JP4409147B2 - パソコンのデータを携帯電話通信網を通じてデータ保管サーバーに預けるとともに他のパソコンに取り込むための携帯電話機用データ転送ソフト - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、パソコンのデータを携帯電話通信網を通じてデータ保管サーバーに預けるとともに他のパソコンに取り込むための携帯電話機用データ転送ソフトに関する。
【0002】
【発明の背景】
あるコンピュータから別のコンピュータへネットワークを通じてデータを転送することは、ごく当たり前に行われている。このような場合、直接宛先のコンピュータと通信してデータを転送する方法と、電子メールのようにネットワーク上の中継地点(メールサーバーなど)を経由して相手のコンピュータにデータを転送する方法とがある。いずれにせよ、これらの転送方法は、送り手コンピュータは受け手となるコンピュータにデータが届くように宛先を指定する(通信相手を特定する)必要がある。したがって、受け手となるコンピュータが特定されていない段階では、ネットワーク上にデータを送出するわけにはいかない。
【0003】
しかし現実には、データを送出する段階では、その宛先(受け手となるコンピュータ)が確定されていない場合も多い。例えば、営業担当者が出張先で不特定の顧客の会社を訪れるとする。そして、この担当者が各顧客の要求に合わせて複数の資料のなかから適当な資料を臨機応変に提示しながら営業活動を展開する場面を想定してみる。顧客に提示する資料は自社のコンピュータでいくらでも作成しておけるが、訪問先が決まっていなければ、大量の資料を印刷して持ち歩かなければならない。この場合は、訪問先のコンピュータを借りて必要な資料を取り出せれば極めて便利である。
【0004】
実際に訪問するかどうかは別にしても、資料を見せたい相手が事前に決まっていて、しかもその相手のメールアドレスが分かっているのであれば、資料を電子メールの添付ファイルとしてそのメールアドレスに宛ててとりあえず送っておくことが考えられる。そこで電子メールの送信者は、PC(パーソナルコンピュータ)を操作して電子メール送受信ソフトウエアを起動し、新規の電子メールに相手のメールアドレスを入力して必要なデータを添付ファイルにした上でその電子メールを送信する。しかし、この一連の操作は、日常的にPCを使っている人でなければ難しい。
【0005】
また、資料の内容がプレゼンテーション用の資料など、事前に内容が知られたくないような資料を電子メールで送信する場合には、送信者自身のメールアドレスに宛てて電子メールを送付することが考えられるが、ある程度PCの操作に習熟している人であっても、自分宛のメールを訪問先のコンピュータで取り出すことは容易ではない。すなわち、不特定の訪問先のPCにインストールされている電子メールソフトに、送信者のメールアドレスや契約しているプロバイダのメールサーバー名、このメールサーバーにアクセスするための認証情報(ID、パスワード)などを設定する必要となる。このような複雑な設定作業はPCの操作にかなり詳しい人にしかできない。たとえできたとしても、この設定作業自体が煩わしいし時間も掛かる。設定情報の一つでも間違えたり忘れたりしてしまえば、電子メールを受信することができなくなる。そもそも、訪問先がこのようなPC操作を許可してくれないことも多いであろう。
【0006】
なお、メールサーバーと同様なデータ保管転送機能を提供するサーバーがネットワーク上に開設されているが、PCの操作に不慣れな人にとっては、このサーバーを利用してデータを転送する場合であっても、やはり難しい。いずれにしても、サーバーに保管してもらうデータとそのデータの送り主とを対応付けするための何らかの識別情報をサーバーに設定登録する作業が必要であるし、サーバーに預けておいたデータを取り出す際にも、そのデータに対応付けされている識別情報を入力する必要がある。したがって、PC操作に対する習熟度がどの程度のものであっても、識別情報の入力作業という煩雑さと、識別情報を間違ったり忘れたりする可能性とが相変わらず存在する。
【0007】
【発明の開示】
