAT期間(例えば12ゲーム)が、後述するゲーム数設定手段であるディスプレイ64により予め設定されたゲーム数(ここでは10ゲーム,30ゲーム,50ゲーム,100ゲーム)のうちどのゲーム数に最も近いかを判定し、該AT期間であると認識された期間(ここでは12ゲーム)が属するゲーム数(ここでは10ゲーム)を特定し、該特定されたゲーム数(ここでは10ゲーム)に応じた特別遊技状態(ここでは10GAT)が発生したことを特定する。
AT関連情報集計手段62fは、発生回数集計手段の一例であって、特別遊技状態特定手段による特定に基づいて各々の特別遊技状態の発生回数を集計する。具体的には、AT状態特定手段62eにより前記ゲーム数に応じたAT状態が発生したことの特定が行われる毎に、該特定されたAT状態の発生回数を1回加算更新することによって各AT状態(ここでは10GAT,30GAT,50GAT,100GAT)の発生回数を集計している。また、各AT状態の前に発生したAT状態の終了から、該各AT状態の開始までのゲーム数(最初のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数)を集計している。これらの集計値は後述するAT関連情報DBに記憶される。
また、AT関連情報集計手段62fは、連続発生回数集計手段の一例であって、特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する。具体的には、AT状態特定手段62eにより特定されたAT状態が所定間隔(例えば50ゲーム)以内で連続しているときには、該連続しているAT状態の数を、連続して発生した(いわゆる連チャンした)AT状態の連続発生回数(ここでは連チャン数)として集計するものである。集計されたAT状態の連続発生回数は、該連続しているAT状態を識別可能な情報と共に、後述するAT関連情報DBに記憶される。
なお、この所定間隔はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図6(a)は連続発生判定条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定間隔であるゲーム数の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定間隔を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは50)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
さらに、AT関連情報集計手段62fは、前記連続しているAT状態において各AT状態のゲーム数の累計値を算出する。この算出値についても後述するAT関連情報DBに記憶される。
データ抽出手段62gは、抽出手段の一例であって、指定手段により指定されたスロットマシン1に対応する集計値を、発生回数集計手段により各スロットマシン1毎に集計された集計値から抽出する。具体的には、ディスプレイ36,方向ボタン37,及び決定ボタン38によって指定されたスロットマシン1の台番号に対応する集計値を、各スロットマシン1毎に集計されハードディスク63に記憶されている集計値の中から抽出する。
ハードディスク63は、遊技関連情報集計手段62aにより集計された集計値を図示しない遊技関連情報DBに記憶するものである。また、ハードディスク63は、AT関連情報集計手段62fにより集計された集計値をAT関連情報DBに記憶するものである。図7は、AT関連情報DBの記憶内容がディスプレイ64に表示されている一例を示す図である。このAT関連情報DBには、前述した各AT状態の発生回数が記憶される。また、当日発生した各AT状態が、発生した順序であるAT番号により識別可能になっており、それぞれのAT状態について前記AT状態特定手段62eにより特定されたAT状態の名称である「発生AT」,AT状態特定手段62eにより特定された該AT状態が属するゲーム数である「ATゲーム数」,及びAT関連情報集計手段62fにより集計された各AT状態の前に発生したAT状態の終了から、該各AT状態の開始までのゲーム数(最初のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数)である「ゲーム数」が前記AT番号と対応付けて識別可能に記憶されている。また、このAT関連情報DBによれば、AT状態が所定間隔以内(ここでは「ゲーム数」が50以内)で連続しているときには、該連続して発生したAT状態を識別可能となっている。
また、ハードディスク63は、前述したAT関連情報集計手段62fにより集計された連続発生回数(ここでは連チャン数),同じくAT関連情報集計手段62fにより算出された、前記連続しているAT状態におけるゲーム数の累計値をAT関連情報DBに記憶している。図7に示す表示例では「連チャン」と表示された列に、AT番号1〜3にかけて連チャンしたことを示す「□」が表示され、「□」の中には連チャン数が3であり該連チャンにおけるAT状態のゲーム数の累計が90であることを示す「3連チャン(90ゲーム)」が表示されている。なお、これ以降は、上述したようにAT関連情報集計手段62fにより集計された情報をAT関連情報と呼ぶ。
ディスプレイ64は、各種の情報を表示する表示デバイスである。プリンタ65は、各種の情報を紙等に印刷する印刷デバイスである。ディスプレイ64には、前述したようにAT関連情報DBの記憶内容が表示され(図7)、プリンタ65では、AT関連情報DBの記憶内容が印刷される。
またディスプレイ64はゲーム数設定手段の一例であって、複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を設定する。ここでは図6(b)に示すようにゲーム数をスロットマシン1の機種毎に設定変更するものであり、「10GAT」,「30GAT」,「50GAT」,及び「100GAT」の各AT状態に対応するゲーム数として、各々「10」,「30」,「50」,及び「100」が設定されている。このディスプレイ64が設定手段として機能する場合には、図6(b)に示す設定画面が表示される。この設定画面には、スロットマシン1の機種を設定するための機種設定領域と各AT状態に応じたゲーム数設定領域が設けられている。
まず機種設定領域では、プルダウンメニューに表示される複数の機種の中から一の機種が選択されることにより、該選択された機種が設定される。次に継続ゲーム数設定領域では、機種設定領域においてスロットマシン1の機種が設定されたときに、該設定された機種に応じた各AT状態の名称(ここでは10GAT,30GAT,50GAT,及び100GAT)と、各AT状態に対応するゲーム数の入力欄が図6(b)に示すような表形式で表示される。遊技場側はゲーム数を設定あるいは変更したい場合には、ゲーム数の入力欄に所望の数値を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。
このようにして各設定領域における設定が終了した後に、最下行に表示される「設定」がクリックされると、該設定変更が有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
次に呼出ランプ装置30及びホールコンピュータ60を含む遊技用システム70の作用について説明する。この遊技用システム70によれば、遊技用管理装置であるホールコンピュータ60が、スロットマシン1から出力されるAT期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいてAT期間を認識し、該AT期間であると認識された期間が、前述したゲーム数設定手段であるディスプレイ64により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じたAT状態が発生したことを特定し、該特定に基づいて各々のAT状態の発生回数を各スロットマシン1毎に集計し、該集計された集計値を特定可能な情報を遊技用装置である呼出ランプ装置30に送信して、該呼出ランプ装置30が各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示手段に表示させることができる。ここで、AT期間を認識する方法としては図8に示す8通りの方法が存在し、以下ではそれぞれを第1の認識方法〜第8の認識方法として区別して説明する。
まず、ホールコンピュータ60が第1の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図9を用いて説明する。この第1の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であるAT信号によりAT期間を認識する方法である。具体的には、図9に示すようにAT状態が発生している間は、スロットマシン1からAT状態であることを特定可能なAT信号が通信部61に継続的に入力されており、この間1ゲーム毎、即ちゲームが行われたことを特定可能なメダル投入信号が入力される毎に、AT信号入力判定手段62bはAT信号が入力されていると判定する。この判定結果に基づいて、AT期間認識手段62dは、AT信号が入力されたと判定された期間(ここでは16ゲームから65ゲーム迄の50ゲームの期間)をAT期間として認識する。
その後、AT状態特定手段62eは、該認識されたAT期間が予め設定されたゲーム数(ここでは10,30,50,及び100)のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じたAT状態が発生したことを特定する。ここでは認識されたAT期間(即ち50ゲーム)に最も近いゲーム数である50に属すると特定することによって50GATの発生を特定している。さらにAT関連情報集計手段62fが該特定されたAT状態(ここでは50GAT)の発生回数を加算更新すると共に、該AT状態について、前述したように「発生AT」,「ATゲーム数」,及び「ゲーム数」がAT番号と対応付けてAT関連情報DBに記憶される。ここで、前述したように、AT関連情報集計手段62fは、AT状態が所定間隔(ここでは50ゲーム)以内で連続しているときには、該連続しているAT状態の数を連チャン数として集計し、さらに該連チャン中のAT状態のゲーム数の累計値を算出する。該集計された連チャン数,及び算出された累計値は、該連チャンしたAT状態を識別可能な情報と共に、AT関連情報DBに記憶される。なお、このAT状態特定手段62e及びAT関連情報集計手段62fが行う処理は、第2〜第8の認識方法によりAT期間の認識が行われた場合についても同様であり、以下の説明では省略する。
次に、ホールコンピュータ60が第2の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図10を用いて説明する。この第2の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報であるメダル払出信号と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。具体的には図10(a)に示すようにAT期間認識手段62dは、ハードディスク63に記憶されている遊技関連情報DBに基づいて、入力手段である通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がないときに、所定期間(ここでは10ゲーム)毎のメダル払出枚数を集計する。また、AT期間認識手段62dは、集計した各所定期間のメダル払出枚数が予め設定された判定値(ここでは50)を超える期間(ここでは11〜20ゲーム,21〜30ゲーム,31〜40ゲーム,41〜50ゲーム,及び51〜60ゲームの各期間)をAT期間と認識すると共に、該認識した期間が連続するときには該連続する期間(即ちここでは11ゲームから60ゲーム)を1つの特別遊技状態期間(即ち50ゲームのAT期間)と認識する。なお、AT期間と認識した期間が連続しないときには該認識した期間を1つの特別遊技状態期間(即ちここでは10ゲームのAT期間)と認識する。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図10(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定期間であるゲーム数と、判定値であるメダル払出枚数の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定期間を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは10)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。また、遊技場側が判定値を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは50)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
