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JP4407893B2 - 蓋体付きキャップ - Google Patents

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JP4407893B2
JP4407893B2 JP2003350405A JP2003350405A JP4407893B2 JP 4407893 B2 JP4407893 B2 JP 4407893B2 JP 2003350405 A JP2003350405 A JP 2003350405A JP 2003350405 A JP2003350405 A JP 2003350405A JP 4407893 B2 JP4407893 B2 JP 4407893B2
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Description

本発明は、蓋体付きのキャップに関する。
容器体口部へ嵌合させるキャップを、ノズル付きのキャップ本体と、該キャップ上部へ着脱自在に嵌合させた蓋体とで形成するキャップは広く用いられているが、その蓋体の取外しを容易にするために、キャップ体周壁の上部を、上向き段部を介して小外径部とすると共にその小外径部外面へ蓋体周壁の下部を嵌合させ、又その小外径部を含むキャップ本体周壁の左右両部を、上部を自由端とする板バネに形成すると共にその板バネ上部の小外径部分外面と、該部分へ嵌合する蓋体周壁部分内面とに係合手段を設けておき、上記両板バネ上部を内方へ弾性変形させることで上記係合手段が外れて蓋体をキャップ本体上部から外すことが出来るようにした蓋体付きキャップが知られている(特許文献1)。
特許第3273359号公報
上記従来の蓋体付きキャップは、キャップ本体周壁に設けた板バネ内方押圧で、該板バネ上部外面と該上部外面へ嵌合する蓋体周壁部分内面との係合が外れて蓋体の開蓋が可能となるが、その係合が外れても蓋体は当初の位置に停止したままであり、又上記板バネ押圧が不充分なために上記係合の外れが不充分な場合も同様であるため、上記係合離脱が不充分なままで開蓋しようとしたり、又係合は外れているに拘らず板バネの内方押込みを続けることがあった。
本発明は上記欠点を除去して板バネ押圧で蓋体がキャップ本体に対して上昇し、上記係合解除が終わったことを目視できるよう設けたものである。
第1の手段として、キャップ本体周壁14上部に設けた上向き段部15上方の小外径部16へ、蓋体21周壁下部を嵌合させると共に、上記小外径部を含むキャップ本体周壁一部を、上部を自由端とする板バネ32に形成し、この板バネの小外径部分33外面へ横設した第1係合突条34の下面を板バネ側の係合手段とするとともに、蓋体周壁部分内面に横設した第2係合突条35の上面を蓋体側の係合手段として、これら両係合手段を上記板バネ内方押込みで外れるように係合させた蓋体付きキャップにおいて、
上記第1係合突条34の上面を上内方へ傾斜する傾斜面とするとともに上記板バネ32が有する上向き段部部分を上外方へ傾斜する押上げ傾斜面36として、板バネを内方へ押し込んだときに押上げ傾斜面36に沿って蓋体周壁下端面部分を押上げして、蓋体側の係合手段である第2係合突条35上面を、板バネ側の係合手段である第1係合突条34下面よりも上方へ移動させるとともに、板バネ32が弾性復帰したときに第2係合突条35下面が第1係合突条34上面を摺動して乗り上げることが可能に形成した。
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記板バネ32を、キャップ本体周壁の前部に形成した。
第3の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記板バネ32を、キャップ本体周壁の左右両部に形成した。
第4の手段として、上記第1、第2又は第3の手段を有すると共に上記キャップ本体周壁14と蓋体周壁23との各後部を、ヒンジ25で連結した。
請求項1のようにすることで、板バネ側の係合手段から蓋体側係合手段が外れるまで板バネ32を内方押込みしたとき、蓋体21は、蓋体側係合手段が板バネ側係合手段よりも上方へ位置するまでキャップ本体12に対して上昇することとなり、又板バネ32の内方押込みが不充分であれば蓋体は上昇しないから、その蓋体上昇の有無により板バネと蓋体との係合離脱を目視により確認することができ、よってその係合離脱操作を確実に行うことが出来る。
請求項2のようにすることで、蓋体を前部から外すことが出来て該キャップ付き容器内収納物の排出が容易となり、請求項3のようにすることで、蓋体の左右両部を同時に押上げできる便利がある。
請求項4のようにすることで、キャップ本体に対する蓋体の着脱を後方側のヒンジ25を中心とする蓋体回動で行うことが出来て便利である。
以下図面について説明する。まず従来公知の部分について簡単に説明すると、1は口頸部2を起立する容器体、11は上記口頸部へ嵌合させた蓋体付きのキャップで、該キャップはキャップ本体とキャップ本体上部へ着脱自在に嵌合させた蓋体とからなり、そのキャップ本体12は、頂板13周縁から周壁14を垂下する。その周壁上部は上向き段部15を介して小外径部16に形成している。頂板13上面からはノズル17を起立し、又そのノズル下端を囲んで容器体口頸部内面へ嵌合させるシール筒18を、又該シール筒を囲んで口頸部外面へ嵌合させる嵌合筒19を、それぞれ垂下する。
21は頂壁22外周から周壁23を垂下する蓋体で、その周壁下端面を上向き段部15上へ截置させ、又周壁下部を小外径部16外面へ嵌合させて上記キャップ本体上部へ嵌合させており、頂壁22下面からはノズル17外面へ嵌合させてノズル閉塞筒24を垂下する。
上記キャップ本体12と蓋体とは各後部でヒンジ25で連結して合成樹脂材で一体成形している。そのヒンジ付設のため小外径部の後部は斜上前方への斜面16aとしている。
既述キャップ本体の一部には上方からみて頂板一部を含めて周壁下方まで切離し線31を穿設して板バネ32を形成している。該板バネの小外径部分33外面へは第1係合突条34を横設し、又閉蓋時小外径部分33に対応する蓋体周壁部分にはその第1係合突条34下面へ係合する第2係合突条35を横設しており、これ等両係合突条は、係合により蓋体閉塞状態を保持し、板バネ32内方押圧による両係合突条の係合離脱で開蓋できるよう設けている。
本発明にあっては、上記板バネ32上部の厚み巾を大として上向き段部部分を上外方への巾広の押上げ傾斜面36とし、図4Aが示すように蓋体閉塞状態から板バネ32上部を内方押込みすると、押上げ傾斜面の下方上面に截置されている蓋体周壁部分の下端面が傾斜面36の内方移動で図4Bが示すように押上げ傾斜面上端まで押上げられるよう設けている。このとき第1係合突条34先端よりも第2係合突条35先端が上方に位置するよう設けておくことで、図4Cが示すように板バネ32が弾性復帰したとき、上内方への傾斜面とした第2係合突条35下面は上内方傾斜面とした第1係合突条34上面を摺動して乗上げることとなって蓋体21は図4Cの上昇位置を保つこととなる。
上記第1、第2係合突条が形成する係合手段は、それ等両係合突条の一方を、図5が示す凹部37に形成して他方の係合突条先端が嵌合するよう設けてもよい。その他部分は図4の場合と同じでよく、同一符号を付することで説明を省略する。
上記図示例では板バネ32をキャップ本体の前部へ設けたが、既述従来例のようにキャップ本体の左右両側にそれぞれ一対といて設けてもよい。
本発明キャップを開蓋状態で示す斜視図である。 キャップ閉蓋状態で示す断面図である。 開蓋操作後、蓋体を僅かに押上げた状態で示す斜視図である。 キャップ要部の断面図であって、同図Aは閉蓋状態、同図Bは板バネ押込み状態、同図Cは板バネ復元状態を示す。 変形例で示すキャップ要部の断面図であって、同図Aは閉蓋状態、同図Bは板バネ押込み状態、同図Cは板バネ復元状態を示す。
符号の説明
1 容器体 12 キャップ本体
14 周壁 15 上向き段部
16 小外径部 21 蓋体
23 周壁 31 切離し線
32 板バネ 33 小外径部分
34 第1係合突条 35 第2係合突条
36 押上げ傾斜面

