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JP4424270B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、施療子にて叩き動作を含むマッサージ動作が可能なマッサージ機に関するものである。
マッサージ機として、叩きマッサージ動作を施療子に行わせることができるようにしたものがある。このものでは、回転駆動されるクランク軸に一端を連結したリンクの他端を、施療子を備えた部材に連結することで、クランク軸の回転に伴ってリンクが施療子に揺動動作を行うようにして、該揺動動作で叩き動作を得られるようにしている。
しかし、上記リンクにおけるクランク軸を受ける軸受が、施療子の幅位置変更を可能とするためなどの理由によりクランク軸に対してすきま嵌めされている場合、すきま嵌めにおける公差によって軸受とクランク軸との間にはがたつきが存在しており、このがたつきにより作動音が大きくなりやすい。
特開2004−357938号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、クランク軸とリンクとの連結部に起因する作動音の増大を防ぐことができるマッサージ機を提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために本発明に係るマッサージ機は、マッサージ用の施療子と、回転駆動されるクランク軸と、クランク軸に一端を軸受を介して連結され且つ他端が上記施療子側の部材に連結されたリンクとを備えて、クランク軸にてリンクを介した施療子の叩き動作駆動を行うものにおいて、リンクに揺動自在に連結された第2のリンクを設けて、該第2のリンクを上記クランク軸に第2の軸受を介して連結するとともに、リンクの第1の軸受と第2のリンクの第2の軸受とを相反する方向に付勢するばねを設けていることに第1の特徴を有しており、リンクにおけるクランク軸側の一端をクランク軸の軸方向の一方に延長するとともに、上記軸受外周とリンクとの間に弾性材を介在させていることに第2の特徴を有しており、上記軸受外周とリンクとの間に弾性材を介在させるとともに、軸受として縮径自在なものを用いていることに第3の特徴を有している。
軸受を付勢するものにおいては、その付勢によるクランク軸との接触部と反対側に生ずる空隙をグリス保持部とすることが好ましい。
本発明の第1の特徴とするところによれば、ばねの付勢により軸受の一部のみがクランク軸に常に接した状態で支持することになると同時に、がたつきを無くすために作動音を小さくすることができる。
第2の特徴とするところによれば、軸受の軸方向両端を常にクランク軸に接触させることができてがたつきを無くすことができ、作動音を小さくすることができる。
更に第3の特徴とするところによれば、軸受を弾性体で縮径させてクランク軸に密着させることができるために、がたつきを無くして作動音を小さくすることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明すると、図示例のマッサージ機は図7に示すように椅子の座部11の後部から立ち上がるリクライニング自在な背もたれ12内に機構ブロック13を背もたれ12の上下方向に自走自在に配したもので、被施療者Mは座部11に座ると共に背もたれ12にもたれた状態で機構ブロック13から背もたれ12の前面側に突出している施療子(後述する揉み玉48及び掴み子62)で叩き動作、揉み動作等の機械的マッサージ動作を受けることができるものとなっている。
上記機構ブロック13は、図8及び図9に示すように、略箱枠状をしたフレームに、上記施療子を備える施療子ユニット3と、該施療子ユニット3を人体への突没方向、幅方向、上下方向に動作させるための強弱駆動部15、幅駆動部14、上下駆動部16と、施療子に叩き動作を行わせる叩き駆動部17等を装着したものとして構成されている。
機構ブロック13のフレームの両側板13a,13a間には、図9に示すように、軸回りの回転が自在な幅駆動軸19を架設してある。この幅駆動軸19は、フレームに固定した幅駆動モータ20に幅駆動プーリ21aと幅駆動ベルト21bと幅プーリ21cとを介して接続されたもので、外周には相互に逆ねじとなっている雄ねじが設けられている。そして幅駆動部14を構成する幅駆動軸19の左右の雄ねじには後述する施療子ユニット3,3の送りナット35,35が夫々螺合しており、幅駆動軸19が軸回りに回転する時、一対の施療子ユニット3,3は相互に近付いたり離れたりする動作、つまり、幅方向(左右方向)の移動を行う。