次に、ホールコンピュータ60が第3の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図11を用いて説明する。この第3の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報であるメダル払出信号と、メダル投入信号と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。具体的には図11(a)に示すようにAT期間認識手段62dは、ハードディスク63に記憶されている遊技関連情報DBに基づいて、入力手段である通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がないときに所定期間(ここでは10ゲーム)毎のメダル投入枚数に対するメダル払出枚数の割合(ベース)を算出する。また、AT期間認識手段62dは、集計した各所定期間のベースが予め設定された判定値(ここでは160)を超える期間(ここでは11〜20ゲーム,21〜30ゲーム,31〜40ゲーム,41〜50ゲーム,及び51〜60ゲームの各期間)をAT期間と認識すると共に、該認識した期間が連続するときには該連続する期間(即ちここでは11ゲームから60ゲーム)を1つの特別遊技状態期間(即ち50ゲームのAT期間)と認識する。なお、AT期間と認識した期間が連続しないときには該認識した期間を1つの特別遊技状態期間(即ちここでは10ゲームのAT期間)と認識する。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図11(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定期間であるゲーム数と、判定値であるベースの入力欄が表示されている。遊技場側が、所定期間を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは10)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。また、遊技場側が判定値を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは160)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
次に、ホールコンピュータ60が第4の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図12を用いて説明する。この第4の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報であるメダル払出信号と、メダル投入信号と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。具体的には図12(a)に示すようにAT期間認識手段62dは、ハードディスク63に記憶されている遊技関連情報DBに基づいて、入力手段にB.B信号及びR.B信号の入力がないときに所定期間(ここでは10ゲーム)毎のメダル払出枚数とメダル投入枚数との差(いわゆる差枚数)を算出する。また、AT期間認識手段62dは、集計した各所定期間の差枚数が予め設定された判定値(ここでは20)を超える期間(ここでは11〜20ゲーム,21〜30ゲーム,31〜40ゲーム,41〜50ゲーム,及び51〜60ゲームの各期間)をAT期間と認識すると共に、該認識した期間が連続するときには該連続する期間(即ちここでは11ゲームから60ゲーム)を1つの特別遊技状態期間(即ち50ゲームのAT期間)と認識する。なお、AT期間と認識した期間が連続しないときには該認識した期間を1つの特別遊技状態期間(即ちここでは10ゲームのAT期間)と認識する。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図12(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定期間であるゲーム数と、判定値である差枚数の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定期間を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは10)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。また、遊技場側が判定値を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは20)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
次に、ホールコンピュータ60が第5の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図13を用いて説明する。この第5の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報であるAT役信号と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。特別入賞役が入賞したときには、該特別入賞役の入賞を示すAT役信号がスロットマシン1から出力される。特別入賞役入賞情報判定手段であるAT役信号入力判定手段62cは1ゲーム毎、即ちゲームが行われたことを特定可能なゲーム実行情報としてのメダル投入信号が通信部61に入力される毎に、AT役信号が入力されたか否かを判定する。この判定結果に基づいて、AT期間認識手段62dは、図13(a)に示すように通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がないときに所定期間(ここでは10ゲーム)毎のAT役信号が入力された割合を特定可能な情報を集計又は入力された割合を算出する。なお図13の例では、AT期間認識手段62dは10ゲーム毎のAT役信号が入力されたと判定された回数を集計している。
また、AT期間認識手段62dは、集計した各所定期間のAT役信号の入力回数又は入力率(ここでは入力回数)が予め設定された判定値(ここでは4)を超える期間(ここでは11〜20ゲーム,21〜30ゲーム,31〜40ゲーム,41〜50ゲーム,及び51〜60ゲームの各期間)をAT期間と認識すると共に、該認識した期間が連続するときには該連続する期間(即ちここでは11ゲームから60ゲーム)を1つの特別遊技状態期間(即ち50ゲームのAT期間)と認識する。なお、AT期間と認識した期間が連続しないときには該認識した期間を1つの特別遊技状態期間(即ちここでは10ゲームのAT期間)と認識する。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図13(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定期間であるゲーム数と、判定値であるAT役信号入力回数及びAT役信号入力率の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定期間を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは10)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。また、この画面上でAT役信号入力回数又はAT役信号入力率を選択するためのラジオボタンの一方がチェックされ、かつAT役信号入力回数又はAT役信号入力率の入力欄に所望の数値が入力されることにより、該チェック及び入力された数値がAT役信号入力回数又はAT役信号入力率として設定される。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。この例ではAT役信号入力回数のラジオボタンがチェックされ、AT役信号入力回数の入力欄に所望の数値、すなわち所定値として4が入力されている。
次に、ホールコンピュータ60が第6の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図14を用いて説明する。この第6の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報であって、前記特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与価値情報(ここではAT役払出信号)と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。ここでは、AT役払出信号はAT状態中に揃いやすくなるAT役入賞時のメダルの払出枚数(ここでは15枚)に対応するメダル払出信号である。
AT期間認識手段62dは、ハードディスク63に記憶されている遊技関連情報DBに基づいて、通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がないときに所定期間(ここでは10ゲーム)毎のAT役払出信号が入力された割合を特定可能な情報(AT役払出信号が入力された回数)を集計又は入力された割合を算出する。なお図14(a)の例では、AT期間認識手段62dは、10ゲーム毎のAT役払出信号が入力された回数を集計している。
また、AT期間認識手段62dは、集計した各所定期間のAT役払出信号の入力回数又は入力率(ここでは入力回数)が予め設定された判定値(ここでは4)を超える期間(ここでは11〜20ゲーム,21〜30ゲーム,31〜40ゲーム,41〜50ゲーム,及び51〜60ゲームの各期間)をAT期間と認識すると共に、該認識した期間が連続するときには該連続する期間(即ちここでは11ゲームから60ゲーム)を1つの特別遊技状態期間(即ち50ゲームのAT期間)と認識する。なお、AT期間と認識した期間が連続しないときには該認識した期間を1つの特別遊技状態期間(即ちここでは10ゲームのAT期間)と認識する。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図14(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定期間であるゲーム数と、判定値であるAT役払出信号入力回数及びAT役払出信号入力率の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定期間を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは10)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。また、この画面上でAT役払出信号入力回数又はAT役払出信号入力率を選択するためのラジオボタンの一方がチェックされ、かつAT役払出信号入力回数又はAT役払出信号入力率の入力欄に所望の数値が入力されることにより、該チェック及び入力された数値がAT役払出信号入力回数又はAT役払出信号入力率として設定される。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。この例ではAT役払出信号入力回数のラジオボタンがチェックされ、AT役払出信号入力回数の入力欄に所望の数値、すなわち所定値として4が入力されている。
