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JP4494303B2 - 数値制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御指令コードで記述されたプログラムに基づいて制御処理を行なう数値制御装置に関するものである。
被加工物の加工処理等を行う処理装置においては、複雑な処理が必要とされている。このため、数値制御装置が行なう処理装置の制御処理も複雑化している。処理装置が複数の設定条件に基づいた加工を場合には制御用のプログラムも複雑化する。例えば、1つの設定による加工(所定の工具による加工等)が終了して次の設定による加工処理を開始する際には、簡易なプログラムで処理装置を初期状態に設定することが望まれる。
従来の数値制御装置は、電源投入時またはリセット時にモーダルGコードをパラメータで設定するように構成されており、電源投入時もしくはリセット時に工作機械(処理装置)に合致したモーダル状態で動作させている(例えば、特許文献1参照)。また、マクロプログラム内でモーダルGコードを変更する場合において、プログラム実行中にモーダルGコードをセーブ・リストアする数値制御装置がある(例えば、特許文献2参照)。
特開平4−148304号公報 実開平3−86407号公報
しかしながら、上記前者の従来の技術では1つの工具による加工終了の際に、工具オフセットの絶対値指令・増分値指令の切換など、指令した情報をキャンセルするGコードを数値制御装置に指令する必要がある。このとき、加工プログラムにおいて複数のGコードを指定しなければならない場合があるため、加工プログラムの作成が繁雑になるといった問題があった。また、加工プログラムの作成時に、モーダルGコードをキャンセルするためのGコード等を設定し忘れた場合等には、加工プログラムのデバッグに長時間を要するといった問題点があった。
また、上記後者の従来の技術ではセーブしたモーダルGコードの状態に数値制御装置の状態を復元することはできても、セーブした状態と異なる他の状態に数値制御装置を初期化したい場合には、モーダルを変更することができないといった問題点があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、1つの制御指令コードによってモーダルデータの指令状態を初期状態に設定することができる数値制御装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御指令コードでブロック毎に記述されたプログラムに基づいて、所定の装置をブロック毎に制御する数値制御装置において、Gコードグループ別に定義されたモーダルデータを初期化するための複数の指令情報、および前記複数の指令情報からなる1組の情報を識別するための初期化識別情報を記憶する記憶部と、前記プログラムをブロック毎に抽出し、抽出したブロック内に前記記憶部が記憶する初期化識別情報に対応する初期化識別情報が含まれるか否かを判別する解析部と、前記解析部が、前記抽出したブロック内から前記初期化識別情報に対応する初期化識別情報を判別すると、当該初期化識別情報に対応する前記複数の指令情報に基づいて、前記Gコードグループ別に定義されたモーダルデータを初期化させる初期化処理部と、を備えることを特徴とする。
この発明によれば、予め設定した初期化識別情報に対応する指令情報に基づいて、Gコードグループ別に定義されたモーダルデータをプログラム起動時等の状態に一括して設定変更できるため、加工プログラムの作成が容易になるという効果を奏する。
以下に、本発明にかかる数値制御装置の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態
まず、本実施の形態にかかる数値制御装置の概念について説明する。図1は、実施の形態にかかる数値制御装置の概念を説明するための説明図である。なお、本実施の形態においては、数値制御装置100が制御する装置の一例として、数値制御装置100が複数の工具、複数の加工条件等で被加工物の加工処理を行なう加工処理装置(工作機械)の制御を行なう場合について説明する。数値制御装置100は、加工処理装置の制御として座標データを与えることにより、例えば工具と被加工物の相対的な位置(工具の回転や移動)を制御する。