本発明者らは、インターネットに接続できる携帯電話機が普及していること、携帯電話機が個人が常時携行する情報処理端末であること、PCの操作に全く不慣れな人であっても携帯電話機を所有し使用していること、および各携帯電話機に電話番号や製造番号などの固体識別子が割り当てられていることに着目した。そして、従来のデータ転送方法に携帯電話機を巧妙に介在させることで、PCの操作に不慣れな人はもちろん、習熟した人であったも上述した認証手続きにおける煩雑な作業を不要にして、利用者のデータを不特定のコンピュータで容易に取り出せることができるのではないかと考えた。
【0008】
この発明の核心をなす携帯電話機用データ転送ソフトは、便宜的に分説すると、つぎの事項(1)〜(13)により特定されるものである。
(1)主通信手段と、副通信手段と、制御手段と、操作入力手段と、表示手段と、記憶手段を備えたブラウザ付き携帯電話機用のデータ転送ソフトであること
(2)主通信手段は、携帯電話通信網との通信を可能とすること
(3)副通信手段は、有線インタフェースまたは近距離無線通信インタフェースにより接続されたパソコンとの通信を可能とすること
(4)データ転送ソフトは、記憶手段に格納され、制御手段に、初期処理と、アップロード処理と、ダウンロード処理を行わせること
(5)初期処理は、操作入力手段により当該データ転送ソフトが起動された際、アップロードかダウンロードのいずれかを利用者に選択させる初期画面を表示手段に表示させること
(6)アップロード処理は、初期画面にてアップロード選択の操作入力があった際に第1〜第2処理を行うこと
(7)第1処理は、副通信手段により転送元パソコンと通信し、転送元パソコンからファイル名付きのアップロードデータが送信されてくるのを待つこと
(8)第2処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信し、転送元パソコンから受信したファイル名付きのアップロードデータと、当該携帯電話機の固有情報とを含む電文をデータ保管サーバーに送信すること
(9)ダウンロード処理は、初期画面にてダウンロード選択の操作入力があった際に第3〜第6処理を行うこと
(10)第3処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信して当該携帯電話機の固有情報を送信すること
(11)第4処理は、データ保管サーバーからファイル名を含む電文を受信した際、電文中のファイル名を表示手段に一覧表示させるとともに、副通信手段により転送先パソコンと通信してデータ保管サーバーから受信したファイル名を送信すること
(12)第5処理は、第4処理で転送先パソコンに転送したファイル名のいずれかを選択する情報を転送先パソコンから受信した際、または、ファイル名一覧表示中からいずれかのファイル名が操作入力手段により選択された際、そのファイル名選択情報を含む電文をデータ保管サーバーに送信すること
(13)第6処理は、データ保管サーバーからダウンロードデータを含む電文を受信し、そのダウンロードデータを転送先パソコンに送信すること
【0009】
なお本発明において、上記した発明特定事項(11)(12)は、つぎの事項(a)(b)のように変更する構成としてもよい。
(a)第4処理は、データ保管サーバーからファイル名を含む電文を受信した際、電文中のファイル名を表示手段に一覧表示させるとともに、副通信手段により転送先パソコンと通信すること
(b)第5処理は、ファイル名一覧表示中からいずれかのファイル名が操作入力手段により選択された際、そのファイル名選択情報を含む電文をデータ保管サーバーに送信すること
【0013】
【発明の実施の形態】
===ネットワーク構成===
図1は本発明の実施例におけるデータ転送方法が適用されるネットワークの概略図である。携帯電話機1はブラウザを実装し、基地局11を介して携帯電話通信網10に接続するとともに、その網10内にあるゲートウェイサーバー12を経由してインターネット20に接続する。そして、インターネット20上の各種サーバーコンピュータと通信する。また、Java実行環境を実装し、ネットワーク10,20からJavaアプレットをダウンロードすることで各種アプリケーションを追加登録することができる。
【0014】