次に、ホールコンピュータ60が第7の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図15を用いて説明する。この第7の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報であるAT役信号と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。特別入賞役が入賞したときには、該特別入賞役の入賞を示すAT役信号がスロットマシン1から出力される。図15(a)に示すように特別入賞役入賞情報判定手段であるAT役信号入力判定手段62cは1ゲーム毎、即ちゲームが行われたことを特定可能なゲーム実行情報としてのメダル投入信号が通信部61に入力される毎に、AT役信号が入力されたか否かを判定する。
この判定結果に基づいて、AT期間認識手段62dは、入力手段である通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がなく、且つAT役信号の入力があったと判定されたとき(ここでは5ゲーム目)にAT状態が発生したことを認識し、予め設定された所定ゲーム数である3ゲーム以内に通信部61にAT役信号の入力があるときにAT状態の認識を継続し、該所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)以内に通信部61にAT役信号の入力がないとき(ここでは20ゲーム目)にAT状態の終了を認識することにより、1つのAT期間を認識する。なお図15の例では認識が開始された5ゲーム目から、認識が終了した20ゲーム目の前にAT役払出信号が入力された16ゲーム目までの期間(即ち12ゲーム)を1つのAT期間として認識している。
なお、前記所定ゲーム数はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図15(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定ゲーム数の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定ゲーム数を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは3)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
最後に、ホールコンピュータ60が第8の認識方法によりAT期間を認識するときの作用について図16を用いて説明する。この第8の認識方法は、図8に示すように通信部61に入力される特別遊技状態認識情報であって、各入賞の発生に応じて遊技者へ付与された価値の大きさを示す付与価値情報であって、前記特別入賞役が入賞したことにより発生する特別入賞役付与価値情報(ここではAT役払出信号)と、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報であるB.B信号と、同じく特定遊技状態情報であるR.B信号に基づいてAT期間を認識する方法である。尚、AT役払出信号は前述した第6の認識方法と同じく、AT状態中に揃いやすくなるAT役入賞時のメダルの払出枚数(ここでは15枚)に対応するメダル払出信号である。
AT期間認識手段62dは、入力手段である通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がなく、且つAT役払出信号の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する。さらにAT期間認識手段62dは、図16(a)に示すように前記判定の結果に基づいて入力手段である通信部61にB.B信号及びR.B信号の入力がなく、且つAT役払出信号の入力があったと判定されたとき(ここでは5ゲーム目)にAT状態が発生したことを認識し、予め設定された所定ゲーム数である3ゲーム以内に通信部61にAT役払出信号の入力があるときにAT状態の認識を継続し、該所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)以内に通信部61にAT役払出信号の入力がないとき(ここでは20ゲーム目)にAT状態の終了を認識することにより、1つのAT期間を認識する。なお図16の例では認識が開始された5ゲーム目から、認識が終了した20ゲーム目の前にAT役払出信号が入力された16ゲーム目までの期間(即ちここでは12ゲーム)を1つのAT期間として認識している。
なお、前記所定期間及び判定値はディスプレイ64によって以下のようにして設定される。図16(b)はAT期間認識条件設定画面の一例を表す図であり、ディスプレイ64には所定ゲーム数の入力欄が表示されている。遊技場側が、所定ゲーム数を設定あるいは変更したい場合には、対応する入力欄に所望の数値(ここでは3)を入力して「設定」ボタンにマウスのポインタを合わせてクリックすることにより、該入力された数値が設定され有効になる。なお「キャンセル」がクリックされると、該設定変更は行われずに以前の設定が維持される。
以上に説明したようにAT期間認識手段62dは8通りの認識方法のいずれによってもAT期間の認識が可能である。また、AT期間認識手段62dは、図17に示すように、各認識方法によってAT期間と認識した期間において、通信部61に前述した特別遊技状態認識情報が所定ゲーム数(例えば3ゲーム)以上入力されていないときに、該入力されていない期間の前のAT期間(ここではAT期間1)と、該入力されていない期間の後のAT期間(ここではAT期間2)とを別のAT期間として認識する。なお、前記所定ゲーム数は、任意に設定変更が可能である。
さらにAT期間認識手段62dは、通信部61に特定遊技状態情報が入力される前の第1の所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)内にAT期間であると認識した期間が存在し、特定遊技状態情報(B.B信号又はR.B信号)の入力が終了した後の第2の所定ゲーム数(例えば3ゲーム)内にAT期間であると認識した期間が存在したときには、該特定遊技状態情報の入力された期間の前後に存在するAT期間を1つのAT期間であると認識する。例えば図18の例ではB.B信号が10ゲーム目から53ゲーム目まで入力されている期間の前の第1の所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)内にAT期間と認識した期間であるAT期間X(ここでは5ゲーム)が存在し、該B.B信号入力期間の後の第2の所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)内にAT期間と認識した期間であるAT期間Y(ここでは5ゲーム)が存在する。このAT期間X(5ゲーム)とAT期間Y(5ゲーム)を1つのAT期間(即ち10ゲームのAT期間)であると認識することによりAT期間を正確に認識して複数形態のAT遊技状態のそれぞれの発生回数を正確に集計することができる。なお、前記第1の所定ゲーム数と第2の所定ゲーム数は、任意に設定変更が可能である。
このように、通信部61に特定遊技状態情報が入力する前の第1の所定期間内にAT期間であると認識した期間が存在し、特定遊技状態情報(B.B信号又はR.B信号)の入力が終了した後の第2の所定期間内にAT期間であると認識した期間が存在したときには、該特定遊技状態情報の入力された期間の前後に存在するAT期間を1つのAT期間であると認識したが、このときさらに、該特定遊技状態情報の入力された期間の前に存在するAT期間の終了後から当該特定遊技情報が入力されるまでの期間と、当該特定遊技情報の入力が終了した後から次のAT期間の開始までの期間も合わせて一つのAT期間として認識しても良い。
図19を用いて説明すると、この例では通信部61に23ゲーム目から67ゲーム目までB.B信号が入力されており、該B.B信号が入力する前の第1の所定ゲーム数(ここでは3ゲーム)内にAT期間であると認識した期間X(11ゲーム目〜20ゲーム目)が存在し、該B.B信号の入力が終了した後の第2の所定ゲーム(ここでは3ゲーム)以内にAT期間であると認識した期間Y(71ゲーム目〜80ゲーム目)が存在するので、これらを1つのAT期間(即ち20ゲーム)であると認識する。さらに期間Xの終了後の21ゲーム目からB.B信号が入力される前の22ゲーム目迄の期間X’(ここでは2ゲーム)と,B.B信号の入力が終了した後の68ゲーム目から期間Yの開始前までの70ゲーム目迄の期間Y’(ここでは3ゲーム)を前記AT期間であると認識する。即ち該AT期間は25ゲームであると認識する。これにより本来はAT期間でありながらAT期間でないと認識されている期間を、正確にAT期間として認識することができる。
以上、説明したように、ホールコンピュータ60が、スロットマシン1から出力されるAT期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいてAT期間を認識し、該AT期間であると認識された期間が複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じたAT状態が発生したことを特定し、該特定に基づいて上述した各々のAT状態に関する情報をAT関連情報DBに記憶する。
ここで、AT関連情報DBに記憶された各スロットマシン1のAT関連情報や、ボーナス関連情報集計手段32cにより集計されて制御部32のRAMに記憶された各スロットマシン1の「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」は、各呼出ランプ装置30のディスプレイ36に表示することが可能である。以下、スロットマシン1で遊技を行っている遊技者が、該スロットマシン1に対応して設けられた呼出ランプ装置30のディスプレイ36に前記記憶内容を表示させる際の処理について図5,図20,及び図21を用いて説明する。
通常状態(デフォルト表示の状態)の呼出ランプ装置30の表示内容は、図20(a)に示す状態であり、ここでは前述したようにボーナス関連情報集計手段32cにより集計されて制御部32のRAMに記憶されている集計値が「BIG回数」,「REG回数」,及び「ボーナス間ゲーム数」として表示されている。この表示内容は、前述したようにRAMに記憶されている集計値の更新に対応して更新される(すなわちリアルタイム表示される。)。この状態で決定ボタン38を押下すると、図20(b)に示す状態になり、所望のスロットマシン1のデータを表示するための台番号選択画面が表示される。ここで方向ボタン37U,37D,37R,37Lによって台番号を選択し(図20(c))、決定ボタン38を押下すると、選択された台番号と、該呼出ランプ装置30のユニットIDを特定可能な情報が通信部31からホールコンピュータ60の通信部61に送信される(図5)。
ホールコンピュータ60の制御部62は、通信部61が受信した台番号を特定可能な情報に基づいて、遊技関連情報DBに記憶されている、該台番号に対応する「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」と、AT関連情報DBから、該台番号に対応するAT関連情報をデータ抽出手段62gにより抽出し、送信手段である通信部61が、該データ抽出手段62gにより抽出された情報を特定可能な情報を前記ユニットIDの呼出ランプ装置30に送信する。
次に、ホールコンピュータ60から送信された情報は、受信した呼出ランプ装置30の通信部31によって受信され制御部32のRAMに記憶される(図5)。表示制御手段32bは、RAMに記憶された情報に基づいてディスプレイ64に選択された台番号(ここでは台番号007)についての「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」を、該選択された台番号と共に表示する(図20(d))。ここで、図20(d)における表示内容は、前記データ抽出手段62gが対応する情報を抽出する時点のものであり、図20(a)の通常状態の表示と異なり表示内容が更新されない(即ちリアルタイム表示がなされない)。なお、図20(d)の状態で上方向ボタン37Uを押下すると、図20(a)の通常状態に戻る。
