[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP4411729B2 - 鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents

鉛蓄電池の充電方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4411729B2
JP4411729B2 JP2000050612A JP2000050612A JP4411729B2 JP 4411729 B2 JP4411729 B2 JP 4411729B2 JP 2000050612 A JP2000050612 A JP 2000050612A JP 2000050612 A JP2000050612 A JP 2000050612A JP 4411729 B2 JP4411729 B2 JP 4411729B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
electricity
charge
ratio
discharge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2000050612A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001243990A (ja
Inventor
宏之 今井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2000050612A priority Critical patent/JP4411729B2/ja
Publication of JP2001243990A publication Critical patent/JP2001243990A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4411729B2 publication Critical patent/JP4411729B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Landscapes

  • Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、充放電を繰り返して使用される鉛蓄電池、いわゆるサイクル使用される鉛蓄電池を充電する方法の技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
鉛蓄電池の充電をする場合、鉛蓄電池のサイクル寿命、放電容量を充分に発揮させるには、過不足なく適性な電気量が充電されることが必要てあり、従来の鉛蓄電池の充電方法においては、適正な電気量が充電されるようにするために、放電電気量を算出して充電電気量を推定したり、充電過程で一定の電圧値になるまでの充電電気量を算出して放電電気量を推定したりすることにより充電電気量を求めて充電していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の鉛蓄電池の充電方法にあっては、以下に説明するような問題点を有していた。
【0004】
充分な放電容量が得られるようにするには、充電電気量が多めになるように設定した条件で鉛蓄電池を充電すれば良いが、充電電気量が多めに設定された鉛蓄電池は充放電サイクルを繰り返し継続して使用すると、電解液が枯渇したり、活物質が劣化したり、活物質を保持する格子体が劣化したりして放電容量の低下が著しくなり、また、寿命特性が悪くなるという問題点があった。そこで、充電電気量を少なめに設定した条件で充電すると、鉛蓄電池の寿命特性は良くなるが、放電容量が抑制されるという問題点が新たに発生する。
【0005】
本発明は、鉛蓄電池の寿命特性および放電容量の両者を向上させることができる充電方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、本発明の鉛蓄電池の充電方法においては、充放電サイクルの初期段階とそれ以降の段階とでは異なる電気量により充電し、初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は高くし、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は低くすることとしている。
【0007】
そして、このようにすることにより、高い放電容量を引き出すことができ、優れた寿命特性を長く維持することができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の鉛蓄電池の充電方法にあっては、各請求項に記載したような形態で実施することができ、以下にその構成に作用効果を併記して説明する。
【0009】
請求項1に記載のように、充放電サイクルの初期段階とそれ以降の段階とでは異なる電気量により充電し、放電電気量に対する充電電気量の割合を、初期段階ではそれ以降の段階よりも大きくするものである。
【0010】
充放電サイクルの初期段階での鉛蓄電池の放電容量が、その電池の最大放電容量よりも少ないめであると、初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合が高くなって好ましい。充放電サイクルの初期段階での放電容量は、最大放電容量に対する割合、いわゆる放電深度が0.80〜0.98(80〜89%)になるようにすると、放電電気量に対する充電電気量が高くなって効果的である。
【0011】
そして、充放電サイクルの初期段階では、最大放電容量よりも少ないめの放電容量にし、放電電気量に対する充電電気量の割合を高くして充電量を多いめにすることにより、高い放電容量を維持することができ、また、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を低くして充電量を少なめにすることにより、寿命特性を向上させることができる。
【0012】
また、請求項2に記載のように、充放電サイクルの初期段階としては、1サイクルから5〜200サイクルの範囲の所定サイクル値まで、すなわち、最小が1〜5サイクルで最大が1〜200サイクルの範囲までが好ましく、効果的である。