携帯電話機1には本実施例の方法に基づいてインターネット上のサーバーコンピュータとして稼働しているデータ保管サーバー3にアクセスするともに、この保管サーバー3を介して不特定のパーソナルコンピュータ(利用者コンピュータ)2a、2b間でのデータ転送を実現するためのアプリケーション(データ転送ソフト)があらかじめダウンロードされてインストールされているものとする。そして携帯電話機1は、USB規格やRS232C規格などの有線インタフェースに準拠したケーブルを接続するためのデータ端子を備えている。
【0015】
利用者コンピュータ2a、2bは、上述した有線インタフェースを介して携帯電話機1と直接接続される。そして、本実施例の方法に基づいてデータ保管サーバー3に自身の外部記憶に格納されているデータ(利用者データ)を携帯電話機1経由で預けたり、データ保管サーバー3に預けておいた利用者データを携帯電話機1経由で取り出したりするためのアプリケーション(データ管理ソフト)があらかじめインストールされているものとする。なお、携帯電話機1と利用者コンピュータ2a、2bの双方に同じ規格の短距離無線通信インタフェース(IrDA、ブルートゥースなど)が実装されていれば、携帯電話機1と利用者コンピュータ2a、2bとが無線通信することとしてもよい。
【0016】
データ保管サーバー3は、Webサーバーとしての基本機能を備えており、携帯電話機1とのHTTP通信を通じて利用者コンピュータ2a、2b間のデータ転送を仲介する。もちろん、データ保管サーバー3は携帯電話通信網10内に設置されていてもよい。
【0017】
===利用者データの預託===
本実施例の方法では、ある利用者コンピュータ2aに格納されている利用者データをデータ保管サーバー3に預けておき、その預けておいた利用者データを不特定の利用者コンピュータ2bにて取り出す。以下にその手順を示す。
【0018】
前提として、利用者データが利用者コンピュータ2aを使って作成され、そのデータがこの利用者コンピュータ2aのハードディスク装置などの外部記憶に格納されているものとする。
【0019】
携帯電話機1と利用者コンピュータ2aとを接続した状態で、携帯電話機1のデータ転送ソフトと利用者コンピュータ2aのデータ管理ソフトを起動させる。携帯電話機1は、データ転送ソフトにより、まず、利用者データをデータ保管サーバーに預けるのか、データ保管サーバーから取り出すのかを利用者に指示させるための「預ける」ボタンおよび「取り出し」ボタンを含んだ画面を表示する。この場合は、「預ける」ボタンを指示する。
【0020】
一方、利用者コンピュータ2aでは、携帯電話機1にて利用者データを預ける旨の指示操作が受け付けられたことに応動して自身の外部記憶におけるデータ格納状態を階層的なディレクトリ構造によって表示する。そして、携帯電話機1を外付けの記憶装置であるものとして認識する。つぎに、利用者が前記ディレクトリ構造中から転送対象となるファイルをドラッグ・アンド・ドロップの要領で記憶装置として認識されている携帯電話機1に複写する操作を行うと、携帯電話機1は、ブラウザ機能によりデータ保管サーバー3にアクセスし、利用者コンピュータ2aは携帯電話機1経由で指定された利用者データをデータ保管サーバー3に転送する。本実施例において、前記URLはデータ保管サーバー3における所定のCGIプログラムを同定しており、このCGIに利用者データと携帯電話機1に固有の端末情報(固有情報)を送付することとしている。固有情報としては携帯電話機1の電話番号や携帯電話機1のハードウエア自体に固有の端末IDなどが採用できる。本実施例では、利用者コンピュータ2aがデータ管理ソフトにより、携帯電話機1の電話番号を取得するとともに、利用者データに電話番号を付帯させてデータ保管サーバー3に転送している。もちろん、携帯電話機1のデータ転送ソフトにより、利用者コンピュータ2aから送付されてきた利用者データに自身の電話番号を付加した上でデータ保管サーバー3に転送するような構成としてもよい。あるいは、携帯電話機1が携帯電話通信網10を介してデータ通信を行う際のヘッダ情報中に記載されている端末IDをデータ保管サーバー3側で取得するようにしてもよい。
【0021】