また、図20(d)に示す状態において、データ呼出ボタン35を押下すると、表示制御手段32bは、RAMに記憶されている前記指定された台番号(ここでは007)のスロットマシン1におけるAT関連情報を表示する制御を行い、表示内容は後述する図21(d)に示すものとなる。
次に図20(a)の通常状態において、データ呼出ボタン35を押下した場合について説明する。このとき、呼出ランプ装置30のユニットIDと、該呼出ランプ装置30に対応するスロットマシン1の台番号を特定可能な情報が通信部31からホールコンピュータ60の通信部61に送信される(図5)。
ホールコンピュータ60の制御部62は、通信部61が受信した台番号を特定可能な情報に基づいて、AT関連情報DBから、該台番号に対応するAT関連情報をデータ抽出手段62gにより抽出し、送信手段である通信部61が、該データ抽出手段62gにより抽出されたAT関連情報を特定可能な情報を前記ユニットIDの呼出ランプ装置30に送信する。即ち、通信部61は、抽出手段(データ抽出手段62g)により抽出された集計値を特定可能な情報を遊技用装置(呼出ランプ装置30)に送信するものである。また、通信部61は、連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段62f)により集計された集計値を特定可能な情報を遊技用装置に送信するものであり、該連続発生回数集計手段により集計された特別遊技状態(AT状態)の連続発生回数において、特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段62e)により特定されたゲーム数を特定可能な情報を送信するものである。
次に、ホールコンピュータ60から送信された情報は、受信した呼出ランプ装置30の通信部31によって受信され制御部32のRAMに記憶される(図5)。表示制御手段32bは、RAMに記憶された情報に基づいてAT関連情報を表示する(図21(a))。図21(a)に示す例では、各AT状態(10GAT,30GAT,50GAT,100GAT)の発生回数(3回,3回,2回,1回)がディスプレイ36の左側に表示される。即ち表示制御手段32bは、送信手段(通信部61)から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、各々の特別遊技状態(AT状態)の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うものである。このようにゲーム数が各々異なる複数のAT状態のそれぞれの発生回数をディスプレイ36で表示できるので、遊技者にスロットマシンの選択を行う際の有用な情報を提供することができる。
また、ディスプレイ36には、当日発生した各AT状態が、発生した順序であるAT番号により識別可能になっており、それぞれのAT状態について上から順に、各AT状態の前に発生したAT状態の終了から、該各AT状態の開始までのゲーム数(最初のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数),該AT状態の名称,該AT状態が属するゲーム数が表形式で表示されている。例えば図21(a)では、AT番号1のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数が331,名称が30GAT,ゲーム数が30であると把握することができる。
また一番下の列には、AT番号1〜3にかけて連チャンしたことを示す「□」示され、「□」の中には連チャン数が3であり該連チャンにおけるAT状態のゲーム数の累計が90であることを示す「3連チャン(90ゲーム)」が表示されている。即ち表示制御手段32bは、送信手段(通信部61)から送信された、連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段62f)により集計された集計値を特定可能な情報に基づいて、連続発生回数(ここでは連チャン数)を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うものである。このように特別遊技状態の連続発生回数を表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
なお、AT番号1〜3にかけて連チャンしたことを示す「□」が表示されているため、該連チャンが30GAT,50GAT,及び10GATの組み合わせによるものであり、また、ゲーム数が30ゲーム,50ゲーム,及び100ゲームの組み合わせであることを把握することができる。即ち表示制御手段32bは、送信手段(通信部61)から送信されたゲーム数を特定可能な情報に基づいて、連続して発生した特別遊技状態(AT状態)各々のゲーム数を識別可能な態様で表示手段(ディスプレイ36)に表示させる制御を行うものである。これによって特別遊技状態が連続発生したときに、どのゲーム数の組み合わせにより連続したのかを表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
尚、ディスプレイ36に表示されていない情報(ここではAT番号5以降のAT状態についての情報)は方向ボタン37Rを押下して画面を右から左にスクロールさせることによって表示可能である。ここで、図21(a)における表示内容は、前記データ抽出手段62gが対応する情報を抽出する時点のものであり、図20(a)の通常状態の表示と異なり表示内容が更新されない(即ちリアルタイム表示がなされない)。なお、図21(a)の状態でデータ呼出ボタン35を押下すると、図20(a)の通常状態に戻る。
また、図21(a)の状態で決定ボタン38を押下すると、図21(b)に示す状態になり、所望のスロットマシン1のデータを表示するための台番号選択画面が表示される。この画面で台番号を選択して決定すると(図21(c))、前記図20(c)において台番号が選択され決定ボタン38が押下された際と同様の処理が行われ、該選択された台番号(ここでは台番号007)に対応する「BB発生回数」,「RB発生回数」,「TS」,及びAT関連情報がRAMに記憶される。表示制御手段32bは、決定ボタン38が押下された際に通常状態の表示ではなかったことに基づいて、該記憶された情報の中からAT関連情報を表示する(図21(d))。ここで、図21(d)における表示内容は、前記データ抽出手段62gが対応する情報を抽出する時点のものであり、表示内容が更新されない(即ちリアルタイム表示がなされない)。なお、この図21(d)の状態において再びデータ呼出ボタン35を押下すると図20(d)の画面に切り替わる。また、図21(d)の状態で上方向ボタン37Uを押下すると、図21(a)の状態に戻る。
[2.第2実施形態に係る呼出ランプ装置30’]
図22は第2実施形態に係る呼出ランプ装置30’の一例を表す機能ブロック図である。図22に示すスロットマシン1は第1実施形態と同じものであり、呼出ランプ装置30’は、該スロットマシン1に対応して設けられ、該スロットマシン1での遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段であるディスプレイ36’を備えるものである。図22に示すように、スロットマシン1の出力端子27a〜27fは、該スロットマシン1に対応して設けられた呼出ランプ装置30’の通信部31’と通信可能に接続されており、出力端子27a〜27fからは第1実施形態と同じく「メダル投入信号」,「メダル払出信号」,「B.B信号」,「R.B」信号,「AT信号」,及び「AT役信号」が出力され、呼出ランプ装置30’の通信部31’に入力される。
呼出ランプ装置30’は、遊技用装置の一例であって、その前面には、図23に示すように呼出ランプ33,呼出ボタン34,データ呼出ボタン35’,ディスプレイ36’,方向ボタン37’,決定ボタン38’,モード切替キー40’が設けられている。また、その内部には、図22に示すように通信部31’,制御部32’,及びEEPROM39’が設けられている。これら呼出ランプ装置30’に設けられる各機器は、図22に示すように接続されている。
通信部31’は入力手段の一例であって、対応するスロットマシン1から出力される特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報が入力される。また、通信部31’には、特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報も入力される。具体的には、特別遊技状態認識情報として、出力端子27aから出力されるメダル投入信号と、出力端子27bから出力されるメダル払出信号と、出力端子27cから出力されるB.B信号と、出力端子27dから出力されるR.B信号と、出力端子27eから出力されるAT信号と、出力端子27fから出力されるAT役信号が入力される。
制御部32’は、CPU,RAM,ROM等を備えており、ROMに記憶されている処理プログラムがRAMを作業領域としてCPUで実行されることにより、呼出ランプ装置30’に備えられる各構成要素の動作を制御して各種の処理を行うものである。この制御部32’には、遊技関連情報集計手段32a’,AT信号入力判定手段32b’,AT役信号入力判定手段32c’,AT期間認識手段32d’,AT状態特定手段32e’,AT関連情報集計手段32f’,発光制御手段32g’,及び表示制御手段32h’が含まれる。ここで、スロットマシン1で遊技を行っている遊技者が店員を呼びたい場合には、第1実施形態と同様に呼出ボタン34を押すと、発光制御手段32g’が呼出ランプ33を所定の発光態様で発光させ、店員に呼出を報知することが出来る。
遊技関連情報集計手段32a’は、通信部31’に入力される遊技関連情報に基づいて、AT状態に関連する以外の各種の遊技関連情報を集計・算出するものであり、具体的には、例えばメダル投入信号の受信パルス数が集計され、その集計値をゲーム数に変換した(例えば3パルス受信で1ゲーム)「ゲーム数」,メダル投入信号の受信パルス数が集計された「メダル投入枚数」,メダル払出信号の受信パルス数が集計された「メダル払出枚数」,B.B信号の受信数が集計された「BB発生回数」,R.B信号の受信数が集計された「RB発生回数」,ボーナスゲーム間におけるゲーム数である「TS」,メダル投入枚数とメダル払出枚数の差である「差枚数」,メダル払出枚数÷メダル投入枚数の式で算出される「出玉率」,通常ゲーム中の出玉率である「ベース」等が集計・算出される。ここで、上記「メダル払出枚数」,及び「メダル投入枚数」としては、当日の遊技場の営業開始からの、メダル払出枚数,及びメダル投入枚数の累計値が集計されると共に、1ゲーム毎の、メダル投入枚数,及びメダル払出枚数(例えば、100ゲーム目:メダル投入枚数3枚,メダル払出枚数15枚)が識別可能なように集計されている。さらに、B.B信号及びR.B信号の入力開始時点及び入力終了時点を示す情報(ここでは本日行われたゲーム数を基準として、例えば「入力開始750ゲーム目,入力終了800ゲーム目」のように示される)も集計されている。ここで集計・算出された各種の遊技関連情報は、EEPROM39’において遊技関連情報DBに記憶される。なお、第1実施形態と異なり、本第2実施形態における遊技関連情報DBには、対応するスロットマシン1の遊技関連情報のみが記憶される。
AT信号入力判定手段32b’は、通信部31’にAT信号が入力されているか否かを1ゲーム毎に判定するものである。このAT信号入力判定手段32b’は、前記第1のAT期間認識方法が適用される呼出ランプ装置30’のみに備えられる。またAT役信号入力判定手段32c’は、通信部31’にAT役信号の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定するものである。このAT役信号入力判定手段32c’は、前記第5のAT期間認識方法,及び第7のAT期間認識方法が適用される呼出ランプ装置30’のみに備えられる。