施療子ユニット3の上記幅方向の可動範囲の両外側には、図10及び図11に示す扇形の強弱駆動用歯車18が夫々設けられている。これら強弱駆動用歯車18には後述の強弱駆動部15の強弱駆動モータ23の回転を伝達する伝達用歯車25aが夫々噛み合っている。また、左右の強弱駆動用歯車18間には幅駆動軸19と平行な二本の幅駆動支軸22が架設してある。これら幅駆動支軸22は上記一対の施療子ユニット3に設けた貫通孔38aに挿通されている。
強弱駆動部15は、強弱駆動モータ23が強弱ギアボックス24内の伝達機構を介して機構ブロック13のフレームに回転自在に軸支した強弱駆動軸25を回転駆動するもので、強弱駆動軸25の両端部に設けた一対の伝達用歯車25aが上記左右の強弱駆動用歯車18に噛み合っている。従って、強弱駆動モータ23を正転あるいは逆転駆動すれば、上記伝達用歯車25aを介して左右両側の強弱駆動用歯車18が幅駆動軸19を回転中心として回動する。この時、左右両側の強弱駆動用歯車18間に架設した二本の幅駆動支軸22が挿通されている施療子ユニット3は、強弱駆動用歯車18の回動と共に幅駆動軸19を中心に回動して、施療子ユニット3に設けた施療子の人体側への突出量(前後方向の突出量)が変化する。つまり、施療子ユニット3の施療子は幅駆動軸19を回転中心とした円弧運動をして上下方向及び前後方向に移動するようになり、被施療者Mに対する施療子の当たる強弱が変化する。
機構ブロック13に設けた上下駆動部16は、上下駆動モータ26の回転を上下ギアボックス27内に設けた伝達機構を介して上下駆動軸28に伝達するもので、上下駆動軸28の両端にはピニオン28aが固定されているとともにローラ28bが回転自在に取り付けられている。また、フレームの両側端下部にはガイド軸81を設けている。一方、マッサージ機1の背もたれ12の内部には、左右の外枠フレーム(図示せず)に上下方向ガイドレール(図示せず)を設けてあり、この上下方向ガイドレールに上記上下ローラ28b及びガイド軸81を上下移動自在に取り付けるとともに、上下方向ガイドレールに付設したラック(図示せず)に上下ピニオン28aに噛み合わせており、上下駆動モータ26の正転あるいは逆転駆動によって機構ブロック13が上下に移動する。
左右一対の施療子ユニット3は、図12及び図13に示すように、上述した幅駆動軸19の一対の雄ねじに螺合する送りナット35を備えた幅送りケース33及び該幅送りケース33に固定した幅アーム36からなる固定部31と、前記固定部31に対して回動自在に設けられる可動部32とからなるもので、固定部31における略箱状をした幅送りケース33は、幅駆動軸19が挿通される挿通孔34を備えると共に、上記送りナット35が内部に設けられたものであり、幅方向の一方の側面部が側面視において該幅送りケース33のケース部よりも大きい板33aで形成されていて、この板33aに幅アーム36が固定されている。
幅アーム36は本実施形態では略へ字状をした板状のもので、上記幅送りケース33の挿通孔34に対応する位置に幅駆動軸19が遊嵌される挿通孔を備えており、幅送りケース33の側面部の板33aに複数のねじ等からなる固着具37にて固定されて、幅送りケース33よりも前方又は上下方向(本実施形態では前方及び上方)に突出する状態となっている。更に、この幅送りケース33の側面部の板33aと幅アーム36とには、二本の幅駆動支軸22が挿入される貫通孔38a,38bを設けてある。これにより、上述したように、幅駆動軸19を中心として強弱駆動用歯車18が回動する時、固定部31も強弱駆動用歯車18及び幅駆動支軸22と一体的に回動する。
上記可動部32は、前記固定部31の幅アーム36に対して回動自在に設けられる叩き動作板部39と、この叩き動作板部39に対して若干回動可能に設けられる施療子固定アーム40と、この施療子固定アーム40に対して揺動自在に設けられる肩掴み部41とからなる。
叩き動作板部39は、上記固定部31の幅アーム36に突出軸42にて回動自在となるように軸支されるもので、本実施形態では幅アーム36の上端部に側方に突出する突出軸42を設け、叩き動作板部39の後端部に前記突出軸42が嵌入される被嵌孔43を穿孔し、ブッシュ47を介して前記突出軸42に叩き動作板部39の被嵌孔43を被嵌している。これにより、叩き動作板部39における幅アームから突出する前端部が幅アーム36に対して前記突出軸42を中心として回動自在となっている。そして、叩き動作板部39には、後述するリンク52のピン53が挿通されるピン挿通穴が設けてあると共に、施療子固定アーム40と肩掴み部41とを揺動可能に軸支する揺動支点軸45が突設してある。