データ保管サーバー3は利用者データと固有情報とが転送されてくると、これらの情報を対応付けして自身の記憶資源に格納し、利用者データを預かった旨のWebページをHTTPレスポンスとして携帯電話機1に宛てて返送する。なおこの例において、ある固有情報に対して複数の利用者データをデータ保管サーバー3で記憶する場合、各利用者データは、固有情報と各利用者データのファイル名とによって特定されるようになっている。図2に利用者データをデータ保管サーバー3に転送して記憶させるまでの手順図を示した。
【0022】
===利用者データの取り出し===
利用者が利用者データを利用者コンピュータ2bで取り出したい場合、先に利用者データをデータ保管サーバー3に預けたときに使用した携帯電話機1を利用者コンピュータ2bに接続し、利用者コンピュータ2bのデータ保管ソフトと携帯電話機1のデータ転送ソフトとを起動する。このとき、利用者データを預けたときと同様に携帯電話機1のディスプレイには「預ける」または「取り出す」の指示を受け付けるためのボタンが表示される。今回は「取り出す」を指示する。
【0023】
携帯電話機1は、この指示操作に応動してブラウザ機能を起動し、所定のURLを指定してデータ保管サーバー3に利用者データの転送要求を出す。本実施例では、このURLはデータ保管サーバー3の所定のCGIプログラムを同定しており、携帯電話機1は、データ転送ソフトにより、このCGIプログラムに自身の電話番号を与える。データ保管サーバー3は、CGIプログラムにより、送付されてきた電話番号に対応づけして記憶した利用者データのファイル名を一覧にして記載したWebページを返送し、携帯電話機1はこのファイル名一覧を表示する。
利用者コンピュータ2bでも、データ管理ソフトにより、利用者データのファイル名が一覧表示される。そして、利用者コンピュータ2b上で、一覧中にあるファイルから任意のファイルをドラッグ・アンド・ドロップの要領で任意のフォルダにファイルを移動する操作を行うと、携帯電話機1がこの操作に応答して移動対象のファイルをデータ保管サーバーに指示する旨のHTTPリクエストを送出する。データ保管サーバー3は当該リクエストに応答して該当のファイルを携帯電話機1に送信し、携帯電話機1はこのファイルを利用者コンピュータ2bに中継転送する。利用者コンピュータ2bは転送されてきたファイルを指定されたフォルダに格納する。図3に利用者データを取り出す際の手順図を示した。なお、ファイル名一覧から任意のファイルを指定してそのファイルを取り出す旨の指示操作を携帯電話機側で行うこととしてもよい。
【0024】
===その他の実施例===
データ転送ソフトがインストールされた携帯電話機であれば、利用者コンピュータに接続するだけで、利用者データをデータ保管サーバーに預けることができる。したがって、利用者コンピュータに記憶されている利用者データが第三者によって他のコンピュータに転送されてしまう可能性がある。そこで、データ管理ソフトにより特定の携帯電話機の固有情報を記憶・管理し、この固有情報に該当する携帯電話機が接続された場合に限り、利用者データをデータ保管サーバーに預けることができるようにしておけば、利用者データが第三者に渡るのを防止することができる。
【0025】
また、利用者コンピュータにデータ管理ソフトがインストールされていない場合などに対応して、携帯電話機にデータ管理ソフトやこのソフトをネットワーク経由で取得するための機能を実装しておき、接続した利用者コンピュータにデータ管理ソフトがインストールされていないことを認知すると、携帯電話がこの利用者コンピュータにデータ管理ソフトをインストールする構成としてもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明のデータ転送方法によれば、データ転送経路に携帯電話機を介在させることで、コンピュータの操作に不慣れな人であっても、利用者コンピュータに格納されている利用者データを不特定のコンピュータで容易に取り出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例におけるデータ転送方法が実施されるネットワーク構成図である。
【図2】上記実施例において、利用者データをデータ保管サーバーに預ける際の手順図である。
【図3】上記実施例において、利用者データを利用者コンピュータにて取り出す際の手順図である。
【符号の説明】
1 携帯電話機
2a、2b 利用者コンピュータ
3 データ保管サーバー
Claims (2)