AT期間認識手段32d’は、特別遊技状態期間認識手段の一例であって、入力手段である通信部31’に入力された特別遊技状態認識情報に基づいて特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識する。この認識方法については第1実施形態で説明したAT期間認識手段62dにおける第1〜第8の認識方法と同様であり説明を省略する。
AT状態特定手段32e’は、特別遊技状態特定手段の一例であって、特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間がゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する。この特定方法については第1実施形態で説明したAT状態特定手段62eにおける特定方法と同様であり説明を省略する。
AT関連情報集計手段32f’は、発生回数集計手段の一例であって、特別遊技状態特定手段による特定に基づいて各々の特別遊技状態の発生回数を集計する。この集計方法については第1実施形態で説明したAT関連情報集計手段62fにおける発生回数の集計方法と同様であり説明を省略する。なお、第1実施形態と異なり、本第2実施形態におけるAT関連情報DBには、対応するスロットマシン1についてのAT関連情報のみが記憶される。
また、AT関連情報集計手段32f’は、連続発生回数集計手段の一例であって、特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する。この集計方法については第1実施形態で説明したAT関連情報集計手段62fにおける連続発生回数の集計方法と同様であり説明を省略する。
データ呼出ボタン35’,ディスプレイ36’,方向ボタン37’,及び決定ボタン38’は第1実施形態と同様に呼出ランプ装置30’の前面に設けられているものである。ここで、ディスプレイ36’,方向ボタン37’,及び決定ボタン38’はゲーム数設定手段の一例であって、複数の特別遊技状態(ここでは「10GAT」,「30GAT」,「50GAT」,及び「100GAT」)のそれぞれのゲーム数(ここでは各々10,30,50,及び100)を設定するものであり、以下ゲーム数の設定方法について説明する。
図23(a)の状態(通常状態)において、モード切替キー40’の鍵穴に所定の鍵を差し込んで右に回すとディスプレイ36’の表示画面が図24(a)に示すゲーム数設定モードに切り替わる。このゲーム数設定モードにおいては各AT状態の名称と各々に対応するゲーム数を設定可能となっている。切り替え直後は、図24(a)に示すように「AT状態」の一列目の入力欄が選択されており、AT状態の名称の入力が促される状態になっている。AT状態の名称を入力する際にはA〜Zまでのアルファベットと0〜9までの数値を入力可能である。ここで方向ボタン37U’,37D’,37R’,37L’によってカーソルを移動させて文字又は数値を選択して決定ボタン38’を押下することによって、該選択された文字又は数値が入力される(図24(b))。入力が完了し、カーソルを「確定」に合わせて決定ボタン38’を押下することによって、該入力された名称が設定され(図24(c))、該AT状態に対応するゲーム数の入力に移る(図24(c))。このときゲーム数の設定においては0〜9までの数値のみ入力可能であり、同様に方向ボタン37R’,37L’,及び決定ボタン38’によってゲーム数を設定することができる。このゲーム数が設定されると、再び次のAT状態の名称の入力に移る。最終的にここでは4つのAT状態の名称,及びゲーム数の設定が行われた後、モード切替キー40’を左に回して元の位置に戻すことで設定が有効になり図23(a)の画面に戻る。また、このゲーム数設定モードでは、ゲーム数設定手段(ディスプレイ36’,方向ボタン37’,及び決定ボタン38’)によって設定された複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を設定変更することも可能である。
モード切替キー40’は上述したようにディスプレイ36’の表示画面をゲーム数設定モードに切り替えるための処理を行うものである。また、モード切替キー40’はディスプレイ36’を連続発生判定条件設定モードに切り替えるための処理を行うものであり、図24(a)の状態において、モード切替キー40’をさらに右に回すとディスプレイ36’の表示画面が図25(a)に示す連続発生判定条件設定モードに切り替わる。この連続発生判定条件設定モードでは、ディスプレイ36’に所定間隔であるゲーム数の入力欄が表示されている。所定間隔を設定あるいは変更したい場合には、方向ボタン37R’,37L’でカーソルを移動させることにより所望の数値を選択し、決定ボタン38’を押下することによって該選択された数値が入力欄に入力される(ここでは50が入力されている)。入力後、「確定」にカーソルを移動させて、決定ボタン38’を押下することによって該入力された数値が設定される(図25(b))。ここでモード切替キー40’を左に回して元の位置に戻すことで設定が有効になり図23(a)の画面に戻る。
EEPROM39’は、遊技関連情報集計手段32a’により集計された遊技関連情報を図示しない遊技関連情報DBに記憶するものであり、対応するスロットマシン1の遊技関連情報のみを記憶している。また、EEPROM39’は、AT関連情報集計手段32f’により集計されたAT関連情報をAT関連情報DBに記憶するものである。ここでは、第1実施形態と異なり、対応するスロットマシン1のデータのみを記憶している。
次に呼出ランプ装置30’の作用について図22〜図25を用いて説明する。この呼出ランプ装置30’によれば、スロットマシン1から出力されるAT期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいてAT期間を認識し、該AT期間であると認識された期間が、後述するゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じたAT状態が発生したことを特定し、該特定に基づいて各々のAT状態の発生回数を集計し、該集計された集計値を識別可能な態様で表示手段であるディスプレイ36’に表示させることができる。
図22に示すこの呼出ランプ装置30’においては、AT期間認識手段32d’が、第1実施形態におけるAT期間認識手段62dと同様にスロットマシン1から出力されるAT期間を認識するための特別遊技状態認識情報に基づいて、第1の認識方法〜第8の認識方法のいずれかの認識方法でAT期間を認識し、AT状態特定手段32e’が、第1実施形態におけるAT状態特定手段62eと同様に、該AT期間であると認識された期間が、ゲーム数設定手段(ディスプレイ36’,方向ボタン37’,及び決定ボタン38’)により設定された複数ゲーム数(10,30,50,100)のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じたAT状態が発生したことを特定し、AT関連情報集計手段32f’が、第1実施形態におけるAT関連情報集計手段62fと同様に、該特定に基づいてAT関連情報を集計,算出してAT関連情報DBに記憶する。
ここで、AT関連情報DBに記憶された情報は各呼出ランプ装置30’のディスプレイ36’に表示することが可能である。以下、スロットマシン1で遊技を行っている遊技者が、該スロットマシン1に対応して設けられた呼出ランプ装置30’のディスプレイ36’にAT関連情報DBの記憶内容を表示させる際の処理について説明する。
通常状態(デフォルト表示の状態)の呼出ランプ装置30’の表示内容は、図23(a)に示す状態であり、ここでは遊技関連情報DBに記憶されている当該スロットマシン1(即ち該呼出ランプ装置30’に対応するスロットマシン1)における現在の「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」が、それぞれ「BIG回数」,「REG回数」,及び「ボーナス間ゲーム数」として表示されている。この状態でデータ呼出ボタン35’を押下すると、表示制御手段32h’がEEPROM39’のAT関連情報DBの記憶内容を表示する制御を行う(図23(b))。ここで表示される項目は、第1実施形態において図21(a)で表示された項目と同じであるが、この第2実施形態においてはAT関連情報DBの更新に対応してディスプレイ36’の表示内容も更新される(いわゆるリアルタイム表示が行われる。)。尚、ディスプレイ36’に表示されていない情報(ここではAT番号5以降のAT状態関連情報)は方向ボタン37R’を押下して画面を右から左にスクロールさせることによって表示可能である。
この図23(b)に示す例では、各AT状態(10GAT,30GAT,50GAT,100GAT)の発生回数(3回,3回,2回,1回)がディスプレイ36’の左側に表示される。即ち表示制御手段32h’は、発生回数集計手段(AT関連情報集計手段32f’)により集計された集計値に基づいて、各々の特別遊技状態(AT状態)の発生回数を識別可能な態様で表示手段(ディスプレイ36’)に表示させる制御を行うものである。これによってゲーム数が各々異なる複数のAT状態のそれぞれの発生回数をディスプレイ36’で表示できるので、遊技者にスロットマシンの選択を行う際の有用な情報を提供することができる。
また、ディスプレイ36’には、当日発生した各AT状態が、発生した順序であるAT番号により識別可能になっており、それぞれのAT状態について上から順に、各AT状態の前に発生したAT状態の終了から、該各AT状態の開始までのゲーム数(最初のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数),該AT状態の名称,該AT状態が属するゲーム数が表形式で表示されている。例えば図23(b)では、AT番号1のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数が331,名称が30GAT,ゲーム数が30であると把握することができる。
また一番下の列には、AT番号1〜3にかけて連チャンしたことを示す「□」が表示され、「□」の中には連チャン数が3であり該連チャンにおけるAT状態のゲーム数の累計が90であることを示す「3連チャン(90ゲーム)」が表示されている。即ち表示制御手段32h’は、連続発生回数集計手段(AT関連情報集計手段32f’)により集計された集計値を特定可能な情報に基づいて、連続発生回数(ここでは連チャン数)を識別可能な態様で表示手段(ディスプレイ36’)に表示させる制御を行うものである。これによって特別遊技状態の連続発生回数を表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
なお、AT番号1〜3にかけて連チャンしたことを示す「□」が表示されているため、該連チャンが30GAT,50GAT,及び10GATの組み合わせによるものであり、また、ゲーム数が30ゲーム,50ゲーム,及び100ゲームの組み合わせであることを把握することができる。即ち表示制御手段32h’は、特別遊技状態特定手段(AT状態特定手段32e’)により特定された連続して発生した特別遊技状態(AT状態)各々のゲーム数を識別可能な態様で表示手段(ディスプレイ36’)に表示させる制御を行うものである。これによって特別遊技状態が連続発生したときに、どのゲーム数の組み合わせにより連続したのかを表示することができるので、遊技者はスロットマシンの特徴を把握してスロットマシンの選択を行う際の参考にすることができる。
最後に、本発明の変形例について説明する。
上記の実施形態では、スロットマシン1が、メダルを賭数として使用するものである例について説明したが、これに限らず、該スロットマシンは、例えばパチンコ玉を賭数として使用するスロットマシン(いわゆるパチロット)でも良く、またクレジットを賭数として使用するクレジット式のスロットマシンでも良い。また上記の実施形態では、スロットマシン1が、賭数として1枚〜3枚を設定可能なものである例について説明したが、これに限らず、該スロットマシンは、賭数が3枚で固定されているもの(いわゆる3枚賭け専用機)でも良い。
上記の実施形態では、可変表示装置2としてリール4L,4C,4Rを備えるスロットマシン1について説明したが、これに限らず、該可変表示装置として複数種類の識別情報を可変表示可能な表示画面を備える画像式のスロットマシンでも良い。