数値制御装置100へは、数値制御装置100に設定される加工条件等のモーダルGコード(後述するモーダルGコード50)をキャンセルするためのキャンセルGコード31、キャンセルGコード31によってキャンセル(初期化)されるモーダルGコード50の設定状態(以下、モーダルGコード設定情報32という)を予め入力しておき、不揮発性メモリ140(後述する設定情報記憶部14に対応)に記憶させておく(1,2)。
加工処理装置(図示せず)が被加工物を加工する際、加工プログラム(制御指令コード)33を数値制御装置100に入力する(3)。そして、入力された加工プログラム33の1ブロック毎の処理内容を解釈して1ブロック毎のデータを抽出し、1ブロック毎の処理が終了した際に1ブロック毎のデータ(以下、1ブロックデータ34という)を揮発性メモリ170(後述する初期化情報記憶部17に対応)に記憶させる。つぎに、揮発性メモリ170に記憶させた1ブロックデータ34が、不揮発性メモリ140に設定しておいたキャンセルGコード31と同一のGコードであるか否かを判断する(4)。
1ブロックデータ34が、キャンセルGコード31に対応する情報(キャンセルGコード31と同じGコード等)である場合、モーダルGコード設定情報(指令情報)32に基づいて、モーダルGコード50の設定を変更(初期化)し、揮発性メモリ170に記憶させる(5)。この後、数値制御装置100と接続する加工処理装置は、モーダルGコード50、NCプログラムより指令される座標データ等に基づいて被加工物の加工処理等を行なう。
つぎに、本実施の形態にかかる数値制御装置の構成について説明する。図2は、実施の形態にかかる数値制御装置の構成を示すブロック図である。数値制御装置100は、Gコード、Mコード、Tコード等の制御指令コードに基づいて、加工処理装置を制御する装置(コンピュータ等)であり、設定情報入力部11、プログラム入力部12、記憶制御部13、設定情報記憶部14、解析部15、初期化処理部16、初期化情報記憶部17からなる。なお、ここでの設定情報記憶部14が特許請求の範囲に記載の記憶部に対応する。
設定情報入力部11は、マウス、キーボード等の情報入力手段を備えて構成され、数値制御装置100に設定される加工条件等のモーダルGコード50をキャンセルするためのキャンセルGコード(初期化識別情報)31、キャンセルGコード31によってキャンセル(初期化)されるモーダルGコード50の設定状態(モーダルGコード設定情報32)を入力する。プログラム入力部12は、加工処理装置が被加工物を加工する際の加工プログラム33を入力する。
記憶制御部13は、設定情報入力部11に入力されたキャンセルGコード31やモーダルGコード設定情報32を、設定情報記憶部14へ記憶させる。設定情報記憶部14は、不揮発性メモリ等によって構成され、記憶制御部13の制御に基づいて設定情報入力部11に入力されたキャンセルGコード31やモーダルGコード設定情報32を記憶する。
解析部15は、プログラム入力部12から入力された加工プログラム33の1ブロック毎の処理内容を解釈して1ブロック毎のデータを抽出し、1ブロック毎の処理が終了した際に1ブロック毎のデータ(1ブロックデータ34)を初期化情報記憶部17に記憶させる。解析部15は、初期化情報記憶部17に記憶させた加工プログラム33の1ブロックデータ34が、予め設定情報記憶部14に設定されたキャンセルGコード31と同一のGコードであるか否かを判断する。
初期化処理部16は、1ブロックデータ34から解析部15が設定情報記憶部14に設定されたキャンセルGコード31と同一のGコードを読み取ると、設定情報記憶部14に設定されたモーダルGコード設定情報32に基づいて、モーダルGコード50(モーダルデータ)の設定を変更(初期化)する。初期化処理部16は、設定変更したモーダルGコード50を初期化情報記憶部17に記憶させる。
初期化情報記憶部17は、揮発性メモリ等によって構成され、解析部15によって抽出された1ブロックデータ34や、初期化処理部16によって設定変更されたモーダルGコード50を記憶する。