揺動支点軸45は、叩き動作板部39の上記被嵌孔43よりも前方の部分(即ち前端部)に上記幅アーム36が取り付けられた側と反対の側方に向けて突設してある。一方、施療子固定アーム40には後端部に前記揺動支点軸45が嵌入される支点軸嵌入孔46を穿孔してあり、ブッシュ47を介して叩き動作板部39の揺動支点軸45に施療子固定アーム40の支点軸嵌入孔46を被嵌することで、施療子固定アーム40が叩き動作板部39に対して回動可能となっている。叩き動作板部39の両面にそれぞれ幅アーム36と施療子固定アーム40とが叩き動作板部39に対して回動自在となるように配設されているものである。
施療子固定アーム40は、一端部が前方に突出すると共に他端部が下方に突出する側面視略逆L字状をした板状のもので、上端近傍の後端部に支点軸嵌入孔46が穿孔してあり、上述したように叩き動作板部39の揺動支点軸45が嵌入される。この施療子固定アーム40には、前方に突出する一端部及び下方に突出する他端部の側部に施療子である揉み玉48(48a,48b)を夫々設けてある。これら揉み玉48として、ここでは幅方向が回転軸となるローラ状のものを用いている。
上記施療子固定アーム40は、叩き動作板部39に対して若干だけ回動可能となるように回動規制すると共に回動の際の衝撃を和らげるもので、この点について説明すると、上述したように、固定部31の幅アーム36の突出軸42に叩き動作板部39の被嵌孔43を被嵌しているが、この突出軸42は叩き動作板部39よりも更に突出して施療子固定アーム40にまで達しており、また施療子固定アーム40の前記突出軸42に対応する部分には略コ字状をした切欠49が形成してある。そして、この突出軸42の先端は前記切欠49内に位置すると共に突出軸42の外周部にクッション材42aを設けてある。このよために、施療子固定アーム40が叩き動作板部39に対して揺動支点軸45を中心に回動すると、施療子固定アーム40の切欠49の内端縁がクッション材42aを介して突出軸42に当接してその回動範囲が規制され、また、クッション材42aを設けたことで施療子固定アーム40が回動範囲の限界に達した時(即ちクッション材42aに当接した時)の衝撃を弱めることができる。
次に施療子の揉み玉48による揉み動作と、揉み玉48による叩き動作とについて説明する。まず、施療子の揉み玉48による揉み動作についてであるが、揉み玉48を所望の上下位置に配置すべく上下駆動部16によって機構ブロック13を上下動させると共に、揉み玉48を所望の左右位置に配置すべく幅駆動部14によって施療子ユニット3を幅方向に駆動する。そして、椅子の座部11に座って背もたれ12にもたれた被施療者Mの施療部位を揉み玉48で押圧すべく、強弱駆動部15を駆動して施療子ユニット3を回動させ、前方に突出する施療子ユニット3を下方に回動させることで上側の揉み玉48を施療部位に対して前斜め下方に向けて押圧したり、施療子ユニット3を上方に回動させることで下側の揉み玉48を施療部位に対して前斜め上方に向けて押圧したり、これら動作に幅駆動部14による左右の動きを同時に加えたりすることで、揉み動作を行うものである。
叩き動作を行う叩き駆動部17は、施療子ユニット3における可動部32を固定部31に対して揺動させるもので、叩き駆動モータ50、叩き駆動用のクランク軸51、リンク52とを備えている。また、左右の強弱駆動用歯車18間には、上記幅駆動軸19及び幅駆動支軸22の他に、モータ取付け用部材を架設すると共に上記クランク軸51を架設してあり、モータ取付け用部材にはクランク軸51の回転駆動用の上記叩き駆動モータ50を取り付けてある。叩き駆動モータ50の回転が駆動プーリ55とベルト56とプーリ54を介して伝達されるクランク軸51は、偏心方向が異なる偏心部57を左右に備えたもので、各偏芯部57にはリンク52,52の各一端が幅方向に移動自在に被嵌されている。
各リンク52の他端は、施療子ユニット3の可動部32の叩き動作板部39にピン53で連結されている。このリンク52は、施療子ユニット3の幅方向の移動に伴って叩き駆動クランク軸51の偏芯部57に沿って幅方向に移動する。そして、叩き駆動モータ50を回転することで偏芯部57が偏芯回転する時、叩き動作板部39及び施療子固定アーム40が突出軸42を中心に揺動して、揉み玉48による叩き動作がなされる。
このマッサージ機1では、揉み玉48による揉み動作や叩き動作に加えて、揉み玉48及び肩掴み部41の掴み子62による掴み揉み動作も可能となっている。ここにおける肩掴み部41は、揺動アーム61及びその先端に設けられる掴み子62と、前記揺動アーム61を駆動するためのエアバッグ63及び該エアバッグ63を叩き動作板部39に固定するためのエアバッグ固定部64とからなる。
揺動アーム61は、略棒状又は略板状をしたもので、その一端部が上述した叩き動作板部39の揺動支点軸45に枢支されて回動自在となっており、回動側となる他端部の前方側に被施療者Mの肩を掴む掴み子62が設けられ、揺動アーム61の後方側にはエアバッグ63の一端部が取り付けられる。揺動アーム61の揺動支点軸45への枢支部には、揺動アーム61の回動側の端部を後方に収容する向きに付勢する戻しばね65が設けてある。
エアバッグ63は、膨縮自在な蛇腹状をしたもので、エアポンプ71にホース70を介して接続されているとともに、前方側の端部が上記揺動アーム61に取り付けられ、叩き動作板部39にビス等の固着具37により固定されたエアバッグ固定部64に後方側の端部が固定されている。
上記エアバッグ63にエアポンプ71からのエア供給を行っていない時、エアバッグ63は収縮した状態であるとともに、戻しばね65によって揺動アーム61及び掴み子62は揉み玉48よりも後方に収容された状態となっている。しかしエアバッグ63にエアを供給してエアバッグ63を膨張させたならば、エアバッグ63の後端部が叩き動作板部39に固定したエアバッグ固定部64に固定してあるために、揺動アーム61を揺動支点軸45を中心に回動させて、掴み子62を上側の揉み玉48側に接近させるために、揉み玉48と掴み子62との間で掴み揉みを行うことができる。図13中の76は叩き動作板部39に固着具76aで取り付けたストッパであり、揺動アーム61の移動を規制することで、揉み玉48aと掴み子62とで施療部位を挟み込み過ぎを防ぐものである。
また、施療子ユニット3には後端部に振動モータ75が設けてあり、振動モータ75の振動を揉み玉48に伝えて揉み玉48の振動によるマッサージも行うことが可能となっている。
以上のように構成された上記マッサージ機1において、叩きマッサージの際にクランク軸51の偏心回転運動を利用して叩き動作板部39に叩き動作のための揺動を行わせるリンク52は、前述のように幅方向(クランク軸51の軸方向)移動を可能とするために、クランク軸51にスライド自在に嵌合させている。このためにリンク52の両端に配した軸受520,521のうち、クランク軸51を受ける軸受520はクランク軸51に対してすきま嵌めとなっているわけであるが、すきま嵌めであることによる公差が原因で前述のように叩き駆動の際にがたつきが発生し、このために作動音が大きくなってしまう。
この問題を避けるために、ここでは図1及び図2に示すように、リンク52の途中にピン529でリンク522を揺動自在に連結するとともに、このリンク522に設けた軸受523もクランク軸51にスライド自在に嵌合させており、更に両リンク52,522間に夫々付設したばね受け板526,527間に圧縮コイルばね(引っ張りコイルばねでも良い)528を配置して、リンク52,522におけるクランク軸51に嵌合する軸受520,523を互いに逆方向に付勢している。
上記付勢のためにクランク軸51に嵌合する上記両軸受520,523は、図1(b)に示すように、クランク軸51に対してラジアル方向において逆方向に位置する部分を接触させることから、リンク52とクランク軸51との間のがたつきが無くなって、作動音の発生が抑えられる。
この時、各軸受520,523におけるクランク軸51と接する側と反対側ではクランク軸51との間に隙間があくことになるが、この隙間はグリスの供給及び保持を行う部分として利用することができる。図3はこの点をより積極的に行うために、軸受520,523として半周だけを受けるものを用いて、残りの半周をグリスの保持のための空隙としたものを示している。図中83はグリスの流出防止のために空隙の軸方向両端部に配したフェルト材であり、84はクランク軸51外面に接することでクランク軸51と軸受520,523との間へのグリス供給をより確実にするためのフェルト材であり、リンク52の内面に形成した溝で保持されている。