上記の実施形態では、スロットマシン1が、特定遊技状態として第1の特定遊技状態(レギュラーボーナスゲーム)と第2の特定遊技状態(ビッグボーナスゲーム)を発生する例について説明したが、これに限らず、該スロットマシンは、第1の特定遊技状態又は第2の特定遊技状態のいずれか一方のみを発生するものでも良い。
上記の実施形態では、スロットマシン1が、第1の特定遊技状態であるレギュラーボーナスゲームと第2の特定遊技状態であるビッグボーナスゲームを発生する例について説明したが、これに限らず、該スロットマシンは、例えば一種類のボーナス図柄が揃うことでボーナスゲームが発生し、該ボーナスゲーム中において、内部当選した小役の発生が報知されることにより多くのメダルの獲得を期待できる第1の特定遊技状態(いわゆるスーパービッグ)と、内部当選した小役の発生が報知されない第2の特定遊技状態(いわゆるノーマルビッグ)を発生するものでも良い。
上記の実施形態では、特別遊技状態であるAT状態が、所定の確率で抽選により内部当選することよって発生する例について説明したが、これに限らず、第2の特定遊技状態であるビッグボーナスゲームの終了後に発生するようにしても良く、また、該AT状態が第1の特定遊技状態であるレギュラーボーナスゲームの終了後に発生するようにしても良い。また、いずれの入賞役にも内部当選しない純ハズレのときや、所定のゲーム数を経過したときに発生するようにしても良い。
上記の実施形態では、特別遊技状態であるAT状態が発生すると、特別入賞役としてAT役が揃いやすくなる例について説明したが、これに限らず、該特別入賞役として、AT役,シングルボーナス,又はリプレイのうちの一以上が揃いやすくなるものであれば良い。
上記の実施形態では、図4に示すように、特別遊技状態であるAT状態中は、特別入賞役の入賞が許容された旨を前記押し順ナビにより遊技者に報知する例について説明したが、これに限らず、入賞が許容された特別入賞役を示す情報(例えば色やメダル払出枚数等)を遊技者に報知するようにしても良い。また上記の実施形態では、AT状態中は、特別入賞役の入賞が許容された旨を100%報知するようにしているが、これに限らず、特別入賞役の入賞が許容された旨を所定の確率で報知するようにしても良い。さらに上記の実施形態では、図4に示すようにAT状態中に該AT状態の名称や、残りゲーム数が表示されるようにしているが、これに限らず、AT状態の名称や、残りゲーム数が表示されないようにしても良い。
上記の実施形態では、賭数を設定するために使用された使用価値の大きさを示す使用価値情報,及びゲームが行われたことを特定可能なゲーム実行情報であるメダル投入信号が、メダル投入枚数1枚毎に1パルスが出力される例について説明したが、これに限らず、メダル投入信号を、賭数として3枚が設定された場合に1パルスが出力される3枚賭け信号と、賭数として2枚が設定された場合に1パルスが出力される2枚賭け信号と、賭数として1枚が設定された場合に1パルスが出力される1枚賭け信号から構成し、各信号を遊技用管理装置(ホールコンピュータ60)又は遊技用装置(呼出ランプ装置30’)の入力手段(通信部61又は通信部31’)に入力して、3枚賭け信号が入力された場合には3を乗じてメダル投入枚数を把握し、2枚賭け信号が入力された場合には2を乗じてメダル投入枚数を把握し、1枚賭け信号が入力された場合には1を乗じてメダル投入枚数を把握するようにしても良い。このように設定された賭数に応じて出力される信号によれば、該賭数毎のゲーム数を把握することもできる。またメダル投入信号を前記3枚賭け信号と1枚賭け信号から構成し、賭数として2枚が設定された場合には該1枚賭け信号を2回出力するように構成しても良い。
上記の実施形態では、所定期間はゲーム数を単位として設定したが、これに限らずメダル投入枚数を単位として、メダル投入枚数が所定値(例えば30枚)に達するまでの期間を所定期間としても良い。また、前記所定期間を時間を単位として設定し、該所定期間(例えば5分間)に入力された特別遊技状態認識情報に基づいて特別遊技状態期間を認識しても良い。
上記の実施形態では、スロットマシン1において発生したAT期間の認識を第1〜第8のAT期間認識方法により行う例について説明したが、これに限らず、スロットマシンの機種毎にAT期間認識方法を変えても良い。さらにスロットマシン1の機種に応じて第1〜第8のAT期間認識方法を任意に設定可能な設定手段を備えても良い。
上記の実施形態では、認識されたAT期間が予め設定された10,30,50,100のいずれのゲーム数に属するか特定され、該特定されたゲーム数に応じたAT状態(即ち10GAT,30GAT,50GAT,及び100GATのいずれか)の発生回数を1回ずつ加算更新する例について説明したが、これに限らず、認識されたAT期間が予め設定されたいずれかのAT状態のゲーム数の倍数に近い期間であるときには、該AT状態が複数回発生したとして複数回分の加算更新を行っても良い。例えばAT期間が20ゲームと認識された時にはゲーム数10ゲームの10GATが2回連続して発生した(即ち連チャンした)として10GATの発生回数を2回加算更新しても良い。
上記の実施形態では、AT関連情報集計手段62f,32f’が、AT状態特定手段62e,32e’によって特定されたAT状態の発生回数を加算更新して集計しているが、これに限らず、該特定されたAT状態の発生履歴をその都度記憶しておき、AT状態の発生回数の集計要求があったときに、該記憶している発生履歴に基づいてAT状態の発生回数を集計してもよい。また、AT期間認識手段62d,32d’によって認識されたAT期間をその都度記憶しておき、要求に応じて該記憶したAT期間が複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定し該特定したゲーム数に応じたAT状態の発生回数を集計してもよい。さらに、AT状態特定手段62e,32e’によって特定されたゲーム数をその都度記憶しておき、要求に応じて該記憶したゲーム数に応じたAT状態の発生回数を集計してもよい。
上記の実施形態では、所定期間毎のAT役信号やAT役払出信号が入力された回数に基づいてAT期間を認識する方法について説明したが、これに限らず所定期間毎のAT役信号やAT役払出信号が入力されなかった回数に基づいてAT期間を認識してもよい。
上記の実施形態では、遊技関連情報集計手段62a,32a’が、B.B信号及びR.B信号の入力開始時点及び入力終了時点を示す情報を集計する例について説明したが、これに限らず、該遊技関連情報集計手段62a,32a’が、B.B信号及びR.B信号の入力開始時点及び入力終了時点を示す情報を集計しなくともよい。その場合には、AT期間認識手段62d,32d’が1ゲーム毎にB.B信号及びR.B信号の入力の有無を判定して、入力が無いときにのみ特別遊技状態情報に基づいてAT期間の認識を行う。
上記の実施形態では、ディスプレイ36,36’に遊技関連情報集計手段62a,32a’により集計された「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」が表示される例について説明したが、これに限らず、ディスプレイ36,36’には遊技関連情報集計手段62a,32a’により集計された遊技関連情報が表示されずに、AT関連情報集計手段62f,32f’により集計されたAT関連情報のみが表示されても良い。
上記の実施形態では、図21(a),図21(d),及び図23(b)に示すように、ディスプレイ36,36’に表示される表形式のデータにおいて、三列目に当日発生したAT状態の名称が表示される例について説明したが、これに限らずAT状態の名称が表示されなくても良い。この場合には、発生したAT状態のゲーム数の表示に基づいて遊技者はスロットマシン1の特徴を把握することができる。また、上記実施形態においては、2列目に、各AT状態の前に発生したAT状態の終了から、該各AT状態の開始までのゲーム数(最初のAT状態については開店時から該AT状態の開始までのゲーム数)が表示される例について説明したが、該ゲーム数は表示されなくても良い。
上記の実施形態では、図20(d),及び図21(d)に示す他のスロットマシン1のデータが表示された状態で上方向ボタン37U’を押下することによって図20(a),及び図21(a)に示す通常状態に戻る例について説明したが、これに限らず、他のスロットマシン1のデータが表示されて所定時間(例えば5秒)経過後に通常状態に戻っても良い。
上記の実施形態では、図20(d),図21(a),及び図21(d)に示すディスプレイ36の表示内容は更新されなかったが、これに限らず該表示内容が更新されるようにしても良い。例えば、所定の時間毎(例えば1分毎)に、呼出ランプ装置30が、ディスプレイ36に表示されている台番号を特定可能な情報をホールコンピュータ60に送信し、データ抽出手段62gが前記台番号に対応するデータを抽出して呼出ランプ装置30に送信し、表示制御手段32bが受信したデータに基づいて表示を更新しても良い。
上記の実施形態では、図5に示す呼出ランプ装置30においてボーナス関連情報集計手段32cが、当日のビッグボーナスゲームの発生回数と、レギュラーボーナスゲームの発生回数と、ボーナスゲーム終了時からのゲーム数(最初のボーナスゲームが発生するまでは開店時からのゲーム数)を集計している例について説明したが、これに限らず、呼出ランプ装置30において前記集計を行わなくても良い。この場合は、例えば、上述したように所定の時間毎(例えば1分毎)に、呼出ランプ装置30が、ディスプレイ36に表示されている台番号を特定可能な情報をホールコンピュータ60に送信し、データ抽出手段62gが前記台番号に対応する「BB発生回数」,「RB発生回数」,及び「TS」の値を遊技関連情報DBから抽出して呼出ランプ装置30に送信し、表示制御手段32bが受信したデータに基づいて表示を更新しても良い。
上記の実施形態では、図21(a),(d),及び図23(b)に示すようにAT関連情報が表形式で表示される例について説明したがこれに限らず、図26に示すようにAT関連情報を記号を交えて表示しても良い。この図26に示す例では、ディスプレイ36,36’の左側に前述したように各々のAT状態の発生回数が表形式で表示され、下部に各々のAT状態を示す記号の説明が表示されている。ここでは、「□」がゲーム数10である10GAT,「■」がゲーム数30である30GAT,「☆」がゲーム数50である50GAT,「★」がゲーム数100である100GATを示す旨が表示されている。その上部には本日開店時(ここでは10時)からの各AT状態の発生履歴が表示されており、前記各記号によって各AT状態の発生時を把握することができる。また、連チャンしたときには、各記号の上方に表示されている線分とその両端の矢印によって該連チャンの開始から終了までが示され、その上方に連チャン回数が表示されている。即ちここでは「■」,「☆」,及び「□」(即ち、ゲーム数30である30GAT,ゲーム数50である50GAT,及びゲーム数10である10GAT)の組み合わせによって連チャンしたこと、また、該連チャンが3連チャンであることが把握可能である。なお、方向ボタン37R,37R’を押下して画面を右から左にスクロールさせることで、図26に表示されていない5番目以降のAT状態についても表示することが可能である。
上記の実施形態では、図25に示すように呼出ランプ装置30’のディスプレイ36’,方向ボタン37’,及び決定ボタン38’によって複数のAT状態の各々のゲーム数を設定する例について説明したが、これに限らず、例えば、該呼出ランプ装置30’とホールコンピュータが接続されていて、該ホールコンピュータにて設定されたAT状態のゲーム数を各呼出ランプ装置30’に送信することによって前記ゲーム数を設定しても良い。具体的には、図6(b)のようにホールコンピュータ60のディスプレイ64によって設定した各AT状態の名称,及びゲーム数を特定可能な情報を、通信部61から呼出ランプ装置30’に対して送信し、呼出ランプ装置30’の制御部32’が、通信部31’に入力された前記情報に基づいて各AT状態の名称,及びゲーム数をEEPROM39’に記憶してこれを設定値としても良い。即ちこのとき制御部32’及びEEPROM39’はゲーム数設定手段として機能する。また、呼出ランプ装置30’の通信部31’が、無線情報の受信が可能なものであるときには、ゲーム数設定用の端末を用意して、該端末によって図6(b)の如く各AT状態の名称,及びゲーム数を設定し、該設定された各AT状態の名称,及びゲーム数を特定可能な情報を無線通信によって呼出ランプ装置30’の通信部31’に送信し、制御部32’が、通信部31’に入力された前記情報に基づいて各AT状態の名称,及びAT状態のゲーム数をEEPROM39’に記憶して設定値としても良い。このときも制御部32’及びEEPROM39’はゲーム数設定手段として機能する。これらによれば、各呼出ランプ装置30’毎ではなく一括してゲーム数が設定できるので、設定作業の手間が省ける。