つぎに、数値制御装置100の動作処理手順について説明する。図3は、数値制御装置の処理手順を示すフローチャートである。数値制御装置100へは、予めキャンセルGコード31とモーダルGコード設定情報32を設定しておく。具体的には、キャンセルGコード31とモーダルGコード設定情報32を設定情報入力部11から入力し、記憶制御部13が入力されたキャンセルGコード31とモーダルGコード設定情報32を設定情報記憶部14に記憶させる。
ここで、キャンセルGコード31とモーダルGコード設定情報32の構成および関係を説明する。図4は、モーダルGコード設定情報の一例を示す図である。キャンセルGコード31へは、モーダルGコード50をキャンセルするためのGコードとして予め所定のGコードを割り当てておく。ここでは、キャンセルGコード31の一例として「G123」、「G456」を割り当てている場合を示している。
また、各キャンセルGコード31に対してモーダルGコード設定情報32を対応付けておく。モーダルGコード設定情報32の各項目は、解析部15が1ブロックデータ34から「G123」や「G456」を検出した際に、モーダルGコード50に設定されるものである。
例えば、「G123」のキャンセルGコード31に対して、加工条件等のモーダルGコード50を初期化するためのモーダルGコード設定情報32として、「イニシャル絶対値」、「イニシャルG00」、「工具径補正」、「工具オフセット」、「ワーク座標系選択」等を対応付けておく。
また、「G456」のキャンセルGコード31に対して、モーダルGコード設定情報32として、「イニシャル絶対値」、「イニシャルG00」、「工具径補正」、「工具オフセットワーク座標系選択」、「高速高精度」等を対応付けておく。
「イニシャル絶対値」は、位置指令方式を示し、当該ブロック以降の座標指令を絶対値または増分値指令として実行させる。ここでは、「イニシャル絶対値」が「0」の場合(インクリメンタルモードの場合)、現在の位置を始点として、プログラムによって指定された値(増分値)だけ相対値として移動させる。また、「イニシャル絶対値」が「1」の場合(アブソリュートモードの場合)、現在の位置に関係なくプリセットされた座標系に基づいて、プログラムされた位置(絶対値)へ移動させる。
「イニシャルG00」は、位置決めを示し、現時点を始点として座標語(X、Y、Z)で指令された終点へ位置決め(切削または早送り)する。ここでは、「イニシャルG00」が「0」の場合に切削を行い、「イニシャルG00」が「1」の場合に早送りを行なう。
「工具径補正」は、工具径の補正を示し、「工具径補正」が「0」の場合に工具径の補正を変更せず、「工具径補正」が「1」の場合に工具径の補正をキャンセルする。「工具オフセット」は、工具の長さを変更するか否かを示し、「工具オフセット」が「0」の場合に工具の長さを変更せず、「工具オフセット」が「1」の場合に工具の長さをキャンセルする。
「ワーク座標系選択」は、ワーク座標系の選択を示し、「ワーク座標系選択」が「0」の場合「G54」で設定される座標を選択し、「ワーク座標系選択」が「1」の場合「G55」で設定される座標を選択し、「ワーク座標系選択」が「2」の場合「G56」で設定される座標を選択する。
「高速高精度」は、高速かつ高精度の処理を設定するか否かを示し、「高速高精度」が「0」の場合に高速かつ高精度の処理をキャンセルし、「高速高精度」が「0」の場合に高速かつ高精度の処理をONにする。
ここでは、「G123」のキャンセルGコード31に対して、「イニシャル絶対値」のモードを「1」(絶対値モード)、「イニシャルG00」を「1」(早送り)、「工具径補正」を「1」(キャンセル)、「工具オフセットワーク座標系選択」を「0」(G54)に対応付けておく。
また、「G456」のキャンセルGコード31に対して、「イニシャル絶対値」を「0」(増分値)、「イニシャルG00」を「0」(切削)、「工具径補正」を「0」(変更なし)、「工具オフセットワーク座標系選択」を「2」(G56)、「高速高精度」を「0」(キャンセル)に対応付けておく。
