JP2001243990A - 鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents
鉛蓄電池の充電方法Info
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Abstract
長く維持させる。 【解決手段】 充放電サイクルの初期段階(5〜200
サイクルまで)での放電電気量に対する充電電気量の割
合を1.15〜1.30、初期段階以降の段階(5〜2
00サイクル以降)でのその割合を1.00〜1.15
とし、初期段階での充電量をそれ以降の段階のそれより
も大きくして充電することにより(a、b)、充電量を
一定にして充電する場合(c)に比べて放電容量および
寿命特性を向上させることができる。
Description
て使用される鉛蓄電池、いわゆるサイクル使用される鉛
蓄電池を充電する方法の技術に関するものである。
サイクル寿命、放電容量を充分に発揮させるには、過不
足なく適性な電気量が充電されることが必要てあり、従
来の鉛蓄電池の充電方法においては、適正な電気量が充
電されるようにするために、放電電気量を算出して充電
電気量を推定したり、充電過程で一定の電圧値になるま
での充電電気量を算出して放電電気量を推定したりする
ことにより充電電気量を求めて充電していた。
方法にあっては、以下に説明するような問題点を有して
いた。
は、充電電気量が多めになるように設定した条件で鉛蓄
電池を充電すれば良いが、充電電気量が多めに設定され
た鉛蓄電池は充放電サイクルを繰り返し継続して使用す
ると、電解液が枯渇したり、活物質が劣化したり、活物
質を保持する格子体が劣化したりして放電容量の低下が
著しくなり、また、寿命特性が悪くなるという問題点が
あった。そこで、充電電気量を少なめに設定した条件で
充電すると、鉛蓄電池の寿命特性は良くなるが、放電容
量が抑制されるという問題点が新たに発生する。
容量の両者を向上させることができる充電方法を提供す
ることを目的としている。
めに、本発明の鉛蓄電池の充電方法においては、充放電
サイクルの初期段階とそれ以降の段階とでは異なる電気
量により充電し、初期段階での放電電気量に対する充電
電気量の割合は高くし、初期段階以降の段階での放電電
気量に対する充電電気量の割合は低くすることとしてい
る。
放電容量を引き出すことができ、優れた寿命特性を長く
維持することができる。
っては、各請求項に記載したような形態で実施すること
ができ、以下にその構成に作用効果を併記して説明す
る。
の初期段階とそれ以降の段階とでは異なる電気量により
充電し、放電電気量に対する充電電気量の割合を、初期
段階ではそれ以降の段階よりも大きくするものである。
放電容量が、その電池の最大放電容量よりも少ないめで
あると、初期段階での放電電気量に対する充電電気量の
割合が高くなって好ましい。充放電サイクルの初期段階
での放電容量は、最大放電容量に対する割合、いわゆる
放電深度が0.80〜0.98(80〜89%)になる
ようにすると、放電電気量に対する充電電気量が高くな
って効果的である。
最大放電容量よりも少ないめの放電容量にし、放電電気
量に対する充電電気量の割合を高くして充電量を多いめ
にすることにより、高い放電容量を維持することがで
き、また、初期段階以降の段階での放電電気量に対する
充電電気量の割合を低くして充電量を少なめにすること
により、寿命特性を向上させることができる。
イクルの初期段階としては、1サイクルから5〜200
サイクルの範囲の所定サイクル値まで、すなわち、最小
が1〜5サイクルで最大が1〜200サイクルの範囲ま
でが好ましく、効果的である。
電気量に対する充電電気量の割合は、請求項3に記載の
ように、1サイクルから最終サイクルまで所定の一定値
にしたり、請求項4に記載のように段階的に減少させた
り、請求項5に記載のように、連続的に減少させたりす
ることができるが、初期段階でも段階的もしくは連続的
に減少させて低下させるようにすると、長寿命化を図る
点からは効果的である。
サイクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量
の割合は、高い放電容量を引き出すことを考慮すると、
1.15〜1.30の範囲の所定値とするのが好まし
く、また、初期段階以降の段階での放電電気量に対する
充電電気量の割合は、寿命特性を向上させることを考慮
すると、1.00〜1.15の範囲の所定値とするのが
好ましい。そして、前者の割合が後者の割合よりも大き
くなるようにすると、放電容量を向上させ、寿命特性の
低下を阻止することができる。
して詳述する。なお、図1は放電電気量に対する充電電
気量の割合とサイクル数との関係を説明する図、図2は
実施例におけるサイクル寿命特性を説明する図、図3は
放電電気量に対する充電電気量の割合とサイクル数との
関係の他の例を説明する図、図4は放電電気量に対する
充電電気量の割合とサイクル数との関係の別の例を説明
する図を示している。
に、充放電サイクルの初期段階、すなわち1サイクルよ
り5〜200サイクルの範囲で設定した所定サイクル値
までの段階では、放電電気量に対する充電電気量の割合
が、1.15〜1.30の範囲で設定した所定値になる
ように制御し、前記所定サイクル値以降の段階では、放
電電気量に対する充電電気量の割合が、前記の初期段階
よりは低い1.00〜1.15の範囲で設定した所定値
になるように制御している。
12V、定格電気容量60Ahの密閉型鉛蓄電池を用
い、試験は温度25℃で行い、以下に説明するa、b、
cの条件で充電し、20A定電流で放電深度80%の条
件で放電した。そして、aの場合は、放電電気量に対す
る充電電気量の割合を、50サイクルまでは1.25
(125%)、50サイクル以降は1.10(110
%)と多めに減少させたもの(実施例)、bの場合は、
放電電気量に対する充電電気量の割合を、50サイクル
までは1.15(115%)、50サイクル以降は1.