上記の実施形態では図6(b)及び図24に示すように、各AT状態の名称,及びゲーム数を設定する例について説明したが、これに限らず、AT状態の名称は設定せずにゲーム数のみを設定しても良い。これによっても各ゲーム数のAT状態の発生回数や連続発生等に係るAT関連情報を把握することが可能である。
図1は第1実施形態に係る呼出ランプ装置及びホールコンピュータを含む遊技用システムの一例を表す機能ブロック図である。 図2はスロットマシンの一例を表す正面図である。 図3は各リールの外周に描かれた識別情報としての図柄の一例を表す展開図である。 図4はスロットマシンのディスプレイに表示されるAT役報知画面の一例を表す図である。 図5は第1実施形態に係るスロットマシン,呼出ランプ装置,及びホールコンピュータが備える各機能の一例を表す機能ブロック図である。 図6(a)はホールコンピュータのディスプレイに表示される連続発生判定条件の設定画面の一例を表す図である。図6(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示されるスロットマシンの機種毎の継続ゲーム数の設定画面の一例を表す図である。 図7はホールコンピュータのディスプレイに表示されるAT関連情報DBの記憶内容の一例を表す図である。 図8はホールコンピュータにおける各AT期間の認識方法と各特別遊技状態認識情報の関係の一例を表す図である。 図9はホールコンピュータにおけるAT期間の認識をAT信号の入力に基づいて行う方法(第1の認識方法)の一例を表す図である。 図10(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を所定期間毎の払出枚数に基づいて行う方法(第2の認識方法)の一例を表す図である。図10(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第2の認識方法における所定期間及び判定値の設定画面の一例を表す図である。 図11(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を所定期間毎のベースに基づいて行う方法(第3の認識方法)の一例を表す図である。図11(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第3の認識方法における所定期間及び判定値の設定画面の一例を表す図である。 図12(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を所定期間毎の差枚数に基づいて行う方法(第4の認識方法)の一例を表す図である。図12(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第4の認識方法における所定期間及び判定値の設定画面の一例を表す図である。 図13(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を所定期間毎のAT役信号の入力回数に基づいて行う方法(第5の認識方法)の一例を表す図である。図13(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第5の認識方法における所定期間及び判定値の設定画面の一例を表す図である。 図14(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を所定期間毎のAT役払出信号の入力回数に基づいて行う方法(第6の認識方法)の一例を表す図である。図14(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第6の認識方法における所定期間及び判定値の設定画面の一例を表す図である。 図15(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を1ゲーム毎のAT役信号の入力の有無に基づいて行う方法(第7の認識方法)の一例を表す図である。図15(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第7の認識方法における所定ゲーム数の設定画面の一例を表す図である。 図16(a)はホールコンピュータにおけるAT期間の認識を1ゲーム毎のAT役払出信号の入力の有無に基づいて行う方法(第8の認識方法)の一例を表す図である。図16(b)はホールコンピュータのディスプレイに表示される第8の認識方法における所定ゲーム数の設定画面の一例を表す図である。 図17は所定ゲーム数以上、特別遊技状態認識情報の入力がないときのホールコンピュータにおけるAT期間の認識方法の一例を表す図である。 図18はホールコンピュータにおけるB.B信号入力前後のAT期間を1つのAT期間として認識する方法の一例を表す図である。 図19はホールコンピュータにおけるB.B信号入力前後のAT期間を1つのAT期間として認識する方法の他の例を表す図である。 図20は呼出ランプ装置のディスプレイに表示されるデータの一例を表す図である。 図21は図20の続きである。 図22は第2実施形態に係る呼出ランプ装置の一例を表す機能ブロック図である。 図23は第2実施形態に係る呼出ランプ装置のディスプレイに表示されるデータの一例を表す図である。 図24は図23の続きである。 図25は図24の続きである。 図26は図21(a),(d),及び図23(b)におけるAT関連情報の表示方法の変形例を表す図である。
符号の説明
1…スロットマシン
3L…左可変表示部
3C…中可変表示部
3R…右可変表示部
8…賭数設定ボタン
26…制御部
30…呼出ランプ装置
32b…表示制御手段
36…ディスプレイ
60…ホールコンピュータ
61…通信部
62d…AT期間認識手段
62e…AT状態特定手段
62f…AT関連情報集計手段
62g…データ抽出手段
64…ディスプレイ
70…遊技用システム

Claims (17)

  1. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記付与数情報に基づいて、所定期間毎の前記付与数を期間毎付与数として集計する期間毎付与数集計手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記付与数を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎付与数集計手段により所定期間毎に集計された期間毎付与数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  2. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記使用数に対する前記付与数の割合である期間毎割合を算出する期間毎割合算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎割合算出手段により所定期間毎に算出された期間毎割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  3. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記付与数と前記使用数との差数である期間毎差数を算出する期間毎差数算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記差数を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎差数算出手段により所定期間毎に算出された期間毎差数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  4. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役入賞情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役入賞情報が入力された割合である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役入賞情報が入力された割合である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  5. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役付与数情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役付与数情報が入力された割合である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役付与数情報が入力された割合である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  6. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    前記特別入賞役入賞情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、
    前記入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役入賞情報判定手段と、
    該特別入賞役入賞情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しない特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  7. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置と、
    複数の前記遊技用装置と通信可能であり、前記遊技関連情報を各スロットマシン毎に管理する遊技用管理装置と、
    を含む遊技用システムであって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    前記特別入賞役付与数情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、
    前記入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役付与数情報判定手段と、
    該特別入賞役付与数情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しない特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を各スロットマシン毎に集計する発生回数集計手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、前記表示手段に前記各々の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で表示させる対象となるスロットマシンを指定する指定手段を備え、
    前記遊技用管理装置は、
    前記指定手段により指定されたスロットマシンに対応する集計値を前記発生回数集計手段により各スロットマシン毎に集計された集計値から抽出する抽出手段と、
    該抽出手段により抽出された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信する送信手段と、を備え、