キャンセルGコード31とモーダルGコード設定情報32を設定情報記憶部14に記憶させた後、加工プログラム33による加工処理を開始する。解析部15は、加工プログラム33による加工処理中に、加工プログラム33内の1ブロックの処理が終了したか否かを、1ブロック毎の処理内容を解釈して判定している(ステップS100)。解析部15は、例えばEOB(End Of Block)コードに基づいて1ブロックの処理が終了したか否かを判断する。
解析部15が、加工プログラム33内の1ブロックの処理が終了していない(1ブロックの処理中)と判定すると(ステップS100、No)、解析部15は加工プログラム33内の1ブロックの処理が終了するまで待機状態となる。
一方、解析部15が加工プログラム33内の1ブロックの処理が終了したと判定すると(ステップS100、Yes)、解析部15は処理の終了した1ブロック分のデータを1ブロックデータ34として読み出す(ステップS110)。そして、読み出した1ブロックデータ34は、初期化情報記憶部17に格納しておく。
ここで、加工プログラム33の構成を説明する。図5は、加工プログラムの構成の一例を示す図である。加工プログラム33は、設定情報記憶部14に登録しておいたキャンセルGコード31と同一の(設定情報記憶部14に登録しておいたキャンセルGコード31に対応する)Gコード(「G123」、「G456」)、軸の移動や座標系を設定するためのGコード、工具を回転させたり止めたりするためのMコード、工具交換を行なうためのTコード、図示しないEOB等をシーケンス番号に対応付けすることによって構成されている。
解析部15によって読み出された1ブロックデータ34は、初期化情報記憶部17に記憶しておく。解析部15は、1ブロックデータ34から、設定情報記憶部14に記憶させておいたキャンセルGコード31と同一のGコード(「G123」や「G456」)を読み出す。換言すると、解析部15は1ブロックデータ34から読み出したGコード指令が、キャンセルGコード31と一致するか否かを判定する(ステップS120)。
解析部15が、1ブロックデータ34から読み出したGコード指令とキャンセルGコード31が一致しないと判断すると(ステップS120、No)、解析部15はステップS100の処理に戻って、加工プログラム33内の1ブロックの処理が終了したか否かを判定する。
一方、解析部15が、1ブロックデータ34から読み出したGコード指令とキャンセルGコード31が一致すると判断すると(ステップS120、Yes)、初期化処理部16は1ブロックデータ34から読み出したGコード指令がキャンセルGコード31と一致すると判断する。
例えば、図5に示す加工プログラム33の場合、解析部15がシーケンス番号N500のブロックである「G123」を読み取ると、解析部15は1ブロックデータ34から読み出したGコード指令がキャンセルGコード31と一致すると判定する。
初期化処理部16は、1ブロックデータ34から読み出したGコード指令に一致するキャンセルGコード31に対応するモーダルGコード設定情報32(「イニシャル絶対値」、「イニシャルG00」等)を、設定情報記憶部14から抽出する。
そして、初期化処理部16は、モーダルGコード設定情報32内の「イニシャル絶対値」、「イニシャルG00」等の設定項目の変更数をモーダル変更数として読み出す(ステップS130)。
つぎに、初期化処理部16は、モーダルGコードの状態(モーダルGコード50)を変更する。具体的には、初期化処理部16は、未処理(モーダルGコードの状態を変更していない)のモーダル変更数が0であるか否か(モーダルGコード50の変更を全て完了したか否か)を判定する(ステップS140)。
初期化処理部16は、モーダル変更数が0でない場合には、モーダルGコード設定情報32で未処理の変更内容を読み出し(ステップS150)、モーダル状態(モーダルGコード50)を変更する(ステップS160)。
初期化処理部16はモーダルGコード設定情報32に基づいて、例えばモーダルGコード状態を、位置指令方式を絶対値モード、位置決めを早送り、工具径補正をキャンセル、工具オフセットをキャンセル、「G54」のワーク座標系に変更する。
なお、ここでのモーダルGコードは、一度指令されると次に別のGコードが指令されるまでは、有効に実行されるGコードである。すなわち、モーダルGコードが設定されると、加工処理装置等は、次のGコードが指令されるまで設定されたモーダルGコード、NCプログラムより指令される座標データ等に基づいて被加工物の加工処理等を行う。