10(110%)と少なめに減少させたもの(実施
例)、cの場合は、放電電気量に対する充電電気量の割
合を、50サイクルまでは1.25(125%)、50
サイクル以降も1.25(125%)と変化させないも
の(比較例)である。また、サイクル寿命特性は、50
サイクル毎に20A定電流で9.9Vまで放電して容量
を測定し、そのサイクルにおける初期の放電容量に対す
る容量の変化率(%)として求めた。この結果は、図2
に示す通りである。
初期段階で引きだした高い放電容量を50サイクル以降
も維持し、サイクル寿命も長く維持しており、また、b
の場合は、50サイクルまでの放電電気量に対する充電
電気量の割合がaの場合に比べて低いので、放電容量も
低めに維持されているが、充分な寿命特性を有してお
り、cの場合は、50サイクルまでの放電電気量に対す
る充電電気量の割合を高くして充電量を多くしているの
で、高い放電容量を引き出しているが、50サイクル以
降もその多い充電量で推移させているので、電解液が枯
渇し、活物質および格子体が劣化して放電容量の低下が
著しくなり、寿命特性も極端に短くなっていることが分
かる。
し、充放電サイクルの初期段階での放電電気量に対する
充電電気量の割合を高くして充電量を多くし、初期段階
以降の段階での充電量を低めに設定すると、鉛蓄電池が
劣化することなく、高い放電容量を寿命末期まで維持で
きることを確認している。また、bの場合は、充放電サ
イクルの初期段階での放電電気量に対する充電電気量の
割合が低く、充電量が多くないので、電解液の比重は低
めにするのが好ましい。
段階、すなわち1サイクルより5〜200サイクルの範
囲で設定した所定サイクル値までの段階では、放電電気
量に対する充電電気量の割合を、1.15〜1.30の
範囲で設定した所定値を一定に維持させる場合について
説明したが、放電電気量に対する充電電気量の割合は
1.15〜1.30の範囲内で、図3に示すように段階
的で不連続に減少させたり、図4に示すように傾斜状に
連続させて減少させたりすることができ、このように充
放電サイクルの初期段階からそれ以降の段階へ移行する
際の充電量の変化を少なくすると、寿命特性がさらに向
上して効果的となる。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
に対する充電電気量の割合を、初期段階以降の段階での
放電電気量に対する充電電気量の割合よりも高くするこ
とにより、放電容量を向上させ、優れた寿命特性を維持
させることができる。
電電気量の割合とサイクル数との関係を説明する図
図
ル数との関係の他の例を説明する図
ル数との関係の別の例を説明する図
Claims (6)
- 【請求項1】 充放電サイクルの初期段階とそれ以降の
段階とでは異なる電気量により充電し、放電電気量に対
する充電電気量の割合を、初期段階ではそれ以降の段階
よりも大きくする鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項2】 充放電サイクルの初期段階は5〜200
サイクルまでの範囲にする請求項1記載の鉛蓄電池の充
電方法。 - 【請求項3】 充放電サイクルの初期段階での放電電気
量に対する充電電気量の割合は一定にする請求項1記載
の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項4】 充放電サイクルの初期段階での放電電気
量に対する充電電気量の割合を段階的に減少させる請求
項1記載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項5】 充放電サイクルの初期段階での放電電気
量に対する充電電気量の割合を連続的に減少させる請求
項1記載の鉛蓄電池の充電方法。 - 【請求項6】 充放電サイクルの初期段階での放電電気
量に対する充電電気量の割合を1.15〜1.30の範
囲とし、初期段階以降の段階での放電電気量に対する充
電電気量の割合を1.00〜1.15の範囲とする請求
項1ないし5のいずれかに記載の鉛蓄電池の充電方法。
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JP2000050612A JP4411729B2 (ja) | 2000-02-28 | 2000-02-28 | 鉛蓄電池の充電方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006128052A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-05-18 | Toshiba Tec Corp | 二次電池の放電制御方法および二次電池の放電制御装置 |
US7737659B2 (en) | 2006-06-23 | 2010-06-15 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Battery charging method |
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- 2000-02-28 JP JP2000050612A patent/JP4411729B2/ja not_active Expired - Fee Related
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