【0013】
また、充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は、請求項3に記載のように、1サイクルから最終サイクルまで所定の一定値にしたり、請求項4に記載のように段階的に減少させたり、請求項5に記載のように、連続的に減少させたりすることができるが、初期段階でも段階的もしくは連続的に減少させて低下させるようにすると、長寿命化を図る点からは効果的である。
【0014】
さらに、請求項6に記載のように、充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は、高い放電容量を引き出すことを考慮すると、1.15〜1.30の範囲の所定値とするのが好ましく、また、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は、寿命特性を向上させることを考慮すると、1.00〜1.15の範囲の所定値とするのが好ましい。そして、前者の割合が後者の割合よりも大きくなるようにすると、放電容量を向上させ、寿命特性の低下を阻止することができる。
【0015】
【実施例】
その実施例について、図1ないし図4を参照して詳述する。なお、図1は放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係を説明する図、図2は実施例におけるサイクル寿命特性を説明する図、図3は放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係の他の例を説明する図、図4は放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係の別の例を説明する図を示している。
【0016】
充放電サイクル試験では、図1に示すように、充放電サイクルの初期段階、すなわち1サイクルより5〜200サイクルの範囲で設定した所定サイクル値までの段階では、放電電気量に対する充電電気量の割合が、1.15〜1.30の範囲で設定した所定値になるように制御し、前記所定サイクル値以降の段階では、放電電気量に対する充電電気量の割合が、前記の初期段階よりは低い1.00〜1.15の範囲で設定した所定値になるように制御している。
【0017】
実施例による充放電サイクル試験は、電圧12V、定格電気容量60Ahの密閉型鉛蓄電池を用い、試験は温度25℃で行い、以下に説明するa、b、cの条件で充電し、20A定電流で放電深度80%の条件で放電した。そして、aの場合は、放電電気量に対する充電電気量の割合を、50サイクルまでは1.25(125%)、50サイクル以降は1.10(110%)と多めに減少させたもの(実施例)、bの場合は、放電電気量に対する充電電気量の割合を、50サイクルまでは1.15(115%)、50サイクル以降は1.10(110%)と少なめに減少させたもの(実施例)、cの場合は、放電電気量に対する充電電気量の割合を、50サイクルまでは1.25(125%)、50サイクル以降も1.25(125%)と変化させないもの(比較例)である。また、サイクル寿命特性は、50サイクル毎に20A定電流で9.9Vまで放電して容量を測定し、そのサイクルにおける初期の放電容量に対する容量の変化率(%)として求めた。この結果は、図2に示す通りである。
【0018】
図2より、aの場合は、充放電サイクルの初期段階で引きだした高い放電容量を50サイクル以降も維持し、サイクル寿命も長く維持しており、また、bの場合は、50サイクルまでの放電電気量に対する充電電気量の割合がaの場合に比べて低いので、放電容量も低めに維持されているが、充分な寿命特性を有しており、cの場合は、50サイクルまでの放電電気量に対する充電電気量の割合を高くして充電量を多くしているので、高い放電容量を引き出しているが、50サイクル以降もその多い充電量で推移させているので、電解液が枯渇し、活物質および格子体が劣化して放電容量の低下が著しくなり、寿命特性も極端に短くなっていることが分かる。
【0019】
なお、aの場合、電解液の比重を高めにし、充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を高くして充電量を多くし、初期段階以降の段階での充電量を低めに設定すると、鉛蓄電池が劣化することなく、高い放電容量を寿命末期まで維持できることを確認している。また、bの場合は、充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合が低く、充電量が多くないので、電解液の比重は低めにするのが好ましい。
【0020】
さらに、以上では、充放電サイクルの初期段階、すなわち1サイクルより5〜200サイクルの範囲で設定した所定サイクル値までの段階では、放電電気量に対する充電電気量の割合を、1.15〜1.30の範囲で設定した所定値を一定に維持させる場合について説明したが、放電電気量に対する充電電気量の割合は1.15〜1.30の範囲内で、図3に示すように段階的で不連続に減少させたり、図4に示すように傾斜状に連続させて減少させたりすることができ、このように充放電サイクルの初期段階からそれ以降の段階へ移行する際の充電量の変化を少なくすると、寿命特性がさらに向上して効果的となる。
【0021】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0022】
充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充電電気量の割合よりも高くすることにより、放電容量を向上させ、優れた寿命特性を維持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係を説明する図
【図2】同実施例におけるサイクル寿命特性を説明する図
【図3】放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係の他の例を説明する図
【図4】放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との関係の別の例を説明する図
【符号の説明】
a 実施例による放電容量の変化を示す線図
b 他の実施例による放電容量の変化を示す線図
c 比較例による放電容量の変化を示す線図