- 主通信手段と、副通信手段と、制御手段と、操作入力手段と、表示手段と、記憶手段を備えたブラウザ付き携帯電話機用のデータ転送ソフトであって、
主通信手段は、携帯電話通信網との通信を可能とし、
副通信手段は、有線インタフェースまたは近距離無線通信インタフェースにより接続されたパソコンとの通信を可能とし、
データ転送ソフトは、記憶手段に格納され、制御手段に、初期処理と、アップロード処理と、ダウンロード処理を行わせ、
初期処理は、操作入力手段により当該データ転送ソフトが起動された際、アップロードかダウンロードのいずれかを利用者に選択させる初期画面を表示手段に表示させ、
アップロード処理は、初期画面にてアップロード選択の操作入力があった際に第1〜第2処理を行い、
第1処理は、副通信手段により転送元パソコンと通信し、転送元パソコンからファイル名付きのアップロードデータが送信されてくるのを待ち、
第2処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信し、転送元パソコンから受信したファイル名付きのアップロードデータと、当該携帯電話機の固有情報とを含む電文をデータ保管サーバーに送信し、
ダウンロード処理は、初期画面にてダウンロード選択の操作入力があった際に第3〜第6処理を行い、
第3処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信して当該携帯電話機の固有情報を送信し、
第4処理は、データ保管サーバーからファイル名を含む電文を受信した際、電文中のファイル名を表示手段に一覧表示させるとともに、副通信手段により転送先パソコンと通信してデータ保管サーバーから受信したファイル名を送信し、
第5処理は、第4処理で転送先パソコンに転送したファイル名のいずれかを選択する情報を転送先パソコンから受信した際、または、ファイル名一覧表示中からいずれかのファイル名が操作入力手段により選択された際、そのファイル名選択情報を含む電文をデータ保管サーバーに送信し、
第6処理は、データ保管サーバーからダウンロードデータを含む電文を受信し、そのダウンロードデータを転送先パソコンに送信する
携帯電話機用データ転送ソフト。 - 主通信手段と、副通信手段と、制御手段と、操作入力手段と、表示手段と、記憶手段を備えたブラウザ付き携帯電話機用のデータ転送ソフトであって、
主通信手段は、携帯電話通信網との通信を可能とし、
副通信手段は、有線インタフェースまたは近距離無線通信インタフェースにより接続されたパソコンとの通信を可能とし、
データ転送ソフトは、記憶手段に格納され、制御手段に、初期処理と、アップロード処理と、ダウンロード処理を行わせ、
初期処理は、操作入力手段により当該データ転送ソフトが起動された際、アップロードかダウンロードのいずれかを利用者に選択させる初期画面を表示手段に表示させ、
アップロード処理は、初期画面にてアップロード選択の操作入力があった際に第1〜第2処理を行い、
第1処理は、副通信手段により転送元パソコンと通信し、転送元パソコンからファイル名付きのアップロードデータが送信されてくるのを待ち、
第2処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信し、転送元パソコンから受信したファイル名付きのアップロードデータと、当該携帯電話機の固有情報とを含む電文をデータ保管サーバーに送信し、
ダウンロード処理は、初期画面にてダウンロード選択の操作入力があった際に第3〜第6処理を行い、
第3処理は、主通信手段によりデータ保管サーバーと通信して当該携帯電話機の固有情報を送信し、
第4処理は、データ保管サーバーからファイル名を含む電文を受信した際、電文中のファイル名を表示手段に一覧表示させるとともに、副通信手段により転送先パソコンと通信し、
第5処理は、ファイル名一覧表示中からいずれかのファイル名が操作入力手段により選択された際、そのファイル名選択情報を含む電文をデータ保管サーバーに送信し、
第6処理は、データ保管サーバーからダウンロードデータを含む電文を受信し、そのダウンロードデータを転送先パソコンに送信する
携帯電話機用データ転送ソフト。
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