    前記遊技用装置は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段を備えることを特徴とする遊技用システム。
  8. 請求項1〜のいずれか1つに記載した遊技用管理装置であって、
    前記遊技用管理装置は、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段を備え、
    前記送信手段は、該連続発生回数集計手段により集計された集計値を特定可能な情報を前記遊技用装置に送信し、
    前記表示制御手段は、該送信手段から送信された集計値を特定可能な情報に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用システム。
  9. 請求項に記載した遊技用システムであって、
    前記送信手段は、前記連続発生回数集計手段により集計された特別遊技状態の連続発生回数において、前記特別遊技状態特定手段により特定されたゲーム数を特定可能な情報を送信し、
    前記表示制御手段は、該送信手段から送信されたゲーム数を特定可能な情報に基づいて、前記連続して発生した特別遊技状態各々のゲーム数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用システム。
  10. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記付与数情報に基づいて、所定期間毎の前記付与数を期間毎付与数として集計する期間毎付与数集計手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記付与数を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎付与数集計手段により所定期間毎に集計された期間毎付与数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  11. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記使用数に対する前記付与数の割合である期間毎割合を算出する期間毎割合算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎割合算出手段により所定期間毎に算出された期間毎割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  12. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記入賞の発生に応じた遊技媒体の付与数を示す付与数情報と、前記賭数を設定するために使用された遊技媒体の使用数を示す使用数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である特別遊技状態期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記使用数情報と前記付与数情報とに基づいて、所定期間毎の前記付与数と前記使用数との差数である期間毎差数を算出する期間毎差数算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記差数を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎差数算出手段により所定期間毎に算出された期間毎差数が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  13. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役入賞情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役入賞情報が入力された割合である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役入賞情報が入力された割合である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  14. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    該入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がないときに該入力手段に入力された前記特別入賞役付与数情報に基づいて、所定期間毎の該特別入賞役付与数情報が入力された割合である期間毎入力割合を特定可能な情報を集計又は該特別入賞役付与数情報が入力された割合である期間毎入力割合を算出する期間毎入力割合集計・算出手段と、
    前記特別遊技状態期間と認識するための判定値となる前記割合を設定する判定値設定手段と、
    前記期間毎入力割合集計・算出手段により所定期間毎に集計された情報に基づく期間毎入力割合又は所定期間毎に算出された期間毎入力割合が前記判定値設定手段により設定された判定値を超える期間を前記特別遊技状態期間と認識すると共に、該特別遊技状態期間と認識した期間が連続しないときには該認識された期間を1つの特別遊技状態期間と認識し、前記認識された期間が連続するときには該連続する期間を1つの特別遊技状態期間と認識する特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  15. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞した旨を示す特別入賞役入賞情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    前記特別入賞役入賞情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、
    前記入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役入賞情報判定手段と、
    該特別入賞役入賞情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役入賞情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役入賞情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しない特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  16. 各々を識別可能な複数種類の識別情報を可変表示させる複数の可変表示部と、
    該複数の可変表示部で前記識別情報が可変開始してから該複数の可変表示部の表示結果が導出表示されるまでの1ゲームに対して賭数を設定する賭数設定手段と、
    予め定められた複数種類の入賞役のうち、いずれかの入賞役の入賞を許容するか否かを抽選する抽選手段と、
    前記識別情報を前記可変表示部に導出表示させる導出表示制御手段と、
    該導出表示制御手段によって導出表示された前記複数の可変表示部の表示結果が前記抽選手段によって入賞が許容された入賞役に対応する表示結果であるときに入賞を発生させる入賞発生手段と、
    前記複数の可変表示部の表示結果が予め定められたボーナス役に対応する表示結果であるときに所定のボーナスゲームが提供される特定遊技状態に制御する特定遊技状態制御手段と、
    前記複数の可変表示部を停止させる順番を遊技者に報知することにより特別遊技状態になると揃いやすくなる特別入賞役を該遊技者が容易に獲得することが可能な遊技状態である当該特別遊技状態であって、前記報知を行うゲーム数が各々異なる複数の特別遊技状態のうちのいずれかの特別遊技状態を発生させるか否かを決定する特別遊技状態決定手段と、
    該特別遊技状態決定手段により前記複数の特別遊技状態のうちいずれかの特別遊技状態を発生させることが決定されたときに該決定された特別遊技状態に制御する特別遊技状態制御手段と、
    を含むスロットマシンに対応して設けられ、該スロットマシンでの遊技に関連して発生する遊技関連情報を含む各種の情報を表示する表示手段を備える遊技用装置であって、
    前記複数の特別遊技状態のそれぞれのゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するためのゲーム数設定手段と、
    前記スロットマシンから出力される、前記特別入賞役が入賞したことにより発生し当該特別入賞役の入賞に応じた遊技媒体の付与数を示す特別入賞役付与数情報と、前記特定遊技状態であることを特定可能な特定遊技状態情報とが、前記特別遊技状態である期間を認識するための特別遊技状態認識情報として入力される入力手段と、
    前記特別入賞役付与数情報の入力から前記特別遊技状態の継続と認識するための所定ゲーム数を前記スロットマシンの機種毎に操作者が設定するための特別遊技状態継続ゲーム設定手段と、
    前記入力手段に前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があるか否かを1ゲーム毎に判定する特別入賞役付与数情報判定手段と、
    該特別入賞役付与数情報判定手段により前記特定遊技状態情報の入力がなく、かつ前記特別入賞役付与数情報の入力があったと判定されたときに特別遊技状態が発生したことを認識し、該特別遊技状態の発生の認識後に、前記特別遊技状態継続ゲーム設定手段により設定された所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力があるときに特別遊技状態の認識を継続し、該所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときに特別遊技状態の終了を認識することにより、1つの特別遊技状態期間を認識する一方、前記特別遊技状態の発生の認識後に、前記所定ゲーム数以内に前記入力手段に前記特別入賞役付与数情報の入力がないときには、特別遊技状態期間を認識しない特別遊技状態期間認識手段と、
    該特別遊技状態期間認識手段により特別遊技状態であると認識された期間が前記ゲーム数設定手段により設定された複数ゲーム数のどのゲーム数に属するかを特定することにより該特定されたゲーム数に応じた特別遊技状態が発生したことを特定する特別遊技状態特定手段と、
    該特別遊技状態特定手段による特定に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を集計する発生回数集計手段と、
    前記特別遊技状態特定手段により特定された特別遊技状態が所定間隔以内で連続しているときに、該連続している特別遊技状態の数を連続して発生した特別遊技状態の発生回数である連続発生回数として集計する連続発生回数集計手段と、
    前記発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記ゲーム数設定手段により複数設定された各ゲーム数毎の特別遊技状態の発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うと共に、前記連続発生回数集計手段により集計された集計値に基づいて、前記連続発生回数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行う表示制御手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置。
  17. 請求項10〜16のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、
    前記表示制御手段は、前記連続発生回数集計手段により集計された特別遊技状態の連続発生回数において、前記特別遊技状態特定手段により特定されたゲーム数を識別可能な態様で前記表示手段に表示させる制御を行うことを特徴とする遊技用装置。
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