Claims (4)

  1. キャップ本体周壁14上部に設けた上向き段部15上方の小外径部16へ、蓋体21周壁下部を嵌合させると共に、上記小外径部を含むキャップ本体周壁一部を、上部を自由端とする板バネ32に形成し、この板バネの小外径部分33外面へ横設した第1係合突条34の下面を板バネ側の係合手段とするとともに、蓋体周壁部分内面に横設した第2係合突条35の上面を蓋体側の係合手段として、これら両係合手段を上記板バネ内方押込みで外れるように係合させた蓋体付きキャップにおいて、
    上記第1係合突条34の上面を上内方へ傾斜する傾斜面とするとともに上記板バネ32が有する上向き段部部分を上外方へ傾斜する押上げ傾斜面36として、板バネを内方へ押し込んだときに押上げ傾斜面36に沿って蓋体周壁下端面部分を押上げして、蓋体側の係合手段である第2係合突条35上面を、板バネ側の係合手段である第1係合突条34下面よりも上方へ移動させるとともに、板バネ32が弾性復帰したときに第2係合突条35下面が第1係合突条34上面を摺動して乗り上げることが可能に形成した
    ことを特徴とする蓋体付きキャップ。
  2. 上記板バネ32を、キャップ本体周壁の前部に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋体付きキャップ。
  3. 上記板バネ32を、キャップ本体周壁の左右両部に形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の蓋体付きキャップ。
  4. 上記キャップ本体周壁14と蓋体周壁23との各後部を、ヒンジ25で連結した
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の蓋体付きキャップ。
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