Claims (5)

  1. 充放電サイクルの初期段階とそれ以降の段階とでは異なる電気量により充電し、初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を1.15〜1.30の範囲とし、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を1.00〜1.15の範囲とする鉛蓄電池の充電方法。
  2. 充放電サイクルの初期段階は5〜200サイクルまでの範囲にする請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
  3. 充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合は一定にする請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
  4. 充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を段階的に減少させる請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
  5. 充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の割合を連続的に減少させる請求項1記載の鉛蓄電池の充電方法。
JP2000050612A 2000-02-28 2000-02-28 鉛蓄電池の充電方法 Expired - Fee Related JP4411729B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050612A JP4411729B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 鉛蓄電池の充電方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000050612A JP4411729B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 鉛蓄電池の充電方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001243990A JP2001243990A (ja) 2001-09-07
JP4411729B2 true JP4411729B2 (ja) 2010-02-10

Family

ID=18572377

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000050612A Expired - Fee Related JP4411729B2 (ja) 2000-02-28 2000-02-28 鉛蓄電池の充電方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4411729B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006128052A (ja) * 2004-09-30 2006-05-18 Toshiba Tec Corp 二次電池の放電制御方法および二次電池の放電制御装置
JP2008005644A (ja) 2006-06-23 2008-01-10 Sanyo Electric Co Ltd 電池の充電方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001243990A (ja) 2001-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5089825B2 (ja) 非水電解質二次電池の充電方法、及び電池パック
EP2960978B1 (en) Flooded lead-acid battery
JPH09306497A (ja) 鉛蓄電池用負極板
JP4411729B2 (ja) 鉛蓄電池の充電方法
JP4081698B2 (ja) 鉛蓄電池の充電方法
JPH11329476A (ja) 密閉形鉛蓄電池
KR20180021789A (ko) 전극의 신속한 형성
JP2004220792A (ja) 鉛蓄電池
CN113964401B (zh) 一种提升磷酸铁锂电池寿命的充电方法
JPH0869811A (ja) 鉛蓄電池
WO2023185148A1 (zh) 电化学装置及其控制方法、电子设备和存储介质
JP4120084B2 (ja) 鉛蓄電池の充電方法
JP2596273B2 (ja) 鉛蓄電池用負極板
JP2002165378A (ja) 制御弁式鉛蓄電池の充電方式
JP3838298B2 (ja) アンチモン合金格子を使用した密閉形鉛蓄電池の充電方法
JP2003223935A (ja) 制御弁式鉛蓄電池の充電方式
JP2006185743A (ja) 制御弁式鉛蓄電池
JPH10189057A (ja) 鉛蓄電池の充電方法
JPH10241746A (ja) 密閉形鉛蓄電池の充電方法
JP3975558B2 (ja) 電池電源装置とその制御方法
JP2001160422A (ja) 鉛蓄電池の充電制御方法
JP2964555B2 (ja) 鉛蓄電池の電槽化成方法
JP2000299134A (ja) 鉛蓄電池の充電方法
JPH0654661B2 (ja) 密閉形鉛蓄電池
JP2000243456A (ja) 鉛蓄電池の充電方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070123

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20070214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090715

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090804

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091001

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091027

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091109

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4411729

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121127

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131127

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees