JP4422059B2 - 配管継手 - Google Patents
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Description
同図において200は配管継手202における外筒部で、内側に配管204の挿入空間206を形成している。
208は外筒部200に保持されたロックリングで、この配管継手202は、挿入空間206に挿入された配管204をロックリング208によって抜止状態にロックする。
また爪212が板状をなしていて、樹脂製の配管の外面に深く食い込み過ぎて、配管を損傷してしまうといった問題も生じていた。
このようにすることによって、かかる突出部による爪の補強効果を高めることができ、配管に対する引抜方向の力により爪が変形するのをより効果的に防止することができる。
図1及び図2において、10は金属製の配管継手、12は継手本体で、フランジ状の大径の工具掛部14を有しており、その工具掛部14の図中右側の外周面に雄ねじ16を有している。
また雄ねじ16とは反対側の図中左側に、円筒形状の内筒部18を一体に備えている。
そしてこの内筒部18に対して、樹脂製の配管20が外嵌状態に軸方向から外挿され、内筒部18に接続されるようになっている。
ここで内筒部18の外周面には、軸方向に間隔を隔てて一対のOリング溝(保持溝)22-1,22-2が形成されており、そこに弾性を有する環状のシール部材としてのOリング24-1,24-2が保持されている。
外スリーブ28は、図中右端部に雌ねじ34を有していて、その雌ねじ34において継手本体12の雄ねじ36にねじ結合され、固定されている。
この外スリーブ28の反対側の端部即ち図中左端部には、段付形状の第1挟持部38が形成されていて、この第1挟持部38が内スリーブ30の端部にて構成される第2挟持部39とともに、後述する金属製の皿ばね状のロックリング40のリング基部72(図4)を軸方向に挟持し保持している。
この外スリーブ28にはまた、更に第1係合部42,第2係合部44が形成されており、そしてその第1係合部42においてロックリング40をバックアップするバックアップリング46を抜止めし、更にまた第2係合部44において、ロックリング40によるロック解除のための解除部材48を抜止めしている。
ここで解除部材48は、図中左右方向に所定ストローク移動可能である。
このコイルばね54は、図3に示しているように隣接するコイル56と56との間に隙間を生ぜしめないで密着巻きして成る密巻部58と、コイル56と56との間に隙間を形成する状態で疎に巻いて成る疎巻部60とを有しており、その密巻部58を挿入前の配管20の先端面20A(図2参照)の側に、また疎巻部60を反対側に位置させる状態でOリング24-1,24-2の外周側に嵌装されている。
詳しくは、配管20の挿入時に密巻部58にてOリング24-1,24-2を外側から被った状態として、Oリング24-1,24-2がOリング溝22-1,22-2から浮き上がり、はみ出すのを防止する。
コイルばね54は、このように構成された結果、配管継手10に嵌装された状態で大径部68が内スリーブ30の段付部66に当ることによって、かかる配管継手10から脱落防止される。
同図に示しているように、ロックリング40は周方向に連続した円環状をなすフラットなリング基部72、及びリング基部72から配管20の挿入方向に向けて径方向内方に斜めに突出する形態で、リング基部72に沿って周方向に並んで形成された複数の爪74を有している。
各爪74と74との間には、切欠形状の切込み76が設けられており、これら切込み76によって各爪74のそれぞれに弾性変形能が与えられている。
ここでロックリング40は、金属板の打抜加工及び曲げ加工によって形成されたもので、リング基部72,爪74の何れも薄板状をなしている。
一方、挿入後の配管20に対し引抜方向の力が働いたときには、爪74のそれぞれが配管20の外面に食い込んで配管20を抜け止めする。
即ち配管20を抜止め状態にロックする働きをなす。
この突出部82は、爪74を面78とは反対側の面80、即ち配管20の先端側の面80を凹ませて面78に突出形成したもので、この実施形態では突出部82は部分球状に形成されている。
また突出部82は爪74の圧縮側の面に形成されているため、爪74の変形抵抗がより効果的に増大せしめられ、爪74の変形がより効果的に防止される。
この例は、爪74に対し上記実施形態とは反対側、即ち挿入された配管20の先端側の面80に突出部82を設けたものである。
この場合においても、突出部82によって爪74の配管20への過大な食い込みを防止することができ、また突出部82によって爪74を補強することができ、突出部82の補強効果によって爪74の変形を防止することができる。
20 配管
26 外筒部
32 挿入空間
40 ロックリング
74 爪
78,80 面
82 突出部
Claims (2)
- (a)内側に配管の挿入空間を形成する外筒部と、(b)該配管の挿入方向に向って径方向内方に斜めに突出した板状の複数の爪を有し、該挿入空間に挿入された該配管の外面に該爪を食い込ませて該配管を抜止状態にロックするロックリングと、を備えた配管継手において
前記爪の、先端より付根側に離隔した部位に板厚方向に突出する突出部を設け、該突出部は、該爪の一方の面を凹ませて反対側の面を突出させることにより形成した部分球状の形状となしてあることを特徴とする配管継手。 - 請求項1において、前記突出部が前記挿入空間に挿入された前記配管の先端とは反対側の面に設けてあることを特徴とする配管継手。
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