図4は参考例であり、クランク軸51を支持している部材に付設した固定部材87にクランク軸51の外面に接するローラ(球状のものが好ましい)86を設けるとともに、リンク51におけるクランク軸51側の一端と固定部材87との間に引っ張りばね85を配して、前記実施例と同様に、リンク51一端の軸受520がクランク軸51におけるローラ86が接する部分と反対側の部分のみに接触するようにしている。
図5に更に他の実施例を示す。ここではリンク52におけるクランク軸51側の一端をクランク軸51の軸方向の一方側に長い形状とするとともに、リンク52と軸受520との間に筒状の弾性体88を介在させている。この場合、叩き動作板部39に連結される部分が軸受520の軸方向一端側に片寄って配置されている関係で、叩き駆動の際の負荷Fによって、リンク52における軸受520を保持している一端は、クランク軸51の軸に対して図5(b)に示すように傾くことになり、軸受520はその軸方向一端側と軸方向他端側とでクランク軸51に反対側に位置する部分が接することになるとともに、この傾きが大きい時には弾性体88が圧縮されることにより軸受520の傾きを抑えてクランク軸51に対する軸受520のスライドが阻害されることを防ぐ。また、軸受520とクランク軸51との接触面積が弾性体88の存在により増えるために、軸受520の摩耗が少なくなる。
図6に示すように、軸受520外周とリンク52との間に筒状の弾性体88を介在させるとともに、軸受520として図6(b)に示すように軸方向全長に渡る切り込みを有するものや、図6(c)に示すように周方向において複数個に分割されたものを用いて、弾性体88による付勢で軸受520がその内径を小さくしてクランク軸51のほぼ全周に接触するようにしてもよい。
本発明の実施の形態の一例を示すもので、(a)は要部を示す斜視図、(b)は断面図である。 同上のリンクの分解斜視図である。 他例を示しており、(a)は要部の縦断面図、(b)は要部の横断面図である。 参考例の要部縦断面図である。 他の実施の形態の一例を示しており、(a)はリンクの斜視図、(b)は要部の縦断面図である。 別の実施の形態の一例を示しており、(a)は要部の縦断面図、(b)は横断面図、(c)は他例の横断面図である。 マッサージ機全体を示す破断側面図である。 同上の機構ブロックの斜視図である。 (a)は同上の機構ブロックの背面図、(b)は同上の機構ブロックの側面図である。 同上の機構ブロックにおけるフレームに対して回動自在に支持されるブロックの斜視図である。 同上の要部の側面図である。 同上の施療子ユニットの斜視図である。 (a)は同上の施療子ユニットの縦断面図、(b)は同上の施療子ユニットの側面図である。
符号の説明
1 マッサージ機
51 クランク軸
52 リンク
520 軸受
522 リンク
523 軸受
528 ばね

Claims (4)

  1. マッサージ用の施療子と、回転駆動されるクランク軸と、クランク軸に一端を軸受を介して連結され且つ他端が上記施療子側の部材に連結されたリンクとを備えて、クランク軸にてリンクを介した施療子の叩き動作駆動を行うマッサージ機において、リンクに揺動自在に連結された第2のリンクを設けて、該第2のリンクを上記クランク軸に第2の軸受を介して連結するとともに、リンクの第1の軸受と第2のリンクの第2の軸受とを相反する方向に付勢するばねを設けていることを特徴とするマッサージ機。
  2. 軸受の付勢によるクランク軸との接触部と反対側に生ずる空隙をグリス保持部としていることを特徴とする請求項1記載のマッサージ機。
  3. マッサージ用の施療子と、回転駆動されるクランク軸と、クランク軸に一端を軸受を介して連結され且つ他端が上記施療子側の部材に連結されたリンクとを備えて、クランク軸にてリンクを介した施療子の叩き動作駆動を行うマッサージ機において、リンクにおけるクランク軸側の一端をクランク軸の軸方向の一方に延長するとともに、上記軸受外周とリンクとの間に弾性材を介在させていることを特徴とするマッサージ機。
  4. マッサージ用の施療子と、回転駆動されるクランク軸と、クランク軸に一端を軸受を介して連結され且つ他端が上記施療子側の部材に連結されたリンクとを備えて、クランク軸にてリンクを介した施療子の叩き動作駆動を行うマッサージ機において、上記軸受外周とリンクとの間に弾性材を介在させるとともに、軸受として縮径自在なものを用いていることを特徴とするマッサージ機。
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