また、キャンセルGコード31は、複数個登録することが可能であり、図5に示すように例えばシーケンス番号N2700が解析部15によって読み出されると、モーダルGコード状態は、「G456」の状態に変更される。このように、1〜複数のブロックで構成される各加工工程の前後(加工工程と加工工程の間)でキャンセルGコード31を呼び出すことによって、容易にモーダル状態が初期化された状態を作りだすことが可能となる。
初期化処理部16が、モーダル状態の1項目を変更すると、モーダル変更数から1を減算し(ステップS170)、初期化処理部16は、モーダルGコードの次の項目の状態を変更する。
初期化処理部16は、未処理のモーダル変更数が0となるまで、ステップS140〜S170の処理を繰り返す。そして、初期化処理部16が未処理のモーダル変更数が0であると判断すると(ステップS140、Yes)、初期化処理部16によるモーダル変更の処理を終了する。
なお、本実施の形態においてはキャンセルGコードに基づいて、モーダルGコード50を初期化することとしたが、予め設定しておいたMコード等に基づいてモーダルGコード50を初期化することとしてもよい。また、本実施の形態においてはモーダルGコード50を初期化(変更)することとしたが、Fコード(速度指令)等のモーダルデータ(情報)を一括して初期化することとしてもよい。
このように、実施の形態によれば、予め設定した1つのGコード指令に基づいて、Gコードの指令状態を加工工程の初期状態や加工プログラム起動時の状態に設定変更できるため、加工プログラム33の作成が容易になる。すなわち、数値制御装置100は、簡易な加工プログラム33によって動作することが可能となる。
また、モーダルGコード設定情報32は任意に設定することができるので、ワーク座標系の選択指令等を加工プログラム33の完了まで有効にしたい場合、1つのGコード指令によってキャンセルするモーダルGコード50内の項目を選択的に設定することが可能となる。
また、加工プログラム33の作成時に、モーダルGコードをキャンセルするためのGコードを設定し忘れた場合等であっても、加工プログラム33のデバッグを短時間で行なうことが可能となる。
以上のように、本発明にかかる数値制御装置は、複数の工具でワークを加工する工作機械の制御処理に適している。
実施の形態にかかる数値制御装置の概念を説明するための説明図である。 実施の形態にかかる数値制御装置の構成を示すブロック図である。 数値制御装置の処理手順を示すフローチャートである。 モーダルGコード設定情報の一例を示す図である。 加工プログラムの構成の一例を示す図である。
符号の説明
11 設定情報入力部
12 プログラム入力部
13 記憶制御部
14 設定情報記憶部
15 解析部
16 初期化処理部
17 初期化情報記憶部
31 キャンセルGコード
32 コード設定情報
33 加工プログラム
34 1ブロックデータ
50 モーダルGコード
100 数値制御装置
140 不揮発性メモリ
170 揮発性メモリG

Claims (2)

  1. 制御指令コードでブロック毎に記述されたプログラムに基づいて、所定の装置をブロック毎に制御する数値制御装置において、
    Gコードグループ別に定義されたモーダルデータを初期化するための複数の指令情報、および前記複数の指令情報からなる1組の情報を識別するための初期化識別情報を記憶する記憶部と、
    前記プログラムをブロック毎に抽出し、抽出したブロック内に前記記憶部が記憶する初期化識別情報に対応する初期化識別情報が含まれるか否かを判別する解析部と、
    前記解析部が、前記抽出したブロック内から前記初期化識別情報に対応する初期化識別情報を判別すると、当該初期化識別情報に対応する前記複数の指令情報に基づいて、前記Gコードグループ別に定義されたモーダルデータを初期化させる初期化処理部と、
    を備えることを特徴とする数値制御装置。
  2. 前記初期化識別情報は、Gコード、MコードまたはTコードを含むことを特徴とする請求項1に記載の数値制御装置。
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